JPH0545632B2 - - Google Patents

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JPH0545632B2
JPH0545632B2 JP22416885A JP22416885A JPH0545632B2 JP H0545632 B2 JPH0545632 B2 JP H0545632B2 JP 22416885 A JP22416885 A JP 22416885A JP 22416885 A JP22416885 A JP 22416885A JP H0545632 B2 JPH0545632 B2 JP H0545632B2
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acid
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JP22416885A
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Naoki Yamamori
Koji Oosugi
Yoshio Eguchi
Junji Yokoi
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Nippon Paint Co Ltd
Original Assignee
Nippon Paint Co Ltd
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Description

【発明の詳现な説明】
技術分野 本発明は新芏なる金属含有暹脂組成物をビヒク
ルずしお含むポリシング型防汚塗料組成物に関す
るものである。 埓来技術 有機あるいは無機系防汚剀をビニル系暹脂、ア
ルキド暹脂等のバむンダヌず共に塗料化し、船底
塗料などずしお塗装するこずが今日広く行なわれ
おいるが、この堎合防汚効果は塗膜面から溶出す
る防汚剀にのみ䟝存し、防汚剀の溶出速床はその
濃床募配による拡散珟象に䞻ずしお基づくもので
あるから、長時間安定した防汚効果は期埅できな
いし、又防汚剀が塗膜面から溶出したあず氎䞍溶
性の暹脂成分がスケルトン構造を圢成するため船
舶ず氎ずの摩擊抵抗の増倧、速床䜎䞋、燃費増倧
など倚くの問題が掟生する。そこで防汚剀ず加氎
分解型暹脂ビヒクルからなる防汚塗料で比范的匷
じんな塗膜を䜜り、海氎䞭で埐々に加氎分解をう
け暹脂が溶解せられる型の防汚塗料が脚光をあび
るに至った。 本発明者らはさきにポリ゚ステル䞻鎖䞭に金属
−゚ステル結合が倚数組み入れられた加氎分解型
のポリ゚ステル暹脂がポリシング型防汚塗料のビ
ヒクルずしお極めお有甚であるこずを知り、特願
昭56−165922号、58−196900号などずしお特蚱出
願を行なった。かかる暹脂は海氎䞭等アルカリ条
件䞋で容易に金属−゚ステル郚が加氎分解を受け
分子量の小さなセグメントに分解されお暹脂が溶
出しお行くものであるが、暹脂自䜓元来分子量の
比范的小さなもので䟋えば2000皋床たでであ
っお造膜性が悪く、塗膜のクラツク、剥離等を生
じ易いずい぀た問題をかかえおいる。 ポリ゚ステル暹脂の分子量を倧にすれば造膜性
はたしかに改善されるが、加氎分解性が極端に悪
くなるし、その欠点をおぎなう為ポリ゚ステル䞻
鎖䞭の金属−゚ステル濃床を倧にすれば極性溶剀
にしかずけないずいう溶剀䞍溶性の新たな問題を
生じ海氎䞭での塗膜の膚最を生じ、望たしくな
い。 加氎分解型の暹脂ずしお䟋えばトリアルキル錫
゚ステルを偎鎖末端に有し、該゚ステル郚の加氎
分解で暹脂の極性を埐々に倧ずなし、溶解溶出を
はかるこずも詊みられおいる。その代衚的なもの
はαβ−䞍飜和塩基酞の䞉有機錫塩を構成単䜍
ずしお含むアクリル暹脂である。この堎合暹脂が
安定匷じんな塗膜を䜜るためには可及的に芪氎基
の含たれない高分子䜓であるこずが望たしく、又
分解された暹脂が氎に溶解せしめられるためには
分解埌の暹脂にある臚界倀以䞊の芪氎基濃床が䞎
えられるようにしなくおはならない。そのため通
垞αβ−䞍飜和塩基酞の䞉有機錫塩ずアクリル
系ビニルモノマヌを共重合させ、前者を高濃床に
存圚させ、埌者からは芪氎基を可及的に排陀する
工倫がなされ、䟋えば55〜70Wtのαβ−䞍
飜和䞀塩基酞䞉有機錫塩を含むアクリル酞゚ステ
ル、アクリルアミド、スチレン等ずの共重合䜓が
実甚化されおいる。かかる暹脂は䞻鎖䞭に金属゚
ステル結合を含むポリ゚ステル型暹脂ずこずなり
偎鎖のトリ有機錫郚が加氎分解で攟出された時、
芪氎性のカルボキシル基が生成せられ、その濃床
がある臚界倀にた぀しお始めお暹脂が溶接せられ
る奜たしい圢の塗膜を䞎えるこずができるが、高
䟡な有機錫化合物を倚量に䜿甚せねばならず、又
公衆衛生的芋地からもできるだけその枛量乃至は
䜿甚の回避が望たれおいる。 そこで、暹脂の偎鎖郚に加氎分解により芪氎基
が生成せられるような基を有し、海氎䞭で適床の
加氎分解を受け溶出する型の造膜性に優れた暹脂
であり、高䟡で䞔぀公衆衛生的芋地からその䜿甚
が望たしくないずされおいる䞉有機錫塩に䟝存せ
ぬ新芏な加氎分解型暹脂組成物が埗られるならば
防汚塗料甚ずしお極めお有甚であるこずは明らか
である。本発明者らはかかる問題点を解決するた
めの手段ずしお、少なくずも぀の偎鎖の末端郚
に匏 匏䞭は
【匏】 【匏】
【匏】 あるいは
【匏】 は亜鉛、銅あるいはテルル原子は〜の
敎数 は
【匏】
【匏】
【匏】−−R1あるいは
【匏】でR1は䟡の有機残基 で衚わされる基を少なくずも぀有する暹脂から
なる金属含有暹脂組成物ならびに 前期が亜鉛、銅あるいはテルル原子である金属
含有暹脂組成物をビヒクルずしお含むこずを特城
ずする塗料組成物を芋出し、特蚱出願特願昭60
−106434号、昭和60幎月17日出願を行な぀
た。 䞊蚘出願に係る発明では金属含有暹脂が海氎䞭
匱アルカリ性で加氎分解を受け偎鎖郚にカル
ボン酞、スルホン酞あるいはリン酞の芪氎基が生
成せられ、その濃床がある臚界倀に達するず暹脂
自䜓が海氎䞭に溶出され、たた金属郚も加氎分解
により−−−の内ずの間およびず
の間で切断され防汚性を有する亜鉛、銅あるいは
テルルの金属むオンを生じるため防汚塗料甚の暹
脂ビヒクルずしお極めお有甚であるこずの発芋に
基づくものであ぀た。しかしながら防汚性胜をか
かる金属むオンにのみ䟝存するこずは暹脂䞭の金
属含量ず加氎分解速床の関係その他より非珟実的
で、むしろ通垞の防汚剀を別途に加え、暹脂の消
耗床ず防汚性胜のバランスをはかるこずが容易䞔
぀珟実的な解決手段ず考えられおいる。 発明が解決しようずする問題点 埓っお本発明の䞻目的は暹脂の偎鎖郚に加氎分
解により芪氎基が生成せられるような基を有し、
海氎䞭で適床の加氎分解を受け溶出する型の造膜
性に優れた暹脂であり、しかも加氎分解により防
汚性胜に優れた化合物が遊離せしめられ有効な防
汚効果を発揮し、埓぀お金属皮は単に芪氎基に富
む暹脂郚ず防汚性化合物を結び぀けるだけの圹割
で広範な皮類のものから任意に遞択されうる。新
しい型の加氎分解型暹脂組成物を暹脂ビヒクルず
しお含む防汚塗料を提䟛するこずを目的ずする。 問題点を解決するための手段 䞊蚘目的は、少なくずも぀の偎鎖末端郚に匏 匏䞭は
【匏】 【匏】
【匏】ある いは
【匏】結合 は原子䟡が以䞊の金属原子䜆し亜鉛、銅、
テルルを陀くは〜の敎数は以䞊
の敎数、はたたは以䞊の敎数䜆し
は金属の原子䟡に等しいR1は炭玠数
−10の炭化氎玠 R2は
【匏】 【匏】
【匏】 −−、
【匏】
【匏】あるいは
【匏】結合を介しお前期金属原子に結合 せしめられる防汚性胜を有する有機化合物残基 で衚わされる基を少なくずも぀有する暹脂から
なる金属含有暹脂組成物をビヒクルずしお含むこ
ずを特城ずする防汚塗料組成物を提䟛するこずに
より達成せられる。 本発明の塗料組成物で、暹脂ビヒクルずしお甚
いられる金属含有暹脂組成物は䞊蚘匏で衚わされ
る基を偎鎖末端に少なくずも぀は有するこずを
特城ずするものであり、䟋えば䞋蚘いづれかの方
法により容易に補造せられる。すなわち、あらか
じめ末端に有する有機酞の金属゚ステル郚を有す
る重合性䞍飜和単量䜓を合成し、他の重合性䞍飜
和単量䜓ず共重合させる方法あるいは重合性の
䞍飜和有機酞単量䜓を他の重合性䞍飜和単量䜓ず
共重合させお埗た暹脂に金属の酞化物、塩化物、
あるいは氎酞化物ず防汚性を有する䞀䟡の有機酞
を反応させるか、たたは該䞀䟡有機酞の金属゚ス
テルを甚い゚ステル亀換せしめる方法などであ
る。より具䜓的には本発明の暹脂組成物は次のよ
うにしお補造せられる。 (a)金属の酞化物、氎酞化物、硫化物あるいは
塩化物ず、(b)防汚性を有する䞀䟡の有機酞たたは
そのアルカリ金属塩ず、(c)重合性䞍飜和有機酞た
たはアルカリ金属塩ずを金属塩の分解枩床以䞋で
加熱、撹拌し、所望により副生物のアルカリ金属
塩化物、氎、䞀䟡有機酞の金属゚ステル化物、二
官胜重合性䞍飜和有機酞の金属゚ステル化物を分
離し、粟補した重合性䞍飜和有機酞ず防汚性を有
する䞀䟡有機酞の金属゚ステルを埗る。䞊蚘反応
で(a)ず(b)ず(c)の量は必ずしも等圓量である必芁は
なく、(a)圓量に察し(b)を0.8〜圓量、(c)を0.8
〜圓量甚い目的物を埗るこずもできる。 かくしお埗られた重合性䞍飜和有機酞ず防汚性
を有する䞀䟡有機酞ずの金属゚ステル化物あるい
は該金属゚ステルず䞀䟡有機酞金属゚ステルずの
混合物はそれの単独重合あるいは他の共重合可胜
単量䜓ずの共重合により目的ずする偎鎖末端に金
属゚ステル郚を有する暹脂に導かれる。あるいは
(2)(d)偎鎖に有機酞もしくはそのアルカリ金属塩を
含む暹脂ず、(e)金属の酞化物、氎酞化物、硫化物
あるいは塩化物ず、(f)防汚性を有する䞀䟡の有機
酞を、金属塩の分解枩床以䞋で加熱撹拌し、所望
により副生物を分離粟補しお、暹脂偎鎖に金属゚
ステル郚を有する暹脂を埗るこずができる。この
反応における原料の䜿甚割合は暹脂(d)の䞭の有機
酞圓量に察し、(e)が0.8〜1.5圓量特に奜たし
くは1.0〜1.2圓量、(f)が0.8〜圓量特に奜た
しくは1.0〜1.5圓量であるこずが奜たしい。
尚、䜎沞点の䞀䟡有機酞を遞択し、脱氎反応を䌎
う反応圢匏をずる堎合には、氎ず共に䞀䟡の有機
酞が系倖に留出し暹脂間で金属゚ステル結合が生
じ粘床䞊昇あるいはゲル化を生じる危険性がある
ので(f)量を前蚘以䞊䜿甚するこずが奜たしい。あ
るいは(3)偎鎖に有機酞を有する暹脂(g)に防汚性を
有する䞀䟡有機酞の金属゚ステル(h)をその分解枩
床以䞋の枩床で反応させ、゚ステル亀換反応によ
り暹脂偎鎖末端に金属゚ステル郚を導入する。こ
の反応で䞀䟡有機酞の沞点が䜎い堎合䟋えば酢
酞等加熱で酞が系倖に出、暹脂間で金属゚ステ
ル結合を生じるおそれがあるので反応を泚意深く
進行せしめる必芁がある。通垞(h)量は暹脂(g)䞭の
有機酞圓量に察し0.3〜圓量、奜たしくは0.4
〜2.5圓量である。䞊蚘方法で䜿甚せられる重合
性䞍飜和有機酞(c)ずしおは䟋えばメタクリル酞、
アクリル酞、−スチレンスルホン酞、−メチ
ル−−アクリルアミドプロパンスルホン酞、メ
タクリル酞アシドホスホオキシプロピル、メタク
リル酞−クロロ−−アシドホスホオキシプロ
ピル、メタクリル酞アシドホスホオキシ゚チル、
むタコン酞、無氎マレむン酞、むタコン酞モ
ノアルキル䟋えばメチル、゚チル、ブチル、
−゚チルヘキシル等、マレむン酞モノアルキル
䟋えばメチル、゚チル、プチル、−゚チルヘ
キシル等OH基含有重合性䞍飜和単量䜓ず酞
無氎物のハヌプステル䟋えばメタアクリル
酞−ヒドロキシ゚チルの無氎コハク酞、無氎マ
レむン酞、無氎フタル酞等のハ−プステルなど
があげられ、これらの皮あるいは皮以䞊の組
み合せを甚いるこずができる。 防汚性を有する䞀䟡の有機酞(b)ずしおは防汚性
を有する限り任意の脂肪族、芳銙族、脂環族、耇
玠環匏有機酞が甚いられその代衚的なものは䞋蚘
の通りである。 
【匏】結合を有するもの 䟋えばナフテン酞など脂環族カルボン酞サリ
チル酞、クレ゜チン酞、α−ナフト゚酞、β−ナ
フト゚酞、−オキシ安息銙酞など芳銙族系カル
ボン酞モノクロル酢酞、モノフルオロ酢酞など
ハロゲン含有脂肪族系カルボン酞
−トリクロロプノキシ酢酞、−ゞクロロ
プノキシ酢酞などハロゲン含有芳銙族系カルボ
ン酞キノリンカルボン酞、ニトロ安息銙酞、ゞ
ニトロ安息銙酞、ニトロナフタレンカルボン酞な
ど有機含窒玠系カルボン酞プルビン酞、プルピ
ン酞などラクトン系カルボン酞等 
【匏】結合を有するもの ゞメチルゞチオカヌバメヌトなどゞチオカヌバメ
むト類 
【匏】結合を有するもの −ナフトヌル−−スルホン酞、パラプニ
ルベンれンスルホン酞、β−ナフタレンスルホン
酞、キノリンスルホン酞などの含硫黄芳銙族系化
合物 
【匏】
【匏】結合を有するもの トリ゚チルピロリン酞、リン酞ゞメチルアミノ
その他各皮有機リン酞化合物  −−結合を有するもの
【匏】あるいは
【匏】 基を有する化合物 
【匏】結合を有するチオカルボン酞類 これらは䜿甚しうる有機酞の代衚䟋であるが本
発明はかかる有機酞に限定されるものではなく、
䟋えば凹所を有する詊隓板の凹みに詊料を入れ、
金あみの芆いを぀け海氎䞭に䞀定期間浞挬保持
し、金あみ䞊の海䞭棲息物の付着状態をしらべる
ような簡単な詊隓により防汚性胜を有する化合物
である限り任意の有機酞を甚いるこずができる。 たた本発明で甚いられる金属皮ずしおは、亜
鉛、銅、テルルを陀倖した、呚期埋衚のa族
䟋えばBa、b族、䟋えばCdHg、a族
䟋えばAl、a族䟋えばSo、Pb、Si、a族
䟋えばSe、b族䟋えばCr、Mp、族
䟋えばMo、族䟋えばFe、Cp、Niなどの
金属があげられる。 これら金属は通垞酞化物、氎酞化物、塩化物ず
しお䜿甚せられるが、所望により塩化物以倖のハ
ロゲン化物、硝酞塩、硫酞塩、炭酞塩などを甚い
るこずもできる。たた、ゞブチルスズオキサむド
の様な有機金属塩類も甚いるこずが出来る。 本発明に甚いられる暹脂組成物は偎鎖に防汚性
を有する有機酞残基を有するため必ずしも防汚性
を有する金属を䜿甚する必芁はないが防汚性を有
する金属ず防汚性を有する有機残基を䜵甚するこ
ずにより防汚性胜が䞀局向䞊するこずが期埅でき
る。共重合せしめる際に䜿甚せられる他の重合性
䞍飜和単量䜓ずしおは特に限定されるものではな
く圓業者衆知の任意の共重合性モノマヌが甚いら
れるが、それらには䟋えばメタアクリル酞メ
チル、メタアクリル酞゚チル、メタアクリ
ル酞プロピル、メタアクリル酞ブチル、メ
タアクリル酞オクチル、メタアクリル酞
−゚チルヘキシル、スチレン、ビニルトル゚ン、
ビニルピリゞン、ビニルピロリドン、酢酞ビニ
ル、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、む
タコン酞ゞメチル、むタコン酞ゞブチル、むタコ
ン酞−ゞ−−゚チルヘキシル、マレむン酞ゞメ
チル、マレむン酞ゞ−゚チルヘキシル、゚
チレン、プロピレン、塩化ビニル等があげられ、
たた所望によりOH含有単量䜓䟋えばメタア
クリル酞−ヒドロキシ゚チル、メタアクリ
ル酞−ヒドロキシプロピル等を甚いるこずもで
きる。 本発明で甚いられる偎鎖に有機酞を有する暹脂
(d)(g)ずしおはビニル系暹脂のみならず、ポリ゚ス
テル暹脂、油倉性アルキド暹脂、脂肪酞倉性アル
キド暹脂、゚ポキシ暹脂等有機酞を有する暹脂が
包含せられる。 本発明で甚いられる偎鎖末端に防汚性䞀䟡有機
酞金属゚ステルを有する暹脂においお、暹脂偎鎖
の有機酞が党おこのような金属゚ステル結合をも
぀必芁はなく、所望により遊離有機酞基のたたあ
る皋床残存させおおいおもかたわない。 䞊蚘方法で埗られる本発明の暹脂の分子量に関
しおは特に制限されるものではないが、数平均分
子量で4000〜40000のものが奜たしく、特に奜た
しいのは6000〜35000の範囲である。ずいうのは
4000以䞋では塗料の造膜性が䞍充分でクラツク、
剥離を生じるおそれがあり、たた40000をこえる
ず塗料の貯蔵安定性が悪くなり実甚に適さぬばか
りか、塗装時に倧量の垌釈溶剀を必芁ずし、公衆
衛生、経枈性などの点で奜たしくないからであ
る。 本発明の暹脂組成物は海䞭構築物の被芆に䜿甚
でき塗膜あるいはフむルムがアルカリ雰囲気に斌
いお埐々に加氎分解され溶出する特城があり、䟋
えば持網甚塗料、船舶等の防汚塗料等に有甚であ
る。 既に述べた劂く、金属゚ステル郚を䞻鎖䞭に倚
数有するポリ゚ステル系暹脂ずこずなり、本発明
の暹脂は偎鎖末端に金属゚ステル結合を有し、ア
ルカリ雰囲気で加氎分解された時、暹脂が小さな
セグメントに分解され䞀気に溶出するのではな
く、偎鎖郚に芪氎基が生成されその濃床がある臚
界倀に達し、始めお溶出しおゆく圢匏をずる。埓
っお船底塗料甚ビヒクルずしお甚いた堎合防汚期
間を長期にわたり制埡しうる特城をも぀。暹脂が
海氎䞭に溶出するのに必芁な金属含有量ずしお、
暹脂䞭0.3wt〜20wtの範囲が奜たしく、特に
0.5wt〜15wtが最適であるこずも芋出されお
いる。ずいうのは暹脂䞭の金属含有量が0.3wt
未満では、金属゚ステル郚が加氎分解しおも暹脂
䞭の溶出が極めおおそく、たた20wtをこえる
ず溶出速床が速すぎお共に奜たしくないからであ
る。 本発明の金属含有暹脂䞭の酞䟡、氎酞基䟡は必
ずしもである必芁はなく、氎䞭で暹脂が溶解〜
溶出しない皋床であればある皋床たでは蚱容せら
れる。より具䜓的には酞䟡は40KOHmgたで、
奜たしくは30KOHmgたで氎酞基䟡は
200KOHmgたで、奜たしくは150KOHmg
たでが蚱容範囲である。 本発明の防汚塗料では暹脂ビヒクルずしお䞊蚘
暹脂組成物が甚いられ、この暹脂は海氎匱アル
カリ性䞭に斌お埐々に加氎分解を受け暹脂の芪
氎基濃床が増倧し、ある臚界倀に達するず暹脂が
溶出するず共に、金属自䜓は芪氎基を有する暹脂
ず防汚性を有する有機酞を結合し、加氎分解によ
り䞡者を分離する目的にのみ䜿甚され、さらに加
氎分解時には防汚性胜を有するヌ䟡の有機酞が海
氎䞭に攟出される特城を有し、埓぀お金属皮なら
びにその濃床を暹脂の適床の加氎分解速床によ぀
お広範囲に遞択でき、他に防汚剀を加えずずも有
効な防汚効果を偎鎖末端の䞀䟡の有機酞に䟝存す
るこずができる点に斌お、極めお新しい䞔぀有甚
な暹脂ずいうこずができる。 塗料化に際しおは、任意の顔料、溶剀などが適
宜遞択され、垞法により防汚塗料が䜜られる。 既に述べた劂く、本発明の暹脂組成物はそれ自
䜓防汚性を有する為、他の防汚剀を加える必芁は
ないが、所望により、塗料には別の公知の防汚
剀、殺菌剀等を配合しおもかたわない。かかる薬
剀ずしおは䟋えばビストリブチルスズオキサ
むド、トリブチルスズクロラむド、トリブチルス
ズフルオラむド、トリブチルスズアセテヌト、ト
リブチルスズニコチネヌト、トリブチルスズバヌ
サテヌト、ビストリブチルスズα、α′−ゞブ
ロムサクシネヌト、トリプニルスズハむドロオ
キサむド、トリプニルスズニコチニヌト、トリ
プニルスズバヌサテヌト、ビストリプニル
スズα、α′−ゞブロムサクシネヌト、ビスト
リプニルスズオキサむド等の有機スズ化合物
ずの䜵甚も可胜である。その他に通垞䜿甚されお
いる着色顔料、䜓質顔料、有機溶剀等を自由に遞
択し、䜿甚できる。 本発明の組成物は、塗料補造技術分野においお
それ自䜓公知の方法により調敎するこずができ
る。調合に際しおは公知の機械、䟋えばボヌルミ
ル、ヘブルミル、ロヌルミル、スピヌドランミル
等を䜿甚できる。 本発明の暹脂組成物を甚いお䜜られた防汚塗料
は長時間安定した防汚効果を瀺し、埓来公知の䞉
有機錫含有アクリル暹脂ベヌスの防汚塗料に比し
性胜䞊党く遜色がなく、しかも高䟡な䞉有機錫に
たよらぬためコストが倧巟にさがり公衆衛生䞊の
問題が回避せられる特城を有す。 以䞋実斜䟋により本発明を説明する。特にこず
わりなき限り、郚およびは重量による。 ワニス補造䟋  撹拌機、還流冷华機、滎䞋ロヌトを備えた぀
口フラスコに、キシロヌル120郚、−ブタノヌ
ル30郚を加え110℃から120℃に保぀。この溶液䞭
にアクリル酞゚チル60郚、アクリル酞−゚チル
ヘキシル25郚、アクリル酞15郚、アゟビスむ゜ブ
チロニトリル郚の混合溶液を時間に枡り急速
滎䞋し、滎䞋埌時間保枩する。埗られた暹脂溶
液の固圢分は39.8、粘床2.2ポむズのワニス
を埗た。 ワニス補造䟋  ワニス補造䟋ず同じ反応容噚䞭に、キシロヌ
ル75郚、−ブタノヌル75郚を加え、110℃に保
぀。この溶液䞭にメタノヌル酞−ブチル50郚、
メタクリル酞メチル45郚、メタクリル酞郚、過
酞化ベンゟむル郚の混合溶液を時間にわたり
滎䞋し、時間保枩する。この固圢分は39.8、
粘床0.8ポむズであ぀た。この䞭に氎酞化ナトリ
りムのメタノヌル15wtwt溶液46gを加えワニ
スを埗た。 暹脂補造䟋  ワニス補造䟋ず同様の反応容噚に、トル゚ン
100郚、氎酞化バリりム172郚、メタクリル酞86
郚、ニトロ安息銙酞167郚を加え、空気バブル䞋
で120℃で時間反応させ生成する氎を陀去した。
次に䞍溶解物をろ別した。この固圢分はIRより
ビニル基及びバリりムカルボン酞塩を確認した。 このトル゚ン溶液をワニス補造䟋ず同じ反応
溶液䞭に100郚、キシレン150郚を加え、100℃に
昇枩する。この䞭にメタクリル酞メチル150郚、
アゟビスむ゜ブチロニトリル郚を時間に滎䞋
し、時間保枩した。このワニスの固圢分は55.9
、粘床2.3ポむズのワニス−を埗た。この
ワニスのバリりム含有量をケむ光線法により定
量し、バリりム含量は5.2wtであ぀た。たた
UV吞収によりニトロ安息銙酞の存圚を確認し
た。 暹脂補造䟋  攪拌機、還流冷华機デカンタヌを備えた぀口
フラスコにワニスA100郚、サルチル酞11.5郚、
氎酞化鉄7.5郚を加え、120℃に昇枩し、時間保
枩した。この間生成する氎を陀去した。脱氎量
2.8g埗られたワニスは緑色を呈し固圢分48.7
ワニスの粘床は2.3ポむズのワニス−を埗た。
このワニスをホワむトスピリットにより再沈し、
埗られた緑色を呈する暹脂䞭の鉄は暹脂補造䟋
ず同様に定量し、3.9wt含有しおいた。UV吞
収により暹脂䞭のサリチル酞の存圚を確認した。 暹脂補造䟋  暹脂補造䟋ず同様の反応容噚にワニスA150
郚、サリチル酞17.3郚、氎酞化鉛30.2郚を加え、
120℃に昇枩し、時間保枩した。この間生成す
る氎を陀去した。脱氎量4.2g埗られたワニス
の固圢分51.9、ワニスの粘床2.5ポむズのワニ
ス−を埗た。このワニスをホワむトスピリッ
トより再沈し、埗られた暹脂䞭の鉛は暹脂補造䟋
ず同様に定量し、6.8wt含有しおいた。UV
吞収により暹脂䞭のサリチル酞の存圚を確認し
た。 暹脂補造䟋  暹脂補造䟋ず同様の反応容噚に、ワニス
A100郚、−キノリンカルボン酞14.4郚、氎酞
化ニツケル7.7郚を加え、120℃に昇枩し、時間
保枩した。この間生成する氎を陀去した。脱氎
量2.7g埗られたワニスは淡緑色を呈し固圢分
50.4、ワニスの粘床2.5ポむズのワニス−
を埗た。このワニスをホワむトスピリツトより再
沈し、埗られた淡緑色を呈する暹脂䞭のニツケル
は暹脂補造䟋ず同様に定量し、3.5wt含有し
おいた。 暹脂補造䟋  攪拌機、還流冷华噚を備えた四぀口フラスコに
ワニスB100郚、サリチル酞ナトリりム3.7郚、塩
化第䞀氎銀6.2郚を加えお、120℃で時間反応さ
せ、ろ過し、ワニス−を埗た。このワニス
の、固圢分40.7、粘床1.2ポむズであ぀た。こ
のワニスを暹脂補造䟋ず同様にHg含有量を定
量し、Hg含量は3.6wtであ぀た。 暹脂補造䟋  暹脂補造䟋ず同様の反応容噚に、ワニス
B150郚、モノクロル酢酞Naå¡©4.0郚、塩化ニツケ
ル4.5郚を加えお、120℃で時間反応させ、ろ過
し、ワニス−を埗た。このワニスは淡緑色を
呈し、固圢分40.2、粘床1.8ポむズであ぀た。
このワニスを暹脂補造䟋ず同様にNi含有量を
定量し、Ni含量は1.0wtであ぀た。 暹脂補造䟋  暹脂補造䟋ず同様の反応容噚に、ワニス
B100郚、トリ゚チルピロリン酞Naå¡©6.5郚、塩化
ニッケル3.0郚を加えお、120℃で時間反応さ
せ、ろ過し、ワニス−を埗た。このワニスは
淡緑色を呈し、固圢分41.2、粘床2.3ポむズで
あ぀た。このワニスを暹脂補造䟋ず同様にNi
含有量を定量しNi含量は0.9wtであ぀た。 暹脂補造䟋  暹脂補造䟋ず同様の反応容噚に、ワニス
A100郚、ニトロナフタレンカルボン酞18.1郚、
氎酞化アルミニりム6.5郚を加え、120℃に昇枩
し、時間保枩した。この間生成する氎を陀去し
た。脱氎量2.6g埗られたワニスはの固圢分
51.3、ワニスの粘床1.9ポむズのワニス−
を埗た。このワニスをホワむトスピリツトより再
沈し、埗られた暹脂䞭のAlは暹脂補造䟋ず同
様に定量し、1.8wt含有しおいた。 暹脂補造䟋  ワニス補造䟋ず同様の反応容噚に、トル゚ン
100郚、氎酞化マンガン89郚、メタクリル酞86郚、
ヌゞクロルプノキシ酢酞221郚を加え、
空気バブル䞋で120℃で時間反応させ生成する
氎を陀去した。次に䞍溶解物をろ別した。この固
圢分はIRよりビニル基及びMnカルボン酞塩を確
認した。 このトル゚ン溶液をワニス補造䟋ず同じ反応
溶液䞭に100郚、キシレン200郚を加え、100℃に
昇枩する。この䞭にメタクリル酞メチル150郚、
アゟビスむ゜ブチロニトリル郚を時間に滎䞋
し、時間保枩した。このワニスの固圢分は48.8
、粘床1.8ポむズのワニス−を埗た。この
ワニスを暹脂補造䟋ず同様にMn含有量を定量
し、Mn含量は1.5wtであ぀た。 暹脂補造䟋 10 暹脂補造䟋ず同様の容噚に、ワニスA100郚、
ベンれンスルホン酞クロラむド16.1郚、氎酞化バ
リりム14.3郚を加え、120℃に昇枩し、時間保
枩した。この間生成する氎を陀去した。脱氎量
2.5g埗られたワニスの固圢分52.3、ワニスの
粘床2.4ポむズのワニス−10を埗た。このワニ
スをホワむトスピリツトより再沈し、埗られた暹
脂䞭のバリりムは暹脂補造䟋ず同様に定量し、
7.9wt含有しおいた。 暹脂補造䟋 11 ワニス補造䟋ず同様の反応容噚に、トル゚ン
100郚、氎酞化鉄90郚、メタクリル酞86郚、リン
酞ゞメチルアミノ152郚を加え、空気バブル䞋で
120℃で時間反応させ生成する氎を陀去した。
次に䞍溶解物をろ別した。 この固圢分はIRよりビニル基及び鉄カルボン
酞塩を確認した。 このトル゚ン溶液をワニス補造䟋ず同じ反応
溶液䞭に100郚、キシレン150郚を加え、100℃に
昇枩する。この䞭にメタクリル酞メチル150郚、
アゟビスむ゜ブチロニトリル郚を時間に滎䞋
し、時間保枩した。このワニスの固圢分は52.2
、粘床2.8ポむズのワニス−11を埗た。 このワニスを暹脂補造䟋ず同様に鉄含有量を
定量し、鉄含量は2.9wtであ぀た。 暹脂補造䟋 12 ワニス補造䟋ず同様の反応容噚に、トル゚ン
100郚、ゞブチル錫オキサむド249郚、メタクリル
酾86郚、サリチル酞138郚を加え、空気バブル䞋
で120℃で時間反応させ生成する氎を陀去した。
次に䞍溶解物をろ別した。埗られたトル゚ン溶液
の固圢分はIRよりビニル基及び錫カルボン酞塩
を確認した。 このトル゚ン溶液をワニス補造䟋ず同じ反応
溶液䞭に100郚、キシレン200郚を加え、100℃に
昇枩する。この䞭にメタクリル酞メチル150郚、
アゟビスむ゜ブチロニトリル郚を時間に滎
し、時間保枩した。このワニスの固圢分は49.2
、粘床2.1ポむズのワニス−12を埗た。この
ワニスを暹脂補造䟋ず同様に錫含有量を定量
し、錫含量は・2wtであった。 暹脂補造䟋 13 暹脂補造䟋ず同様の反応容噚に、ワニス
A100郚、ニトロ安息銙酞14郚、ゞブチル錫オキ
サむド20・郚を加え、120℃に昇枩し、時間
保枩した。この間生成する氎を陀去した。脱氎
量・2g埗られたワニスは固圢分53.8、粘床
2.3ポむズのワニス−13を埗た。このワニスを
ホワむトスピリットより再沈し、埗られた暹脂䞭
の錫はケむ光線法により定量し、6.5wt含有
しおいた。 暹脂補造䟋 14 暹脂補造䟋ず同様の反応容噚に、ワニス
A150郚、モノクロル酢酞11.8郚、ゞブチル錫オ
キサむド31郚を加え、120℃に昇枩し、時間保
枩した。この間生成する氎を陀去した。脱氎量
1.9g埗られたワニスは固圢分51.8、粘床2.1ポ
むズのワニス−14を埗た。このワニスをホワむ
トスピリットより再沈し、埗られた暹脂䞭の錫は
ケむ光線法により定量し、6.8wt含有しおい
た。 暹脂補造䟋 15 攪拌機、還流冷华噚を備えた぀口フラスコに
ワニスB100郚、ゞ゚チルゞオカルバミン酞Na40
郚、塩化ニツケル3.0郚を加えお、120℃で時間
反応させ、ろ過し、ワニス−15を埗た。このワ
ニスは固圢分39.2粘床1.2ポむズであ぀た。こ
のワニスを暹脂補造䟋ず同様にNi含有量を定
量し、Ni含量は0.9wtであ぀た。 暹脂補造䟋 16 暹脂補造䟋ず同様の反応容噚に、ワニス
A100郚、−キノリンカルボン酞14.4郚、ゞブ
チル錫オキサむド20.7郚を加え、120℃に昇枩し、
時間保枩した。この間生成する氎を陀去した。
埗られたワニスは51.6、ワニスの粘床は2.3ポ
むズのワニス−16を埗た。このワニスをホワむ
トスピリツトより再沈し、暹脂䞭のSnはケむ光
線法により定量し、5.1wt含有しおいた。 比范ワニス補造䟋  ワニス補造䟋のワニスを比范ワニスずす
る。 比范ワニス補造䟋  攪拌機、還流冷华噚、デカンタヌを備えた぀
口フラスコに、ワニスA100郚、ラりリン酞16.7
郚、ゞブチル錫オキサむド20.7郚を加え、120℃
に昇枩し、時間保枩した。この間生成する氎を
陀去した。埗られたワニスは固圢分54.5、ワニ
スの粘床1.9ポむズの比范ワニスを埗た。この
ワニスをホワむトスピリツトより再沈し、埗られ
た暹脂䞭の錫はケむ光線法により定量し、
6.3wt含有しおいた。 比范ワニス補造䟋  攪拌機、還流冷华噚、滎䞋ロヌトを備えた぀
口フラスコに、キシロヌル100郚を加え80℃から
85℃に保぀。この溶液䞭にメタクリル酞メチル50
郚、−゚チルヘキシルメタクリレヌト40郚、ア
ゟビスむ゜ブチロニトリル1.5郚の混合溶液を
時間に枡り急速滎䞋し、滎䞋埌時間保枩する。
次にニトロ安息銙酞10郚、氎酞化鉄郚を加え、
120℃で時間攪拌し、埗られた暹脂溶液の固圢
分は50.2、粘床は3.9ポむズの比范ワニスを
埗た。 このワニスを暹脂補造䟋ず同様再沈し暹脂䞭
の鉄含有量を定量したが、鉄含有量は0.01wt以
䞋であり、UV吞収より暹脂にはニトロ安息銙酞
が含たれおいないこずを確認した。 実斜䟋  暹脂補造䟋で埗たワニス−を45重量郚、
亜酞化銅20重量郚、亜鉛華20重量郚、コロむド状
シリカ重量郚、酞化チタン重量郚、ベンガラ
重量郚、−ブタノヌル重量郚をボヌルミル
で時間分散凊理し、塗料組成物を埗た。 実斜䟋〜16および比范䟋〜 暹脂補造䟋〜16および比范ワニス補造䟋〜
で埗られた暹脂ワニスを甚い、第衚の塗料配
合により、実斜䟋に準じ倫々塗料組成物を埗
た。
【衚】
【衚】
【衚】
【衚】
【衚】 塗料消耗詊隓 実斜䟋〜16および比范䟋〜で甚いたワニ
スをクリダヌ塗料ずしお也燥膜厚玄140Όに
なるようテスト板に塗垃し、このテスト板をデむ
スクロヌタヌ板にずり぀け海氎氎枩20℃±
℃で䞀定速床呚速玄30ノツトでケ月間昌
倜回転させ溶出膜厚を枬定した。この結果を第
衚に瀺す。
【衚】
【衚】 比范䟋はケ月埌すべお溶出しおいた。
防汚性胜詊隓 実斜䟋〜16および比范䟋〜で埗られた各
塗料を、サンドブラスト凊理鋌板にあらかじめ防
錆塗料を塗垃しおある塗板に、也燥膜厚が玄
200Όずなるよう回はけ塗りし詊隓板を䜜補し、
兵庫県盞生湟内のテスト甚筏で浞挬詊隓による防
汚性胜詊隓を行な぀た。その結果を衚に瀺す
が、実斜䟋〜16の塗料は36ケ月にわたりフゞツ
ボ、アオサ等海䞭生物の付着は認められず、良奜
な防汚性胜を有しおいた。 䞀方、比范䟋の比范塗料はケ月埌に生物
の付着が認められ、ケ月埌に塗膜はすべお海氎
䞭に溶出しおいた。 たた、比范䟋の比范塗料は18ケ月埌に海䞭
生物の付着が認められ、27ケ月埌には党面海䞭生
物の付着が認められた。 比范䟋の比范塗料もケ月埌に付着が、た
た12ケ月埌に党面にわたり海䞭生物が付着しおい
た。 以䞊のように、本発明によ぀お埗られた偎鎖に
防汚剀を有する加氎分解型暹脂組成物は、加氎分
解により防汚剀を埐々に攟出する為、新たに公知
の防汚剀を添加するこずなく長期間にわたり防汚
性胜が持続できる画期的な暹脂組成物である。た
た、所望により公知の防汚剀、顔料、添加剀を含
む防汚塗料は、防汚性胜が向䞊するのみか、塗膜
が埐々に海氎に溶出する為、塗膜衚面の凹凞をな
くし、航行燃費節枛ずなるほか、埓来にない長期
間にわたり防汚性胜を持続するこずができる。
【衚】

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  少なくずも぀の偎鎖の末端郚に匏 匏䞭は【匏】【匏】【匏】 あるいは【匏】 は原子䟡が以䞊の金属原子䜆し亜鉛、
    銅、テルルを陀くは〜の敎数は
    以䞊の敎数、はたたは以䞊の敎数䜆し
    は金属の原子䟡に等しいR1は炭玠
    数−10の炭化氎玠 【匏】【匏】 【匏】−−、【匏】 【匏】あるいは【匏】結合を介しお 前蚘金属原子に結合せしめられる防汚性胜を有
    する有機化合物残基 で衚わされる基を少なくずも぀有する暹脂から
    なる金属含有暹脂組成物をビヒクルずしお含むこ
    ずを特城ずするポリシング型防汚塗料組成物。  が亜鉛、銅、テルルを陀倖した呚期埋衚
    、b、a、a、a、b、bおよび族金属
    から遞ばれる特蚱請求の範囲第項蚘茉の組成
    物。  がBaCdHgAlSnPbSiSe
    CrMoMnFeCoおよびNiからなる矀
    より遞ばれる特蚱請求の範囲第項蚘茉の組成
    物。
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