JPH0537263A - 定振幅波合成形増幅器 - Google Patents

定振幅波合成形増幅器

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JPH0537263A
JPH0537263A JP3212741A JP21274191A JPH0537263A JP H0537263 A JPH0537263 A JP H0537263A JP 3212741 A JP3212741 A JP 3212741A JP 21274191 A JP21274191 A JP 21274191A JP H0537263 A JPH0537263 A JP H0537263A
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JP
Japan
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wave
constant amplitude
amplitude
circuit
waves
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JP3212741A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Kobayashi
一彦 小林
Hisafumi Okubo
尚史 大久保
Shiyuuji Kobayakawa
周磁 小早川
Toru Maniwa
透 馬庭
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はLINC(Linear Amplification w
ith Nonlinear Components) 方式の定振幅波合成形増幅
器に関するものであり、、二つの増幅器で発生するAM
/PM変換の偏差と出力レベル差に起因して増幅信号波
に発生する歪みを低減させることを目的とする。 【構成】 信号波とこれに直交する補助波とをベクトル
合成して二つの定振幅波を発生する定振幅波発生回路3
1と、二つの定振幅波をそれぞれ増幅する二つの増幅器
32、33と、二つの増幅器の32、33出力をベクト
ル合成することで信号波成分を分離する合成回路34
と、合成回路34に入力される二つの定振幅波の振幅差
を検出する振幅差検出器35と、振幅差検出器35で検
出された振幅差を無くすように二つの定振幅波の少なく
とも一方の振幅を減衰させる可変減衰器36とを備えた
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はLINC(Linear Ampli
fication with Nonlinear Components) 方式の定振幅
波合成形増幅器に関する。定振幅波合成形増幅器は低歪
かつ高効率電力の増幅器であり、例えば移動通信用無線
装置、多重無線装置、衛星通信無線装置、あるいは放送
機器等の各種通信装置に適用されている。
【0002】
【従来の技術】従来、低歪かつ高効率を達成できる電力
増幅器としてLINC方式を用いた定振幅波合成形増幅
器が知られている。この定振幅波合成形増幅器の原理は
ベル研究所のD.C.COXによって提案されたもの
で、IEEE、COM−22、P1942等に開示され
ている。また応用例として、富里等の方式が特開平1−
284106号公報等に開示されている。
【0003】図6には、従来の定振幅波合成形増幅器の
構成例が示される。同図において、1は定振幅波発生回
路であり、入力された信号波Xと直交しかつ信号波Xと
の合成波が定振幅となるような補助波Yを演算等により
発生して、この信号波Xと補助波Yを合成することで定
包絡線の等振幅な二つの定振幅波A、Bを発生し出力す
る。ここで英大文字のX、Y、A、Bは位相を含むベク
トル量を表すものとする。かかる定振幅波発生回路1と
しては、ディジタル演算処理回路による方法や、例えば
本出願人に係る特願平2−27698号で提案される帰
還ループを用いた方法、特願平2−27699号で提案
される近似解回路を用いた方法、あるいは特願平277
700号で提案される電圧制御発振器を用いた方法な
ど、種々の回路構成が可能である。
【0004】3、4は定振幅波発生回路1の二つの定振
幅波A、Bをそれぞれ別々に一定の増幅率kで増幅する
増幅器であり、C級増幅器等の高効率な非線形増幅器が
使用される動作点は,効率がよい飽和領域で使用する。
2は−90°ハイブリッド回路からなる合成回路であ
り、増幅器3、4で増幅後の定振幅波kA,kBをベク
トル合成して信号波Xの増幅出力として信号波成分kX
と補助波成分kYとを分離する。
【0005】この定振幅波合成形増幅器の動作を説明す
ると、信号波Xが入力されると、定振幅波発生回路1は
この信号波Xと直交する補助波Yを生成してベクトル合
成することで、包絡線が等振幅の二つの定振幅波A、B
を生成し出力する。これら定振幅波A、Bは次に増幅器
3、4でそれぞれk倍に増幅されてkA、kBとされ、
合成回路2にそれぞれ入力される。
【0006】合成回路2では入力された定振幅波kA、
kBをベクトル合成する。すなわち出力端子OUT1で
は、定振幅波kAと−90度位相回転した定振幅波kB
とを合成して補助波成分kYをキャンセルしつつ信号波
成分kXを得る。また出力端子OUT2では定振幅波k
Bと−90度位相回転した定振幅波kAとを合成して、
信号波成分kXをキャンセルしつつ補助波成分kYを分
離し、この補助波成分を終端抵抗5で終端する。
【0007】この定振幅波合成形増幅器においては、増
幅器3、4は定包絡線の定振幅波A、Bを増幅するだけ
のものであるから、線形増幅器を用いる必要はなく、C
級等の高効率な非線形増幅器を最大効率が得られる飽和
領域で使用することができ、しかも出力側の合成回路2
で元の信号が復元できるから、非線形増幅器によりなが
らも歪が少なく直線性の良い増幅が可能である。このよ
うに定振幅波合成形増幅器は非線形増幅器を用いて高効
率、低歪の増幅器を実現できるものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、定振
幅波合成形増幅器では、ある倍率に増幅された信号波X
を出力側で取り出すためには、入力側の定振幅波発生回
路1で定振幅波を発生するために加えた補助波Yを合成
回路2において取り除く必要がある。この場合、二つの
増幅器3、4のAM(振幅変調)/PM(位相変調)変
換の偏差が等しく出力レベルが等しい場合には、合成回
路2において信号波成分を分離する際に補助波が完全に
キャンセルされて信号波成分には補助波の漏れ込みがな
く、よって歪みなく信号波を増幅することができる。
【0009】ところが、増幅器3、4において偏差およ
び出力レベルが等しくないと、合成回路2において信号
波成分を分離するために理想的な演算が行えなくなり、
補助波成分が信号波成分中に漏れ込み、出力された信号
波に歪みが発生する。
【0010】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、二つの増幅器で発
生するAM/PM変換の偏差と出力レベル差に起因して
増幅信号波に発生する歪みを低減させることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1は本発明に係る原理
説明図である。本発明に係る定振幅波合成形増幅器は、
図1の〔A〕に示されるように、一つの形態として、信
号波とこれに直交する補助波とをベクトル合成して二つ
の定振幅波を発生する定振幅波発生回路31と、二つの
定振幅波をそれぞれ増幅する二つの増幅器32、33
と、二つの増幅器の32、33出力をベクトル合成する
ことで信号波成分を分離する合成回路34と、合成回路
34に入力される二つの定振幅波の振幅差を検出する振
幅差検出器35と、振幅差検出器35で検出された振幅
差を無くすように二つの定振幅波の少なくとも一方の振
幅を減衰させる可変減衰器36とを備えたものである。
【0012】また本発明に係る定振幅波合成形増幅器
は、図1の〔A〕に示されるように、他の形態として、
信号波とこれに直交する補助波とをベクトル合成して二
つの定振幅波を発生する定振幅波発生回路31と、二つ
の定振幅波をそれぞれ増幅する二つの増幅器32、33
と、二つの増幅器32、33の出力をベクトル合成する
ことで信号波成分を分離する合成回路34と、合成回路
34に入力される二つの定振幅波の位相差を検出する位
相検出器37と、位相検出器37で検出された位相差に
基づき二つの増幅器32、33で発生する位相偏差を無
くすように二つの定振幅波の少なくとも一方の位相を変
える可変移相器38とを備えたものである。
【0013】また本発明に係る定振幅波合成形増幅器
は、図1の〔B〕に示されるように、また他の形態とし
て、信号波とこれに直交する補助波とをベクトル合成し
て二つの定振幅波を発生する定振幅波発生回路31と、
二つの定振幅波をそれぞれ増幅する二つの増幅器32、
33と、二つの増幅器32、33の出力をベクトル合成
することで信号波成分と補助波成分を分離する合成回路
34と、合成回路34から出力される補助波成分を増幅
器32、33の増幅率分の1に減衰させる減衰器41
と、減衰器41から出力される補助波成分と定振幅波発
生回路31で用いた補助波との振幅差を検出する振幅差
検出器40と、振幅差検出器40で検出された振幅差を
無くすように二つの定振幅波の少なくとも一方の振幅を
減衰させる可変減衰器36とを備えたものである。
【0014】また本発明る係る定振幅波合成形増幅器
は、図1の〔B〕に示されるように、さらに他の形態と
して、信号波とこれに直交する補助波とをベクトル合成
して二つの定振幅波を発生する定振幅波発生回路31
と、二つの定振幅波をそれぞれ増幅する二つの増幅器3
2、33と、二つの増幅器32、33の出力をベクトル
合成することで信号波成分と補助波成分を分離する合成
回路34と、合成回路34から出力される補助波成分と
定振幅波発生回路31で用いた補助波との位相差を検出
する位相検出器39と、位相検出器39で検出された位
相差に基づき二つの増幅器32、33で発生する位相偏
差を無くすように二つの定振幅波の少なくとも一方の位
相を変える可変移相器38とを備えたものである。
【0015】
【作用】1番目の定振幅波合成形増幅器では、振幅差検
出器35によって増幅器32、33の出力信号の振幅レ
ベル差を検出し、それがゼロとなるように定振幅波の振
幅を可変減衰器36によって調整する。これにより合成
回路34に入力される定振幅波は等振幅となり、信号波
成分の分離にあたって信号波成分中に漏れ込む補助波成
分を抑圧でき、低歪みでの増幅が可能となる。
【0016】上記2番目の定振幅波合成形増幅器では、
位相検出器37によって増幅器32、33の出力信号の
位相差を検出し、この位相差に基づいて、増幅器32、
33で発生する位相偏差が無くなるよう可変移相器38
によって定振幅波の位相を調整する。これにより出力側
の信号波成分中に漏れ込む補助波成分を抑圧できる。
【0017】上記3番目の定振幅波合成形増幅器では、
振幅差検出器40によって定振幅波発生回路31で生成
される補助波と合成回路34側で分離される補助波成分
を増幅器32、33の増幅率分の1にした値との振幅レ
ベル差を検出し、それがゼロとなるように定振幅波の振
幅を可変減衰器36によって調整する。これにより合成
回路34に入力される定振幅波は等振幅となり、信号波
成分の分離にあたって信号波成分中に漏れ込む補助波成
分を抑圧でき、低歪みでの増幅が可能となる。
【0018】上記4番目の定振幅波合成形増幅器では、
位相検出器39によって定振幅波発生回路31で生成さ
れる補助波と合成回路34で分離される補助波成分との
位相差を検出し、この位相差に基づいて、増幅器32、
33で発生する位相偏差が無くなるよう可変移相器38
によって定振幅波の位相を調整する。これにより出力側
の信号波成分中に漏れ込む補助波成分を抑圧できる。
【0019】
【実施例】以下、図面を参照しつつ本発明の実施例を説
明する。なお以下の各図を通して同一機能を持つ回路要
素には同一の参照番号を付するものとする。
【0020】図2には本発明の一実施例としての定振幅
波合成形増幅器が示される。図中、定振幅波発生回路
1、合成回路2、増幅率kの高出力形の増幅器3と4、
50Ω終端抵抗5は従来の技術の項で説明したものと同
じ回路である。
【0021】11は電圧制御形の可変減衰器であり、定
振幅波Aはこの可変減衰器11と増幅器3を解して合成
回路2に入力される。増幅器3、4から出力される定振
幅波kA、kBの大きさはそれぞれ検波器6、7で検出
されるように構成され、この検波器6、7の検波出力は
差動増幅器からなる引算器8に入力されてその振幅差が
求められる。引算器8は出力は更にループゲイン増幅器
9と低域フィルタからなるループフィルタ10とを介し
て可変減衰器11の制御入力端子に制御電圧として入力
されるように構成される。
【0022】この実施例回路では、増幅器3、4から出
力される定振幅波kA、kBはその大きさが検波器6、
7でそれぞれ検波され、その検波出力は引算器8で引算
され、それにより二つの増幅器3、4の出力振幅のレベ
ル差が検出される。このレベル差はループゲイン増幅器
9とループフィルタ10を経て制御電圧として可変減衰
器11に入力され、それにより可変減衰器11は定振幅
波発生回路1から出力された定振幅波Aの振幅を調整し
て二つの増幅器3、4の出力レベル差がゼロになるよう
にする。
【0023】これにより合成回路2において信号波成分
kXを分離する際に、合成回路2に入力される定振幅波
kA、kBの振幅レベルに関してはレベル差がなくな
り、補助波成分をキャンセルする演算を行うにあたって
信号波成分中に漏れ込む補助波成分を抑圧することがで
き、出力される信号波の歪みを低減できる。
【0024】本発明の実施にあたっては種々の変形形態
が可能である。以下、これら種々の実施例について順に
説明する。
【0025】図3には本発明の他の実施例が示される。
この実施例では、定振幅波発生回路1からの定振幅波A
を電圧制御形の可変移相器17と増幅器3を介して合成
回路2に入力するようにしている。増幅器3、4から出
力される定振幅波kA、kBはその一部がカップラー1
2、13でそれぞれ分岐されてミクサー14に入力され
る。これにより二つの増幅器3、4の出力信号の位相差
に応じた値のビート信号がミクサー14から出力され、
この出力信号はループゲイン増幅器15と低域フィルタ
からなるループゲインフィルタ16とを介して制御電圧
として可変移相器17の制御入力端子に入力される。こ
の可変移相器17はAM/PM変換により発生する二つ
の増幅器3、4の位相偏差を無くすように調整されてい
る。
【0026】この実施例回路の動作を説明すると、増幅
器3、4の出力信号の位相差に応じたビート信号がミク
サー14で検出され、このビート信号をループゲイン増
幅器15とループゲインフィルタ16を経て制御電圧と
して可変移相器17に入力し、増幅器3、4でのAM/
PM変換により発生する二つの定振幅波kA、kB間の
位相偏差を無くすように可変移相器17により定振幅波
Aの位相をシフトするこれにより合成回路2における信
号波成分の分離に際し、信号波成分中に漏れ込む補助波
成分を抑圧して、出力される信号波の歪みの発生を低減
できる。
【0027】図4には本発明のまた他の実施例が示され
る。この実施例は上述の図2の実施例と図3の実施例を
組み合わせたものであり、可変減衰器11と可変移相器
17により合成回路2に入力される二つの定振幅波の位
相と振幅の双方に関して調整を行うようにしたものであ
る。これにより出力される信号波に発生する歪みを一層
低減することができる。
【0028】図5には本発明のさらに他の実施例が示さ
れる。この実施例回路では、定振幅波発生回路1からそ
こで生成した補助波Yを取り出してミクサ14に入力
し、また合成回路2から出力される補助波成分kYを1
/kに減衰する減衰器20を介してミクサー14に入力
し、このミクサー14の出力をループゲイン増幅器15
とループゲインフィルタ16を介して可変移相器17に
制御電圧として入力するよう構成する。また定振幅波発
生回路1からの補助波Yの大きさを検波器21で検出し
て引算器8に入力し、一方、減衰器20から出力される
補助波の大きさを検波器22で検出して引算器8に入力
し、ここで両者の差をとる。この振幅差に応じた信号は
ループゲイン増幅器9とループフィルタ10を介して可
変減衰器11に制御電圧として入力されるよう構成され
る。
【0029】この実施例回路では、ミクサー14の出力
において、二つの増幅器3、4のAM/PM変換によっ
て生じた位相偏差が検出され、これがループゲイン増幅
器15とループゲインフィルタ16を介して可変移相器
17に制御電圧として入力され、それにより位相偏差に
起因して発生する出力側の信号波の歪みが低減されるよ
うに可変移相器17によって定振幅波Aの位相が調整さ
れる。
【0030】また検波器21、22の検波出力は引算器
8に入力されて増幅器3、4の出力信号のレベル変動値
が検出され、これがループゲイン増幅器9とループフィ
ルタ10を介して可変減衰器11に制御電圧として入力
され、それより出力レベル差に起因して発生する出力側
の信号波の歪みが低減されるように可変減衰器11によ
って定振幅波Aの振幅値が調整される。
【0031】なお、上述の図5の実施例回路では、可変
減衰器11による振幅調整を可変移相器17による位相
調整を同時に行う回路について述べたが、もちろん本発
明は可変減衰器11のみを持つ回路、あるいは可変移相
器17のみを持つ回路であってもよい。
【0032】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、出力側で分離される信号波に漏れ込む補助波成分を
抑圧して歪みの発生を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る原理説明図である。
【図2】本発明の一実施例としての定振幅波合成形増幅
器を示すブロック図である。
【図3】本発明の他の実施例としての定振幅波合成形増
幅器を示すブロック図である。
【図4】本発明のまた他の実施例としての定振幅波合成
形増幅器を示すブロック図である。
【図5】本発明のさらに他の実施例としての定振幅波合
成形増幅器を示すブロック図である。
【図6】従来例の定振幅波合成形増幅器を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1 定振幅波発生回路 2 合成回路 3、4 増幅器 5 50Ω終端抵抗 6、7、21、22 検波器 8 引算器(差動増幅器) 9、15 ループゲイン増幅器 10、16 ループフィルタ 11 電圧制御形の可変減衰器 12、13 カップラー 17 電圧制御形の可変移相器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 馬庭 透 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号波とこれに直交する補助波とをベク
    トル合成して二つの定振幅波を発生する定振幅波発生回
    路(31)と、 該二つの定振幅波をそれぞれ増幅する二つの増幅器(3
    2、33)と、 該二つの増幅器の出力をベクトル合成することで信号波
    成分を分離する合成回路(34)と、 該合成回路に入力される二つの定振幅波の振幅差を検出
    する振幅差検出器(35)と、 該振幅差検出器で検出された振幅差を無くすように該二
    つの定振幅波の少なくとも一方の振幅を減衰させる可変
    減衰器(36)とを備えた定振幅波合成形増幅器。
  2. 【請求項2】 信号波とこれに直交する補助波とをベク
    トル合成して二つの定振幅波を発生する定振幅波発生回
    路(31)と、 該二つの定振幅波をそれぞれ増幅する二つの増幅器(3
    2、33)と、 該二つの増幅器の出力をベクトル合成することで信号波
    成分を分離する合成回路(34)と、 該合成回路に入力される二つの定振幅波の位相差を検出
    する位相検出器(37)と、 該位相検出器で検出された位相差に基づき該二つの増幅
    器で発生する位相偏差を無くすように該二つの定振幅波
    の少なくとも一方の位相を変える可変移相器(38)と
    を備えた定振幅波合成形増幅器。
  3. 【請求項3】 入力波とこれに直交する補助波とをベク
    トル合成して二つの定振幅波を発生する定振幅波発生回
    路(31)と、 該二つの定振幅波をそれぞれ増幅する二つの増幅器(3
    2、33)と、 該二つの増幅器の出力をベクトル合成することで信号波
    成分と補助波成分を分離する合成回路(34)と、 該合成回路から出力される補助波成分を該増幅器の増幅
    率分の1に減衰させる減衰器(41)と、 該減衰器から出力される補助波成分と該定振幅波発生回
    路で用いた補助波との振幅差を検出する振幅差検出器
    (40)と、 該振幅差検出器で検出された振幅差を無くすように該二
    つの定振幅波の少なくとも一方の振幅を減衰させる可変
    減衰器(36)とを備えた定振幅波合成形増幅器。
  4. 【請求項4】 信号波とこれに直交する補助波とをベク
    トル合成して二つの定振幅波を発生する定振幅波発生回
    路(31)と、 該二つの定振幅波をそれぞれ増幅する二つの増幅器(3
    2、33)と、 該二つの増幅器の出力をベクトル合成することで信号波
    成分と補助波成分を分離する合成回路(34)と、 該合成回路から出力される補助波成分と該定振幅波発生
    回路で用いた補助波との位相差を検出する位相検出器
    (39)と、 該位相検出器で検出された位相差に基づき該二つの増幅
    器で発生する位相偏差を無くすように該二つの定振幅波
    の少なくとも一方の位相を変える可変移相器(38)と
    を備えた定振幅波合成形増幅器。
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