JPH0545984Y2 - - Google Patents

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JPH0545984Y2
JPH0545984Y2 JP6402687U JP6402687U JPH0545984Y2 JP H0545984 Y2 JPH0545984 Y2 JP H0545984Y2 JP 6402687 U JP6402687 U JP 6402687U JP 6402687 U JP6402687 U JP 6402687U JP H0545984 Y2 JPH0545984 Y2 JP H0545984Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 「考案の目的」 (産業上の利用分野) この考案は、増幅器の出力電流検出装置に係
り、特に、BTL増幅器等の平衡形電力増幅器に
おける出力電流を検出するのに好適な出力電流検
出装置に関する。
(従来技術) 電流増幅器の出力電流検出装置としては、例え
ば、第4図に回路図に示すように構成されたもの
がある。
この第4図に示す出力電流検出装置は、被測定
用の電力増幅器(この場合は、不平衡形の電力増
幅器)1の負荷Lへ直列に接続した検出用抵抗R
と、この検出用抵抗Rの端子間電圧VIを検出し
て増幅するプリアンプ2と、このプリアンプ2の
出力側へ接続した電圧計3とによつて構成されて
いる。
上記のように構成した出力電流検出装置によつ
て、不平衡形電力増幅器1の出力電流ILを測定す
る場合、負荷Lに直列に接続した、該負荷Lのイ
ンピーダンスに比べて十分小さな抵抗値を有する
検出用抵抗Rの端子間電圧VIを、検出用抵抗R
の抵抗値の逆数と同じ値のゲインAを有するプリ
アンプ2で増幅すると、その出力電圧VOは、 VO=A・VI=A・IL/R ただし、ゲインAは、A=|R| となる。この出力電圧VOは、 |VO|=|IL| となる。このように、出力電圧VOは、出力電流IL
と等しくなり、電圧計3で出力電流ILを直読する
ことができる。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、上記した従来の出力電流検出装置にお
いては、被測定用の増幅器が、不平衡形の場合
は、第3図のように、検出用抵抗Rを負荷Lとア
ースとの間に接続し、アースを基準とした電圧を
測定すればよいが、例えば、BTL増幅器のよう
な平衡形増幅器の場合は、出力端子の一方を接地
することができず、したがつて、第4図に示した
回路構成のままで不平衡形および平衡形の両方式
増幅器の出力電流をともに測定することができな
い欠点があつた。
この考案は、上記した点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、不平衡形およ
び平衡形の両方式の増幅器の出力電流を、同一の
回路構成で検出し、測定することができるように
した増幅器の出力電流検出装置を提供することに
ある。
「考案の構成」 (問題点を解決するための手段) この考案に係る増幅器の出力電流検出装置は、
被測定用増幅器がBTL増幅器等の平衡形増幅器
である場合はその一方の増幅器の出力側を、また
不平衡形増幅器である場合はその増幅器のアース
側を、それぞれ接続するようにした共通端子と、
被測定用増幅器が平衡形である場合はその他方の
増幅器の出力側を、また不平衡形である場合はそ
の増幅器の出力側を、それぞれ接続するようにし
た入力端子と、この入力端子に接続された被測定
用増幅器の負荷と、この負荷に直列接続すると共
にその他端を共通端子に接続した検出用抵抗と、
この検出用抵抗と負荷との接続点を一方の入力と
し、またもう一方の入力を抵抗を介して共通端子
に接続したオペアンプと、このオペアンプの出力
と共通端子との間に接続した電圧計とを備えたも
のである。
(作用) 出力電流を検出する被測定用増幅器が、BTL
増幅器等の平衡形増幅器の場合は、その平衡形増
幅器を構成する一方の増幅器の出力を共通端子に
接続し、もう一方の増幅器の出力を入力端子に接
続する。この場合は、共通端子に接続された一方
の増幅器の出力側を、出力電流ILを測定する際の
電圧の基準点とする。このことにより、被測定用
増幅器の出力電流ILを測定するための回路構成全
体を、アースよりフローテイングすることができ
る。
したがつて、被測定用増幅器の出力電流ILを測
定する場合は、負荷インピーダンスに比べて十分
小さな抵抗値Rを有する検出抵抗の端子間電圧
VIを検出し、オペアンプに入力す。このオペア
ンプは、そのゲインが検出用抵抗の抵抗値Rの逆
数と同じ値のプリアンプであるから、その出力電
圧VO、上述した第4図の従来例と同様に、 VO=A・VI=A・IL/AただしA=|R1|
となり、出力電圧VOの値は、出力電流ILと等し
くなり、電圧計で出力電流を直読することができ
る。
また、出力電流を検出する被測定用増幅器が不
平衡形増幅器の場合は、その不平衡増幅器の出力
を入力端子に接続し、アースを共通端子に接続す
る。この場合は、上述した第4図の従来例と同様
に、共通端子に接続したアースを基準とした電圧
を測定することにより、出力電流を測定すること
ができる。
(実施例) この考案に係る増幅器の出力電流検出装置の実
施例を第1図乃至第3図に基づいて説明する。第
1図は全体構成を示す回路図、第2図は平衡形増
幅器を接続した測定状態を示す回路図、第3図は
不平衡形増幅器を接続した測定状態を示す回路図
である。
第1図において、は入力端子で、被測定用増
幅器が第2図に示すようにBTL増幅器11(平
衡形)の場合は、その増幅器の一方の増幅器11
aの出力を接続し、また、被測定用増幅器が、第
3図に示すように不平衡形増幅器1の場合は、そ
の出力側を接続する。は共通端子で、被測定用
増幅器が第2図に示すようにBTL増幅器11の
場合は、その増幅器のもう一方の増幅器11bの
出力を接続し、また、不平衡形増幅器1の場合
は、そのアース側を接続する。R1は検出用抵抗
で、負荷Lのインピーダンスに比べて十分小さな
抵抗値(例えば、0.01Ω)を有するものである。
R2およびR3は、オペアンプ21のゲインAを
決める抵抗である(例えば、抵抗R2の抵抗値を
99KΩ、抵抗R3の抵抗値を1KΩに設定する)。
したがつて、オペアンプ21は、検出用抵抗R1
の端子間電圧V1を、検出用抵抗R1の抵抗値の
逆数と同じ値のゲインAで増幅し、その出力電圧
VOは、 VO=A・VI=A・IL/R1 ただし、ゲインA=|R1| となり、出力電圧VOの値は、出力電流ILと等しく
なり、電圧計3で出力電流ILを直読できるように
構成されている。
上記のように構成することによつて、平衡形増
幅器であるBTL増幅器の出力電流ILを測定する
場合は、第2図に示すように、BTL増幅器11
の一方の増幅器11aの出力を入力端子に接続
し、もう一方の増幅器11bの出力を共通端子
に接続する。この場合は、共通端子に接続され
た増幅器11bの出力側を出力電流IL測定時にお
ける電圧の基準点とする。このことにより、
BTL増幅器11の出力電流ILを測定するための
第1図に示すように構成した回路全体を、アース
よりフローテイングすることが可能となる。
また、不平衡形増幅器の出力電流ILを測定する
場合は、第3図に示すように不平衡増幅器1の出
力側を入力端子に接続し、アース側を共通端子
に接続することにより、第4図に示す従来例と
同様に、出力電流ILを測定することができる。
「考案の効果」 この考案に係る増幅器の出力電流検出装置によ
れば、BTL増幅器等の平衡形増幅器の出力電流
を測定する場合は電圧の基準点を一方の増幅器の
出力側に置くように構成したから、その測定する
回路構成全体をアースよりフローテイングするこ
とができ、平衡形増幅器の出力電流を容易に測定
することができる。また、不平衡形増幅器の出力
電流を容易に測定する場合は、測定する回路構成
を変えることなく、従来と同様に測定することが
できる。さらに、電圧計にオペアンプを1個使用
するだけの簡単な回路構成であつて、安価に構成
することができるから、実施が容易である等の優
れた特長がある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は、この考案の実施例を示す
ものであつて、第1図は全体構成を示す回路図、
第2図は平衡形増幅器を測定する場合の接続状態
を示す回路図、第3図は不平衡形増幅器を測定す
る場合の接続状態を示す回路図である。第4図は
従来例を示すもので、不平衡形増幅器を測定する
場合の接続状態を示す回路図である。 1……不平衡形増幅器、2……プリアンプ、3
……電圧計、L……負荷、R,R1……検出用抵
抗、……入力端子、……共通端子、11……
平衡形増幅器、21……オペアンプ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 被測定用増幅器がBTL増幅器等の平衡形増
    幅器である場合はその一方の増幅器の出力側
    を、また不平衡形増幅器である場合はその増幅
    器のアース側を、それぞれ接続するようにした
    共通端子と、被測定用増幅器が平衡形である場
    合はその他方の増幅器の出力側を、また不平衡
    形である場合はその増幅器の出力側を、それぞ
    れ接続するようにした入力端子と、この入力端
    子に接続された被測定用増幅器の負荷と、この
    負荷に直列接続すると共にその他端を共通端子
    に接続した検出用抵抗と、この検出用抵抗と負
    荷との接続点を一方の入力とし、またもう一方
    の入力を抵抗を介して共通端子に接続したオペ
    アンプと、このオペアンプの出力と共通端子と
    の間に接続した電圧計とを備えたことを特徴と
    する増幅器の出力電流検出装置。 (2) 前記検出用抵抗は、直列接続した負荷のイン
    ピータンスに比べて十分小さな抵抗値を有する
    ものであることを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の増幅器の出力電流検出装
    置。 (3) 前記オペアンプは、ゲインが前記検出用抵抗
    の抵抗値の逆数と同じ値を有するものであるこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の増幅器の出力電流検出装置。
JP6402687U 1987-04-30 1987-04-30 Expired - Lifetime JPH0545984Y2 (ja)

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JPS63172970U JPS63172970U (ja) 1988-11-10
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