JP3122997B2 - 画像形成装置管理システム - Google Patents

画像形成装置管理システム

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JP3122997B2 JP02022715A JP2271590A JP3122997B2 JP 3122997 B2 JP3122997 B2 JP 3122997B2 JP 02022715 A JP02022715 A JP 02022715A JP 2271590 A JP2271590 A JP 2271590A JP 3122997 B2 JP3122997 B2 JP 3122997B2
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兆史 芝田
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、通信回線を介して画像形成装置と管理装置
とを接続した画像形成装置管理システムに関する。
〔従来の技術〕
電子写真プロセスを用いた複写機、ファクシミリ、光
学式プリンタなどの画像形成装置は、ハードコピー画像
の形成手段として広く用いられている。これら画像形成
装置は、マイクロプロセッサなどからなるCPU(中央処
理装置)を有し、予めメモリ(通常はROM)に格納され
ている制御プログラムに従って各部の制御が行われるよ
うになっている。
さて、従来より、例えば特開昭59−142559号公報に示
されているように、複数の複写機を集中的に管理するた
め、各複写機のそれぞれと管理装置(ホスト)とを通信
回線を介して接続した管理システムが知られている。
このような管理システムを構成する複写機は、管理項
目に対応したデータを記憶する手段を有し、ホストから
の指令に従ってデータをホストへ送信するように構成さ
れている。
従来の管理項目は、主として複写機の稼働(使用)状
況を把握するためのものであり、例えば、使用者ごとの
コピー枚数、使用された用紙のサイズなどであった。
つまり、従来の管理システムは、例えば官公庁や企業
などのように複数の複写機を保有するユーザーにおい
て、各複写機の合理的な運用、例えば、維持費用の受益
者負担、各使用者間の使用量の均等化などを図るための
データを容易に集計可能とすることを目的として構築さ
れている。
ところで、近年、画像形成装置に対するアフターサー
ビスの効率化を図るため、画像形成装置の販売者側(メ
ーカーサイド)のサービス拠点(サービステーション)
にホストを設置し、このホストと各ユーザー側(顧客サ
イド)に設置された複数の画像形成装置のそれぞれとを
オンラインで結ぶサービス管理システムの構築が進めら
れている。
本明細書において、アフターサービスは、画像形成装
置の動作状態(コンディション)を正常に保つための活
動であるメンテナンス(保守)と、用紙やトナーなどの
消耗品のユーザーへの供給、装置の使用方法の説明など
のユーザーの運用上の便宜を図るための活動とを含み、
顧客に対して販売者側から提供される顧客サービスの全
般を意味する。
一方、従来より、アフターサービスの一環として、画
像形成装置における制御プログラムの差替え(以下「プ
ログラム変更」という)が実施されている。
プログラム変更の目的としては、例えば、新たな機能
の追加(バージョンアップ)、設置環境に対応した最適
化、ユーザーの使い勝手や画質の好みの充足などがあ
る。
このようなプログラム変更は、実際には、サービスマ
ンが、画像形成装置から既存の制御プログラムを格納し
たメモリ素子を取り外し、代わりに新規の制御プログラ
ムを格納したメモリ素子を実装することによって行われ
る。つまり、ハードウェア(メモリ素子)の交換が行わ
れる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、通常は、メモリ素子を含む制御部(制
御回路基板)は、画像形成装置本体の中央部に配置され
ているので、メモリ素子の交換に長時間を要し、プログ
ラム変更に手間がかかるという問題があった。特に、バ
ージョンアップの場合のように各ユーザーの元に設置さ
れている多数の画像形成装置に対してプログラム変更を
実施する場合には、多くの労力が費やされることにな
り、アフターサービスのコストアップの一因となってい
た。
また、メモリ素子の交換によって、他の部品に損傷を
与えたり、悪影響が及ぶことがあった。
本発明は、上述の問題に鑑み、プログラム変更の迅速
化及び容易化を図ることを目的としている。
また、他の目的は、プログラム変更を画像形成中であ
るか否かに係わらず随時実施可能とすることにある。
〔課題を解決するための手段〕
上述の課題を解決するため、請求項1の発明は、通信
回線を介して画像形成装置と管理装置とを接続した画像
形成装置管理システムにおいて、前記画像形成装置は、
当該画像形成装置の動作を制御するためのプログラムの
書込み及び読出しが可能な記憶手段と、前記プログラム
を受信する受信手段と、画像形成動作の途中に前記プロ
グラムの変更要求があった場合は画像形成動作の終了を
待って、前記記憶手段への前記プログラムの書込みを行
う制御手段と、前記通信回線を介することなく画像形成
動作の開始を指令する指令手段と、前記制御手段による
プログラムの書込み中は、前記指令手段の指令を無効と
することで当該画像形成装置の動作を禁止する禁止手段
とを備え、前記管理装置は、前記プログラムを送信する
送信手段を備えてなる。
請求項2の発明では、前記画像形成装置は、当該画像
形成装置の画像形成動作を制御するための既存のプログ
ラム及び画像形成動作を制御するための新規のプログラ
ムの格納が可能な記憶手段と、前記新規のプログラムを
受信する受信手段と、プログラムの切り替えに先立っ
て、前記記憶手段への前記新規のプログラムの書込みを
行う制御手段と、前記新規のプログラムの書込みの後
に、前記既存のプログラムから新規のプログラムに切り
替えて当該画像形成装置の画像形成動作を制御する切替
え制御手段とを備え、前記管理装置は、前記新規のプロ
グラムを送信する送信手段を備えてなる。
〔作 用〕
管理装置に備わる送信手段は、画像形成装置の動作を
制御するためのプログラムを送信する。
画像形成装置に備わる受信手段は、プログラムを受信
する。
制御手段は、記憶手段にプログラムを書き込む。
記憶手段は、既存のプログラムとともに新規のプログ
ラムを格納する。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第3図は複写機1の要部を示す正面断面図である。
同図において、感光体ドラム5は矢印Maの方向に一定
の周速度vで回転可能に配置され、その内部には、感光
体ドラム5を加熱するためのヒータ5a及び温度センサー
51が設けられている。温度センサー51の出力信号に基づ
いてヒータ5aのオンオフ制御が行われ、これによって感
光体ドラム6の温度が一定に保たれる。
感光体ドラム5の周囲には、電子写真プロセスのため
の、帯電チャージャ6、像間イレーサ10、現像装置7、
転写チャージャ28、分離チャージャ29、クリーニング装
置9、及びメインイレーサ8が配設されている。帯電チ
ャージャ6は、メッシュ状のグリッド63を有するスコロ
トロン方式のチャージャである。
また、露光位置X2と像間イレーサ10との間には、感光
体ドラム5の表面電位(V0)を測定するための表面電位
計(V0センサー)90が設けられ、分離チャージャ29とク
リーニング装置9との間には、基準トナー像の濃度を測
定するために発光素子19a及び受光素子19bからなる反射
型のフォトセンサー(AIDCセンサー)19が設けられてい
る。
感光体ドラム5の表面は、帯電チャージャ6を通過す
ることにより一様に帯電され、露光位置X2にて光学系20
により露光される。露光により感光体ドラム5の表面電
荷は部分的に除電され、感光体ドラム5の表面に原稿D
に対応する潜像が形成される。潜像以外の部分の表面電
荷は、像間イレーサ10によって消去される。
光学系20は、原稿台ガラス11上に載置された原稿Dを
照射する露光ランプ21、原稿Dからの反射光Bを露光位
置X2へ導くためのミラー22a〜d、及び投影レンズ23か
ら構成されており、投影レンズ23の近傍には、原稿Dか
らの反射光の光量を検知するAEセンサー25が設けられて
いる。
原稿Dに対する露光走査時には、露光ランプ21及びミ
ラー22aは矢印Mbの方向に速度v/m(mは複写倍率)で移
動し、ミラー22b,22cは速度v/2mで移動可能とされてい
る。
感光体ドラム5の表面に形成された潜像は、現像装置
7により現像されてトナー像として顕像化される。
現像装置7は、磁性キャリアと絶縁性のトナーとの混
合物からなる現像剤を用い、周知の磁気ブラシ方式によ
って現像位置X3を通過する潜像(電荷存在部分すなわち
非露光部分)にトナーを付着させる、いわゆる正規現像
を行なう。現像槽70の内部には、磁気ローラ72を内蔵し
た現像スリーブ71、穂高規制板73、バケットローラ74、
スクリューローラ75が設けられ、スクリューローラ75の
下方にはトナー濃度センサー(ATDCセンサー)80が配置
されている。
バケットローラ74が矢印Mcの方向に回転すると、現像
剤は現像スリーブ71の外周面に磁気ローラ72の磁力で吸
着され、現像スリーブ71の矢印Mdの方向への回転に基づ
いて現像位置X3へ搬送される。トナー濃度センサー80
は、現像剤の透磁率から現像剤の全体に対するトナーの
重量比T/C[wt%]を測定するためのものである。
現像槽70の上部にはトナータンク76が設けられ、その
底部にはトナー補給ローラ77が設けられている。トナー
補給ローラ77が補給モータ78によって回転駆動される
と、トナータンク76からスクリューローラ75へトナーが
補給される。補給されたトナーは、スクリューローラ75
の回転により既に現像槽70の内部に存在する現像剤と攪
拌混合されてバケットローラ74に送られる。ここでの攪
拌混合により摩擦帯電が生じ、磁性キャリア及びトナー
は互いに異極性の電荷を帯びる。負極性のトナーは、現
像位置X3において、感光体ドラム5の表面電荷との静電
吸着によって感光体ドラム5の表面に付着する。このと
き感光体ドラム5の表面の残留電荷(露光部分に残った
電荷)によるトナーの付着を防止するため、現像スリー
ブ71には所定電圧の現像バイアスVBが加えられる。
一方、着脱可能な給紙カセット95から用紙Pが給紙ロ
ーラ31によって1枚ずつ繰り出され、タイミングローラ
30により感光体ドラム5の回転とタイミングをとりつつ
搬送され、転写位置X4にて転写チャージャ28によりトナ
ー像が用紙Pに転写される。トナー像が転写された用紙
Pは、分離チャージャ29により感光体ドラム5から分離
され、搬送ベルト14によって定着装置15へ送られ、トナ
ー像の定着の後、複写機1の外部に排出される。
その後、感光体ドラム5の表面は、クリーニング装置
9のクリーニングブレード9aによって残余のトナーが取
り除かれ、メインイレーサ8により残留電荷が除去され
て次回の露光に備えられる。メインイレーサ8の光量
は、図外の光量センサーの出力に基づいて、一定値とな
るように制御される。
第4図は複写機1の制御回路200のブロック図であ
る。
制御回路200は、複写機1の全体的な制御を行うCPU20
1、制御プログラムPRを格納するプログラムメモリ211、
電子写真プロセスの制御及び複写機1の管理に対応した
各種データやフラグの一時記憶などに用いられるRAM21
0、後述の管理装置2との通信のための通信インタフェ
ース223などから構成されている。
制御プログラムPRは、画像形成に直接に関係する動作
を制御するための主制御プログラムと、プログラム変更
に伴うデータ処理を制御するための副制御プログラムと
を含むが、以下では、制御プログラムPRは、主制御プロ
グラムを意味するものとして説明する。
プログラムメモリ211は、制御プログラムPRの書込み
が可能であり、且つ当該複写機1の電源を切った後にお
いても電池などによってバックアップされ、制御プログ
ラムPRの記憶状態を保持する不揮発性の記憶装置からな
る。
CPU201には、上述のAEセンサー25、ATDCセンサー80、
V0センサー90、AIDCセンサー19などの各部のセンサーか
らの信号が入力される。また、露光ランプ21を点灯させ
るための露光ランプ電源50、補給モータ78を駆動するた
めの電源208、感光体ドラム5の表面電位V0を設定する
ための出力回路202、及び現像バイアスVBを印加するた
めの高圧電源40などには、CPU201から制御信号が加えら
れる。
CPU201は、電子写真プロセスの制御に加えて、管理装
置2から送られる制御プログラムPRを受信し、プログラ
ムメモリ211に格納するためのデータ処理の制御を行
う。
通信インタフェース223には、電話回線230を利用して
データ通信を行うためのモデムが組み込まれており、ま
た、ユーザーとサービスマンとの通話のための電話機29
0が接続されている。なお、通信インタフェース223は、
複写機1の本体の外部に付加装置として配置されるが、
駆動電力は複写機1から供給される。
第1図は管理ネットワークシステム500の構成を示す
ブロック図である。
管理ネットワークシステム500は、ユーザーの元に設
置された5台の同型の複写機1a〜1eと、サービスステー
ションSSの管理装置2とを電話回線230を用いてオンラ
イン化したもので、複写機1a〜1cは、自動交換機225a及
び内部回線229a〜cにより内線網が構成された建物B1内
に設置されており、複写機1d,1eはそれぞれ建物B2,B3内
に設置され、自動交換機225b,225cを介して電話回線230
に接続されている。
一方、管理装置2は、サービスステーションSS内の交
換機226及び内部回線231を介して電話回線230に接続さ
れている。
なお、交換機225a〜c,226を介することなく直接に各
複写機1a〜1eと管理装置2とを接続することもできる。
第2図は管理装置2の構成を示すブロック図である。
管理装置2は、ソフトウェアに従って各種の処理を実
行するホストコンピュータ301、表示用のディスプレイ3
02、操作入力手段としてのキーボード303、印刷用のプ
リンタ304、各ユーザーの元に設置された各複写機1a〜1
eと電話回線230を介して通信を行うためのモデム305、
及びサービスマンとユーザーとの通話用の電話機306か
ら構成されている。
管理ネットワークシステム500においては、複写機1a
〜1eの内で、バージョンアップ、設置環境への適合化、
ユーザーの要求の充足などのためにプログラム変更が必
要となった複写機1に対して、管理装置2から変更要求
信号S0が送られる。
複写機1は、変更要求信号S0を受信すると、複写動作
などが終了してプログラム変更が可能な状態になるのを
待って変更許可信号S1を管理装置2へ送信するととも
に、その後の動作の開始を禁止する。
管理装置2は、変更許可信号S1を受け取ると、新たな
制御プログラムPRを複写機1へ送信する。送信された新
たな制御プログラムPRは、複写機1により受信され、プ
ログラムメモリ211に順次格納される。
そして、制御プログラムPRの送信が完了すると、管理
装置2は、続けて起動要求信号S2を送信する。
これにより、複写機1では、新たな制御プログラムPR
に従って動作の制御が実行されることになる。
なお、以下の説明においては、新たな制御プログラム
PRを「新プログラムPR2」と呼び、プログラム変更の以
前に複写機1に格納されていた既存の制御プログラムPR
を「旧プログラムPR1」と呼び、両者を区別することが
ある。
次に、フローチャートを参照して、プログラム変更の
様子を説明する。
複写機1では、複写動作(電子写真プロセス)を中断
することができない。すなわち、用紙Pの搬送が開始さ
れた後は、潜像形成、現像、転写、定着、用紙Pの排出
という一連のプロセスを連続的に行う必要がある。この
ため、複写動作の途中に変更要求信号S0が加えられた場
合には、上述のように用紙Pの排出が完了するのを待っ
て変更許可信号S1を管理装置2へ出力しなければならな
い。
第5図はプログラム変更のタイミング設定処理を示す
フローチャートである。
ステップ#1において、カウンタSCPRG0の値が「0」
であるか否かをチェックする。
カウンタSCPRG0は、プログラム変更のタイミングを管
理するためにCPU201の内部に設けられており、その値は
通常では「0」である。
カウンタSCPRG0の示す値が「0」の場合は、複写動作
を開始させるための操作キーであるプリントキーが押下
されたか否かをチェックする(ステップ#2)。
ステップ#2でイエスであれば、ステップ#3におい
て、プログラム変更中であるか否かを示すフラグFPRGを
チェックする。
フラグFPRGが「0」であれば、ステップ#4におい
て、複写動作が開始される。
フラグFPRGが「1」の場合は、プログラム変更の途中
であり、複写動作を行うと誤動作が生じるおそれがあ
る。したがって、この場合には複写動作は開始されな
い。
ステップ#5では、複写動作の途中であってプログラ
ム変更が不可能であることを示すために、フラグFNONPR
Gを「1」とする。
そして、ステップ#6において、カウンタSCPRG0を
「1」とする。
一方、上述のステップ#1でノーの場合は、ステップ
#7へ移り、用紙Pの排出が完了しているか否かをチェ
ックする。このとき、複数枚の用紙Pに連続して複写す
るマルチコピーモードの複写動作が行われている場合に
は、最後に給紙された用紙Pの排出の完了がチェックさ
れる。
ステップ#7でイエスであれば、ステップ#8におい
て、感光体ドラム5の回転の停止などを行う複写終了処
理を実行する。
その後、フラグFNONPRGを「0」とし(ステップ#
9)、カウンタSCPRG0の値を「0」とする。
第6図はプログラム変更処理のフローチャートであ
る。
このルーチンでは、まず、ステップ#20でカウンタSC
PRG1の値をチェックし、その値に応じて以下の処理を実
行する。
カウンタSCPRG1が「0」の場合は、ステップ#21にお
いて、変更要求信号S0の受信の有無をチェックする。
ステップ#21でイエスであれば、ステップ#22におい
て、フラグFNONPRGが「0」であるか否かをチェックす
る。
ステップ#22でノーの場合、すなわち、フラグFNONPR
Gが「1」の場合は、ステップ#26へ移り、カウンタSCP
RG1を「1」に進める。
フラグFNONPRGが「0」の場合には、ステップ#23へ
進み、その後の複写動作の開始を禁止する複写禁止処理
を実行する。すなわち、プリントキーの操作を無効と
し、プログラム変更のためのデータ処理に関係する部分
を除いて各部に対する制御信号の出力を停止する。
そして、変更許可信号S1を管理装置2へ送信し(ステ
ップ#24)、カウンタSCPRG1を「2」に進める(ステッ
プ#25)。
上述のステップ#20において、カウンタSCPRG1が
「1」の場合には、ステップ#22へ移る。つまり、フラ
グFNONPRGが「1」の場合には、ステップ#22、ステッ
プ#26、ステップ#20の処理が繰り返し実行される。こ
れによって、プログラム変更が可能な状態となってフラ
グFNONPRGが「0」となるまで、プログラム変更の開始
が延期されることとなる。
カウンタSCPRG1が「2」の場合には、ステップ#31に
おいて、通信インタフェース223を介して管理装置2か
らの新プログラムPR2を受信し、ステップ#32におい
て、受信した新プログラムPR2を順にプログラムメモリ2
11に記憶する。
次に、ステップ#33で、新プログラムPR2の受信が完
了したか否かを確認し、受信中の場合は、ステップ#35
において上述のフラグFPRGを「1」とし、受信が完了し
ている場合は、ステップ#34において、カウンタSCPRG1
を「3」に進める。
カウンタSCPRG1が「3」の場合には、ステップ#41に
おいて、起動要求信号S2の受信の有無をチェックする。
ステップ#41でイエスであれば、フラグFPRGを「0」
に戻す(ステップ#42)。
続いて、ステップ#43において、新プログラムPR2に
従って各部の制御を開始する起動処理を実行する。
そして、最後にステップ#44において、カウンタSCPR
G1を「0」に戻す。
第7図は他の実施例に係る制御回路200aのブロック図
である。同図において、第4図と同一の機能を有する構
成要素には同一の符号を付しその説明を省略する。
制御回路200aには、制御プログラムPRの書込みが可能
な2つのプログラムメモリ211a,211bが設けられてい
る。これらプログラムメモリ211a,211bは、上述のプロ
グラムメモリ211と同様に不揮発性の記憶装置によって
構成されている。
CPU201aは、一方のプログラムメモリ211a又は211bに
格納されている旧プログラムPR1に従って複写機1の動
作の制御を行う。また、CPU201aは、管理装置2から変
更要求信号S0が加えられると、実行中の制御と並行して
新プログラムPR2を受信し、他方のプログラムメモリ211
b又は211aに格納する。
その後、CPU201aは、適時に、実行する制御プログラ
ムPRを旧プログラムPR1から新プログラムPR2に切り替え
て各部の制御を行う。つまり、制御回路200aでは、2つ
のプログラムメモリ211a,211bのそれぞれがプログラム
変更の実施毎に交互に旧プログラムPR1又は新プログラ
ムPR2の記憶手段として用いられる。これにより、複写
動作中であるか否かに係わらず、随時にプログラム変更
を実施することができる。
上述の実施例において、制御回路200,200aについて
は、他の機構部に対する電源(メイン電源)のオンオフ
に係わらず常に電源を供給し、ユーザーの就業時間外の
時間帯、例えば深夜などの時間帯を利用してプログラム
変更を実施できるように複写機1を構成してもよい。
〔発明の効果〕
請求項1の発明によれば、画像形成装置を制御するた
めのプログラムを迅速且つ容易に変更することが可能と
なる。
請求項2の発明によれば、上述の効果に加えて、画像
形成中であるか否かに係わらずプログラムの変更を随時
受け付けることが可能となり、送信のタイミングが画像
形成動作中であっても受け付けられるので管理装置から
プログラムを再送信する必要がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は管理ネットワークシステムの構成を示すブロッ
ク図、 第2図は管理装置のブロック図、 第3図は複写機の要部を示す正面断面図、 第4図は複写機の制御回路のブロック図、 第5図及び第6図はプログラム変更の様子を示すフロー
チャート、 第7図は他の実施例に係る制御回路のブロック図であ
る。 1……複写機(画像形成装置)、2……管理装置、211
……プログラムメモリ(記憶手段)、211a,211b……プ
ログラムメモリ(記憶手段)、223……通信インタフェ
ース(受信手段)、230……電話回線(通信回線)、305
……モデム(送信手段)、500……管理ネットワークシ
ステム(画像形成装置管理システム)、PR……制御プロ
グラム(プログラム)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 志水 忠文 大阪府大阪市中央区安土町2丁目3番13 号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式 会社内 (72)発明者 出山 弘幸 大阪府大阪市中央区安土町2丁目3番13 号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式 会社内 (72)発明者 上玉利 学 大阪府大阪市中央区安土町2丁目3番13 号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式 会社内 (72)発明者 西森 門太郎 大阪府大阪市中央区安土町2丁目3番13 号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式 会社内 (72)発明者 八田 善彦 大阪府大阪市中央区安土町2丁目3番13 号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式 会社内 (72)発明者 伊藤 正澄 大阪府大阪市中央区安土町2丁目3番13 号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式 会社内 (72)発明者 吉山 次人 大阪府大阪市中央区安土町2丁目3番13 号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式 会社内 (72)発明者 芝田 兆史 大阪府大阪市中央区安土町2丁目3番13 号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式 会社内 (72)発明者 秦 良彰 大阪府大阪市中央区安土町2丁目3番13 号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式 会社内 (56)参考文献 特開 昭54−44522(JP,A) 特開 昭59−58963(JP,A) 特開 昭60−117337(JP,A) 特開 昭59−122071(JP,A) 特開 昭62−45266(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信回線を介して画像形成装置と管理装置
    とを接続した画像形成装置管理システムにおいて、 前記画像形成装置は、 当該画像形成装置の動作を制御するためのプログラムの
    書込み及び読出しが可能な記憶手段と、 前記プログラムを受信する受信手段と、 画像形成動作の途中に前記プログラムの変更要求があっ
    た場合は画像形成動作の終了を待って、前記記憶手段へ
    の前記プログラムの書込みを行う制御手段と、 前記通信回線を介することなく画像形成動作の開始を指
    令する指令手段と、 前記制御手段によるプログラムの書込み中は、前記指令
    手段の指令を無効とすることで当該画像形成装置の動作
    を禁止する禁止手段とを備え、 前記管理装置は、前記プログラムを送信する送信手段を
    備え てなることを特徴とする画像形成装置管理システム。
  2. 【請求項2】通信回線を介して画像形成装置と管理装置
    とを接続した画像形成装置管理システムにおいて、 前記画像形成装置は、 当該画像形成装置の画像形成動作を制御するための既存
    のプログラム及び画像形成動作を制御するための新規の
    プログラムの格納が可能な記憶手段と、 前記新規のプログラムを受信する受信手段と、 プログラムの切り替えに先立って、前記記憶手段への前
    記新規のプログラムの書込みを行う制御手段と、 前記新規のプログラムの書込みの後に、前記既存のプロ
    グラムから新規のプログラムに切り替えて当該画像形成
    装置の画像形成動作を制御する切替え制御手段とを備
    え、 前記管理装置は、前記新規のプログラムを送信する送信
    手段を備え てなることを特徴とする画像形成装置管理システム。
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