JPH0541772U - 傷付防止材 - Google Patents
傷付防止材Info
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- JPH0541772U JPH0541772U JP9812591U JP9812591U JPH0541772U JP H0541772 U JPH0541772 U JP H0541772U JP 9812591 U JP9812591 U JP 9812591U JP 9812591 U JP9812591 U JP 9812591U JP H0541772 U JPH0541772 U JP H0541772U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 防滑性、衝撃吸収性および耐引掻傷性に優れ
た傷付防止材を提供する。 【構成】 (a)エチレン−プロピレン−ジエン共重合
体ゴム30〜70重量%と(b)エチレン−酢酸ビニル
共重合体70〜30重量%と前記成分(a)+(b)の
合計60〜90重量部に対して(c)低密度ポリエチレ
ンおよび/またはエチレン系重合体40〜10重量部と
を配合してなるエラストマー組成物の発泡倍率の異なる
発泡体を積層してなり、表層の発泡体の発泡倍率が2.0
倍以上5.0倍以下、裏層の発泡体の発泡倍率が5.0 倍を
超え15.0倍以下であることを特徴とする傷付防止材。
た傷付防止材を提供する。 【構成】 (a)エチレン−プロピレン−ジエン共重合
体ゴム30〜70重量%と(b)エチレン−酢酸ビニル
共重合体70〜30重量%と前記成分(a)+(b)の
合計60〜90重量部に対して(c)低密度ポリエチレ
ンおよび/またはエチレン系重合体40〜10重量部と
を配合してなるエラストマー組成物の発泡倍率の異なる
発泡体を積層してなり、表層の発泡体の発泡倍率が2.0
倍以上5.0倍以下、裏層の発泡体の発泡倍率が5.0 倍を
超え15.0倍以下であることを特徴とする傷付防止材。
Description
【0001】
この考案は、傷付防止材に関する。さらに詳しくは、防滑性、衝撃吸収性およ び耐引掻傷性に優れ、精密機器、電子機器、家具等の運搬、引越し等の際に床や 内壁および運搬物の傷付を防止するための保護材に関する。
【0002】
従来、傷付防止材としては、クラフト紙の両面を低密度ポリエチレン(LDP E)フィルムでラミネートし、エンボス加工を施したもの、あるいはLDPEの 発泡体に補強材を添えたもの等が使用されている。 しかしこれらの傷付防止材は床面との摩擦係数が小さいため防滑性に欠け、ま た衝撃吸収性も悪い。そのため引越し時等の家具の搬入の際、足で強く踏み付け たり、物を落としたりするときにずれたり、また床面が傷付きやすいという問題 があった。 従って、本考案の目的は防滑性、衝撃吸収性および耐引掻傷性の優れた傷付防 止材を提供することにある。
【0003】
本考案者らは上記目的に鑑み鋭意研究した結果、エチレン−プロピレン−ジエ ン共重合体ゴム(EPDM)とエチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)とを含 有するエラストマーに、低密度ポリエチレンおよび/またはエチレン系重合体を 配合してなる組成物の発泡体シートにおいて、発泡倍率の異なる2種類の発泡体 シートを張り合わせたものを傷付防止材として用いることにより上記の問題が解 決できることを確認し、本考案を完成した。
【0004】 すなわち、本考案は、(a)エチレン−プロピレン−ジエン共重合体ゴム30 〜70重量%と(b)エチレン−酢酸ビニル共重合体70〜30重量%と前記成 分(a)+(b)の合計60〜90重量部に対して(c)低密度ポリエチレンお よび/またはエチレン系重合体40〜10重量部とを配合してなるエラストマー 組成物の発泡倍率の異なる発泡体を積層してなり、表層の発泡体の発泡倍率が2. 0 倍以上5.0 倍以下、裏層の発泡体の発泡倍率が5.0 倍を超え15.0倍以下である ことを特徴とする傷付防止材を提供したものである。
【0005】
以下、本考案を詳細に説明する。 本考案の傷付防止材を構成するエラストマー発泡体の原料組成物のうち、(a )成分のエチレン−プロピレン−ジエン共重合体(EPDM)とはエチレン、プ ロピレンおよびジエンよりなる共重合体である。前記ジエン化合物としては、エ チリデンノルボルネン、1,4−ヘキサジエン、ジシクロペンタジエンなどが挙 げられる。上記EPDMは、エチレン含有率が60〜70モル%、プロピレン含 有率が30〜40モル%、ジエン化合物含有率が1〜10モル%、およびヨウ素 価が1〜15であるものが好ましい。より好ましい範囲は、エチレンが62〜6 6モル%、プロピレンが33〜37モル%、ジエン化合物が3〜6モル%、およ びヨウ素価が3〜12である。さらに、EPDMのムーニー粘度(ML1+8 ,1 20℃)は、20〜100が好ましく、特に35〜75が好ましい。
【0006】 また、エラストマー発泡体の他の原料である(b)成分のエチレン−酢酸ビニ ル共重合体(EVA)は、酢酸ビニル含有率が10〜30重量%の共重合体であ る。特に本考案においては酢酸ビニルの含有率が17〜30重量%の範囲内にあ るものが好ましい。酢酸ビニルの含有率が10重量%より低いと、弾力性に富ん だ発泡体の形成が困難となる。このようなEVAのメルトインデックス(190 ℃、2.16kg荷重)は10〜20g/10分が好ましい。
【0007】 本考案においてはこのようなエラストマーの発泡形成時の溶融張力を上昇させ ることを目的として、(c)低密度ポリエチレン(LDPE)および/またはエ チレン系重合体を配合する。
【0008】 本考案においてLDPEとは、密度が 0.935g/cm3 以下、好ましくは0.91 0 〜0.935 g/cm3 のポリエチレンである。またそのメルトインデックス(M I、190℃、2.16kg荷重)は、1〜8g/10分が好ましい。メルトインデッ クスが1g/10分未満では、エラストマー組成物の溶融張力が上昇しすぎるた め高倍率発泡が困難になる。一方8g/10分を超えると溶融張力が減少するた め好ましくない。このような低密度ポリエチレンとしては、高圧法により重合し た低密度ポリエチレンおよび中低圧法により重合した線状低密度ポリエチレンが 挙げられるが、本考案においてはいずれのものも用いることができる。特に高圧 法により重合した低密度ポリエチレンが好ましい。
【0009】 また本考案においてエチレン系共重合体とは、エチレンを主成分とし、20重 量%程度以下の他のα−オレフィンやビニル系化合物等と共重合したものである 。このようなエチレン系共重合体としては、エチレン−酢酸ビニル共重合体(E VA)、エチレン−エチルアクリレート共重合体(EEA)、エチレンのアイオ ノマー等が挙げられる。これらの中ではEVAが好ましい。なお、EVAの場合 、酢酸ビニルの含有量は5〜20重量%、好ましくは10〜15重量%である。 このようなエチレン系共重合体のメルトインデックス(MI、190℃、2.16kg 荷重)は、1〜8g/10分が好ましく、特に1〜3g/10分が好ましい。メ ルトインデックスが1g/10分未満では、エラストマー組成物の溶融張力が上 昇しすぎるため高倍率発泡が困難となり、一方8g/10分を超えると溶融張力 が減少するため好ましくない。
【0010】 (a)成分のEPDMと(b)成分のEVAの配合割合は、まずEPDMが3 0〜70重量%、好ましくは40〜60重量%であり、EVAが70〜30重量 %、好ましくは60〜40重量%である。EPDMが30重量%未満では(EV Aが70重量%を超えると)、得られるエラストマー発泡体の耐熱性が低下し、 EPDMが70重量%を超えると(EVAが30重量%未満では)、高い発泡倍 率の発泡体を得ることが困難となる。
【0011】 また(c)成分のLDPEおよび/またはエチレン系重合体の配合量は、(a )EPDM+(b)EVAの合計60〜90重量部に対して10〜40重量部、 好ましくは70〜80重量部に対して、20〜30重量部である。(c)LDP Eおよび/またはエチレン系重合体の配合量が10重量部未満では、発泡時に樹 脂の割れやふくれが発生し易く、一方40重量部を超えると発泡体の弾力性が失 われる。
【0012】 本考案の傷付防止材は、上記のエラストマー組成物の発泡倍率の異なる発泡体 を積層してなるものである。 すなわち、運搬物が直接接触する表層として硬度が高く傷付きにくい発泡倍率 の低い発泡体を使用し、また床あるいは壁面に接触する裏層として柔軟で摩擦係 数が大きく滑りにくい材料である発泡倍率の高い発泡体を使用し、これらの発泡 体を積層したものであり、積層物全体として高い衝撃吸収能を有するものである 。 ここで、表層としては、適度な防滑性(摩擦係数が 0.7〜1.5 )と耐傷付性を 有する発泡倍率が2.0 倍以上5.0 倍以下のものを使用し、裏層としては、高い防 滑性(摩擦係数が1.5 以上)を有する発泡倍率が5.0 倍を超え15.0倍以下のもの を使用する。
【0013】 本考案の傷付防止材で使用する上記エラストマー組成物の発泡体は、発泡剤と 架橋剤を含有させ、後述する1段階発泡法または2段階発泡法により製造するこ とができる。 ここで使用しうる発泡剤としては、樹脂成分の架橋時の温度では分解または気 化する化合物であって、架橋反応を実質的に妨害しないかぎり任意のものが使用 でき、アゾジカルボンアミド、アゾジカルボン酸金属塩などがある。これらの発 泡剤は、それぞれの種類や発泡倍率によって任意に配合量を変えることができる 。また架橋剤としては、ジクミルパーオキサイド等の有機過酸化物を挙げること ができる。 なお、本考案においては、上記添加剤の他に通常用いられている架橋助剤、充 填剤、酸化防止剤、着色剤等の添加剤を適宜配合することもできる。
【0014】 エラストマー組成物の発泡は、まず上述の樹脂成分、発泡剤、架橋剤およびそ の他の添加剤を混練する。混練温度はベースとなる樹脂成分が溶融する温度から 発泡剤および架橋剤の分解温度未満の範囲で適宜設定すればよいが、通常90〜 160℃の範囲で行なうのが好ましい。なお、必要以上に長時間にわたる混練は 、樹脂成分の架橋反応を進行させることになるため好ましくない。
【0015】 上記のような混練は、二軸押出機、ロール混練機、バンバリミキサー等の混練 機により行なうことができる。なお、このようにして得られる組成物のメルトイ ンデックス(190℃、2.16kg荷重)は0.5 〜2.0 g/10分で、溶融張力(1 90℃)は8〜20gであるのが溶融形成の点で好ましい。
【0016】 発泡体を製造するには、まず前記で得られた混練物を高圧密閉容器内に入れ、 高温高圧下に架橋させる。架橋温度としては、有機過酸化物が分解する温度であ り、130〜160℃が好ましい。またその際の圧力は、10〜200kg/cm2 程度とするのが好ましい。このような温度、圧力条件下での架橋時間は10〜6 0分間である。この架橋反応の後、高圧密閉容器を解放することにより発泡を行 なう(1段階発泡法)。なお、発泡倍率は上述した架橋温度、容器内の圧力およ び発泡剤の添加量等により調整することができる。 また裏層としての高発泡倍率(10倍以上)の発泡体を製造する場合には、前 記一次発泡体を無負荷状態で所定の発泡倍率まで発泡させる方法が好都合である 。この2段目の発泡は、上述した発泡法の発泡温度以上で5〜60分程度加熱す ることにより行なう(2段階発泡法)。
【0017】 本考案傷付防止材は、表層に低発泡エラストマー、裏層に高発泡エラストマー を用いて貼合して得られるが、所望により両層の間に例えば他の材料からなる層 (接着層を兼ねた補強層など)を介在させてもよい。 これら表層および裏層のエラストマー発泡体の貼合方法としては、貼合し得る 方法であれば特に制限はなく、例えば接着剤による貼合、熱圧着による貼合等様 々な方法で貼合することができる。 また本考案傷付防止材の厚さも限定されないが、一般的には2.0 〜3.0 mm程 度のものが用いられる。
【0018】
本考案を以下の実施例、比較例および試験例によりさらに詳細に説明する。 エラストマー発泡体製造用原料樹脂としては以下のものを用いた。 (a)成分:エチレン−プロピレン−ジエン共重合体(EPDM) プロピレン含有量27重量%、ヨウ素価12、ムーニー粘度(ML1+8 、120 ℃)50。 (b)成分:エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA−1) 酢酸ビニル含有量25重量%、メルトインデックス(190℃、2.16kg荷重)1 5g/10分。 (c)成分:(i) 低密度ポリエチレン(LDPE) 密度0.923 g/cm3 、メルトインデックス(190℃、2.16kg荷重)6g/1 0分。 (c)成分:(ii)エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA−2) 酢酸ビニル含有量15重量%、メルトインデックス(190℃、2.16kg荷重)1. 4 g/10分。
【0019】実施例 EPDMを48重量%、EVA−1を32重量%、LDPEを20重量%およ び前記樹脂成分の合計100重量部に対して、アゾジカルボンアミドを2.0 重量 部、酸化亜鉛を2.0 重量%、ステアリン酸亜鉛を0.5 重量%およびジクミルパー オキサイドを0.4 重量%を添加し、常温でヘンシェルミキサーを用いて、予備混 合した後、約120℃でロール混練を行なった。混練後の樹脂組成物を金型に設 置し、150℃、120kg/cm2 にて20分間保持した後開放し、これをスライ スして、発泡倍率4.0 倍のエラストマー発泡体(低発泡エラストマー)シート( 250mm×300mm×1mm)を得た。
【0020】 次にEPDMを48重量%、EVA−1を32重量%、EVA−2を20重量 %および前記樹脂成分の合計100重量部に対して、アゾジカルボンアミドを10 .0重量部、酸化亜鉛を0.2 重量%およびジクミルパーオキサイドを0.3 重量%を 添加し、常温でヘンシェルミキサーを用いて、予備混合した後、約120℃でロ ール混練を行なった。混練後の樹脂組成物を金型に設置し、150℃、120kg /cm2 にて20分間保持した後開放し、これをスライスして、発泡倍率8.0 倍の エラストマー発泡体(高発泡エラストマー)シート(250mm×300mm× 1mm)を得た。
【0021】 得られた低発泡エラストマー(1)と高発泡エラストマー(2)の間に厚さ2 0μmのEPDMとEVAからなる無発泡エラストマー組成物フィルム(3)を 挟み込んで熱圧着貼合し、図1に斜視図を示す厚さ約2mmの本考案にかかる傷 付防止材を得た。
【0022】
上記実施例の傷付防止材のサンプル(250mm×300mm×2mm)、お よび図2に示す発泡倍率10倍、厚さ1mmのLDPE発泡体(4)の表層をポ リプロピレンテープ(5)でメッシュ状に補強した傷付防止材のサンプル(25 0mm×300mm×2mm)(比較例1)および図3に示すクラフト紙(6) の両面をLDPEフィルム(7)でラミネートし、エンボス加工を施した傷付防 止材のサンプル(250mm×300mm×2mm)(比較例2)の耐傷付性、 防滑性および衝撃吸収性の試験を行なった。ここで耐傷付性は引掻き傷深さ(値 が小さいほど良い。)により、防滑性は動摩擦係数(値が大きいほど良い。)に より、衝撃吸収性は落下衝撃試験(最大加速度あるいは残留歪が小さいほど良い 。ここで残留歪とは落下衝撃試験前後のサンプルの厚みの差を、試験前のサンプ ルの厚みで除し、パーセントで表示したものである。)により評価した。
【0023】試験例1 各傷付防止材(実施例および比較例2については表層および裏層)に対し、H EIDEN−18(連続加重式引掻強度試験機、JIS-K-6718-1983 )を用い引掻 き傷深さを測定した。結果を第1表に示す。
【0024】試験例2 各傷付防止材(実施例および比較例2については表層および裏層)に対し、ア クリル板上で、200g荷重環境下、ASTM D-1894 により動摩擦係数を測定した 。結果を第1表に示す。
【0025】試験例3 各傷付防止材に対して、落下衝撃試験機を用いて最大加速度および残留歪を測 定した。測定方法は、剛体面の上に傷付防止材250mm×300mm×2mm を設置し、その50mm上方から重さ1kgの重りを傷付防止材上に落下させ、 衝突時に生じる加速度を増幅器で増幅し、反応弾性に対する最大加速度および残 留歪を求めた。その結果を第1表に示す。
【0026】
【表1】
【0027】 第1表から明らかなように、本考案の傷付防止材は、LDPE発泡体の表層を ポリプロピレンテープによりメッシュ状に補強した傷付防止材(比較例1)およ びクラフト紙の両面をLDPEフィルムによりラミネートし、エンボス加工を施 した傷付防止材(比較例2)に比べ、引掻傷深さ、動摩擦係数および最大加速度 のすべてにおいて優れている。また、残留歪がないということより実用面におけ る復元性にも優れている。
【0028】
以上のように本考案傷付防止材は、積層材料として裏層に柔軟で摩擦係数が大 きく滑りにくい高発泡倍率のもの、表層に硬度が高く傷付きにくい低発泡倍率の ものを用いており、従来の傷付防止材に比べ摩擦係数が高いため防滑性に優れて いる。また衝撃吸収性および耐引掻傷性にも優れているので、運搬物を落とした ときにずれたり、運搬物を損傷したり、床を傷付けたりすることが防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案傷付き防止材例の斜視図である。
【図2】従来の傷付防止材例の斜視図である。
【図3】従来の他の傷付防止材例の斜視図である。
1 低発泡倍率エラストマー発泡体 2 高発泡倍率エラストマー発泡体 3 エラストマーフィルム 4 LDPE発泡体 5 ポリプロピレンテープ 6 クラフト紙 7 LDPEフィルム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 23:26 7107−4J (72)考案者 山口 総一郎 神奈川県川崎市川崎区千鳥町3番1号 東 燃化学株式会社技術開発センター内
Claims (1)
- 【請求項1】 (a)エチレン−プロピレン−ジエン共
重合体ゴム30〜70重量%と(b)エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体70〜30重量%と前記成分(a)+
(b)の合計60〜90重量部に対して(c)低密度ポ
リエチレンおよび/またはエチレン系重合体40〜10
重量部とを配合してなるエラストマー組成物の発泡倍率
の異なる発泡体を積層してなり、表層の発泡体の発泡倍
率が2.0 倍以上5.0 倍以下、裏層の発泡体の発泡倍率が
5.0 倍を超え15.0倍以下であることを特徴とする傷付防
止材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9812591U JPH0541772U (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 傷付防止材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9812591U JPH0541772U (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 傷付防止材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0541772U true JPH0541772U (ja) | 1993-06-08 |
Family
ID=14211563
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9812591U Pending JPH0541772U (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 傷付防止材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0541772U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018151103A1 (ja) * | 2017-02-20 | 2018-08-23 | 三井化学株式会社 | 積層体 |
WO2018151104A1 (ja) * | 2017-02-20 | 2018-08-23 | 三井化学株式会社 | 積層体 |
-
1991
- 1991-10-31 JP JP9812591U patent/JPH0541772U/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018151103A1 (ja) * | 2017-02-20 | 2018-08-23 | 三井化学株式会社 | 積層体 |
WO2018151104A1 (ja) * | 2017-02-20 | 2018-08-23 | 三井化学株式会社 | 積層体 |
JPWO2018151104A1 (ja) * | 2017-02-20 | 2019-12-12 | 三井化学株式会社 | 積層体 |
JPWO2018151103A1 (ja) * | 2017-02-20 | 2019-12-12 | 三井化学株式会社 | 積層体 |
US11964447B2 (en) | 2017-02-20 | 2024-04-23 | Mitsui Chemicals, Inc. | Laminate |
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