JP2514115Y2 - 携帯用品のベルト連結具 - Google Patents

携帯用品のベルト連結具

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JP2514115Y2
JP2514115Y2 JP1991107713U JP10771391U JP2514115Y2 JP 2514115 Y2 JP2514115 Y2 JP 2514115Y2 JP 1991107713 U JP1991107713 U JP 1991107713U JP 10771391 U JP10771391 U JP 10771391U JP 2514115 Y2 JP2514115 Y2 JP 2514115Y2
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locking
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泰彦 里見
精一 伊藤
勲 渡辺
育男 三浦
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Taiyo Nippon Sanso Corp
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Taiyo Nippon Sanso Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、カバンや水筒等の携帯
用品に、ショルダーベルト等を取付けるのに最適なベル
ト連結具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のベルト連結具は、断面J
字状の係止爪部にベルト連結部を連設し、前記係止爪部
先端と基部との間に開口を形成した係止部材を有し、係
止爪部を携帯用品に設けられたリングやバー状の係止具
に係止して連結されるもので、連結された係止爪部が外
れるのを防止するために、前記開口を塞ぐ弾性片からな
閉塞部材や、スプリングに付勢されるスライド式の
塞部材を備えている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、弾性片からな
閉塞部材を備えたものは、着脱の繰返しにより閉塞部
が破損することがあり、また、スライド式の閉塞部材
を備えたものは、閉塞部材を付勢するためのスプリング
を組込むため構造が複雑となる。
【0004】そこで本考案は、構造が簡単で、係止爪部
先端の開口を塞ぐ閉塞部材の耐久性が高い携帯用品のベ
ルト連結具を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため本考
案は、基部の一端にベルト連結部を、他端に断面J字状
の係止爪部をそれぞれ連設し、該係止爪部先端と基部と
の間に開口を形成した係止部材と、該係止部材の開口を
閉塞する閉塞部材とからなる携帯用品のベルト連結具に
おいて、前記係止部材は、その基部を相対向する幅広面
と相対向する幅狭面とからなる方形状に形成するととも
に、該幅広面に係止突起を形成し、前記閉塞部材は、前
記幅広面に対向する一対の幅広部と前記幅狭面に対向す
る一対の幅狭部とで形成されるとともに、前記係止部材
のベルト連結部及び基部が挿通される挿通孔を有し、前
記幅広部の挿通孔内面に、閉塞部材が前記係止爪部先端
と基部との間の開口を閉塞した際に前記係止突起と係合
する係止段部を形成し、前記幅狭部の外面に、前記幅広
部を撓ませて係止段部と係止突起との係合を解除する押
圧凸部を形成したことを特徴としている。
【0006】
【作 用】かかる構成により、閉塞部材挿通孔にベル
トを挿通し、該ベルトを係止部材のベルト連結部に取付
け、係止部材の基部閉塞部材を外嵌すると、閉塞部材
により係止爪部先端の開口が塞がれ、係止部材の基部
閉塞部材を取外せば係止爪部先端の開口が開くので、
携帯用品側の連結具との着脱ができる。また、係止部材
から閉塞部材を取外しても閉塞部材にベルトが挿通され
ているので、閉塞部材が脱落することもない。
【0007】
【実施例】以下、本考案を携帯用魔法瓶のベルト連結具
に適用した第1実施例を図1乃至図5に基づいて説明す
る。
【0008】ベルト連結具1は、係止部材2と閉塞部材
3とで構成され、ベルト4の両端にそれぞれ取付けられ
て、魔法瓶5の肩部に固設された係止具6に連結さ
【0009】係止部材2は、基部2aの一端にベルト連
結部2bを、他端に断面J字状の係止爪部2cをそれぞ
連設して一体に形成したもので、基部2aを相対向す
る幅広面2d,2dと相対向する幅狭面2e,2eとか
らなる方形状に形成するとともに、両幅広面2d,2d
に長手方向の係止突起2f,2fを形成している。
【0010】ベルト連結部2bは、基部2aの厚さより
もやや薄厚で、基部2aの長手方向の両端部に立設され
た支柱2g,2gの上部にベルト2の吊持部2hを横架
し、該吊持部2hと基部2aの間に開口するベルト2の
挿通孔2iを形成している。
【0011】係止爪部2cは、基部2aの厚さよりもや
や薄厚で、基部2aの一側から段部2jを形成して延出
した後屈曲した断面J字状に形成され、基部2aの他側
と係止爪部2cの先端2kとの間に、前記係止具6のバ
ー状連結杆6aの挿入が可能な開口2mが形成され、屈
曲部内側2nで前記バー状連結杆6aを包持する。
【0012】閉塞部材3は、前記幅広面2d,2dに対
向する一対の幅広部3a,3aと前記幅狭面2e,2e
に対向する一対の幅狭部3b,3bとで形成されるとと
もに、前記係止部材2のベルト連結部2b及び基部2a
が挿通される挿通孔3cを有しており、一方の幅広部3
aの下端に係止部材2の前記開口2mを塞ぐ舌片状の
塞部3dを一体に形成している。
【0013】前記幅広部3a,3aの挿通孔3cの内面
には、閉塞部材3が前記係止爪部2cの先端2kと基部
2aとの間の開口2mを閉塞した際に係止突起2fと係
合する係止段部3eが形成され、前記幅狭部3b,3b
の外面に、前記幅広部3a,3aを撓ませて係止段部3
eと係止突起2fとの係合を解除する押圧凸部3f,
fが形成されている。また、前記幅狭部3b,3bの挿
通孔3cの内面には、前記ベルト連結部2bの支柱2
g,2gをガイドする凹溝3g,3gが形成されてい
る。
【0014】このように構成されたベルト連結具1は、
先ず、閉塞部材3の挿通孔3cにベルト4を挿通し、続
いて、ベルト4を係止部材2のベルト2の挿通孔2i
挿通して折返し、再び閉塞部材3の挿通孔3cにベルト
4を挿通して、ベルト4の先端をベルト4の途中に設け
た止具7に止める。
【0015】これにより、係止部材2はベルト4に取付
けられ、閉塞部材3をスライドして閉塞部材3を係止部
材2の基部2aに外嵌し、閉塞部材3の他方の幅広部3
aを係止部材2の段部2jに当接して、係止部材2の
止突起2f,2fに閉塞部材3の係止段部3e,3eを
係合させると、閉塞部材3の閉塞部3dが係止部材2の
基部2aと係止爪部2cの先端2kとの間の開口2m
僅かに隙間を残して塞ぐことができる
【0016】このように構成されたベルト連結具1を魔
法瓶5の係止具6に連結する場合には、係止部材2の開
2mを開いた状態で係止具6のバー状連結杆6aを係
止爪部2cの屈曲部内側2nで包持し、閉塞部材3をス
ライドして係止部材2の基部2aに外嵌すれば、係止部
材2の開口2m閉塞部材3の閉塞部3dにより塞が
れ、ベルト連結具1が魔法瓶5の係止具6から外れるこ
となく連結される。
【0017】この際に、図4に示す如く、基部2aの幅
広面2dの幅を係止爪部2cの幅より広く形成すると、
基部2aの他端側面2p及び閉塞部材3の幅狭部3bの
係止爪部側面3iが係止爪部2cの幅よりも張り出し、
図5に示す如く、基部2aの他端側面2p及び閉塞部材
3の幅狭部3bの係止爪部側面3iがバー状連結杆6a
を横架した係止具6の支持部6b,6bの周面に近接
し、ベルト連結具1をバー状連結杆6aの軸回りに回動
しても、基部2aの他端側面2p及び閉塞部材3の幅狭
部3bの係止爪部側面3iが支持部6b,6bの周面に
当接するので、係 止爪部2cの屈曲部内側2nがバー状
連結杆6aを常に包持してバー状連結杆6aの軸ズレを
防ぎ、ベルト連結具1が係止具6から不意に外れるのを
防止する。
【0018】ベルト連結具1を魔法瓶5の係止具6から
外す場合には、閉塞部材3の押圧凸部3f,3fを指で
押して幅広部3a,3aを撓ませて係止段部3eと係止
突起2fとの係合を解除して閉塞部材3をベルト4の止
具7方向へ引くと、係止部材2の開口2mが開くので、
ベルト連結具1を取外せる。この際に、閉塞部材3に
は、ベルト4が挿通されているので、閉塞部材3が脱落
することがない。
【0019】以上のようにして、閉塞部材3をベルト4
に沿って移動させることにより係止部材2の開口2m
開閉するので、従来に比べて簡単な構造になり、かつ、
閉塞部材3の耐久性を高いものとすることができる。
【0020】図6は本考案の第2実施例を示すもので、
ベルト連結具10は、係止部材11の基部11aの一端
にベルト連結部11bを、他端に基部11aよりも幅広
の断面J字状の係止爪部11cをそれぞれ連設して一体
に形成し、基部11aの両幅広面11dに円形の係止突
起11fをそれぞれ形成するとともに、挿通孔12cを
形成した閉塞部材12の幅を係止爪部11cの幅と同幅
に形成し、幅広部12aの挿通孔12cの内面の係止段
部(図示せず)を係止突起11fに係合して係止爪部1
1cの先端11kと基部11aとの間の開口11mを塞
いでいる。
【0021】このように構成することにより、係止爪部
11cの幅よりも広い本体側係止具13の連結杆13a
に連結が可能となる。
【0022】また、閉塞部材12を取外す場合には、前
記実施例と同様に、閉塞部材12の幅狭部12bの押圧
凸部12fを指で押して幅広部12aを撓ませて閉塞部
12をベルト4方向へ引けばよい。
【0023】
【考案の効果】本考案のベルト連結具は以上のように、
基部の一端にベルト連結部を、他端に断面J字状の係止
爪部をそれぞれ連設し、該係止爪部先端と基部との間に
開口を形成した係止部材を、その基部を相対向する幅広
面と相対向する幅狭面とからなる方形状に形成するとと
もに、該幅広面に係止突起を形成し、係止部材に外嵌す
る閉塞部材を、前記幅広面に対向する一対の幅広部と前
記幅狭面に対向する一対の幅狭部とで形成するととも
に、前記係止部材のベルト連結部及び基部が挿通される
挿通孔を形成し、前記幅広部の挿通孔内面に、閉塞部材
が前記係止爪部先端と基部との間の開口を閉塞した際に
前記係止突起と係合する係止段部を形成し、前記幅狭部
の外面に、前記幅広部を撓ませて係止段部と係止突起と
の係合を解除する押圧凸部を形成したので、閉塞部材の
挿通孔にベルトを挿通し、該ベルトを係止部材のベルト
連結部に取付け、係止部材の基部に閉塞部材を外嵌して
係止段部と係止突起とを係合させることにより、閉塞部
材によって係止爪部先端の開口を塞ぐことができ、押圧
凸部を押して幅広部を撓ませて係止段部と係止突起との
係合を解除して閉塞部材を係止部材から取外すことによ
り、係止爪部先端の開口を開くことができ、これにより
携帯用品側の連結具との着脱ができる。 したがって、別
部材からなる弾発部材を用いることなく係止部材と閉塞
部材との係脱がワンタッチでできるので、従来に比べて
構造が簡単になり、しかも閉塞部材の操作が容易とな
り、また、開口を塞ぐ閉塞部材の耐久性を高いものとす
ることができ、さらに、係止部材から閉塞部材を取外し
ても閉塞部材にベルトが挿通されているので、閉塞部材
が脱落することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例のベルト連結具の分解斜視図
【図2】 同じくベルト連結具の正面方向から見た斜視
【図3】 同じくベルト連結具の背面方向から見た斜視
【図4】 同じくベルト連結具の断面図
【図5】 同じく魔法瓶の係止具に連結した状態の断面
【図6】 第2実施例のベルト連結具の分解斜視図
【符号の説明】
1,10…ベルト連結具、2,11…係止部材、2a,
11a…基部、2b,11b…ベルト連結部、2c,1
1c…係止爪部、2d,11d…幅広面、2e…幅狭
面、2f,11f…係止突起、2m,11m…開口、
3,12…閉塞部材3a,12a…幅広部、3b,1
2b…幅狭部、3c,12c…挿通孔、3e…係止段
部、3f,12f…押圧凸部、4…ベルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 三浦 育男 東京都港区西新橋1丁目16番7号 日本 酸素株式会社内 (56)参考文献 実公 昭40−23254(JP,Y1) 実公 昭62−46889(JP,Y2) 実公 昭56−1561(JP,Y2) 実公 昭61−16821(JP,Y1)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基部の一端にベルト連結部を、他端に断
    面J字状の係止爪部をそれぞれ連設し、該係止爪部先端
    と基部との間に開口を形成した係止部材と、該係止部材
    の開口を閉塞する閉塞部材とからなる携帯用品のベルト
    連結具において、前記係止部材は、その基部を相対向す
    る幅広面と相対向する幅狭面とからなる方形状に形成す
    るとともに、該幅広面に係止突起を形成し、前記閉塞部
    材は、前記幅広面に対向する一対の幅広部と前記幅狭面
    に対向する一対の幅狭部とで形成されるとともに、前記
    係止部材のベルト連結部及び基部が挿通される挿通孔を
    有し、前記幅広部の挿通孔内面に、閉塞部材が前記係止
    爪部先端と基部との間の開口を閉塞した際に前記係止突
    起と係合する係止段部を形成し、前記幅狭部の外面に、
    前記幅広部を撓ませて係止段部と係止突起との係合を解
    除する押圧凸部を形成したことを特徴とする携帯用品の
    ベルト連結具。
JP1991107713U 1991-12-27 1991-12-27 携帯用品のベルト連結具 Expired - Lifetime JP2514115Y2 (ja)

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