JPH0541918Y2 - - Google Patents

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JPH0541918Y2
JPH0541918Y2 JP4762188U JP4762188U JPH0541918Y2 JP H0541918 Y2 JPH0541918 Y2 JP H0541918Y2 JP 4762188 U JP4762188 U JP 4762188U JP 4762188 U JP4762188 U JP 4762188U JP H0541918 Y2 JPH0541918 Y2 JP H0541918Y2
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  • Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は筆記具のリフイールと繰出機構とを媒
介して組付けるためにリフイールを固定する部品
に関するもので、特に径の異なる2種類のリフイ
ールを選択的に固定可能としたリフイール固定用
受具に関する。
(従来の技術) 径の異なる2種類のリフイールを選択的に固定
可能とする従来のリフイール固定用受具は、第8
図に示すように外径が相対的に大きいリフイール
を挿入して固定する第1の嵌着孔32を設けると
共に、その後方に連続して外径が相対的に小さい
リフイールを挿入して固定する第2の嵌着孔33
を設けた構造を有するものであつた。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来例のようにリフイール固定用受具に2
つの嵌着孔を設けた場合、その受具は当然に内接
円の径の大きな第1の嵌着孔32に対応して外径
が設定されるので、その外径は必然的に大きくな
る。従つて特に軸内に複数のリフイールを搭載す
る複式筆記具においては軸外径が著しく増大して
使い勝手が悪化する問題があつた。そこで本考案
は、径の異なる2種類のリフイールを選択的に固
定可能で、しかも外径を小さく抑えることがで
き、特に複式筆記具に極めて有用なリフイール固
定用受具の提供を目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために案出した本考案の筆
記具のリフイール固定用受具は、外径が相対的に
小さいリフイールの後端部を挿入して固定する嵌
着孔を前端部に設けると共に繰出機構に対する組
付部品の接合部を後端部に設けた受具と、該受
具の嵌着孔に対して着脱自在な嵌合部を後端部
に設けると共に外径が相対的に大きいリフイール
の後端筒部内へ挿入して固定する取付部を嵌合部
の前方に設けた受具とから成るものである。
なおここで、リフイールはボールペン用、サイ
ンペン用又はマーキングペン用等の各種の筆記体
用を対象とすることができる。また本考案の受具
を媒介としてリフイールを組付ける繰出機構は、
回転式繰出機構やノツク式繰出機構等の各種方式
が可能である。また本考案の受具を装着する筆記
具は単式筆記具でも複式筆記具でも構わない。
(作用) まず外径が相対的に小さいリフイールを固定す
る場合は、受具から受具を取り外して受具
のみを使用し、その嵌着孔にリフイールの後端部
を挿入して固定する。次に外径が相対的に大きい
リフイールを固定する場合は、受具に受具を
嵌着させて、受具の取付部をリフイールの後端
筒部内へ挿入して固定する。
(実施例) まず第1図乃至第6図に基づき本考案の一実施
例を以下詳説する。
まずリフイール固定用受具1は第1図に示すよ
うに樹脂製の受具2と、これに着脱自在な同じ
く樹脂製の受具3とから成り、受具2は第4
図に示すように、前端面に開口した軸線方向の嵌
着孔4を前端部に設けると共に後端部には後述す
る摺動コマに挿入して係止する接合部5を設け、
さらに嵌着孔4の内面の円周上の所要位置に軸線
方向のリブ6を設けると共に嵌着孔4の奥壁7に
は溝8を設けて構成され、また受具3は第2図
及び第3図に示すように、前述した受具2の嵌
着孔4を挿入して嵌着孔4の内面のリブ6がその
外面に圧着して適宜な摩擦で固定するに必要且つ
十分な外径を有する嵌合部9を後端部に設けると
共にその前方には横断面が正方形を呈する取付部
10を設け、さらに嵌合部9の前端面の段部11
の円周上の所要位置には径方向のリブ12を設け
て構成されている。受具2の嵌着孔4には第5
図に示すように、外径が相対的に小さい例えば金
属パイプ製のリフイール13の後端部を挿入して
固定する。即ち嵌着孔4の内接円の直径はリフイ
ール13の後端部の外径と同一か僅かに小さく寸
法設定されている。なお嵌着孔4の内面に設けた
リブ6と、奥壁7に設けた溝8はリフイール13
の外周部に空気流通用の〓間を生じさせるための
ものである。受具3は第6図に示すように受具
2と嵌着した状態でその取付部10を外径が相
対的に大きい例えば樹脂チユーブ製のリフイール
13′の後端筒部内へ挿入することによつてリフ
イール13′を固定する。即ち取付部10の外接
円の直径はリフイール13′の後端筒部の内径と
同一か僅かに大きく寸法設定されている。なお段
部11に設けたリブ12は、リフイール13′の
後端と段部11との間に空気流通用の〓間を生じ
させるためのものである。受具3はその取付部
10をリフイール13′の後端筒部内へ挿入して
固定するので、従来リフイール13′の後端筒部
内へ嵌着されていたインク逆流防止用のスポンジ
製又は石こう製等の尾栓は不要となる。
次に上記のリフイール固定用受具1を装着した
筆記具の一例を第7図を参照しながら説明する。
当該筆記具は回転繰出式の複式筆記具を示したも
ので、先軸14の内部に一対の軸線方向の案内溝
15,15′を有するガイド筒16を回転不能に
固着し、シヤープペンシル17の後端に接続した
芯パイプ18及び芯パイプ18の後端に固着した
摺動コマ19をガイド筒16の一方の案内溝15
に摺動自在に収納し、上記のリフイール固定用受
具1における受具3の取付部10を外径が相対
的に大きくて安価な樹脂チユーブ製のボールペン
リフイール20の後端筒部内へ挿入して固定する
と共に受具2の後端接合部5に摺動コマ19′
を嵌着させてこれらをガイド筒16の他方の案内
溝15′に摺動自在に収納し、軸線方向に変位す
るカム斜面21を前端縁に円周状に設けると共に
後端内孔部には消ゴム22を保持した消ゴム止具
23を嵌着させ又後端外周部には消ゴム22を覆
うノツクカバー24及びノツクカバー飾り25を
嵌着させた円筒カム26をクリツプ27付きのキ
ヤツプ28の内部に軸線方向に移動自在に且つ円
周方向に回転不能にしてその後端がキヤツプ28
から突出する状態に装着し、キヤツプ28をガイ
ド筒16に対し回転自在に組付けて円筒カム26
の前端部をガイド筒16の外周部に配し、前述の
摺動コマ19,19′と案内溝15,15′の前壁
との間にはスプリング29,29′を介装して摺
動コマ19,19′を後方へ付勢して円筒カム2
6のカム斜面21に摺動コマ19,19′を当接
状態となし、先軸14に対するキヤツプ28の回
転操作によりキヤツプ28と一体的に回転する円
筒カム26のカム斜面21により摺動コマ19,
19′を変位させて交互に前後動させ、軸先端口
30においてシヤープペンシル17とボールペン
リフイール20の各筆記部31,31′を選択的
に出没自在として成るものである。なおリフイー
ル固定用受具1に固定した外径が相対的に大きく
て安価な樹脂チユーブ製のボールペンリフイール
20に替えて、外径が相対的に小さくて高価な金
属パイプ製のボールペンリフイールを固定する場
合は、リフイール固定用受具1の受具3を受具
2から取り外して受具2の嵌着孔4にそのボ
ールペンリフイールの後端部を挿入して固定すれ
ばよい。
(考案の効果) 本考案は叙上のように、径の異なる2種類のリ
フイールを選択的に固定可能であり、しかも外径
が相対的に小さいリフイール用の嵌着孔を設ける
だけで、外径が相対的に大きいリフイール用の嵌
着孔を従来例のごとく設ける必要がないので、リ
フイール固定用受具の外径を小さく抑えることが
でき、よつてこのリフイール固定用受具を装着し
た筆記具の軸体外径の増大を回避して良好なる使
い勝手をもたらすものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第7図は本考案の実施例に係るもの
で、第1図はリフイール固定用受具全体の断面
図、第2図は受具の側面図、第3図は受具の
正面図、第4図は受具の一部切断側面図、第5
図は外径が相対的に小さいリフイールを固定した
状態の断面図、第6図は外径が比較的大きいリフ
イールを固定した状態の断面図、第7図はリフイ
ール固定用受具を装着した筆記具の断面図であ
る。また第8図は従来例のリフイール固定用受具
の断面図である。 1……リフイール固定用受具、2……受具、
3……受具、4……嵌着孔、5……接合部、6
……リブ、7……奥壁、8……溝、9……嵌合
部、10……取付部、11……段部、12……リ
ブ、13,13′……リフイール、19′……摺動
コマ、20……ボールペンリフイール、26……
円筒カム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外径が相対的に小さいリフイールの後端部を挿
    入して固定する嵌着孔を前端部に設けると共に繰
    出機構に対する組付部品の接合部を後端部に設け
    た受具と、該受具の嵌着孔に対して着脱自在
    な嵌合部を後端部に設けると共に外径が相対的に
    大きいリフイールの後端筒部内へ挿入して固定す
    る取付部を嵌合部の前方に設けた受具とから成
    るリフイール固定用受具。
JP4762188U 1988-04-08 1988-04-08 Expired - Lifetime JPH0541918Y2 (ja)

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JP4762188U JPH0541918Y2 (ja) 1988-04-08 1988-04-08

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JP4762188U JPH0541918Y2 (ja) 1988-04-08 1988-04-08

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JP2008254311A (ja) * 2007-04-04 2008-10-23 Zebra Pen Corp リフィールホルダ

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JP2008254311A (ja) * 2007-04-04 2008-10-23 Zebra Pen Corp リフィールホルダ

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JPH01156087U (ja) 1989-10-26

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