JPH0537700A - フアクシミリ装置 - Google Patents

フアクシミリ装置

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JPH0537700A
JPH0537700A JP3187130A JP18713091A JPH0537700A JP H0537700 A JPH0537700 A JP H0537700A JP 3187130 A JP3187130 A JP 3187130A JP 18713091 A JP18713091 A JP 18713091A JP H0537700 A JPH0537700 A JP H0537700A
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character
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recognized
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image
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JP3187130A
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Inventor
Toshio Seto
敏男 瀬戸
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Character Discrimination (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、ファクシミリ装置に関し、OCRの
文字認識により送信データ量を圧縮して伝送時間を短く
し、伝送トラヒックの混雑を緩和すると共に、たとえO
CRで文字が認識できない場合でも、原画の情報を欠落
させることなく、美しい画像を伝送することを目的とす
る。 【構成】送信原稿15を画像読取り部21で読み取り、文字
切出し部22で文字情報を切出して文字認識部23で文字を
認識する。認識された文字は、文字コード生成部24でコ
ード化して送信する。認識できない文字情報は、ビット
マップ情報として画像バッファメモリ26に蓄積してデー
タ圧縮部27でデータ圧縮し、文字コード情報と共に送出
する。受信された文字コード情報は、受信文字コードバ
ッファメモリ32を介して文字パターン生成部33で文字パ
ターン化し、データ伸長部34で伸長されたビットマップ
情報と共にビットマップバッファメモリ35で合成して、
プロッタ出力部36で出力するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置に関
し、特に光学式文字認識手段(以下、OCRともいう)
を使って原稿上の文字を直接読み取る機能を備えたファ
クシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、文字認識に関する研究は進歩し、
コンピュータやパソコンのデータ入力部として用いられ
る光学式文字認識装置(Optical Character Reader)は、
かなりの高認識率を出せるようになりつつある。一方、
従来のファクシミリ装置では、ECM(Echo Canceller
Method) プロトコルがG3でも規格されているため、特
定の端末間同士ではキャラクタ通信が行なえるようにな
っている。
【0003】例えば、図7は一般的なOCR入力装置の
構成を示すブロック図である。図7に示される装置は、
原稿の画像情報を読み取る画像読取り部1を有し、その
画像読取り部1は送信原稿をラインイメージセンサ2で
ライン単位で電気信号化し、ビデオアンプ3で増幅して
2値化部4で2値化した2値化データをラインバッファ
メモリ5に入力する。ラインバッファメモリ5の文字情
報は、細線化部6で細線化処理等が行なわれ、文字切出
し部7で文字列および文字間を判定して、1文字ずつの
画像領域を切り出す。そして、特徴抽出部8で切り出し
た文字の文字サイズの正規化やエッジ抽出処理等を行な
い、文字認識部9で認識用辞書部10のデータと比較しな
がら文字の認識を行なって、文字コード生成部11では、
文字コードパターン記憶回路12を使ってパターンマッチ
ングさせながら個々の文字がコード化される。このよう
にして生成された文字コードは、図示しないバッファメ
モリに蓄積後、インターフェイス回路14を介して順次送
出する。なお、各部の制御は、全体制御用マイクロプロ
セッサ13によって行なわれ、原稿をライン毎に読み取る
ために副走査用モータ18を使ってラインイメージセンサ
2又は原稿を順次移動させる。
【0004】このようにして、1頁分の文字コードが生
成されると、上記OCRで認識した文字は、図示しない
ホストCRTに表示する。ここで、認識できなかった文
字については、オペレータが原稿を見ながら当該文字コ
ードをキーボード等を使って入力し、修正する。そこ
で、上記したようなOCR技術は、ファクシミリ装置の
分野で用いれば、少ない送信情報量でより高品位な画像
情報を伝送することができるため、OCR機能を備えた
ファクシミリ装置の開発が現在行なわれつつある。
【0005】例えば、従来のこの種のファクシミリ装置
には、特開平1−256861号、特開平1−2915
72号及び特開平1−305485号公報記載のものが
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のファクシミリ装置にあっては、例えば特開平
1−305485号公報記載のように、OCRが組み込
まれたファクシミリ間において、画像情報が伝送路上で
エラーする伝送異常による文字認識誤りを防止すること
ができるが、OCRによって認識できない文字が発生し
た場合には対応できないという問題がある。
【0007】また、特開平1−256861号公報記載
のものは、受信側のファクシミリ装置で受信情報が文字
コード情報かビートマップ情報かを区別して処理するも
のである。しかし、一般的なOCRで文字が認識できず
に文字コード化することが不可能な場合は、例えば
「?」等の文字コードを割り当てて出力し、入力オペレ
ータが再度原稿を見ながら正しい文字をキーボード入力
して訂正が行なわれる。ところが、OCR機能を持った
ファクシミリ装置の場合は、受信側に原稿がなく、上記
手法が使えないため、不認識文字情報のまま送信すると
致命的な情報欠落が生じてしまい、ファクシミリ情報の
信頼性が得られなくなるという問題がある。
【0008】さらに、特開平1−291572号公報記
載のものは、送信側のファクシミリ装置において、送信
情報の形式を受信側の受信の可否に応じて文字コード情
報又はビットマップ情報を選択して送信情報量を削減す
るものである。しかし、たとえ受信側で文字コード情報
の通信が可能であっても、送信側のOCRで文字認識で
きない場合は、文字コード化できず、情報の欠落が生じ
てしまうという問題がある。
【0009】そこで、本発明は、OCRの文字認識によ
り送信情報量を圧縮して伝送時間を短くし、伝送トラヒ
ックの混雑を緩和すると共に、たとえOCRで文字が認
識できない場合でも、原画の情報を欠落させることな
く、美しい画像を伝送することが可能なファクシミリ装
置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
送信原稿を画像情報に変換して読み取る画像読取り部
と、画像情報から文字情報を取り出す文字切出し部と、
文字情報に基づいて文字コード化するための文字認識を
行なう文字認識部と、を備えたOCR機能を有するファ
クシミリ装置であって、送信機側には、前記文字認識部
で認識できた文字を文字コード化して送信処理する文字
コード送信処理手段と、前記文字認識部で認識できなか
った文字情報をビットマップ情報として送信処理するビ
ットマップ情報送信処理手段と、が設けられ、受信機側
には、送られて来た文字コード情報を文字パターン情報
に変換する文字パターン生成手段と、送られて来たビッ
トマップ情報と文字パターン情報とを合成するデータ合
成手段と、が設けられたことを特徴とし、請求項2記載
の発明は、前記ビットマップ情報送信処理手段が、文字
認識部で認識できた文字領域のみを白データに置き換え
た画像情報をビットマップ情報として送信処理すること
を特徴とし、請求項3記載の発明は、前記文字認識部で
認識された認識文字数及び/又は前記文字切出し部で文
字情報として切り出された文字ブロック数と認識文字数
とで表される文字認識率に基づいて、送信する情報をビ
ットマップ情報のみとするか、ビットマップ情報と文字
コード情報を混在させたビットマップ/文字コード混在
情報とするかを自動的に選択するようにしたことを特徴
とするものである。
【0011】
【作用】従って、請求項1記載の発明では、文字認識部
(OCR)で認識された文字情報は文字コード化し、認
識できなかった文字情報はビットマップ情報として共に
相手方に送信し、受信側では文字コード情報を文字パタ
ーン化し、ビットマップ情報と合成して出力する。この
ため、OCRで認識されてコード化された文字情報は、
データ圧縮されることにより、伝送時間が短く済み、伝
送トラヒックの混雑が緩和されると共に、原画以上の美
しい文字を伝送することができる。また、OCRで認識
できない文字情報については、通常のビットマップ情報
として送られるので、情報の欠落がなく高い信頼性が得
られる。
【0012】請求項2記載の発明では、特に原稿が絵と
文字とで構成されているような場合に、文字認識部で認
識できた文字情報は文字コード化され、それ以外の情
報、すなわち、画像情報から認識できた文字領域を除い
た残りの情報をビットマップ情報として送信する。この
ため、絵/文字混在原稿でも原画の情報が欠落すること
がなくなり、高い信頼性が得られると共に、データ圧縮
されて総データ量が減少するので、短い伝送時間で絵と
美しい文字とが伝送できる。
【0013】請求項3記載の発明では、原稿中の文字ブ
ロック数とその中から認識できる認識文字数との比で表
される文字認識率とに基づいて、送信情報の種類を選択
する。このため、例えば、文字ブロック数自体が少なく
て絵などの情報が大部分を占める原稿の場合、あるいは
文字ブロック数は多いが文字認識率が低い原稿の場合
は、ビットマップ情報のみで送った方が効率が良く、画
像品質の向上もあまり期待できない。また、上記と逆の
場合は、ビットマップ/文字コード混在情報で送った方
が送信情報量が少なくなり、画像品質が向上するという
効果がある。このように、文字ブロック数や文字認識率
に所定の基準値を設定して、原稿の内容に応じて適切な
送信情報を自動的に選択できるようにする。
【0014】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1〜図2は請求項1記載の発明に係るファクシミリ装置
の一実施例を示す図である。まず、構成を説明する。
【0015】図1に示されるように、本実施例のファク
シミリ装置のOCRは、画像読取り部21、文字切出し部
22及び文字認識部23で構成されている。一方、送信機側
の文字コード送信処理手段は、送信原稿15を読取って切
出され、文字認識部23で認識された認識文字データを文
字コード生成部24で文字コード化して、一旦文字コード
バッファメモリ25に格納する。そして、通信制御部28内
のモデムに送出されて、変調された信号がNCU(網制
御部)29を通って公衆回線へ送り出される。
【0016】ビットマップ情報送信処理手段は、文字認
識部23で認識できなかった認識不可文字データを画像バ
ッファメモリ26に格納して、データ圧縮部27でデータ圧
縮した後、上記文字コード情報と同様に通信制御部28で
変調されNCU29を通って公衆回線へ送り出される。他
方、受信機側の文字パターン生成手段は、NCU30で受
信された文字コード情報を通信制御部31のモデムで復調
し、受信文字コードバッファメモリ32に蓄えた後、文字
パターン生成部33で文字パターン情報に変換するもので
ある。
【0017】データ合成手段は、ビットマップバッファ
メモリ35から成り、送信機側でデータ圧縮されたビット
マップ情報をデータ伸長部34で伸長して元に戻し、前記
文字パターン情報と共にデータの合成を行なって、画像
情報を復元する。プロッタ出力部36は、合成された画像
情報を記録紙に印字して、受信原稿16を出力する。
【0018】次に、作用について説明する。図2は図1
のファクシミリ装置で受信される原稿と送信データを説
明する図である。原画である送信原稿15は、図1の画像
読取り部21で読み取られ、文字切出し部22で文字部が切
り出されて、文字認識部23で文字認識が行なわれる。こ
こで、図2に示すように、「D」と「G」と「L」が認
識できなかった場合、それ以外の文字は文字コード生成
部24で文字コード化されて文字コードバッファメモリ25
に格納され、「D」「G」「L」の認識不可文字データ
は、ビットマップ情報として画像バッファメモリ26に格
納される。そして、原稿の1頁分の認識処理が終了した
後は、認識した文字コード列と、認識できなかった文字
ブロック列と、それぞれの原稿中での該当文字位置を表
わすアドレス情報や文字フォントサイズ情報が文字単
位、行単位又はブロック単位で付属して、通信制御部28
及びNCU29を通って別送信される。
【0019】受信側では、この別々の情報をデータ合成
部である最低1行分のビットマップバッファメモリ35に
合成展開し、これをプロッタ出力部36によりプリンタ出
力することにより、文字コードから文字パターンを生成
するため、図2の受信画像に見られるように、「D」
「G」「L」を除く他の文字はコードジェネレータによ
って原画よりも良好な文字画像が得ることができる。そ
して、さらに「D」「G」「L」のように、不認識文字
であっても通常のビットマップレベルで出力されるの
で、重要な情報が欠落することがなくなり、ファクシミ
リ装置としての情報の信頼性を保持することができる。
もちろん、受信機側に入力用のキーボードを設けて不認
識文字を目視して確認することにより、データを修正し
て文字パターンを統一することも可能である。こうする
ことによって、送信機側の原稿データを、受信機側でワ
ープロファイルとしてフロッピーディスク等にて管理保
存を行なうことが可能となる。
【0020】なお、本実施例でOCR処理する場合は、
従来例で述べたパターンマッチング法に限定されない。
また、認識する文字もアルファベット以外に、カナ文字
や漢字であってもよく、活字認識の他に手書き認識とし
て応用することもできる。図3〜図4は請求項2記載の
発明に係るファクシミリ装置の一実施例を示す図であ
る。
【0021】基本的な構成については、前記図1と略同
様であるため、重複説明を略し、特徴的な部分について
のみ説明する。図3に示されるように、請求項2記載の
ビットマップ情報送信処理手段には、画像読取り部21で
読み取った画像情報の中から文字認識部23で認識できた
文字領域部分を白データに置き換える白データ置換部37
を備えている点に特徴がある。
【0022】上記のように構成したため、図4に示すよ
うに、送信原稿15が絵と文字から成っている場合でも、
図3の文字切出し部22で文字ブロックとして切り出せ
て、かつ文字認識部23で認識できた領域を白データ置換
部37で全白データに置換する。すなわち、これを図4で
見ると、認識処理済送信原稿15aに示すように、認識で
きなかった「し」と「ざ」を除く部分が白データに置き
換わる。このように、認識処理後の画像情報(15a)を
ビットマップ情報として画像バッファメモリ26に蓄え、
データ圧縮部27による通常の圧縮方法で圧縮して送信処
理する。このため、文字ブロック数が多く、かつ認識文
字数が多くなればなる程、認識処理後の画像は全白に近
い画像となり、データの圧縮率が高まる上、認識文字も
文字コード情報化されるのて、送信する総情報量が著し
く減少する。従って、ファクシミリの伝送時間を短くす
ることが可能となり、伝送トラヒックの混雑を緩和する
ことができる。
【0023】また、図4の受信原稿16に示すように、罫
線やイラスト等の非文字部分あるいは認識できなかった
文字「し」及び「ざ」は、従来と同じビットマップ情報
で送信するため、情報の欠落がなく、同等の画像品質が
得られる上、認識された文字は図3の文字パターン生成
部33で合成されて出力されるので、原画の画像品質以上
に美しい文字を受信機側に届けることができる。
【0024】図5〜図6は請求項3記載の発明に係るフ
ァクシミリ装置の一実施例を示す図である。図5は請求
項3記載の発明に係るファクシミリ装置の送信機側の構
成ブロック図である。請求項3における特徴的な構成
は、文字切出し部22で切り出された文字ブロック数及び
文字認識部23で認識された文字数とで算出される文字認
識率に基づいて、送信画像をビットマップ情報のみで送
信する場合と、文字コード情報とビットマップ情報とを
混在させて送信する場合とを選択するようにしたもので
ある。
【0025】具体的には、図5に示されるように、画像
読取り部21で読み取られた1頁分の画像情報を記憶する
ページメモリ38を有している。そして、認識文字カウン
タ39は文字認識部23で認識された文字数をカウントし、
その認識文字数は、OCR通信採否判定部40に入力され
る。また、認識不可文字カウンタ41は、文字認識部23で
認識できなかった文字数をカウントするもので、OCR
通信採否判定部40に入力される。
【0026】OCR通信採否判定部40では、認識文字カ
ウンタ39と認識不可文字カウンタ41のカウント値の和が
文字切出し部22で切り出された文字ブロック数となり、
認識文字カウンタ39の認識文字数を文字ブロック数で割
った値が文字認識率となる。そして、これらの結果をO
CR通信採否判定部40内で予め設定しておいた値と比較
して切換スイッチ42の切換えを制御する。
【0027】次に、作用について説明する。図6のフロ
ーチャートに示されるように、読取りが開始されるとス
テップ100で画像読取り部21で読み取った画像情報をペ
ージメモリ38へ格納する。次に、文字切出し部22で文字
情報が切り出され、文字認識部23で文字認識処理が行わ
れると(ステップ101)、認識文字数が認識文字カウン
タ39でカウントされ、その結果がOCR通信採否判定部
40の所定の値Aと比較される(ステップ102 )。
【0028】認識文字数がA以上の場合は、ステップ10
3 に移行し、さらに文字認識率がB以上の場合は、ステ
ップ104 に移って発呼が行なわれ、所定のプロトコルに
従って切換スイッチ42の切換え処理等が行われる(ステ
ップ105 )。ステップ106で相手側受信機にOCR受信
能力がある場合は、ステップ107 で文字コードとビット
マップ情報とが混在したモードで送信する。
【0029】また、認識文字数がAよりも小さいか、又
は文字認識率がBよりも小さい場合は、ステップ108 で
発呼が行なわれ、ステップ109 のプロトコルに従って、
切換スイッチ42の切換え処理等が行われ、ビットマップ
情報のみで画像情報が送信される(ステップ110 )。こ
のように、原稿の文字ブロック数や文字認識率を原稿毎
に判断して、文字コード/ビットマップ情報の混在送信
か、ビットマップ情報のみの送信かが自動的に選択され
るので、オペレータが原稿内容を意識することなく、常
に良好な画像情報を適切に送信することができる。
【0030】なお、本実施例では、ファクシミリ装置に
適用した例を示したが、これ以外に単体のOCRや清書
機等に本発明を応用することも可能である。
【0031】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、OCR通
信モードを使って原画以上に良好な品質の文字画像が送
受信できると共に、OCRで認識できない文字があって
も、通常のビットマップ情報として送信するので、情報
の欠落が防止され、伝送データ量の低減に伴って伝送時
間を短縮することができる。
【0032】請求項2記載の発明によれば、認識できた
文字情報を文字コード化すると共に、画像情報から除い
てビットマップ情報として併せて伝送するので、絵など
の文字情報以外の情報が含まれた原稿であっても、請求
項1と同様に好適な効果を得ることができる。請求項3
記載の発明によれば、送信画像を通常のビットマップ情
報のみで送信する場合と、文字コードとビットマップ情
報を混在させて送信する場合とを原稿の画像状態に応じ
て自動的選択するので、原稿や相手先に合った最適なモ
ードでファクシミリ画像を送信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明に係るファクシミリ装置の
一実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の送受信画像と送信データを示す図であ
る。
【図3】請求項2記載の発明に係るファクシミリ装置の
一実施例の構成を示すブロック図である。
【図4】図3の送受信画像と送信データを示す図であ
る。
【図5】請求項3記載の発明に係るファクシミリ装置の
一実施例の構成を示すブロック図である。
【図6】図5の動作を説明するフローチャートである。
【図7】従来例のOCR装置の一構成例を示すブロック
図である。
【符号の説明】
15 送信原稿 15a 認識処理済送信原稿 16 受信原稿 21 画像読取り部 22 文字切出し部 23 文字認識部 24 文字コード生成部 25 文字コードバッファメモリ 26 画像バッファメモリ 27 データ圧縮部 28 通信制御部 29 NCU 30 NCU 31 通信制御部 32 受信文字コードバッファメモリ 33 文字パターン生成部 34 データ伸長部 35 ビットマップバッファメモリ 36 プロッタ出力部 37 白データ置換部 38 ページメモリ 39 認識文字カウンタ 40 OCR通信採否判定部 41 認識不可文字カウンタ 42 切換スイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信原稿を画像情報に変換して読み取る画
    像読取り部と、画像情報から文字情報を取り出す文字切
    出し部と、文字情報に基づいて文字コード化するための
    文字認識を行なう文字認識部と、を備えたOCR機能を
    有するファクシミリ装置であって、 送信機側には、 前記文字認識部で認識できた文字を文字コード化して送
    信処理する文字コード送信処理手段と、 前記文字認識部で認識できなかった文字情報をビットマ
    ップ情報として送信処理するビットマップ情報送信処理
    手段と、が設けられ、 受信機側には、 送られて来た文字コード情報を文字パターン情報に変換
    する文字パターン生成手段と、 送られて来たビットマップ情報と文字パターン情報とを
    合成するデータ合成手段と、が設けられたことを特徴と
    するファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】前記ビットマップ情報送信処理手段が、 文字認識部で認識できた文字領域のみを白データに置き
    換えた画像情報をビットマップ情報として送信処理する
    ことを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】前記文字認識部で認識された認識文字数及
    び/又は前記文字切出し部で文字情報として切り出され
    た文字ブロック数と認識文字数とで表される文字認識率
    に基づいて、送信する情報をビットマップ情報のみとす
    るか、ビットマップ情報と文字コード情報を混在させた
    ビットマップ/文字コード混在情報とするかを自動的に
    選択するようにしたことを特徴とする請求項1又は2記
    載のファクシミリ装置。
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