JPH0536856Y2 - - Google Patents

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JPH0536856Y2
JPH0536856Y2 JP497389U JP497389U JPH0536856Y2 JP H0536856 Y2 JPH0536856 Y2 JP H0536856Y2 JP 497389 U JP497389 U JP 497389U JP 497389 U JP497389 U JP 497389U JP H0536856 Y2 JPH0536856 Y2 JP H0536856Y2
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JP
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engagement groove
storage
circular hole
storage pallet
small protrusion
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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
  • Packaging Frangible Articles (AREA)
  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、半導体等を収納する電子部品収納パ
レツトに関する。
〔従来の技術〕
従来の収納パレツトに於ては、第9図と第10
図に示す如く、裏面cの外周縁に形成した垂下片
dを、別の収納パレツトeの表面aの外周縁部b
に浅く嵌込ませることにより位置決めして、該収
納パレツトeを積み重ねていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来の収納パレツトにあつては、上述の如く、
外周縁部bと垂下片dからなる嵌込位置決め機構
が長寸であつたので、樹脂成型後の収縮のバラツ
キによつて寸法精度が低く、誤差が生じやすい。
そのため、該外周縁部bと該垂下片dとの間に隙
間が生じて、積み重ねられた収納パレツトe…に
がたつきが生じ、そのため、内部に収納された半
導体等に損害を与えることもあり、また、外周縁
部bが、垂下片d内に納まらないこともあつた。
そこで、本考案は、寸法精度が高い位置決め
(着脱)機構を有する電子部品収納パレツトを提
供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の電子部品収納パレツトは、表面に複数
の収納部が形成され、多段に 積み重ね可能な矩
形板状の収納パレツトに於て、該表面の外周縁近
傍で、かつ、各辺の略中央部に該辺と直交する方
向に細長状係合溝を凹設すると共に、該係合溝に
係合する小突出子を裏面に突設した。
また、該表面の略中心部に円孔を凹設し、か
つ、外周縁近傍の相対向する位置に、上記円孔を
中心とする放射線上に長軸を有する細長状係合溝
を凹設すると共に、上記円孔に嵌合する円柱子
と、上記係合溝に係合する小突出子を裏面に突設
した。
〔作用〕
上記のように構成された収納パレツトの係合溝
に、別の収納パレツトの小突出子を係合させる。
または、収納パレツトの円孔及び係合溝に、別の
収納パレツトの円柱子及び小突出子を夫々嵌合若
しくは係合させる。このとき、上記係合溝と小突
出子、または、上記円孔と円柱子で構成される位
置決め(着脱)機構が短寸であるので、ほとんど
誤差が生じず、そのため、積み重ねられた収納パ
レツトが位置ずれすることはほとんどない。
〔実施例〕
以下、実施例について図面を参照して説明す
る。第1図は本考案に係る電子部品収納パレツト
の表面を示す一実施例であり、同図に於て、1は
プラスチツク製の収納パレツトであり、該収納パ
レツト1は矩形板状に形成され、その表面2には
複数の収納部3…が形成されると共に、該表面2
の外周縁近傍で、かつ、各辺の略中央部に該辺と
直交する方向に細長状係合溝4,4,4,4が凹
設されている。また、収納パレツト1の裏面5に
は、第2図に示す如く、上記係合溝4,4,4,
4に係合する小突出子6,6,6,6が突設され
ている。そして、該収納パレツト1は、上記係合
溝4と小突出子6で構成される着脱機構により、
多段に積み重ねることができる。このとき、第3
図、第4図に示す如く、係合溝4は小突出子6の
軸心方向に凹設されているので、収納パレツト1
はその外周縁を揃えて積み重ねることができる。
また、第5図に示す如く、係合溝4は平行する直
線部7,7を有し、該直線部7,7間に、上記小
突出子6が微小の隙間で挿入できるように寸法L
が決められる。従つて、収納パレツト1に於る各
辺の辺方向Tの位置ずれが防止できる。また、小
突出子6は、上記直線部7,7に挟まれる彎曲部
8に対して、所定間隙を確保しておく。つまり、
上下パレツトの成形収縮違いによる最大寸法差分
の隙間は最低限必要である。
第6図は、収納部3の構造を示す断面図であ
り、該収納部3の底面には、半導体等を載置する
凸状の載置台9が付設されている。また、積み重
ねられた収納パレツト1内に、半導体等が収納さ
れているか否かがわかるように、収納部3の底面
の中央部に孔部10を貫設してもよい。本実施例
に於ては、第1図に於て、*印の収納部3には孔
部10を貫設せず、その他の収納部3に孔部10
を貫設した。また、13はリブであり、強度を大
きくするため適宜設ける。
第7図は別の実施例を示す簡略図である。収納
部3は第1図のものと同じであり、表面2の略中
心部には円孔11が凹設され、かつ、外周縁近傍
の相対向する位置に、上記円孔11を中心とする
放射線上に長軸を有する細長状係合溝4が凹設さ
れている。同図では2ケ所に係合溝4,4を凹設
したが、4角に設けてもよく、その他上記の位置
であればよい。
また、該係合溝4は、第5図で示したものと同
様に、平行する直線部7,7を備えており、開口
部を形成するも自由である。また、裏面5には、
第8図に示す如く、上記円孔11に嵌合する円柱
子12が突設され、かつ、上記係合溝4に係合す
る小突出子6が突設されている。そして、該収納
パレツト1は、上記円孔11と円柱子12、また
は、上記係合溝4と小突出子6で構成される着脱
機構により、位置ずれすることなく、多段に積み
重ねることができる。この場合、上記円孔11及
び円柱子12により、収納パレツト1の中心部が
位置決めされ、上記係合溝4及び小突出子6によ
り、収納パレツト1が回転するのを防止してい
る。
なお、本考案は上述の実施例に限定されず、本
考案の要旨を逸脱しない範囲で設計変更自由であ
る。例えば、小突出子6にリブ13を設けない
で、円柱状にしてもよい。
〔考案の効果〕
本考案は、上記のとおり構成されるので、次に
記載する著大な実用的効果を奏する。
従来の嵌合方法に比べ、成形収縮のバラツキに
よる寸法差を、パレツト中心で振分ける事が出来
るため、収納部の最大ズレは、従来の約半分とな
る。従つて、収納部裏側のリブ(第2図14)に
よる位置決めガタを少なくして、その効果を増す
ことが出来る。
係合溝4と小突出子6、または、円孔11と円
柱子12で構成される位置決め(着脱)機構が短
寸であるので、樹脂成型後の収縮のバラツキによ
る寸法公差が極めて小さく、従つて、積み重ねら
れた収納パレツト1はほとんど位置ずれしない。
そのため、ハンドリング時や運送時に該収納パレ
ツト1,1内に収納された半導体等に損害を与え
ることはなく、極めて安全性に優れたものといえ
る。また、本パレツトに自動的にロボツト等で電
子部品を収納したり、逆に取出したりする際に、
電子部品の位置が、正確な位置に在るため、ロボ
ツト等で確実に掴持可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す平面図、第2
図はその底面図、第3図は第1図の−断面
図、第4図は第1図の−断面図、第5図は係
止状態を示す断面図、第6図は第1図の−断
面図、第7図は別の実施例を示す簡略平面図、第
8図はその底面図である。第9図は従来例を示す
一部省略平面図、第10図はその底面図である。 1……収納パレツト、2……表面、3……収納
部、4……係合溝、5……裏面、6……小突出
子、11……円孔、12……円柱子。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 表面2に複数の収納部3が形成され、多段に
    積み重ね可能な矩形板状の収納パレツト1に於
    て、該表面2の外周縁近傍で、かつ、各辺の略
    中央部に該辺と直交する方向に細長状係合溝4
    を凹設すると共に、該係合溝4に係合する小突
    出子6を裏面5に突設したことを特徴とする電
    子部品収納パレツト。 2 表面2に複数の収納部3が形成され、多段に
    積み重ね可能な矩形板状の収納パレツト1に於
    て、該表面2の略中心部に円孔11を凹設し、
    かつ、外周縁近傍の相対向する位置に、上記円
    孔11を中心とする放射線上に長軸を有する細
    長状係合溝4を凹設すると共に、上記円孔11
    に嵌合する円柱子12と、上記係合溝4に係合
    する小突出子6を裏面5に突設したことを特徴
    とする電子部品収納パレツト。
JP497389U 1989-01-18 1989-01-18 Expired - Lifetime JPH0536856Y2 (ja)

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JP497389U JPH0536856Y2 (ja) 1989-01-18 1989-01-18

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JP497389U JPH0536856Y2 (ja) 1989-01-18 1989-01-18

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Publication Number Publication Date
JPH0297284U JPH0297284U (ja) 1990-08-02
JPH0536856Y2 true JPH0536856Y2 (ja) 1993-09-17

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JPH0297284U (ja) 1990-08-02

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