JPH0541608Y2 - - Google Patents

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JPH0541608Y2
JPH0541608Y2 JP20181686U JP20181686U JPH0541608Y2 JP H0541608 Y2 JPH0541608 Y2 JP H0541608Y2 JP 20181686 U JP20181686 U JP 20181686U JP 20181686 U JP20181686 U JP 20181686U JP H0541608 Y2 JPH0541608 Y2 JP H0541608Y2
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hopper
center
planting
transmission case
fertilization
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は3条以上の植付機構を有し、かつ、そ
れぞれに対して施肥装置を備えている施肥装置付
田植機に関する。
〔従来の技術〕
この種の施肥装置付田植機において、施肥装置
用ホツパーを配置するに、例えば、実開昭59−
77318号公報に示すものでは、2条分のホツパー
を機体の横外側部で、かつ、機体前後方向に並設
していた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
したがつて、このような場合には後方側に位置
するホツパーからの肥料を内側の植付条に施すと
ともに前方側に位置するホツパーからの肥料を外
側の植付条に施すのが、ホツパーから施肥溝まで
の流下経路を共に最短にできてより良好ではある
が、それでも、前記ホツパーの機体前後方向での
中間位置を施肥位置(作溝器)に設定して両流下
経路を略等しくする配置構成を採つたとしても、
各々繰出し機構は施肥位置より前後にズレている
ので、施肥位置の直上方にホツパー(繰出し機
構)を位置させる場合に比べて流下経路が長くな
らざるを得ず、流下経路での詰りが発生し易い状
況にあつた。
本考案の目的は流下経路での詰りの少ないホツ
パーの配置構成を取り乍ら、そのホツパーに対す
る合理的な支持構造のとれるものを提供する点に
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案による特徴構成は、 機体幅略中央にセンタホツパー及び左右推進
車輪の横外方に左右サイドホツパーを夫々配置
して施肥用ホツパー群を設ける点と、 前記推進車輪を軸支した上下揺動自在な車輪
伝動ケースの基端部と、車輪の横外側方に位置
するサイドフロートとの、夫々の機体に対する
支点部位に亘つて架設した支持部材に、前記サ
イドホツパーを取付けてある点と、 にあり、その作用効果は次の通りである。
〔作用〕
○イ 特徴構成より、機体横幅方向に沿つて設け
られている複数の植付条に対応して機体横幅方
向に沿つてホツパーを配置することによつて、
機体横幅方向中間に位置する植付条に対しては
センタホツパーから施肥を行い、かつ、推進車
輪より横外側方に位置する外側の植付条に対し
てはサイドホツパーから施肥を行うことによつ
て、夫々、流下経路を同一長さでかつ最短経路
のものにできる。
○ロ しかも、機体によつて支持されるセンタホツ
パーはよいとしても、推進車輪の横外方側に位
置するサイドホツパーに対しては、特徴構成
による必然的な推進車輪近傍に位置するサイド
フロートと車輪伝動ケースとの支点部位を有効
に活用した支持部材を架設することによつて、
この支持部材でサイドホツパーを支持する。し
たがつて、この支持部材を架設するにしても機
体該のミツシヨンケースや伝動ケース等にこの
支持部材を固定する場合に比べてサイドホツパ
ー側に近い車輪伝動ケースの支点部位やサイド
フロートに持たせることによつて支持部材の架
設長さを短くできるとともに、この支持部材を
フロートの高さに沿つた低い位置にできるの
で、サイドホツパーの設置位置を必要最低限ま
で低い位置に設定でき、流下経路長さを短くで
きる。
〔考案の効果〕
その結果、流下経路を必要最短長さに抑えるこ
とができ、流下経路での肥料詰りを抑制でき、か
つ、サイドホツパーの設置位置に対応した合理的
な支持構造を構築できるに至つた。
〔実施例〕
施肥装置付田植機として4条植歩行型田植機を
例として説明する。第1図に示すように、前記歩
行型田植機は、機体前部に配設されたエンジン1
及びミツシヨンケース2、このミツシヨンケース
2から後方に延出された機体フレーム兼用の伝動
ケース3、この伝動ケース3の後端に連結された
センター植付ケース4、このセンター植付ケース
4に左右の横向き伝動ケースを介して伝動連結さ
れた左右のサイド植付ケース6,6、これら植付
ケース4,6に取付けられた苗植付機構7、植付
作動に連動して左右に往復横摺動する苗のせ台
8、先端に推進車輪9,9を軸支してミツシヨン
ケース2側面に枢支され上下揺動可能な車輪伝動
ケース10,10、苗のせ台8前方に配置された
施肥装置11、機体下方に向けたセンタフロート
12A及びサイドフロート12B、苗のせ台8背
面に設けられた操縦ハンドル13、とから構成さ
れている。
施肥装置11について詳述する。第1図ないし
第3図に示すように、施肥装置11は中央の2条
分に対して肥料を供給するセンタホツパー14と
左右推進車輪9,9の横外方に位置して外側の2
条に対して夫々肥料を供給する左右サイドホツパ
ー15,15とを備え、センタホツパー14には
2条分の繰出し機構16,16、及び、流下パイ
プ17,17、並びに、作溝器18,18を設け
るとともに、各サイドホツパー15,15には1
条分の繰出し機構16、及び流下パイプ17、並
びに、作溝器18を設けて構成されている。
これら施肥装置11についての取付構造を説明
する。第1図及び第3図に示すように、前記車輪
伝動ケース10基端部のミツシヨンケース2に対
する上下揺動軸心位置にミツシヨンケース2側に
属する固定支軸を延出するとともに、この固定支
軸に対してサイドホツパー15を支持する支持部
材20の前端を固着してある。前記苗のせ台8の
下方には、センター植付ケース4の後部側に固定
連結支持された左右一対のハンドル支持杆13
a,13aにブラケツト40,40を介して自身
の軸芯周りで回転自在に横向き支軸21を架設
し、この横向き支軸21は植付深さ調節レバー1
9により一体回動並びに固定自在に構成してあ
る。そして、この横向き支軸21の両側端に前記
サイドフロート12B,12Bの後支点を構成す
るブラケツト22が相対揺動可能に取付けられる
とともに、前記支持部材20の後端を枢着してあ
る。このようにして、略水平に架設された支持部
材20はサイドホツパー15の下方に位置設定さ
れ、この支持部材20から更に単一の縦向きの支
持フレーム23が立設されて、この支持フレーム
23の上端屈折部が前記繰出し機構16の外装ケ
ース16Aの一側面を支持して、サイドホツパー
15を取付固定する構成がとられている。
一方、センタホツパー14に対しては、前記ミ
ツシヨンケース2とセンター植付ケース4とを伝
動連結する伝動ケース3より十字形の板状フレー
ム24を立設し、この板状フレーム24の水平部
で両脇に位置する繰出し機構16,16の繰出し
ケース16A,16Aの一側面を支持して、セン
タホツパー14の取付構造を形成している。以上
のように、繰出しケース16A,16Aに対して
一側面からのみ支持フレーム23,24で支持し
ているので、繰出しケース16A,16A内に設
けられた繰出しロータ(図示せず)に対する摺接
掻落しブラシ39を前記支持フレーム23の存在
側とは異なる側面に設けることができ、前記ブラ
シ39の取付取外しが容易である。
上記のように機体に支持固定された施肥装置1
1は次のような繰出し駆動系を有している。図示
していないが、繰出し機構16はそのケース16
A内に肥料を繰出す繰出しロータが設けられ、こ
の繰出しロータを回転駆動するロータ軸25がケ
ース16Aから機体後方に向けて延設されてい
る。そして、第3図に示すように、サイドホツパ
ー15側ロータ軸25には三角形状の駆動部材2
6が固着されるとともに、サイド側苗植付機構7
の揺動アームから駆動部材26に連結ロツド27
が立設されている。又、センタホツパー14側の
2本のロータ軸25,25には同様に三角形状の
駆動部材26,26が固着されるとともに、両駆
動部材26,26が1本の横向きロツド28で一
体的に連結され、かつ、前記一方の駆動部材26
に対して対応する中央側苗植付機構7の揺動アー
ムから連結ロツド27が立設されている。以上の
構成からロータ軸25は揺動アームの往復揺動運
動に従つて、一定角度で正逆駆動され、肥料を繰
出すべく構成してある。
次に、ローリング構造について説明する。第4
図に示すように、前記センタフロート12Aは機
体前後軸心X周りでローリング作動可能に構成さ
れるとともに、両サイドに一体作動可能な補助フ
ロート29,29を連結している。この補助フロ
ート29とセンタフロート12Aとを連結するフ
レーム30からローリング制御用バルブ31にリ
ンク機構32を延設し、接地圧変動にかかるロー
リング作動によつて、前記左右の推進車輪9,9
を背反昇降させて苗植付機構7を備えた苗植付装
置40の対地姿勢を一定に維持するローリング構
造を構成している。このセンタフロート12Aに
対して前記作溝器18が取付けられ、センタフロ
ート12Aのローリング作動によつても施肥溝の
深さが変化しない構成になつている。又、前記セ
ンタフロート12Aの作溝器18取付位置より前
方側には横外側方への第1張出し部12aを設
け、この第1張出し部12aで植付予定箇所を整
地する構成をとるとともに、前記作溝器18取付
位置より後方側には横外側方への第2張出し部1
2bを設け、この第2張出し部12bで施肥後の
溝を肥料とともに埋込むべく構成してある。
次に、予備苗のせ台33の取付構造について詳
述する。第1図ないし第3図に示すように、前記
センタホツパー14の上方に、環状に形成された
固定フレーム34がミツシヨンケース2とセンタ
植付ケース4に亘つて支持されるとともに、この
固定フレーム34上を摺動する予備苗のせ台33
の主フレーム35が搭載されている。この主フレ
ーム35は、前後一対のアーチ状フレーム35A
とこの前後アーム状フレーム35Aの下端同志を
連結する前後向きフレーム35B,35Bとで構
成され、前記前後向きフレーム35B,35Bに
前記固定フレーム34を上下から挟み込む樹脂製
摺動部材36,36を前後に一つづつ取付けて、
前記固定フレーム33上を前後に摺動移動可能に
構成されている。又、前記前後アーチ状フレーム
35A,35Aの両横側面には予備マツト苗を載
置する樹脂製の苗のせ具37が上下二段に設置し
てあり、この苗のせ具37はサイドホツパー15
の上方に位置することになるので、アーチ状フレ
ーム35Aへの取付端側程低位に位置すべく傾斜
姿勢に設定してある。一方、これを受けて、サイ
ドホツパー15の蓋体15Aは、このサイドホツ
パー15の機体幅方向横側面に設けた揺動支点軸
Y周りに上方に揺動開閉可能であり、肥料を補給
する際に十分な開口状態が得られるように構成さ
れている。以上のように構成された予備苗のせ台
33は左右のアーチ状フレーム35A,35Aか
ら操縦部側に延出された環状把手38が押引操作
されることによつて摺動可能であり、センタホツ
パー14への肥料補給時には、機体前方側に移動
されて、センタホツパー14の開閉蓋14Aを十
分揺動開放できるように、前記開閉蓋14Aの上
方空間を解放可能に構成されている。
〔別実施例〕
前記支持部材20としては前記したパイプ状の
ものに限定されるものではない。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る施肥装置付田植機の実施例
を示し、第1図は全体側面図、第2図は施肥装置
と予備苗のせ台との配置を示す正面図、第3図は
施肥装置と予備苗のせ台との配置を示す平面図、
第4図はセンタフロートとローリング機構との関
係を示す斜視である。 9……推進車輪、10……車輪伝動ケース、1
2B……サイドフロート、14……センタホツパ
ー、15……サイドホツパー、20……支持部
材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機体幅略中央にセンタホツパー14及び左右推
    進車輪9の横外方に左右サイドホツパー15,1
    5を夫々配置して施肥用ホツパー群を設けるとと
    もに、前記推進車輪9を軸支した上下揺動自在な
    車輪伝動ケース10の基端部と、車輪9の横外側
    方に位置するサイドフロート12Bとの、夫々の
    機体に対する支点部位に亘つて架設した支持部材
    20に、前記サイドホツパー15を取付けてある
    施肥装置付田植機。
JP20181686U 1986-12-26 1986-12-26 Expired - Lifetime JPH0541608Y2 (ja)

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