JPH0541366U - モールドモータの構造 - Google Patents
モールドモータの構造Info
- Publication number
- JPH0541366U JPH0541366U JP9118891U JP9118891U JPH0541366U JP H0541366 U JPH0541366 U JP H0541366U JP 9118891 U JP9118891 U JP 9118891U JP 9118891 U JP9118891 U JP 9118891U JP H0541366 U JPH0541366 U JP H0541366U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotation speed
- speed detection
- stator
- bearing bracket
- molded motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 モールドモータの軸受部分の構造に関し、回
転数検出基板の装着の有無に関せず、ステータのモール
ドを共通にすることのできるモールドモータの構造を提
供することを目的とする。 【構成】 外周を熱硬化性樹脂により被覆成型されたス
テータの両側面に軸受ブラケットを圧入する段凹部を設
け、回転数検出基板を装着する側の段凹部に回転数検出
基板の外形形状にあわせた凹部を設け、回転数検出基板
を同凹部に嵌入し、軸受ブラケットの圧入により挟持
し、回転数検出基板を装着しない場合はそのまま軸受ブ
ラケットを圧入してなることを特徴とする。
転数検出基板の装着の有無に関せず、ステータのモール
ドを共通にすることのできるモールドモータの構造を提
供することを目的とする。 【構成】 外周を熱硬化性樹脂により被覆成型されたス
テータの両側面に軸受ブラケットを圧入する段凹部を設
け、回転数検出基板を装着する側の段凹部に回転数検出
基板の外形形状にあわせた凹部を設け、回転数検出基板
を同凹部に嵌入し、軸受ブラケットの圧入により挟持
し、回転数検出基板を装着しない場合はそのまま軸受ブ
ラケットを圧入してなることを特徴とする。
Description
【0001】
本考案はモールドモータの構造に関し、詳しくはモールドモータの軸受部分の 構造に関するものである。
【0002】
従来、モールドモータの軸受部は、ステータにロータを挿入した状態で、ステ ータの両側面に形成された段凹部に、段凹部の形状に合わせた外形の軸受ブラケ ットを両側から圧入し、軸受ブラケットに固定された軸受によりロータを軸支す る方法が取られている。 この場合、軸受ブラケットの圧入位置はロータの軸方向の遊びを左右するため 一定の深さに規定され、モールド金型により管理されている。 モールドモータに回転数検出基板を装着する場合には、図3に示すように、回 転数検出基板を装着する側面の段凹部の深さを回転数検出基板の板厚に見合う分 だけ深くし、軸受ブラケットの圧入により挟持する方法が取られている。 回転数検出基板を装着する場合と装着しない場合では、2種類の成型金型を準 備するか、または装着しない場合に回転数検出基板の板厚に見合う厚さのスペー サを挿入して軸受ブラケットを圧入するか、いずれかの対応を必要としている。
【0003】
本考案は、上記従来の問題点に鑑みなされたもので、ステータのモールド成型 を回転数検出基板を装着する場合と装着しない場合でも、共通に利用できるモー ルドモータの構造を提供することを目的としている。
【0004】
上記目的を達成するために、ステータの一方の段凹部に回転数検出基板の形状 に合わせた凹部を形成し、上記軸受ブラケットにより回転数検出基板を挟持する ようにした。
【0005】
上記の構成によれば、回転数検出基板を装着する側面の段凹部に回転数検出基 板の外形形状に合わせた凹部を形成し、回転数検出基板を装着する場合には回転 数検出基板を上記凹部に嵌入し、軸受ブラケットの圧入により挟持し、回転数検 出基板を装着しない場合にはそのまま段凹部の残された部分に突き当てて軸受ブ ラケットを圧入することにより、回転数検出基板を装着する場合もしない場合に も共通に使用することができる。
【0006】
本考案の実施例を添付図面を参照して詳細に説明する。 図1は本考案の構成を示す一部省略斜視図で、外周を熱硬化性樹脂により被覆 し成型されたステータ1の一側面に本考案の円形の段凹部2と、段凹部から外周 に向けリード線を引き出す引出し溝3が形成されている。 さらに段凹部2には、段凹部底面から回転数検出基板4の板厚に相当する深さ の凹部5が形成されている。 段凹部2には、中央にロータ軸を挿入するU字状の切欠き6と検出回路に支障 ない部分の外周を切欠いた回転数検出基板4と、外径を段凹部2の径にあわせた 円板状で中央に軸受7を圧入固定した軸受ブラケット8が配置されている。 図2は同一部省略断面側面図で、巻線9を巻装したステータコア10の外周に熱 硬化性樹脂を成型したステータ1の両側面に段凹部2を設け、一方の段凹部2に 軸受7を圧入固定した軸受ブラケット8を圧入固定し、ステータ1の内側にロー タ11を挿入しロータ軸12を上記軸受ブラケット8の軸受7に嵌入し、反対側の段 凹部2に回転数検出基板4を挿入し、段凹部2に設けられた凹部5に嵌め込み、 その上に軸受7を圧入固定した軸受ブラケット8を圧入固定し回転数検出基板4 を挟持し、軸受7によりロータ11を軸支するようにしている。 回転数検出基板4を装着しない場合には、軸受ブラケット8は段凹部2に残さ れた底面13に突き当てて圧入され、軸受ブラケット8の圧入位置が一定に保たれ ることにより、ロータ11の軸方向の遊びを一定にすることができる。
【0007】
以上のように本考案においては、回転数検出基板を装着する場合もしない場合 にも共通に使用できるように、ステータの一方の段凹部に回転数検出基板の形状 に合わせた凹部を形成することにより、ステータおよび軸受ブラケットの共通化 とスペーサ等の追加を必要とせず、コストダウンを図ることができる。
【図1】本考案の構成を示す一部省略斜視図である。
【図2】同一部省略断面側面図である。
【図3】従来の構成を示す一部省略斜視図である。
1 ステータ 2 段凹部 3 引出し溝 4 回転数検出基板 5 凹部 6 U字状の切欠き 7 軸受 8 軸受ブラケット 9 巻線 10 ステータコア 11 ロータ 12 ロータ軸 13 底面
フロントページの続き (72)考案者 成田 勝司 川崎市高津区末長1116番地 株式会社富士 通ゼネラル内
Claims (2)
- 【請求項1】 巻線を巻装したステータコアの外周を熱
硬化性樹脂からなる外被により被覆し成形したステータ
にロータを挿通し、ステータの両側面に設けた段凹部に
ロータの回転軸を軸支する軸受ブラケットを装着してな
る樹脂モールドモータにおいて、上記ステータの一方の
段凹部に回転数検出基板の形状に合わせた凹部を形成
し、上記軸受ブラケットにより回転数検出基板を挟持し
てなることを特徴とするモールドモータの構造。 - 【請求項2】 上記回転数検出基板の外周形状を、検出
回路に必要ない部分を切り欠いた多角形形状としてなる
ことを特徴とする請求項1記載のモールドモータの構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9118891U JPH0541366U (ja) | 1991-11-07 | 1991-11-07 | モールドモータの構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9118891U JPH0541366U (ja) | 1991-11-07 | 1991-11-07 | モールドモータの構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0541366U true JPH0541366U (ja) | 1993-06-01 |
Family
ID=14019474
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9118891U Pending JPH0541366U (ja) | 1991-11-07 | 1991-11-07 | モールドモータの構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0541366U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006352979A (ja) * | 2005-06-14 | 2006-12-28 | Showa Corp | 回転電機 |
-
1991
- 1991-11-07 JP JP9118891U patent/JPH0541366U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006352979A (ja) * | 2005-06-14 | 2006-12-28 | Showa Corp | 回転電機 |
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