JPH0535014A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0535014A
JPH0535014A JP3190225A JP19022591A JPH0535014A JP H0535014 A JPH0535014 A JP H0535014A JP 3190225 A JP3190225 A JP 3190225A JP 19022591 A JP19022591 A JP 19022591A JP H0535014 A JPH0535014 A JP H0535014A
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JP
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image forming
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JP3190225A
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English (en)
Inventor
Takashi Noda
隆 野田
Kazuhiro Araki
一博 荒木
Yoshiaki Takano
良昭 高野
Kentaro Nagatani
健太郎 永谷
Tomokazu Kato
知和 加藤
Keiichi Nomura
慶一 野村
Shuji Maruta
修二 丸田
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外部装置を接続して保守管理が行われる画像
形成装置に関し、外部装置の接続状態に基づいて通常モ
ードとメンテナンスモードとが自動的に切り換えられる
ようにした画像形成装置を提供することを目的とする。 【構成】 通信インターフェース204を備える複写機
1は、通信インターフェース306を備える外部装置で
あるハンディツール300を接続して保守管理を行うよ
うに構成されると共に、CPU201は、接続信号によ
って複写機1へのハンディツール300の接続状態を検
知し、その検知結果に基づき通常モードと保守管理モー
ドとの何れか一方の動作モードの制御を選択して実行す
るように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外部装置を接続して保
守管理が行われる画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、画像形成装置のメンテナンスサー
ビスを行うに当たり、ハンディツールなどと呼ばれる外
部装置を用いることがある。この場合、サービスマンが
サービステーションで最新のガイドデータをハンディツ
ールに格納し、ユーザー先でハンディツールを画像形成
装置に接続して、画像形成装置のメモリからその画像形
成装置のコンディションを示すデータをハンディツール
に転送するとともに、サービスマンが五感によって得た
その画像形成装置のコンディションに関するデータを入
力する。ハンディツールはこれらのデータに基づきコン
ディションに対応した最適の作業手順のガイダンスを表
示し、サービスマンはガイダンス表示に従うことにより
的確かつ迅速に作業を進めることができる。
【0003】また、サービスマンは、ハンディツールに
設けられたキーを操作して画像形成装置の各部の設定値
を更新させたり、連動する部品の中の一つを独立して作
動させたりすることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
外部装置を接続して保守管理を行う画像形成装置におい
ては、外部装置を接続した後、機体内部にある内部スイ
ッチ等を操作して動作モードを通常モードからメンテナ
ンスモードに切り換えるようにしているので、このキー
スイッチの操作のために機体のカバーを開く必要があ
る。したがって、通常モードからメンテナンスモードに
切り換わるまでの手間が煩瑣である上、カバーを開くこ
とにより画像形成装置のコンディションが変わることが
あり、作業手順のガイダンスの的確さが損なわれること
がある。
【0005】また、メンテナンスモードから通常モード
に戻す操作も同様に手操作にたよっているので、メンテ
ナンスモードに戻すことが面倒である上、メンテナンス
モードを解除して通常モードに戻し忘れることがある。
本発明は、上記の事情を鑑みてなされたものであり、外
部装置の接続状態に基づいて通常モードとメンテナンス
モードとが自動的に切り換えられるようにした画像形成
装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、通信インター
フェースを備える本体に通信インターフェースを備える
外部装置を接続して保守管理を行う画像形成装置におい
て、上記の目的を達成するため、本体に外部装置の接続
状態を検知する接続状態検知手段が設けられ、上記本体
が接続状態検知手段の検知結果に基づき通常モードと保
守管理モードとの何れか一方の動作モードを選択して実
行するように構成されることを特徴としている。
【0007】
【作 用】本発明においては、外部装置と本体とが一定
の接続状態になると通常モードから保守管理モードに切
り換えられ、その接続状態が解除されると保守管理モー
ドから通常モードに切り換えられる。ここで、一定の接
続状態とは、外部装置と本体とが配線を介して物理的に
接続された状態としてもよいが、また、外部装置と本体
とが配線を介して物理的に接続され、更に、外部装置と
本体との間で所定の通信が実行される状態としてもよ
い。
【0008】また、本発明において、接続状態検知手段
による接続状態の監視が本体の動作中の所定期間内に限
定される場合には、循環実行されるプログラムのサイク
ルタイム(ループタイム)を短く抑えることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。まず、本発明の一実施例に係る複写機の概要を図1
に基づき説明する。この複写機1は原稿ガラス台2の上
に載置された原稿Dを矢印Mb方向に複写倍率に反比例
する一定の速度で駆動する露光ランプ3から発射される
光線で走査し、その反射光を光学系4を介して感光体ド
ラム5上の露光位置X2 に照射させ、感光体ドラム5の
表面に潜像を形成し、後述する電子写真プロセスに従っ
て用紙Pに原稿Dに対応するトナー像を形成するように
構成されている。
【0010】光学系4は露光ランプ3に同行して原稿D
からの反射光を受ける第1可動ミラー41と、露光ラン
プ3及び第1可動ミラー41の半分の速度で露光ランプ
3及び第1可動ミラー41と同方向に移動する第2可動
ミラー42及び第3可動ミラー43と、固定ミラー44
と、投影レンズ45とを備えるとともに、原稿Dからの
反射光の光量を検知するAEセンサー46とを備える。
【0011】感光体ドラム5は、矢印Maの方向に一定
の周速度vで回転駆動され、その内部に感光体ドラム5
を加熱するためのヒータ5a及び温度センサ(サーミス
タ)5bを設けて、温度センサ5bの出力信号に基づい
てヒータ5aをオンオフ制御し、感光体ドラム5の温度
を一定に保つようにしている。この複写機1における電
子写真プロセスは、帯電位置X1 でスコロトロン方式の
帯電チャージャ6により感光体ドラム5の表面を一様に
所定の電位VOに帯電させ、露光位置X2 で光を照射す
ることにより部分的に除電して原稿Dに対応する潜像を
形成し、露光位置X2 を通過した感光体ドラム5の各位
置の表面電位を表面電位計(VOセンサー)7で計測
し、像間イレーサ8で潜像以外の部分の電荷を消去し、
現像位置X3 で現像器9により潜像にトナーを付着させ
てトナー像として顕像化させ、転写位置X4 で転写チャ
ージャ10によりトナー像を用紙Pに転写させ、分離チ
ャージャ11により感光体ドラム5から剥離された用紙
Pを搬送ベルト12で定着装置13に送ってトナー像を
用紙Pに定着させる、という手順で行われる。
【0012】なお、用紙Pは、着脱可能な給紙カセット
18から給紙ローラ19によって1枚ずつ繰り出され、
タイミングローラ20により感光体ドラム5の回転にタ
イミングを合わせて転写位置X4 に送り込まれる。上記
給紙カセット18には用紙Pの有無を検知するフォトセ
ンサーからなるペーパーセンサ21が設けられる。ま
た、感光体ドラム5の各点はトナー像を用紙Pに転写し
た後、再び帯電位置X1 に移行する前に、クリーニング
装置14により表面を清掃され、メインイレーサ15に
よって一様に除電される。また、分離チャージャ11と
クリーニング装置14との間には基準トナー像の濃度を
測定するために発光素子16a及び受光素子16bから
なる反射型のフォトセンサー(AIDCセンサー)16
が設けられる。
【0013】現像器9は、現像槽90とこれの上部に設
けたトナータンク91とを備え、トナータンク91の底
部に設けたトナー補給ローラ92を補給モータ93で回
転させることにより、トナータンク91から現像槽90
にトナーを供給するようにしている。現像槽90内に
は、トナー補給ローラ92の下方にスクリューローラ9
4が設けられ、このスクリューローラ94を回転させる
ことによりトナーと現像槽90内のキャリアとが混合さ
れ、バケットローラ95に送られる。バケットローラ7
4は矢印Mc方向に回転してトナーとキャリアとからな
る現像剤を更に攪拌し、この攪拌によって摩擦帯電が生
じて磁性のキャリアとトナーとが互いに異極性の電荷を
帯びる。トナーが付着したキャリアは、現像スリーブ9
6の内部に設けられた磁気ローラ97によって現像スリ
ーブ96の表面に吸着され、現像スリーブ96の矢印M
d方向への回転に伴って現像位置X3 に搬送される。現
像位置X3 において、負極性のトナーは感光体ドラム5
の表面電荷との静電吸着によって感光体ドラム5の表面
に付着する。なお、感光体ドラム5の表面の露光部分に
残った残留電荷によるトナーの付着を防止するため、現
像スリーブ96には所定電圧の現像バイアスVB が印加
される。また、感光体ドラム5へのトナーの付着により
トナーと分離されたキャリアは現像槽90内に戻され、
新たに補給されたトナーと混合される。
【0014】スクリューローラ94の下側には、トナー
濃度センサ(ATDCセンサー)17が設けられ、現像
剤の透磁率から現像剤全体に対するトナーの重量比T/
C〔wt%〕を測定し、この測定結果に基づきトナータ
ンク91から現像槽90にトナーを供給し、現像剤全体
に対するトナーの重量比が一定の範囲になるように制御
される。
【0015】図2に示すように、上記複写機1の制御回
路200は、複写機1の全体的な制御を行うCPU20
1、制御プログラムを格納したプログラムメモリ20
2、電子写真プロセスの制御及び複写機1の管理などに
用いられる各種データを記憶するメモリ203、後述す
るハンディツール300等の外部装置と通信するととも
に、ハンディツール300の接続を知らせる接続信号を
CPU201に入力するための通信インターフェース2
04を備えている。
【0016】CPU201には、上記のAEセンサー4
6、ATDCセンサー17、VOセンサー7、AIDC
センサー16、サーミスタ5bなどの各部のセンサーか
らの信号と、ハンディツール300の接続許可タイミン
グを切り換えるスイッチSW1の出力とが入力される。
なお、スイッチSW1は、例えばディップスイッチのよ
うなスイッチで構成され、工場出荷時などに設定され
る。
【0017】また、CPU201からは、露光ランプ3
を点灯させるための露光ランプ電源211、補給モータ
93を駆動するための電源212、感光体ドラム5の表
面電位VOを設定するための出力回路213、現像バイ
アスVB を印加するための高圧電源214などに制御信
号が加えられる。上記CPU201は、電子写真プロセ
スの制御に加えて、外部装置からの指令に応じてメモリ
203のデータを外部装置へ送出する通信の制御を行
う。
【0018】メモリ203に格納されるデータとして
は、電子写真プロセスを制御するための基準となる基準
データBD、制御に際して適宜変更される各部の設定値
や設置環境の情報を含めて過去及び現在のコンディショ
ンを示す状態データCD、コピー枚数や消耗品の管理等
のユーザーの運用管理に関するューザーデータUDなど
がある。
【0019】以上のように構成される複写機1は、後述
するように、複写機1本体の各エレメントを制御する通
常モードと、ハンディツール300との間で状態データ
CD、指令情報のデータ転送等を行うメンテナンスモー
ドとの2つの動作モードの動作を行うことが可能であ
る。ハンディツール300は、図3及び図4に示すよう
に、ガイダンス表示等を行うディスプレイ302、操作
入力用の各種キーを配置したキー群303、プリンタ部
304、ケーブル401を接続するためのコネクタ30
5を備えている。また、図4に示すように、ケーブル4
01を介して行われる複写機1との通信及びハンディツ
ール300の接続を複写機1に知らせる信号の出力を行
うための通信インターフェース306、現場作業を支援
するためのガイドデータGDを格納するためのメモリ3
07、サービスマンによる現場作業の内容を示す作業デ
ータWDの書込み及び読出しが可能なメモリ308及び
ハンディツール300の全体を制御するCPU301を
備える。
【0020】また、図5に示すように、ハンディツール
300の通信インターフェース306にケーブル401
を介して複写機1の通信インターフェース204を接続
すると、複写機1の通信インターフェース204内に設
けたプルアップ抵抗205がケーブル401を介してハ
ンディツール300の通信インターフェース306内で
接地され、プルアップ抵抗205の一端からローレベル
の接続信号が出力されるようにしてある。
【0021】図3に示すように、キー群303には、0
〜9の数字及びA〜Fのアルファベットに対応したキ
ー、四則演算キー、ディスプレー302の画面上でカー
ソルを上下左右の各方向に移動させるカーソルキー30
3a、処理の実行を開始させるエンター(ENTER)
キー303b、複写機1のメンテナンスモードを解除す
るためのメンテナンスモード解除キー303cなどが設
けられる。
【0022】以上のように構成されたハンディツール3
00は、複写機1のメンテナンス管理システムの構成要
素となり、サービスマンの現場作業の支援手段としての
役割を担う。すなわち、ハンディツール300には複写
機1との間でデータ転送を行うための通信機能と、複写
機1から転送される情報とサービスマンによって入力さ
れる情報とを記憶する情報記憶機能と、ガイドデータG
Dに基づいて作業手順を指示するガイダンス表示を行う
とともに、必要に応じて複写機1の各部の設定値を変更
させる指令信号を送出する故障診断及び自動調整機能と
が与えられている。
【0023】サービスマンは、定期点検またはトラブル
の対処のためにユーザー先に出向く前に、サービスステ
ーションでハンディツール300と図示しないホストコ
ンピュータとを接続し、ハンディツール300に最新の
ガイドデータGDを転送させる。このガイドデータはホ
ストコンピュータに入力されるフィールド情報FDに基
づいて逐次更新されている。
【0024】この後、サービスマンはユーザー先でハン
ディツール300を複写機1に接続し、図6に示すよう
に、複写機1のメモリ203からコンディションを示す
状態データCDをハンディツール300に転送する。ま
た、サービスマン自身がその五感によって検知したコン
ディションに関する情報を、補足状態データHCDとし
てハンディツール300に入力する。
【0025】ハンディツール300は、状態データC
D、補足状態データHCD及びガイドデータGDを総合
的に判断し、コンディションに対応した最適の作業手順
のガイダンス表示を行う。そして、サービスマンはガイ
ダンス表示に従うことにより的確かつ迅速に作業を進め
ることが出来る。また、ハンディツール300から、サ
ービスマンのキー入力に応じて複写機1の各部の設定値
を変更するための指令情報や、複写機1の動作モードを
メンテナンスモードから通常モードに移行させるための
指令信号が複写機1に入力される。
【0026】次に、複写機1の制御回路200に設けた
CPU201のメインフローについて図6ないし図10
に基づき説明する。図6に示すように、メインフローは
電源投入によってスタートした後、CPU200の内部
タイマやフラグ等を所定値に設定したり、クリアしたり
する等の初期設定を行い(S1)、CPU200に接続
されている負荷や信号等の通常の入力をまとめて行う
(S2)。この後、スイッチSW1がオンか否かを判定
し(S3)、オンの場合には初期設定でセットされた第
1の内部タイマ(タイマー1)の動作状態をチェックす
る(S4)。このタイマー1は初期設定により所定の値
がセットされ、スタートするタイマであり、一度カウン
トを終了すると停止するようになっている。このタイマ
ー1がカウント中であることを条件にして、ハンディツ
ール300がケーブル401を介して複写機1に接続さ
れていることを示す接続信号の有無をチェックし(S
5)、接続信号があるときには、更に、ハンディツール
300からの通信を受信したことを示す接続フラグがオ
ンか否かをチェックする(S6)。接続信号が有り、ハ
ンディツール300からの通信が受信されていることが
確認されるとメンテナンスプログラムを実行するための
フラグFlag1がセットされ(S7)、メンテナンスモー
ドに入る。
【0027】メンテナンスモードでは、図8に示すよう
に、解除キー303cを使ってメンテナンスモードの終
了指示が入力されたか否かを判定し(S8)、入力され
ておればフラグFlag1をリセットし(S9)、入力され
ていなければ接続信号がオフでないことを確認し(S1
0:NO)、更に、接続フラグがオンであること確認し
た上で(S11:YES)、メンテナンスプログラムが
実行される(S12)。
【0028】ハンディツール300が複写機1から取り
外されて接続信号がオフになったことが確認された場合
(S10:YES)、あるいは、後述するようにハンデ
ィツール300と複写機1との通信が所定時間実行され
ずに接続フラグがオフとなっている場合(S11:N
O)には、メンテナンスモードの終了が入力された場合
と同様にフラグFlag1をリセットし(S9)、メンテナ
ンスモード終了の処理に移行する。
【0029】図9に示すように、メンテナンスモード終
了の処理では、ハンディツール300の通信が正常に受
信れている間は設定され続ける第2の内部タイマー(タ
イマー2)がタイムアップしたか否かが判定される(S
13)。タイムアップした場合には一定時間以上ハンデ
ィツール300の通信が途絶えたことを意味するので、
ハンディツール300との通信が正常に行われているこ
とを示す接続フラグがリセットされ(S14)、データ
の入出力の段階(S2)に戻り、S2以降の処理が繰り
返される。
【0030】また、前記図7のスイッチSW1がオンか
否かを判定する段階(S3)でオフと判定された場合に
は、フラグFlag1がセットされているか否かをチェック
し(S15)、セットされている場合には既にメンテナ
ンスモードに入っているものとして、メンテナンスモー
ドに移行する。セットされていない場合には、通常モー
ドに進む。
【0031】一方、第1の内部タイマー(タイマー1)
がカウント中であるか否かを判定する段階(S4)で、
カウント終了であると判定された場合には、後述する受
信割り込み処理(S100)の割り込みを禁止する受信
割込禁止処理(S21)を経てフラグFlag1が1にセッ
トされているか否かを判定する段階(S15)に移行す
る。
【0032】図10に示すように、通常モードでは、ス
イッチSW1の状態がチェックされ(S16)、オフで
あれば接続信号がオンであるか否かを判定する(S1
7)。接続信号がオンであることが確認されると、接続
フラグがオンか否かが確認され(S18)、接続フラグ
がオンであればフラグFlag1をセットし(S19)、前
記メンテナンスモード終了の処理(S13,S14)に
移行する。
【0033】また、スイッチSW1がオンの場合(S1
6)、接続信号がオフの場合(S17)、あるいは接続
フラグがオフの場合(S18)には、通常プログラムが
実行される(S20)。一方、ハンディツール300が
複写機1に接続されて、ハンディツール300からデー
タが転送され、複写機1のCPU201に受信される
と、内部的な割込み信号が発生し、CPU201は現在
実行中の処理を中断して図11に示す受信割込処理(S
100)を実行する。
【0034】この受信割込処理(S100)では、まず
他の処理の割り込みを禁止する割り込み禁止処理を行っ
た後(S101)、受信したデータが正規のデータであ
るか否か(ノイズ等によるデータの異常がないか、定義
されているデータであるか等)をチェックし(S10
2)、正規のデータである場合には、接続フラグをセッ
トし(S103)、タイマー2を再設定し(S10
4)、受信データをメモリ203に格納し(S10
5)、他の処理の割り込みの禁止を解除する割り込み許
可処理を行ってから(S106)メインルーチンに戻
り、先に中断していた処理を再開する。
【0035】このようにハンディツール300からのデ
ータが正常に受信されている間はタイマー2が設定され
続け、通信が途絶えるとタイマー2が所定時間経過後に
タイムアップするように構成する場合には、ハンディツ
ール300との通信の有無によっても接続確認を行うこ
とができる。なお、上記受信割り込み処理を行わせるた
めのハンディツール300からのデータの送信は、キー
群303の操作に応じてのみ行われるようにしてもよい
し、一定周期で自動的に行われるようにしてもよい。
【0036】また、第1の内部タイマー(タイマー1)
がカウント中であるか否かを判定する段階(S4)で、
カウント終了であると判定された場合には、そのまま、
フラグFlag1が1にセットされているか否かを判定する
段階(S15)に移行してもよいが、この実施例では、
上記の受信割込処理(S100)の割り込みを禁止する
受信割込禁止処理(S21)を経てフラグFlag1が1に
セットされているか否かを判定する段階(S15)に移
行するようにしている。これにより、スイッチSW1を
オンにしている場合にはタイマー1のカウント終了後に
受信割込処理(S100)が割り込めなくなり、実行中
のメンテナンスモードが終了した後には接続フラグがセ
ットされなくなるので(S103)、メンテナンスモー
ドが実行されないようになる。また、スイッチSW1を
オフにしておくと、とりあえず通常モードでの運転を開
始しておいて、ハンディツール300を複写機1にケー
ブル401で接続し、任意のタイミングで受信割込処理
(S100)を割り込ませることにより接続フラグをセ
ットし(S103)、フラグFlag1を1にセットして
(S19)、メンテナンスモードに移行できる(S2,
S3,SS15)。
【0037】上記の実施例では、複写機1の通信インタ
ーフェース204に内蔵したプルアップ抵抗205をケ
ーブル401を介してハンディツール300の通信イン
ターフェース306内で接地させることにより接続信号
を得ているが、ケーブル401が接続されるコネクタ内
部にスイッチを設け、ケーブル401を接続するとスイ
ッチがオンとなって接続信号を出力したり、ハンディツ
ール300のCPU301の出力ポートから接続信号を
出力させたりすることも可能である。
【0038】また、接続信号の検出は行わず受信データ
の有無だけを検出するようにしてもよい。この場合に
は、通信に必要な結線だけでメンテナンスモードと通常
モードとの切り換えを制御することができる。以上のよ
うに、ハンディツール300をケーブル401で複写機
1に接続し、ハンディツール300からデータを送信す
ると複写機1の動作モードが自動的にメンテナンスモー
ドに切り換えられ、種々のメンテナンス作業が行えるよ
うになる一方、ハンディツール300からのデータの送
信が一定時間以上途絶するか、メンテナンスモードの終
了指示が入力されるか、またはハンディツール300の
接続自体が解除されると、自動的に複写機1の動作モー
ドが通常モードに戻され、普通に複写機として使用され
る状態になる。
【0039】
【発明の効果】以上のように、本発明の画像形成装置に
よれば、本体に外部装置の接続状態を検知する接続状態
検知手段が設けられ、上記本体が接続状態検知手段の検
知結果に基づき通常モードと保守管理モードとの何れか
一方の動作モードを選択して実行するので、本体の内部
スイッチ等によって通常モードから保守管理モードへの
動作モードの切り換え操作が不要になるとともに、カバ
ーを開けずに通常モードから保守管理モードに切り換え
ることができ、カバーを開くことによるコンディション
の変更をなくして確実に的確な作業手順のガイダンスを
得ることができる。
【0040】また、外部装置の接続を遮断したり、外部
装置からの通信を途絶させたりすれば自動的にメンテナ
ンスモードから通常モードに戻るので、メンテナンスモ
ードに戻す面倒さを免れるとともに、メンテナンスモー
ドが解除されると確実に通常モードに戻され、動作モー
ドが戻し忘れられるおそれがなくなる。特に、本発明に
おいて、上記接続状態検知手段による接続状態の監視
が、本体の動作中の所定期間内に限定される場合には、
その期間が経過した後の処理の負担を軽減でき、ループ
タイムを例えば5ms程度の一定以下に抑えることが容
易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る複写機の構成を示す断
面正面図である。
【図2】本発明の一実施例に係る複写機の制御回路のブ
ロック図である。
【図3】ハンディツールの正面図である。
【図4】ハンディツールの制御回路のブロック図であ
る。
【図5】接続信号出力回路の原理図である。
【図6】ハンディツール、複写機間で通信されるデータ
の内容を示す説明図である。
【図7】上記複写機のメインフローの一部分のフローチ
ャートである。
【図8】上記複写機のメインフローの一部分のフローチ
ャートである。
【図9】上記複写機のメインフローの一部分のフローチ
ャートである。
【図10】上記複写機のメインフローの一部分のフロー
チャートである。
【図11】上記複写機の受信割込処理のフローチャート
である。
【符号の説明】
1 複写機 201 CPU 204 通信インターフェース 205 プルアップ抵抗 300 ハンディツール 306 通信インターフェース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高野 良昭 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビルミノルタカメラ株式会社内 (72)発明者 永谷 健太郎 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビルミノルタカメラ株式会社内 (72)発明者 加藤 知和 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビルミノルタカメラ株式会社内 (72)発明者 野村 慶一 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビルミノルタカメラ株式会社内 (72)発明者 丸田 修二 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビルミノルタカメラ株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信インターフェースを備える本体に通
    信インターフェースを備える外部装置を接続して保守管
    理を行う画像形成装置において、 本体に外部装置の接続状態を検知する接続状態検知手段
    が設けられ、上記本体が接続状態検知手段の検知結果に
    基づき通常モードと保守管理モードとの何れか一方の動
    作モードを選択して実行するように構成されることを特
    徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 上記接続状態検知手段による接続状態の
    監視が、本体の動作中の所定期間内に限定される請求項
    1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 上記接続状態検知手段は、外部装置から
    所定の終了信号が受信されたときに、外部装置との接続
    が解除されたと判定するように構成されていることを特
    徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
JP3190225A 1991-07-30 1991-07-30 画像形成装置 Pending JPH0535014A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996030813A1 (en) * 1995-03-31 1996-10-03 Ricoh Company, Ltd. Image forming device management system
US7170626B2 (en) 2001-08-07 2007-01-30 Konica Corporation Image processing apparatus management method and image processing apparatus

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