JPH05502131A - 改善されたコイン、紙幣、その他の通貨の受納とスラッグまたは贋金の排除のための方法及び装置 - Google Patents

改善されたコイン、紙幣、その他の通貨の受納とスラッグまたは贋金の排除のための方法及び装置

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JPH05502131A JP3518580A JP51858091A JPH05502131A JP H05502131 A JPH05502131 A JP H05502131A JP 3518580 A JP3518580 A JP 3518580A JP 51858091 A JP51858091 A JP 51858091A JP H05502131 A JPH05502131 A JP H05502131A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明のコイン検査装置及び方法は、コインの受納性を表わすパラメーターを測 定するための広範囲の電子的コイン検査手段に適用され得、また多数の国のコイ ンセットからのかなり多数のコインの確認及び受納に適用され得る。特に、以下 の説明は、特定のコインの特定の検査のための受納範囲を設けることについての 詳細に集中しているが、他のコイン検査手段や他のコインへの本発明の適用は、 当業者に明らかになるであろう。
図面は、代表的なものとして意図され、縮尺は描かれていない。この明細書の初 めから終わりまで、用語“コイン”は、コインで動作する装置を使用する試みの 際に人によって使用され得る、本物のコイン、代用硬貨、贋物のコイン、スラッ グ、ワッシャー、及びその他のアイテムを含むように意図されている。また、開 示された発明は、コインと同様に、紙幣及び他の通貨の確認に適宜適用され得る 。本発明は、一般に、コイン、紙幣及びその他の通貨検査装置に広く適用可能で あることが認識されるであろう。
本発明の方法及び装置の目下好適な実施態様は、コイン確認器の現存する一層、 すなわちマーズエレクトロニクス インテリトラック(登録商標)シリーズの改 造型として提供される。本発明は、修正された制御プログラムと修正された制御 データを使用する。インテリトラック(登録商標)シリーズは、ヨーロッパ出願 第EP 0155126号に記載されているように実質的に動作する。そのヨー ロッパ出願は、本発明の譲受人に譲渡され、この明細書中に引例によって取り入 れられている。
第1図は、以下に記載した改造を行なうことにより本発明の方法及び装置を提供 するのに適切な、先行技術の電子的コイン検査装置10のブロック概略図を示す 。電子的コイン検査装置10の機械的部分は、第2図に示される。電子的コイン 検査装置10は、2つの主要部分、すなわち個々のセンサー回路21.22及び 23を含むコイン検査及び検知回路20と、処理及び制御回路30とを含む。
処理及び制御回路30は、プログラムされたマイクロプロセッサ−35と、アナ ログ/デジタル(A/D)コンバーター回路40と、信号整形回路45と5コン パレ一ター回路50と、カウンター55と、ノアゲート61.62.63.64 及び65とを含むる。
センサー回路21.22の各々は、コイン通路の対抗する側壁の近(に配置され た直列接続コイルを有する両面誘導センサー24.25を含む。第2図に示され るように、センサー24は、好適に、広範囲の直径のコインを検査するために大 きな直径になっている。センサー回路23は、第2図に示されるように好適に配 置されている誘導センサー26を含んでいる。
センサー回路21は、直径及び材料のようなコインパラメーターを検査するため に使用される高周波低出力発振器である。コインがセンサー24を通過している 時、センサー回路21の出力の周波数及び振幅は、センサー24とのコインの相 互作用の結果として変化する。この出力は、整形回路45で整形され、コンパレ ーター回路50に供給される。整形回路45からの信号の振幅における変化が予 め決められた量を越えた場合、コンパレーター回路50は、マイクロプロセッサ −35の中断ビンに接続される信号線36に出力を発生する。
また、整形回路45からの出力は、入力されるアナログ信号をデジタル信号に変 換するA/Dコンバーター回路40の入力に供給される。このデジタル出力は、 マイクロプロセッサ−35に信号線42を通じて直列に供給される。デジタル出 力は、センサー回路21の出力の振幅における通過コインの影響を検出するため に、マイクロプロセッサ−35でモニターされる。周波数シフト情報と共に、振 幅情報は、1個のセンサー21を使用して、広範囲の直径及び材料のコインの特 に信頼できる検査のための十分なデータを、マイクロプロセッサ−35に供給す る。 また、センサー回路21の出力は、ノアゲート61の一方の入力に接続さ れ、次にノアゲート61の出力は、ノアゲート62の一方の入力に接続される。
ノアゲート62ば、カウンター55に接続された出力を有するノアゲート65の 1つの入力として接続される。センサー回路21についての周波数関連情報は、 センサー回路21の出力をノアゲート61.62及び65を介してカウンター5 5へ選択的に接続することによって発生する。センサー回路22及び23につい ての周波数情報は、同様に、各センサー回路22または23の出力をノアゲート 63または64とノアゲート65とを介してカウンター55に泗択的に接続する ことによって発生する。センサー回路22は、同様に高周波低出力発振器であリ 、コイン厚さを検査するために使用される。センサー回路23は、自動販売機に おいて普通見いだされるストローブセンサーである。第3図に示されるように、 センサー26は受納ゲート71の後ろに設置されている。センサー回路23の出 力は、コイン詰まりを検出するため、また数珠つなぎに機械の中へ受納可能なコ インを落とすような方法による顧客の詐取を防止するため、クレジットの許可の ような機能を制御するために使用されている。
マイクロプロセッサ−35は、以下に述べられるように、カウンター55へのセ ンサー回路21.22及び23かもの出力の選択的接続を制御する。センサー回 路21.22及び23の出力における発振周波数は、予め決められたサンプル時 間において生じる出力信号のスレショールドレベル交差をカウントすることによ ってサンプリングされる。カウントは、カウンター回路55で行われ、予め決め られたサンプル時間の長さはマイクロプロセッサ−35により制御される。各ノ アゲート62.63及び64の一方の入力は、その関連センサー回路21.22 及び23の出力に接続される。センサー21の出力は、反転増幅器として接続さ れているノアゲート61を介して接続される。各ノアゲート62.63及び64 の他方の入力は、マイクロプロセッサ−35からのそれぞれの制御信号線37. 38及び39に接続されている。制御信号#!37.38及び39における信号 は、各センサー回路21.22及び23が質問されもしくはサンプルされる時期 、または換言すればセンサー回路21..22及び23の出力がカウンター回路 55に供給される時期を制御する。例えば、マイクロプロセッサ−35が信号線 38及び39にハイ(ロジック“1″)信号、信号線37にロー(ロジック“0 ”)信号を発生させる場合、センサー回路21は質問され、そしてノアゲート6 1の出力がローになるたびにノアゲート62はハイ出力を生じ、このハイ出力は 、ノアゲート65を介してカウンター55のカウント入力に供給される。カウン ター55は出力カウント信号を発生し、カウンター55のこの出力は、マイクロ プロセッサ−35へ信号線57で接続される。マイクロプロセッサ−35は、カ ウンター回路55及びA/Dコンバーター回路40の出力、またはそれらから計 算された1つの値もしくは複数の値が、記憶された受納範囲内にあるかどうかを 確認することによって、カウンター回路55の出力カウント信号及びA/Dコン バーター回路40からのデジタル振幅情報が、受納可能な直径及び材料のコイン を示しているかどうかを確認する。センサー回路22が質問される場合、マイク ロプロセッサ−35は、カウンター出力が受納可能な厚さのコインを示している かどうかを確認する。最後に、センサー回路23が質問される場合、マイクロプ ロセッサ−35は、カウンター出力がコインの有無を示しているかどうかを確認 する。直径及び厚さ検査の両方が満足された場合、本物及び贋物のコインの識別 において高度の正確さが達成される。
当業者は、第1区に示されかつ上記に説明されたブロック図の代わりに、具体的 なロジック回路をな(さんの方法で容易に提供することができるであろう。好適 に、第1図の実施態様に適する回路構成要素は、本発明の譲受人の子会社である マーズ エレクトロニクス社で販売されたTA100スタンドアロン型受納器の 目下一部であるタイプの応用具体化集積回路(ASIC)に組み込まれている。
第1図の回路構成要素を提供する別の具体的方法は、上記に言及された、本発明 の譲受人に譲渡されている。引例により本明細書に取り入れられているヨーロッ パ特許出願第EP O155126号に示されかつ説明されている。
本発明の方法は、センサー回路21からの周波数情報に基づいたコイン受納範囲 を設ける背景の中でただちに説明されるであろう。コインが誘導センサー24に 近づきそして通過するにつれて、その関連発振器の周波数は、コインがない時の アイドリング周波数f0から変化し、センサー回路21の出力はそれに応じて変 化する。また、この出力信号のエンベロープの振幅が変化する。次に、マイクロ プロセッサ−35は周波数における最大変化fを計算する。この場合fは、コイ ン通過中に測定された周波数とアイドリンク周波数間の最大絶対差に等しい。
また、fの値はしばしばシフト値と呼ばれる。f ”m a X (fmsax ur++a−f o )次に、無次元量F=f/f0が計算され、検査されるコ インについてのこのFの値が有効なコインの受納範囲内にあるかどうかを調べる ために、記憶された受納範囲と比較される。また、このFの値はしばしば相対値 と呼ばれる。
こういう測定及び計算に対する背景として、本発明の譲受人に譲渡された米国特 許第3,918.564号を見よ。その特許に説明されているように、このタイ プの測定技術は、周波数以外のセンサー出力信号のパラメーター、例えば振幅に さらに適用する。同様に1本発明は、振幅及び周波数出力を与える特定のセンサ ーのためのコイン受納範囲のセツティングに具体的に適用されると同時に、いず れかのセンサーで測定されたlパラメーターまたは複数のパラメーターを有する 、多数の以前受納されたコインの統計的関数から得られたコイン受納範囲のセツ ティングに一般に適用する。
先行技術において、コインが受納可能であると確認された場合、Fの値は、記憶 され、新しい受納範囲を計算するためのマイクロプロセッサ−35により使用さ れる情報の記憶に追加された。例えば、記憶されたFの値の経常平均値は、予め 決められた数の以前受納されたコインについて計算され、受納範囲は、経常平均 値プラスマイナス該平均値の記憶された定数もしくは記憶されたパーセンテージ として定められていた。好適に、広狭両方の受納範囲がマイクロプロセッサ−3 5に記憶されていた。かけがえとして、これらの範囲はRAMまたはROMに記 憶され得た。示された実施態様において、新しい受納範囲が広い値にセットされ るか狭い値にセットされるかは、データ伝送バスを介してマイクロプロセッサ− に供給される外部情報によって制御されていた。かけがえとして、マイクロプロ セッサ−35の1人力に接続された選択スイッチが使用され得た。後者の装置に おいて、マイクロプロセッサ−35は、スイッチの状態、すなわちそれが開いて いるか閉じているかを検査し、スイッチの状態によって範囲を調整していた。
狭い範囲は、スラップの受納に対して非常に良好な保護を達成したが、その代わ りに、すり減ったまたは傷ついた受納可能なコインが排除されそうになったりし た。広い受納範囲及び狭い受納範囲のどちらかを選択できることは、装置の所有 者に、操作経験に従って受納範囲を調整することを許容した。第4及び5図の解 説と共にさらに下車で説明されるように、本発明は、受納/排除交換に対する改 善されたかつより精巧なアプローチを有している。
マイクロプロセッサ−35の他のポートは、第2図に示されるゲート71を制御 するためのリレー制御回路70と、クロック75と、電源回路80と、インター フェース信号1!81.82.83及び84と、デバッグ信号線85とに接続さ れる。マイクロプロセッサ−35は、受納できないコインと受納可能なコインを 分離するためのまたは他のコイン回送業務を遂行するためのゲートを動作させる リレー回路70を制御するように容易にプログラムされ得る。このようなゲート を制御することの微に入り細にわたる詳細は、本発明の一部を形成しない。
クロック75及び電源80は、マイクロプロセッサ−35で必要とされるクロッ ク及び電源入力を供給する。インターフェース信号線81.82.83及び84 は、電子的コイン検査装置lOを含むコイン動作の自動販売メカニズムに含まれ 得る他の装置または回路構成要素へ、電子的コイン検査装置10を接続するため の手段を提供する。こういう別の装置及びそれへの接続の詳細は、本発明の一部 を形成しない。デバッグ信号#!85は、動作をモニターすると共に結果をデバ ッグするための検査接続を提供する。
第2図は、コイン検査装置10の機械的部分と、センサー24.25及び26が 2つの間隔をあけた側壁32.38とコイントラック33.33aにより限定さ れたコイン通路の近(に適当に設置され得る1つの方法とを示している。コイン 取扱装置は、通常のコイン受は入れカップ31と1通常のヒンジ及びスプリング アセンブリー34で接続された2つの間隔をあけた側壁32及び38と、コイン トラック33.33aとを含む。コイントラック33.33a及び側壁32.3 8は、コイン入場カップ31からコインセンサー24.25を通り過ぎるコイン 通路を形成する。また、第2図は、ゲート71の後ろに設置されたセンサー26 を示し、このセンサー26は、受納できないコインと受納可能なコインを分離す るために第2図に示されている。
センサーの他の位置決めが有益になり得ること、また他のコイン通路配置が企図 されること、さらに他のコイン検査のための追加センサーが使用され得ることが 理解されるはずである。
本発明の種々の態様はただちに記述されるであろう。
コインクラスター−コイン の 墓されたコインを確認する場合、通常、コイン に対して2つ以上の独立した検査が実行され、そして、すべての検査結果がコイ ンの金種に関して予想される結果に等しいかまたは近くなった場合のみ、コイン は、本物またはその特定の金種もしくはタイプのものとみなされる。例えば、2 つ以上のセンサーで生じたフィールドに対するコインの影響は、厚さ、直径及び 材料内容に対応する本物のコインについて既知の測定量と比較され得る。これは 、3つの直交軸P、、P2及びP3の各々が測定されるべき3つの独立したコイ ン特性を表わしている第3図に、グラフ的に表わされている。タイプAのコイン に関して、特性P1の測定量は、上限UAI及び下限L A 1以内にある範囲 (または窓) WA、以内に含まれるように期待される。同様に、コインの特性 または属性P2及びP、ば、それぞれ範囲WA□及びWAX以内にあるように期 待される。もし3つの測定量の全てがこれらの範囲または窓内にあるなら、コイ ンはタイプAの受納可能なコインであるとみなされる。これらの環境下で、受納 可能なコインについての測定量は、第3区においてRAとして示された3次元の 受納領域内にあるだろう。コインの1つ以上のタイプを確認するように準備され たコイン確認器は、異なるコインタイプB、C等のための異なる受納領域Rs、 Rc等を有するであろう。
下記に第7B、7C及び7D図に関してさらに解説されるように、贋物のコイン またはスラップは、本物のコインについてのセンサー測定量分布以内に含まれる かまたはオーバーラツプするセンサー測定量分布を有し得る。例えば、スラップ は、その金種の有効なコインの属性とオーバーラツプする属性を示すので、第3 図の領域RA内に含まれる特性を有し得る。受納領域R1におけるより狭い範囲 は前記スラップを排除し得るとはいえ、このような制限はまた本物のコインの排 除を増加させるであろう。
本発明は、より良く限定される、改善されたコイン受納基準を提供するために、 莫大な数の贋物のコインに関する2つの観察知識を1酌する。第1に、贋物のコ インは、有効なコインと同じセンサー応答の分布を生じない。第2に、第3図に 示される領域RAのような受納領域内に含まれるたいていの贋物のコインは、受 納領域の周辺にあり、本物のコインについて確認された値と非常に少ないオーバ ーラツプを示した。例えば、第7B、7C及び7D区として示されたヒストグラ ムを見よ。これらは、大量の経験的に検査された合衆国25セントコイン及び大 量の経験的に検査された外国のコイン間の、3つの別々のコイン検査に対するオ ーバーラツプを示す。コイン測定基準は、各ヒストグラムの横座標に表わされる 。それに対して、明記された測定基準を有する検査されたコインのパーセンテー ジは、各ヒストグラムの縦座標から確認され得る。第7C及び7D図ではオーバ ーラツプは非常に少ないことが注目される。
第7B図を見ると、25セントコインに関するデータは、この図に描かれた材料 検査に対する外国のコインに関するデータと著しくオーバーラツプしていること がわかる。この検査基準の調整は、莫大な数の本物の25セントコインをさらに 排除することなく、外国のコインの受納を実際上少な(することはできない。
これに反して、第7C及び7D図の厚さ及び直径検査については、オーバーラツ プの領域はずっと小さくなり、受納基準の個々の調整は、外国のコインの排除を 著しく増加させると同時にまだたくさんの本物の25セントコインを受納するこ とをなし得る。その目下好適な実施態様において、本発明は、材料、厚さ、直径 等のようなコイン受納基準が一般に互いに独立していないことを認める点につい て、金運べられたよりもっと巧妙なアプローチをとっている。例えば、本物のコ インの典型的な厚さにオーバーラツプするコイン厚さを有するスラップは、なお さら統計的に、本物のコインの直径とも同様にオーバーラツプするコイン直径を 有しそうになり得る。本発明は、以下にさらに説明されるように、このような相 互関係を1酌する。
特定の金種のコインについて、いくつかの異なるセンサー群からのセンサー応答 データが集められ、また本物のコインの大きな母集団についての前記データが集 められた。このような分布は第7B、7C及び7D図に示され、これらの区は、 普通の仕方でコインメカニズムを介して提示された多数の代表的な25セントコ インについてのセンサー応答におけるピーク変化を示している。次に、全てのこ れらのデータは、受納値の一クラスター”を形成するように、3次元座標システ ムの中にマツプされた。さらに、既知の贋物のコインまたはスラップについての データが集められ、マツプされた。また、スラップとしてしばしば使用される1 個の前記外国のコインについてのデータが、第7B、7C及び7D図に示されて いる。このデータは、同様に3次元座標システムの中にマツプされ、いくつかの 点は受納点として認められなかった。
第4図は、3次元座標システムにおけるコインセンサー値のマツピングを表わし ている。Xl、X2 、X3座標軸の交差における点f+o、f2o、Aoは、 検知回路のための電気的活動のゼロ克を表わすと同時に、システムのためのアイ ドル動作点を表わしている。点0,0.0は、模範的目標だけのために示される 任意のスタート点であり、環境要因等に応じて変更され得る。ベクトルC8は、 この定常アイドル動作点で終わり、X座標システムまたはゼロ電気的活動システ ムからX′座標システムすなわちアイドルセンサー応答座標システムへのマツピ ンクを実行するために利用される。
領域R&、R,及びRcは、3つの異なっている金種の本物のコインを検出する 際の使用のための第3図に示されるようなりニア−な受納領域を表わし、また領 域CA、C1l及びCcは、これらの同じ3つの本物のコインのためのクラスタ ー領域を表わしている。領域SA及びS8は、贋物のコインのクラスター領域の 例である。X′座標システムの原声、から始まるベクトルV、、V、及び■3は 、各コイン金種についてのセンサー応答分布に対する本物のコインクラスターの 中心で終わり、実際にはX′システムから各コインクラスターのためのx’′シ ステムへのマツピングする。x’′座標システムへのこの追加的マツピングは、 マイクロプロセッサ−のためのメモリー要求と計算時間とを節約する。このマツ ピングアプローチの追加的利益効果は、以下に説明される。
コインクラスターは、2組の基準のために形成されかつ最適化される。まず、第 4図におけるベクトルV、、V、及びV、で表わされる、各コインタイプについ ての平均ベクトルが作り出される。これらのベクトルは、各コインについての経 験的統計的データに基づいて決定される。いったんこれらのベクトルが決定され れば、各ベクトルの位置についての“許容誤差”を許容しかつ増加させることに よって、受納基準における融通性の増加がなし遂げられ得る。典型的に、各コイ ンについてのプラスマイナス1カウントの許容誤差は、90%より大きい受納率 を維持するために必要とされる。また、クラスターの中心は、その正しい位置か らプラスマイナス2カウント置換の許容誤差でオフセットされ得、また本物のコ インのより高い受納率を達成するために再び増大され得る。
第2の基準はスラップ受納をできるだけ少なくすることである。必要とされるス ラップ排除率を達成する目標は、1個のスラップまたは複数のスラップのクラス ター領域にオーバーラツプする増大したコインクラスターの一部を除去すること によってアドレスされる。除去されるであろう一部の例は、第4図において陰を つけた部分Okである。この部分OAは有効なコインについて非常に低い頻度で 発生し、それゆえにその除去はコイン受納率に最小限度に影響を与える。目下好 適な実施態様において、結果として生じるコイン受納クラスターは、メモリーに おける索引テーブルに記憶された、3次元空間における複数の点によって表わさ れる。
第5図は、本発明のこの態様の動作を示すフローチャートである。最初のコイン 金種確認l=1 (ブロック503)のために、コイン(X、、、、、X−)の 測定された特性(ブロック502)と各ベクトルについての各中心点(cntr + 。
、 cntr+e )の差(、、、、、、) (ブロック504)は、上下限に 対して比較される(ブロック506)。第5図において使用される変数に関して 、1はコイン金種指数、mは測定されるコインパラメーターの数、 (L、、、  、 、 、Ll、)は下限、 (U、、、、、、U、□)は上限である。
前記値が適当な範囲内に含まれない場合、次にコイン金種指数iは増加しくブロ ック508)、前記値は別のコイン金種についての範囲に対して比較される。
前記値がその範囲内にある場合、システムは、前記値により形成されたベクトル が索引テーブル内にあるかどうかを調べるために頃合する(ブロック510)。
すなわち、ベクトルがテーブル内にあるならば、次にコインは受納される(ブロ ック512)。コイン金種変数は、有効なデータが確認されるまで、または全て の有効な金種値がサーチされてしまうまで漸増するであろう(ブロック514. 516)。コイン金種指数“l”が漸増する度に、システムは、そのコイン金種 に関連する索引テーブルの該当部分を調べる。
このように、高水準のスラップ排除を維持しながら、一定水準のコイン受納が達 成される。さらに、本発明の方法及び装置は、第3図に示されるようなアプロー チに従う本物のコインのセンサー応答と区別できないセンサー応答を生じるスラ ップの排除を達成する。
クラスターを限定する点は、その成分がすべて整数の数字であるベクトルとして 表わされ得ると共に、クラスターの大きさは有限群の整数値になるという事実か ら、別の利点が生じる。センサー応答量は、該量がX座標システムに関して取り 出された場合よりも小さい1組の数字の使用を許容するX′座標システムに関連 して取り出される。なおその上、■ベクトルは、X′座標システムをx’′座標 システムヘマップする。もし平均値が各員からまた除去されるならば、次に、も っと小さい1組の整数の数字がクラスターの大きさを表わすために必要とされる 。結果として、基準コードがクラスターの大きさを表わし得る。各クラスターの ための特別の機能は、索引テーブルにおけるメモリーに容易に記憶され得るから 、基準コードによるコインクラスターの表示は、制限されたメモリースペースを 有する低コストのマイクロプロセッサ−の使用を実用的なものにする。
さらに、X′座標システムに関して異なるコインタイプのクラスターの間に、大 きな度合いの共通性が存在することが見出された。この共通性は、−回だけ記憶 されるべき全てのコインについてのクラスター情報と、マイクロプロセッサ−メ モリーに別々に記憶されるべき残りのコイン特性値との大きな共通部分を許容す る。結果として、メモリー必要性における節約が実現される。
好適な実施態様において、索引テーブルは、該テーブルによる急速サーチができ るようにソート形式でメモリーに記憶されている。サーチは、テーブルの中央で スタートし、関係するデータを含むテーブルの部分の急速な確認のためのサーチ 技術を使用する。
環境変化を変えることに伴って測定を安定にしカリ高水準の本物のコインの受納 を維持するために、co及び■ベクトルの各々についての履歴情報が維持されな ければならず、またこれらのベクトルは、システムパラメーターが温度、湿度、 構成要素摩滅等によって変化する場合、同様に変化されなければならないことが 注目されるべきである。これらのベクトルは、システムのアイドル動作状態を指 し、ゆっくりした変化と同様に階段状の変化を経験し得るパラメーターの関数と なり、全てのベクトルは安定した動作舞台を提供するための補正及び適応可能な 追跡を必要とする。また、全てのコインタイプのための■ベクトルは、正確に同 じように補正されると同時に、コイン金種の関数として同様に補正され得る。
また、コイン受納クラスクーは、3つよりもむしろ2つのコイン特性の測定に基 づいて、3次元よりもむしろ2次元において作り出され得ることが注目されるべ きである。
区肛取及〃反二欺 本発明の別の態様は、ステップが該ステップの分布の方へ受納窓を移動させるた めの試みにおいて、先行技術のコイン確認器で使用されていた所での詐欺行為を 回避するための改善された方法及び装置を含む。先行技術の方法は、どんなコイ ン検査についても、周波数、振幅等のような、検査されるかも知れないどんな関 数も表わすように全てのf変数を取り出すことにより理解され得る。以下の先行 技術の詳細な説明は、下記に説明されるように動作させるためにプログラムされ た、第1図に示されるような回路構成要素を使用して合衆国25セントコインに ついての周波数検査に関するであろう。
初めの校正及び同調のために、8個の受納可能な5セントコインのような若干数 の受納可能なコインが、5セントコインについて装置を同調させるために挿入さ れる。センサー回路21の出力周波数は繰り返しサンプリングされ、周波数値f □□ureaが得られる。最大差の値fは、最初の5セントコインの通過中に、 f+msmauraa及びf。間の最大差から計算される。f =11aX ( ’fmsatursa−fo )次に、無次元量Fが、foで最大差値fを割る ことにより計算され、そこでF= (f/f、)となる。最初の5セントコイン について計算されたFは、記憶された受納範囲内にあるかどうかを調べるために 、該範囲と比較される。最初の5セントコインは受納可能な5セントコインなの で、そのFの値は前記範囲内にある。最初の5セントコインは受納され、マイク ロプロセッサ−35はそのコインについてのコインカウントCを得る。
コインカウントCは、受納可能なコインがあらかじめ決められたスレショールド 数に達するまで、該コインに出くわす度に1ずつ漸増される。そのスレショール ド数が達成されるまで、最新のFの値が、受納された最終のコインに基づいて記 憶される。そのスレショールド数が達成された時、続いて挿入されるコインのた めの受納“窓“の受納範囲を決定するための中心点として、一番最後のFの値を 使用するように、フラグがソフトウェアプログラムにセットされる。初めから記 憶されていた範囲はもはや使用されず、新しい範囲が、一番最後のFの値プラス マイナス定数に基づき得るか、またはど凡なロジック的方法でも一番最後のFの 値から構成される装置は、いったん上記説明のように同調されると、実際の動作 環境において実行することができる。
追加のコインが挿入されるにつれて、コインメカニズムは、新しいFの値及び受 納範囲を引き続いて再計算するように設計された。贋物のコインが挿入された場 合、そのFの値は理論上受納範囲内にないだろうから、コインは排除されるだろ う。贋物のコインの排除後、新しいアイドル周波数f。が測定され、次にマイク ロプロセッサ−35は次のコインの到来を待ち受けた。
このように、Fの値及び受納範囲の再計算は、システムに、それ自身で自動同調 かつ再校正し、かくして構成要素ドリフト、温度変化、その他の環境的変化等を 補償することを許した。達成されるべき有益な補償のために、新しいFの値の再 計算が実行され、その結果これらの値は以前受納されたコインによって過度に重 み付けされなかった。
多くの利点を達成すると同時に、先行技術の装置は、実際にはその測定された特 性が第7A図に示されるような既知の受納可能なコインについての特性にオーバ ーラツプするスラ・ングが存在するために、害を被った。第7A図において、7 10と示されたアイテムは、本物のコインのある測定基準についての線分布であ る。曲線720は、ステップの同一測定基準についての線分布である。オーバー ラツプは、第7A図において陰を付けた領域730として示されている。結果と して、これらのスラ・ングを繰り返し挿入することば、ステップが受納されるに つれて、追跡によりステップの方へ窓の中心1点を移動させるであろう。結局、 受納は、ステップに対して100%となり、有効なコインに対して不十分になる であろう。
本発明は、以下に説明されるように、この問題に取り組んでいる。
どんな所定の金種のコインのための受納基準も、コイン受納窓の中心点からの測 定されたコイン検査データの分布によって示され得る。本発明の好適な実施態様 において、本明細書においてもっと初期に解説したように、無次元量Fは、計算 され、次に、検査されるコインに関するFの計算値がコイン受納窓における一定 の分布内にあるかどうかを調べるために、記憶された受納範囲と比較される。
第6図は、ゼロにおける中心点と、”+3“及び“−3”における受納限界とを 有するこのような分布の表示である。第6図におけるアイテム6 ]、 Oは2 本物のコインについての測定基準線分布を表わしている。
実際問題として、無効なコインは本物のコインの分布にわずかにオーバーラツプ する分布を有している。第7A図におけるアイテム710は、“0”における中 心点を有する第6図の本物のコインの線分布と、“5”における中心点を有する 無効なコインまたはステップのオーバーラツプする線分布とを示している。無効 なコインの線分布は、720として示されている。もちろん、本物のコインの分 布710の左側への分布を含む、第7A図に示された以外の、無効なコインのた めの分布が存在する。第6図及び第7A図に示された本物のコインの分布と無効 コイン分布は、代表的なものにすぎない。
本物のコインについての特性データの線分布は、第7A図に示される陰を付けた 領域730において、無効なコインについての線分布とオーバーラツプすること が容易にわかる。先行技術に関して上記に説明されたような、窓の自動調整を使 用するコインメカニズムのために、それらのうちのいくらかはちょうど本物のコ インの受納窓の外側の繰向の特性を有する無効なコインを繰り返し挿入すること は、システムに無効コイン分布パターンの方へコイン受納窓の中心点を移動させ る原因となるであろう。この“追跡“は、結局、無効なコインの受納と本物のコ インの排除という結果を生ずる。コインメカニズムをごまかすかだますことを望 む人は、コインメカニズムへ若干数の無効なコインを繰り返し挿入する必要があ るだけで、事実上本物でないコインを受納するようにシステムをプログラムし、 取益の著しい損失を結果として生じる。
こういう行為と戦うために、本発明は、無効コイン分布の方への受納窓の中心点 のこの“追跡”を防止することによって、改善された無効なコインの排除に備え る。これは、第7A図のグラフにおける点“3”及び“4”間の無効コイン分布 における“異常接近”領域“Z”内のような、コイン受納窓の外側の限界の近( になるパラメーターを有するどんな無効なコインも検知することによってなし遂 げられる。
この方法に従ったステップのシーケンスは、第8図のフローチャートに示される 。まず、提示されたコインが有効であるかどうかの確認がなされる(第8図のブ ロック812)。例えば第6図及び第7A図の本物のコインの分布の中心点“O ”の周りの対称的な限界“+3”及び“−3”で限定されるような、本物のコイ ン受納窓内に規定パラメーターを有するコインは、有効とみなされる。これに対 して、そのコイン受納窓の外側のコインは、有効でないとみなされる。
コインが有効でない場合、システムは、詐欺モードフラグがセットされているか どうかを確認する(ブロック802)。そのフラグがセットされていない場合、 無効なコインが、第7A図における“3”及び“4“間の“異常接近”領域“Z ”内にはまっているかどうかの確認がなされる(ブロック804)。その質問に 対する答がイエスの場合、システムは、無効コイン分布曲線から離れてプリセッ ト量だけコイン受納窓の中心を移動させる(ブロック806)。例えば、第7A 図に関して、コイン受納窓の中心は、“0”から“−1”へ移動させられる。
かけがえとして、右側の受納境界を”3”から“2”へ移動し得る。いずれにせ よ、非掌にわずかの本物コインは受納されないであろうが、必然的に全ての無効 なコインはその時排除され、それによりどのように企てられた詐取も防止される 次に、詐欺カウンターがクリアされ(ブロック808)、そして詐欺モードフラ グがセットされる(ブロック810)。次に、別の無効なコインがメカニズムに 挿入された場合、システムは、詐欺モードフラグがセットされている(ブロック 802)ことを認め、そしてコイン受納窓の中心の変更は行われない。
第7A図の例に関して、コイン受納窓の中心は、プリセットされた、同一金種の 有効なコインのスレショールド数が詐欺カウンターでカウントされるまで、その “−1”位置を維持する。第7A図における“3”及び“4”間の“異常接近” 領域“2”内にはまっている特性を有する別の無効なコインが、メカニズムに提 示される場合、詐欺カウンターはゼロにリセットされ得る。
いったん詐欺カウンターが要求されたスレショールド数に達すれば、詐欺モード フラグはクリアされ、コイン受納窓の中心は元の位置へ戻される。このステップ は、第8図のフローチャートに左側の縦列のブロック812乃至824で示され る。
具体的には、ブロック812がコインが有効であると確認した後、ブロック81 4は、詐欺モードフラグがセットされていることを認める。有効なコインが詐欺 モードフラグをトリガーしたものと同じ金種である場合(ブロック816)、次 に詐欺カウンターが漸増する(ブロック818)。詐欺カウンターがそのプリセ ットされたスレショールド限界に達した時(ブロック820)、詐欺モードフラ グはクリアされ(ブロック822)、受納窓は元の位置に戻される(ブロック8 24)。
第7A図の例において、いったん有効なコインのスレショールド数が詐欺カウン ターでカウントされれば、コイン受納窓の中心は、“−1”から“0”へ戻され る。
この方法によって、贋物のコイン、ステップ等を受納するようにコインメカニズ ムを操る企ては邪魔される、なぜなら、もし使用者がコインメカニズムへ多数の 無効なコインを繰り返し挿入し、たとえこれらのコインのうちのいくつかが受納 され、いくつかが、受納基準のわずかな移動がそれらの受納を生じるほど少量だ け受納可能にされそこなうのみとしても、受納窓は無効コイン分布の方へ移動し ないだろうからである。要するに、本発明のこの態様に従って、コイン受納窓は 、有効なコインのスレショールド数がカウントされるほどの時間まで、若干数の 有効でないコインまたはステップについての無効コイン分布から立ち退く。
上記に述べた方法は、どんな金種のコインにも使用され得る。さらに、色々なパ ラメーターの値は、詐欺モードフラグをクリアするために必要とされる本物のコ インのスレショート値や、詐欺モードをトリガーする無効コイン分布の一部の幅 (第7A図における領域“Z”)や、コイン受納窓の中心が無効コイン分布から 立ち退かされる距離に制限されずに、調整することができる。これら及び他のパ ラメーターは、各金種のコイン、及び、コインメカニズムまたはコインに関する 他の特別な条件のためにあつられれ得る。例えば、ある分布を有する贋物のコイ ンがしばしば本物の合衆国25セントコインに間違われることがわかっているな らば、そこで、このコインについての受納窓は、その贋物のコインの範囲外の距 離を移動させると共に、最低限10個以上の本物の合衆国25セントコインの確 認の間そこに留まるようにプログラムされ得る。
この反詐取と反詐欺の方法及び装置は、コイン、紙幣または他の通貨検査装置を 制御する制御ロジックによりコイン基準が調整され得るどんなコイン検査装置に も、この発明の他の態様とはかかわりなく使用され得る。しかしながら、目下好 適な実施態様は、1台のシステムに、本発明の他の態様と共にこの反詐取、反詐 欺の態様を組み入れることである。
葺されたコイン 納戸 心の 動−整 コイン受納窓の中心の自動調整方法は、各コインについてのコイン受納窓の中心 からの偏差の合計を累積することを含んでいる。偏差の合計がプリセット値と等 しいかまたは越える場合、コイン受納窓の中心位置は調整される。
本発明の1態様により、コイン受納窓の中心点からの、単なる小偏差または逐次 偏差は、偏差の経常合計に加算される。この小偏差帯の外側の、コイン変数にお ける急なまたは大きな偏差は、中心の調整に関して無視される、なぜなら、この ような大きな偏差は、贋物のコイン、ステップ等を受納しかつ本物のコインを受 納しない方へ、コイン受納窓を当然にシフトしがちであることが認められるから である。
第9図は、本発明のこの態様に含まれるステップを示すフローチャートである。
まず、コインメカニズムは、通常の方法で、例えばコイン受納窓に関して必要な 情報を確立するために8個の有効なコインを利用して、“仕込まれる。”次に、 外側の限界が、多数の在来の方法のいずれか1つの方法でまたは上記に述べたク ラスター技術を使用して、窓のためにセットされる。これらのステップは、窓が 設置される、というブロック902のなかで結合されている。コインが有効とし て受納されない場合(ブロック904)、(CNTRとして第9図に示される) コイン調整窓の中心に対する調整は行われず、システムは次のコインを待つ(ブ ロック903)。
コインが有効であると確認された場合(ブロック904)、次に、Mすなわちそ の特定のコインについての測定基準とCNTR間の絶対値差が、中心調整偏差限 界DEVと比較される(ブロック906)。この絶対値差が限界DEVより小さ い場合、次に、累積合計値C8が、値”CNTR−M”を加えることにより修正 される(ブロック908)。
M及びCNTR間の絶対値差が限界DEVを越える場合(ブロック906)、次 に、累積合計C3に対する調整は行われず、システムは次のコインの到来を待ち 受ける。
累積合計C8が、一定の正の累積合計限界に等しいかもしくは越える場合、また は負の累積合計限界より小さい場合(ブロック910)、CNTR値は、適当に なるように、プリセット量により漸増または漸減させられる(ブロック912) 。次に、累積合計C5はそれに応じて調整され、そしてシステムは次のコインの 到来を待ち受ける。
したがって、コイン調整窓の中心値CNTRからの偏差が小さい有効なコインだ けが、中心値の自動調整に影響を及ぼすことがわかる。この制限された偏差外に 偏差するコインは、中心自動調整に変化をもたらさない。贋物のコイン及びステ ップは、はとんど全ての場合、限界DEV量以上に中心点CNTRから偏差する ので、この方法は、贋物のコイン、ステップ等が中心自動調整メカニズムに影響 を及ぼさないことを実質的に保証する。
上記に述べられた中心自動調整メカニズムを保護するための方法は、より広いコ イン受納窓が利用されるのを許容し、それにより本物のコインがシステムによっ て受納される頻度を増加させる。
好適な実施態様において、この改善されたコイン受納窓中心自動調整は、本発明 の全ての他の態様と共に利用される。しかしながら、この中心調整方法は、本発 明の態様を独立的にまたはいろいろ組み合わせて使用され得ることが理解される ことである。
損且値肚! 上記に説明された。また相対値と呼ばれ得る無次元F値を計算するために、低コ ストのマイクロプロセッサ−を使用するのが有益である。このため、F値に基づ いた計算を実行するために、256の評価係数が処理を容易にするために利用さ れ、帰着する数は最も近い整数にはしょられた。
この計算方法は解答の若干のロスを結果として生じた。例えば、256の評価係 数と休止値f。どの比が1より大きい場合、全ての整数値は、ある休止値f。
に対する相対値でカバーされる範囲内に存在しなかった。例えば、休止値f0が 1.28kHzなら、そこで、相対値Fは偶数の数になるであろう。(F=f/ 128*256=f*2)同様に、foが奇数の数なら、奇数値のFのみが存在 した。さらに、休止値f0が変化した場合、存在しない値のリストも同様に変化 した。したがって、拡張された索引テーブルが、全ての可能な相対値Fを適応さ せるために要求される。これは、不経済なメモリースペースを消費し、コイン確 認のために費やされる計算時間を増加させた。
また、256のようなはなはだ大きな評価係数の使用は、しばしばFの整数値が 1より非常に大きくなることを意味し、またそれゆえに余分なメモリースペース が、F値のために必要なデータとコイン受納窓の中心とその窓の範囲とを記憶す るために必要とされた。
さらに、高い周波数で動作するセンサーのために、確認解答は、はしよりにより 、いくつかの可能な実際のシフト値fに相当する1つの整数の相対値として失わ れた。例えば、センサーがf0=1.024kHzで動作した場合、そこで10 24割る256イコール1/4になり、シフト値fのための乗数になった。この 例において、f0=1024kHzのときの4.5.6及び7kl(zのf値に 関して、4つ全部のf値についてF=1となる。これは、本物のコインと贋物を 分離するためのコインメカニズムの能力を減する、解答におけるロスを結果とし て生じた結論として、先行技術のシステムにおいては、F相対値の計算のはしよ りは、コイン受納窓の中心の0.5のバイアスを結果として生じた。これは、整 数間の全ての値が低い方へはしょられたためである。窓中心は、プラスマイナス 1の漸増で調整され得ただけなので、中心は、安定状態でプラスマイナス05で 宮にバイアスされた。このことはさらにコイン受納率を減じた。窓幅のプラスマ イナス1の拡張が、減じられたコイン受納率を補正するために使用された場合、 その結果贋物のコインの受納が増加した。
上記に述べられた本発明の別の態様は、256の評価係数の先行技術のシステム における使用法を越える付加的解答を提供する。相対値Fは次式によりただちに 好適に計算される。
F=f*E (fo)/f。 ここで、E(t’o)は、各変数及びコイン金種 を別々に計算した休止値f。の(EWMAとしてここに同様に呼ばれる)指数的 に重み付けされた移動平均である。コイン漸増における指数的に重み付けされた 移動平均に関する理論式は次の通りである。式A:E (fO)+ =E (f O)i−1+W* (fo+ E (fo )t−+ )+Q、5ここで、W= 重み付は係数であり、0と1の間の値を有する。その答は、0.5バイアスエラ ーを消去するために、はしょられたものと反対にまるめられる。最初の確認測定 のために、E(f。)は、この明細書において初期に述べられたあの仕込みのよ うな、ユニットの“仕込み”の間の休止値であるfoに等しくなるようにセット される。コンピューターシミュレーションにより、1/40のWの値がコインメ カニズムの最高の性能を結果として生じることが確認された。時間外に、E ( fa ) 、 /f、、ば、f、の安定状態において1に近づく。
指数的に重み付けされた移動平均(E(t’o)、)及び瞬間休止値(fo、) は、まれにもっと大きな偏差を伴う、Iからの偏差を修正される。休止値f0の 急な変化が生じるそれらの場合において、E (f。)、/f、の比は1から著 しく偏差し得、シフト値fの変化を部分的に補償する。これは、窓を著しく拡張 することなく、窓中心の自動調整を可能にする。さらに、窓が自動調整されると 同時に、E (f、 ) 、 /f。、の比は、かなり多量の提示コインのため に新しい心配が生じない場合、1に戻る。
第11図は、休止値の階段状変化fo乃至fo ′と、点線で示される指数的に 重み付けされた移動平均(E (fo)、)を示す。受納窓外にシフト値fを容 易に陥らせる、休止値f0におけるどんな階段状変化も、ある動作点から別の動 作点への滑らかな移動を与えるために、E(f、)によって補償されなければな らない。第11図に関して、この滑らかな移動は、システムの追跡速度より遅い 速度になるべきである。E (fo)/foは、第11図に示されるように、窓 中心が若干の遅延を伴ってシフト値を追跡するようにさせる。
シフト値fで乗算された、その指数的に重み付けされた移動平均からの休止値f 0の相対偏差がプラスマイナス0.5の範囲内にある間は、本発明のこの態様は 、相対値F間にギャップを作り出さない。この方法は、たいていの場合に、休止 値f0における急な大きい変化に従うコイン受納窓の中心の速やかな自動調整を 考慮に入れる十分なコイン受納率に備える。さらに、この新規な方法は、解答の ロスのない相対値Fを生じ、また、まるめによって0.5バイアスを消去し、改 善された贋物のコインの排除を用意する。指数的に重み付けされた移動平均は容 易に計算され得るので、別の利点は、マイクロプロセッサ−実行が容易なことで ある。指数的に重み付けされた移動平均の定常値は、各休止値と記憶された休止 値のために別々に計算される必要があり、Wの1つの一定値のみが記憶される必 要がある。
上記に与えられた、指数的に重み付けされた移動平均のための式Aは、必要とさ れた特性を有する式のほんの一例である。この必要とされた特性は、比(E(f o ) l/fo、)が安定状態で1にならなければならないこと、及び、残り における推移の間、比(E (f、)/f、)が、シフト値fで乗算される場合 、相対値Fが受納窓に含まれなければならず、そのためコイン受納窓の中心の調 整が行われ得るようになっていなければならないことを含む。
指数的に重み付けされた移動平均(EWMA)は、ユニットの老朽化、摩損、汚 染及び掃除、周囲温度等のような色々な変化を補償するように計算され得る。
これは、第10図のフローチャートにおいて示されるように、次の方法で遂行さ れ得る。
最初のEWMA (E (f。))は、メカニズムが“仕込まれる”時の休止値 f。に等しい。次に、続いて計算されたEWMAと関連した休止値f。lの間の 偏差が合計される(第10図におけるブロック102)。偏差(S、)の合計の 絶対値がスレショールF値1/Wを越える場合(ブロック104)、次にEWM Aは、 (偏差合計の符号にしたがって)プリセット量だけ漸増または漸減され 、偏差合計はそれに応じて調整される(ブロック106)。好適な実施態様にお いて、偏差合計がスレショールF値1./Wを越える場合、EWMAは“+1” または“−1”動かされる。偏差合計がスレショールF値を越えない場合、シス テムは次にコインの到来を待つ(ブロック112)。
周波数の代わりに、(振幅のような)休止値を有するどんなパラメーターも使用 され得る。
本発明のさらに別の態様は、コイン、紙幣または他の通貨確認装置における上記 に開示された方法の全てを組み合わせることを含む。もちろん、上記態様の他の 組み合わせ及び置換は、同様に意図され、当業者により有益に見い出され得る好 適な実施態様において、本発明のいくつかの態様に関して、マイクロブロセ・け −35は、付録としてこれに添付された付属プリントアウトに従ってプログラム される。しかしながら、電子的コイン検査装置10及びこびこ記載された方法の 動作は、上記説明から当業者に明確になるであろう。
FIG、5 FIG、6 FIG、7A FIG、7B FIG、7C G八 要 約 書 コイン等の試験についての改良された方法と装置を提供する。
3次元許容クラスタを生成し規定することでアイテム許容基準を修正する。クラ スタのデータはマイクロプロセッサに関連のメモリのルックアツプ表に記憶され ている。不正行為が検知されると一時的にアイテム許容基準を再調節することで 不正を防ぐ、スラグのような偽アイテムの効果についてアイテム許容基準の自動 調節処理で最小化している。メモリ空間を保護し計算時間を短縮するため許容基 準の相対値の計算を行う。
手続補正書 平成4年1z月14日

Claims (181)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.コイン、紙幣または通貨アイテム確認装置において、規定金種の本物のアイ テムと本物でないアイテムとを識別するためのアイテム受納クラスターを設置す る方法であって、 第1のアイテム特性についての第1の受納限界を設置する過程と、第2のアイテ ム特性についての第2の受納限界を設置する過程と、前記第1の受納限界及び第 2の受納限界に基づいた、規定アイテム金種についての2次元空間的アイテム受 納クラスターを限定する過程と、既知の本物でないアイテムを排除するために前 記アイテム受納クラスターを選択的に修正する過程と からなる方法。
  2. 2.コイン、紙幣または他の通貨アイテム確認装置において、規定金種の本物の アイテムと本物でないアイテムとを識別するためのアイテム受納クラスターを設 置する方法であって、 第1のアイテム特性についての第1の受納限界を設置する過程と、第2のアイテ ム特性についての第2の受納限界を設置する過程と、第3のアイテム特性につい ての第3の受納限界を設置する過程と、前記第1の受納限界と第2の受納限界と 第3の受納限界に基づいた、規定アイテム金種についての3次元空間的アイテム 受納クラスターを限定する過程と、既知の本物でないアイテムを排除するために 前記アイテム受納クラスターを選択的に修正する過程と からなる方法。
  3. 3.さらに、3次元的索引テーブルに前記アイテム受納クラスターについてのデ ータを記憶する過程を含む特許請求の範囲第2項記載の方法。
  4. 4.前記索引テーブルにおける前記データがソートされている特許請求の範囲第 3項記載の方法。
  5. 5.第1のアイテム特性についての第1の受納限界を設置する手段と、第2のア イテム特性についての第2の受納限界を設置する手段と、第3のアイテム特性に ついての第3の受納限界を設置する手段と、前記第1、2及び3の受納限界に基 づいた3次元空間的アイテム受納クラスターを限定する手段と、 本物でないアイテムを排除するために前記アイテム受納クラスターを選択的に修 正する手段と からなるコイン、紙幣または他の通貨アイテム確認装置。
  6. 6.コイン、紙幣または他の通貨アイテム確認装置において、いくつかのタイプ の有効でないアイテムに応答してアイテム受納基準を変更する方法であって、第 1のアイテム特性についての第1の受納限界を設置する過程と、未知のアイテム の第1の特性を検知する過程と、前記未知のアイテムの第1の特性の検知に応答 して第1の出力信号を発生する過程と、 前記第1の出力信号と前記第1の受納限界の差を計算する過程と、前記第1の出 力信号値が前記第1の限界を越え、かつ前記第1の出力信号値と前記第1の受納 限界の差が予め決められた量より小さい場合に、前記第1の受納限界を修正する 過程と からなる方法。
  7. 7.前記第1の受納限界を修正する過程が、さらに、前記第1の出力信号値から 離れる方へ前記第1の受納限界値を移動させる過程を含む特許請求の範囲第6項 記載の方法。
  8. 8.いくつかのタイプのいくつかのタイプに応答してアイテム受納基準を変更す るためのコイン、紙幣または他の通貨アイテム確認装置において、少なくとも1 つのアイテム特性を検知するための手段と、第1のアイテム特性についての第1 の受納限界を設置する手段と、未知のアイテムの第1の特性を検知し、該未知の アイテムの第1の特性を表わす第1の出力信号を発生する手段と、 前記第1の出力信号値と前記第1の受納限界の差を計算する手段と、前記第1の 出力信号値が前記第1の限界を越え、かつ前記第1の出力信号値と前記第1の受 納限界の差があらかじめ決められた量より小さい場合に、前記第1の受納限界を 修正する手段と からなる装置。
  9. 9.コインセンサー回路を有するコイン、紙幣または他の通貨アイテム確認装置 において、アイテム受納限界を調整するための方法であって、前記コインセンサ ー回路を使用して、複数の規定金種の既知の本物のアイテムを検査する過程と、 各々の規定金種の本物のアイテムについての第1の出力信号であって、それぞれ の本物のアイテムの第1の特性を表わす第1の出力信号を発生する過程と、前記 第1の出力信号の全部の関数に基づいた第1の基準値を計算する過程と、前記第 1の基準値に基づいた、前記第1のアイテム特性についての第1の受納限界を設 置する過程と、 前記コインセンサー回路を使用して前記装置において未知のアイテムを検査する 過程と、 前記未知のアイテムの検査に応答して、前記未知のアイテムの第1の特性を表わ す第2の出力信号を発生する過程と、前記第2の出力信号値と前記第1の受納限 界の差を計算する過程と、前記基準値及び前記第1の受納限界間に第1の偏差限 界を設ける過程と、前記第2の出力信号値が前記第1の受納限界及び前記第1の 偏差限界の両方より小さい場合に、前記第1の受納限界を修正する過程とからな る方法。
  10. 10.前記第1の受納限界を修正する過程が前記基準値を調整する過程を含む特 許請求の範囲第9項記載の方法。
  11. 11.さらに、 前記基準値に関して前記第1の受納限界と対称的に配置される、第1の基準値に 基づいた第2の受納限界を設置する過程と、前記第2の出力信号値と前記第1の 受納限界の差を計算する過程と、前記基準値及び前記第2の受納限界間に第2の 偏差限界を設ける過程と、前記第2の出力信号値が前記第2の受納限界及び前記 第2の偏差限界の両方より小さい場合に、前記第2の受納限界を修正する過程と を含む特許請求の範囲第10項記載の方法。
  12. 12.コイン受納限界を調整するためのコイン、紙幣または他の通貨アイテム確 認装置において、 少なくとも1つのアイテム特性を検知するための手段と、前記検知手段を使用し て、装置において複数の規定金種の既知の本物のアイテムを検査する手段と、 各々の規定金種の本物のアイテムについての第1の出力信号であって、それぞれ の本物のアイテムの第1の特性を表わす第1の出力信号を発生する手段と、前記 第1の出力信号の全部の関数に基づいた第1の基準値を計算する手段と、前記第 1の基準値に基づいた前記第1のアイテム特性についての第1の受納限界を設置 する主段と、 前記検知手段を使用して前記装置において未知のアイテムを検査する手段と、前 記未知のアイテムの検査に応答して、その値が前記未知のアイテムの第1の特性 を表わす第2の出力信号を発生する手段と、前記第2の出力信号値と前記第1の 受納限界の差を計算する手段と、前記基準値及び前記第1の受納限界間に第1の 偏差限界を設ける手段と、前記第2の出力信号値が前記第1の受納限界及び前記 第1の偏差限界の両方より小さい場合に、前記第1の受納限界を修正する手段と からなる装置。
  13. 13.検知回路を有するコイン、紙幣または通貨アイテム確認装置において、ア イテムの測定された特性を表わすと共に確認プロセスの一部として使用される相 対値を計算するための方法において、 前記検知回路を使用して前記アイテムのシフト値を測定する過程と、前記検知回 路を使用して前記アイテムの休止値を測定する過程と、前記休止値の指数的に重 み付けされた移動平均を計算する過程と、前記シフト値、前記休止値及び前記指 数的に重み付けされた移動平均に基づいたアイテムについての相対値を計算する 過程とからなる方法。
  14. 14.前記アイテム特性は周波数信号である特許請求の範囲第13項記載の方法 。
  15. 15.アイテムの測定された特性を表わすと共に確認プロセスに使用される相対 値を計算するためのコイン、紙幣または通貨アイテム確認装置において、少なく とも1つのアイテム特性を検知する手段と、前記検知手段を使用して前記アイテ ムのシフト値を測定する手段と、前記検知手段を使用して前記アイテムの休止値 を測定する手段と、前記休止値の指数的に重み付けされた移動平均を計算する手 段と、前記シフト値、前記休止値及び前記指数的に重み付けされた移動平均に基 づいたアイテムについての相対値を計算する手段とからなる装置。
  16. 16.本物のアイテムと贋物のアイテムを識別するための、少なくとも1つのセ ンサー回路と処理及び制御回路を有する通貨確認装置を動作させる方法において 複数の第1のタイプの本物のアイテムの各々における少なくとも2つの特性のデ ータ特性を検知する過程と、 前記検知データを複数のデータ点に変換する過程と、第1のタイプの本物のアイ テムを表わすデータ点のクラスターを形成するようにデータ点を選択する過程と 、 前記クラスターを記憶する過程と、 アイテムを検査し、該アイテムの前記少なくとも2つの特性に対応するデータ点 を発生する過程と、 前記記憶されたクラスターと前記アイテムのデータ点を比較する過程と、そのデ ータ点が前記クラスター内のデータ点の1つに匹敵する場合には、第1のタイプ のアイテムとして前記アイテムを受納する過程とからなる方法。
  17. 17.本物のアイテムと贋物のアイテムを識別するための、少なくとも1つのセ ンサー回路と処理及び制御回路を有する通貨確認装置を動作させる方法において 確認されるべきアイテムの領域を表わす複数の本物のアイテムの各々における少 なくとも2つの特性のデータ特性を検知する過程と、各々のアイテムタイプにつ いての複数のデータ点に前記検知データを変換する過程と、 各々のアイテムタイプを表わすデータ点のクラスターを形成するようにデータ点 を選択する過程と、 前記クラスターを記憶する過程と、 アイテムを検査し、前記アイテムについての前記少なくとも2つの特性に対応す るデータ点を発生する過程と、 前記記憶されたクラスターと前記アイテムのデータ点を比較する過程と、そのデ ータ点が、特定のタイプのアイテムに対応するクラスターにおけるデータ点に匹 敵する場合には、そのタイプのアイテムとして前記アイテムを受納する過程と からなる方法。
  18. 18.さらに、 複数の第1のタイプの既知の贋物のアイテムから前記少なくとも2つの特性のデ ータ特性を検知する過程と、 複数の贋物のデータ点に前記検知データを変換する過程と、各々のクラスターに おける前記データ点と前記贋物のデータ点を比較する過程と、 贋物のデータ点に匹敵する各々のクラスターにおけるデータ点を選択的に消去す る過程と を含む特許請求の範囲第16または17項記載の方法。
  19. 19.さらに、前記少なくとも2つの特性に対応する座標を有するベクトルとし て各々のクラスターのデータ点を表わす過程を含む特許請求の範囲第16または 17項記載の方法。
  20. 20.さらに、 演算ベクトルを限定しかつ記憶する過程と、前記演算ベクトルの終点で始まり、 各々のクラスターについての平均データ点で終わる、各々のクラスターについて の平均ベクトルを限定しかつ記憶する過程と、 前記平均ベクトルの終点で始まり、各々データ点で終わる、各々のクラスターに ついてのクラスターベクトルを限定しかつ記憶する過程と、前記クラスターがオ ーバーラップするように前記平均ベクトルを修正し、各々のアイテムタイプに対 応する各々の平均ベクトルについての修正値を記憶する過程と、 メモリースペースの節約が違成されるメモリーに一度共通クラスターベクトルを 記憶する過程と を含む特許請求の範囲第19項記載の方法。
  21. 21.さらに、 検査されたアイテムベクトルとして検査されたアイテムデータ点を表わす過程と 、 各修正値によって前記検査されたアイテムベクトルを修正し、各結果と前記記憶 されたクラスターベクトルを比較する過程と、そのベクトルがクラスターベクト ルに匹敵する場合には、特定のタイプの本物のアイテムとして前記アイテムを受 納する過程とを含む特許請求の範囲第20項記載の方法。
  22. 22.さらに、メモリーにおける索引テーブルに前記クラスターベクトルを記憶 する過程を含む特許請求の範囲第20項記載の方法。
  23. 23.前記クラスターベクトルはソート形式で記憶される特許請求の範囲第22 項記載の方法。
  24. 24.前記クラスターベクトルは基準コードで表わされる特許請求の範囲第20 項記載の方法。
  25. 25.さらに、前記クラスターベクトルのための予め限定された許容誤差を設置 する過程を含む特許請求の範囲第20項記載の方法。
  26. 26.前記クラスターベクトル許容誤差はプラスマイナス1カウントである特許 請求の範囲第25項記載の方法。
  27. 27.前記平均データ点は各々のアイテムタイプについての経験的統計的データ に基づいて発生させられる特許請求の範囲第20項記載の方法。
  28. 28.前記演算ベクトルは、前記システムのゼロ動作点で始まり、前記システム のアイドリング動作点で終わる特許請求の範囲第20項記載の方法。
  29. 29.前記ゼロ動作点は前記システムにおけるゼロ電気的活動に対応し、前記ア イドリング動作点は前記システムのアイドルセンサー応答に対応する特許請求の 範囲第28項記載の方法。
  30. 30.さらに、 メモリーにおいて前記通貨確認装置に関する履歴値を保存する過程と、前記履歴 値を定常値と比較する過程と、前記履歴値が前記定常値に匹敵しない場合には、 前記演算ベクトルを修正する過程と を含む特許請求の範囲第28項記載の方法。
  31. 31.前記履歴値は環境変化及び構成要素摩損に関連している特許請求の範囲第 30項記載の方法。
  32. 32.本物のアイテムと贋物のアイテムを識別するための通貨確認装置を動作さ せる方法において、 確認されるべきアイテムの領域を表わす複数の本物のアイテムの各々における少 なくとも2つの特性のデータ特性を検知する過程と、各々のアイテムタイプにつ いての複数のベクトルに前記検知データを変換する過程と、 メモリーにおける索引テーブルに前記ベクトルを記憶する過程と、各々のアイテ ムタイプについての平均ベクトルを計算する過程と、アイテムを検査し、該アイ テムについての前記少なくとも2つの特性に対応するベクトルを発生する過程と 、 前記アイテムベクトルとアイテムタイプについての前記平均ベクトルの差を計算 する過程と、 第1の平均ベクトル許容誤差と前記差を比較する過程と、前記比較が前記第1の 平均ベクトル許容誤差内に含まれない場合には、アイテム金種指数を漸増し、前 記差を再計算し、前記差を別のアイテムタイプについての平均ベクトル許容誤差 と比較する過程と、前記差が前記対応する平均ベクトル許容誤差内に含まれる場 合には、アイテムタイプ索引テーブルをサーチする過程と、そのベクトルが索引 テーブル内に見い出される場合には、前記アイテムを受納し、またはそのベクト ルが見い出されない場合には、前記アイテムを排除する過程と からなる方法。
  33. 33.本物のコインと贋物のアイテムを識別するための、少なくとも1つのセン サー回路と処理及び制御回路を有するコイン確認装置を動作させる方法において 複数の第1の金種の本物のコインの各々における少なくとも2つの特性のデータ 特性を検知する過程と、 前記検知データを複数のデータ点に変換する過程と、第1のタイプの本物のコイ ンを表わすデータ点のクラスターを形成するようにデータ点を選択する過程と、 前記コインクラスターを記憶する過程と、アイテムを検査し、該アイテムについ ての前記少なくとも2つの特性に対応するデータ点を発生する過程と、 前記記憶されたコインクラスターと前記アイテムのデータ点を比較する過程とそ のデータ点が前記コインクラスター内のデータ点のうちの1つに匹敵する場合に は、第1のタイプのコインとして前記アイテムを受納する過程とからなる方法。
  34. 34.本物のコインと贋物のアイテムを識別するための、少なくとも1つのセン サー回路と処理及び制御回路を有するコイン確認装置を動作させる方法において 確認されるべきコインタイプの領域を表わす複数の本物のコインの各々における 少なくとも2つの特性のデータ特性を検知する過程と、各々のコインタイプにつ いての複数のデータ点に前記検知データを変換する過程と、 各々のコインタイプを表わすデータ点のコインクラスターを形成するようにデー タ点を選択する過程と、 前記コインクラスターを記憶する過程と、アイテムを検査し、該アイテムについ ての前記少なくとも2つの特性に対応するデータ点を発生する過程と、 前記記憶されたコインクラスターと前記アイテムのデータ点を比較する過程とそ のデータ点が特定のコインタイプに対応するコインクラスター内のデータ点に匹 敵する場合には、そのコインタイプとして前記アイテムを受納する過程とからな る方法。
  35. 35.前記少なくとも2つの特性は、コイン直径、コイン材料及びコイン厚さの うちの少なくとも2つの特性を含む特許請求の範囲第33または34項記載の方 法。
  36. 36.前記少なくとも2つの特性は、コイン直径、コイン材料及びコイン厚さに 対応する3つの特性を含む特許請求の範囲第33または34項記載の方法。
  37. 37.さらに、 複数の既知の贋物のアイテムからの前記少なくとも2つの特性のデータ特性を検 知する過程と、 複数の贋物のデータ点に前記検知データを変換する過程と、前記コインクラスタ ーと前記置物のデータ点を比較する過程と、いずれかの贋物のデータ点に匹敵す る各々のコインクラスターにおける全てのデータ点を選択的に消去する過程と を含む特許請求の範囲第33または34項記載の方法。
  38. 38.異なるタイプに対応する複数の本物のアイテムの各々における少なくとも 2つの特性のデータ特性を検知する手段と、前記検知データを複数のデータ、点 に変換する手段と、各々のアイテムタイプを表わすデータ点のクラスターを形成 するようにデータ点を選択する手段と、 前記クラスターを記憶する手段と、 アイテムを検査し、前記アイテムについての前記特性に対応するデータ点を発生 する手段と、 前記記憶されたクラスターと前記アイテムデータ点を比較する手段と、前記アイ テムデータ点が特定のコインクラスターのアイテムデータ点に匹敵する場合には 、特定のタイプのものとして前記アイテムを受納する手段とからなる通貨確認装 置。
  39. 39.さらに、 本物のアイテムのアイテム特性に対応する複数の既知の贋物のアイテムからの贋 物のデータを検知する手段と、 前記贋物のデータを複数の贋物のデータ点に変換する手段と、前記記憶されたク ラスターと前記贋物のデータ点を比較する手段と、贋物のデータ点に匹敵する各 々のコインクラスターにおけるデータ点を選択的に消去する手段と を含む特許請求の範囲第38項記載の装置。
  40. 40.異なるコイン金種に対応する複数の本物のコインの各々における少なくと も2つの特性のデータ特性を検知する手段と、前記検知データを複数のデータ点 に変換する手段と、各々のコイン金種を表わすデータ点のクラスターを形成する ようにデータ点を選択する手段と、 前記コインクラスターを記憶する手段と、アイテムを検査し、該アイテムについ ての前記特性に対応するデータ点を発生する手段と、 前記記憶されたコインクラスターと前記アイテムデータ点を比較する手段と、そ のデータ点が特定の金種のコインを表わすコインコインクラスターのデータ点に 匹敵する場合には、そのコイン金種のものとして前記アイテムを受納する手段と からなるコイン確認装置。
  41. 41.さらに、 前記アイテム特性に対応する複数の既知の贋物のコインからの贋物のデータを検 知する手段と、 前記贋物のデータを複数の贋物のデータ点に変換する手段と、前記記憶されたコ インクラスターと前記贋物のデータ点を比較する手段と、贋物のデータ点に匹敵 するコインクラスターにおけるデータ点を選択的に消去する手段と を含む特許請求の範囲第40項記載の装置。
  42. 42.少なくとも2つのコイン特性に対応するデータを検知する誘導センサーと 前記センサーに接続され、データ点を発生し、コインクラスターを形成し、シス テム動作を制御する処理及び制御回路と、前記処理及び制御回路に接続されたメ モリー手段と、検査アイテムからの検知データを前記記憶されたコインクラスタ ーと比較する比較回路構成要素と、 前記処理及び制御回路の制御下で、そのデータが記憶されたコインクラスターの データに匹敵するコインを受納し、そのデータが匹敵しないアイテムを排除する ゲート手段と からなるコイン確認装置。
  43. 43.前記処理及び制御回路は、マイクロプロセッサーと、不揮発性メモリーか らなるメモリー手段とを含む特許請求の範囲第42項記載の装置。
  44. 44.本物のアイテムと贋物のアイテムを識別するための、少なくとも1つのセ ンサー回路と処理及び制御回路を有する通貨確認装置を動作させる方法において 、 複数のあるアイテムタイプの本物のアイテムから少なくとも2つの特性のデータ 特性を検知する過程と、 各々のアイテムタイプについての複数のデータ点に前記検知データを変換する過 程と、 各々の本物のアイテムタイプについての受納基準を表わすデータ点のクラスター を形成するようにデータ点を選択する過程と、前記クラスターを記憶する過程と 、 各々の本物のアイテムタイプについての反詐欺基準を限定する過程と、アイテム を検査し、該アイテムについての前記少なくとも2つの特性に対応するデータ点 を発生する過程と、 前記記憶されたクラスターと前記アイテムのデータ点を比較する過程と、そのデ ータ点がクラスターに匹敵する場合には前記アイテムを受納し、または匹敵が見 いだされない場合には前記アイテムを排除する過程と、排除されたアイテムデー タ点があるアイテムタイプについての反詐欺基準内にある場合には、予め決めら れた量だけそのアイテムタイプについての受納基準を制限する過程と からなる方法。
  45. 45.排除アイテムの前記特性データが反詐欺基準以内にある場合には、前記受 納基準は、予め決められた量だけ境界データを修正することによって制限される 特許請求の範囲第44項記載の方法。
  46. 46.さらに、 そのクラスターが修正される場合にはアイテムタイプについての詐欺モードフラ クをセットする過程と、 そのアイテムタイプについての詐欺モードカウンターをクリアする過程と、有効 なアイテムが検出されかつ詐欺モードフラクがセットされた場合には、前記詐欺 モードカウンターを漸増させる過程と、前記詐欺モードカウンターが予め決めら れたスレショールド値に達した場合には、前記詐欺モードフラクをクリアする過 程と、前記詐欺モードフラクがクリアされた場合には、前記受納基準をその非制 限状態に戻す過程と を含む特許請求の範囲第44項記載の方法。
  47. 47.前記詐欺モードフラクがセットされた場合には、データ点が前記反詐欺基 準以内にあるその後に続く無効なコインは、前記詐欺モードカウンターをクリア されるようにする特許請求の範囲第46項記載の方法。
  48. 48.各々のクラスターについての、前記スレショールド値、前記反詐欺基準及 び前記制限の予め決められた量は調整可能である特許請求の範囲第46項記載の 方法。
  49. 49.前記調整可能な値は特別の条件のためにあつらえられる特許請求の範囲第 48項記載の方法。
  50. 50.特別な条件は、環境条件、またはコインメカニズム構成要件、または既知 の贋物のアイテム特性を含む特許請求の範囲第49項記載の方法。
  51. 51.さらに、 複数の既知の贋物のアイテムからの前記少なくとも2つの特性のデータ特性を検 知する過程と、 前記検知データを複数の贋物のデータ点に変換する過程と、前記クラスターと前 記贋物のデータ点を比較する過程と、贋物のデータ点に匹敵する各々のクラスタ ーにおけるデータ点を選択的に消去する過程と を含む特許請求の範囲第44項記載の方法。
  52. 52.前記通貨確認装置はコインを検査し、前記少なくとも2つの特性は、コイ ン直径、コイン厚さ及びコイン材料のうちの少なくとも2つを含む特許請求の範 囲第43項記載の方法。
  53. 53.あるアイテムタイプの複数の本物のアイテムから少なくとも2つの特性の データ特性を検知する手段と、 各々のアイテムタイプについての複数のデータ点に前記検知データを変換する手 段と、 各々の本物のアイテムタイプについての受納基準を表わすデータ点のクラスター を形成するようにデータ点を選択する手段と、前記クラスターを記憶する手段と 、 各々の本物のアイテムタイプについての反詐欺基準を限定する手段と、アイテム を検査し、前記アイテムについての前記少なくとも2つの特性に対応するデータ 点を発生する手段と、 前記記憶されたクラスターと前記アイテムのデータ点を比較する手段と、そのデ ータ点がクラスターに匹敵する場合には前記アイテムを受納し、または匹敵が見 いだされない場合には前記アイテムを排除する手段と、排除されたアイテムの前 記データ点が前記対応する反詐欺基準以内にある場合には、予め決められた量だ けアイテムタイプについての前記受納基準を制限する手段と からなる通貨確認装置。
  54. 54.さらに、 そのクラスターが修正される場合には、アイテムタイプについての詐欺モードフ ラグをセットする手段と、 そのアイテムタイプについての詐欺モードカウンターをクリアする手段と、有効 なアイテムが検出されかつ詐欺モードフラクがセットされた場合には、前記詐欺 モードカウンターを漸増させる手段と、前記詐欺モードカウンターが予め決めら れたスレショールド値に達した場合には、前記詐欺モードフラクをクリアする手 段と、前記詐欺モードフラクがクリアされた場合には、前記修正されたクラスタ ーをその無修正状態に戻す手段と を含む特許請求の範囲第53項記載の方法。
  55. 55.少なくとも2つのコイン特性に対応するデータを検知する誘導センサーと 、 前記センサーに接続され、データ点を発生し、コインクラスターとして表わされ る受納基準を形成し、反詐欺基準を限定し、排除されたアイテムデータ点が反詐 欺基準以内にある場合にはは前記受納基準を制限し、システム動作を制御する処 理及び制御回路と、 前記処理及び制御回路に接続されたメモリー手段と、検査アイテムからの検知デ ータを前記記憶されたコインクラスターと比較する比較回路構成要素と、 前記処理及び制御回路の制御下で、そのデータが記憶されたコインクラスターの データに匹敵するコインを受納し、そのデータが匹敵しないアイテムを排除する ゲート手段と からなるコイン確認装置。
  56. 56.前記処理及び制御回路は、マイクロプロセッサーと、不揮発性メモリーか らなるメモリー手段とを含む特許請求の範囲第55項記載の装置。
  57. 57.センサー回路と処理及び制御回路を有するアイテム確認装置において、本 物のアイテムと贋物のアイテムを識別するための方法であって、複数の異なるア イテムタイプの本物のアイテムから少なくとも2つの特性のデータ特性を検知す る過程と、 各々のアイテムタイプについての複数のデータ点に前記検知データを変換する過 程と、 各々の本物のアイテムタイプについての受納基準を表わすデータのクラスターを 形成するようにデータ点を選択する過程と、前記クラスターを記憶する過程と、 各々のクラスターについての中心データ点を限定する過程と、前記中心データ点 からクラスター境界データ点までの距離に比較して小さい偏差限界を設ける過程 と、 アイテムを検査し、該アイテムについてのデータ点を発生する過程と、前記デー タ点が特定のタイプに対応するクラスター内にある場合には、そのタイプのもの として前記アイテムを受納する過程と、必要なだけ受納されたそのタイプのアイ テムが前記偏差限界以内のデータ点を有する場合には、クラスターの前記中心デ ータ点を漸増または漸減させることによって前記受納基準を修正する過程と からなる方法。
  58. 58.さらに、 前記受納されたアイテムのデータ点と前記対応するクラスターのデータ点の絶対 差を計算する過程と、 前記絶対差が前記偏差限界より小さいかまたは等しい場合には、前記中心データ 点と前記受納されたアイテムのデータ点の差を累積合計に加算する過程と、前記 累積合計が予め決められた限界を越えた場合には、予め決められた量だけ前記中 心データ点を漸増させ、または前記累積合計が予め決められた負の限界より小さ い場合には、予め決められた量だけ前記中心データ点を漸減させる過程と前記累 積合計をリセットする過程と を含む特許請求の範囲第57項記載の方法。
  59. 59.各々のクラスターは特有の偏差限界を有する特許請求の範囲第57項記載 の方法。
  60. 60.前記クラスターは、コインを表わすと共に、コイン直径、コイン材料及び コイン厚さに対応する少なくとも2つの特性からなるデータ点を含む特許請求の 範囲第57項記載の方法。
  61. 61.さらに、 複数の既知の贋物のアイテムから前記少なくとも2つの特性のデータ特性を検知 する過程と、 前記検知データを複数の贋物のデータ点に変換する過程と、前記クラスターと前 記贋物のデータ点を比較する過程と、贋物のデータ点に匹敵する各々のクラスタ ーにおけるデータ点を選択的に消去する過程と を含む特許請求の範囲第57項記載の方法。
  62. 62.さらに、 前記少なくとも2つの特性に対応する座標を有するベクトルとして各々のクラス ターのデータ点を表わす過程を含む特許請求の範囲第57項記載の方法。
  63. 63.さらに、 演算ベクトルを限定しかつ記憶する過程と、前記演算ベクトルの終点で始まり、 平均データ点で終わる各々のクラスターについての平均ベクトルを限定しかつ記 憶する過程と、前記平均ベクトルの終点で始まり、各々のデータ点で終わる各々 のクラスターについてのクラスターベクトルを限定する過程と、前記クラスター がオーバーラップするように前記平均ベクトルを修正し、各々のアイテムタイプ に対応する各々の平均ベクトルについての修正値を記憶する過程と、 メモリースペースの節約が達成されるメモリーに一度共通クラスターベクトルを 記憶する過程と を含む特許請求の範囲第62項記載の方法。
  64. 64.さらに、 検査されたアイテムベクトルとして検査されたアイテムデータ点を表わす過程と 、 各々の修正値によって前記検査されたアイテムベクトルを修正し、各々の結果を 前記記憶されたクラスターベクトルと比較する過程と、前記結果のうちの1つが クラスターベクトルに匹敵する場合には、特定のタイプの本物のアイテムとして 前記アイテムを受納する過程とを含む特許請求の範囲第63項記載の方法。
  65. 65.複数の異なるアイテムタイプの本物のアイテムから少なくとも2つの特性 のデータ特性を検知する手段と、 各々のアイテムタイプについての複数のデータ点に前記検知データを変換する手 段と、 各々の本物のアイテムタイプについての受納基準を表わすデータのクラスターを 形成するようにデータ点を選択する手段と、前記クラスターを記憶する手段と、 各々のクラスターについての中心データ点を限定する手段と、前記中心データ点 からクラスター境界データ点までの距離に比較して小さい偏差限界を設ける手段 と、 アイテムを検査し、該アイテムについてのデータ点を発生する手段と、前記デー タ点がクラスター内にある場合には、前記アイテムを受納し、必要なだけ受納さ れたそのタイプのアイテムが前記偏差限界以内のデータ点を有する場合には、前 記受納基準を修正する手段とからなる本物のアイテムと贋物のアイテムを識別す るためのアイテム確認装置。
  66. 66.さらに、 前記受納されたアイテムのデータ点と前記中心データ点の絶対差を計算する手段 と、 前記絶対差が前記偏差限界より小さいかまたは等しい場合には、前記中心データ 点と前記受納されたアイテムのデータ魚の差を累積合計に加算する手段と、前記 累積合計によって、予め決められた量だけ前記中心データ点を漸増または漸減さ せる手段と、 前記累積合計をリセットする手段と を含む特許請求の範囲第65項記載の方法。
  67. 67.少なくとも2つのコイン特性に対応するデータを検知する誘導センサーと 前記センサーに接続され、データ点を発生し、コインクラスターとして表わされ る受納基準を限定し、偏差限界を限定し、前記受納基準を修正」システム動作を 制御する処理及び制御回路と、 前記処理及び制御回路に接続されたメモリー手段と、検査されたアイテムからの 検知データと前記記憶されたコインクラスターを比較する比較回路構成要素と、 前記処理及び制御回路の制御下で、そのデータが記憶されたコインクラスターの データに匹敵するコインを受納し、そのデータが匹敵しないアイテムを排除する ゲート手段と からなるコイン確認装置。
  68. 68.前記処理及び制御回路は、マイクロプロセッサーと、不揮発性メモリーか らなるメモリー手段とを含む特許請求の範囲第67項記載の装置。
  69. 69.本物のアイテムと贋物のアイテムを識別するための、少なくとも1つのセ ンサー回路と処理及び制御回路を有する通貨確認装置を動作させる方法において 、 複数の異なるアイテムタイプの本物のアイテムから少なくとも2つの特性のデー タ特性を検知する過程と、 各々のアイテムタイプについての複数のデータ点に前記検知データを変換する過 程と、 各々のアイテムタイプを表わすデータ点のクラスターを形成するようにチータ点 を選択する過程と、 前記クラスターを記憶する過程と、 各々のセンサーについての休止値を測定する過程と、前記少なくとも2つの特性 に対応する各々のセンサーについてのシフト値を測定することによりアイテムを 検査する過程と、前記休止値に基づいた指数的に重み付けされた移動平均を計算 する過程と、前記シフト値、前記休止値及び前記指数的に重み付けされた移動平 均に基づいた、前記アイテムについての相対値を計算する過程と、前記相対値に 基づいたデータ点を発生する過程と、前記記憶されたクラスターと前記アイテム のデータ点を比較する過程とねそのデータ点が特定のタイプアイテムに対応する クラスターにおけるデータ点に匹敵する場合には、そのタイプのアイテムとして 前記アイテムを受納する過程と からなる方法。
  70. 70.前記相対値は、前記シフト値と、前記休止値の前記指数的に重み付けされ た移動平均とを乗算し、前記休止値で徐算することによって計算される特許請求 の範囲第69項記載の方法。
  71. 71.前記指数的に重み付けされた移動平均は重み付け係数を含む特許請求の範 囲第70項記載の方法。
  72. 72.前記重み付け係数は0と1の間の値を有する特許請求の範囲第71項記載 の方法。
  73. 73.前記重み付け係数は1/40である特許請求の範囲第72項記載の方法。
  74. 74.前記休止値の前記指数的に重み付けされた移動平均ば、未知のアイテムが 確認されるにしたがって、一方のシステム動作点から他方のシステム動作点への 滑らかな移動を与えるためにまるめられる特許請求の範囲第69項記載の方法。
  75. 75.前記滑らかな移動の速度はシステムの追跡速度より遅い特許請求の範囲第 74項記載の方法。
  76. 76.前記指数的に重み付けされた移動平均は、色々なシステム動作変化につい ての補償を与えるように計算され得る特許請求の範囲第69項記載の方法。
  77. 77.補償は、ユニット老朽化、摩損、メンテナンス手順による汚染、及び周囲 温度変化に備えられる特許請求の範囲第76項記載の方法。
  78. 78.複数の異なるアイテムタイプの本物のアイテムから少なくとも2つの特性 のデータ特注を検知する手段と、 各々のアイテムタイプについての複数のデータ点に前記検知データを変換する手 段と、 各々のアイテムタイプを表わすデータ点のクラスターを形成するようにデータ点 を選択する手段と、 前記クラスターを記憶する手段と、 各々のセンサーについての休止値を測定する手段と、各々のセンサーについての シフト値を測定することによりアイテムを検査する手段と、 指数的に重み付けされた移動平均を計算し、前記シフト値、前記休止値及び前記 指数的に重み付けされた移動平均に基づいた前記アイテムについての相対値を計 算する手段と、 前記相対値に基づいたデータ点を発生する手段と、前記記憶されたクラスターと 前記アイテムのデータ点を比較し、そのデータ点がクラスターにおけるデータ点 に匹敵する場合には、特定のタイプのアイテムとして前記アイテムを受納する手 段と からなる本物のアイテムと贋物のアイテムを識別するための通貨確認装置。
  79. 79.少なくとも2つのコイン特性に対応するデータを検知する誘導センサーと 前記センサーに接続され、データ点を発生し、コインクラスターを形成し、相対 値を計算し、システム動作を制御する処理及び制御回路と、前記処理及び制御回 路に接続されたメモリ手段と、検査されたアイテムからの検知データと前記記憶 されたコインクラスターを比較する比較回路構成要素と、 前記処理及び制御回路の制御下で、そのデータが記憶されたコインクラスターの データに匹敵するコインを受納し、そのデータが匹敵しないアイテムを排除する ゲート手段と からなるコイン確認装置。
  80. 80.前記処理及び制御回路は、マイクロプロセッサーと、不揮発性メモリーか らなるメモリー手段とを含む特許請求の範囲第79項記載の装置。
  81. 81.本物のアイテムと贋物のアイテムを識別するための、少なくとも1つのセ ンサー回路と処理及び制御回路を有する通貨確認装置を動作させる方法において 複数の異なるアイテムタイプの本物のアイテムの各々の少なくとも2つの特性の データ特性を検知する過程と、 各々のアイテムタイプについての複数のデータ点に前記検知データを変換する過 程と、 各々の本物のアイテムタイプについての受納基準を表わすデータ点のクラスター を形成するようにデータ点を選択する過程と、前記クラスターを記憶する過程と 、 各々のクラスターについての中心データ点を限定する過程と、前記中心データ点 からクラスター境界データ点までの距離に比較して小さい偏差限界を限定する過 程と、 各々のアイテムタイプについての反詐欺基準を限定する過程と、アイテムを検査 し、前記アイテムについてのデータ点を発生する過程と、前記クラスターと前記 アイテムデータ点を比較する過程と、そのチータ点が前記クラスターのどれにも 匹敵しない場合には、前記アイテムを排除し、前記排除されたアイテムデータ点 が前記反詐欺基準以内にある場合には、予め決められた量だけ前記受納基準を制 限する過程と、そのデータ点がクラスター内にある場合には前記アイテムを受納 する過程と、必要なだけ受納されたアイテムが前記偏差限界以内のデータ点を有 する場合には、クラスターの前記中心データ点を漸増または漸減させることによ って前記受納基準を修正する過程と からなる方法。
  82. 82.さらに、 前記受納されたアイテムデータ点と前記中心データ点の絶対差を計算する過程と , 前記絶対差が前記偏差限界より小さいかまたは等しい場合には、前記中心データ 点と前記受納されたアイテムのデータ点の差を累積合計に加算する過程と、前記 累積合計が予め決められた限界を越える場合には、プリセット量だけ前記中心デ ータ点を漸増させ、または前記累積合計が予め決められた負の限界より小さい場 合には、プリセット量だけ前記中心データ点を漸減させる過程と、前記累積合計 をリセットする過程と を含む特許請求の範囲第81項記載の方法。
  83. 83.さらに、 排除されたアイテムがクラスターの修正を引き起こす場合には、アイテムタイプ についての詐欺モードフラグをセットする過程と、そのアイテムタイプについて の詐欺モードカウンターをクリアする過程と、前記詐欺モードフラグがセットさ れかつそのタイプの本物のアイテムが検出された場合には、前記詐欺モードカウ ンターを漸増させる過程と、前記詐欺モードカウンターが予め決められたスレシ ョールド値に達した場合には、前記詐欺モードフラクをクリアする過程と、前記 詐欺モードフラクがクリアされた場合には、前記受納基準をその非制限状態に戻 す過程と を含む特許請求の範囲第81項記載の方法。
  84. 84.前期予め決められたスレショールド、前記反詐欺基準及び前記制限の予め 決められた量は調整可能である特許請求の範囲第83項記載の方法。
  85. 85.前記調整可能な値は特別な条件のためにあつらえられる特許請求の範囲第 84項記載の方法。
  86. 86.前記特別な条件は環境条件またはコインメカニズム構成要件を含む特許請 求の範囲第85項記載の方法。
  87. 87.さらに、 複数の既知の贋物のアイテムからの前記少なくとも2つの特性のデータ特性を検 知する過程と、 前記検知データを複数の贋物のデータ点に変換する過程と、前記クラスターと前 記贋物のデータ点を比較する過程と、贋物のデータ点に匹敵する各々のクラスタ ーにおけるデータ点を選択的に消去する過程と を含む特許請求の範囲第81項記載の方法。
  88. 88.複数の異なるアイテムタイプの本物のアイテムの各々の少なくとも2つの 特性のデータ特性を検知する手段と、 各々のアイテムタイプについての複数のデータ点に前記検知データを変換する手 段と、 各々の本物のアイテムタイプについての受納基準を表わすデータ点のクラスター を形成するようにデータ点を選択する手段と、前記クラスターを記憶する手段と 、 各々のアイテムタイプについての、中心データ点偏差限界、及び反詐欺基準を限 定する手段と、 アイテムを検査し、該アイテムについてのデータ点を発生する手段と、前記クラ スターと前記アイテムデータ点を比較する手段と、そのデータ点が前記クラスタ ーのどれにも匹敵しない場合には,前記アイテムを排除し、前記排除されたアイ テムデータ点が前記反詐欺基準以内にある場合には、予め決められた量だけ前記 受納基準を制限する手段と、そのデータ点がクラスター内にある場合には前記ア イテムを受納する手段と、必要なだけ受納されたアイテムが前記偏差限界以内の データ点を有する場合には、クラスターの中心データ点を漸増または漸減させる ことによって前記受納基準を修正する手段と からなる本物のアイテムと贋物のアイテムを識別するための通貨確認装置。
  89. 89.少なくとも2つのコイン特性に対応するデータを検知する誘導センサーと 前記センサーに接続され、データ点を発生し、コインクラスターとして表わされ る受納基準を限定し、反詐欺基準を限定し、偏差限界を限定し、前記受納基準を 制限または修正し、システム動作を制御する処理及び制御回路と、前記処理及び 制御回路に接続されたメモリー手段と、検査されたアイテムからの検知データと 前記記憶されたコインクラスターを比較する比較回路構成要素と、 前記処理及び制御回路の制御下で、そのデータが記憶されたコインクラスターの データに匹敵するコインを受納し、そのデータが匹敵しないアイテムを排除する ゲート手段と からなるコイン確認装置。
  90. 90.前記処理及び制御回路は、マイクロプロセッサーと、不揮発性メモリーか らなるメモリー手段とを含む特許請求の範囲第89項記載の装置。
  91. 91.本物のアイテムと贋物のアイテムを識別するための、センサー回路と処理 及び制御回路を有する通貨確認装置を動作させる方法において、複数の異なるア イテムタイプの本物のアイテムから少なくとも2つの特性のデータ特性を検知す る過程と、 各々のアイテムタイプについての複数のデータ点に前記検知データを変換する過 程と、 各々の本物のアイテムタイプについての受納基準を表わすデータ点のクラスター を形成するようにデータ点を選択する過程と、前記クラスターを記憶する過程と 、 各々の本物のアイテムタイプについての反詐欺基準を限定する過程と、各々のセ ンサーについての休止値を測定する過程と、前記少なくとも2つの特性に対応す る各々のセンサーについてのシフト値を測定することによりアイテムを検査する 過程と、前記休止値に基づいた指数的に重み付けされた移動平均を計算する過程 と、前記シフト値、前記休止値及び前記指数的に重み付けされた移動平均に基づ いた前記アイテムについての相対値を計算する過程と、前記相対値に基づいた前 記アイテムについてのデータ点を発生する過程と、前記記憶されたクラスターと 前記アイテムのデータ点を比較する道程と、そのデータ点がクラスターに匹敵す る場合には前記アイテムを受納し、匹敵が見い出されない場合には前記アイテム を排除する過程と、排除されたアイテムデータ点があるアイテムタイプについて の前記反詐欺基準以内にある場合には、予め決められた量だけそのアイテムタイ プについての前記受納基準を制限する過程と からなる方法。
  92. 92.前記排除されたアイテムデータ点が前記反詐欺基準以内にある場合には、 前記受納基準は、予め決められた量だけ境界データを修正することにより制限さ れる特許請求の範囲第91項記載の方法。
  93. 93.さらに、 複数の既知の贋物のアイテムから前記少なくとも2つの特性のデータ特性を検知 する過程と、 前記検知データを複数の贋物のデータ点に変換する過程と、前記クラスターと前 記置物のデータ点を比較する過程と、贋物のデータ点に匹敵する各々のクラスタ ーにおける全てのデータ点を選択的に消去する過程と を含む特許請求の範囲第91項記載の方法。
  94. 94.前記相対値は、前記シフト値と前記指数的に重み付けされた移動平均を乗 算し、前記休止値で徐算することによって計算される特許請求の範囲第91項記 載の方法。
  95. 95.前記指数的に重み付けされた移動平均は重み付け係数を含む特許請求の範 囲第91項記載の方法。
  96. 96.前記指数的に重み付けされた移動平均は、色々なシステム動作変化につい ての補償を与えるように計算され得る特許請求の範囲第91項記載の方法。
  97. 97.補償は、ユニット老朽化、摩損、メンテナンス手順による汚染、及び周囲 温度変化に備えられる特許請求の範囲第96項記載の方法。
  98. 98.複数の異なるアイテムタイプの本物のアイテムから少なくとも2つの特性 のデータ特性を検知する手段と、 各々のアイテムタイプについての複数のデータ点に前記検知データを変換する手 段と、 各々の本物のアイテムタイプについての受納基準を表わすデータ点のクラスター を形成するようにデータ点を選択する手段と、前記クラスターを記憶する手段と 、 反詐欺基準を限定する手段と、 各々のセンサーについての休止値を測定する手段と、前記少なくとも2つの特性 に対応する各々のセンサーについてのシフト値を測定することによりアイテムを 検査する手段と、前記休止値に基づいた指数的に重み付けされた移動平均を計算 する手段と、相対値を計算し、該相対値に基づいた前記アイテムについてのデー タ点を発生する手段と、 前記記憶されたクラスターと前記アイテムのデータ点を比較する手段と、そのデ ータ点がクラスターに匹敵する場合には前記アイテムを受納し、匹敵が見い出さ れない場合には前記アイテムを排除する手段と、排除されたアイテムデータ点が 前記反詐欺基準以内にある場合には、アイテムタイプについての前記受納基準を 制限する手段とからなる本物のアイテムと贋物のアイテムを識別するための通貨 確認装置。
  99. 99.少なくとも2つのコイン特性に対応するデータを検知する誘導センサーと 、 前記センサーに接続され、データ点を発生し、受納基準を限定し、相対値を計算 し、反詐欺基準を限定し、前記受納基準を制限し、システム動作を制御する処理 及び制御回路と、 前記処理及び制御回路に接続されたメモリー手段と、検査されたアイテムからの 検知データと前記記憶されたコインクラスターを比較する比較回路構成要素と、 前記処理及び制御回路の制御下で、そのデータが記憶されたコインクラスターの データに匹敵するコインを受納し、そのデータが匹敵しないアイテムを排除する ゲート手段と からなるコイン確認装置。
  100. 100.前記処理及び制御回路は、マイクロプロセッサーと、不揮発性メモリー からなるメモリー手段とを含む特許請求の範囲第99項記載の装置。
  101. 101.本物のアイテムと贋物のアイテムを識別するための、センサー回路と処 理及び制御回路を有するアイテム確認装置における方法において、複数の異なる アイテムタイプの本物のアイテムの各々の少なくとも2つの特性のデータ特性を 検知する過程と、 各々のアイテムタイプについての複数のデータ点に前記検知データを変換する過 程と、 各々の本物のアイテムタイプについての受納基準を表わすデータのクラスターを 形成するようにデータ点を選択する過程と、前記クラスターを記憶する過程と、 各々のクラスターについての中心データ点を限定する過程と、前記中心データ点 からクラスター境界データ点までの距離に比較して小さい偏差限界を限定する過 程と、 各々のセンサーについての休止値を測定する過程と、前記少なくとも2つの特性 に対応する各々のセンサーについてのシフト値を測定することによりアイテムを 検査する過程と、前記休止値に基づいた指数的に重み付けされた移動平均を計算 する過程と、前記シフト値、前記休止値及び前記指数的に重み付けされた移動平 均に基づいた前記アイテムについての相対値を計算する過程と、前記相対値に基 づいた前記アイテムについてのデータ点を発生する過程と、そのデータ点が特定 のタイプに対応するクラスター内にある場合には、そのタイプのものとして前記 アイテムを受納する過程と、必要なだけ受納されたそのタイプのアイテムが前記 偏差限界以内のデータ点を有する場合には、クラスターの前記中心データ点を漸 増または漸減させることによって前記受納基準を修正する過程と からなる方法。
  102. 102.さらに、 前記受納されたアイテムのデータ点と前記中心データ点の絶対差を計算する過程 と、 前記絶対差が前記ベクトル偏差限界より小さいかまたは等しい場合には、前記中 心データ点と前記受納されたアイテムのデータ点の差を累積合計に加算する過程 と、 前記累積ベクトル合計が予め決められた限界を越える場合には、プリセット量だ け前記中心データ点を漸増させ、または前記累積合計が予め決められた負の限界 より小さい場合には、プリセット量だけ前記中心データ点を漸減させる過程と、 前記累積合計をリセットする過程と を含む特許請求の範囲第101項記載の方法。
  103. 103.前記相対値は、前記シフト値と前記指数的に重み付けされた移動平均を 乗算し、前記休止値で徐算することによって計算される特許請求の範囲第101 項記載の方法。
  104. 104.前記指数的に重み付けされた移動平均は重み付け係数を含む特許請求の 範囲第101項記載の方法。
  105. 105.前記指数的に重み付けされた移動平均は、色々なシステム動作変化につ いての補償を与えるように計算され得る特許請求の範囲第101項記載の方法。
  106. 106.補償は、ユニット老朽化、摩損、メンテナンス手順による汚染、及び周 囲温度変化に備えられる特許請求の範囲第105項記載の方法。
  107. 107.複数の異なるアイテムタイプの本物のアイテムから少なくとも2つの特 性のデータ特性を検知する手段と、 各々のアイテムタイプについての複数のデータ点に前記検知データを変換する手 段と、 各々の本物のアイテムタイプについての受納基準を表わすデータのクラスターを 形成するようにデータ点を選択する手段と、前記クラスターを記憶する手段と、 中心データ点を限定し、各々のクラスターについての偏差限界を設ける手段と、 各々のセンサーについての休止値を測定する手段と、前記少なくとも2つの特性 に対応する各々のセンサーについてのシフト値を測定することによりアイテムを 検査する手段と、前記休止値に基づいた指数的に重み付けされた移動平均を計算 し、前記シフト値、前記休止値及び前記指数的に重み付けされた移動平均に基づ いた前記アイテムについての相対値を計算する手段と、前記相対値に基づいた前 記アイテムについてのデータ点を発生する手段と、そのデータ点が特定のタイプ に対応するクラスター内にある場合には、そのタイプのものとして前記アイテム を受納する手段と、必要なだけ受納されたそのタイプのアイテムが前記偏差限界 以内のデータ点を有する場合には、クラスターの前記中心データ点を漸増または 漸減させることによって前記受納基準を修正する手段と からなる本物のアイテムと贋物のアイテムを識別するためのアイテム確認装置。
  108. 108.少なくとも2つのコイン特性に相当するデータを検知する誘導センサー と、 前記センサーに接続され、データ点を発生し、受納基準を形成し、偏差限界を設 け、相対値を計算し、前記受納基準を修正し、システム動作を制御する処理及び 制御回路と、 前記処理及び制御回路に接続されたメモリー手段と、検査されたアイテムからの 検知データと前記記憶されたコインクラスターを比較する比較回路構成要素と、 前記処理及び制御回路の制御下で、そのデータが記憶されたコインクラスターの データに匹敵するコインを受納し、そのデータが匹敵しないアイテムを排除する ゲート手段と からなるコイン確認装置。
  109. 109.前記処理及び制御回路は、マイクロプロセッサーと、不揮発性メモリー からなるメモリー手段とを含む特許請求の範囲第108項記載の装置。
  110. 110.本物のアイテムと贋物のアイテムを識別するための、少なくとも1つの センサー回路と処理及び制御回路を有する通貨確認装置を動作させる方法におい て、 複数の異なるアイテムタイプの本物のアイテムの各々の少なくとも2つの特性の データ特性を検知する過程と、 各々のアイテムタイプについての複数のデータ点に前記検知データを変換する過 程と、 各々の本物のアイテムタイプについての受納基準を表わすデータ点のクラスター を形成するようにデータ点を選択する過程と、前記クラスターを記憶する過程と 、 各々のクラスターについての中心データ点及び反詐欺基準を限定する過程と、前 記中心データ点からクラスター境界データ点までの距離に比較して小さい偏差限 界を設ける過程と、 各々のセンサーについての休止値を測定する過程と、前記少なくとも2つの特性 に対応する各々のセンサーについてのシフト値を測定することによりアイテムを 検査する過程と、前記休止値に基づいた指数的に重み付けされた移動平均を計算 する過程と、前記シフト値、前記休止値及び前記指数的に重み付けされた移動平 均に基づいた前記未知のアイテムについての相対値を計算する過程と、前記相対 値に基づいた前記アイテムについてのデータ点を発生する過程と、前記記憶され たクラスターと前記アイテムデータ点を比較する過程と、そのデータ点が前記ク ラスターのどれにも匹敵しない場合には、前記アイテムを排除し、前記排除され たアイテムデータ点がそのアイテムタイプについての反詐欺基準以内にある場合 には、予め決められた量だけアイテムタイプの前記受納基準を制限する過程と、 そのデータ点がクラスター内にある場合には前記アイテムを受納する過程と、必 要なだけ受納されたそのタイプのアイテムが前記偏差限界以内のデータ点を有す る場合には、クラスターの中心データ点を漸増または漸減させることによって前 記受納基準を修正する過程と からなる方法。
  111. 111.さらに、 複数の既知の贋物のアイテムから前記少なくとも2つの特性のデータ特性を検知 する過程と、 前記検知データを複数の贋物のデータ点に変換する過程と、前記クラスターと前 記贋物のデータ点を比較する過程と、贋物のチータ点に匹敵する各々のクラスタ ーにおけるデータ点を選択的に消去する過程と を含む特許請求の範囲第110項記載の方法。
  112. 112.複数の異なるアイテムタイプの本物のアイテムの各々の少なくとも2つ の特性のデータ特性を検知する手段と、各々のアイテムタイプについての複数の データ点に前記検知データを変換する手段と、 各々の本物のアイテムについての受納基準を表わすデータ点のクラスターを形成 するようにデータ点を選択する手段と、前記クラスターを記憶する手段と、 各々のクラスターについての、中心データ点反詐欺基準、及び偏差限界を限定す る手段と、 各々のセンサーについての休止値を測定する手段と、前記少なくとも2つの特性 に対応する各々のセンサーについてのシフト値を測定することによりアイテムを 検査する手段と、前記休止値に基づいた指数的に重み付けされた移動平均を計算 する手段と、前記シフト値、前記休止値及び前記指数的に重み付けされた移動平 均に基づいた前記未知のアイテムについての相対値を計算する手段と、前記相対 値に基づいた前記アイテムについてのデータ点を発生する手段と、前記記憶され たクラスターと前記アイテムデータを比較する手段と、そのデータ点が前記クラ スターのどれにも匹敵しない場合には、前記アイテムを排除し、前記排除された アイテムデータ点が前記反詐欺基準以内にある場合には、前記受納基準を制限す る手段と、 そのデータ点がクラスター内にある場合には前記アイテムを受納し、必要なだけ 受納されたそのタイプのアイテムが前記偏差限界以内のデータ点を有する場合に は前記受納基準を修正する手段と からなる本物のアイテムと贋物のアイテムを識別するための通貨確認装置。
  113. 113.少なくとも2つのコイン特性に対応するデータを検知する誘導センサー と、 前記センサーに接続され、データ点を発生し、受納基準と反詐欺基準と偏差限界 とを限定し、相対値を計算し、前記受納基準を制限または修正し、システム動作 を制御する処理及び制御回路と、 前記処理及び制御回路に接続されたメモリー手段と、検査されたアイテムからの 検知データと前記記憶されたコインクラスターを比較する比較回路構成要素と、 前記処理及び制御回路の制御下で、そのデータが記憶されたコインクラスターの データに匹敵するコインを受納し、そのデータが匹敵しないアイテムを排除する ゲート手段と からなるコイン確認装置。
  114. 114.前記処理及び制御回路は、マイクロプロセッサーと、不揮発性メモリー からなるメモリー手段とを含む特許請求の範囲第113項記載の装置。
  115. 115.異なるタイプの本物のアイテムを確認するために受納基準を利用する通 貨確認装置を動作させる方法において、各々のアイテムタイプについての反詐欺 基準を限定する過程と、アイテムを検査し、該アイテムについての特性データを 発生する過程と、前記受納基準と前記アイテム特性データを比較する過程と、排 除されたアイテム特性データがあるアイテムタイプについての前記反詐欺基準以 内にある場合には,予め決められた量だけそのアイテムタイプについての前記受 納基準を制限する過程と からなる方法。
  116. 116.前記排除されたアイテムの特性データが前記反詐欺基準以内にある場合 には、前記受納基準は、予め決められた量だけ境界データを修正することにより 制限される特許請求の範囲第115項記載の方法。
  117. 117.さらに、 その受納基準が修正される場合には、アイテムタイプについての詐欺モードフラ グをセットする過程と、 そのアイテムタイプについての詐欺モードカウンターをクリアする過程と、有効 なアイテムが検出されかつ前記詐欺モードフラグがセットされた場合には前記詐 欺モードカウンターを漸増させる過程と、前記詐欺モードカウンターが予め決め られたスレショールド値に達した場合には、前記詐欺モードフラクをクリアする 過程と、前記詐欺モードフラクがクリアされた場合には、前記アイテムの前記受 納基準をその非制限位置に戻す過程と を含む特許請求の範囲第115または116項記載の方法。
  118. 118.前記詐欺モードフラクがセットされた場合には、そのデータ点が反詐欺 基準以内にある後に続く無効なアイテムは、前記詐欺モードカウンターをクリア されるようにする特許請求の範囲第117項記載の方法。
  119. 119.各々のアイテム受納基準についての、前記予め決められたスレショール ド値、前記反詐欺基準及び前記制限の予め決められた量は調整可能である特許請 求の範囲第118項記載の方法。
  120. 120.前記調整可能な値は特別な条件のためにあつらえられる特許請求の範囲 第119項記載の方法。
  121. 121.特別な条件は、環境条件、またはメカニズム構成要素特性、または既知 の贋物のアイテム特性を含む特許請求の範囲第120項記載の方法。
  122. 122.前記受納基準は、コインを表わし、コイン直径、コイン材料またはコイ ン厚さに対応する少なくとも1つの特性からなるデータ点を含む特許請求の範囲 第115項記載の方法。
  123. 123.メモリーに記憶されたアイテム受納基準と検査されたアイテムデータを 比較する手段を有する通貨確認装置において、検査されるべき各々のアイテムタ イプについての反詐欺基準を限定する手段とアイテムを検査し、特性データを発 生する手段と、排除されたアイテムの前記データ点が前記反詐欺基準以内にある 場合には、予め決められた量だけアイテムタイプについての前記受納基準を制限 する手段とからなる装置。
  124. 124.さらに、 その受納窓が修正される場合には、アイテムタイプに対応する詐欺モードフラク をセットする手段と、 そのアイテムタイプについての詐欺モードカウンターをクリアする手段ヒ、有効 なアイテムが検出されかつ前記詐欺モードフラグがセットされた場合には前記詐 欺モードカウンターを漸増させる手段と、前記詐欺モードカウンターが予め決め られたスレショールド値に達した場合には、前記詐欺モードフラクをクリアする 手段と、前記詐欺モードフラグがクリアされた場合には、前記アイテムの前記受 納窓をその元の位置に戻す手段と を含む特許請求の範囲第123項記載の装値置。
  125. 125.少なくとも2つのコイン特性に対応するデータを検知する誘導センサー と、 前記センサーに接続され、反詐欺基準を限定し、前記受納基準を制限し、システ ム動作を制御する処理及び制御回路と、前記処理及び制御回路に接続されたメモ リー手段と、検査されたアイテムからの検知データと前記記憶されたコインクラ スターを比較する比較回路構成要素と、 前記処理及び制御回路の制御下で、そのデータが記憶されたコインクラスターの データに匹敵するコインを受納し、そのデータが匹敵しないアイテムを排除する ゲート手段と からなるコイン確認装置。
  126. 126.前記処理及び制御回路は、マイクロプロセッサーと、不揮発性メモリー からなるメモリー手段とを含む特許請求の範囲第125項記載の装置。
  127. 127.異なるタイプの本物のアイテムを確認するために受納基準を利用し、該 受納基準は中心点を有する特性データからなる通貨確認装置を動作させる方法に おし、て、 前記中心点から前記受納基準の境界までの距離に比較して小さい偏差限界を設け る過程と、 アイテムを検査し、前記アイテムについての特性データを発生する過程と、前記 受納基準と前記アイテムのデータ点を比較する過程と、排除されたアイテム特性 データがそのアイテムについての前記反詐欺基準以内にある場合には、予め決め られた量だけアイテムタイプについての前記受納基準を制限する過程と、 その特性データがそのタイプに対応する受納基準以内にある場合には、前記アイ テムを受納する過程と、 必要なだけ受納されたアイテムが前記偏差限界以内の特性データを有する場合に は、前記中心点を漸増または漸減させることによって前記受納基準を修正する過 程と からなる方法。
  128. 128.さらに、 前記受納されたアイテムの特性データと前記受納基準の中心点の絶対差を計算す る過程と、 前記絶対差が前記偏差限界より小さいかまたは等しい場合には、前記中心点と前 記受納されたアイテムの特性データの差を累積合計に加算する過程と、前記累積 合計値が予め決められた限界を越える場合には、プリセット量だけ前記受納基準 の中心点を漸増させ、または前記累積合計が予め決められた負の限界より小さい 場合には、プリセット量だけ前記中心点を漸減させる過程と、前記累積合計をリ セットする過程と を含む特許請求の範囲第127項記載の方法。
  129. 129.アイテムが排除され、かつその特性データが反詐欺基準以内にある場合 には、次に、そのアイテムタイプに対応する前記受納基準は、予め決められた量 だけ境界データを修正することにより制限される特許請求の範囲第127項記載 の方法。
  130. 130.さらに、 排除されたアイテムが受納基準の修正を引き起こす場合には、アイテムタイプに 対応する詐欺モードフラクをセットする過程と、そのアイテムタイプについての 詐欺モードカウンターをクリアする過程と、同じタイプの本物のアイテムが検出 され、かつ前記詐欺モードフラグがセットされた場合には、前記詐欺モードカウ ンターを漸増させる過程と、前記詐欺モードカウンターが予め決められたスレシ ョールド値に達した場合には、前記詐欺モードフラグをクリアする過程と、前記 詐欺モードフラクがクリアされた場合には、前記アイテムの前記受納基準をその 非制限位置に戻す過程と を含む特許請求の範囲第127項記載の方法。
  131. 131.前記反詐欺基準、前記偏差限界及び予め決められたスレショールド値は 調整可能である特許請求の範囲第130項記載の方法。
  132. 132.各々の受納基準は特有の偏差限界を有する特許請求の範囲第127項記 載の方法。
  133. 133.前記受納基準は、コインを表わし、コイン直径、コイン材料またはコイ ン厚さに対応する少なくとも1つの特性からなるデータを含む特許請求の範囲第 127項記載の方法。
  134. 134.偏差限界を設ける手段と、 アイテムを検査し、該アイテムについての特性データを発生する手段とね受納基 準と前記アイテムのデータ点を比較する手段と、排除されたアイテム特性データ が反詐欺基準以内にある場合には、アイテムタイプについての前記受納基準を制 限する手段と、その特性データが前記受納基準以内にある場合には、前記アイテ ムを受納する手段と、 必要なだけ受納されたアイテムが前記偏差限界以内の特性データを有する場合に は、前記中心点を漸増または漸減させることによって前記受納基準を修正する手 段と からなる通貨確認装置。
  135. 135.少なくとも2つのコイン特性に対応するデータを検知する誘導センサー と、 前記センサーに接続され、反詐欺基準及び偏差限界を限定し、前記受納基準を制 限または修正し、システム動作を制御する処理及び制御回路と、前記処理及び制 御回路に接続されたメモリー手段と、検査されたアイテムからの検知データと前 記記憶されたコインクラスターを比較する比較回路構成要素と、 前記処理及び制御回路の制御下で、そのデータが記憶されたコインクラスターの データに匹敵するコインを受納し、そのデータが匹敵しないアイテムを排除する ゲート手段と からなるコイン確認装置。
  136. 136.前記処理及び制御回路は、マイクロプロセッサーと、不揮発性メモリー からなるメモリー手段とを含む特許請求の範囲第135項記載の装置。
  137. 137.異なるタイプの本物のアイテムに対応する受納基準を利用して、少なく とも1つのセンサー回路と処理及び制御回路を有する通貨確認装置を動作させる 方法において、 各々のセンサーについての休止値を測定する過程と、前記センサーのシフト値を 測定することによりアイテムを検査する手段と、前記休止値に基づいた指数的に 重み付けされた移動平均を計算する過程と、前記シフト値、前記休止値及び前記 指数的に重み付けされた移動平均に基づいた前記未知のアイテムについての相対 値を計算する過程と、前記相対値に基づいた前記アイテムについての特性データ を発生する過程と、前記受納基準と前記アイテム特性データを比較する過程と、 前記排除されたアイテムの特性データが前記反詐欺基準以内にある場合には、予 め決められた量だけアイテムタイプについての受納基準を制限する過程とからな る方法。
  138. 138.排除されたアイテムの前記特性データが前記反詐欺基準以内にある場合 には、前記受納基準は予め決められた量だけ境界データを修正することにより制 限される特許請求の範囲第137項記載の方法。
  139. 139.前記相対値は、前記シフト値と前記指数的に重み付けされた移動平均を 乗算し、前記休止値で徐算することにより計算される特許請求の範囲第137項 記載の方法。
  140. 140.前記指数的に重み付けされた移動平均は重み付け係数を含む特許請求の 範囲第137項記載の方法。
  141. 141.前記休止値の指数的に重み付けされた移動平均は、アイテムが確認され るにしたがって、一方の動作点から他方の動作点へ滑らかな移動速度を与えるよ うに丸められる特許請求の範囲第137項記載の方法。
  142. 142.前記指数的に重み付けされた移動平均は、色々なシステム動作変化に対 する補償を与えるように計算される特許請求の範囲第137項記載の方法。
  143. 143.各々のセンサーについての休止値を測定する手段と、前記センサーのシ フト値を測定することによりアイテムを検査する手段と、前記休止値に基づいた 指数的に重み付けされた移動平均を計算する手段と、前記シフト値、前記休止値 及び前記指数的に重み付けされた移動平均に基づいた前記未知のアイテムについ ての相対値を計算する手段と、前記相対値に基づいた前記アイテムについての特 性データを発生する手段と、前記受納基準と前記アイテム特性データを比較する 手段と、排除されたアイテム特性データが前記反詐欺基準以内にある場合には、 予め決められた量だけアイテムタイプについての受納基準を制限する手段とから なる異なるタイプの本物のアイテムに対応する受納基準を利用する通貨確認装置 。
  144. 144.少なくとも2つのコイン特性に対応するデータを検知する誘導センサー と、 前記センサーに接続され、反詐欺基準を限定」相対値を計算し、前記受納基準を 制限し、システム動作を制御する処理及び制御回路と、前記処理及び制御回路に 接続されたメモリー手段と、検査されたアイテムからの検知データと前記記憶さ れたコインクラスターを比較する比較回路構成要素と、 前記処理及び制御回路の制御下で、そのデータが記憶されたコインクラスターの データに匹敵するコインを受納し、そのデータが匹敵しないアイテムを排除する ゲート手段と からなるコイン確認装置。
  145. 145.前記処理及び制御回路は、マイクロプロセッサーと、不揮発性メモリー からなるメモリー手段とを含む特許請求の範囲第144項記載の装置。
  146. 146.異なるタイプの本物のアイテムに対応しかつ中心点を有する特性データ からなる受納基準を利用して、少なくとも1つのセンサー回路と処理及び制御回 路を有する通貨確認装置を動作させる方法において、前記中心点から前記受納基 準の境界までの距離に比較して小さい偏差限界を設ける過程と、 反詐欺基準を限定する過程と、 各々のセンサーについての休止値を測定する過程と、前記センサーのシフト値を 測定することによりアイテムを検査する過程と、前記休止値に基づいた、指数的 に重み付けされた移動平均を計算する過程と、前記シフト値、前記休止値及び前 記指数的に重み付けされた移動平均に基づいた前記アイテムについての相対値を 計算する過程と、前記相対値に基づいた前記アイテムについての特性データを発 生する過程と、前記受納基準と前記アイテムの特性データを比較する過程と、そ の特性データが前記受納基準外にある場合には前記アイテムを排除し、前記排除 されたアイテムの特性データが前記反詐欺基準以内にある場合には、予め決めら れた量だけアイテムタイプについての受納基準を制限する過程と、その特性デー タが受納基準以内にある場合には前記アイテムを受納し、必要なだけ受納された アイテムが前記反詐欺基準以内の特性データを有する場合には、前記中心点を漸 増または漸減させることによって前記受納基準を修正する過程とからなる方法。
  147. 147.さらに、 前記受納されたアイテムの特性データと前記受納基準の中心点の絶対差を計算す る過程と、 前記絶対差が前記偏差限界より小さいかまたは等しい場合には、前記中心点と前 記受納されたアイテムの特性データの差を累積合計に加算する過程と、前記累積 合計値が予め決められた限界を越える場合には、プリセット量だけ前記受納基準 の中心点を漸増させ、または前記累積合計が予め決められた負の限界より小さい 場合には、プリセット量だけ前記中心点を漸減させる過程と、前記累積合計をリ セットする過程と を含む特許請求の範囲第146項記載の方法。
  148. 148.異なるタイプの本物のアイテムに対応する受納基準を利用し、該受納基 準は中心点を有する特性データからなる通貨確認装置において、偏差限界及び反 詐欺基準を設ける手段と、休止値を測定する手段と、 シフト値を測定することによりアイテムを検査する手段と、前記休止値に基づい た、指数的に重み付けされた移動平均を計算する手段及び前記シフト値、前記休 止値及び前記指数的に重み付けされた移動平均に基づいた前記アイテムについて の相対値を計算する手段と、前記相対値に基づいた前記アイテムについての特性 データを発生する手段と、前記受納基準と前記アイテムの特性データを比較する 手段と、その特性データが前記受納基準外にある場合には、前記アイテムを排除 し、前記排除されたアイテム特性データが前記反詐欺基準以内にある場合には、 アイテムタイプについての前記受納基準を制限する手段と、その特性データが受 納基準以内にある場合には、前記アイテムを受納し、必要なだけ受納されたアイ テムが前記反詐欺基準以内の特性データを有する場合には前記中心点を漸増また は漸減させることによって前記受納基準を修正する手段とからなる装置。
  149. 149.異なるタイプの本物のアイテムに対応する受納基準を利用し、該受納基 準は中心点を有する特性データからなる通貨確認装置を動作させる方法において 前記中心点から前記受納基準の境界までの距離に比較して小さい偏差眼界を設け る過程と、 アイテムを検査し、該アイテムについての特性データを発生する過程と、その特 性データが特定のタイプに対応する受納基準以内にある場合には、そのタイプの ものとして前記アイテムを受納する過程と、必要なだけ受納されたアイテムが前 記偏差限界以内の特性データを有する場合には、前記中心点を漸増または漸減さ せることによって前記受納基準を修正する過程と からなる方法。
  150. 150.さらに、 前記受納されたアイテムの特性データと前記受納基準の中心点の絶対差を計算す る過程と、 前記絶対差が前記偏差限界より小さいかまたは等しい場合には、前記中心点と前 記受納されたアイテムの特性データの前記差を累積合計に加算する過程と、前記 累積合計値が予め決められた限界を越える場合には、プリセット量だけ前記受納 基準の中心点を漸増させ、または前記累積合計が予め決められた負の限界より小 さい場合には、プリセット量だけ前記中心点を漸減させる過程と、前記累積合計 をリセットする過程と を含む特許請求の範囲第149項記載の方法。
  151. 151.各々の受納基準は特有の偏差限界を有する特許請求の範囲第149項記 載の方法。
  152. 152.前記受納基準はコインを表わし、前記特性データは、コイン直径、コイ ン材料及びコイン厚さに対応する少なくとも1つの特性からなる特許請求の範囲 第149項記載の方法。
  153. 153.異なるタイプの本物のアイテムに対応する受納基準と検査されたアイテ ムデータを比較する手段を有し、該各受納基準は中心点を有する特性データから なる通貨確認装置において、 前記中心点から前記受納基準の境界までの距離に比較して小さい偏差限界を設け る手段と、 アイテムを検査し、特性データを発生する手段と、その特性データが前記受納基 準以内にある場合には、前記アイテムを受納する手段と、 必要なだけ受納されたアイテムが前記偏差限界以内の特性データを有する場合に は、前記受納基準の中心点を漸増または漸減させる手段とからなる装置。
  154. 154.さらに、 前記受納されたアイテム特性データと前記受納基準の中心点の絶対差を計算する 手段と、 前記絶対差が前記偏差限界より小さいかまたは等しい場合には、前記中心点と前 記受納されたアイテムの特性データの前記差を累積合計に加算する手段と、前記 累積合計値が予め決められた限界を越える場合には、プリセット量だけ前記中心 点を漸増させ、または前記累積合計が予め決められた限界より小さい場合には、 プリセット量だけ前記中心点を漸減させる手段と、前記累積合計をリセットする 手段と を含む特許請求の範囲第153項記載の方法。
  155. 155.少なくとも2つのコイン特性に対応するデータを検知する誘導センサー と、 前記センサーに接続され、偏差限界を設け、前記受納基準を制限し、システム動 作を制御する処理及び制御回路と、 前記処理及び制御回路に接続されたメモリー手段と、検査されたアイテムからの 検知データと前記記憶されたコインクラスターを比較する比較回路構成要素と、 前記処理及び制御回路の制御下で、そのデータが記憶されたコインクラスターの データに匹敵するコインを受納し、そのデータが匹敵しないアイテムを排除する ゲート手段と からなるコイン確認装置。
  156. 156.前記処理及び制御回路は、マイクロプロセッサーと、不揮発性メモリー からなるメモリー手段とを含む特許請求の範囲第155項記載の装置。
  157. 157.異なるタイプの本物のアイテムに対応しかつ中心点を有する特性データ からなる受納基準を利用して、少なくとも1つのセンサー回路と処理及び制御回 路を有する通貨確認装置を動作させる方法において、前記中心点から前記受納基 準の境界までの距離に比較して小さい偏差限界を設ける過程と、 各々のセンサーについての休止値を測定する過程と、前記センサーのシフト値を 測定することによりアイテムを検査する過程と、前記休止値に基づいた、指数的 に重み付けされた移動平均を計算する過程と、前記シフト値、前記休止値及び前 記指数的に重み付けされた移動平均に基づいた前記アイテムについての相対値を 計算する過程と、前記相対値に基づいた前記アイテムについての特性データを発 生する過程と、その特性データが特定のタイプに対応する受納基準以内にある場 合には、そのタイプのものとして前記アイテムを受納する過程と、必要なだけ受 納されたアイテムが前記偏差限界以内の特性データを有する場合には、前記中心 点を漸増または漸減させることによって前記受納基準を修正する過程と からなる方法。
  158. 158.さらに、 前記受納されたアイテムの特性データと前記受納基準の中心点の絶対差を計算す る過程と、 前記絶対差が前記偏差限界より小さいかまたは等しい場合には、前記中心点と前 記受納されたアイテムの特性データの差を累積合計に加算する過程と、前記累積 合計値が予め決められた限界を越える場合には、プリセット量だけ前記中心点を 漸増させ、または前記累積合計が予め決められた負の限界より小さい場合には、 プリセット量だけ前記中心点を漸減させる過程と、前記累積合計をリセットする 過程と を含む特許請求の範囲第157項記載の方法。
  159. 159.前記相対値は、前記シフト値と前記休止値の前記指数的に重み付けされ た移動平均とを乗算し、前記休止値で徐算することにより計算される特許請求の 範囲第157項記載の方法。
  160. 160.前記指数的に重み付けされた移動平均は重み付け係数を含む特許請求の 範囲第157項記載の方法。
  161. 161.前記重み付け係数は0と1の間の値を有する特許請求の範囲第160項 記載の方法。
  162. 162.前記重み付け係数は1/40である特許請求の範囲第161項記載の方 法。
  163. 163.前記休止値の指数的に重み付けされた移動平均は、未知のアイテムが確 認されるにしたがって、一方の動作点から他方の動作点へ滑らかな移動速度を与 えるように丸められる特許請求の範囲第157項記載の方法。
  164. 164.前記滑らかな移動の速度は前記システムの追跡速度より遅い特許請求の 範囲第163項記載の方法。
  165. 165.前記指数的に重み付けされた移動平均は、色々なシステム動作変化に対 する補償を与えるように計算される特許請求の範囲第157項記載の方法。
  166. 166.補償は、ユニット老化、摩損、メンテナンス手順による汚染、及び周囲 温度変化に備えられる特許請求の範囲第165項記載の方法。
  167. 167.異なるタイプの本物のアイテムに相当しかつ中心点を有する特性データ からなる受納基準を利用すると共に、少なくとも1つのセンサー回路と処理及び 制御回路を有する通貨確認装置において、偏差限界を設ける手段と、 各々のセンサーについての休止値を測定する手段と、前記センサーのシフト値を 測定することによりアイテムを検査する手段と、前記休止値に基づいた、指数的 に重み付けされた移動平均を計算し、前記シフト値、前記休止値及び前記指数的 に重み付けされた移動平均に基づいた前記アイテムについての相対値を計算する 手段と、前記相対値に基づいた前記アイテムについての特性データを発生する手 段と、その特性データが特定のタイプに対応する受納基準以内にある場合には、 そのタイプのものとして前記アイテムを受納し、必要なだけ受納されたアイテム が前記偏差限界以内の特性データを有する場合には、前記中心点を漸増または漸 減させることによって前記受納基準を修正する手段とからなる装置。
  168. 168.少なくとも2つのコイン特性に対応するデータを検知する誘導センサー と、 前記センサーに接続され、相対値を計算するための偏差限界を限定し、前記受納 基準を修正し、システム動作を制御する処理及び制御回路と、前記処理及び制御 回路に接続されたメモリー手段と、検査されたアイテムからの検知データと前記 記憶されたコインクラスターを比較する比較回路構成要素と、 前記処理及び制御回路の制御下で、そのデータが記憶されたコインクラスターの データに匹敵するコインを受納し、そのデータが匹敵しないアイテムを排除する ゲート手段と からなるコイン確認装置。
  169. 169.前記処理及び制御回路は、マイクロプロセッサーと、不揮発性メモリー からなるメモリー手段とを含む特許請求の範囲第168項記載の装置。
  170. 170.少なくとも1つのセンサー回路と処理及び制御回路を有する通貨確認装 置において、本物のアイテムデータとの比較のためのアイテムの相対値を計算す る方法であって、 前記センサー回路の休止値を測定する過程と、前記アイテムにより生じた前記検 知回路のシフト値を測定する過程と、前記休止値に基づいた、指数的に重み付け された移動平均を計算する過程と、前記シフト値、前記休止値、及び前記休止値 の前記指数的に重み付けされた移動平均に基づいた前記アイテムについての相対 値を計算する過程とからなる方法。
  171. 171.前記相対値は、前記シフト値と前記指数的に重み付けされた移動平均を 乗算し、前記休止値で徐算することにより計算される特許請求の範囲第170項 記載の方法。
  172. 172.前記指数的に重み付けされた移動平均は重み付け係数を含む特許請求の 範囲第170項記載の方法。
  173. 173.前記重み付け係数は0と1の間の値を有する特許請求の範囲第172項 記載の方法。
  174. 174.前記重み付け係数は1/40である特許請求の範囲第173項記載の方 法。
  175. 175.前記休止値の指数的に重み付けされた移動平均は、アイテムが確認され るにしたがって、一方の動作点から他方の動作点へ滑らかな移動速度を与えるよ うに丸められる特許請求の範囲第170項記載の方法。
  176. 176.前記滑らかな移動の速度は前記システムの追跡速度より遅い特許請求の 範囲第175項記載の方法。
  177. 177.前記指数的に重み付けされた移動平均は、色々なシステム動作変化に対 する補償を与えるように計算される特許請求の範囲第170項記載の方法。
  178. 178.補償は、ユニット老朽化、摩損、メンテナンス手順による汚染、及び周 囲温度変化に備えられる特許請求の範囲第177項記載の方法。
  179. 179.少なくとも1つのセンサー回路と処理及び制御回路を有すると共に、本 物のアイテムデータとの比較のためののアイテムの相対値を計算する通貨確認装 置において、 前記検知回路の休止値を測定する手段と、前記アイテムにより生じた前記検知回 路のシフト値を測定する手段と、前記休止値に基づいた指数的に重み付けされた 移動平均を計算する手段と、前記シフト値、前記休止値、及び前記休止値の前記 指数的に重み付けされた移動平均に基づいた前記未知のアイテムについての相対 値を計算する手段とからなる装置。
  180. 180.少なくとも2つのコイン特性に対応するデータを検知する誘導センサー と、 前記センサーに接続され、休止値及びシフト値を測定し、指数的に重み付けされ た移動平均及び相対値を計算し、システム動作を制御する処理及び制御回路と前 記処理及び制御回路に接続されたメモリー手段と、検査されたアイテムからの検 知データと前記記憶されたコインクラスターを比較する比較回路構成要素と、 前記処理及び制御回路の制御下で、そのデータが記憶されたコインクラスターの データに匹敵するコインを受納し、そのデータが匹敵しないアイテムを排除する ゲート手段と からなるコイン確認装置。
  181. 181.前記処理及び制御回路は、マイクロプロセッサーと、不揮発性メモリー からなるメモリー手段とを含む特許請求の範囲第180項記載の装置。
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