JPH0535563Y2 - - Google Patents

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JPH0535563Y2
JPH0535563Y2 JP9335588U JP9335588U JPH0535563Y2 JP H0535563 Y2 JPH0535563 Y2 JP H0535563Y2 JP 9335588 U JP9335588 U JP 9335588U JP 9335588 U JP9335588 U JP 9335588U JP H0535563 Y2 JPH0535563 Y2 JP H0535563Y2
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locking
elastic legs
protrusion
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    • Y02E60/12

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  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「技術分野」 本考案は、摺動部材を案内し、かつ少なくとも
2位置に係止する案内係止装置に関する。
「従来技術およびその問題点」 例えば電池ケースの開口部を開閉する電池蓋の
ロツク装置は、種々のタイプが知られているが、
その一つに、電池蓋自体に、ロツク位置とアンロ
ツク位置間に摺動操作されるロツク部材を設ける
タイプが知られている。このロツク部材は、少な
くともこれをロツク位置とアンロツク位置に係止
するクリツク機構が必要であり、このため従来、
ロツク部材と支持部材との間に何らかの係止手段
を設けていた。ところが従来品はいずれも、部品
点数が3点以上あつて、組立が複雑であつたり、
また接着作業を要したりし、このため部品コスト
および組立コストが高いという問題があつた。
「考案の目的」 本考案は、摺動部材と、これの支持部材の二部
材だけで構成できる摺動部材の案内係止装置を提
案し、組立作業性の向上および部品コストの低減
を図ることを目的とする。
「考案の概要」 本考案は、摺動部材には、弾性的に拡縮可能な
一対の弾性脚と、この一対の弾性脚の内面に対向
させて形成した一対の突部と、この一対の突部の
両側に形成した斜面と、一対の弾性脚の先端にそ
れぞれ内方に突出させて形成した抜け止め突起を
設ける一方、この摺動部材を案内する支持部材に
は、摺動部材を摺動自在に挿入させる孔部と、こ
の孔部に続く摺動部材の摺動ガイド面と、摺動部
材の一対の弾性脚の間に位置し、その突部の斜面
と係脱して弾性脚を拡縮する中心突起と、一対の
弾性脚をその抜け止め突起より内方位置において
摺動ガイド面との間に挟着して案内する抜け止め
支持部とを設けたことを特徴としている。
この案内係止装置は、摺動部材と支持部材の二
部材だけで構成され、しかもその組立も極めて簡
単である。
摺動部材の一対の弾性脚の先端の一対の抜け止
め突起は、鍵型に形成すると、摺動部材の抜け止
をより確実に図ることができる。
この摺動部材の案内係止装置は例えば、前述の
ように、その支持部材を電池ケースの開口部を開
閉するを開閉蓋とし、摺動部材をこの開閉蓋をロ
ツク位置とアンロツク位置に保持するロツク部材
として利用することができる。
「考案の実施例」 以下図示実施例について本考案を説明する。第
1図ないし第4図は本考案の実施例を示すもので
ある。この実施例は、電池収納ケース1の開閉蓋
10のロツク機構に本考案を適用したもので、開
閉蓋10はその一端部に形成した軸11を介して
電池収納ケース1の開口部2の一側に枢着されて
いる。開口部2の他側にはロツク孔3が形成され
ており、このロツク孔3に、開閉蓋10に摺動可
能に支持したロツク部材20のロツク突起21が
係脱する。ロツク部材20は摺動部材、開閉蓋1
0はその支持部材である。
開閉蓋10には、その略中心部に、挿入孔12
が穿けられている。この挿入孔12は、開閉蓋1
0の外面の切欠13の下面の摺動ガイド面14
と、内面の摺動ガイド面15との間に穿設したも
ので、この挿入孔12からロツク部材20が挿入
できる。またこの開閉蓋10には、その摺動ガイ
ド面15側に、中心突起16と、抜け止め支持部
17が突出形成されている。
ロツク部材20は、挿入孔12から開閉蓋10
の内部に挿入され、摺動ガイド面15によつてガ
イドされる平板部22と、切欠13内に位置して
摺動ガイド面14にガイドされる指掛部23と、
この指掛部23に対してL字状に屈曲された、上
記ロツク突起21を有するロツク部24とを有す
る。指掛部23には指掛凹部25が形成されてい
る。
平板部22には、弾性的に拡縮可能な一対の弾
性脚26が形成されており、この一対の弾性脚2
6の内面には、互いに対応する突部27がそれぞ
れ形成されている。この突部27は、その両側
に、すなわち弾性脚26の延長方向の両側に、互
いに反対を向いた斜面28を有している。この斜
面28は、開閉蓋10の上記中心突起16と係脱
して、ロツク部材20をロツク位置とアンロツク
位置に係止(安定保持)する作用をする。
この一対の弾性脚26の先端にはそれぞれ、抜
け止め突起29が形成されている。この一対の抜
け止め突起29は対称な鍵型をしており、内方に
向けて徐々に拡径する斜面30と、鍵部31を有
する。
開閉蓋10に形成した上記抜け止め支持部17
は、この抜け止め突起29より内側位置におい
て、弾性脚26を摺動ガイド面15との間に挟着
支持する突起18を備えている。
上記構成の本装置は、ロツク部材20を開閉蓋
10に組み付けるに当たつて、その弾性脚26を
開閉蓋10の外部から挿入孔12を通して内部に
挿入する。すると、弾性脚26の先端の抜け止め
突起29が抜け止め支持部17に当接し、斜面3
0のガイドによつて一対の弾性脚26が弾性変形
して開く。この状態でさらにロツク部材20を押
し込むと、やがて抜け止め突起29と抜け止め支
持部17の係合が外れ、弾性脚26はその弾性に
より自由状態に復帰する。この自由状態では、抜
け止め突起29の鍵部31が抜け止め支持部17
との係合位置にあり、よつてロツク部材20の抜
け止めが図られる。なお抜け止め支持部17に
は、鍵部31と係合する抜け止め斜面19が形成
されていて、ロツク部材20の抜け止めをより確
実にしている。すなわちロツク部材20に単に引
張力を加えただけでは、弾性脚26が開かず、従
つてロツク部材20は抜けない。
一対の弾性脚26の突部27は、中心突起16
と係合する一対の斜面28によつて、ロツク部材
20をロツク位置とアンロツク位置の2位置に係
止する。すなわち、ロツク部材20を押し込んだ
第1図の状態では、突部27の一対の斜面28の
うち、奥側の斜面28がその中間位置で中心突起
16と係合する。この状態からロツク部材20を
引き出すには、斜面28と中心突起16の関係に
よつて弾性脚26を弾性的に開く力を与えなけれ
ばならないから、この位置は一つの安定位置であ
る。
またロツク部材20を引き出した第2図の状態
では、突部27の一対の斜面28のうち、入口側
の斜面28がその中間位置で中心突起16と係合
する。この状態からロツク部材20を押し込むに
は、同様に斜面28と中心突起16の関係によつ
て弾性脚26を弾性的に開く力を与えなければな
らないから、この位置はもう一つの安定位置であ
る。
つまり第1図のロツク位置と、第2図のアンロ
ツク位置とにロツク部材20を移行させるには、
一対の斜面28間の頂点部分と中心突起16とを
係合させる過程が必ず生じ、そのためには、一対
の弾性脚26を開く力をロツク部材20に与えな
ければならない。このような力は意図して与えな
い限りロツク部材20には与えられないから、ロ
ツク位置とアンロツク位置にロツク部材20を確
実に係止することができる。なおロツク突起21
は、ロツク部材20のロツク位置においてはロツ
ク孔3に嵌まり、アンロツク位置においてはこれ
から逃げる。
上記実施例では、ロツク部材20の2位置係止
をするため、突部27の一対の斜面28を隣り合
わせて形成したが、一対の斜面28の間に平行部
を形成し、この平行部に中心突起16が嵌まる一
以上の浅溝を形成すれば、3位置以上の係止がで
きる。
また上記実施例は、電池収納ケースの開閉蓋の
ロツク機構に本考案を適用したものであるが、摺
動部材による他のロツク機構はもちろん、摺動部
一般に本考案は適用できる。
「考案の効果」 以上のように本考案の摺動部材の案内係止装置
は、部品点数が摺動部材とその支持部材の2部材
で済み、しかもその組立は摺動部材の一対の弾性
脚を開いて、その先端の抜け止め突起を、支持部
材の抜け止係止部より先に位置させるだけでよ
い。よつて部品コストおよび組立コストの低減を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案による摺動部材の案内係止装置を電
池収納ケースの開閉蓋のロツク機構に適用した実
施例を示すもので、第1図はロツク状態の裏面
図、第2図はアンロツク状態の裏面図、第3図、
第4図はそれぞれ第1図の−線、−線に
沿う断面図である。 1……電池収納ケース、2……開口部、3……
ロツク孔、10……開閉蓋(支持部材)、11…
…軸、12……挿入孔、13……切欠、14……
摺動ガイド面、15……摺動ガイド面、16……
中心突起、17……抜け止め支持部、20……ロ
ツク部材(摺動部材)、21……ロツク突起、2
2……平板部、23……指掛部、24……ロツク
部、25……指掛凹部、26……弾性脚、27…
…突部、28……斜面、29……抜け止め突起。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 弾性的に拡縮可能な一対の弾性脚;この一対
    の弾性脚の内面に対向させて形成した一対の突
    部;この一対の突部の、弾性脚の延長方向の両
    側に形成した斜面;および一対の弾性脚の先端
    にそれぞれ内方に突出させて形成した抜け止め
    突起を備えた摺動部材と、 この摺動部材を摺動自在に挿入させる孔部;
    この孔部に続く摺動部材の摺動ガイド面;摺動
    部材の一対の弾性脚の間に位置し、その突部の
    斜面と係脱して一対の弾性脚を拡縮する中心突
    起;および一対の弾性脚を、その抜け止め突起
    より内方位置において、上記摺動ガイド面との
    間に挟着して案内する抜け止め支持部を有する
    支持部材とからなる摺動部材の案内係止装置。 (2) 摺動部材の一対の弾性脚の先端の一対の抜け
    止め突起は、鍵型をなしている摺動部材の案内
    係止装置。 (3) 支持部材は、電池ケースの開口部を開閉する
    を開閉蓋であり、摺動部材は、この開閉蓋をロ
    ツク位置とアンロツク位置に保持するロツク部
    材である摺動部材の案内係止装置。
JP9335588U 1988-07-14 1988-07-14 Expired - Lifetime JPH0535563Y2 (ja)

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JPS61109333U (ja) * 1984-12-21 1986-07-11
JP2569598Y2 (ja) * 1991-03-20 1998-04-28 旭光学工業株式会社 電池蓋構造
JP6137896B2 (ja) * 2013-03-26 2017-05-31 サトーホールディングス株式会社 バッテリーカバーの開閉装置

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