JPH0545538U - 磁歪式トルクセンサ - Google Patents

磁歪式トルクセンサ

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JPH0545538U
JPH0545538U JP10424191U JP10424191U JPH0545538U JP H0545538 U JPH0545538 U JP H0545538U JP 10424191 U JP10424191 U JP 10424191U JP 10424191 U JP10424191 U JP 10424191U JP H0545538 U JPH0545538 U JP H0545538U
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JP
Japan
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magnetostrictive
magnetostrictive shaft
magnetic flux
magnetic
shaft
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JP10424191U
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Inventor
一徳 千崎
治 桜井
政彦 島村
英樹 狩野
秀樹 上岡
信章 小林
敦巳 保科
洋一 片平
Original Assignee
日本電子機器株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁歪シャフト内に侵入した磁束が外部に飛び
出して洩れ磁束となるのを防止し、トルクの検出感度を
向上する。 【構成】 磁歪シャフト2の外周側に、各コア部材6,
7の各脚部6B,7B間に位置して、各スリット溝4,
5を覆う筒状の皮膜層21,21を設け、該各皮膜層2
1を空気よりも透磁率の低い非磁性で、かつ導電性を有
する材料から形成する構成とした。従って、該各皮膜層
21は、非磁性であるから、各脚部6B,7Bから磁歪
シャフト2内に侵入した磁束が外部(エアギャップδ
内)に飛び出すのを阻止する。また、各皮膜層21は導
電性を有するから、磁歪シャフト2内の磁束が該各皮膜
層21内に侵入した場合でも、この磁束はうず電流損に
よって低減される。さらに、導電率が高くなると、表皮
効果の生じる範囲である表面からの厚さ寸法S1 が小さ
くなり、磁歪シャフト2内を流れる磁束の密度が高くな
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば自動車用エンジンの出力軸等に発生するトルクを検出するの に用いて好適な磁歪式トルクセンサに関する。
【0002】
【従来の技術】
図3ないし図5に従来技術による磁歪式トルクセンサを自動車用エンジンのト ルク検出に用いた場合を例に挙げて示す。
【0003】 図において、1は自動車の車体(図示せず)に固定された筒状のケーシング、 2は該ケーシング1内に軸受3,3を介して回転自在に配設され、プロペラシャ フト、アウトプットシャフト、ドライブシャフトをなす磁歪シャフトをそれぞれ 示し、該磁歪シャフト2は、例えばクロムモリブデン鋼等の磁歪材料から円柱状 に形成され、その軸方向中間部にはセンサ部2Aが一体形成されている。また、 該センサ部2Aの外周面には、下向き45°の角度をもって刻設された多数の一 側スリット溝4,4,…と、該各一側スリット溝4に対向して位置し、上向き4 5°の角度をもって刻設された多数の他側スリット溝5,5,…とが設けられて いる。
【0004】 6は各一側スリット溝4の外周側に位置し、ケーシング1の内周面に設けられ た一側コア部材を示し、該一側コア部材6は図4にも示す如く、フェライト等の 磁性材料から有底の段付筒状に形成された一対のコア片6A,6Aを衝合するこ とにより筒状に形成され、該各コア片6Aの内周側には径方向内向きに伸長する 環状の脚部6Bがそれぞれ形成されている。7は該一側コア部材6と対向して各 他側スリット溝5の外周側に設けられた他側コア部材を示し、該他側コア部材7 も一側コア部材6とほぼ同様に、フェライト等の磁性材料からなる一対のコア片 7A,7Aから形成され、該各コア片7Aには環状の脚部7Bがそれぞれ形成さ れている。また、該各コア部材6,7と磁歪シャフト2との間には、例えば1m m程度の微小なエアギャップδが形成されている。そして、該各コア部材6,7 は磁歪シャフト2等と共に図5に示す磁気回路を形成するものである。
【0005】 8,9は各コア部材6,7の内周側に設けられた一側コイルボビン,他側コイ ルボビン、10,11は該各コイルボビン8,9に巻回された励磁および検出コ イルとしての一側コイル,他側コイルをそれぞれ示し、該各コイル10,11は 、調整抵抗と共にブリッジ回路に形成され、発振器および差動増幅器等からなる 検出回路(いずれも図示せず)に接続されている。ここで、該各コイル10,1 1は、前記発振器からの高周波電圧により励磁されて磁束を発生する励磁コイル と、後述の磁気回路15中を流れる磁束を検出する検出コイルとを兼ねて構成さ れている。
【0006】 12,12は各コア部材6,7の端部に設けられた外側スペーサ、13は各コ ア部材6,7間に配設された内側スペーサをそれぞれ示し、該各スペーサ12, 13は各コア部材6,7の各コア片6A,7Aと係合して位置決めするものであ る。そして、該各スペーサ12,13によって一体化された各コア部材6,7等 は、Cリング14,14によってケーシング1の内周面に固定されている。
【0007】 さらに、15は各コイル10,11で発生した磁束により、各コア部材6,7 から磁歪シャフト2に亘って形成された磁気回路を示し、該磁気回路15は、図 5に示す如く各コア部材6,7内に形成され、磁気抵抗R1 を有するコア内磁路 15Aと、各コア部材6,7の各脚部6B,7Bと磁歪シャフト2との間に形成 され、磁気抵抗R2 を有する一対のコア−シャフト間磁路15B,15Bと、各 脚部6B,7B間に各コイルボビン8,9を介して形成され、磁気抵抗R3 を有 する脚部間磁路15Cと、エアギャップδ内に位置して前記各コア−シャフト間 磁路15Bをバイパスして形成され、磁気抵抗R4 を有するシャフト外磁路15 Dと、磁歪シャフト2内に各スリット溝4,5に沿って形成され、磁気抵抗R5 を有するシャフト内磁路15Eとから構成されている。ここで、前記各磁気抵抗 R1 ,R2 ,R3 ,R4 ,R5 は、
【0008】
【数1】 S:磁路断面積 μ:透磁率 として求められるものである。
【0009】 なお、16,16は、磁歪シャフト2をケーシング1に固定するCリングであ る。
【0010】 従来技術による磁歪式トルクセンサは上述の如き構成を有するもので、各コイ ル10,11に検出回路の発振器から交流電圧を印加すると、例えば図4中に二 点鎖線で示す如く、該各コイル10,11から磁束が発生する。そして、この磁 束は、各コア部材6,7からエアギャップδを介して磁歪シャフト2内に侵入し 、該磁歪シャフト2の表面を各スリット溝4,5に沿って流れつつ、磁歪シャフ ト2からエアギャップδを介してコア部材6,7内に還流し、これにより図5に 示す磁気回路15が形成される。ここで、各コイル10,11の自己インダクタ ンスLは、各磁気抵抗R1 〜R5 を合成した総磁気抵抗をRt、コイル巻数をN とすると、
【0011】
【数2】 L=N2 /Rt として求めることができる。
【0012】 また、発振器の発振周波数が高くなると、いわゆる表皮効果が生じ、磁歪シャ フト2内の磁束は、磁歪シャフト2の表面から下記数3で求められる所定の厚さ 寸法Sの範囲内を集中的に流れるようになる。
【0013】
【数3】 但し、α:導電率 ω:角周波数
【0014】 そして、磁歪シャフト2の一端側に図3に示す如く、反時計方向のトルクTが 加えられると、一側スリット溝4に沿って引っ張り応力+σが発生すると共に、 他側スリット溝5に沿って圧縮応力−σが発生する。これにより、一側スリット 4側の磁歪シャフト2の透磁率μは引っ張り応力+σにより大きくなってシャフ ト内磁路15Eの磁気抵抗R5 が減少し、一方、他側スリット5側の透磁率μは 圧縮応力−σにより小さくなって磁気抵抗R5 が大きくなる。この結果、一側コ イル10は総磁気抵抗Rtが小さくなって自己インダクタンスLが増大し、一方 、他側コイル11は総磁気抵抗Rtが大きくなって自己インダクタンスLが減少 するため、ブリッジ回路の平衡が崩れて差動増幅器にトルクTに応じた出力電圧 が現われる。
【0015】 また、これとは逆に、磁歪シャフト2の一端側に時計方向のトルクを加えたと きは、一側スリット溝4に沿って圧縮応力−σが生じて透磁率μが小さくなり、 他側スリット溝5に沿って引っ張り応力+σが生じて透磁率μが大きくなるから 、一側コイル10の自己インダクタンスLが減少し、他側コイル11の自己イン ダクタンスLが増大して、差動増幅器からこの逆向きのトルクに応じた電圧が出 力される。
【0016】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来技術による磁歪式トルクセンサでは、各コイル10, 11に交流電圧を印加して磁束を生じせしめ、各コア部材6,7、エアギャップ δ、磁歪シャフト2に亘る磁気回路15を形成し、外部から伝達されたトルクに よりシャフト内磁路15Eの磁気抵抗R5 が変化するのを利用して、このトルク を検出している。しかし、各コア部材6,7の各脚部6B,7Bからエアギャッ プδを介して磁歪シャフト2内に侵入した磁束は、その全てがシャフト内磁路1 5Eを流れる訳ではなく、図4中に点線で示す如く、その一部は各スリット溝4 ,5に沿って流れずに、磁歪シャフト2からエアギャップδ内に飛び出して洩れ 磁束となり、シャフト内磁路15Eをバイパスするシャフト外磁路15Dを形成 してしまう。
【0017】 このため、上述した従来技術によるものでは、シャフト内磁路15Eを流れる 磁束が減少してしまい、これによりトルクの検出感度が大幅に低下するばかりか 、トルク検出信号が小さくなるため、車両の振動等によって生じるノイズの影響 を受け易くなり、検出精度や信頼性が大幅に低下するという問題がある。
【0018】 本考案は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、磁歪シャフト内に侵 入した磁束が外部に飛び出して洩れ磁束となるのを防止し、トルクの検出感度を 向上できるようにした磁歪式トルクセンサを提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、第1の考案が採用する構成の特徴は、磁歪シ ャフトの外周側に、コア部材の各脚部の間に位置して皮膜層を設け、該皮膜層は 非磁性材料から形成したことにある。
【0020】 また、第2の考案が採用する構成の特徴は、磁歪シャフトの外周側に、コア部 材の各脚部の間に位置して皮膜層を設け、該皮膜層は導電性材料から形成したこ とにある。
【0021】
【作用】
第1の考案の構成により、非磁性材料からなる皮膜層は、コア部材の各脚部か ら磁歪シャフト内に侵入した磁束が外部に飛び出すのを阻止し、洩れ磁束の発生 を防止することができる。
【0022】 また、第2の考案の構成により、コア部材の各脚部から磁歪シャフト内に侵入 した磁束が、該磁歪シャフトから飛び出して導電性材料からなる皮膜層に侵入す ると、該皮膜層内にうず電流が発生し、これにより、この磁束を低減して洩れ磁 束の発生を防止することができる。
【0023】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図1および図2に基づき説明する。なお、実施例では 前述した従来技術と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するも のとする。
【0024】 図中、21,21は各コア部材6,7の各脚部6B,7B間にそれぞれ位置し 、各スリット溝4,5を覆うようにして磁歪シャフト2の外周側に設けられた筒 状の皮膜層を示し、該各皮膜層21は、空気よりも低い透磁率μを有する非磁性 で、かつ導電性を有する例えば銅、アルミニウム、金、銀等の材料から所定の長 さ寸法Lと厚さ寸法tをもって形成されている。
【0025】 ここで、前記長さ寸法Lは、各コア部材6,7の各脚部6B,7Bからエアギ ャップδを介して磁歪シャフト2内に磁束が侵入するのを許すべく、該各脚部6 B間,7B間の長さ寸法とほぼ等しくなるように形成され、また、前記厚さ寸法 tは、各皮膜層21が各コイルボビン8,9に摺接するのを防止すべく、エアギ ャップδよりも小さくなるように形成されている。
【0026】 本実施例による磁歪式トルクセンサは上述の如き構成を有するもので、その基 本的な作動については従来技術によるものと格別差異はない。
【0027】 然るに、本実施例による磁歪式トルクセンサでは、磁歪シャフト2の外周側に 、各コア部材6,7の各脚部6B,7B間に位置して、各スリット溝4,5を覆 う筒状の皮膜層21,21を設け、該各皮膜層21を空気よりも透磁率μの低い 非磁性で、かつ導電性を有する銅、アルミニウム、金、銀等の材料から形成する 構成としたから、以下の効果を奏する。
【0028】 第1に、各皮膜層21は非磁性であるから、該各皮膜層21によって、各脚部 6B,7Bから磁歪シャフト2内に侵入した磁束が外部(エアギャップδ内)に 飛び出すのを阻止して効果的に遮蔽することができ、エアギャップδ内に洩れ磁 束が生じるのを防止して、磁気回路15のシャフト外磁路15Dを流れる磁束を 大幅に低減できる。この結果、磁歪シャフト2内を流れる磁束が低下するのを防 止でき、トルクの検出感度を大幅に高めて、検出精度や信頼性を向上することが できる。
【0029】 第2に、各皮膜層21は導電性を有するから、磁歪シャフト2内の磁束が該各 皮膜層21内に侵入した場合でも、この磁束をうず電流損によって効果的に低減 することができ、洩れ磁束が発生するのを防止して、トルクの検出感度等を大幅 に向上できる。さらに、前記数3に示す如く、導電率αが高くなると、表皮効果 の生じる範囲、即ち、表面からの厚さ寸法Sは小さくなるから、各皮膜層21に よって、従来技術で述べた厚さ寸法Sよりも小さい厚さ寸法S1 (S1 <S)を 効果的に得ることができる。この結果、磁歪シャフト2内を流れる磁束の密度を 向上することができ、より一層、トルクの検出感度を向上することができる。
【0030】 なお、前記実施例では、各皮膜層21は、各スリット溝4,5を覆うようにし て筒状に形成するものとして述べたが、本考案はこれに限らず、例えば図2に示 す変形例の如く、各皮膜層31に各スリット溝4,5と対応する突部31Aをそ れぞれ形成し、該各突部31Aを各スリット溝4,5内に嵌合して設ける構成と してもよい。この場合には、磁歪シャフト2内を流れる磁束が各スリット溝4, 5内に侵入して、磁路長が短くなるのを効果的に防止できるから、より一層、ト ルクの検出感度や検出精度を向上することができる。
【0031】 また、前記実施例では、各皮膜層21は、銅、アルミニウム、金、銀等の空気 よりも透磁率μが低い非磁性で、かつ導電性を有する材料から形成するものとし て述べたが、これに替えて、例えば非磁性による磁気遮蔽効果のみを必要とする 場合は、石英ガラス等の導電性のない非磁性材料から形成してもよい。
【0032】 また、前記実施例では、2コイル式の磁歪式トルクセンサを例に挙げて説明し たが、本考案はこれに限らず、例えば4コイル式の磁歪式トルクセンサに用いて もよい。
【0033】 さらに、前記実施例では、自動車用エンジンのトルク検出に用いた場合を例に 挙げて説明したが、電動モータの回転軸のトルク等の他のトルク検出にも用いる ことができる。
【0034】
【考案の効果】
以上詳述した如く、第1の考案によれば、非磁性材料からなる皮膜層は、コア 部材の各脚部から磁歪シャフト内に侵入した磁束が外部に飛び出すのを阻止する ことができる。この結果、磁歪シャフト内の磁束が外部に飛び出して洩れ磁束と なるのを効果的に防止でき、該磁歪シャフト内を流れる磁束が低下するのを防止 し、トルクの検出感度を高めて、検出精度や信頼性を向上できる。
【0035】 また、第2の考案によれば、コア部材の各脚部から磁歪シャフト内に侵入した 磁束が、該磁歪シャフトから飛び出して導電性材料からなる皮膜層に侵入すると 、該皮膜層内にうず電流が発生し、これにより、この磁束を低減して洩れ磁束の 発生を防止することができる。この結果、前記第1の考案とほぼ同様に、トルク の検出感度、検出精度等を向上することができる。さらに、導電率が高くなると 、表皮効果の生じる範囲が小さくなるから、磁歪シャフト内を流れる磁束の密度 を向上することができ、より一層トルクの検出感度を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例による磁歪式トルクセンサの要
部を拡大して示す縦断面図である。
【図2】本考案の変形例による磁歪式トルクセンサの要
部を拡大して示す縦断面図である。
【図3】従来技術による磁歪式トルクセンサを示す縦断
面図である。
【図4】図3中の要部を拡大して示す縦断面図である。
【図5】コア部材、磁歪シャフト等に形成される磁気回
路を示す回路図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 2 磁歪シャフト 6 一側コア部材 6B,7B 脚部 7 他側コア部材 8 一側コイルボビン 9 他側コイルボビン 10 一側コイル(励磁および検出コイル) 11 他側コイル(励磁および検出コイル) 21 皮膜層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 狩野 英樹 群馬県伊勢崎市粕川町1671番地1 日本電 子機器株式会社内 (72)考案者 上岡 秀樹 群馬県伊勢崎市粕川町1671番地1 日本電 子機器株式会社内 (72)考案者 小林 信章 群馬県伊勢崎市粕川町1671番地1 日本電 子機器株式会社内 (72)考案者 保科 敦巳 群馬県伊勢崎市粕川町1671番地1 日本電 子機器株式会社内 (72)考案者 片平 洋一 群馬県伊勢崎市粕川町1671番地1 日本電 子機器株式会社内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状のケーシングと、該ケーシング内に
    回転自在に配設された磁歪シャフトと、該磁歪シャフト
    の外周側を取り囲むように前記ケーシング内に設けら
    れ、両端側に径方向内向きに伸長する環状の脚部が形成
    されたコア部材と、該コア部材の内周側に設けられたコ
    イルボビンと、前記磁歪シャフトに作用するトルクを電
    気信号として検出すべく、該コイルボビンに巻回された
    少なくとも一対の励磁および検出コイルとからなる磁歪
    式トルクセンサにおいて、前記磁歪シャフトの外周側に
    は、前記コア部材の各脚部の間に位置して皮膜層を設
    け、該皮膜層は非磁性材料から形成したことを特徴とす
    る磁歪式トルクセンサ。
  2. 【請求項2】 筒状のケーシングと、該ケーシング内に
    回転自在に配設された磁歪シャフトと、該磁歪シャフト
    の外周側を取り囲むように前記ケーシング内に設けら
    れ、両端側に径方向内向きに伸長する環状の脚部が形成
    されたコア部材と、該コア部材の内周側に設けられたコ
    イルボビンと、前記磁歪シャフトに作用するトルクを電
    気信号として検出すべく、該コイルボビンに巻回された
    少なくとも一対の励磁および検出コイルとからなる磁歪
    式トルクセンサにおいて、前記磁歪シャフトの外周側に
    は、前記コア部材の各脚部の間に位置して皮膜層を設
    け、該皮膜層は導電性材料から形成したことを特徴とす
    る磁歪式トルクセンサ。
JP10424191U 1991-11-22 1991-11-22 磁歪式トルクセンサ Pending JPH0545538U (ja)

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