JPH0544125A - 粗糸替機の旧粗糸切断装置 - Google Patents

粗糸替機の旧粗糸切断装置

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JPH0544125A
JPH0544125A JP28003291A JP28003291A JPH0544125A JP H0544125 A JPH0544125 A JP H0544125A JP 28003291 A JP28003291 A JP 28003291A JP 28003291 A JP28003291 A JP 28003291A JP H0544125 A JPH0544125 A JP H0544125A
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啓二 尾上
Kengo Ohashi
憲吾 大橋
Isao Asai
功 浅井
Shukuyu Tange
淑裕 丹下
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドラフトパートに連なる旧粗糸の長さが一定
となる位置で、粗糸を構成する単繊維を切断せずに単繊
維を素抜く状態で確実に切断する。 【構成】 粗糸継ヘッド10の先端に粗糸案内溝11が
形成され、粗糸案内溝11に導入された旧粗糸R1の上
流側に向かって圧縮気体を噴射する噴射ノズル14が設
けられている。粗糸案内溝11に導入された旧粗糸にそ
の切断位置より上流側において係合して旧粗糸R1を噴
射ノズル14の噴射方向と交差する位置に案内する作用
位置と旧粗糸R1と係合不能な退避位置とに移動配置さ
れる規制ロッド40が設けられている。旧粗糸R1が粗
糸案内溝11に導入された状態で噴射ノズル14から圧
縮気体が噴射される。旧粗糸R1が切断される前に規制
ロッド40が作用位置に配置され、旧粗糸R1が噴射ノ
ズル14の噴射方向と交差する状態となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は精紡機のクリールに吊下
された紡出中の粗糸ボビン(粗糸巻)と予備粗糸巻レー
ルに吊下された満ボビン(予備粗糸巻)とを交換する作
業を行う粗糸替機によるその交換作業に先立って、粗糸
継(篠継)作業を行う粗糸継装置に装備される旧粗糸切
断装置に係り、詳しくは紡出中の旧粗糸を切断した後、
新粗糸をトランペットに挿入する粗糸継(いわゆる追い
継)方法を実施する粗糸替機の旧粗糸切断装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】精紡機、特にリング精紡機ではクリール
に吊下された粗糸巻より粗糸を引出し、下方のドラフト
パートへ供給するようにしている。粗糸のドラフトパー
トへの供給が進み、粗糸巻が空ないしは空に近づくと新
しい粗糸巻と交換する必要があり、その際に紡出中の粗
糸に新に交換する粗糸巻の粗糸端を粗糸継する必要が生
じる。従来、この粗糸継作業は一般に人手により行われ
ていたが、近年、粗糸継作業の自動化が提案されてい
る。
【0003】粗糸継機による粗糸継方法として、粗糸
(篠)継ヘッドの粗糸(篠)案内溝内で粗糸継すべき新
粗糸を紡出中の旧粗糸に重合させるとともに、旧粗糸の
送りに連れて重合部をドラフトパートのバックローラに
導き、新粗糸及び旧粗糸の重合部がバックローラに把持
された後、旧粗糸を粗糸把持部材で把持して切断する方
法が、特開昭62ー57957号公報等に提案されてい
る。ところが、この方法では新粗糸は旧粗糸に誘導され
てバックローラの周速で移動し、重合部がトランペット
を経てバックローラによる把持位置に達するまでの待ち
時間が長く、粗糸継完了まで時間が掛かるという問題が
ある。特に高級糸の細番手を紡出する場合には、紡出速
度が遅くバックローラの周速も遅いため粗糸継時間が長
くなる。
【0004】この問題を解消する粗糸継方法として、紡
出中の粗糸巻からドラフトパートのトランペットに連な
る粗糸(旧粗糸)と、前記粗糸巻と交換すべき予備粗糸
巻から引き出された粗糸(新粗糸)とを把持可能な粗糸
継ヘッドを設け、新粗糸を把持した状態で粗糸継ヘッド
をドラフトパート上方近傍の作業位置に移動配置し、そ
の位置で紡出中の旧粗糸を粗糸継ヘッドで把持、切断
し、その後、新粗糸を把持した状態で旧粗糸を解放し、
粗糸継ヘッドを回動して新粗糸をトランペットに挿入す
る粗糸継方法が特開平2−112426号公報等に開示
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特開平2−11242
6号公報等に開示された粗糸継方法では、粗糸継ヘッド
に把持されている新粗糸の端部が粗糸継ヘッドの回動に
よりトランペット内に積極的に挿入されるため、粗糸継
に要する時間が短縮される。しかし、この粗糸継方法に
おける旧粗糸の切断は、紡出中の旧粗糸を把持した粗糸
継ヘッドを精紡機のバックローラから離間する方向に回
動させることにより行われるため、旧粗糸はもう一方の
把持点であるバックローラと粗糸継ヘッドの旧粗糸把持
点までの間のどこか弱い部分で切断されることになる。
そのため、バックローラから切断部までの距離が精紡機
に供給されている粗糸の繊維長に相当する極めて短い部
分で旧粗糸が切断される可能性がある。
【0006】バックローラから切断部までの距離が短い
と、新粗糸をトランペットを経てバックローラまで供給
する前に旧粗糸の端部がバックローラを通過してしま
い、新粗糸を旧粗糸に重ね合わせることができなくなっ
て粗糸継が不成功に終わる。そして、太番手紡出の際は
粗糸の供給速度が早いため、旧粗糸の切断後、新粗糸の
挿入を高速で行う必要があるが、かなりの困難さを伴い
成功率が低くなる。又、旧粗糸の切断端が短いと旧粗糸
が自重によってトランペットの内壁の下側を走行すると
いう新粗糸を挿入するのに都合が良い条件が得られず、
新粗糸のトランペットへのスムーズな挿入に支障を来
す。さらに、旧粗糸の切断端が短いと図20に示すよう
に、新粗糸R2をトランペット50に挿入する際、旧粗
糸R1の端部がトランペット50内まで進行した状態と
なる。そして、この状態では旧粗糸R1の端部の位置が
定まらず、旧粗糸R1の端が新粗糸R2の端と干渉する
状態となり、新粗糸R2のトランペット50へのスムー
ズな挿入に支障を来す。
【0007】旧粗糸をその端がトランペットの入口から
所定長さ外に垂れ下がった状態となる所定位置で確実に
切断するには、カッターを粗糸継ヘッドに装備すること
が考えられる。しかし、カッターで粗糸の切断を行う
と、粗糸端にドラフトパートのローラの把持間距離より
短い繊維が多数存在する状態となり、当該部分の粗糸は
ドラフトされずにスラブ状で紡出され、当該部分が巻取
り時に大きな遠心力を受けてバルーニングが急激に変化
して糸切れするという問題がある。又、摩耗による切断
不良を防止するための、カッターの保全、交換に手間が
掛かるという問題がある。
【0008】本発明は前記の問題点に鑑みてなされたも
のであって、その目的は追い継を自動的に行う際に、旧
粗糸の切断後、新粗糸のトランペットへの挿入までに十
分余裕がある所定長の位置で旧粗糸を確実に切断でき、
しかも粗糸を構成する単繊維を切断せずに単繊維を素抜
く状態で切断を行うことができ、保全、交換の手間が掛
からない粗糸替機の旧粗糸切断装置を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め請求項1に記載の発明においては、粗糸継ヘッドの先
端に粗糸案内部を形成し、前記粗糸案内部に導入された
旧粗糸に向かって圧縮気体を噴射する噴射ノズルを設け
た。
【0010】又、請求項2に記載の発明においては、粗
糸継ヘッドの先端に粗糸案内部を形成し、前記粗糸案内
部に導入された旧粗糸の上流側に向かって圧縮気体を噴
射する噴射ノズルを設け、前記粗糸案内部に導入された
旧粗糸にその切断位置より上流側において係合して旧粗
糸を噴射ノズルの噴射方向と交差する位置に案内する作
用位置と旧粗糸と係合不能な退避位置とに移動配置され
る規制部材を設けた。
【0011】
【作用】請求項1に記載の発明においては、ドラフトパ
ートに連なる紡出中の旧粗糸が粗糸継ヘッドの先端に形
成された粗糸案内溝に導入され、その状態で噴射ノズル
から粗糸案内部に導入された旧粗糸に向かって圧縮気体
が噴射される。旧粗糸は一方がバックローラに把持され
ているため、バックローラ側の移動が規制された状態で
噴射気流の作用を受け、噴射気流が当たる所定位置で単
繊維が素抜ける状態で切断される。
【0012】請求項2に記載の発明においては、ドラフ
トパートに連なる紡出中の旧粗糸が粗糸継ヘッドの先端
に形成された粗糸案内溝に導入された後、噴射ノズルか
ら旧粗糸に向かって圧縮気体が噴射される。旧粗糸は一
方がバックローラに把持されているため、バックローラ
側の移動が規制された状態で噴射気流の作用を受け、噴
射気流が当たる所定位置で単繊維が素抜ける状態で切断
される。旧粗糸が完全に切断される前に規制部材が作用
位置に配置される。これにより規制部材が切断位置より
上流側において旧粗糸と係合し、旧粗糸が噴射ノズルの
噴射方向と交差する状態となる。従って、旧粗糸の切断
時には規制部材が切断位置より上流側において旧粗糸と
係合状態にあるため、粗糸巻に連なる切断後の旧粗糸の
端部が規制部材に掛止され、噴射気流により繊維が旧粗
糸端から引き抜かれたり、旧粗糸端が吹き上げられるの
が阻止される。
【0013】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明を具体化した第1実施例を図
1〜図8に従って説明する。
【0014】粗糸継装置1は精紡機機台に沿って移動し
て粗糸替え作業を行う粗糸替機(図示せず)に装備され
ている。図1に示すように粗糸継ヘッド2は粗糸継装置
1の支持アーム3の先端に回動可能に支持されている。
支持アーム3は粗糸継ヘッド2をドラフトパート上方の
粗糸継位置と粗糸替機の移動に支障とならない退避位置
とに配置するため、図示しない駆動装置により駆動され
る駆動軸4に対して、支持アーム3の基端において一体
回動可能に固定されている。支持アーム3の先端には図
2に示すようにほぼU字状の取付部3aが形成され、取
付部3aの側方に突出する状態で回転軸5が支持されて
いる。回転軸5の取付部3a内と対応する位置には歯付
きプーリ6aが一体回転可能に嵌着固定され、該歯付き
プーリ6aと支持アーム3の基端に固定されたモータ7
の駆動軸に嵌着された歯付きプーリ6bとの間に歯付き
ベルト8が巻掛けられている。そして、取付部3aの側
方に突出した部分の回動軸5に粗糸継ヘッド2が一体回
転可能に固着され、モータ7の駆動により粗糸継ヘッド
2が回動されるようになっている。
【0015】粗糸継ヘッド2のヘッド本体10の先端に
は後側へ向かって下降傾斜する斜面を持つ膨出部10a
が形成され、膨出部10aの先端はトランペット9(図
8等に図示)内に侵入可能な形状に形成されている。ヘ
ッド本体10の先端には粗糸案内部としての粗糸案内溝
11がヘッド本体10の長手方向及び上下方向に延びる
ように形成されている。前記膨出部10aには粗糸案内
溝11を境にして片側に、粗糸案内溝11に連通して粗
糸案内溝11を膨出部10aの後方及び側方に開放する
切欠部12が形成されている。
【0016】ヘッド本体10は図4に示すように前記切
欠部12を有するブロック13が別体に形成され、図示
しないねじ等でヘッド本体10に一体に固着されてい
る。ブロック13には図4等に示すように、圧縮空気流
を噴射する噴射ノズル14を構成する偏平な凹部15が
前記切欠部12より上側で切欠部12の前方位置におい
て、上方及び粗糸案内溝11側が開放された状態で形成
され、粗糸案内溝11側がプレート16により覆われて
いる。プレート16は粗糸案内溝11と面一となる状態
で固定されている。ブロック13には前記凹部15に対
して粗糸案内溝11と反対側から連通する嵌合孔17が
形成され、該嵌合孔17に一端がコンプレッサ等の圧縮
空気源(図示せず)に接続されたパイプ18の他端が嵌
入されている。パイプ18には噴射ノズル14からの圧
縮空気の噴射時期を制御する制御部としての流量調整可
能な制御弁19が装備されている。前記噴射ノズル1
4、パイプ18及び制御弁19により旧粗糸切断装置が
構成されている。
【0017】ヘッド本体10には前記膨出部10aの後
方に支持ピン20が、ヘッド本体10の上下両側に突出
する状態で回転自在に取付けられている。支持ピン20
の下端には新粗糸R2を把持する把持部材21がその基
端において一体回転可能に取付けられ、上端にはレバー
22がヘッド本体10の長手方向に沿って延びる状態で
その一端において一体回転可能に固定されている。把持
部材21はその先端部が前記切欠部12内に挿入され、
支持ピン20の回動により把持部21aが粗糸案内溝1
1内に侵入して粗糸案内溝11の一方の壁面11aと協
動して新粗糸R2を把持する粗糸把持位置と、把持部2
1aが粗糸案内溝11内から退避して粗糸案内溝11内
での粗糸の移動を許容する待機位置とに移動可能に配置
されている。図4(c)に示すように、把持部材21に
は粗糸案内溝11に沿って延びる貫通孔21bが形成さ
れ、貫通孔21bの後端には一端が圧縮空気源に接続さ
れたパイプ23の他端が接続されている。パイプ23の
途中には開閉弁(図示せず)が設けられている。
【0018】前記回転軸5の支持アーム3近傍には支持
ブロック24(図2,3に図示)が一体回転可能に固定
され、該支持ブロック24と前記ヘッド本体10の基端
上面間に支持プレート25が固着されている。支持プレ
ート25の一端(支持アーム3寄り)には支柱26が立
設され、支柱26の先端にプレート27が固定されてい
る。プレート27にはエアシリンダ28がヘッド本体1
0と直交する方向に延びるように、その基端において支
軸29を介して支持されている。エアシリンダ28はそ
のピストンロッド28aが、前記レバー22の他端にピ
ン30を介して回動可能に連結されている。そして、エ
アシリンダ28の作動によりレバー22を介して前記把
持部材21が回動されるようになっている。なお、粗糸
継ヘッド2にはレバー22及びエアシリンダ28を覆う
カバー31が、支持プレート25に固定された取り付け
部材(図示せず)を介して取り付けられ、カバー31の
先端は前記粗糸案内溝11の基端近傍まで延びている。
【0019】なお、トランペット9の出口9aは紡出中
の旧粗糸R1が存在する状態で新粗糸R2が十分通過可
能な縦長に形成されている。次に前記のように構成され
た装置の作用を説明する。把持部材21は図2に示すよ
うにピストンロッド28aが没入位置に配置された状態
ではその把持部21aが粗糸案内溝11内から退避した
待機位置に配置され、図3に示すようにピストンロッド
28aが突出位置に配置された状態ではその把持部21
aが粗糸案内溝11の一方の壁面11aと協動して粗糸
を把持可能な粗糸把持位置に配置される。満ボビンから
引き出された新粗糸R2を把持する場合には、図2に示
すように把持部材21が待機位置に配置され、粗糸案内
溝11の奥まで粗糸が自由に侵入可能な状態で、新粗糸
R2が粗糸案内溝11の奥まで導入される。新粗糸R2
が粗糸案内溝11の奥まで導入された状態でエアシリン
ダ28が作動され、ピストンロッド28aの突出作動に
よりレバー22とともに把持部材21が図2の反時計方
向に回動される。そして、図3に示すようにその把持部
21aが粗糸案内溝11の他方の壁面11aに当接する
粗糸把持位置に配置され、前記他方の壁面11aと協動
して新粗糸R2を把持する。新粗糸R2は粗糸案内溝1
1の奥に導入された状態で、他方の壁面11aに把持部
材21の把持部21aによって押圧されることにより把
持されるため、把持部材21による把持作用を受ける際
にほとんど移動せず、新粗糸R2の先端位置が安定す
る。
【0020】新粗糸R2の把持は精紡機機台の手前側の
ドラフトパートから離れた位置で行われ、新粗糸R2の
把持終了後、支持アーム3が駆動軸4の回動により精紡
機機台側へ傾動され、粗糸継ヘッド2がドラフトパート
の上方近傍の粗糸継作業位置へ移動配置される。ヘッド
本体10の上方にカバー31が存在するため、粗糸継ヘ
ッド2の移動時に満管ボビンに連なる新粗糸R2が折れ
曲がったり、レバー22等に引っ掛かったりするのが確
実に防止される。
【0021】粗糸継ヘッド2が粗糸継作業位置へ移動配
置されると、図5に示すように粗糸案内溝11に紡出中
の旧粗糸R1が導入される。把持部材21が粗糸把持位
置に配置された状態では、図4(a)に示すように把持
部材21の先端より奥側へ旧粗糸R1が移動するのが阻
止され、旧粗糸R1は噴射ノズル14と対応する位置に
保持される。粗糸継ヘッド2が粗糸継作業位置に配置さ
れた後、同位置において制御弁19が開かれ、紡出糸の
種類に対応した所定圧力で圧縮空気が噴射ノズル14か
ら噴射される。噴射ノズル14の噴射口は上側を向いて
いるため、噴射気流は旧粗糸R1を上方へ引っ張るよう
に作用する。そして、旧粗糸R1は粗糸継ヘッド2では
把持されていないがバックローラ32に把持された状態
で噴射気流の作用を受け、噴射気流が当たる所定位置す
なわち噴射ノズル14の噴射口から一定距離離れた位置
で単繊維が素抜ける状態で筆先状に切断されて図6の状
態となる。
【0022】旧粗糸R1の切断後、パイプ23の開閉弁
が開かれて貫通孔21bから圧縮空気が噴射され、ドラ
フトパートに連なる切断後の旧粗糸R1は圧縮空気の作
用により粗糸案内溝11から前方に押し出されるととも
に、図7に示すように自重でトランペット9の後方へ垂
れ下がった状態となる。そして、パイプ18,23から
の圧縮空気の噴射が停止された後、モータ7が駆動され
て粗糸継ヘッド2が図7の位置から時計方向に回動され
る。粗糸継ヘッド2は新粗糸R2の先端がトランペット
9に近付くまでは高速で回動され、その後は低速で回動
されて図8に示すように粗糸継ヘッド2に把持されてい
る新粗糸R2の端部がトランペット9に挿入される。粗
糸継ヘッド2が図8に示すトランペット9への新粗糸端
導入位置に配置された状態では、新粗糸R2の端がトラ
ンペット9の出口9aを通ってバックローラ32に把持
される位置まで達する。この時の粗糸継ヘッド2の回動
速度はバックローラ32の回転速度とほぼ同等かやや早
めとなるように制御される。新粗糸R2の端部がバック
ローラ32に供給された時点でエアシリンダ28が作動
されて把持部材21による新粗糸R2の把持が解除され
る。そして、新粗糸R2は旧粗糸R1に重ねられた状態
でバックローラ32を通過して粗糸継ぎが行われ、その
後は新粗糸R2により紡出が継続される。旧粗糸R1の
端部は単繊維が切断されずに筆先状に切断されるため、
ローラパート内を前後のローラ間でドラフトされながら
通過し、旧粗糸R1の切断部でのスラブ糸の発生もな
く、バルーンが急激に大きくなることによる糸切れ発生
もなくなる。
【0023】旧粗糸R1は噴射ノズル14の噴射口から
一定距離離れた位置で常に切断されるため、バックロー
ラ32に連なる切断後の旧粗糸R2がトランペット9の
後方へ垂れ下がった状態となり、粗糸の供給速度が早い
太番手紡出の際においても、旧粗糸切断後の新粗糸R2
のトランペット9への挿入をさほど短時間で行わなくと
も、新粗糸R2の挿入時に旧粗糸R1がトランペット9
の後方へ垂れ下がった状態にあり、トランペット9の出
口9aへの新粗糸端の挿入が円滑に行われる。
【0024】又、切断後の旧粗糸R1の端部からバック
ローラ32までの長さは、旧粗糸R1が粗糸案内溝11
に導入された状態で噴射ノズル14から圧縮空気を噴射
する際の粗糸継ヘッド2の位置すなわち、粗糸継ヘッド
2の傾きを変えることにより調整できる。又、この実施
例では噴射ノズル14が粗糸の太さよりずっと幅広に形
成されているため、旧粗糸R1が粗糸案内溝11内で多
少移動しても確実に所定位置で粗糸切断が行われる。
【0025】(実施例2)次に第2実施例を図9及び図
10に従って説明する。この実施例では粗糸継ヘッド2
に設けられた噴射ノズルの構成と、把持部材21から圧
縮空気を噴射しない点とが前記実施例の装置と異なって
いる。すなわち、ヘッド本体10の上面には粗糸案内溝
11の基端後側にパイプ18により圧縮空気が供給され
る給気ハウジング33が固定され、給気ハウジング33
には一対の噴射ノズル34a,34bが粗糸案内溝11
を挟んで延びるように、その基端が給気通路33aに連
通する状態で固定されている。両噴射ノズル34a,3
4bは先端から噴射される圧縮空気が旧粗糸R1に対し
てその撚りを戻す方向の力が作用する方向に噴射される
ように、それぞれその先端が粗糸案内溝11に向かって
湾曲形成されるとともに、一方の噴射ノズル34aが他
方の噴射ノズル34bより長く形成されている。パイプ
18の途中には前記実施例と同様な制御弁19が装備さ
れている。
【0026】従って、この実施例の装置では粗糸案内溝
11に旧粗糸R1が導入された状態でパイプ18から圧
縮空気が供給されると、両噴射ノズル34a,34bか
ら旧粗糸R1に対してその長手方向と直交する方向から
噴射気流が作用する。そのため噴射ノズルが1個の場合
は長手方向に沿って作用する場合に比較して旧粗糸R1
を切断し難いが、2個の噴射ノズル34a,34bから
それぞれ粗糸の撚りを戻す方向に作用する気流が噴射さ
れるため、旧粗糸R1は確実に切断される。又、噴射気
流の力は旧粗糸R1を粗糸案内溝11から離脱させる方
向にも作用するため、前記実施例と異なり切断後の旧粗
糸R1を粗糸案内溝11から離脱させるための装置が不
要となり、装置の構成が簡単となる。なお、この実施例
では、粗糸の撚り方向が逆の場合は、ノズル34a,3
4bの長短は逆になる。
【0027】(実施例3)次に第3実施例を図11〜図
13に従って説明する。この実施例では粗糸継ヘッド2
が旧粗糸R1を把持可能に構成された点が前記第1実施
例と異なっている。ヘッド本体10の膨出部10aには
粗糸案内溝11を挟んで前記切欠部12と反対側に、粗
糸案内溝11に連通して粗糸案内溝11を膨出部10a
の後方及び側方に開放する切欠部35が形成されてい
る。図11及び図13に示すように両切欠部12,35
は上下方向にずれた位置に形成され、上側に位置する切
欠部35の方が下側に位置する切欠部12より長く形成
されている。ヘッド本体10には支持ピン36が前記支
持ピン20と同様にヘッド本体10の上下両側に突出す
る状態で回転自在に取付けられ、その下端には旧粗糸把
持部材37がその基端において一体回転可能に取付けら
れ、上端にはレバー38が一体回転可能に固定されてい
る。旧粗糸把持部材37はその先端部が前記切欠部35
内に挿入され、支持ピン36の回動により把持部が粗糸
案内溝11内に侵入して粗糸案内溝11の壁面と協動し
て旧粗糸R1を把持する粗糸把持位置と、把持部が粗糸
案内溝11内から退避して粗糸案内溝11内での粗糸の
移動を許容する待機位置とに移動可能に配置されてい
る。そして、前記プレート27上に前記エアシリンダ2
8と平行に延びるように支持されたエアシリンダ39の
ピストンロッド39aが、前記レバー38の他端にピン
30を介して回動可能に連結されている。又、把持部材
21の先端には旧粗糸R1が粗糸案内溝11の奥へ侵入
するのを規制する規制部材21cが固定されている。規
制部材21cは線材で形成されるとともに、膨出部10
aの下方に延びる状態で固定され、把持部材21が新粗
糸把持位置に配置された状態では粗糸案内溝11と交差
する位置に配置され、旧粗糸R1が粗糸案内溝11の奥
へ侵入するのを規制するようになっている。
【0028】この実施例の装置では粗糸案内溝11に導
入された旧粗糸R1が旧粗糸把持部材37により把持さ
れた状態で、噴射ノズル14から圧縮空気が噴射される
ため、切断時に粗糸案内溝11内での旧粗糸R1の位置
が安定し、切断がより確実に行われる。しかし、旧粗糸
R1の把持位置から噴射ノズル14の出口までの距離を
粗糸の繊維長より長くする必要がある。
【0029】(実施例4)次に第4実施例を図14〜図
18に従って説明する。この実施例では旧粗糸R1の切
断時に粗糸巻に連なる切断後の旧粗糸R1の端部を規制
する規制部材が設けられている点が前記各実施例と大き
く異なっている。
【0030】粗糸継ヘッド2の構成は実施例1のもの
に、粗糸案内溝11に導入された旧粗糸R1とその切断
位置より上流側において係合して旧粗糸R1を噴射ノズ
ル14の噴射方向と交差する位置に配置する作用位置
と、旧粗糸R1と係合不能な退避位置とに移動配置され
る規制部材としての規制ロッド40と、規制ロッド40
を駆動するための機構とが設けられている。すなわち、
ヘッド本体10に支持ピン41が支持ピン20より上方
まで突出する状態で回転自在に取付けられ、その上端に
規制ロッド40の基端が、中間部にはレバー42の一端
がそれぞれ一体回転可能に固定されている。規制ロッド
40は新粗糸R2と係合しないように屈曲形成されてい
る。プレート27上には駆動機構を構成するエアシリン
ダ43がエアシリンダ28と平行に延びるように支持さ
れ、そのピストンロッド43aに前記レバー42の他端
がピン30を介して回動可能に連結されている。
【0031】次に前記のように構成された装置の作用を
説明する。実施例1と同様にして新粗糸R2が把持部材
21により把持された後、規制ロッド40が退避位置に
配置された状態で粗糸継ヘッド2が粗糸継作業位置に配
置される。これにより図14、図15(a)及び図17
(a)に示すように旧粗糸R1が粗糸案内溝11に導入
されるとともに把持部材21の先端より奥側へ移動する
のが阻止された状態で噴射ノズル14と対応する位置に
保持される。次にエアシリンダ43が作動してピストン
ロッド43aが没入位置に移動され、規制ロッド40が
レバー42とともに時計方向に回動されて作用位置に配
置される。これにより図15(b)及び図17(b)に
示すように規制ロッド40が切断位置より上流側におい
て旧粗糸R1と係合し、旧粗糸R1が噴射ノズル14の
噴射方向と交差する状態に配置される。
【0032】次に噴射ノズル14から圧縮気体が所定時
間噴射されて旧粗糸R1が切断される。旧粗糸R1が切
断された後も僅かの間圧縮気体の噴射が継続されるが、
規制ロッド40が切断位置より上流側において旧粗糸R
1と係合状態にあるため、粗糸巻(図示せず)に連なる
切断後の旧粗糸R1の端部が図18(a)に示すように
規制ロッド40に引っ掛かる。噴射ノズル14からの圧
縮気体の噴射停止後、パイプ23から圧縮気体が噴射さ
れ、ドラフトパートに連なる旧粗糸R1が粗糸案内溝1
1から離脱してトランペット9の後方へ垂れ下がった状
態となる。又、エアシリンダ43が作動して規制ロッド
40が退避位置に復帰する(図18(c)の状態)。次
にモータ7が駆動されて粗糸継ヘッド2が回動されて前
記各実施例と同様に新粗糸R2の端部がトランペット9
に挿入される(図16(b)の状態)。
【0033】旧粗糸R1が切断された後も僅かの間圧縮
気体の噴射が継続されるため、粗糸巻(図示せず)に連
なる旧粗糸R1は切断後も圧縮気体の噴射を受ける。従
って、粗糸巻に連なる切断後の旧粗糸R1の端部がフリ
ーの状態では、旧粗糸R1が圧縮気体により吹き上げら
れ、隣接錘の紡出中の粗糸に巻き付いたり、ロービング
ガイド(図示せず)に巻き付いて粗糸替作業に支障を来
す虞がある。又、切断後の旧粗糸R1の端部に存在する
繊維は他の繊維との絡みを解かれ、著しく離脱され易い
状態となっているため、粗糸巻に連なる旧粗糸R1の端
部がフリーの状態で圧縮気体の噴射を受けると、端部に
存在する繊維が飛散して工場内の作業環境を悪化させる
虞もある。
【0034】しかし、この実施例では前記のように切断
後の旧粗糸R1の端部が規制ロッド40に引っ掛かった
状態となるため、旧粗糸R1が切断された後に短時間噴
射気流の作用を受けても、噴射気流により繊維が旧粗糸
R1の端から離脱したり、旧粗糸R1が吹き上げられる
のが確実に阻止される。従って、前記実施例と異なり飛
散風綿の発生が著しく減少して作業環境の悪化が防止さ
れるとともに、切断後の旧粗糸R1が隣接錘の紡出や粗
糸替作業に支障を来す虞がない。
【0035】規制ロッド40を作用位置に配置する時期
は噴射ノズル14からの圧縮気体の噴射開始より前に限
らず、旧粗糸R1が完全に切断される前に規制ロッド4
0が作用位置に配置されればよく、噴射開始と同時ある
いは噴射開始から若干遅れて規制ロッド40を作用位置
に配置してもよい。
【0036】なお、本発明は前記各実施例に限定される
ものではなく、例えば、図19に示すように第2実施例
において噴射ノズル34a,34bとして先端が真っ直
ぐに延びた同じ長さのものを使用したり、噴射ノズルの
位置をヘッド本体10の上部ではなく中間部や下部に設
けてもよい。又、第4実施例において規制ロッド40の
形状を作用位置に配置された際に新粗糸R2と係合する
形状としてもよい。又、粗糸継装置1に粗糸継ヘッド2
を2個一組あるいは3個以上装備して同時に複数錘の粗
糸継作業を行うようにしてもよい。
【0037】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、追
い継を自動的に行う際に、旧粗糸の切断後、新粗糸のト
ランペットへの挿入までに十分余裕がある所定長の位置
で旧粗糸を確実に切断できるので、太番手紡出の際にも
粗糸継成功率が向上する。又、粗糸を構成する単繊維を
切断せずに単繊維を素抜く状態で旧粗糸の切断が行われ
るので切断後の旧粗糸端は筆先状となり、綿カード糸の
ように平均繊維長の短い繊維の場合でも旧粗糸端がスラ
ブ状になって紡出されることよる糸切れがなくなる。さ
らに、圧縮気体の噴射により粗糸の切断を行うため切断
時間が短時間となり、しかも装置が簡単で保全の手間が
掛からない等の優れた効果を奏する。
【0038】又、請求項2に記載の発明では粗糸巻に連
なる切断後の旧粗糸の端部が規制部材に掛止されるた
め、前記効果に加えて切断後に旧粗糸端部に圧縮気体が
吹きつけられても飛散風綿の発生や旧粗糸端が吹き上げ
られるのが阻止され、作業環境の悪化及び切断後の旧粗
糸が隣接錘の紡出中の粗糸やロービングガイドに巻き付
くことに起因する不都合を確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した第1実施例の粗糸継装置の
側面図である。
【図2】同じくカバーを取り除いた状態の粗糸継ヘッド
の平面図である。
【図3】把持部材が把持位置に配置された状態を示す平
面図である。
【図4】(a)は粗糸継ヘッドの部分平面図、(b)は
(a)のB−B線断面図、(c)は図1のA−A線拡大
断面図である。
【図5】旧粗糸が粗糸案内溝内に導入された状態を示す
側面図である。
【図6】旧粗糸の切断状態を示す側面図である。
【図7】切断後の旧粗糸がトランペットから垂れ下がっ
た状態を示す側面図である。
【図8】粗糸継ヘッドが新粗糸端導入位置に配置された
状態を示す側面図である。
【図9】第2実施例の粗糸継装置の部分側面図である。
【図10】(a)は同じく粗糸継ヘッドの部分平面図、
(b)はその正面図である。
【図11】第3実施例の粗糸継装置の部分側面図であ
る。
【図12】同じく粗糸継ヘッドの平面図である。
【図13】同じくヘッド本体の一部破断部分斜視図であ
る。
【図14】第4実施例の粗糸継装置の部分側面図であ
る。
【図15】同じく粗糸継ヘッドの部分平面図である。
【図16】(a)は旧粗糸が切断された状態を示す側面
図、(b)は粗糸継ヘッドが新粗糸端導入位置に配置さ
れた状態を示す側面図である。
【図17】旧粗糸と規制ロッドとの関係を示す一部省略
正面図である。
【図18】(a)は旧粗糸が切断された際の一部省略正
面図、(b)は切断後の旧粗糸が粗糸案内溝から排出さ
れた際の一部省略正面図、(c)は規制ロッドが退避位
置に復帰した状態の一部省略正面図である。
【図19】変更例の粗糸継ヘッドの部分平面図である。
【図20】従来例の新粗糸挿入時のトランペット内の新
粗糸と旧粗糸の関係を示す断面図である。
【符号の説明】
2…粗糸継ヘッド、9…トランペット、9a…出口、1
0…ヘッド本体、11…粗糸案内部としての粗糸案内
溝、14…噴射ノズル、15…凹部、16…プレート、
18…パイプ、19…制御弁、21…把持部材、34
a,34b…噴射ノズル、40…規制部材としての規制
ロッド、R1…旧粗糸、R2…新粗糸。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丹下 淑裕 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粗糸継ヘッドの先端に粗糸案内部を形成
    し、前記粗糸案内部に導入された旧粗糸に向かって圧縮
    気体を噴射する噴射ノズルを設けた粗糸替機の旧粗糸切
    断装置。
  2. 【請求項2】 粗糸継ヘッドの先端に粗糸案内部を形成
    し、前記粗糸案内部に導入された旧粗糸の上流側に向か
    って圧縮気体を噴射する噴射ノズルを設け、前記粗糸案
    内部に導入された旧粗糸にその切断位置より上流側にお
    いて係合して旧粗糸を噴射ノズルの噴射方向と交差する
    位置に配置する作用位置と旧粗糸と係合不能な退避位置
    とに移動配置される規制部材を設けた粗糸替機の旧粗糸
    切断装置。
JP3280032A 1991-06-03 1991-10-25 粗糸替機の旧粗糸切断装置 Expired - Lifetime JP2995961B2 (ja)

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JP3-131446 1991-06-03
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JPH0544125A true JPH0544125A (ja) 1993-02-23
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5586428A (en) * 1993-07-26 1996-12-24 Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho Roving bobbin changing method and apparatus for spinning machine

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5586428A (en) * 1993-07-26 1996-12-24 Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho Roving bobbin changing method and apparatus for spinning machine

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