JPH0539888U - デイスクホイール用チヤツキング装置の爪 - Google Patents

デイスクホイール用チヤツキング装置の爪

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JPH0539888U
JPH0539888U JP8871691U JP8871691U JPH0539888U JP H0539888 U JPH0539888 U JP H0539888U JP 8871691 U JP8871691 U JP 8871691U JP 8871691 U JP8871691 U JP 8871691U JP H0539888 U JPH0539888 U JP H0539888U
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JP
Japan
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claw
hub hole
disc wheel
chucking device
grip
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Pending
Application number
JP8871691U
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English (en)
Inventor
登 坂本
Original Assignee
金井 宏之
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品を交換することなく、各種ハブ穴径のデ
ィスクホイールを把持することができるチャッキング装
置の爪を提供する。 【構成】 段差を設けて形成した複数の把持部を有し、
各把持部の下端に突起部を形成してなるディスクホイー
ル用チャッキング装置の爪である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車用ディスクホイールのハブ穴をチャッキングして搬送する装 置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来ディスクホイールを搬送する手段の一つとして、ロボットその他の搬送装 置に設けたチャッキング装置でディスクのハブ穴を把持して送る方法があり、比 較的搬送距離が短く、正確に位置づける必要がある場合に多く用いられている。 上記搬送方法に用いられるチャッキング装置は、3個割り以上に分割した略円 筒状のチャックを、ディスクのハブ穴径より大なる開状態とハブ穴径より小なる 閉状態とに開閉することで、ハブ穴を把持、解放するものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ディスクホイールは、自動車側の取付部形状に合わせるために、品種ごとにハ ブ穴の直径が様々である。そのため、上記のような搬送を行っているラインでは 、搬送するディスクホイールの品種がハブ穴径の大きく異なるものに変わった場 合、チャッキング装置のチャックをハブ穴径に合ったものに交換する必要があっ た。
【0004】 上記の結果、多品種少量生産の傾向が著しい現在では煩雑なチャック交換作業 を頻繁に行わなければならないという問題点があった。また、各種ハブ穴径に合 わせたチャックを数多く備えておく必要があるために、部品の費用がかさみ、管 理も面倒になるという問題点もあった。 本考案は、上記従来技術の有する問題点に鑑みてなしたものであり、その目的 とするところは、部品を交換することなく、各種ハブ穴径を有するディスクホイ ールを把持することのできるチャッキング装置の爪を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案のディスクホイール用チャッキング装置の爪 は段差を設けて形成した複数の把持部を有し、各把持部の下端に突起部を形成し てなるものである。
【0006】
【作用】
段差を設けた複数の把持部は、爪を複数個配置したときにそれぞれが異なる直 径部を形成する。従ってハブ穴径が大きなディスクホイールは径の大きな部分で 、またハブ穴径が小さなディスクホイールは直径の小さな部分で把持することが 可能となる。 また、各把持部の下端に形成した突起部は、搬送中のディスクホイールの落下 を防止する。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1に示すように、動作ストロークが直径40mmであるチャッキング装置Aの チャッキング用シリンダーBは、その下面にスライド部Cを有している。チャッ キング装置自体の構造は周知であるため説明を省略する。
【0008】 上記スライド部CにボルトDで取り付けられる爪1は、略コ字状の取付部2に 連続して第1把持部3と第1突起部4が、さらに段差をつけて第2把持部5と第 2突起部6が形成されている。なお、爪1は図2に示すように円周方向3等分位 置に3個が取り付けられるが、図1ではそのうちの1個のみを示している。
【0009】 上記第1把持部3と第2把持部5にはそれぞれインサート部材7、8が、やや 突出した状態に埋め込まれてネジ止めされている。インサート部材7、8はディ スクホイールと直接接触する部分であり、多数回の接触によっても摩滅しないよ うに焼き入れを施した鋼材を用いるが、ディスクホイールを傷つけないように樹 脂製とすることもでき、長期にわたる使用で摩滅した場合には交換できるもので ある。
【0010】 上記のように構成された爪1は、閉状態において、インサート部材7の前面が 直径74mmの円周上に(図中E寸法)、またインサート部材8の前面が直径46 mmの円周上(図中F寸法)にある。従って、直径40mmのストロークで開いた状 態では、両インサート部材7、8の前面がそれぞれ直径114mmと86mmの円周 上に位置することになる。また、突起部4、6はインサート部材7、8より2mm 突出している。すなわち、上記構成において第1把持部3ではハブ穴径が78mm から114mmまでのディスクホイールGを、第2把持部5ではハブ穴径が50mm から86mmまでのディスクホイールHを把持することが可能である。
【0011】 また、搬送中は突起部4、6によってディスクホイールの落下が防止される。 なお、爪の各部寸法は上記実施例に限定されるものではなく、把持すべきディ スクホイールのハブ穴径に応じて適宜決定すれば良いものであり、また把持部を 3段あるいはそれ以上形成したり、ストロークの大きなチャッキング装置を採用 することによって把持できるハブ穴径の範囲を広くすることもできる。
【0012】
【考案の効果】
本考案のチャッキング装置の爪は上記構成であるため、各種ハブ穴径のディス クホイールを部品交換することなく搬送することができる。その結果、生産性が 大幅に向上すると共に部品にかかる費用が低減できるという優れた実用的効果を 有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の爪をチャッキング装置に取り付けた状
態の側面図である。
【図2】爪の底面図である。
【符号の説明】 1 爪 2 取付部 3 第1把持部 4 突起部 5 第2把持部 6 突起部 7 インサート部材 8 インサート部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 段差を設けて形成した複数の把持部を有
    し、各把持部の下端に突起部を形成してなるディスクホ
    イール用チャッキング装置の爪。
JP8871691U 1991-10-29 1991-10-29 デイスクホイール用チヤツキング装置の爪 Pending JPH0539888U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004026514A1 (ja) * 2002-09-20 2004-04-01 Taihei Kogyo Co., Ltd. スリッタースタンドの刃替装置および刃替方法
JP2010017831A (ja) * 2008-07-14 2010-01-28 Asahi Breweries Ltd ロボットハンドのフィンガー部材、ロボットハンド、及び、それを有する物品移送機
CN117602368A (zh) * 2023-12-28 2024-02-27 重庆市祥和大宇包装有限公司 一种瓦楞纸板分拣机器人

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