JPH05452Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH05452Y2
JPH05452Y2 JP2624386U JP2624386U JPH05452Y2 JP H05452 Y2 JPH05452 Y2 JP H05452Y2 JP 2624386 U JP2624386 U JP 2624386U JP 2624386 U JP2624386 U JP 2624386U JP H05452 Y2 JPH05452 Y2 JP H05452Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flange
bumper
mounting plate
extension
fitted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2624386U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62137850U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2624386U priority Critical patent/JPH05452Y2/ja
Publication of JPS62137850U publication Critical patent/JPS62137850U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH05452Y2 publication Critical patent/JPH05452Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connection Of Plates (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 a 産業上の利用分野 本考案は自動車のバンパ・エクステンシヨンに
係り、特にバンパに対する取付けを容易にしたバ
ンパ・エクステンシヨンに関する。
b 従来の技術 従来のバンパ・エクステンシヨンの取付構造の
一例を第5図に示す。同図において1はフロント
バンパであつて、バンパ・エクステンシヨン2は
このバンパ1の下縁部に沿つて取付けられる。バ
ンパ1の下縁部にはL字状のフランジ部1aが形
成され、このフランジ部1aに対してバンパ・エ
クステンシヨン2の取付板部2aが複数のねじ3
とナツト4によつて固定されるようになつてい
る。
c 考案が解決しようとする問題点 従来のバンパ・エクステンシヨン2の取付けは
上述の如くなされていたが、このような取付け方
法ではバンパ1のフランジ部1aおよびバンパ・
エクステンシヨン2の取付板部2aにそれぞれ形
成されたねじ孔5の相互位置合せが大変であり、
特にこの位置合せはバンパ1の下側を覗きながら
行なわなければならないのできわめて作業がやり
にくい。またねじ3の他にナツト4も必要であ
り、このナツト4をいちいちフランジ部1aの上
面にあてがつてほとんど手探りでねじ止めをしな
ければならないので作業効率が良くない。
本考案は上述の問題点を有効に解決すべく創案
するに至つたものであつて、その目的はバンパに
対するバンパ・エクステンシヨンの位置合せが簡
単に行なえ、しかもナツト類を用いることなくき
わめて能率的にバンパ・エクステンシヨンの固定
を行なうことができるバンパ・エクステンシヨン
を提供することにある。
d 問題点を解決するための手段 上述した問題点を解決するため本考案は、ほぼ
L字状のフランジ部を有するバンパ下縁部に沿つ
て取付けられる自動車のバンパ・エクステンシヨ
ンにおいて、上記フランジ部下面と重なる取付板
部と、上記取付板部の一端から下方に向つて延び
た延長板部と、上記取付板部の他端に形成され上
記フランジ部の縁に係合可能な係合溝と、上記取
付板部に形成され上記フランジ部下面に形成した
嵌合部に対して嵌合可能な被嵌合部と、上記取付
板部の他端にヒンジ部を介して連結され上記フラ
ンジ部の上面と重なり得る回動板と、上記回動板
にほぼ直角に配設されたボス部と、上記嵌合部と
被嵌合部とが互いに嵌合した状態で上記ボス部の
孔と連通するように上記フランジ部および取付板
部にそれぞれ形成された挿通孔と、上記挿通孔に
下方から挿入されて上記ボス部に螺合するねじ
と、をそれぞれ具備したものである。
e 作用 上述の如く構成したバンパ・エクステンシヨン
は、その係合溝をバンパフランジ部の縁に係合さ
せるとともに被嵌合部を嵌合部に嵌合させること
によりバンパに対する仮止めがなされ、この仮止
め状態で回動板を回動させてフランジ部上面に重
ね合わせ、その後バンパ・エクステンシヨンの取
付板部およびフランジ部の各挿通孔を通して回動
板のボス部にねじをねじ込むことによりバンパ・
エクステンシヨンの取付を迅速に完了することが
できるものであり、従来のようにバンパとバン
パ・エクステンシヨンのねじ孔相互を位置合せし
つつねじの挿入ならびにナツトの装着を行なうと
いつた煩雑かつ困難な作業を解消でき、またナツ
ト類を不要にすることができる。
f 実施例 以下に本考案をフロントバンパのバンパ・エク
ステンシヨンに適用した実施例を第1図〜第4図
に基づいて説明する。第1図は自動車の正面斜視
図を示したものであつて、同図において1はフロ
ントバンパ、2はバンパ・エクステンシヨンであ
る。フロントバンパ1の下縁部は第2図〜第4図
に示す如く後方側へ折曲げられてL字状のフラン
ジ部1aを形成している。
このフランジ部1aの縁には複数のU字状の挿
通孔10がフランジ部1aの長手方向に沿つてほ
ぼ等間隔で形成されている。これら各挿通孔10
の開放端は板状部材11によつて閉塞され、この
板状部材11によつて後述するねじ18の抜け止
めがなされるようになつている。なお板状部材1
1の下端は第2図および第4図に示す如くフラン
ジ部1a下面よりもやや下方に突出した凸状の嵌
合部11aを形成している。
一方、バンパ・エクステンシヨン2は上記フラ
ンジ部1a下面に重なる取付板部2aと、この取
付板部2aの前端から下方に向つて延びた延長板
部2bとで主として構成されている。取付板部2
aの後端には第2図および第3図に示す如く前方
に向つて開口した断面コ字状の係合溝12が所定
数形成され、これら係合溝12がフランジ部1a
の縁に係合するようになつている。取付板部2a
のほぼ中間部には、第2図および第4図に示す如
く複数のU字状の挿通孔13が形成され、またこ
れら挿通孔13の後端開放端に連通して長方形状
の孔による複数の被嵌合部14が形成されてい
る。被嵌合部14には第4図に示す如くバンパ1
側の嵌合部11aが嵌合できるようになつてお
り、この嵌合状態においてフランジ部1aの各挿
通孔10と取付板部2aの各挿通孔13とが互い
に連通するように構成されている。
上記複数の係合溝12の相互間における取付板
部2aの後端には、第2図に示す如く被嵌合部1
4を跨ぐようにして回動板15が連結されてい
る。この回動板15は左右一対のヒンジ部16を
介して取付板部2aに連結されており、第4図に
示す如くバンパ・エクステンシヨン2をバンパ1
に取付けた状態において前方(第4図左方)に回
動させることにより、フランジ部1a上面に重ね
合わすことができるようになつている。回動板1
5の一側面には第2図および第4図に示す如く円
筒状のボス部17がほぼ直角に一体形成されてい
る。このボス部17は、第4図に示す如く回動板
15をフランジ部1a上面に重ね合わせた状態に
おいてその孔19がフランジ部1aおよび取付板
部2aの各挿通孔10,13と連通するようにな
つている。
自動車のバンパ・エクステンシヨン2は上述の
如く構成されてなり、このバンパ・エクステンシ
ヨン2の取付けはまず回動板15を第2図に示す
如く起した状態にしておき、この状態で係合溝1
2をバンパ1のフランジ部1aの縁に係合させ
る。次にバンパ・エクステンシヨン2の下端部を
第3図で矢印にて示す如く前方に引張ることによ
り取付板部2aをフランジ部1aに押付け、第4
図に示す如く板状部材11の嵌合部11aを取付
板部2aの被嵌合部14に嵌合させる。これによ
りバンパ・エクステンシヨン2は仮止め状態にな
り、バンパ・エクステンシヨン2を支える必要が
なくなる。
次に回動板15を第4図で矢印にて示す如く前
側に倒してフランジ部1a上面に重ね合わせ、そ
の後取付板部2aの各挿通孔13にその下側から
ねじ18を挿入してボス部17の孔19にねじ込
み、フランジ部1aを取付板部2aと回動板15
とによつて挟み付けることによりバンパ・エクス
テンシヨン2の取付けを完了する。
以上、本考案の一実施例につき説明したが、本
考案は上記実施例に限定されることなく種々の変
形が可能である。例えば上記実施例ではバンパ1
のフランジ部1aの凸状の嵌合部11aをバン
パ・エクステンシヨン2の被嵌合部14としての
孔に嵌合させたが、この反対にフランジ部1aに
嵌合部としての孔を形成するとともにバンパ・エ
クステンシヨン2に被嵌合部としての凸部を形成
し、これらを互いに嵌合させるようにしてもよ
い。
g 考案の効果 本考案は上述の如く、バンパ・エクステンシヨ
ンの係合溝をバンパフランジ部の縁に係合させ、
またバンパ・エクステンシヨンの被嵌合部とバン
パフランジ部の嵌合部とを互いに嵌合させること
により、バンパ・エクステンシヨンの仮止めと、
バンパフランジ部とバンパ・エクステンシヨンの
取付板部にそれぞれ形成されたねじ挿通孔の相互
位置合わせをきわめて容易に行なうことができ、
しかも回動板を倒してバンパフランジ部上面に重
ね合わせると回動板のボス部と上記ねじ挿通孔と
が一直線に連通しているので、ねじの挿入が非常
に楽であり、従来のようにほとんど手探りでナツ
トをねじ先端に螺合させるような困難は作業を省
略でき、またボス部がナツトの代わりをなすので
別物としてのナツトを不要にでき、従つてバン
パ・エクステンシヨンの取付作業の大幅な能率向
上とコストダウンを達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用した自動車の正面斜視
図、第2図はバンパ・エクステンシヨンの分解斜
視図、第3図および第4図はバンパ・エクステン
シヨンの縦断面図である。また第5図は従来のバ
ンパ・エクステンシヨンの縦断面図である。 1……フロントバンパ、1a……フランジ部、
2……バンパ・エクステンシヨン、10,13…
…挿通孔、12……係合溝、14……被嵌合部、
15……回動板、16……ヒンジ部、17……ボ
ス部、18……ねじ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ほぼL字状のフランジ部を有するバンパ下縁部
    に沿つて取付けられる自動車のバンパ・エクステ
    ンシヨンにおいて、上記フランジ部下面と重なる
    取付板部と、上記取付板部の一端から下方に向つ
    て延びた延長板部と、上記取付板部の他端に形成
    され上記フランジ部の縁に係合可能な係合溝と、
    上記取付板部に形成され上記フランジ部下面に形
    成した嵌合部に対して嵌合可能な被嵌合部と、上
    記取付板部の他端にヒンジ部を介して連結され上
    記フランジ部の上面と重なり得る回動板と、上記
    回動板にほぼ直角に配設されたボス部と、上記嵌
    合部と被嵌合部とが互いに嵌合した状態で上記ボ
    ス部の孔と連通するように上記フランジ部および
    取付板部にそれぞれ形成された挿通孔と、上記挿
    通孔に下方から挿入されて上記ボス部に螺合する
    ねじと、をそれぞれ具備したことを特徴とする自
    動車のバンパ・エクステンシヨン。
JP2624386U 1986-02-25 1986-02-25 Expired - Lifetime JPH05452Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2624386U JPH05452Y2 (ja) 1986-02-25 1986-02-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2624386U JPH05452Y2 (ja) 1986-02-25 1986-02-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62137850U JPS62137850U (ja) 1987-08-31
JPH05452Y2 true JPH05452Y2 (ja) 1993-01-07

Family

ID=30827142

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2624386U Expired - Lifetime JPH05452Y2 (ja) 1986-02-25 1986-02-25

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05452Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62137850U (ja) 1987-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6979780B1 (en) Non-gangable box with embossed sides
JPH05452Y2 (ja)
JPH0332824Y2 (ja)
US5753859A (en) Fitting structure for electrical connection box
JP3845196B2 (ja) メータユニットの取付構造
JP3411857B2 (ja) 取付具締結用の締結板
JPH0243166Y2 (ja)
JPH03213705A (ja) 部品固定方法
JPH07108831A (ja) 自動車用サイドドアの三角窓構造
JPH062864Y2 (ja) 自動車のサイドマッドガード
JPH07189556A (ja) 戸枠の隙間調整具および隙間調整方法
JPH0337258Y2 (ja)
JPH0139265Y2 (ja)
JPH0810034Y2 (ja) ラヂエータグリルの取付構造
JPH06640Y2 (ja) 軸流ファンの取付装置
JP2661501B2 (ja) 起立部材取付構造
JPS6346282Y2 (ja)
JPH0134382Y2 (ja)
JPH0649651Y2 (ja) オーバーフロー部の構造
JP3046269U (ja) ビニールハウス用止め具
JP2555703B2 (ja) 車載用機器の取付構造
JPS6139623Y2 (ja)
JPS6030115Y2 (ja) 自動車のピラ−部材へのトウムパネル取付装置
JPH0226172Y2 (ja)
JPH081978Y2 (ja) ナンバープレートの取付け用補助具