JPH0547516U - カウンター固定用の金具 - Google Patents

カウンター固定用の金具

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JPH0547516U
JPH0547516U JP10649091U JP10649091U JPH0547516U JP H0547516 U JPH0547516 U JP H0547516U JP 10649091 U JP10649091 U JP 10649091U JP 10649091 U JP10649091 U JP 10649091U JP H0547516 U JPH0547516 U JP H0547516U
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counter
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業性が悪い上向き状態での螺子締め作業を
一掃し、台本体の奥側のコーナー位置であっても、カウ
ンターを簡便に固定できるようにして、この種キャビネ
ットの組立作業の能率の向上を図れるようにする。 【構成】 台本体2の側板2aの上部内面に取り付ける
筒形の側板取付用金具1と、この金具1と対応するカウ
ンター5の下面位置に取り付ける筒形の天板取付用金具
4と、これらの金具1・4に水平状態で挿し込む楔8と
で形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本案は、カウンター固定用の金具に関し、更に詳しくは洗面化粧台や流し台、 調理台等の如くカウンターを備えたキャビネットの、例えば奥側のコーナーにお けるカウンター固定作業を簡便化できるよう形成したカウンター固定用の金具に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の金具は、例えば図10に示される如く、通常、金具本体15が断 面L字状の鈎形に形成されていた。そしてカウンター5を台本体2の側板2aに 固定する際は、螺子16を上向き状態で螺着していたものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従って従来品を使用すると、例えば台本体の奥側のコーナー位置で螺子の締付 作業を行なう場合に、作業が面倒で作業性が悪いものであった。 特に間口が狭いキャビネットの場合は、作業者に窮屈な姿勢を強いるため、作 業者は例えば金具本体の螺子孔を確認できないまま、手探り状態で螺子締め作業 を行なわなければならない場合もあり、従って従来品によると、カウンターの固 定作業が不便で作業性が悪い分、この種キャビネットの組立作業の能率が上がら ないという問題点があった。
【0004】 本案は、このような従来品の問題点を解消しようとするものである。 従って本案の技術的課題は、作業性が悪い上向き状態での螺子締め作業を一掃 し、台本体の奥側のコーナー位置であっても、カウンターを簡便に固定できるよ うにして、この種キャビネットの組立作業の能率の向上を図れるよう形成したカ ウンター固定用の金具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本案は、上記の課題を解決するために次のような技術的手段を採る。 即ち本案の金具は、台本体2の側板2aの上部内面に取り付けられる筒形の側 板取付用金具1と、この金具1と対応するカウンター5の下面位置に取り付けら れる筒形の天板取付用金具4と、これらの金具1・4に水平状態で挿し込まれる 楔8とで形成されたものである。
【0006】 又上記の課題を解決する第二の形態としては、台本体2の側板2aの上部内面 に取り付けられる雌形の側板取付用金具9と、この金具9と対応するカウンター 5の下面位置に取り付けられる雄形の天板取付用金具10とで一対状に形成され 、これらの金具9・10が嵌着自在に形成されたものがある。この場合、金具9 と金具10の外形状は任意であり、要は、両者が嵌着自在に形成されていれば良 い。
【0007】 更に上記の課題を解決する第三の形態としては、台本体2の側板2aの上部内 面に取り付けられ且つ係合面12aが断面略レの字状に形成された雌形の側板取 付用金具12と、この金具12と対応するカウンター5の下面位置に取り付けら れ且つ係合面13aが断面略レの字状に形成された雄形の天板取付用金具13と で一対状に形成され、上記側板取付用金具12の傾斜状の板片部12bに螺子挿 通用の長孔12cが長手方向に延びて開口され、この長孔12cを介して上記の 天板取付用金具13を側板取付用金具12に螺子止めする螺子止め用の孔13b が天板取付用金具13の傾斜状の板片部13cに形成されたものがある。
【0008】
【実施例】
以下、本案の好適な一実施例を添付図面に従って説明する。 1は、台本体2の側板2aの上部内面に螺子3等で取り付けられる筒形の側板 取付用金具である。この金具1は、この実施例では鋼板が折り曲げられて角筒形 に形成されたものであり、重合箇所に形成された螺子孔1aを介して、側板2a の上部内面に螺子止めされるものである。
【0009】 4は、側板取付用金具1と対応するカウンター5の下面位置に例えば螺子6等 で取り付けられる筒形の天板取付用金具である。この金具4も側板取付用金具1 と同様にこの実施例では鋼板が折り曲げられて形成されている。7は、天板取付 用金具4が螺子止めされる杆であり、この杆7は台本体2の前後方向に延びてカ ウンター5の下面に固定されている。
【0010】 8は、上記の側板取付用金具1と天板取付用金具4に水平状態で挿し込まれる 楔である。尚図3に示される如く、楔8の挿し込み操作によって側板2aの上端 面にカウンター5の下面が押し下げられて密着するよう、楔挿通孔4aの方が楔 挿通孔1bよりも、僅かに上方に位置するよう、上記の金具1・4は配置されて いる。
【0011】 而してこの実施例の金具を使用する場合、作業者は台本体2にカウンター5を 載せ、次に上記の楔8を天板取付用金具4から側板取付用金具1に挿し込めば良 い。金具1と金具4は、楔挿通孔1bより楔挿通孔4aの位置が僅かに上になる よう位置決めされているから、楔8が挿し込まれると、金具4と共にカウンター 5は下方に引かれ、側板2aの上端面に密着状に固定されるものである。
【0012】 以上の処において、上記の金具1・4は筒形に形成されていれば良く、その断 面形状は本案の場合例えば円形等でも良く任意である。
【0013】 又カウンター5を簡便に台本体2の側板2aに固定する第二の形態としては、 図4に示されるものがある。この金具は、台本体2の側板2aの上部内面に取り 付けられる雌形の側板取付用金具9と、この金具9と対応するカウンター5の下 面位置に取り付けられる雄形の天板取付用金具10とで一対状に形成され、これ らの金具9・10が嵌着自在に形成されたものである。
【0014】 この実施例の場合、金具9はその側面に波板部11が形成され、又金具10は 下部が折り返されてフック状に形成されている。そして金具10の解放された上 端縁10aが、上記波板部11の水平状の溝11aに係合することで嵌着するよ う構成されているものである。尚この場合、金具9・10の外形状は任意であり 、要は両者が嵌着自在に形成されていれば良い。
【0015】 更に本案の課題を解決する第三の形態としては、図7に示されるものがある。 この金具は、台本体2の側板2aの上部内面に取り付けられ且つ係合面12a が断面略レの字状に形成された雌形の側板取付用金具12と、この金具12と対 応するカウンター5の下面位置に取り付けられ且つ係合面13aが断面略レの字 状に形成された雄形の天板取付用金具13とで一対状に形成されている。そして 上記金具12の傾斜状の板片部12bに螺子挿通用の長孔12cが長手方向に延 びて開口されている。又この長孔12cを介して上記の天板取付用金具13を側 板取付用金具12に螺子止めする螺子止め用の孔13bが天板取付用金具13の 傾斜状の板片部13cに形成されたものである。
【0016】 14(図9参照)は、上記の金具13を金具12に螺子止めするのに用いる例 えばワッシャー付きの螺子である。この実施例の場合、金具12・13の垂直状 の板片部12d・13dは、垂直状に側板2a及び杆7に取り付けられている。 従ってカウンター5を台本体2に載置する場合は、上記の板片部12dに上記の 板片部13dを沿わしながら行なうと良い。
【0017】
【考案の効果】
以上説明したように本案は、筒形の側板取付用金具及び天板取付用金具と、こ れらの金具に水平状態で挿し込まれる楔とで形成されたものであるから、側板取 付用金具と天板取付用金具とを予め所定位置に取り付けておけば、組立時には楔 を挿し込むという簡単な作業でカウンターを固定できるものである。従って本案 を使用すれば、例えば台本体の奥側のコーナー位置であってもカウンターを簡便 に固定でき、この種キャビネットの組立作業の能率の向上を図れるという実用上 優れた効果を奏する。
【0018】 又請求項2記載の金具では、側板取付用金具と天板取付用金具とが嵌着自在に 形成されているから、楔や螺子等の連結具を必要とすることなく、カウンターを 固定できるものである。従ってこの場合は、カウンターの固定作業をより簡便化 でき、この種キャビネットの組立作業の能率の向上を図ることができると共に、 楔や螺子などの連結部材を省略できるという利点がある。
【0019】 更に請求項3記載の金具の場合は、螺子の締付作業を横方向からできるから、 従来品の如く、上向きに螺子を締め付ける作業に比べ、作業性が良くなるもので ある。従ってこの場合は、その分、カウンターの固定作業を簡便化でき、組立作 業の能率の向上を図ることができるものである。又この金具によれば、側板取付 用金具の垂直状の板片部に、天板取付用金具の垂直状の板片部を沿わしながら、 カウンターを台本体に載置できるから、カウンターを台本体に載置する際の位置 決め作業が簡便になるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案金具の好適な一例を示す一部を切欠した要
部の分解斜視図である。
【図2】本案金具の配置状態を示す一部を切欠した縦断
面図である。
【図3】Aは本案金具の配置状態を示す要部拡大図、B
は楔の挿し込み時の作用を説明する要部拡大図である。
【図4】本案金具の一部を切欠した要部の分解斜視図で
ある。
【図5】図4に示す本案金具の配置状態を示す一部を切
欠した縦断面図である。
【図6】Aは本案金具の挿し込み時の状態を示す要部の
拡大縦断面図、Bはカウンター固定時の要部の拡大縦断
面図である。
【図7】本案金具の一部を切欠した要部の分解斜視図で
ある。
【図8】図7に示す本案金具の配置状態を示す一部を切
欠した縦断面図である。
【図9】Aは本案金具の挿し込み時の状態を示す要部の
拡大縦断面図、Bはカウンター固定時の要部の拡大縦断
面図である。
【図10】従来例を示し、Aは金具の取付状態を示すキ
ャビネットの分解斜視図、Bは要部の拡大縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 筒形の側板取付用金具 2 台本体 2a 側板 4 筒形の天板取付用金具 5 カウンター 8 楔 9 雌形の側板取付用金具 10 雄形の天板取付用金具 12 係合面が断面略レの字状に形成された雌形の側板
取付用金具 12a 係合面 12b 傾斜状の板片部 12c 螺子挿通用の長孔 13 係合面が断面略レの字状に形成された雄形の天板
取付用金具 13a 係合面 13b 螺子止め用の孔 13c 傾斜状の板片部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F16B 12/46 A 7366−3J

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台本体の側板の上部内面に取り付けられ
    る筒形の側板取付用金具と、この金具と対応するカウン
    ターの下面位置に取り付けられる筒形の天板取付用金具
    と、これらの金具に水平状態で挿し込まれる楔とで形成
    されたカウンター固定用の金具。
  2. 【請求項2】 台本体の側板の上部内面に取り付けられ
    る雌形の側板取付用金具と、この金具と対応するカウン
    ターの下面位置に取り付けられる雄形の天板取付用金具
    とで一対状に形成され、これらの金具が嵌着自在に形成
    されたカウンター固定用の金具。
  3. 【請求項3】 台本体の側板の上部内面に取り付けられ
    且つ係合面が断面略レの字状に形成された雌形の側板取
    付用金具と、この金具と対応するカウンターの下面位置
    に取り付けられ且つ係合面が断面略レの字状に形成され
    た雄形の天板取付用金具とで一対状に形成され、上記側
    板取付用金具の傾斜状の板片部に螺子挿通用の長孔が長
    手方向に延びて開口され、この長孔を介して上記の天板
    取付用金具を側板取付用金具に螺子止めする螺子止め用
    の孔が天板取付用金具の傾斜状の板片部に形成されたカ
    ウンター固定用の金具。
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