JPH0538323A - 内視鏡用フード装置 - Google Patents
内視鏡用フード装置Info
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- JPH0538323A JPH0538323A JP3195534A JP19553491A JPH0538323A JP H0538323 A JPH0538323 A JP H0538323A JP 3195534 A JP3195534 A JP 3195534A JP 19553491 A JP19553491 A JP 19553491A JP H0538323 A JPH0538323 A JP H0538323A
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B1/00—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
- A61B1/00064—Constructional details of the endoscope body
- A61B1/00071—Insertion part of the endoscope body
- A61B1/0008—Insertion part of the endoscope body characterised by distal tip features
- A61B1/00091—Nozzles
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B1/00—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
- A61B1/12—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor with cooling or rinsing arrangements
- A61B1/126—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor with cooling or rinsing arrangements provided with means for cleaning in-use
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- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構成で観察窓の外表面を洗浄すると共
に、汚物などが溜まるのを防止して消毒を容易かつ確実
に行う。 【構成】 フード装置２０は、内視鏡の挿入部先端部７
に着脱自在のフード本体部２１を有している。このフー
ド本体部２１には、内視鏡の送気・送水チャンネル１６
の開口部１７を塞ぐように付勢する弾性部材を有した逆
流防止弁２２が設けられている。この逆流防止弁２２
は、送気・送水チャンネル１６から送られる流体によっ
て押し上げられ、チャンネル開口部１７を開いてこの開
口部と対向するように位置する。そして、逆流防止弁２
２により送気・送水チャンネル開口部１７から送出され
る流体が内視鏡の観察窓１３へ向かうように流れを変
え、この流体が観察窓へ向かって送出される。
に、汚物などが溜まるのを防止して消毒を容易かつ確実
に行う。 【構成】 フード装置２０は、内視鏡の挿入部先端部７
に着脱自在のフード本体部２１を有している。このフー
ド本体部２１には、内視鏡の送気・送水チャンネル１６
の開口部１７を塞ぐように付勢する弾性部材を有した逆
流防止弁２２が設けられている。この逆流防止弁２２
は、送気・送水チャンネル１６から送られる流体によっ
て押し上げられ、チャンネル開口部１７を開いてこの開
口部と対向するように位置する。そして、逆流防止弁２
２により送気・送水チャンネル開口部１７から送出され
る流体が内視鏡の観察窓１３へ向かうように流れを変
え、この流体が観察窓へ向かって送出される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、内視鏡の先端部に着脱
可能な内視鏡用フード装置に関する。
可能な内視鏡用フード装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】体腔内などに細長な挿入部を挿入するこ
とによって、体腔内の深部などを観察したり、必要に応
じて処置具を用いることにより、治療処置なども行うこ
とのできる内視鏡が医療分野において広く用いられるよ
うになった。また、工業分野においても、ジェットエン
ジン内部とかプラント内部などの検査等に内視鏡が広く
用いられている。
とによって、体腔内の深部などを観察したり、必要に応
じて処置具を用いることにより、治療処置なども行うこ
とのできる内視鏡が医療分野において広く用いられるよ
うになった。また、工業分野においても、ジェットエン
ジン内部とかプラント内部などの検査等に内視鏡が広く
用いられている。
【０００３】従来の医療用内視鏡における挿入部先端側
の構成を図６に示す。この医療用内視鏡の挿入部５１の
先端部５２には観察窓５３が形成され、この観察窓５３
には対物レンズ系５４が取り付けられ、この対物レンズ
系５４の焦点面に配置したイメージガイド５５の先端面
に光学像を結ぶようにしてある。
の構成を図６に示す。この医療用内視鏡の挿入部５１の
先端部５２には観察窓５３が形成され、この観察窓５３
には対物レンズ系５４が取り付けられ、この対物レンズ
系５４の焦点面に配置したイメージガイド５５の先端面
に光学像を結ぶようにしてある。
【０００４】前記観察窓５３に隣接して送気・送水チャ
ンネル５６が形成されており、この送気・送水チャンネ
ル５６の先端には洗浄用のノズル５７が取り付けられて
いる。このノズル５７の先端は屈曲されて、観察窓５３
に取り付けられる対物レンズ系５４の外表面に向くよう
に取り付けられ、このノズル５７から噴出される洗浄水
などにより、体液などで汚れた対物レンズ系５４（観察
窓５３）の外表面を洗浄できるようにしている。
ンネル５６が形成されており、この送気・送水チャンネ
ル５６の先端には洗浄用のノズル５７が取り付けられて
いる。このノズル５７の先端は屈曲されて、観察窓５３
に取り付けられる対物レンズ系５４の外表面に向くよう
に取り付けられ、このノズル５７から噴出される洗浄水
などにより、体液などで汚れた対物レンズ系５４（観察
窓５３）の外表面を洗浄できるようにしている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来例のようにノズル５７が屈曲しているので、内視鏡を
使用すると、このノズル５７の屈曲部分に汚物などが溜
まり易く、使用後の消毒液などによる消毒処理でも完全
に除去、滅菌することが困難になり、この消毒処理が完
全でないと、雑菌の繁殖源になり、次に使用する場合、
感染させてしまうという問題点があった。
来例のようにノズル５７が屈曲しているので、内視鏡を
使用すると、このノズル５７の屈曲部分に汚物などが溜
まり易く、使用後の消毒液などによる消毒処理でも完全
に除去、滅菌することが困難になり、この消毒処理が完
全でないと、雑菌の繁殖源になり、次に使用する場合、
感染させてしまうという問題点があった。
【０００６】なお、実公昭６４−６８０４号公報では先
端部に送気・送水ノズルを設けたキャップを着脱自在で
取り付けられるようにしたものを開示している。この公
報において、送気・送水ノズルは送気・送水パイプに嵌
合するように、即ち、前記従来例のノズル５７を着脱可
能とした構成となっている。このため、キャップの構造
が複雑であると共に、キャップには依然として汚物など
が溜まり易くなっている。また、このキャップの消毒も
容易ではないなどの不具合があった。
端部に送気・送水ノズルを設けたキャップを着脱自在で
取り付けられるようにしたものを開示している。この公
報において、送気・送水ノズルは送気・送水パイプに嵌
合するように、即ち、前記従来例のノズル５７を着脱可
能とした構成となっている。このため、キャップの構造
が複雑であると共に、キャップには依然として汚物など
が溜まり易くなっている。また、このキャップの消毒も
容易ではないなどの不具合があった。
【０００７】本発明は、これらの事情に鑑みてなされた
もので、簡単な構成で観察窓の外表面を洗浄できると共
に、汚物などが溜まりにくく消毒を容易かつ確実に行う
ことが可能な内視鏡用フード装置を提供することを目的
としている。
もので、簡単な構成で観察窓の外表面を洗浄できると共
に、汚物などが溜まりにくく消毒を容易かつ確実に行う
ことが可能な内視鏡用フード装置を提供することを目的
としている。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明の内視鏡用フード
装置は、内視鏡の挿入部先端に着脱自在のフード本体
と、このフード本体に設けられ、内視鏡の送気・送水チ
ャンネル開口部と対向するように位置して前記送気・送
水チャンネル開口部より送出される流体を内視鏡の観察
窓へ向かうように流れを変える流体方向変換部とを備え
たものである。
装置は、内視鏡の挿入部先端に着脱自在のフード本体
と、このフード本体に設けられ、内視鏡の送気・送水チ
ャンネル開口部と対向するように位置して前記送気・送
水チャンネル開口部より送出される流体を内視鏡の観察
窓へ向かうように流れを変える流体方向変換部とを備え
たものである。
【０００９】
【作用】内視鏡の挿入部先端にフード本体を着脱自在に
装着する。内視鏡の送気・送水チャンネル開口部と対向
するような位置にフード本体に設けられた流体方向変換
部は、送気・送水チャンネル開口部より送出される流体
を内視鏡の観察窓へ向かうように流れを変える。そし
て、この流体が観察窓へ向かって送出される。
装着する。内視鏡の送気・送水チャンネル開口部と対向
するような位置にフード本体に設けられた流体方向変換
部は、送気・送水チャンネル開口部より送出される流体
を内視鏡の観察窓へ向かうように流れを変える。そし
て、この流体が観察窓へ向かって送出される。
【００１０】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図１及び図２は本発明の第１実施例に係り、図１
は内視鏡用フード装置を内視鏡先端部に装着した状態を
示す断面図、図２は内視鏡の全体の構成を示す説明図で
ある。
する。図１及び図２は本発明の第１実施例に係り、図１
は内視鏡用フード装置を内視鏡先端部に装着した状態を
示す断面図、図２は内視鏡の全体の構成を示す説明図で
ある。
【００１１】図２に示すように、内視鏡１は体腔内など
に挿入できるように細長で可撓性を有する挿入部２と、
この挿入部２の後端に連設された太幅の操作部３と、こ
の操作部３の後端に形成された接眼部４と、前記操作部
３の側部から延出されたライトガイドケーブル５とから
なり、このライトガイドケーブル５の端部に取り付けた
コネクタ６を図示しない光源装置に着脱自在で接続する
ことができる。
に挿入できるように細長で可撓性を有する挿入部２と、
この挿入部２の後端に連設された太幅の操作部３と、こ
の操作部３の後端に形成された接眼部４と、前記操作部
３の側部から延出されたライトガイドケーブル５とから
なり、このライトガイドケーブル５の端部に取り付けた
コネクタ６を図示しない光源装置に着脱自在で接続する
ことができる。
【００１２】前記挿入部２は、先端側から硬質の先端部
７と、湾曲自在の湾曲部８と、可撓性の可撓管部９とか
らなり、操作部３に設けた湾曲ノブ１０を操作すること
によって、湾曲部８を湾曲できるようになっている。
７と、湾曲自在の湾曲部８と、可撓性の可撓管部９とか
らなり、操作部３に設けた湾曲ノブ１０を操作すること
によって、湾曲部８を湾曲できるようになっている。
【００１３】前記ライトガイドケーブル５のコネクタ６
を光源装置に接続することによって、光源装置内の図示
しないランプの白色光がライトガイド１１の端面に照射
され、このライトガイド１１により照明光がライトガイ
ドケーブル５，操作部３，挿入部２内を伝送され、先端
部７側の前端面に設けられた照明窓１２から前方に出射
され、図示しない被検体を照明する。
を光源装置に接続することによって、光源装置内の図示
しないランプの白色光がライトガイド１１の端面に照射
され、このライトガイド１１により照明光がライトガイ
ドケーブル５，操作部３，挿入部２内を伝送され、先端
部７側の前端面に設けられた照明窓１２から前方に出射
され、図示しない被検体を照明する。
【００１４】照明された被検体は先端部７の観察窓１３
に設けた図１に示す対物レンズ系１４によって、その焦
点面に固定されたイメージガイド１５の一方の端面に光
学像が結ばれる。このイメージガイド１５によって接眼
部４側の他方の端面に光学像が伝送される。接眼部４に
は、イメージガイド１５の他方の端面に対向して図示し
ない接眼レンズが配置され、該接眼レンズを経て肉眼に
て拡大観察することができる。
に設けた図１に示す対物レンズ系１４によって、その焦
点面に固定されたイメージガイド１５の一方の端面に光
学像が結ばれる。このイメージガイド１５によって接眼
部４側の他方の端面に光学像が伝送される。接眼部４に
は、イメージガイド１５の他方の端面に対向して図示し
ない接眼レンズが配置され、該接眼レンズを経て肉眼に
て拡大観察することができる。
【００１５】また、前記内視鏡１には、図１に示すよう
に送気あるいは送水して観察窓１３の洗浄等を行うため
の送気・送水チャンネル１６が設けられ、先端部７の前
端面のチャンネル開口部１７より洗浄水等が流出するよ
うになっている。なお、送気・送水手段としては、例え
ば図２に示すように送気・送水チャンネル１６の手元側
開口部１８を設け、ここにシリンジ等を接続して送気・
送水しても良いし、送気・送水ポンプ等を備えた流体制
御装置を接続可能なようにし、送気・送水弁を操作する
ことによって送気・送水しても良い。
に送気あるいは送水して観察窓１３の洗浄等を行うため
の送気・送水チャンネル１６が設けられ、先端部７の前
端面のチャンネル開口部１７より洗浄水等が流出するよ
うになっている。なお、送気・送水手段としては、例え
ば図２に示すように送気・送水チャンネル１６の手元側
開口部１８を設け、ここにシリンジ等を接続して送気・
送水しても良いし、送気・送水ポンプ等を備えた流体制
御装置を接続可能なようにし、送気・送水弁を操作する
ことによって送気・送水しても良い。
【００１６】前記内視鏡１の先端部７には、図１に示す
ようにフード装置２０が着脱自在に装着されるようにな
っている。フード本体部２１は略円筒状に構成されてお
り、内側には前記チャンネル開口部１７を塞ぐように流
体方向変換部としての逆流防止弁２２が設けられてい
る。この逆流防止弁２２は、チャンネル開口部１７を塞
ぐように図示しない弾性部材等で付勢されており、送気
・送水チャンネル１６から流体が送られると、この流体
によって押し上げられ、チャンネル開口部１７が開くよ
うになっている。また、逆流防止弁２２に設けられたス
トッパー２３がフード本体部２１の内側面に当接するこ
とによって、逆流防止弁２２が開いた状態で所定の角度
に位置するようになっている。
ようにフード装置２０が着脱自在に装着されるようにな
っている。フード本体部２１は略円筒状に構成されてお
り、内側には前記チャンネル開口部１７を塞ぐように流
体方向変換部としての逆流防止弁２２が設けられてい
る。この逆流防止弁２２は、チャンネル開口部１７を塞
ぐように図示しない弾性部材等で付勢されており、送気
・送水チャンネル１６から流体が送られると、この流体
によって押し上げられ、チャンネル開口部１７が開くよ
うになっている。また、逆流防止弁２２に設けられたス
トッパー２３がフード本体部２１の内側面に当接するこ
とによって、逆流防止弁２２が開いた状態で所定の角度
に位置するようになっている。
【００１７】次に、本実施例の作用について説明する。
内視鏡１の先端部７にフード装置２０を装着し、挿入部
２を被検体に挿入して観察を行う。送気・送水を行う場
合には、送気・送水チャンネル１６より流体を送出す
る。このとき、逆流防止弁２２は流体によって押し上げ
られ、図１の破線で示すような状態で開く。そして、送
気・送水チャンネル１６から送られた流体は、逆流防止
弁２２によって向きが変えられ、観察窓１３の方向へ流
れる。これにより、観察窓１３に向かって送気あるいは
送水がなされ、観察窓１３の外表面に付着などしている
付着物を除去することができる。即ち、従来のノズルを
経て流体を噴出した場合と同様に、観察窓１３の外表
面、つまり対物レンズ系１４の外表面の洗浄が行われ
る。
内視鏡１の先端部７にフード装置２０を装着し、挿入部
２を被検体に挿入して観察を行う。送気・送水を行う場
合には、送気・送水チャンネル１６より流体を送出す
る。このとき、逆流防止弁２２は流体によって押し上げ
られ、図１の破線で示すような状態で開く。そして、送
気・送水チャンネル１６から送られた流体は、逆流防止
弁２２によって向きが変えられ、観察窓１３の方向へ流
れる。これにより、観察窓１３に向かって送気あるいは
送水がなされ、観察窓１３の外表面に付着などしている
付着物を除去することができる。即ち、従来のノズルを
経て流体を噴出した場合と同様に、観察窓１３の外表
面、つまり対物レンズ系１４の外表面の洗浄が行われ
る。
【００１８】このようにして、患部などの観察に使用し
た後、内視鏡１を消毒する場合には、フード装置２０を
内視鏡１から取り外すことにより、内視鏡１は屈曲した
ノズル部分を有しないので確実に消毒することができ
る。また、フード装置２０も円筒形状の簡単な構造であ
るので、確実に消毒することができる。これらの操作は
簡単に行うことができる。なお、フード装置２０は、使
い捨てにすることもできる。
た後、内視鏡１を消毒する場合には、フード装置２０を
内視鏡１から取り外すことにより、内視鏡１は屈曲した
ノズル部分を有しないので確実に消毒することができ
る。また、フード装置２０も円筒形状の簡単な構造であ
るので、確実に消毒することができる。これらの操作は
簡単に行うことができる。なお、フード装置２０は、使
い捨てにすることもできる。
【００１９】従って、汚物などが溜まることなく簡単な
作業で確実に消毒を行うことができる。これと共に、通
常のノズルを経て流体を噴出したものと同様の観察窓の
洗浄機能を簡単な構成で備えることができる。また、送
気・送水チャンネル１６より流体が送出されないとき
は、逆流防止弁２２によってチャンネル開口部１７は塞
がれているため、送気・送水チャンネル１６内に汚物等
が流入することを防止できる。
作業で確実に消毒を行うことができる。これと共に、通
常のノズルを経て流体を噴出したものと同様の観察窓の
洗浄機能を簡単な構成で備えることができる。また、送
気・送水チャンネル１６より流体が送出されないとき
は、逆流防止弁２２によってチャンネル開口部１７は塞
がれているため、送気・送水チャンネル１６内に汚物等
が流入することを防止できる。
【００２０】図３は本発明の第２実施例に係る内視鏡用
フード装置を内視鏡先端部に装着した状態を示す断面図
である。
フード装置を内視鏡先端部に装着した状態を示す断面図
である。
【００２１】第２実施例のフード装置３０は、内側にフ
ード保持用の突起部３１を有している。この突起部３１
が内視鏡先端部７に設けられたフード保持溝３２に係入
してフード本体が保持され、着脱自在に装着されるよう
になっている。フード装置３０の先端側には、内視鏡に
よる観察等が行えるように開口部３３が設けられてい
る。さらに、フード装置３０には、流体方向変換部とし
て送気・送水チャンネル１６のチャンネル開口部１７と
対向する位置に洗浄壁３４が設けられている。
ード保持用の突起部３１を有している。この突起部３１
が内視鏡先端部７に設けられたフード保持溝３２に係入
してフード本体が保持され、着脱自在に装着されるよう
になっている。フード装置３０の先端側には、内視鏡に
よる観察等が行えるように開口部３３が設けられてい
る。さらに、フード装置３０には、流体方向変換部とし
て送気・送水チャンネル１６のチャンネル開口部１７と
対向する位置に洗浄壁３４が設けられている。
【００２２】本実施例では、フード装置３０は内視鏡先
端部７のフード保持溝３２に突起部３１が係入すること
によって装着、固定される。送気あるいは送水を行うと
きには、送気・送水チャンネル１６を介して流体が導か
れ、チャンネル開口部１７より噴出する。噴出した流体
は洗浄壁３４にぶつかって観察窓１３に向かって流れ
る。これにより、観察窓１３の外表面の洗浄が行われ
る。
端部７のフード保持溝３２に突起部３１が係入すること
によって装着、固定される。送気あるいは送水を行うと
きには、送気・送水チャンネル１６を介して流体が導か
れ、チャンネル開口部１７より噴出する。噴出した流体
は洗浄壁３４にぶつかって観察窓１３に向かって流れ
る。これにより、観察窓１３の外表面の洗浄が行われ
る。
【００２３】患部などの観察に使用した後に内視鏡１を
消毒する場合には、第１実施例と同様にフード装置３０
を内視鏡１から取り外し、容易にかつ確実に消毒するこ
とができる。フード装置３０は突起部３１、開口部３３
等を有するだけの簡単な構造であるので、第１実施例と
比較しても消毒、滅菌性に優れている。
消毒する場合には、第１実施例と同様にフード装置３０
を内視鏡１から取り外し、容易にかつ確実に消毒するこ
とができる。フード装置３０は突起部３１、開口部３３
等を有するだけの簡単な構造であるので、第１実施例と
比較しても消毒、滅菌性に優れている。
【００２４】従って、第１実施例と同様に、簡単な構成
により通常のノズルを経て流体を噴出したものと同様の
観察窓の洗浄機能を有すると共に、汚物などが溜まるこ
となく簡単な作業で消毒処理を完全に行うことができ
る。
により通常のノズルを経て流体を噴出したものと同様の
観察窓の洗浄機能を有すると共に、汚物などが溜まるこ
となく簡単な作業で消毒処理を完全に行うことができ
る。
【００２５】図４は本発明の第３実施例に係る内視鏡用
フード装置の構成を示す断面図である。
フード装置の構成を示す断面図である。
【００２６】第３実施例は第２実施例の変形例である。
フード装置３５は、内視鏡先端部７のフード保持溝３２
に係入するフード保持用の突起部３１と、内視鏡による
観察等が行えるように先端側に開口部３３が設けられて
いる。本実施例では、第２実施例と異なり、曲面状の洗
浄壁３６が設けられている。この洗浄壁３６にチャンネ
ル開口部１７より噴出した流体がぶつかり、第２実施例
と同様に観察窓１３に向かって流れ、観察窓１３の外表
面の洗浄が行われる。その他の構成、作用及び効果は第
２実施例と同様である。
フード装置３５は、内視鏡先端部７のフード保持溝３２
に係入するフード保持用の突起部３１と、内視鏡による
観察等が行えるように先端側に開口部３３が設けられて
いる。本実施例では、第２実施例と異なり、曲面状の洗
浄壁３６が設けられている。この洗浄壁３６にチャンネ
ル開口部１７より噴出した流体がぶつかり、第２実施例
と同様に観察窓１３に向かって流れ、観察窓１３の外表
面の洗浄が行われる。その他の構成、作用及び効果は第
２実施例と同様である。
【００２７】図５は本発明の第４実施例に係る内視鏡用
フード装置を内視鏡先端部に装着した状態を示す断面図
である。
フード装置を内視鏡先端部に装着した状態を示す断面図
である。
【００２８】第４実施例のフード装置４０は、第２実施
例と同様に内側にフード保持用の突起部４１を有してお
り、この突起部４１が内視鏡先端部７に設けられたフー
ド保持溝４２に係入し、着脱自在に装着されるようにな
っている。また、フード装置４０の先端側には、内視鏡
による観察等が行えるように開口部４３が設けられてい
る。さらに、フード装置４０には、送気・送水チャンネ
ル１６のチャンネル開口部１７と対向して一方の端部が
位置するようにノズル４４が設けられている。このノズ
ル４４の他方の端部は、観察窓１３に向かって開口する
ように位置している。
例と同様に内側にフード保持用の突起部４１を有してお
り、この突起部４１が内視鏡先端部７に設けられたフー
ド保持溝４２に係入し、着脱自在に装着されるようにな
っている。また、フード装置４０の先端側には、内視鏡
による観察等が行えるように開口部４３が設けられてい
る。さらに、フード装置４０には、送気・送水チャンネ
ル１６のチャンネル開口部１７と対向して一方の端部が
位置するようにノズル４４が設けられている。このノズ
ル４４の他方の端部は、観察窓１３に向かって開口する
ように位置している。
【００２９】本実施例では、第２実施例と同様にフード
装置４０の突起部４１がフード保持溝４２に係入するこ
とによって内視鏡先端部７に装着、固定される。送気あ
るいは送水を行うときには、送気・送水チャンネル１６
を介して流体が導かれ、チャンネル開口部１７より噴出
する。噴出した流体は対向するノズル４４内に導かれ、
ノズル４４の他端より観察窓１３に向かって噴出する。
これにより、観察窓１３の外表面の洗浄が行われる。な
お、ノズル４４の両端は開いているため、汚物等は溜ま
りにくくなっている。
装置４０の突起部４１がフード保持溝４２に係入するこ
とによって内視鏡先端部７に装着、固定される。送気あ
るいは送水を行うときには、送気・送水チャンネル１６
を介して流体が導かれ、チャンネル開口部１７より噴出
する。噴出した流体は対向するノズル４４内に導かれ、
ノズル４４の他端より観察窓１３に向かって噴出する。
これにより、観察窓１３の外表面の洗浄が行われる。な
お、ノズル４４の両端は開いているため、汚物等は溜ま
りにくくなっている。
【００３０】従って、第２実施例と同様に、簡単な構成
により通常のノズルを経て流体を噴出したものと同様の
観察窓の洗浄機能を有すると共に、汚物などが溜まるこ
となく簡単な作業で消毒処理を完全に行うことができ
る。
により通常のノズルを経て流体を噴出したものと同様の
観察窓の洗浄機能を有すると共に、汚物などが溜まるこ
となく簡単な作業で消毒処理を完全に行うことができ
る。
【００３１】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、簡
単な構成で観察窓の外表面を洗浄できると共に、汚物な
どが溜まりにくく消毒を容易かつ確実に行うことが可能
となる効果がある。
単な構成で観察窓の外表面を洗浄できると共に、汚物な
どが溜まりにくく消毒を容易かつ確実に行うことが可能
となる効果がある。
【図１】本発明の第１実施例に係る内視鏡用フード装置
を内視鏡先端部に装着した状態を示す断面図
を内視鏡先端部に装着した状態を示す断面図
【図２】内視鏡全体の構成を示す説明図
【図３】本発明の第２実施例に係る内視鏡用フード装置
を内視鏡先端部に装着した状態を示す断面図
を内視鏡先端部に装着した状態を示す断面図
【図４】本発明の第３実施例に係る内視鏡用フード装置
の構成を示す断面図
の構成を示す断面図
【図５】本発明の第４実施例に係る内視鏡用フード装置
を内視鏡先端部に装着した状態を示す断面図
を内視鏡先端部に装着した状態を示す断面図
【図６】従来の内視鏡における挿入部先端側の構成例を
示す断面図
示す断面図
７…先端部 １３…観察窓 １６…送気・送水チャンネル １７…チャンネル開口部 ２０，３０，３５，４０…フード装置 ２１…フード本体部 ２２…逆流防止弁 ３４，３６…洗浄壁 ４４…ノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大曲 泰彦 東京都渋谷区幡ケ谷２丁目43番２号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 中村 一郎 東京都渋谷区幡ケ谷２丁目43番２号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 鷲塚 信彦 東京都渋谷区幡ケ谷２丁目43番２号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 大明 義直 東京都渋谷区幡ケ谷２丁目43番２号 オリ ンパス光学工業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】 内視鏡の挿入部先端に着脱自在のフード
本体と、 このフード本体に設けられ、内視鏡の送気・送水チャン
ネル開口部と対向するように位置して前記送気・送水チ
ャンネル開口部より送出される流体を内視鏡の観察窓へ
向かうように流れを変える流体方向変換部とを備えたこ
とを特徴とする内視鏡用フード装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3195534A JPH0538323A (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | 内視鏡用フード装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3195534A JPH0538323A (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | 内視鏡用フード装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0538323A true JPH0538323A (ja) | 1993-02-19 |
Family
ID=16342694
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3195534A Withdrawn JPH0538323A (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | 内視鏡用フード装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0538323A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09238893A (ja) * | 1996-03-04 | 1997-09-16 | Olympus Optical Co Ltd | 内視鏡 |
| JP2012254153A (ja) * | 2011-06-08 | 2012-12-27 | Fujifilm Corp | 内視鏡用流体噴射ノズルユニット及び内視鏡 |
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| US9345386B1 (en) | 2014-11-24 | 2016-05-24 | Gyrus Acmi, Inc. | Adjustable endoscope sheath |
| US9585547B2 (en) | 2014-11-24 | 2017-03-07 | Gyrus Acmi, Inc. | Adjustable endoscope sheath |
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| CN113413116A (zh) * | 2021-05-17 | 2021-09-21 | 杭州莱恩瑟特医疗技术有限公司 | 保护罩、前端部及电子内窥镜 |
| CN113499024A (zh) * | 2021-09-09 | 2021-10-15 | 上海执中医疗技术有限公司 | 偏转器、偏转***及镜头维持*** |
-
1991
- 1991-08-05 JP JP3195534A patent/JPH0538323A/ja not_active Withdrawn
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| US11266303B2 (en) | 2013-09-26 | 2022-03-08 | Gyrus Acmi, Inc. | Oblong endoscope sheath |
| US10799097B2 (en) | 2013-09-26 | 2020-10-13 | Gyrus Acmi, Inc. | Endoscope system including a resilient reservoir |
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| US10028644B2 (en) | 2013-09-26 | 2018-07-24 | Gyrus Acmi, Inc. | Oblong endoscope sheath |
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| US10478052B2 (en) | 2013-09-26 | 2019-11-19 | Gyrus Acmi, Inc. | Oblong endoscope sheath |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981112 |