JPH0539195Y2 - - Google Patents

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JPH0539195Y2
JPH0539195Y2 JP7547087U JP7547087U JPH0539195Y2 JP H0539195 Y2 JPH0539195 Y2 JP H0539195Y2 JP 7547087 U JP7547087 U JP 7547087U JP 7547087 U JP7547087 U JP 7547087U JP H0539195 Y2 JPH0539195 Y2 JP H0539195Y2
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JP
Japan
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obstacle
shutter
detection
shutter curtain
obstacle detection
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、建造物の開口部に取付けられる電動
シヤツターの安全装置に関するものである。
[従来技術及び考案が解決しようとする問題点] 今日、この種電動シヤツターにおいては、シヤ
ツターカーテンの下降作動時に障害物があつた場
合に、座板に設けた検知スイツチがこれを検知し
てシヤツターカーテンの下降を緊急停止させる安
全装置が設けられている。しかるに、例えばシヤ
ツターが複数のパネル体をチエンで連結してなる
ものの如く、座板が着地した後もシヤツターカー
テンを繰出して各パネル体(あるいはスラツト)
の間の間隙を封止する必要があるものにこの安全
装置を用いた場合、検知スイツチの作動が着地に
よるものなのか障害物検知によるものなのかの区
別がつかず、この結果、着地した際の検知でシヤ
ツターカーテンの下降が停止して半開状態のまま
となり、全閉できないという欠点がある。
そこで、座板が着地する手前部位にマイクロス
イツチ等の座板位置検知手段を設け、着地手前で
の検知信号の入力は障害物検知とはしないように
切換えるものがあるが、この場合に、切換え位置
は機械的に調整されることになるため、精度的に
劣り、しかも床面からの距離を小さくすることに
限界があつて、これにより座板が着地する直前段
階での障害物検知が不能となり、例えばつま先が
挟まれてしまう等の危険があつて問題となつてい
た。
[問題を解決するための手段] 本考案は、上記の如き実情に鑑みこれらの欠点
を一掃することができる電動シヤツターの安全装
置を提供することを目的として創案されたもので
あつて、電動モータの駆動力でシヤツターカーテ
ンを開閉作動せしめる電動シヤツターにおいて、
前記シヤツターカーテンの下端部に複数の障害物
検知手段を左右方向並列状に配設すると共に、電
動モータの駆動制御部には、前記障害物検知手段
からの検知信号を入力し、最初の検知信号を入力
したときから予め設定される時間内に、残りの障
害物検知手段のうち少なくとも1つからの信号入
力がない場合に、異常であるとして障害物検知判
断をする障害物検知判断部を連繋させて、シヤツ
ターカーテンの緊急停止を行なわしめるべく構成
したことを特徴とするものである。
そして、本考案は、この構成によつて、着地で
あるのか障害物検知であるのかを正確に判断でき
るようにしたものである。
[実施例] 次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。図面において、1はパネルシヤツターのシヤ
ツターカーテンであつて、該シヤツターカーテン
1は、複数のパネル体2を連結チエン3によつて
上下方向所定間隔を存するように一連状に連結し
て構成され、シヤツターケース4に内装される開
閉機5(電動モータ)が正逆駆動することで上下
昇降して開口部を開閉するが、閉鎖姿勢において
シヤツターカーテン1は、先行パネル体2の上端
に後続パネル体2の下端が順次接当してパネル体
2間の間隙を封止して全閉するようになつてい
る。
6は前記シヤツターカーテン1の最下端に連結
される座板であつて、該座板6には、下方に向け
て出没自在な検知部6aが左右方向に複数(実施
例では都合四組)併設されており、さらに座板6
の内部には、前記各検知部6aの没入姿勢をそれ
ぞれ検知する検知スイツチSW1〜4が設けられ
ている。そして、検知部6aが障害物もしくは床
面に接当して座板6に没入した場合には、検知ス
イツチSW1〜4の検知信号が、座板6に設けら
れる送信機7、シヤツターケース4側に設けられ
る受信機8を介して後述する制御部9に入力され
るようになつている。
次に、上記制御部(障害物検知判断部)9によ
る障害物検知制御を第3図に基づいて説明する。
この障害物検知制御は、閉鎖作動時に行なわれる
ことになるが、まず前記検知スイツチSW1〜4
の何れかがON状態となつたかが判断される。こ
の判断は連続的に行なわれるが、YESと判断さ
れると後述する設定時間Tのタイマセツトが成さ
れ、さらに該設定時間Tが経過する前に検知スイ
ツチSW1〜4全てがON状態となつたかを判断
している。そして設定時間内に残りの全ての検知
スイツチSW1〜4がON状態となつた場合には、
座板6が床面に着地したと判断するが、検知スイ
ツチSW1〜4のうちの何れかがOFF状態のまま
で設定時間Tが経過した場合には、座板6が障害
物に接当したと判断し、開閉制御回路(駆動制御
部)11を介して開閉機5の駆動を緊急停止する
ようになつており、またこれと略同時に警報手段
12が警報を発するようになつている。
ここで上記設定時間Tは次の様にして決定され
る。即ち、いま、座板6の着地時に、検知スイツ
チSW1〜4は同時にONするものであると仮定
し、またシヤツターカーテン1の下降速度をVと
する。そして、座板6が着地するときに足の指が
挟まれる等、着地時に予想される座板6の最低危
険高さ(例えば20mm)をHとした場合に、シヤツ
ターカーテン1がHだけ下降するのに要する時間
tは、 t=H/V となる。従つて設定時間Tは、この時間tと同等
かこれよりも小さい値(T≦t)として設定す
る。しかも、座板6の着地時に、検知スイツチ
SW1〜4が同時にONとならず、時間T1の間に
ONとなる場合に、設定時間Tは、前記条件と共
に、誤差時間t2を考慮して前記時間T1よりも大き
く(T>T1)する必要があることは勿論である。
また、床面傾斜していたりした場合に、時間T1
が前記時間tよりも大きくなることがあるが、こ
の様なときには、通常状態で下降せしめた場合に
検知スイツチSW1〜4がどのような順序でON
となり、しかもそのときの時間差を予めセツトし
ておき(このセツトは、例えば点検整備時におい
て制御部9を登録モードに切換えた状態で着地さ
せ、これを正常状態として登録することにより成
すことができる。)、着地時において、検知スイツ
チSW1〜4のON切換え順序が狂つた場合、あ
るいは所定時間内に検知スイツチSW1〜4の
ON動作が続かなかつたような異常があつた場合
に、これを障害物検知することもできる。
尚、12は制御部9を通常の制御モードから登
録モードに切換えるモード切換えスイツチであ
り、13は設定時間Tが記憶されるメモリであ
る。また、14,15はシヤツターカーテン1の
全開と全閉を検知するリミツトスイツチである。
叙述の如く構成された本考案の実施例におい
て、シヤツターカーテン1の下降作動を邪魔する
障害物が存在しない場合には、座板6が床面に着
地すると、第4図Aに示す如く全ての検知スイツ
チSW1〜4が設定時間T内にON状態となつて、
全閉リミツトスイツチ15が検知作動するまで開
閉機5を連続駆動させることになる。また、開口
部に大きな障害物がある場合には、第4図Bに示
す様に検知スピンドルSW1〜4のいずれかがこ
れを検知し、そしてこの場合には設定時間T内に
他の検知スイツチSW1〜4がON状態とならな
いので開閉機5の駆動は停止されることになる。
またさらに、第4図Cに示す如くつま先等の様に
小さな障害物が存在する場合には、検知スイツチ
SW1〜4のうちいずれかが設定時間T内にON
状態とならないので開閉機5の駆動は停止される
ことになる。
この様に本考案にあつては、パネルシヤツター
のシヤツターカーテン下端部に障害物検知手段を
設けたものでありながら、座板6の並設した検知
スイツチSW1〜4が設定時間内に全てON状態
となるか否かを判断することで、着地であるのか
障害物検知であるのかを時間的判断によつて正確
かつ確実に判断することができる。従つて、従来
の機械的手段によるものと比して極めて精度の高
い障害物検知ができる許りでなく、障害物検知の
不作動域も小さくでき、つま先等の小さな障害物
も確実に検知することになるので、人的危険やシ
ヤツターの破損を確実に防止し得て、安全性を大
幅に向上させることができる。
尚、本考案は前記実施例に限定されるものでは
なく、例えば第5図に示すものの如く、障害物検
知が成された場合に、障害物を挟み込むことを防
止させるためにシヤツターカーテン1を所定高さ
上昇させる制御を行なうもので実施しても前記実
施例と同様の効果が得られるものである。
[作用効果] 以上要するに、本考案は叙述の如く構成された
ものであるから、シヤツターカーテン下降時の障
害物検知は、何れかの障害物検知手段からの最初
の検知信号を入力したときから設定時間までの間
に残りの障害物検知手段のうち少なくとも1つか
らの信号入力がない場合に成されることになる。
従つて、障害物検知を、仮令着地直前であつて
も電気的な時間差に基づいて精度良く行なうこと
ができ、従来の機械的なものに比して不検知域を
著しく小さくすることができて、つま先等の小さ
い障害物であつても、検知し得て、人的危険も確
実に防止できる許りか、小さな障害物を挟んだま
ま下降作動を続けてシヤツターカーテンを破損す
る惧れもなく、極めて安全性の高いものとするこ
とができる。
しかも、この安全装置を、シヤツターが複数の
パネル体を所定間隔存して連結してなるものの如
く、座板が着地した後もシヤツターカーテンを繰
出して各パネル体の間の間隙を封止する必要があ
るものに用いた場合も、検知スイツチの作動が着
地であるのか障害物検知であるのかを正確に判断
できるので、着地した際の検知でシヤツターカー
テンが半開状態のまま停止してしまうこともな
く、確実に全閉させることができて極めて都合が
よい。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案に係る電動シヤツターの安全装
置の実施例を示したものであつて、第1図はパネ
ルシヤツターの全体概略斜視図、第2図は安全装
置のブロツク図、第3図は障害物検知制御の手順
を示すフローチヤート図、第4図A,B,Cは同
上作用説明図、第5図は他の実施例を示すフロー
チヤート図である。 図中、1はシヤツターカーテン、5は開閉機
(電動モータ)、6は座板、6a検知部、9は制御
部、SW1〜4は検知スイツチである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電動モータの駆動力でシヤツターカーテンを開
    閉作動せしめる電動シヤツターにおいて、前記シ
    ヤツターカーテンの下端部に複数の障害物検知手
    段を左右方向並列状に配設すると共に、電動モー
    タの駆動制御部には、前記障害物検知手段からの
    検知信号を入力し、最初の検知信号を入力したと
    きから予め設定される時間内に、残りの障害物検
    知手段のうち少なくとも1つからの信号入力がな
    い場合に、異常であるとして障害物検知判断をす
    る障害物検知判断部を連繋させて、シヤツターカ
    ーテンの緊急停止を行なわしめるべく構成したこ
    とを特徴とする電動シヤツターの安全装置。
JP7547087U 1987-05-20 1987-05-20 Expired - Lifetime JPH0539195Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7547087U JPH0539195Y2 (ja) 1987-05-20 1987-05-20

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7547087U JPH0539195Y2 (ja) 1987-05-20 1987-05-20

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Publication Number Publication Date
JPS63184994U JPS63184994U (ja) 1988-11-28
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ID=30921641

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JP7547087U Expired - Lifetime JPH0539195Y2 (ja) 1987-05-20 1987-05-20

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