JPH0541820A - テレビジヨン信号の処理装置 - Google Patents
テレビジヨン信号の処理装置Info
- Publication number
- JPH0541820A JPH0541820A JP3219125A JP21912591A JPH0541820A JP H0541820 A JPH0541820 A JP H0541820A JP 3219125 A JP3219125 A JP 3219125A JP 21912591 A JP21912591 A JP 21912591A JP H0541820 A JPH0541820 A JP H0541820A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- television signal
- section
- variable gain
- ghost
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- Processing Of Color Television Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
〔目的〕アナログテレビジョン信号を一旦ディジタル信
号に変換し、ゴースト除去処理とＹ／Ｃ分離処理とを行
ったのちアナログ信号に復元するテレビジョン信号の処
理装置において処理精度の向上と構成の簡易化・低廉化
を図る。 〔構成〕ゴースト除去部（２）の前段に設置するＡ／Ｄ
変換部（１）の前段とＹ／Ｃ分離部（３）の後段に設置
するＤ／Ａ変換部（４）の後段に可変利得増幅部（５，
６）を付加し、処理対象のアナログテレビジョン信号が
ゴースト成分を含まない再生ビデオ信号であれば可変利
得制御部（５）の増幅利得を増加させることによりＤ／
Ａ変換部（２）の入力レベルに対するマージンを除去し
て処理精度を向上させると共に、可変利得制御部（６）
の増幅利得を減少させることにより処理済みアナログ信
号のレベルの平準化を図る。
号に変換し、ゴースト除去処理とＹ／Ｃ分離処理とを行
ったのちアナログ信号に復元するテレビジョン信号の処
理装置において処理精度の向上と構成の簡易化・低廉化
を図る。 〔構成〕ゴースト除去部（２）の前段に設置するＡ／Ｄ
変換部（１）の前段とＹ／Ｃ分離部（３）の後段に設置
するＤ／Ａ変換部（４）の後段に可変利得増幅部（５，
６）を付加し、処理対象のアナログテレビジョン信号が
ゴースト成分を含まない再生ビデオ信号であれば可変利
得制御部（５）の増幅利得を増加させることによりＤ／
Ａ変換部（２）の入力レベルに対するマージンを除去し
て処理精度を向上させると共に、可変利得制御部（６）
の増幅利得を減少させることにより処理済みアナログ信
号のレベルの平準化を図る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受像機内
に設置されるテレビジョン信号の処理装置に関するもの
である。
に設置されるテレビジョン信号の処理装置に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】最近、テレビジョン表示画面の画質を改
善するために、受信したアナログテレビジョン信号を一
旦ディジタル信号に変換して種々の画質改善処理を施し
た後、処理済みのディジタルテレビジョン信号をアナロ
グテレビジョン信号に変換して表示する画質改善処理装
置をテレビジョン受像機内に設置することが計画されて
いる。
善するために、受信したアナログテレビジョン信号を一
旦ディジタル信号に変換して種々の画質改善処理を施し
た後、処理済みのディジタルテレビジョン信号をアナロ
グテレビジョン信号に変換して表示する画質改善処理装
置をテレビジョン受像機内に設置することが計画されて
いる。
【０００３】このような画質改善処理の一つとして、基
準信号を利用するゴースト除去処理が計画されている。
このゴースト除去処理は、送信側からテレビジョン信号
の垂直ブランキング期間内などの特定の箇所に特定の波
形の基準信号を挿入して送出し、受像機側では、受信テ
レビジョン信号をディジタル信号に変換しこのディジタ
ルテレビジョン信号から抽出したゴースト歪みを受けた
基準信号と予め保持しておいた無歪みの基準信号とに基
づきゴーストを検出し、このゴーストをディジタルフィ
ルタによって除去したのちアナログテレビジョン信号に
復元する構成となっている。
準信号を利用するゴースト除去処理が計画されている。
このゴースト除去処理は、送信側からテレビジョン信号
の垂直ブランキング期間内などの特定の箇所に特定の波
形の基準信号を挿入して送出し、受像機側では、受信テ
レビジョン信号をディジタル信号に変換しこのディジタ
ルテレビジョン信号から抽出したゴースト歪みを受けた
基準信号と予め保持しておいた無歪みの基準信号とに基
づきゴーストを検出し、このゴーストをディジタルフィ
ルタによって除去したのちアナログテレビジョン信号に
復元する構成となっている。
【０００４】画質改善処理の他の一つとして、三次元Ｙ
／Ｃ分離が知られている。この三次元Ｙ／Ｃ分離は、ア
ナログテレビジョン信号を一旦ディジタルテレビジョン
信号に変換し、このディジタルテレビジョン信号をＮＴ
ＳＣ標準方式に固有のインターレースや周波数インター
リーブの関係と隣接ラインや隣接フレーム間の相関を利
用して輝度信号と色信号とに分離したのち、それぞれを
アナログ信号に復元する構成となっている。
／Ｃ分離が知られている。この三次元Ｙ／Ｃ分離は、ア
ナログテレビジョン信号を一旦ディジタルテレビジョン
信号に変換し、このディジタルテレビジョン信号をＮＴ
ＳＣ標準方式に固有のインターレースや周波数インター
リーブの関係と隣接ラインや隣接フレーム間の相関を利
用して輝度信号と色信号とに分離したのち、それぞれを
アナログ信号に復元する構成となっている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記ゴースト除去装置
では、まず、処理対象のアナログテレビジョン信号のＡ
／Ｄ変換が必要になるが、このアナログテレビジョン信
号の振幅がゴーストの発生の程度などに応じて相当程度
変動するので、Ａ／Ｄ変換部の入力レベル範囲に適宜な
（例えば６ｄＢの）マージンを付加して広めに設定して
いる。しかしながら、ゴーストに対する配慮が不要なビ
デオテープレコーダやレーザディスクからの再生ビデオ
信号についても同一のマージンが付加されてしまうため
ディジタル信号の振幅が減少し、処理精度が低下すると
いう問題がある。
では、まず、処理対象のアナログテレビジョン信号のＡ
／Ｄ変換が必要になるが、このアナログテレビジョン信
号の振幅がゴーストの発生の程度などに応じて相当程度
変動するので、Ａ／Ｄ変換部の入力レベル範囲に適宜な
（例えば６ｄＢの）マージンを付加して広めに設定して
いる。しかしながら、ゴーストに対する配慮が不要なビ
デオテープレコーダやレーザディスクからの再生ビデオ
信号についても同一のマージンが付加されてしまうため
ディジタル信号の振幅が減少し、処理精度が低下すると
いう問題がある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明に係わるテレビジ
ョン信号の処理装置は、ゴースト除去とＹ／Ｃ分離とを
行うディジタル信号処理部の前段に配置されるＡ／Ｄ変
換部のさらに前段に入力側の可変利得増幅部を設置する
と共に、上記ディジタル信号処理部の後段に配置される
Ｄ／Ａ変換部のさらに後段に出力側の可変利得増幅部を
設置し、処理対象のアナログテレビジョン信号がビデオ
再生装置から供給される再生ビデオ信号である場合には
入力側の可変利得増幅部の利得を増加させると共に出力
側の可変利得増幅部の利得を減少させる制御部を設置し
ている。
ョン信号の処理装置は、ゴースト除去とＹ／Ｃ分離とを
行うディジタル信号処理部の前段に配置されるＡ／Ｄ変
換部のさらに前段に入力側の可変利得増幅部を設置する
と共に、上記ディジタル信号処理部の後段に配置される
Ｄ／Ａ変換部のさらに後段に出力側の可変利得増幅部を
設置し、処理対象のアナログテレビジョン信号がビデオ
再生装置から供給される再生ビデオ信号である場合には
入力側の可変利得増幅部の利得を増加させると共に出力
側の可変利得増幅部の利得を減少させる制御部を設置し
ている。
【０００７】すなわち、処理対象のアナログテレビジョ
ン信号がチューナから出力されるＴＶ信号ではなくて再
生ビデオ信号であればこれにはゴースト成分が含まれて
いないためＡ／Ｄ変換部の入力レベル範囲にゴーストに
対するマージンを持たせる必要がない。そこで、再生ビ
デオ信号に対しては、入力側の可変利得増幅部の利得を
増加させることにより入力レベルのマージンをなくして
処理精度の向上を図ると共に、入力側で利得を増加させ
たぶん出力側の利得を減少させることにより処理済み信
号のレベル変動を回避している。
ン信号がチューナから出力されるＴＶ信号ではなくて再
生ビデオ信号であればこれにはゴースト成分が含まれて
いないためＡ／Ｄ変換部の入力レベル範囲にゴーストに
対するマージンを持たせる必要がない。そこで、再生ビ
デオ信号に対しては、入力側の可変利得増幅部の利得を
増加させることにより入力レベルのマージンをなくして
処理精度の向上を図ると共に、入力側で利得を増加させ
たぶん出力側の利得を減少させることにより処理済み信
号のレベル変動を回避している。
【０００８】また、上記アナログ可変利得増幅部を前後
に配置したゴースト除去部とその後段に配置されるＹ／
Ｃ分離部との間でディジタルの形態でテレビジョン信号
を受け渡すと共に出力側の可変利得増幅部をＹ／Ｃ分離
部の後段に配置している。本発明の作用については、以
下の実施例と共に詳細に説明する。
に配置したゴースト除去部とその後段に配置されるＹ／
Ｃ分離部との間でディジタルの形態でテレビジョン信号
を受け渡すと共に出力側の可変利得増幅部をＹ／Ｃ分離
部の後段に配置している。本発明の作用については、以
下の実施例と共に詳細に説明する。
【０００９】
【実施例】図１は、本発明の一実施例に係わるテレビジ
ョン信号の処理装置の構成を示すブロック図であり、Ｉ
1 は処理対象のアナログテレビジョン信号の入力端子、
１はＡ／Ｄ変換部、２はゴースト除去部、３はＹ／Ｃ分
離部、４はＤ／Ａ変換部、５，６は可変利得増幅部、７
はシステムコントローラ、Ｏ1 はアナログ輝度信号の出
力端子、Ｏ2 はアナログ色信号の出力端子、Ｏ3 はビデ
オ録画装置へのアナログテレビジョン信号の出力端子で
ある。さらに、Ｉ2 は処理対象のアナログテレビジョン
信号がチューナから出力される受信テレビジョン信号で
あるか再生装置から出力される再生ビデオ信号であるか
を示す制御信号の入力端子、Ｉ3 はゴースト除去部２の
機能の無効を指令する制御信号の入力端子である。
ョン信号の処理装置の構成を示すブロック図であり、Ｉ
1 は処理対象のアナログテレビジョン信号の入力端子、
１はＡ／Ｄ変換部、２はゴースト除去部、３はＹ／Ｃ分
離部、４はＤ／Ａ変換部、５，６は可変利得増幅部、７
はシステムコントローラ、Ｏ1 はアナログ輝度信号の出
力端子、Ｏ2 はアナログ色信号の出力端子、Ｏ3 はビデ
オ録画装置へのアナログテレビジョン信号の出力端子で
ある。さらに、Ｉ2 は処理対象のアナログテレビジョン
信号がチューナから出力される受信テレビジョン信号で
あるか再生装置から出力される再生ビデオ信号であるか
を示す制御信号の入力端子、Ｉ3 はゴースト除去部２の
機能の無効を指令する制御信号の入力端子である。
【００１０】図示しない前段のチューナやビデオ再生装
置から入力端子Ｉ1に供給される処理対象のアナログテ
レビジョン信号は、可変利得増幅部５を経てＡ／Ｄ変換
部１に供給され、ここで所定ビット幅のディジタルテレ
ビジョン信号に変換されてゴースト除去部２に供給され
る。ゴースト除去部２では、テレビジョン信号の特定箇
所、例えば垂直ブランキング期間内の特定ラインに挿入
されている特定の波形の基準信号（ペデスタルレベルに
重畳された特定レベルの階段波形など）が抽出され、こ
れとゴーストの影響を受けていない無歪みの基準信号と
に基づきゴーストが検出され、この検出結果に応じてト
ランスバーサルフィルタなどで構成されるゴースト除去
フィルタが制御され、ゴースト除去が行われる。このゴ
ースト除去部２の構成と動作については、必要に応じ
て、本出願人と日本放送協会とが先に共同で出願し既に
出願公開されている「ゴースト除去装置」と題する特願
昭６２ー２０７６０乃至２０７６２号の明細書などを参
照されたい。
置から入力端子Ｉ1に供給される処理対象のアナログテ
レビジョン信号は、可変利得増幅部５を経てＡ／Ｄ変換
部１に供給され、ここで所定ビット幅のディジタルテレ
ビジョン信号に変換されてゴースト除去部２に供給され
る。ゴースト除去部２では、テレビジョン信号の特定箇
所、例えば垂直ブランキング期間内の特定ラインに挿入
されている特定の波形の基準信号（ペデスタルレベルに
重畳された特定レベルの階段波形など）が抽出され、こ
れとゴーストの影響を受けていない無歪みの基準信号と
に基づきゴーストが検出され、この検出結果に応じてト
ランスバーサルフィルタなどで構成されるゴースト除去
フィルタが制御され、ゴースト除去が行われる。このゴ
ースト除去部２の構成と動作については、必要に応じ
て、本出願人と日本放送協会とが先に共同で出願し既に
出願公開されている「ゴースト除去装置」と題する特願
昭６２ー２０７６０乃至２０７６２号の明細書などを参
照されたい。
【００１１】ゴースト除去部２から出力されたゴースト
除去済みのディジタルテレビジョン信号は、Ｙ／Ｃ分離
部３において三次元Ｙ／Ｃ分離などによって輝度信号
（Ｙ）と色信号（Ｃ）とに分離されたのち、Ｄ／Ａ変換
部４に供給され、ここでアナログの輝度信号と色信号と
に復元される。この復元されたアナログの輝度信号と色
信号は、可変利得増幅部６を経て後段の処理回路に連な
る出力端子Ｏ1 とＯ2 に供給されると共に、合成回路８
で合成されたのちビデオ録画装置などに連なる出力端子
Ｏ3 に供給される。
除去済みのディジタルテレビジョン信号は、Ｙ／Ｃ分離
部３において三次元Ｙ／Ｃ分離などによって輝度信号
（Ｙ）と色信号（Ｃ）とに分離されたのち、Ｄ／Ａ変換
部４に供給され、ここでアナログの輝度信号と色信号と
に復元される。この復元されたアナログの輝度信号と色
信号は、可変利得増幅部６を経て後段の処理回路に連な
る出力端子Ｏ1 とＯ2 に供給されると共に、合成回路８
で合成されたのちビデオ録画装置などに連なる出力端子
Ｏ3 に供給される。
【００１２】マイクロプロセッサなどで構成されるシス
テムコントローラ７は、入力端子Ｉ2 とＩ3 から受ける
２値の制御信号に基づき、可変利得増幅部５と６に対し
て増幅利得の変更を指令すると共にゴースト除去部２に
対してゴースト除去機能の無効化／有効化を指令する２
値信号を信号線９上に出力する。すなわち、システムコ
ントローラ７は、入力端子Ｉ1 に供給されている処理対
象の信号がチューナから供給される受信テレビジョン信
号である旨の制御信号を入力端子Ｉ2 から受けており、
かつスイッチやリモコンなどからユーザが入力したゴー
スト除去を行う旨の制御信号を入力端子Ｉ3 から受けて
いれば、信号線９上にハイ信号を出力する。このハイ信
号を受けた可変利得増幅部５は、可変利得をそのままの
値に保持することによりＡ／Ｄ変換部１に供給されるア
ナログテレビジョン信号の入力レベルに一定値（例えば
６ｄＢ）のマージンを設定する。一方、可変利得増幅部
６も、可変利得をそのままの値に保持する。また、信号
線９上のハイ信号を受けたゴースト除去部２は、そのゴ
ースト除去機能を有効にする。
テムコントローラ７は、入力端子Ｉ2 とＩ3 から受ける
２値の制御信号に基づき、可変利得増幅部５と６に対し
て増幅利得の変更を指令すると共にゴースト除去部２に
対してゴースト除去機能の無効化／有効化を指令する２
値信号を信号線９上に出力する。すなわち、システムコ
ントローラ７は、入力端子Ｉ1 に供給されている処理対
象の信号がチューナから供給される受信テレビジョン信
号である旨の制御信号を入力端子Ｉ2 から受けており、
かつスイッチやリモコンなどからユーザが入力したゴー
スト除去を行う旨の制御信号を入力端子Ｉ3 から受けて
いれば、信号線９上にハイ信号を出力する。このハイ信
号を受けた可変利得増幅部５は、可変利得をそのままの
値に保持することによりＡ／Ｄ変換部１に供給されるア
ナログテレビジョン信号の入力レベルに一定値（例えば
６ｄＢ）のマージンを設定する。一方、可変利得増幅部
６も、可変利得をそのままの値に保持する。また、信号
線９上のハイ信号を受けたゴースト除去部２は、そのゴ
ースト除去機能を有効にする。
【００１３】システムコントローラ７は、入力端子Ｉ1
に供給されている処理対象の信号がチューナから供給さ
れる受信テレビジョン信号である旨の制御信号を入力端
子Ｉ2 から受けていても、ゴースト除去を行わない旨の
制御信号を入力端子Ｉ3 から受けていれば、信号線９上
にロー信号を出力する。このロー信号を受けた可変利得
増幅部５は、可変利得を所定値（例えば６ｄＢ）高める
ことによりＡ／Ｄ変換部１に供給されるアナログテレビ
ジョン信号の入力レベルのマージンを除去する。一方、
可変利得増幅部６は、可変利得を所定値（例えば６ｄ
Ｂ）低下させることにより、可変利得増幅部５による振
幅の増加を相殺し、処理済みのアナログテレビジョン信
号の振幅の平準化を図る。また、信号線９上のロー信号
を受けたゴースト除去部２は、ゴースト除去フィルタの
タップ係数をオールゼロに固定することなどによりその
ゴースト除去機能を無効にする。
に供給されている処理対象の信号がチューナから供給さ
れる受信テレビジョン信号である旨の制御信号を入力端
子Ｉ2 から受けていても、ゴースト除去を行わない旨の
制御信号を入力端子Ｉ3 から受けていれば、信号線９上
にロー信号を出力する。このロー信号を受けた可変利得
増幅部５は、可変利得を所定値（例えば６ｄＢ）高める
ことによりＡ／Ｄ変換部１に供給されるアナログテレビ
ジョン信号の入力レベルのマージンを除去する。一方、
可変利得増幅部６は、可変利得を所定値（例えば６ｄ
Ｂ）低下させることにより、可変利得増幅部５による振
幅の増加を相殺し、処理済みのアナログテレビジョン信
号の振幅の平準化を図る。また、信号線９上のロー信号
を受けたゴースト除去部２は、ゴースト除去フィルタの
タップ係数をオールゼロに固定することなどによりその
ゴースト除去機能を無効にする。
【００１４】システムコントローラ７は、入力端子Ｉ1
に供給されている処理対象の信号がビデオ再生装置から
供給される再生ビデオ信号である旨の制御信号を入力端
子Ｉ2 から受けていれば、入力端子Ｉ3 の制御信号には
関係なく信号線９上にロー信号を出力し、可変利得増幅
部５の可変利得を所定値（例えば６ｄＢ）高めさせると
共に可変利得増幅部６の可変利得を所定値（例えば６ｄ
Ｂ）低下させ、かつゴースト除去部２のゴースト除去機
能を無効にする。
に供給されている処理対象の信号がビデオ再生装置から
供給される再生ビデオ信号である旨の制御信号を入力端
子Ｉ2 から受けていれば、入力端子Ｉ3 の制御信号には
関係なく信号線９上にロー信号を出力し、可変利得増幅
部５の可変利得を所定値（例えば６ｄＢ）高めさせると
共に可変利得増幅部６の可変利得を所定値（例えば６ｄ
Ｂ）低下させ、かつゴースト除去部２のゴースト除去機
能を無効にする。
【００１５】
【発明の効果】本発明に係わるテレビジョン信号の処理
装置は、処理対象のアナログテレビジョン信号がゴース
ト成分を含まない再生ビデオ信号であれば、入力側の可
変利得増幅部の利得を増加させることによりＤ／Ａ変換
部に対する入力レベルのマージンを除去する構成である
から、処理精度が向上するという効果が奏される。
装置は、処理対象のアナログテレビジョン信号がゴース
ト成分を含まない再生ビデオ信号であれば、入力側の可
変利得増幅部の利得を増加させることによりＤ／Ａ変換
部に対する入力レベルのマージンを除去する構成である
から、処理精度が向上するという効果が奏される。
【００１６】また、本発明に係わるテレビジョン信号の
処理装置は、出力側にも可変利得増幅部を設置しその増
幅利得を入力側と連動して逆方向に制御する構成である
から、処理済み信号のレベル変動が有効に回避される。
処理装置は、出力側にも可変利得増幅部を設置しその増
幅利得を入力側と連動して逆方向に制御する構成である
から、処理済み信号のレベル変動が有効に回避される。
【図１】本発明の一実施例に係わるテレビジョン信号の
処理装置の構成を示すブロック図である。
処理装置の構成を示すブロック図である。
Ｉ1 処理対象のアナログテレビジョン信号の入力端
子 Ｉ2 処理対象のアナログテレビジョン信号の種類を
示す制御信号の入力端子 Ｉ3 ゴースト除去機能の有効化／無効化を指令する
制御信号の入力端子 １ Ａ／Ｄ変換部 ２ ゴースト除去部 ３ Ｙ／Ｃ分離部 ４ Ｄ／Ａ変換部 ５ 入力側の可変利得増幅部 ６ 出力側の可変利得増幅部 ７ システムコントローラ（制御部） Ｏ1 処理済みのアナログ輝度信号の出力端子 Ｏ2 処理済みのアナログ色信号の出力端子
子 Ｉ2 処理対象のアナログテレビジョン信号の種類を
示す制御信号の入力端子 Ｉ3 ゴースト除去機能の有効化／無効化を指令する
制御信号の入力端子 １ Ａ／Ｄ変換部 ２ ゴースト除去部 ３ Ｙ／Ｃ分離部 ４ Ｄ／Ａ変換部 ５ 入力側の可変利得増幅部 ６ 出力側の可変利得増幅部 ７ システムコントローラ（制御部） Ｏ1 処理済みのアナログ輝度信号の出力端子 Ｏ2 処理済みのアナログ色信号の出力端子
Claims (1)
- 【請求項１】処理対象のアナログテレビジョン信号を増
幅する入力側の可変利得増幅部と、 この増幅されたアナログテレビジョン信号をディジタル
テレビジョン信号に変換するＡ／Ｄ変換部と、 前記Ａ／Ｄ変換されたディジタルテレビジョン信号の特
定の箇所から抽出した基準信号及び予め保持している無
歪みの基準信号に基づきディジタルテレビジョン信号に
含まれるゴーストを検出し除去するゴースト除去部と、 このゴーストが除去されたディジタルテレビジョン信号
を輝度信号及び色信号に分離するＹ／Ｃ分離部と、 このＹ／Ｃ分離された輝度信号及び色信号をアナログ信
号に復元するＤ／Ａ変換部と、 この復元されたアナログ輝度信号及び色信号を増幅する
出力側の可変利得増幅部と、 前記処理対象のアナログテレビジョン信号がビデオ再生
装置から供給される再生ビデオ信号であれば前記入力側
の可変利得増幅部の利得を増加させると共に前記出力側
の可変利得増幅部の利得を減少させかつ前記ゴースト除
去部の機能を無効にする制御部とを備えたことを特徴と
するテレビジョン信号の処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3219125A JP2925798B2 (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | テレビジョン信号の処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3219125A JP2925798B2 (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | テレビジョン信号の処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0541820A true JPH0541820A (ja) | 1993-02-19 |
| JP2925798B2 JP2925798B2 (ja) | 1999-07-28 |
Family
ID=16730633
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3219125A Expired - Lifetime JP2925798B2 (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | テレビジョン信号の処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2925798B2 (ja) |
-
1991
- 1991-08-05 JP JP3219125A patent/JP2925798B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2925798B2 (ja) | 1999-07-28 |
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