JPH0540830Y2 - - Google Patents

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JPH0540830Y2
JPH0540830Y2 JP6085688U JP6085688U JPH0540830Y2 JP H0540830 Y2 JPH0540830 Y2 JP H0540830Y2 JP 6085688 U JP6085688 U JP 6085688U JP 6085688 U JP6085688 U JP 6085688U JP H0540830 Y2 JPH0540830 Y2 JP H0540830Y2
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temperature
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は現在時刻やタイマーの設定時刻など
を表示する表示部を備えた電気炊飯器に関する。
(従来の技術) タイマーを備える電気炊飯器においては、本体
の外側部に表示部が設けられ、この表示部にデジ
タル方式やアナログ方式により、例えば通常時に
は現在時刻が、タイマー設定時にはその設定時刻
が、さらにタイマー稼働時にはその稼働残時間が
順次切換わつて表示される。そして炊飯器にヒー
タの断線や温度検知器の故障などによる異常が発
生した際に前記表示部に『OFF』や『E(エラ
ー)』、或いは他の記号などによる異常表示が表わ
される。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、このように表示部に異常の表示
が表わされても、その異常が炊飯器のどのような
系統部分で生じたのか全く見当がつかず、その後
の処置に困惑する難点があつた。
この考案はこのような点に着目してなされたも
ので、異常が発生した際に、その異常がどのよう
な系統で発生したのかを表示部を通して推定する
ことができる電気炊飯器を提供することを目的と
したものである。
(作用) 異常が発生した場合にそれが検知されて報知さ
れるとともに、温度検知器が検知した内鍋の外底
部分の温度の値が表示部に表示される。そしてそ
の温度の値が例えば「180」という異常温度であ
れば、加熱系統部分で異常が発生していると推定
することができる。また表示部に表示された温度
の値が通常温度であれば、加熱系統以外の部分に
おいて異常が発生していると推定することができ
る。
(実施例) 以下、この考案の一実施例について図面を参照
して説明する。
図中1は炊飯器の本体で、この本体1の内底部
にヒータ2および温度検知器3が設けられ、また
本体1の上端部に蓋体4が回動自在に枢着され、
この蓋体4の内面部に内蓋5が着脱可能に取付け
られている。
6は本体1内に挿脱自在な内鍋で、炊飯時にこ
の内鍋6内に所定量の米と水を収容し、この内鍋
6を本体1内に挿入し、前記蓋体4を閉じて内蓋
5により内鍋6の開口部を閉塞し、この状態で前
記ヒータ2に通電をし、内鍋6を加熱して炊飯を
するものである。
本体1の内周部には温度ヒユーズ7が配設さ
れ、この温度ヒユーズ7は内鍋6の外底部分の温
度が異常昇温、例えば188℃に達した際に作動し
て溶断するように設定されている。
また本体1の前面側の外側部には、操作パネル
9が設けられ、この操作パネル9にメニユーボタ
ン10、炊飯ボタン11、取消ボタン12、タイ
マーボタン13、時刻合せボタン14,15が配
設されているとともに、さらに例えば液晶による
デジタル式の表示部16が設けられている。
電気回路の構成を第4図に示し、20が本体1
内に組み込まれた制御手段で、この制御手段20
にヒータ制御部21、現在時刻表示制御部22、
タイマー時刻制御部23、温度表示制御部24が
設けられている。そしてこの制御手段20の入力
部に前記の各種のボタン10〜15、および温度
検知器3が接続し、出力部にヒータ2および表示
部16が接続している。
第5図には制御手段20による制御の流れを示
してあり、通常時には、現在時刻表示制御部22
による制御で表示部16に現在時刻が表示され、
タイマーボタン13および時刻合せボタン14を
操作して炊き上がり時刻が設定された際にはその
設定時刻が表示部16に第3図aに示すように点
滅して表示され、さらにタイマーが稼働した後に
はその残時間が第3図bに示すように点灯して表
示される。
一方、ヒータ2の断線、温度検知異常、異常温
度上昇などの異常が発生した場合にはそれが温度
検知器3により検知され、その信号が温度表示制
御部24に入力し、この温度表示制御部24によ
る制御で第3図cに示すように、表示部16の
「分」の単位の一の位の部分(A部)に例えば
「E(エラー)」が表示され、この表示により異常
の発生が報知される。また同時に、表示部16の
「分」の単位の十の位の部分と「時」の単位の一
および十の位の部分(B部)に前記温度検知器3
が検知した内鍋6の外底部分の温度の値が表示さ
れる。そしてその温度の値が例えば「180」とい
う異常温度であれば、ヒータ2による加熱系統部
分で異常が発生していると推定することができ
る。さらに表示部16に表示された温度の値が例
えば「199」であつたとすると、このような場合
には温度ヒユーズ7が正常に機能していないこと
になり、この温度ヒユーズ7に対する温度感知系
統や通電系統に何らかの異常が発生していると推
定することができる。また表示部16に表示され
た温度の値が通常温度であれば、加熱系統以外の
部分において異常が発生していると推定すること
ができる。
なお、前記実施例においては、異常が発生した
際の報知、および温度検知器3が検知した内鍋6
の外底部分の温度の表示をそれぞれ表示部16を
介して行なうようにしたが、表示部16には内鍋
6の外底部分の温度のみを表示し、異常発生の報
知は別個のLEDやブザーなどを用いて行なうよ
うにしても差支えない。
[考案の効果] 以上説明したようにこの考案によれば、異常が
発生した際に、その異常が炊飯器のどの系統部分
で発生したのかを推定することができ、したがつ
てその後の処置を的確に施すことができる利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は炊
飯器の透視斜視図、第2図は操作パネルの正面
図、第3図は表示部の正面図、第4図は電気回路
の構成を示すブロツク図、第5図は制御手段によ
る制御の流れを示すフローチヤートである。 1……本体、3……温度検知器、6……内鍋、
16……表示部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体内に挿脱自在に内鍋が設けられ、本体の外
    側部に現在時刻やタイマー設定時刻などを表示す
    る表示部が設けられたものにおいて、前記内鍋の
    外底部分の温度を検知する温度検知器を配設し、
    異常発生時にその異常を報知し、かつ前記温度検
    知器が検知した内鍋の外底部の温度を前記表示部
    を介して表示することを特徴とした電気炊飯器。
JP6085688U 1988-05-09 1988-05-09 Expired - Lifetime JPH0540830Y2 (ja)

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JP6085688U JPH0540830Y2 (ja) 1988-05-09 1988-05-09

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Publication Number Publication Date
JPH01164929U JPH01164929U (ja) 1989-11-17
JPH0540830Y2 true JPH0540830Y2 (ja) 1993-10-15

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