JPH0548575U - 小型モータ - Google Patents

小型モータ

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JPH0548575U
JPH0548575U JP9191491U JP9191491U JPH0548575U JP H0548575 U JPH0548575 U JP H0548575U JP 9191491 U JP9191491 U JP 9191491U JP 9191491 U JP9191491 U JP 9191491U JP H0548575 U JPH0548575 U JP H0548575U
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JP
Japan
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ball bearing
motor
shield plate
spindle
space
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9191491U
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English (en)
Inventor
誠昭 尾形
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Sankyo Corp
Original Assignee
Nidec Sankyo Corp
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Publication date
Application filed by Nidec Sankyo Corp filed Critical Nidec Sankyo Corp
Priority to JP9191491U priority Critical patent/JPH0548575U/ja
Publication of JPH0548575U publication Critical patent/JPH0548575U/ja
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  • Brushless Motors (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シールド板を除去してボールベアリングを薄
型化すると共にモータを薄型化する。 【構成】 ステータ2により回転付勢されるロータ7と
一体に回転するスピンドル6を回転自在に支持するボー
ルベアリング15を配設したモータであって、ボールベ
アリング15近傍の固定側部材と回転側部材の少なくと
も一方に、両部材間の対向間隔を狭くした突出部3a,
10aを設け、ボールベアリング15を包囲する空間を
形成する。 【効果】 ボールベアリングを包囲した空間を形成して
外部空間からの異物等の入り込みを阻止したので、ボー
ルベアリングからシールド板を除去して薄型化し、さら
にモータの薄型化が達成することができる。また、シー
ルド板が不要になるのでボールベアリング自体のコスト
を低減することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ボールベアリングによりスピンドルを回転自在に支持するようにし た小型モータに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、一般にフロッピーディスクドライブモータ等として、偏平化された小型 モータが用いられている。従来の小型モータは図3に示すように駆動コイル1を 外周部に巻回したステータコア2をステータとし、その内周部分はハウジング3 の鍔部にねじ4によってねじ止め固定されている。さらに、ハウジング3の鍔部 には、駆動コイル1に通電する駆動電流を制御する回路等を構成した回路基板1 3が取り付けられている。また、ハウジング3の中央円筒部の中心孔には、内部 に上下一対のボールベアリング5,5の外輪が圧入嵌着されている。これら一対 のボールベアリング5,5は軸方向に並設されており、内輪にすきまばめ状態に て嵌挿したスピンドル6が両者の協働により回転自在に支持されている。
【0003】 ロータは略皿状に形成したロータケース7と外種の内面に設けた駆動マグネッ トからなり、上記スピンドル6の下端には、ロータケース7がビス8により締め 付け固定され、スピンドル6の上端には、駆動ピン9を備えるハブ台10がイン サートモールドによりスピンドル6と一体結合状態にて設けられている。上記ロ ータケース7と下端側のボールベアリング5の内輪との間には予圧バネ11が配 設され、一対のボールベアリング5,5の内輪は、ハブ台10と予圧バネ11に よって予圧状態で挟持されている。また、上記ロータケース7に設けた駆動マグ ネット12は上記ステータコア2の外周面に所定間隔をもって対向させている。
【0004】 この駆動マグネット12はステータコア2に巻回した駆動コイル1を駆動電流 によって励磁することにより回転付勢され、この回転と一体にスピンドル6を回 転すると共にハブ台10が回転し、ハブ台10に載置した図示しないフロッピー ディスクを回転駆動する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の小型モータに使用するボールベアリング5は、その内部に異物等が 入り込まないようにシールド板5aを上下端に各々設けていることから、ボール ベアリング5の軸方向の厚さ寸法が厚くなってしまい、この結果、モータの薄型 化するための障害となっていた、因みに、通常のボールベアリング5は、内輪の 内径が4mmの場合、軸方向の厚さ寸法は3mmであり、従って、一対のボールベア リング5を使用すると6mmの寸法を必要としていた。
【0006】 本考案は、このような問題点を解消するためになされたもので、シールド板を 除去してボールベアリングを薄型化すると共に、モータを薄型化することのでき る小型モータを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、ステータにより回転付勢されるロータと一体に回転するスピンドル を回転自在に支持するボールベアリングを配設したモータであって、ボールベア リング近傍の固定側部材と回転側部材の少なくとも一方に、両部材間の対向間隔 を狭くした突出部を設け、ボールベアリングを包囲する空間を形成する構成を有 している。
【0008】
【作用】
ボールベアリング近傍に突出部を設けて対向間隔を狭くすると、ボールベアリ ングが包囲された空間が形成され、外部空間からの異物等が入り込まなくなる。 従って、ボールベアリングからシールド板を除去することができることから、ボ ールベアリング自体を薄型化することができ、モータの薄型化が達成される。
【0009】
【実施例】
以下、本考案にかかる小型モータの実施例について図面を参照しながら説明す る。なお、図3と同符号は同部品を示し、その詳細な説明は省略する。 図1は本考案の第1の実施例を示し、図3に示した小型モータと相違する部分 は、ボールベアリング15,15として上下端にシールド板を有しない薄型のボ ールベアリングを使用し、これらボールベアリング15,15近傍の固定側部材 と回転側部材に対向間隔を狭くした突出部を設け、ボールベアリングを包囲する 空間を形成する構成としたことである。即ち、内部に上下一対のボールベアリン グ15,15の外輪を圧入嵌着した固定側部材であるハウジング3に下側突出部 3aを突出形成し、回転側部材であるロータケース7の内面に近接対向させ、両 者間の対向間隔A2を狭くしている。さらに、回転側部材であるハブ台10の下 面に上側突出部10aを下方に向けて突出形成し、上側に配設したボールベアリ ング15の外輪の上端面に近接対向させ、両者間の対向間隔A1を狭くしている 。これら両突出部3a及び10aの対向間隔は、外部からの異物が通過不能な寸 法である例えば0.3mmまたはそれ以下の寸法に設定することが望ましい。
【0010】 このように、下側突出部3a及び上側突出部10aを形成することにより、上 下一対のボールベアリング15,15を包囲する実質的に外部からシールドされ た空間20が形成される。この結果、モータのステータコア2とロータケース7 の間から中心のボールベアリング15に至る経路、及びハウジング3の鍔部とハ ブ台10の間から中心のボールベアリング15に至る経路から異物が入り込んだ としても、対向間隔の狭い部分によって異物が阻止され、空間20には異物が到 達することがない。従って、ボールベアリング15,15には異物による悪影響 が阻止されるので、シールド板を有しない薄型のボールベアリングを使用するこ とができ、モータの軸方向寸法を短小にして一段と薄型化できる。
【0011】 次に、本考案による小型モータの第2の実施例を図2に基づいて説明する。駆 動コイル30を外周部に巻回したステータコア31の内周部分はハウジング32 に嵌合配置され、内周近傍をハウジング32に嵌着したステータ基板33にカラ ー34を介してねじ35によってねじ止め固定されている。また、ハウジング3 の中央円筒部の中心孔には、図示下方に含油メタル軸受36を嵌着すると共に、 上方にボールベアリング37の外輪が圧入されている。これら軸受は軸方向に並 設されており、スピンドル38が両者の協働により回転自在に支持されている。
【0012】 上記スピンドル38の上端にはボス39が嵌着され、このボス39に略皿状に 形成したロータケース40が取り付けられている。ロータケース40には図示し ないフロッピーディスクを駆動するための駆動ピン41を備えている。また、ロ ータケース40の外周の内面には、駆動マグネット42が設けられ、上記ステー タコア31の外周面に所定間隔をもって対向させている。
【0013】 この例においても上下端にシールド板を有しない薄型のボールベアリング37 を使用し、このボールベアリング37近傍の回転側部材であるボス39の下方に 突出部39aを設け、この突出部39aと固定側部材であるボールベアリング3 7の外輪の上端面との対向間隔A3を好ましくは0.3mm以下としている。この 結果、ボールベアリング36近傍の周囲には、外部からシールドされた空間43 が形成され、モータのステータコア31とロータケース40の間からボールベア リング37に至る経路から異物が入り込んだとしても、対向間隔の狭い部分によ って異物が阻止され、空間43内には異物が到達することがない。従って、ボー ルベアリング37には異物による悪影響が阻止され、シールド板を有しない薄型 のボールベアリングを使用することによりモータを薄型化できる。
【0014】 なお、上述の実施例はフロッピーディスクドライブモータについて説明したが 、その他のボールベアリングを使用するモータに適用しても良い。また、突出部 を回転側部材或いは固定側部材のいずれか一方に設けて対向間隔の狭い部分を形 成していたが、両者の突出部を互いに入り組ませる所謂ラビリンスシール構造に 形成しても良く、本考案を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
【0015】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案の小型モータは、ボールベアリング近 傍の回転側部材または固定側部材のいずれか一方に突出部を設けて対向間隔を狭 くしているので、ボールベアリングが包囲された空間が形成され、外部空間から 異物等が入り込みを阻止することができる。従って、ボールベアリングからシー ルド板を除去することができ、ボールベアリング自体の薄型化によってモータの 薄型化を達成することができる。また、ボールベアリングのシールド板が不要に なるので、ボールベアリング自体のコストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる小型モータ第1の実施例を示す
断面図である。
【図2】本考案にかかる小型モータ第2の実施例を示す
断面図である。
【図3】従来の小型モータを示す断面図である。
【符号の説明】
3 ハウジング 3a 下側突出部 6 スピンドル 7 ロータケース 10 ハブ台 10a 下側突出部 15 ボールベアリング

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステータにより回転付勢されるロータを
    有し、このロータと一体に回転するスピンドルを回転自
    在に支持するボールベアリングを配設したモータにおい
    て、前記ボールベアリング近傍の固定側部材と回転側部
    材の少なくとも一方に、両部材間の対向間隔を狭くした
    突出部を設け、前記ボールベアリングを包囲する空間を
    形成してなる小型モータ。
JP9191491U 1991-10-15 1991-10-15 小型モータ Withdrawn JPH0548575U (ja)

Priority Applications (1)

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JP9191491U JPH0548575U (ja) 1991-10-15 1991-10-15 小型モータ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9191491U JPH0548575U (ja) 1991-10-15 1991-10-15 小型モータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0548575U true JPH0548575U (ja) 1993-06-25

Family

ID=14039856

Family Applications (1)

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JP9191491U Withdrawn JPH0548575U (ja) 1991-10-15 1991-10-15 小型モータ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008095551A (ja) * 2006-10-06 2008-04-24 Denso Corp バルブタイミング調整装置
JP2011080482A (ja) * 2011-01-26 2011-04-21 Denso Corp バルブタイミング調整装置

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JP4710786B2 (ja) * 2006-10-06 2011-06-29 株式会社デンソー バルブタイミング調整装置
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19960208