JPH0541119U - トランス - Google Patents
トランスInfo
- Publication number
- JPH0541119U JPH0541119U JP9039291U JP9039291U JPH0541119U JP H0541119 U JPH0541119 U JP H0541119U JP 9039291 U JP9039291 U JP 9039291U JP 9039291 U JP9039291 U JP 9039291U JP H0541119 U JPH0541119 U JP H0541119U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- transformer
- coil bobbin
- circuit board
- printed circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
- Housings And Mounting Of Transformers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案はスイッチング電源などに用いられる
面実装トランスに関し、金属端子の位置バラツキの問題
及び搭載プリント基板上における位置固定の安定化の問
題を解決し、安全性，信頼性に優れ、自動実装の導入が
容易に実施できるトランスを提供することを目的とす
る。 【構成】 トランスを構成しているケース１６にコイル
ボビン１２の金属端子１４を固定する凹溝２１を設けケ
ース開口面の端辺上に突起２２を設けて、コイルボビン
１２の金属端子１４を凹溝２１に収納し絶縁性樹脂１９
を充填硬化させ磁心２０を組込みトランスとして完成さ
せプリント基板への実装時においてケースの開口面の突
起２２をプリント基板の穴に挿入し固定させ信頼性の高
いトランスを得る。
面実装トランスに関し、金属端子の位置バラツキの問題
及び搭載プリント基板上における位置固定の安定化の問
題を解決し、安全性，信頼性に優れ、自動実装の導入が
容易に実施できるトランスを提供することを目的とす
る。 【構成】 トランスを構成しているケース１６にコイル
ボビン１２の金属端子１４を固定する凹溝２１を設けケ
ース開口面の端辺上に突起２２を設けて、コイルボビン
１２の金属端子１４を凹溝２１に収納し絶縁性樹脂１９
を充填硬化させ磁心２０を組込みトランスとして完成さ
せプリント基板への実装時においてケースの開口面の突
起２２をプリント基板の穴に挿入し固定させ信頼性の高
いトランスを得る。
Description
【０００１】
本考案はスイッチング電源などに用いられるトランスに関するものである。
【０００２】
近年、放熱効果，絶縁距離の縮小をねらいとしてトランス本体を収納したケー ス内に絶縁性樹脂を注入したトランスが増えつつある。又これらのトランスはセ ット機器の小型化，軽量化など高密度実装化に対応するため表面実装タイプのニ ーズが高まっている。
【０００３】 従来のトランスは図６〜図９のように巻線１を巻回し両端の鍔に金属端子６を 設けたコイルボビン２をケース３に嵌合させて組込んでこのケース３内に絶縁性 樹脂４を注入し硬化させてから磁心５を組込んで構成していた。
【０００４】
しかしながら上記の従来の図８のようなケース３では、コイルボビン２をケー ス３に挿入した際にコイルボビン２の金属端子６の位置決めが困難であり、作業 のバラツキでコイルボビン２の金属端子６と金属端子６の間の絶縁距離の確保が 困難であり、又トランス８として完成した後、図９のようにプリント基板７に実 装する際、面実装トランスのため位置固定が不安定であった。
【０００５】 本考案はこのような従来の課題を解決するものであり簡単な構造で金属端子の 位置決めが容易になり確実にトランスの金属端子間の絶縁距離の確保が容易に行 え且つトランスをプリント基板に実装する際トランスの位置決めが容易に且つ確 実に行えるものを提供することを目的としている。
【０００６】
前記課題を解決するために本考案は両端に鍔を有し巻線を巻回したコイルボビ ンと、前記コイルボビンの両端の鍔のそれぞれ一部に植設し巻線の引出し線を接 続した金属端子と、前記コイルボビンを嵌合するケースに前記コイルボビンに植 設された巻線の引出し線を接続した金属端子を固定させる凹溝を設け、且つケー スの開口面の２つの端辺上に１対の突起を設けたケースと、前記コイルボビンに より形成される容器内に絶縁性樹脂を充填し硬化された構成としたものである。
【０００７】
上記した構成により、コイルボビンに植設された金属端子とケースの嵌合にお いて金属端子の位置決めを容易にし、絶縁距離の確保ができ、且つトランスとし て完成した後、プリント基板実装時の位置固定が容易で確実になることにより安 全性，信頼性に優れ又作業性向上、自動実装の導入が容易に実施できる。
【０００８】
以下、本考案の一実施例について図１〜図５を参照しながら説明する。
【０００９】 図１のように両端に鍔１１を有するコイルボビン１２に巻線１３を巻回し、こ の巻線１３の引出し線を鍔１１に植設した金属端子１４に接続して完成させたコ イル部１５をケース１６に嵌合させている。この嵌合は、ケース１６の内側に設 けたリブ１７にコイルボビン１２の鍔１１の側面の凹溝１８をはめこんで組込み 容器形状に組立て、図２のようにケース１６内に絶縁性樹脂１９を充填硬化させ ケース１６の外側からＥＥ型の磁心２０を組込んでトランスとして完成させてい る。
【００１０】 この際図３のように前記ケース１６の内側とそれに続く端辺上に凹溝２１を設 け、この凹溝２１にコイルボビン１２の金属端子１４を嵌め込むことにより、金 属端子１４の位置決めが容易且つ確実になり金属端子１４と金属端子１４間の絶 縁距離は確保される。
【００１１】 又、図４，図５のようにケース１６の開口面の２つの端辺上に１対の突起２２ を設けることによりプリント基板２５の穴２３にケース１６の突起２２を嵌め込 むことによりトランス２４の位置固定が容易で確実になる。
【００１２】
以上の実施例から明らかなように本考案によれば、トランスを構成しているケ ースの内側とそれに続く端辺上に凹溝を設けることにより、コイルボビンの金属 端子の位置決めが容易になり金属端子間の絶縁距離が確保され、且つケースの開 口面の２つの端辺上に突起を設けることによりプリント基板実装時の位置固定が 容易で確実になることにより安全性，信頼性に優れ又作業性向上、自動実装の導 入が容易に実施でき実用上極めて有利なものとなる。
【図１】本考案の一実施例におけるトランスの分解斜視
図
図
【図２】同組立て途上の正面断面図
【図３】同組立て途上の分解斜視図
【図４】同ケースの斜視図
【図５】同トランスとプリント基板への実装時の平面図
【図６】従来例におけるトランスの分解斜視図
【図７】同組立て途上の正面断面図
【図８】同組立て途上の分解斜視図
【図９】同トランスとプリント基板への実装時の平面図
１１ 鍔 １２ コイルボビン １３ 巻線 １４ 金属端子 １５ コイル部 １６ ケース １７ リブ １８ コイルボビンの鍔の凹溝 １９ 絶縁性樹脂 ２０ 磁心 ２１ ケース内側とその端辺上の凹溝 ２２ ケース開口面の端辺上の突起 ２３ プリント基板の穴 ２４ トランス ２５ プリント基板
Claims (1)
- 【請求項１】巻線部の両端に設けた鍔を有するコイルボ
ビンに巻線を巻回し、鍔のそれぞれの一部に植設した金
属端子に巻線の引出し線を接続して形成したコイルと、
前記コイルボビンの鍔に嵌合されるケースと、このコイ
ルボビンの鍔とケースにより形成される容器内に注入硬
化される絶縁性樹脂と、このケースの外側より組込まれ
る磁心と、ケースの開口面の２つの端辺上に設けられプ
リント基板の穴にはまりこむ１対の突起と、ケースの内
側及び端辺上にコイルボビンの金属端子の固定を行うた
めに設けた凹溝からなるトランス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9039291U JPH0541119U (ja) | 1991-11-05 | 1991-11-05 | トランス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9039291U JPH0541119U (ja) | 1991-11-05 | 1991-11-05 | トランス |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0541119U true JPH0541119U (ja) | 1993-06-01 |
Family
ID=13997312
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9039291U Pending JPH0541119U (ja) | 1991-11-05 | 1991-11-05 | トランス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0541119U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010093107A (ja) * | 2008-10-09 | 2010-04-22 | Tdk Corp | 横型コイル部品 |
| CN113939887A (zh) * | 2019-06-19 | 2022-01-14 | 胜美达集团有限公司 | 感应部件 |
-
1991
- 1991-11-05 JP JP9039291U patent/JPH0541119U/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010093107A (ja) * | 2008-10-09 | 2010-04-22 | Tdk Corp | 横型コイル部品 |
| JP4716054B2 (ja) * | 2008-10-09 | 2011-07-06 | Ｔｄｋ株式会社 | 横型コイル部品 |
| CN113939887A (zh) * | 2019-06-19 | 2022-01-14 | 胜美达集团有限公司 | 感应部件 |
| JP2022537993A (ja) * | 2019-06-19 | 2022-08-31 | スミダ・コンポーネンツ・アンド・モジュールズ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング | 誘導性部品 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0541119U (ja) | トランス | |
| JPH0655228U (ja) | チョークコイル | |
| JP2612163B2 (ja) | ケース付小形巻線部品 | |
| JP2558107Y2 (ja) | 小型コイル | |
| JPS5821165Y2 (ja) | 雑音防止用チョ−クコイル | |
| JP2607610Y2 (ja) | トランス | |
| JPH0539608Y2 (ja) | ||
| JPH0514489Y2 (ja) | ||
| JP2508000Y2 (ja) | コンバ―タトランス | |
| JPH0414901Y2 (ja) | ||
| JPH02884Y2 (ja) | ||
| JP2511837Y2 (ja) | トランス用リ―ド付コネクタ― | |
| JPS5939759Y2 (ja) | 電磁ブザ− | |
| JPH0729613Y2 (ja) | 表面実装型チョークコイル | |
| JPH058666Y2 (ja) | ||
| JPH064569Y2 (ja) | コモンチョークコイル | |
| JPS6112645Y2 (ja) | ||
| JPH0648824Y2 (ja) | カレントトランス用ボビン | |
| JP2584850Y2 (ja) | コイル部品 | |
| JPS6011613Y2 (ja) | フライバックトランス用低圧ボビン | |
| JPH0514496Y2 (ja) | ||
| JP3308405B2 (ja) | コイル部品 | |
| JP2518241Y2 (ja) | コンバータトランス | |
| JPH0244496Y2 (ja) | ||
| JPS6244512Y2 (ja) |