JPH054247Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH054247Y2 JPH054247Y2 JP1987075140U JP7514087U JPH054247Y2 JP H054247 Y2 JPH054247 Y2 JP H054247Y2 JP 1987075140 U JP1987075140 U JP 1987075140U JP 7514087 U JP7514087 U JP 7514087U JP H054247 Y2 JPH054247 Y2 JP H054247Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base
- flux
- resistor
- recess
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000004907 flux Effects 0.000 claims description 37
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 3
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 claims description 3
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 4
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000035515 penetration Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 229910000679 solder Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Resistors (AREA)
- Adjustable Resistors (AREA)
- Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はプリント基板にデイツプ半田をするタ
イプの可変抵抗器に係わる。
イプの可変抵抗器に係わる。
第３図〜第５図は従来例の説明図で、第３図は
可変抵抗器の斜視図、第４図は同分解斜視図、第
５図は抵抗体取付用の基台の斜視図である。
可変抵抗器の斜視図、第４図は同分解斜視図、第
５図は抵抗体取付用の基台の斜視図である。
第３図において１はモールドを成形して成る抵
抗体取付用の基台で、中央に凹部２を設け、該凹
部２の底面に馬締形の抵抗体３，４が設けられて
いる。５，６は外側の抵抗体３の両端の端子、
７，８は内側の抵抗体４の両端の端子で、各端子
５，６，７，８は基台１に埋設され、先方は基台
１の下面１ａより外方に突出している。９は回転
軸、１０は該軸９と一体の摺動子受で、該摺動子
受１０の一面には抵抗体３，４と摺接する摺動子
（図示省略）が固定されている。１１は金属板よ
り成るケース、１２は端子５，６，７，８の近傍
で基台１の表面１ｂに設けられたフラツクスを溜
める凹部である。１３はばね板で、該ばね板１３
は摺動子受１０を抵抗体３，４側に付勢するばね
１３ａと摺動子受１０の回転規制用凸部１４と係
合して軸９の回転範囲を規制するストツパー１３
ｂが一体に形成されている。
抗体取付用の基台で、中央に凹部２を設け、該凹
部２の底面に馬締形の抵抗体３，４が設けられて
いる。５，６は外側の抵抗体３の両端の端子、
７，８は内側の抵抗体４の両端の端子で、各端子
５，６，７，８は基台１に埋設され、先方は基台
１の下面１ａより外方に突出している。９は回転
軸、１０は該軸９と一体の摺動子受で、該摺動子
受１０の一面には抵抗体３，４と摺接する摺動子
（図示省略）が固定されている。１１は金属板よ
り成るケース、１２は端子５，６，７，８の近傍
で基台１の表面１ｂに設けられたフラツクスを溜
める凹部である。１３はばね板で、該ばね板１３
は摺動子受１０を抵抗体３，４側に付勢するばね
１３ａと摺動子受１０の回転規制用凸部１４と係
合して軸９の回転範囲を規制するストツパー１３
ｂが一体に形成されている。
上記の如き各部品は、基台１の凹部２に摺動子
受１０を収納し、ばね板１３、ケース１１を基台
１にかぶせ、ケースの脚１５の先端を基台１の裏
面に折曲げることによつて第３図に示す如く組立
てられる。
受１０を収納し、ばね板１３、ケース１１を基台
１にかぶせ、ケースの脚１５の先端を基台１の裏
面に折曲げることによつて第３図に示す如く組立
てられる。
ところが、第３図に示す如き可変抵抗器をプリ
ント基板に取付けるには、各端子５，６，７，８
及びケース１１の脚１８をプリント基板の孔に差
込み後、裏面をデイツプ半田で固定するが、この
際、端子５，６，７，８或いは基台１の下面１ａ
に付着し、基台１とケース１１の接触部から毛細
管現象によつて抵抗器内部に侵入しようとするフ
ラツクスは、基台１の表面に設けた凹部１２に溜
まることになつているが、往々にしてフラツクス
がこの凹部１２から溢れ出て抵抗器内部に侵入
し、可変抵抗器の機能障害を起すという欠点があ
つた。本考案は、上記の如き従来の欠点を解消せ
んとするものであり、本考案の目的は、デイツプ
半田時にフラツクスが抵抗器の内部に侵入するの
を防止せんとするものである。
ント基板に取付けるには、各端子５，６，７，８
及びケース１１の脚１８をプリント基板の孔に差
込み後、裏面をデイツプ半田で固定するが、この
際、端子５，６，７，８或いは基台１の下面１ａ
に付着し、基台１とケース１１の接触部から毛細
管現象によつて抵抗器内部に侵入しようとするフ
ラツクスは、基台１の表面に設けた凹部１２に溜
まることになつているが、往々にしてフラツクス
がこの凹部１２から溢れ出て抵抗器内部に侵入
し、可変抵抗器の機能障害を起すという欠点があ
つた。本考案は、上記の如き従来の欠点を解消せ
んとするものであり、本考案の目的は、デイツプ
半田時にフラツクスが抵抗器の内部に侵入するの
を防止せんとするものである。
本考案は上記の如き目的を達成するために、モ
ールド等により成形せる抵抗体取付用の基台に凹
部を設けて該凹部の底面に抵抗体を設け、該抵抗
体と接続する端子を前記基台の下面に埋設し、該
端子の近傍で前記基台の表面にフラツクスを溜め
る凹部を設けた可変抵抗器において、前記基台の
左右の側面の少くとも一方に、フラツクスを溜め
る凹部と連通してフラツクスを基台外に流出させ
る逃げ溝と、フラツクスの上昇を阻止する基台の
外側面を横断する溝とを形成した構成にしてあ
る。
ールド等により成形せる抵抗体取付用の基台に凹
部を設けて該凹部の底面に抵抗体を設け、該抵抗
体と接続する端子を前記基台の下面に埋設し、該
端子の近傍で前記基台の表面にフラツクスを溜め
る凹部を設けた可変抵抗器において、前記基台の
左右の側面の少くとも一方に、フラツクスを溜め
る凹部と連通してフラツクスを基台外に流出させ
る逃げ溝と、フラツクスの上昇を阻止する基台の
外側面を横断する溝とを形成した構成にしてあ
る。
本考案の上記の実施例によれば、可変抵抗器の
デイツプ半田時に、フラツクスを溜める凹部に溜
つたフラツクスは逃げ溝を通つて抵抗器外に流出
するので、フラツクスは抵抗器の内部に侵入する
ことはなく、従つて可変抵抗器がフラツクスによ
つて機能障害を起すことはない。
デイツプ半田時に、フラツクスを溜める凹部に溜
つたフラツクスは逃げ溝を通つて抵抗器外に流出
するので、フラツクスは抵抗器の内部に侵入する
ことはなく、従つて可変抵抗器がフラツクスによ
つて機能障害を起すことはない。
以下、本考案の実施例を添付の図面に基づき説
明する。
明する。
第１図及び第２図は本考案の一実施例を示し、
第１図は可変抵抗器の斜視図、第２図は抵抗体取
付用の基台の斜視図である。
第１図は可変抵抗器の斜視図、第２図は抵抗体取
付用の基台の斜視図である。
なお、第３図〜第５図に示した従来例と同一部
分には同一符号を付して重複する説明は省略す
る。
分には同一符号を付して重複する説明は省略す
る。
本考案と従来例との相違点は、抵抗体取付用の
基台１の左右の側面１ｃ，１ｄに、フラツクスを
溜める凹部１２に連通するフラツクスの逃げ溝１
６を設け、且つ前記凹部１２と逃げ溝１６とにつ
ながり、かつ基台１の側面１ｃ，１ｄを横断する
溝１７を形成した点である。
基台１の左右の側面１ｃ，１ｄに、フラツクスを
溜める凹部１２に連通するフラツクスの逃げ溝１
６を設け、且つ前記凹部１２と逃げ溝１６とにつ
ながり、かつ基台１の側面１ｃ，１ｄを横断する
溝１７を形成した点である。
本考案によれば、可変抵抗器の端子５，６，
７，８をデイツプ半田する際、フラツクスが凹部
１２に一杯になる前に逃げ溝１６を伝つて外部に
導出されるので、該凹部１２からフラツクスが溢
れ出ることはなく、従つてフラツクスによる可変
抵抗器の機能障害を防止することができる。
７，８をデイツプ半田する際、フラツクスが凹部
１２に一杯になる前に逃げ溝１６を伝つて外部に
導出されるので、該凹部１２からフラツクスが溢
れ出ることはなく、従つてフラツクスによる可変
抵抗器の機能障害を防止することができる。
また、基台１の左右の側面１ｃ，１ｄには、フ
ラツクスを溜める凹部１２と逃げ溝１６とにつな
がり、かつ基台１の左右の側面１ｃ，１ｄを横断
する溝１７を形成してあり、従つてケース１１が
接触する基台１の側面１ｃ，１ｄの下部から毛細
管現象によつて這い上つてくるフラツクスが、溝
１７でそれ以上の上昇を阻止され、抵抗器の内部
まで到らない。また、溝１７に溜まつたフラツク
スは、溝１７の一方の端部もしくは前記した逃げ
溝１６から抵抗器の外部に流出する。以上のよう
に、基台１とケース１１の接触部において毛細管
現象で這い上つてくるフラツクスは、フラツクス
を溜める凹部１２と溝１７によつて抵抗器内部へ
の侵入が阻止され、かつ同所に溜まつたフラツク
スは、逃げ溝１６によつて外部に流出するので、
多量のフラツクスが使用される場合も、抵抗器内
部へのフラツクスの侵入は十分に阻止される。
ラツクスを溜める凹部１２と逃げ溝１６とにつな
がり、かつ基台１の左右の側面１ｃ，１ｄを横断
する溝１７を形成してあり、従つてケース１１が
接触する基台１の側面１ｃ，１ｄの下部から毛細
管現象によつて這い上つてくるフラツクスが、溝
１７でそれ以上の上昇を阻止され、抵抗器の内部
まで到らない。また、溝１７に溜まつたフラツク
スは、溝１７の一方の端部もしくは前記した逃げ
溝１６から抵抗器の外部に流出する。以上のよう
に、基台１とケース１１の接触部において毛細管
現象で這い上つてくるフラツクスは、フラツクス
を溜める凹部１２と溝１７によつて抵抗器内部へ
の侵入が阻止され、かつ同所に溜まつたフラツク
スは、逃げ溝１６によつて外部に流出するので、
多量のフラツクスが使用される場合も、抵抗器内
部へのフラツクスの侵入は十分に阻止される。
なお、上記実施例においては、逃げ溝１６をフ
ラツクスを溜める凹部１２の両端部に設けたが、
いずれか一方でも良いし、またフラツクスを溜め
る凹部１２の端部ではなく、前記した溝１７の凹
部１２と接続しない側の端部に逃げ溝１６の機能
をもたせても良い。後者の場合、溝１７はより下
方に設け、フラツクスを溜める凹部１２に溜つた
フラツクスが抵抗器内部に溢れる前に溝１７の端
部から流出可能にする必要がある。
ラツクスを溜める凹部１２の両端部に設けたが、
いずれか一方でも良いし、またフラツクスを溜め
る凹部１２の端部ではなく、前記した溝１７の凹
部１２と接続しない側の端部に逃げ溝１６の機能
をもたせても良い。後者の場合、溝１７はより下
方に設け、フラツクスを溜める凹部１２に溜つた
フラツクスが抵抗器内部に溢れる前に溝１７の端
部から流出可能にする必要がある。
本考案によれば、可変抵抗器の端子をデイツプ
半田する際に、フラツクスの溜まる凹部に溜まつ
たフラツクスは一杯になる前に逃げ溝によつて外
部に導出されるので、フラツクスがフラツクスの
溜まる凹部から溢れ出ることはなく、従つて可変
抵抗器のフラツクスによる機能障害を防止するこ
とが出来る。
半田する際に、フラツクスの溜まる凹部に溜まつ
たフラツクスは一杯になる前に逃げ溝によつて外
部に導出されるので、フラツクスがフラツクスの
溜まる凹部から溢れ出ることはなく、従つて可変
抵抗器のフラツクスによる機能障害を防止するこ
とが出来る。
第１図及び第２図は本考案の一実施例を示し、
第１図は可変抵抗器の斜視図、第２図は抵抗体取
付用の基台の斜視図、第３図〜第５図は従来例の
説明図で、第３図は可変抵抗器の斜視図、第４図
は同分解斜視図、第５図は抵抗体取付用基台の斜
視図である。 １……抵抗体取付用の基台、２……凹部、３，
４……抵抗体、５，６，７，８……端子、１２…
…フラツクスを溜める凹部、１６……逃げ溝、１
７……溝。
第１図は可変抵抗器の斜視図、第２図は抵抗体取
付用の基台の斜視図、第３図〜第５図は従来例の
説明図で、第３図は可変抵抗器の斜視図、第４図
は同分解斜視図、第５図は抵抗体取付用基台の斜
視図である。 １……抵抗体取付用の基台、２……凹部、３，
４……抵抗体、５，６，７，８……端子、１２…
…フラツクスを溜める凹部、１６……逃げ溝、１
７……溝。
Claims (1)
- モールド等により成形せる抵抗体取付用の基台
に凹部を設けて該凹部の底面に抵抗体を設け、該
抵抗体と接続する端子を前記基台の下面に埋設
し、該端子の近傍で前記基台の表面にフラツクス
を溜める凹部を設けた可変抵抗器において、前記
基台の左右の側面の少くとも一方に、フラツクス
を溜める凹部と連通してフラツクスを基台外に流
出させる逃げ溝と、フラツクスの上昇を阻止する
基台の外側面を横断する溝とを形成したことを特
徴とする可変抵抗器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987075140U JPH054247Y2 (ja) | 1987-05-21 | 1987-05-21 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987075140U JPH054247Y2 (ja) | 1987-05-21 | 1987-05-21 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63185203U JPS63185203U (ja) | 1988-11-29 |
| JPH054247Y2 true JPH054247Y2 (ja) | 1993-02-02 |
Family
ID=30921007
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987075140U Expired - Lifetime JPH054247Y2 (ja) | 1987-05-21 | 1987-05-21 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH054247Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5628659B2 (ja) * | 2010-12-27 | 2014-11-19 | 帝国通信工業株式会社 | 回転式電子部品 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6221506B2 (ja) * | 1979-06-22 | 1987-05-13 | Nippon Oxygen Co Ltd |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61142401U (ja) * | 1985-02-26 | 1986-09-03 | ||
| JPH0334889Y2 (ja) * | 1985-07-25 | 1991-07-24 |
-
1987
- 1987-05-21 JP JP1987075140U patent/JPH054247Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6221506B2 (ja) * | 1979-06-22 | 1987-05-13 | Nippon Oxygen Co Ltd |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63185203U (ja) | 1988-11-29 |
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