JPH0534719A - アクテイブマトリクス表示装置 - Google Patents

アクテイブマトリクス表示装置

Info

Publication number
JPH0534719A
JPH0534719A JP18790491A JP18790491A JPH0534719A JP H0534719 A JPH0534719 A JP H0534719A JP 18790491 A JP18790491 A JP 18790491A JP 18790491 A JP18790491 A JP 18790491A JP H0534719 A JPH0534719 A JP H0534719A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
picture element
bus line
source bus
display device
electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP18790491A
Other languages
English (en)
Inventor
Ken Kanamori
謙 金森
Naofumi Kondo
直文 近藤
Makoto Tachibana
橘  誠
Kiyoshi Nakazawa
清 中沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP18790491A priority Critical patent/JPH0534719A/ja
Publication of JPH0534719A publication Critical patent/JPH0534719A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Thin Film Transistor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 絵素欠陥の検出が容易に行え、その修正作業
を確実に行えると共に、開口率を高く維持でき、表示品
位の向上が図れるアクティブマトリクス表示装置を実現
する。 【構成】 絵素電極41を大小2つの絵素電極41a、
41bに分割し、ソースバスライン22の両側にそれぞ
れ配置し、これにより大面積の絵素電極41aと隣接す
るソースバスライン22との間にリークが発生する確率
を低減する。更に、大面積の絵素電極41aに絵素欠陥
を修正するための冗長構造を設ける。この冗長構造は、
ソースバスライン突出部46と、ゲート絶縁膜13を挟
んでソースバスライン突出部46の先端下方に一端部が
重畳される第1導電体片47と、ゲート絶縁膜13を挟
んで第1導電体片47の他端下方に重畳された第2導電
体片48で構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表示用絵素電極にスイ
ッチング素子を介して駆動信号を印加することにより表
示を実行する表示装置に関し、より詳しくは絵素電極を
マトリクス状に配列して高密度表示を行うアクティブマ
トリクス表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、液晶表示装置、EL表示装
置、プラズマ表示装置等においては、マトリクス状に配
設された絵素電極を選択駆動することにより、画面上に
表示パターンが形成される。表示絵素の選択方式とし
て、個々の独立した絵素電極を配設し、この絵素電極の
それぞれにスイッチング素子を接続して表示駆動するア
クティブマトリクス駆動方式が知られている。絵素電極
を選択駆動するスイッチング素子としては、TFT(薄
膜トランジスタ)素子、MIM(金属−絶縁層−金属)
素子、MOSトランジスタ素子、ダイオード、バリスタ
等が一般的に使用され、絵素電極とこれに対向する対向
電極間に印加される電圧をスイッチング素子でスイッチ
ングして、両電極間に介在させた液晶、EL発光層ある
いはプラズマ発光体等の表示媒体を光学的に変調して、
該光学的変調が表示パターンとして視認される。このよ
うな、アクティブマトリクス駆動方式は、高コントラス
トの表示が可能であり、液晶テレビジョン、ワードプロ
セッサ、コンピュータの端末表示装置等に実用化されて
いる。
【0003】このようなアクティブマトリクス表示装置
において、例えばスイッチング素子としてのTFTが不
良のまま形成されてしまうと、該TFTに接続されてい
る絵素電極には、本来与えられるべき信号が入力され
ず、結果的に表示装置の上では点欠陥(絵素欠陥)とし
て認識される。
【0004】該点欠陥は、TFTが配設される側のガラ
ス基板の作製段階で発見されれば、レーザートリミング
等で修正可能である。しかしながら、該基板の作製途中
で膨大な数の絵素の中から絵素欠陥を検出するのは極め
て困難であり、製造時間や製造コストを考慮すると、量
産レベルでは不可能といってよい。
【0005】その一方、該ガラス基板に対向側基板を貼
り合わせ、表示媒体としての液晶を封入した段階でソー
スバスライン(信号線)に検査用の電気信号を加えて点
欠陥を目視で検出する方法があり、この方法によれば点
欠陥を容易に検出できる。しかるに、この方法によれ
ば、点欠陥の修正が困難であるため、結局、点欠陥を検
出した表示装置を破棄しなければならず、コストダウン
を図る上でのネックになっていた。
【0006】そこで、絵素欠陥を容易に検出でき、かつ
それを簡単に修正できる構造を備えたアクティブマトリ
クス表示装置が従来より提案されており、この表示装置
は以下に示す原理に基づく。
【0007】それは、液晶を封入して表示装置を点灯で
きる状態にして点欠陥を検出し、点欠陥を発生している
不良絵素の絵素電極と、該絵素電極に最近接するソース
バスラインとをガラス基板越しにレーザビームを照射し
て電気的に導通させる修正方法である。そうすると、絵
素電極にゲートバスライン(走査線)からの信号にかか
わらず、ソースバスラインの信号がそのまま入力される
ことになる。
【0008】正常絵素ではゲートバスラインの選択時間
内に供給されたソース信号のみを充電し、これを1周期
分(次の選択時間が来る迄の間)保持する訳であるが、
上記修正を施すと、ゲートバスラインの選択・非選択に
かかわらず、常にソース信号を充電することになり、1
周期で通して見ると、この間に入力されたソース電圧の
実効値が液晶に加わることになる。従って、不良絵素が
該不良絵素に帰属するソースバスラインに接続された全
ての絵素の平均的な明るさに点灯されることになり、こ
れは完全な輝点でもなく、黒点でもない。それ故、修正
が施された不良絵素は正常に作動している訳ではない
が、欠陥としては極めて判別しにくい状態になる。
【0009】図4は上記修正が可能な具体的構造を有す
るアクティブマトリクス基板の一従来例を示す。ガラス
基板上には、ゲートバスライン21およびソースバスラ
イン22が格子状に配線され、両バスライン21、22
で囲まれた領域に絵素電極41がマトリクス状に配設さ
れている。ゲートバスライン21からはゲートバス支線
23が絵素電極41に向けて分岐され、その先端寄りの
部分にTFT31が形成される。TFT31の形成部は
絵素電極41の隅部に相当する。
【0010】上記基本構成に加えて、絵素電極41の前
記隅部の反対側に位置する部分には、上記修正が施され
る冗長構造が形成されている。この冗長構造は、ソース
バスライン22から絵素電極41に向けて突出形成され
たソースバスライン突出部46と、該ソースバスライン
突出部46の下方に一端部が絶縁膜を挟んで重畳された
第1導電体片47と、該第1導電体片47の他端部に上
方に絶縁膜を挟んで重畳された第2導電体片48で構成
される。初期状態において、これらの部材はそれぞれ電
気的に非接触状態にある。
【0011】図5はこの冗長構造部を拡大して示してお
り、点欠陥の検出およびその修正は以下の手順で行われ
る。TFT31側のガラス基板と対向電極側のガラス基
板とを貼り合わせ、両ガラス基板間に液晶を封入した状
態で、ゲートバスライン21、ソースバスライン22お
よび対向電極に適当な信号を与えて絵素を表示駆動し、
その状態を目視で検査して不良絵素、すなわち、点欠陥
を検出する。
【0012】点欠陥を検出すると、ガラス基板越しに図
5の領域51にレーザビームを照射する。これにより、
ソースバスライン突出部46と第1導電体片47との重
畳部が電気的に接続される。続いて、同様にして領域5
2にレーザビームを照射し、第1導電体片47と第2導
電体片48を電気的に接続する。この第2導電体片48
は初期状態において絵素電極41に電気的に接続されて
いる。従って、以上2箇所へのレーザビームの照射によ
り、ソースバスライン22と絵素電極41が電気的に短
絡され、上記した理由によりこれで目的が達成される。
【0013】しかるに、この従来例によれば、ある絵素
が付属しているソースバスライン22に隣接するソース
バスライン22と絵素電極41との間にリークが発生し
ている場合に以下に示す欠点を露呈する。すなわち、隣
接する絵素電極41にソース信号を供給するソースバス
ライン22との間にリークを発生している不良絵素に対
して絵素電極41を絵素自身の属するソースバスライン
22に対して短絡する修正作業を施すと、該絵素電極4
1を介して隣接するソースバスラインとの間にリークが
発生する。従って、ソースバスライン22とその隣接ソ
ースバスライン22との間で信号の混信号が発生し、表
示品位上、点欠陥よりも深刻な線欠陥を発生することに
なる。
【0014】図6はこのような欠点を解消した従来例を
示す。この従来例は、上記した線欠陥が絵素電極41が
隣のソースバスライン22に隣接することによることに
着目し、絵素電極41をソースバスライン22を挟んで
2分割構造とし、これにより絵素電極41が隣りのソー
スバスライン22に隣接するのを解消する構造をとる。
【0015】本構造によれば、2分割構造の1つの絵素
電極41に着目すると、一方の絵素電極41がこの絵素
自身にソース信号を供給するソースバスライン22に面
しているときは、他方の絵素電極41は隣の絵素に面し
ていることになる。従って、本構造によれば、隣接する
ソースバスライン22とリークすることによって生じる
欠陥の発生確率を格段に低減できる。それ故、同様の冗
長構造部を短絡して行われる修正作業によって線欠陥が
発生する確率を格段に低減できる。また、このことは、
修正不可能として作業を実施しない欠陥も少なくなるこ
とを意味する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
造によれば、絵素電極41を2分割構造としたため、T
FT31および冗長構造がそれぞれ2つ必要になる。こ
のため、絵素の構造が複雑になり、かつ絵素の占める面
積が小さくなる。従って、開口率の低下を来すと共に、
絵素電極パターンが複雑になり、新たな不良モードを発
生するおそれがある。この内、開口率の低下は表示画面
全体が暗くなるので、表示品位上の大きな問題になる。
【0017】本発明は、このような従来技術の問題点を
解決するものであり、開口率の低下を来すことなく、不
良絵素の修正が行え、歩留りの向上およびコストダウン
が可能になるアクティブマトリクス表示装置を提供する
ことを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明のアクティブマト
リクス表示装置は、表示媒体が封入される一対の絶縁性
基板の内の一方の絶縁性基板上に走査線および信号線を
格子状に配線し、該信号線の両側に面積の異なる大小2
つの絵素電極を配設すると共に、該走査線から該大小2
つの絵素電極に向けてそれぞれ突出形成された走査線支
線の上又は下に該走査線、該信号線および該絵素電極に
それぞれ接続されたスイッチング素子を有するアクティ
ブマトリクス表示装置であって、該信号線から大面積の
該絵素電極に向けて突出形成され、該絵素電極と電気的
に非接触の信号線突出部と、該信号線突出部の下方に絶
縁膜を挟んで一端部が重畳された第1導電体片と、該第
1導電体片の他端部上方に絶縁膜を挟んで重畳され、該
大面積の絵素電極のみに電気的に接続された第2導電体
片とを備えてなり、そのことにより上記目的が達成され
る。
【0019】
【作用】上記のように信号線を挟んで2分割された絵素
電極の内の大面積の方の絵素電極のみに冗長構造を形成
する構成によれば、絵素電極を等しい面積に2分割して
それぞれに冗長構造を形成する場合に比べて、開口率を
大きくできる。
【0020】また、小面積の絵素電極は格子状に配線さ
れた走査線と信号線で囲まれた領域に配設される関係
上、縦に細長い形状に形成される。ここで、縦に細長い
形状の絵素は輝点として存在する場合、方形に近い形状
の絵素に比べて目視では確認しにくいという性質を持
つ。また、絵素不良の発生は面積的な確率で決定され
る。従って、この2点により、小面積の絵素に点欠陥を
修正するための冗長構造を設けなくともよい。それ故、
上記構成によれば、不良絵素を確実に修正でき、かつ開
口率を高く維持できる。
【0021】
【実施例】本発明の実施例について以下に説明する。
【0022】図1および図2は本発明アクティブマトリ
クス表示装置の一実施例を示す。この表示装置は、図2
に示すように上下一対のガラス基板1、2間に表示媒体
としての液晶18を封入してなる。ガラス基板1上に
は、走査線として機能する複数本のゲートバスライン2
1および信号線として機能する複数本のソースバスライ
ン22が縦横に配線され、両バスライン21、22で囲
まれる矩形状の領域それぞれに絵素電極41がマトリク
ス状に配設される。絵素電極41は大小2つの絵素電極
41a、41bに分割されている。絵素電極41aの面
積は絵素電極41bの面積のほぼ2倍になっている。
【0023】ゲートバスライン21からは絵素電極41
a、41bに向けてゲートバス支線23a、23bがそ
れぞれ分岐され、該ゲートバス支線23a、23bの先
端寄りの部分にスイッチング素子としてのTFT31
a、31bがそれぞれ形成されている。TFT31aの
チャネル幅は絵素電極41aと41bとの面積差に応じ
てTFT31bのチャネル幅の2倍の長さに設定されて
いる。
【0024】絵素電極41aに隣接するソースバスライ
ン22には、該絵素電極41aに向けて突出するソース
バスライン突出部46が形成されている。該ソースバス
ライン突出部46は絵素電極40aのTFT31a形成
部の反対側端部寄りの位置に形成される。ソースバスラ
イン突出部46の先端下方には、ゲート絶縁膜13(図
2参照)を挟んで第1導電体片47の一端部が重畳され
る。該第1導電体片47はソースバスライン突出部46
の突出方向に長い矩形片状をなす。
【0025】第1導電体片47の他端部上方には、ゲー
ト絶縁膜13を挟んで第2導電体片48が重畳される。
該第2導電体片48は絵素電極41aに電気的に接続さ
れている。以上の重畳構造により点欠陥を修正するため
の冗長構造が形成される。
【0026】以下各部の詳細を制作手順に従って説明す
る。図2に示すように、まずガラス基板1上にゲートバ
スライン21を作製する。この作製は、一般にTa、T
i、Al、Cr等の単層又は多層の導電体をスパッタリ
ング法によりガラス基板1上に堆積し、その後にパター
ニングして作製される。この時、同時にゲートバス支線
23a、23bおよび冗長構造部における第1導電体片
47が作製される。なお、ゲートバスライン21の下に
ベースコート膜としてTa25等の絶縁膜を形成するこ
とにしてもよい。
【0027】次いで、ゲートバスライン21上にゲート
絶縁膜13を積層する。本実施例では、プラズマCVD
法によりSiNx膜を300nm堆積してゲート絶縁膜
13とした。なお、ゲート絶縁膜13を形成する前に、
ゲートバスライン21を陽極酸化してTa25からなる
酸化膜12を形成してもよい。
【0028】次いで、プラズマCVD法により半導体層
14およびエッチングストッパ層15をゲート絶縁膜1
3の上に連続して形成する。半導体層14はアモルファ
スシリコンa−Si(i)、エッチングストッパ層15
はゲート絶縁膜13と同じSiNx層で構成される。そ
れぞれの膜厚は30nm、200nmとする。そして、
エッチングストッパ層15をパターニングすると、その
後、リンを添加したn+アモルファスシリコン層a−S
i(n+)をプラズマCVD法で80nmの厚みで積層
する。このa−Si(n+)層16は半導体層14と、
その後に積層されるソース電極32又はドレイン電極3
3とのオーミックコンタクトを良好にするために形成さ
れる。
【0029】次いで、a−Si(n+)層16をパター
ニングし、その後、ソース金属をスパッタリング法によ
り積層する。ソース金属としては、一般に、Ti、A
l、Mo、Cr等が用いられるが、本実施例ではTiを
使用した。そして、Ti金属層をパターニングし、ソー
ス電極32およびドレイン電極33を得る。これによ
り、TFT31aが作製される。この時、ソースバスラ
イン23、ソースバスライン突出部46および第2導電
体片48が同時に形成される。また、TFT31bが同
時に形成される。
【0030】次いで、絵素電極41a、41bとなる透
明導電性物質を積層する。本実施例では透明導電性物質
として、ITO(Indium tin oxide)をスパッタリング
法により積層し、これをパターニングして絵素電極41
a、41bを得る。絵素電極41aはドレイン電極33
と導通状態にある。また、絵素電極41bはTFT31
bのドレイン電極33と導通状態にある。
【0031】絵素電極41a、41bが形成されたガラ
ス基板1上の全面には、SiNxからなる保護膜17が
堆積される。該保護膜17は、絵素電極41a、41b
の中央部を除去した窓あき形状にしてもよい。保護膜1
7の上には配向膜19が形成され、これでTFT側基板
が作製される。
【0032】以上のようにして作製されるTFT側基板
には、対向電極3が形成された対向電極側のガラス基板
2が貼り合わされ、両基板1、2間に絵素電極41a、
41bに印加される駆動電圧に応答して光学的特性が変
化する表示媒体としての液晶18が封入される。この液
晶分子を配向させるために前記配向膜19が形成され
る。また、ITOからなる対向電極3の上にも配向膜9
が形成される。以上のようにしてアクティブマトリクス
表示装置が作製される。
【0033】次に、本実施例のアクティブマトリクス表
示装置において絵素欠陥が生じた場合の修正方法につい
て説明する。絵素不良の内、TFT31aの異常により
十分に書き込みできない不良や絵素電極41aの属して
いるソースバスライン22とのリークによるによる不良
は上記冗長構造部にレーザビームを照射することにより
修正できる。この修正方法は上記従来例同様に図5に示
される領域51、52にレーザビームを照射して行われ
る。
【0034】加えて、本実施例の構造によれば、絵素電
極41aの一側面は該絵素電極41aにソース信号を印
加するソースバスライン22に面し、他側面は隣接する
絵素電極41bに面している。従って、該絵素電極41
aが隣のソースバスライン22に面することはない。故
に、本実施例の構造によれば、絵素電極41aと隣のソ
ースバスライン22との間にリークを発生するおそれは
ない。
【0035】更には、大面積の絵素電極41aのみに冗
長構造を設けるだけでよく、かつ小面積の絵素電極41
bに小サイズのTFT31aを設ければよいので、図6
に示される従来例に比べて開口率を高くできる。
【0036】なお、小面積の絵素電極41bの幅につい
ては一定の制限がある。すなわち、該幅をあまり小さく
すると、該絵素電極41bを通過して隣接するソースバ
スライン22から絵素電極41aに直接リークするおそ
れがあるからである。
【0037】図3は本発明の他の実施例を示す。この実
施例では絵素電極41aと絵素電極41bの配置形態の
みが上記実施例と異なる。すなわち、上記実施例ではゲ
ートバスライン21とソースバスライン22で囲まれた
一つの領域内に大面積の絵素電極41aと小面積の絵素
電極41bを設ける構成をとるのに対し、この実施例で
は同一の領域内に大面積の絵素電極41a同士および小
面積の絵素電極41b同士を設ける構成をとる。
【0038】図示する実施例の全容は以上の通りである
が、本発明は以下に説明する各種の変更が可能である。
すなわち、表示装置の表示特性を向上するために付加容
量を付設した表示装置が知られているが、このような付
加容量を付設した表示装置についても本発明を同様に適
用できる。
【0039】また、上記実施例では、絵素電極を駆動す
るスイッチング素子としてTFTを用いたが、これに限
定されず、MIM素子、MOSトランジスタ素子、ダイ
オード或はバリスタを用いることもできる。また、TF
Tの構造についても上記実施例のものに限定されず、ソ
ースバスラインを下面に配置し、ゲートバスラインを上
面に配置した構造であってもよい。
【0040】
【発明の効果】以上の本発明アクティブマトリクス表示
装置によれば、絵素欠陥を容易に検出でき、かつこれを
確実に修正することができる。従って、表示装置の歩留
りを格段に向上でき、コストダウンの低減に大いに寄与
できる。
【0041】加えて、その構造により線欠陥を発生する
ことがなく、かつ開口率を高く維持できる。従って、表
示画面を明るくでき、表示品位の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明アクティブマトリクス表示装置の一実施
例を示す平面図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】本発明アクティブマトリクス表示装置の他の実
施例を示す平面図。
【図4】アクティブマトリクス表示装置の一従来例を示
す平面図。
【図5】図4に示される従来例における冗長構造部を拡
大して示す図面。
【図6】アクティブマトリクス表示装置の他の従来例を
示す平面図。
【符号の説明】
1 TFTが配設される側のガラス基板 13 ゲート絶縁膜 18 液晶 21 ゲートバスライン 22 ソースバスライン 23a、23b ゲートバスライン支線 31a、31b TFT 32 ソース電極 33 ドレイン電極 41 絵素電極 41a 大面積の絵素電極 41b 小面積の絵素電極 46 ソースバスライン突出部 47 第1導電体片 48 第2導電体片 51、52 レーザビームの照射領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 29/784 (72)発明者 中沢 清 大阪市阿倍野区長池町22番22号 シヤープ 株式会社内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】表示媒体が封入される一対の絶縁性基板の
    内の一方の絶縁性基板上に走査線および信号線を格子状
    に配線し、該信号線の両側に面積の異なる大小2つの絵
    素電極を配設すると共に、該走査線から該大小2つの絵
    素電極に向けてそれぞれ突出形成された走査線支線の上
    又は下に該走査線、該信号線および該絵素電極にそれぞ
    れ接続されたスイッチング素子を有するアクティブマト
    リクス表示装置であって、 該信号線から大面積の該絵素電極に向けて突出形成さ
    れ、該絵素電極と電気的に非接触の信号線突出部と、 該信号線突出部の下方に絶縁膜を挟んで一端部が重畳さ
    れた第1導電体片と、 該第1導電体片の他端部上方に絶縁膜を挟んで重畳さ
    れ、該大面積の絵素電極のみに電気的に接続された第2
    導電体片とを備えたアクティブマトリクス表示装置。
JP18790491A 1991-07-26 1991-07-26 アクテイブマトリクス表示装置 Withdrawn JPH0534719A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18790491A JPH0534719A (ja) 1991-07-26 1991-07-26 アクテイブマトリクス表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18790491A JPH0534719A (ja) 1991-07-26 1991-07-26 アクテイブマトリクス表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0534719A true JPH0534719A (ja) 1993-02-12

Family

ID=16214238

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18790491A Withdrawn JPH0534719A (ja) 1991-07-26 1991-07-26 アクテイブマトリクス表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0534719A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6587174B1 (en) 1999-07-15 2003-07-01 Alps Electric Co., Ltd. Active matrix type liquid crystal display

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6587174B1 (en) 1999-07-15 2003-07-01 Alps Electric Co., Ltd. Active matrix type liquid crystal display

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5335102A (en) Liquid crystal display element and method for treating defective pixels therein
US5260818A (en) Display panel provided with repair capability of defective elements
JP2669954B2 (ja) アクティブマトリクス表示装置
US5469025A (en) Fault tolerant active matrix display device
JPH1039333A (ja) アクティブマトリクス型表示装置およびその欠陥修正方法
JP4173332B2 (ja) 表示装置、表示装置の画素修復方法及び表示装置の製造方法
JP2698239B2 (ja) アクティブマトリクス表示装置の線欠陥修正方法
US5508591A (en) Active matrix display device
JPH0545034B2 (ja)
JPH0820646B2 (ja) アクティブマトリクス型表示装置
JP2654258B2 (ja) アクティブマトリクス表示装置
JP2654259B2 (ja) アクティブマトリクス表示装置
JP2716108B2 (ja) アクティブマトリクス表示装置の線欠陥修正方法
JP2760459B2 (ja) アクティブマトリクス型基板
JP2994905B2 (ja) アクティブマトリクス表示装置の修正方法
JPH0534719A (ja) アクテイブマトリクス表示装置
JP2000221527A (ja) 液晶表示装置
JP2633407B2 (ja) アクティブマトリクス表示装置
JP2625267B2 (ja) アクティブマトリクス表示装置
JPH0317614A (ja) アクティブマトリクス表示装置の製造方法
JP2664811B2 (ja) アクティブマトリクス表示装置
JPH0830826B2 (ja) アクティブマトリクス型表示装置の製造方法
JP2589867B2 (ja) アクティブマトリクス表示装置
JPH07122720B2 (ja) アクティブマトリクス型表示装置
JPH0511261A (ja) アクテイブマトリクス表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19981008