JPH0536159Y2 - - Google Patents

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JPH0536159Y2
JPH0536159Y2 JP1988028758U JP2875888U JPH0536159Y2 JP H0536159 Y2 JPH0536159 Y2 JP H0536159Y2 JP 1988028758 U JP1988028758 U JP 1988028758U JP 2875888 U JP2875888 U JP 2875888U JP H0536159 Y2 JPH0536159 Y2 JP H0536159Y2
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JP
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pipe
pin
joint body
annular bulge
connector
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  • Joints With Sleeves (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、一般に自動車又は各種の機械・設
備・装置などに、給油・給気など、流体を供給す
る供給管として配設される管径20mm程度以下の細
径管を、金属材あるいは樹脂材製のコネクタを使
用して接続する際に、確実に接続されたことを外
部から知ることができる細径配管接続用コネクタ
に関するものである。
[従来の技術] 従来から細径接続用コネクタは数多くの提案が
なされて実用化されている。すなわち、これらの
一つとして、軸芯内部に先端側のホース接続部の
流通路に連接した段付き小径室とその後方に拡径
した段付き組立て室とを貫設した継手本体と、前
記小径室に内装したシーリング部材とその後方に
内装され該シーリング部材を保持するブツシユ部
材と、配管が完全に接続されたときに配管の環状
膨出部後側に係合する爪を有する保持具とからな
るコネクタが知られている。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、従来のコネクタにおいては、接
続を完全にするためには、ある程度強く押し込む
必要があり、たとえば自動車の配管接続時などの
ように狭い場所で操作しなければならないような
場合には、接続が完全に行なわれたかどうかを外
部から確認することが困難であり、又、たとえ接
続が不完全にであつても、軸方向の外力が加わら
ず内圧が低い状態では洩れは発生せず外観上不完
全接続が発見できないため、市場に出てから流体
の洩れがおこるという不都合が生ずる可能性があ
るといつた問題があつた。
本考案は、前記問題を解決し、コネクタの接続
が完全に行なわれたかどうかを外部から確認し得
る手段を得ることを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 本考案者らは、前記問題を解決し、前記目的を
達成するために工夫を重ね、配管が完全に接続さ
れたときに配管の環状膨出部が位置する箇所に、
ピンの先端が位置するように継手本体に少なくと
も1本のピンを軽圧入しておくことによつて目的
を達し得ることを認めて本考案を完成するに至つ
た。すなわち、本考案は、軸芯内部に先端側のホ
ース接続部の流通路に連接して段付き小径室とそ
の後方に拡径した段付き組立て室とを貫設した継
手本体と、前記小径室側に内装したシーリング部
材とその後方に内装されたブツシユ部材と、配管
が完全に接続されたときに配管の環状膨出部後側
に係合する爪を有する保持具とからなるコネクタ
において、継手本体1に、配管13が完全に挿入
接続されたときの配管13の環状膨出部15の位
置にその先端が位置し、管13の挿入とともに継
手本体1の外方に押出されるようにされたピン2
0を軽圧入して嵌挿してなる細径配管接続用コネ
クタである。
[実施例] 次に、添付の図面に基づいて、本考案の実施例
を説明する。
第1図は、本考案コネクタに配管を完全に接続
した状態を大部分を断面で示す縦断面図、第2図
は、本考案コネクタの保持具の一例を示す斜視
図、第3図イ及びロは、不完全接続時と完全接続
時のピンの状態例を示す半截状要部縦断面図、第
4図及び第5図は、それぞれ本考案の別の実施例
を示す半截状要部縦断面図である。
1は、継手本体であつて、金属材又は樹脂材で
製作され、先端側に突設した可撓ホース2との接
続部3に貫設した流通路4に連接して段付き小径
室5と、その後方に拡径した段付き組付け室6と
を軸芯内部に貫設し、組付け室6の側壁に対称的
位置に係止孔7が設けられている。8は、シーリ
ング部材であつて、ゴムなどのような弾性体製で
あり、前記小径室5側内にスペーサー9などを介
在して、所望に応じて複数個が、その後方でシー
リング部材8を保持する状態にするブツシユ部材
10とともに内装されている。11は、保持具で
あつて、弾性のある樹脂材で製作され、第2図に
示すように、先端側の板体12に、配管13が摺
貫通し得る径の挿入孔14があけられ、配管13
外周へ当接し、配管13が挿入されたとき配管1
3に設けられた環状膨出部15の後側に係合する
爪16を板体12方向に向けて設けた一対の弾性
爪片17を突設し、爪16の後面18を前記継手
本体1の係止孔7に係止することによつて弾性爪
体17の後端側の外方に突設した鍔部19と爪1
6の後面18との間で後端側を継手本体1に係止
し、保持具11全体として、前記シーリング部材
8及びブツシユ部材10と後方から係合するよう
になつており、配管13をその環状膨出部15の
後側に爪16を係合することによつて配管13を
抜け出さないように保持する。なお、この保持具
11は、弾性爪片17の鍔部19を配管13方向
へ押圧することによつて、配管13を保持したま
までも継手本体1から容易に取外すことができ
る。
20は、接続確認用のピンであつて、金属材あ
るいは樹脂材で製作され、継手本体1の保持具1
1を係止する係止孔7が設けられている場所と直
交する直径方向の位置で、配管13の環状膨出部
15が、配管13が完全に接続されたときに位置
する箇所に穿設されたピン孔21に、容易には抜
け出さないように軽圧入されて嵌挿され、配管1
3がコネクタ中に挿入されるにしたがつて配管1
3の環状膨出部15にピン20先端が当接して次
第に環状膨出部15の頂部方向に押されてピン孔
21から抜け出し、配管13が完全に接続される
と環状膨出部15頂に乗り最大抜け出し状態(第
3図ロ)となり、完全に接続されたことを示すよ
うになつている。
なお、ピン20の外側端面と外周面とを異つた
色で着色するとピン20の押し出しが容易に確認
でき、特にピン20の外側端面と継手本体1との
同じ色にすればより容易となる。また、ピン孔2
1の内部に着色剤を充填したり塗布したりしても
同様の効果がある。次に、ピン20の設置位置
は、配管13の環状膨出部15がピン20の当接
する側面が斜面をなすように形成している前述の
例では、継手本体1に配管方向に垂直に設ければ
よく、環状膨出部15が第1図及び第5図に示す
ようにほぼ垂直に形成されている場合には、継手
本体1に斜めにピン孔21を穿設して軽圧入し、
環状膨出部15がピン20の先端に当接し、さら
に配管13が挿入されるにつれてピン20を外方
へ押し出すように形成すればよい。又、ピン20
にフランジ部22を設け(必要により該フランジ
部22の下面に爪を突設したり、ばねを設ける等
して弾性を持たせて)、継手本体1のピン孔21
を、ピン20のフランジ部22外面が継手本体1
面と同一面に収納されるように拡径部23を持つ
ように形成して飛び出したピン20を容易に取り
外せるようにすることもできる(第4図)。
本考案コネクタはこのように構成されているの
で、配管13をコネクタの保持具11側から挿入
すると、環状膨出部15が保持具11の爪16に
当接し、これを次第に押し広げて配管13がさら
に挿入するとピン20の先端が環状膨出部15の
前面に当接し、配管13の挿入とともにピン20
は次第に外方へ押し出され、環状膨出部15の外
側が爪16に係合され配管13は完全に接続され
る。ピン20の押し出された状態によつて、完全
に接続されているか、未だ不完全であるかを一目
して明確に判断できる。この状態になれば配管1
3は、先端部は小径室5内に緩みなく保持され、
環状膨出部15の後側を保持具11の爪16によ
つて押圧係合されているので抜け出すことなく確
実に接続される。
[考案の効果] 本考案は、継手本体に、配管が完全に接続され
たときに環状膨出部が位置する箇所にピンの先端
が位置するようにピンを設けたので、ピンに配管
の挿入とともに環状膨出部が当接してピンを押し
出すので、完全に接続されたことの確認がきわめ
て容易であり、狭い場所で接続操作を行なつても
接続を完全に行なうことができるものであり、ピ
ンは、コネクタを取外しても再度押し込むことに
よつて何回でも使用し得るなど大きな効果が認め
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案コネクタに配管を完全に接続
した状態を大部分を断面で示す縦断面図、第2図
は、本考案コネクタの保持具の一例を示す斜視
図、第3図イ及びロは、不完全接続時及び完全接
続時のピンの状態例を示す半截状要部縦断面図、
第4図及び第5図は、それぞれ本考案の別の実施
例を示す半截状要部縦断面図である。 1……継手本体、7……係止孔、11……保持
具、13……配管、15……環状膨出部、16…
…爪、20……ピン、21……ピン孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軸芯内部に先端側のホース接続部の流通路に連
    接して段付き小径室とその後方に拡径した段付き
    組立て室とを貫設した継手本体と、前記小径室側
    に内装したシーリング部材とその後方に内装され
    たブツシユ部材と、配管が完全に接続されたとき
    に配管の環状膨出部後側に係合する爪を有する保
    持具とからなるコネクタにおいて、継手本体1
    に、配管13が完全に挿入接続されたときの配管
    13の環状膨出部15の位置にその先端が位置
    し、管13の挿入とともに継手本体1の外方に押
    出されるようにされたピン20を軽圧入して嵌挿
    してなる細径配管接続用コネクタ。
JP1988028758U 1988-03-04 1988-03-04 Expired - Lifetime JPH0536159Y2 (ja)

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JP1988028758U JPH0536159Y2 (ja) 1988-03-04 1988-03-04

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JPH01133593U JPH01133593U (ja) 1989-09-12
JPH0536159Y2 true JPH0536159Y2 (ja) 1993-09-13

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JP2563341Y2 (ja) * 1991-03-18 1998-02-18 株式会社タブチ 軟質管の継手
JP2573459Y2 (ja) * 1991-08-29 1998-05-28 東海ゴム工業株式会社 コネクタ

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JPS526819B2 (ja) * 1972-04-12 1977-02-25

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS526819U (ja) * 1975-06-24 1977-01-18
JPH0234544Y2 (ja) * 1985-11-13 1990-09-17
JPH0234546Y2 (ja) * 1985-12-25 1990-09-17

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS526819B2 (ja) * 1972-04-12 1977-02-25

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JPH01133593U (ja) 1989-09-12

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