JPH0450606Y2 - - Google Patents

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JPH0450606Y2
JPH0450606Y2 JP5822186U JP5822186U JPH0450606Y2 JP H0450606 Y2 JPH0450606 Y2 JP H0450606Y2 JP 5822186 U JP5822186 U JP 5822186U JP 5822186 U JP5822186 U JP 5822186U JP H0450606 Y2 JPH0450606 Y2 JP H0450606Y2
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JP
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magnetic tape
tape cassette
corners
pair
fixing member
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JP5822186U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は磁気テープが内蔵された磁気テープカ
セツトに係り、特にカセツトを構成する上下1対
のハーフの固着手段に関するものである。
(従来の技術) 磁気テープが巻回された1対の巻回ハブを内蔵
してなる磁気テープカセツト1は、通常第3図に
示すように上下1対のほぼ対称的な形状に形成さ
れたハーフ部2,3の四隅および開口部近傍にそ
れぞれ固定孔4a,4b,4c,4dおよび5を
形成し、これらの固定孔を介してビス6により固
定していた。近年オーデイオカセツトなどではカ
セツト1の透明化、耐熱化が進むにつれて、使用
する材料はポリプロピレンやポリエチレンなどの
プラスチツク材料が多くなつてきた。
(考案の解決しようとする問題点) しかしながらこれらのプラスチツク材料は一般
に硬くもろいため、誤まつて落下したときなどは
カセツト1の特にコーナー部にひび、割れ、かけ
などの破損が発生することが多かつた。このコー
ナー部は従来は前述したようにビスで締め付け固
定していたため、このコーナー部が破損すると上
下のハーフ部2,3の固着が不安定となり、剥離
するという問題があつた。
本考案は上記事情に鑑みてなされたものであ
り、コーナー部の衝撃による破損を防止すること
のできる簡単な構造の磁気テープカセツトを提供
することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案に係る磁気テープカセツトは、磁気テー
プカセツトを構成する上下ハーフ部の4隅のうち
少なくとも開口部側の2隅に凹部を形成し、これ
らの凹部に断面がコの字状の固着部材を嵌合して
前記1対のハーフ部を固着したことを特徴とする
ものである。
(作用) 上記の構成によると、カセツトを誤まつて落下
したときなどにカセツトのコーナーに衝撃が加わ
つても、固着部材によつて衝撃が吸収されるため
コーナーが破損されることを防止することができ
る。
(実施例) 以下、本考案に係る磁気テープカセツトの一実
施例を図面を参照して説明する。
第1図および第2図に本考案の一実施例を示
す。これらの図において、第3図に示す従来例と
同一または同等部分には同一符号を付して示す。
図において、カセツト1のハーフ部2,3の4隅
にはそれぞれ表面から固着面に向つてほぼ矩形状
の凹部2a,3aが形成されており、これらの4
隅に形成された薄肉部の開口部7と直角方向の側
面は、ハーフ部2,3の側面より低くなつてい
る。これらの凹部2a,3aの表面には突起部2
b,3bがそれぞれ一体に形成されている。これ
らの4隅にはそれぞれ凹部2a,3aを同時に挾
持するように断面がほぼコの字状の固着部材8が
嵌合されている。これらの固着部材8はポリプロ
ピレンやポリエチレンなどの弾性を有する合成樹
脂材料で形成されており、対向する2辺には前記
凹部2a,3aにそれぞれ形成された突起部2
b,3bと整合する位置に係止孔8a,8bが形
成されている。そして固着部材8が凹部2a,3
aを弾性的に挾持して、ハーフ部2,3の4隅に
嵌合されたとき、突起部2b,3bがそれぞれ係
止孔8a,8bに弾性的に挿入されて、固着部材
8が凹部2a,3aから脱落することを防止して
いる。またこの固着部材8の前記ハーフ部2,3
の前面に形成された開口部7の面と直角の一面
は、4隅に装着された状態においてハーフ部2,
3の側面より僅かに突出しており、ハーフ部2,
3の側面に加わる衝撃力をこの固着部材8によつ
て緩衝するようになつている。
次に本実施例の作用および効果を説明する。固
着部材8は弾性材料によつて形成されているの
で、容易に凹部2a,3aに装着することがで
き、かつ突起部2b,3bをそれぞれ係止孔8
a,8bに挿入できる。この結果固着部材8がハ
ーフ部2,3の4隅から脱落することを防止でき
る。また固着部材8はハーフ部2,3の4隅およ
び側面に外部から加わる衝撃を吸収することがで
きるので、カセツトを誤まつて落下した場合で
も、ハーフ部2,3の破損を防止することができ
る。
上述した実施例では、固着部材8をハーフ部
2,3の4隅に形成された凹部2a,3aに装着
する場合について説明したが、この固着部材8は
開口部5が形成された側の2隅のみにて装着して
もよい。また固着部材8に形成された係止孔8
a,8bは内面側にのみ開口するめくら孔であつ
てもよい。
(考案の効果) 本考案によれば、磁気テープカセツトを構成す
る上下のハーフ部の少なくとも2隅に凹部を形成
し、これらの凹部に断面がほぼコの字状の固着部
材を嵌合して1対のハーフ部を固着するようにし
たので、簡単な構造でコーナー部の衝撃による破
損を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る磁気テープカセツトの一
実施例を示す分解斜視図、第2図は第1図のコー
ナー部正面図、第3図は従来の磁気テープカセツ
トを示す分解斜視図である。 1……磁気テープカセツト、2,3……ハーフ
部、2a,3a……凹部、2b,3b……突起
部、7……開口部、8……固着部材、8a,8b
……係止孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 磁気テープが巻回された1対の巻回ハブが内
    蔵され、一側面に前記磁気テープを記録再生す
    るために引き出す開口部が形成された、上下1
    対のハーフ部の少なくとも4隅を固着してなる
    磁気テープカセツトにおいて、前記4隅のうち
    少なくとも前記開口部側の2隅に凹部を形成
    し、これらの凹部に断面がほぼコの字状の固着
    部材を嵌合して前記1対のハーフ部を固着した
    ことを特徴とする磁気テープカセツト。 (2) 前記凹部には突起部が設けられ、前記固着部
    材にはこの突起部に嵌合する孔部が設けられた
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の磁気テープカセツト。 (3) 前記固着部材が弾性材料により形成されたこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    または第2項記載の磁気テープカセツト。
JP5822186U 1986-04-17 1986-04-17 Expired JPH0450606Y2 (ja)

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JP5822186U JPH0450606Y2 (ja) 1986-04-17 1986-04-17

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Publication Number Publication Date
JPS62171070U JPS62171070U (ja) 1987-10-30
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