JPH0541194Y2 - - Google Patents

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JPH0541194Y2
JPH0541194Y2 JP758487U JP758487U JPH0541194Y2 JP H0541194 Y2 JPH0541194 Y2 JP H0541194Y2 JP 758487 U JP758487 U JP 758487U JP 758487 U JP758487 U JP 758487U JP H0541194 Y2 JPH0541194 Y2 JP H0541194Y2
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shutter
circuit
screen
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はスクリーン連動シヤツタの安全装置に
関し、特にスクリーンと並設されているシヤツタ
の上昇及び下降を、スクリーンの昇降に従つて、
制御するスクリーン連動シヤツタの安全装置に関
する。
[従来の技術] 従来から銀行その他の金融機関の自動金銭出納
室、美術館、博物館の陳列室の間仕切には、防災
上の理由等から一般にシヤツタが用いられてい
る。しかし、かかるシヤツタは、スチール等で形
成されているので、室内の美観を考慮する場合に
問題がある。そこで、上記自動金銭出納室内等で
は、シヤツタと並設して樹脂又は布製からなるス
クリーンが使用されている。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、このような従来のスクリーン連
動シヤツタでは、スクリーンとシヤツタが座板で
連結されており、同時にスクリーンとシヤツタが
昇降するので(以下「スクリーン連動シヤツタ」
と略称する)、降下時に手足がスクリーン連動シ
ヤツタに挟まれて大けがをしたり、物が挟まれて
破損したりすることがあり、問題となつていた。
本考案の目的は、手足が挟まれて大けがをした
り、物が挟まれて破損したりしないスクリーン連
動シヤツタの安全装置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 前記問題点を解決するため、シヤツタの少なく
とも一面に、昇降自在のスクリーンが並設されて
該シヤツターの美観を向上させてなるスクリーン
連動シヤツタにおいて、該スクリーン連動シヤツ
タの下降動作の開始を指令するスイツチと、該ス
イツチの投入により作動するスクリーン下降回路
及び第1のタイマ回路と、前記スクリーンが、完
全に下降した場合に確認出力を出力し、不測の事
態により完全に下降した前記スクリーンが持ち上
げられ不正常状態となつた場合に確認停止出力を
出力する確認回路と、該確認回路からの前記確認
出力及び前記第1のタイマ回路からのタイマ信号
が入力されて、シヤツタ下降指令を出力するシヤ
ツタ下降指令回路と、前記シヤツタ下降指令及び
前記確認出力が入力された場合にのみシヤツタを
下降させるシヤツタ下降回路と、前記確認停止出
力が入力されると共に、前記シヤツタ下降指令回
路の出力が入力され、かつ、第2のタイマ回路が
接続されて、該第2のタイマ回路により定まる時
間だけ前記シヤツタを定位置上昇させるシヤツタ
定位置上昇回路とを有してなる、ことを特徴とす
る。
[作用] 本考案は上記構成としたため、シヤツタを下降
させる際は、まず最初にスクリーンを下降させ、
下降と同時に作動する第1のタイマ回路により設
定された時間以内にスクリーンが完全に閉鎖し、
確認回路より確認出力が出されたときに限り、シ
ヤツタを下降させ、またシヤツタの下降途中にス
クリーンが持ち上げられたときは、前記確認回路
より確認停止出力を受け、シヤツタの下降を停止
し、ついで第2のタイマ回路で別途設定した時間
だけ上昇定位置に停止する。上昇停止または上昇
途中においてスクリーンが下げられ、再び前記確
認回路より確認出力を受けると、シヤツタは再び
下降を開始し下限に到達する。
また、確認回路より確認停止又は未確認の出力
が出ている間はシヤツタ下降回路はインターロツ
クされ、シヤツタを下降閉鎖することはできな
い。
[実施例] 次にスクリーン連動シヤツタに用いられる安全
装置の一実施例を添付図面を参照して詳細に説明
する。
第1図は本考案に係る安全装置を備えたスクリ
ーン連動シヤツタを示す平面図、第2図はスクリ
ーン連動シヤツタの要部を示す断面図である。ま
た、第3図は制御装置のブロツク図を示し、第4
A図の第4C図はそのタイムチヤートを示してい
る。
第1,2図においてシヤツタ1は、鉄、その他
の金属で形成され、このシヤツタ1の上端はシヤ
フト2に巻取り可能に取り付けられている。ま
た、その下端には、シヤツタ1と同等の部材、例
えば鉄で形成された座板4が取付けられると共
に、両側端がガイドレール3に設けられたシヤツ
タ用案内溝3aにガイドされている。なお、シヤ
フト2は、チエーンホイール5及びチエーン7を
介してモータ8により駆動される。
スクリーン9の上端は、シヤフト10に巻取り
可能に取り付けられ、下端には座板15が設けら
れている。なお、両側端はシヤツタ用案内溝3a
と並設された溝からなるスクリーン用案内溝3b
にガイドされている。前記スクリーン9の両側端
のガイドレール3の下端には、スクリーン9の完
全閉鎖を検出するリミツトスイツチ又は近接スイ
ツチよりなる検出器20が設けられている。前記
シヤフト10は、チエーンホイール12及びチエ
ーン13を介してモータ14により駆動される。
ケース22は、シヤツタ1及びスクリーン9を
収納する匡体で、天井16に取付けられており、
塵や埃がシヤツタ1、スクリーン9及びモータ
8,14等に付着して円滑な昇降動作が妨げらな
いようにしている。
昇降スイツチ18は、上昇スイツチ18a、下
降スイツチ18b、停止スイツチcを有し、壁1
7に取付けられている。
また、制御ユニツト19には、安全装置の安全
制御回路が配設されて、該安全制御回路の出力は
スクリーンモータ14及びシヤツタモータ8に接
続されると共に、昇降スイツチ18及び検出器2
0が安全制御回路の入力側に接続されている。
第3図のブロツク図にみるように安全制御回路
は、スイツチ50、スクリーン下降回路51、タ
イマT1回路54(第1のタイマ回路)、確認回路
52、シヤツタ下降指令回路55、シヤツタ下降
回路53、タイマT2回路57(第2のタイマ回
路)及びシヤツタ定位置上昇回路56より構成さ
れている。
スイツチ50は昇降スイツチ18の下降スイツ
チ18bに接続されており(本実施例において
は、このスイツチ50は下降スイツチ18bに対
応している)、確認回路52は複数個のリミツト
スイツチ等の検出手段が直列に接続された構成と
なつている。
スクリーン下降回路51の出力は、スクリーン
モータ14に接続され(不図示)、シヤツタ下降
回路53及びシヤツタ定位置上昇回路56の出力
はシヤツタモータ8に接続されている(不図示)。
タイマT1回路54は、スクリーン9の下降と
同時又はスイツチ50の投入と同時にリセツトさ
れ、スクリーン9が完全に下降するまでに要する
時間より長目の時間T1に設定されている。
シヤツタ下降指令回路55には、タイマT1
路54のタイマ出力及び確認回路52の確認出力
が入力され、自己保持機能を有するリレー回路で
構成されている。
シヤツタ下降回路53に、前記シヤツタ下降指
令回路55の出力と確認回路52の確認出力が入
力されて、これらの情報によりシヤツタ1の下降
を制御する制御出力回路である。
シヤツタ定位置上昇回路56に、シヤツタ下降
指令回路55からのシヤツタ下降指令及び確認回
路52の確認停止出力が入力され、これらの情報
からタイマT2回路57により設定された時間T2
だけシヤツタ1を定位置まで上昇停止させる。
上記構成に基づき動作説明を第4A〜第4C図
に沿つて説明する。
下降スイツチ18bを投入すると、スクリーン
下降回路51によりモータ14が作動してスクリ
ーン9が下降開始し、同時にタイマT1回路54
もリセツトされる。
即ち、所定の時間T1だけタイマT1回路54が
動作し、同時にスクリーン9は上限位置より下降
を始める。そして、時間T1が経過したとき、ス
クリーン9が下限に達し、検出器20を「ON」
させると、確認回路52はスクリーン9が異常な
く完全に閉鎖されたと判断し確認出力を出力す
る。また確認回路52から確認出力が出力される
と共に、該確認出力を受けてシヤツタ下降指令回
路55からシヤツタ下降指令がシヤツタ下降回路
53に入力されると第4A図に示すようにシヤツ
タ1の下降が開始される。
また、前記確認回路52から確認出力が時間
T1内に出力されないときは、シヤツタ下降回路
53にはシヤツタ下降指令が入力されないので、
第4B図に示すようにシヤツタ1は下降しない。
一方シヤツタ1の下降中に(即ち、この状態で
はスクリーン9は完全に下降完了している)、障
害物に接触する等の外力が働きスクリーン9が持
ち上げられるような場合は、前記確認回路52は
確認停止出力をシヤツタ定位置上昇回路56に出
力する。そうすると確認出力が出力されなくなる
のでシヤツタ1は下降を停止し、同時にタイマ
T2回路57が作動を開始する。これによりタイ
マT2回路57により設定された時間T2だけシヤ
ツタ定位置上昇回路56が作動し、シヤツタ1は
上昇して定位置に停止する。
その後、前記の外力が取り除かれた場合(第4
c図におけるt5)には、確認回路52から確認
出力が出力されてシヤツタ下降回路53が再作動
し、シヤツタ1が下降動作を開始する。この状態
を示したのが第4c図である。
なお、前記確認回路52より確認停止出力が出
力されるとシヤツタ下降回路53は、インターロ
ツクされ、シヤツタ1は下降しない構成となつて
いる。
[考案の効果] 上記したように本考案によれば、スクリーンを
最初に下降させ、スクリーンの完全閉鎖を確認し
てからシヤツタを自動的に下降させる構造として
あり、またシヤツタ下降の途中でスクリーンを外
力により持ち上げるなどした場合は、スクリーン
が正常状態に至るまでシヤツタは下降を停止する
ようにしてあるため、手足が挟まれて大けがをし
たり、物が挟まれて破損したりしないスクリーン
連動シヤツタの安全装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案スクリーン連動シヤツタ制御装
置の一実施例を示す平面図、第2図はスクリーン
連動シヤツタの要部を示す断面図、第3図は制御
ユニツトの一例を示すブロツク図、第4A図〜第
4C図はタイムチヤートである。 1……シヤツタ、3……ガイドレール、4,1
5……座板、5,12……チエーンホイール、
7,13……チエーン、8,14……モータ、9
……スクリーン、10……シヤフト、16……天
井、17……壁、18……昇降スイツチ、19…
…制御ユニツト、20……リミツトスイツチ、2
1……地中配線、22……ケース、50……スイ
ツチ、51……スクリーン下降回路、52……確
認回路、53……シヤツタ下降回路、54……タ
イマT1回路(第1のタイマ回路)、55……シヤ
ツタ下降指令回路、56……シヤツタ定位置上昇
回路、57……タイマT2回路(第2のタイマ回
路)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 シヤツタの少なくとも一面に、昇降自在のスク
    リーンが並設されたスクリーン連動シヤツタにお
    いて、 該スクリーン連動シヤツタの下降動作の開始を
    指令するスイツチと、 該スイツチの投入により作動するスクリーン下
    降回路及び第1のタイマ回路と、 前記スクリーンが、完全に下降した場合に確認
    出力を出力し、不測の事態により完全に下降した
    前記スクリーンが持ち上げられ不正常状態となつ
    た場合に確認停止出力を出力する確認回路と、 該確認回路からの前記確認出力及び前記第1の
    タイマ回路からのタイマ信号が入力されて、シヤ
    ツタ下降指令を出力するシヤツタ下降指令回路
    と、 前記シヤツタ下降指令及び前記確認出力が入力
    された場合にのみシヤツタを下降させるシヤツタ
    下降回路と、 前記確認停止出力が入力されると共に、前記シ
    ヤツタ下降指令回路の出力が入力され、かつ、第
    2のタイマ回路が接続されて、該第2のタイマ回
    路により定まる時間だけ前記シヤツタを定位置上
    昇させるシヤツタ定位置上昇回路とを有してな
    る、 ことを特徴とするスクリーン連動シヤツタの安全
    装置。
JP758487U 1987-01-23 1987-01-23 Expired - Lifetime JPH0541194Y2 (ja)

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JPS63116693U JPS63116693U (ja) 1988-07-27
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