JPH05346858A - プログラム編集方法 - Google Patents

プログラム編集方法

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JPH05346858A
JPH05346858A JP4179304A JP17930492A JPH05346858A JP H05346858 A JPH05346858 A JP H05346858A JP 4179304 A JP4179304 A JP 4179304A JP 17930492 A JP17930492 A JP 17930492A JP H05346858 A JPH05346858 A JP H05346858A
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Japan
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program
computer
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programming language
compiler
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JP4179304A
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Hirotoshi Maekawa
博俊 前川
Hiroyuki Yasuda
弘幸 安田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 デジタル計算機システムにおいて、従来機能
に応じて部分ごとに複数のプログラム言語で開発されて
いたプログラムを単一のプログラム言語で能率のよいプ
ログラムの開発の可能なプログラム編集方法を得る。 【構成】 用途の異なった機能を持つ複数の関数を含む
ソースプログラム10を関数ごとに、第一のコンパイラ
11で解析し、用途に合った複数のプログラム言語で記
述された次段階プログラム12に分割、変換する。更
に、次段階プログラム12をそれぞれのプログラム言語
に対応した第二のコンパイラ13により機械語プログラ
ム14に変換される。さらに、上記のような方法をクロ
スコンパイラ環境についても応用し、複数の計算機に使
用するプログラムを、単一の計算機上で単一のプログラ
ムを編集することにより得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル計算機におけ
るコンパイラに関するものであり、特に複数のプログラ
ム言語が同一の計算機システムで動作する場合における
コンパイラおよびプログラム編集方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からFORTRAN等の高級プログ
ラム言語で記述されたソースプログラムを機械語等の下
位言語に変換するコンパイラといったプログラム編集方
法が知られ、使用されている。以下、コンパイラを使用
し、高級プログラム言語で記述されたソースプログラム
を下位言語に変換する、従来のプログラム編集方法につ
いて述べる。図9は従来のコンパイラでのデータの流れ
を示した図である。ソースプログラム12bはFORT
RANで記述されたプログラムである。コンパイラ13
bはFORTRANで記述されたソースプログラムの文
法チェック等を行い、機械語に翻訳する処理(コンパイ
ル)を行うプログラムである。オブジェクトプログラム
14bは、ソースプログラム12bをコンパイラ13b
により機械語に翻訳したプログラムである。以上の各プ
ログラムはいずれも同一の計算機上の記憶装置上にファ
イルの形で存在するものである。
【0003】計算機使用者は、エディタと呼ばれる文書
作成用プログラムを使用して先ずソースプログラム12
bをFORTRANで作成する。計算機使用者は、ソー
スプログラム12bの作成が終了した後、コンパイルを
行うソースプログラム12bを指定し、コンパイラ13
bを起動する。起動されたコンパイラ13bはソースプ
ログラム12bの文法チェック、変数チェック等を行っ
た後、ソースプログラム12bを機械語に翻訳しオブジ
ェクトプログラム14bを作成する。
【発明が解決しようとする課題】
【0004】従来のプログラム編集方法は以上のように
構成されているため、一種類のコンパイラは一種類の高
級プログラム言語しか取り扱うことができなかった。高
級プログラム言語を使用した場合、ほとんどの用途のプ
ログラムについて単一言語で対応することができる。一
方、各高級プログラム言語はそれぞれ用途に向き、不向
きがあり、例えば、FORTRANは数値演算に向いて
いるが、計算機のハードウェアに密着した入出力(I/
O)を取り扱うといった用途には向いていない。このた
め、例えば、FORTRANを使用して数値演算とI/
O操作の混在したプログラムを作成すると、数値計算処
理は高速だが、I/O操作処理は遅いオブジェクトプロ
グラムが生成されるという問題が生じる。
【0005】上記問題を解決するためには、計算機使用
者がソースプログラムの仕様を分析し、数値演算部分を
FORTRANで記述し、I/O操作部分を、例えばC
で記述する方法がある。この方法を用いた場合、ソース
プログラム仕様を分析し、各部分について異なった高級
プログラム言語で記述するという高度な能力が計算機使
用者に要求され、ソースプログラム開発上の大きなネッ
クが生じるという問題点があった。本発明は、このよう
な従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、単一
のソースプログラムから、自動的にその部分ごとの処理
に最適な高級プログラム言語を選択し、その高級プログ
ラム言語で記述された次段階のプログラムに変換するこ
とができ、また、上記変換が複数の計算機からなる計算
機ネットワークにも適用でき、しかも上記変換処理を行
う際に、計算機ネットワーク全体の資源を有効利用する
ことができるプログラム編集方法を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
め、本発明に係るプログラム編集方法は、一種類の高級
プログラミング言語で記述されたソースプログラムにつ
いて、複数の高級プログラム言語の編集機能を有し、上
記ソースプログラムの部分ごとの処理内容を分析し、そ
の処理内容に応じて、上記複数のプログラム言語の内、
その部分について最適な次段階のプログラム言語を選択
し、上記部分ごとに、上記ソースプログラムを選択され
たプログラム言語に変換することを特徴とする。また、
処理内容に応じた変換処理が、適用される計算機の種類
に応じて行われることを特徴とする。
【0007】また、複数の計算機から構成され、上記処
理内容ごとに異なった計算機を使用する計算機ネットワ
ークにおいて、上記各計算機に対応した、上記次段階の
プログラム言語で記述されたプログラムを作成すること
を特徴とする。また、一の計算機おいて、上記ソースプ
ログラムの部分ごとの処理内容を分析し、その処理内容
に応じて、上記複数のプログラム言語の内、その部分に
ついて最適な次段階のプログラム言語を選択し、上記部
分ごとに、上記ソースプログラムを選択されたプログラ
ム言語に変換し、他の計算機において、さらに、上記変
換されたプログラムを機械語に変換することを特徴とす
る。
【0008】
【作用】一種類の高級プログラミング言語で記述された
ソースプログラムについて、複数の高級プログラム言語
の編集機能を有し、上記ソースプログラムの部分ごとの
処理内容を分析し、その処理内容に応じて、上記複数の
プログラム言語の内、その部分について最適な次段階の
プログラム言語を選択し、上記部分ごとに、上記ソース
プログラムを選択されたプログラム言語に変換すること
により、処理内容に応じて最適な高級プログラム言語を
選択することを可能とし、また、変換後のプログラムの
計算機間のポータビティを実現することを可能としてい
る。また、処理内容に応じた変換処理が、適用される計
算機の種類に応じて行われることにより、標準的な各高
級プログラム言語から機械語への変換用コンパイラより
高度な機能および性能を持つ、上記計算機専用に作成さ
れたコンパイラの使用を可能としている。
【0009】また、複数の計算機から構成され、上記処
理内容ごとに異なった計算機を使用する計算機ネットワ
ークにおいて、上記各計算機に対応した、上記次段階の
プログラム言語で記述されたプログラムを作成すること
により、上記計算機ネットワーク全体として最適なオブ
ジェクトプログラムを得ることを可能としている。ま
た、一の計算機おいて、上記ソースプログラムの部分ご
との処理内容を分析し、その処理内容に応じて、上記複
数のプログラム言語の内、その部分について最適な次段
階のプログラム言語を選択し、上記部分ごとに、上記ソ
ースプログラムを選択されたプログラム言語に変換し、
他の計算機において、さらに、上記変換されたプログラ
ムを機械語に変換することにより、上記計算機ネットワ
ーク全体としての計算機資源の有効利用が可能となる。
【0010】
【実施例】図面を参照して本発明の第一の実施例につい
て説明する。図2は、図1(A)に示されたプロセッサ
エレメント(PE)の構成を示す図である。本発明は、
図2に示すような記号処理用計算機(図2におけるE
U)とマンマシンインターフェースおよび記憶等に使用
される計算機(図2におけるRM)からなる並列計算機
ネットワークのPEに適用される。エバリュエーター
(EU)とリソースマネージャー(RM)はRMインタ
フェース(RM I/F)で接続され、EUからRMに
機能データを送出する。また、EUからメインメモリイ
ンターフェース(MM I/F)を介して情報データが
送出され、メインメモリ(MM)とRMに送出される。
RM I/FおよびMM I/FはEU内の内部バス
(IBUS)を介してALUに接続される。また、RM
I/FはRM内のエバリュエータインターフェース
(EU I/F)を介してWSに接続される。EUはA
LU、マスカ、シフタ、ローカルメモリ、レジスタファ
イル、ユーザスタック、ディスパッチテーブル、インス
トラクションキャッシュ、システムコントローラ、コン
トロールメモリ、IBUS、ダイアグノスティクススタ
ティクス、RM I/FおよびMM I/Fから構成さ
れ、RMはWSR3000、ダイアグノスティクスイン
ターフェース、通信インターフェース、二次記憶、M
M、ポインタマニュピレータ、EU I/F、CRTデ
ィスプレイから構成されている。
【0011】図3は本実施例を説明するための図2の計
算機ネットワークの本発明に関する部分を要約したもの
である。図3において、第一の計算機2は、図2のRM
に、CPU20はWSに、メモリ22は、図2のMMに
相当に、表示装置24は図2のCRTディスプレイに、
通信インターフェース25は図2のRM I/Fに相当
する。磁気記憶装置26は図2の二次記憶に相当する。
なお、図2においては、バス21およびI/O23は省
略されている。
【0012】図3において、CPU20は、メモリ22
に蓄積されたプログラムの実行を行い、各種演算処理、
および、第一の計算機2の制御を行うCPUおよびその
周辺回路である。バス21は、第一の計算機2の各部分
間の情報を伝達するバスである。メモリ22は、プログ
ラムおよびデータの記憶を行うメモリである。I/O2
3は、表示装置24、通信インターフェース25および
磁気記憶装置26の操作を行うI/O制御装置である。
表示装置24は、第一の計算機2の出力データを表示す
るCRTディスプレイである。通信インターフェース2
5は他の計算機との通信を行うインターフェースであ
る。磁気記憶装置26は、データの記憶を行う記憶装置
である。
【0013】図4は本発明のプログラム編集方法のプロ
グラム変換方法を示す図である。ソースプログラム10
は、LISPで記述されたソースプログラムである。第
一のコンパイラ11は、ソースプログラム10をLIS
P、FORTRAN、C等の各高級プログラム言語に変
換するコンパイラである。次段階プログラム12a、
b、cは、ソースプログラム10の各部分部分につい
て、第一のコンパイラ11が生成した各高級プログラム
言語、LISP、FORTRANおよびCによるプログ
ラムである。第二のコンパイラ13a、b、cは、次段
階プログラム12a、b、cを機械語に変換するコンパ
イラである。機械語プログラム14a、b、cは、第一
のコンパイラ11および第二のコンパイラ13a、b、
cがソースプログラム10を変換することにより生成し
た機械語プログラムである。以上のソースプログラム1
0および各コンパイラは第一の計算機2の磁気記憶装置
26上に記憶され、必要に応じてメモリ22上に読みだ
される。次段階プログラム12a、b、cおよび機械語
プログラム14a、b、cは、第一のコンパイラ11お
よび第二のコンパイラ13a、b、cの動作に従い、順
次生成され、メモリ22または磁気記憶装置26に記憶
される。
【0014】以下、本発明のプログラム編集方法の動作
について説明する。図5は本発明のプログラム編集方法
のプログラム変換方法の処理のフローチャートである。
ステップ01(S01)において、第一のコンパイラ1
1はソースプログラム10の文法チェック等を行った
後、ソースプログラム10に含まれる各関数ごとに解析
を行う。ソースプログラム10は図6に示すような機能
を実現する関数10a〜dを含んでいるものとする。こ
こで、関数10aは、データAを通信インターフェース
25に接続される他の計算機から受信するための関数、
関数10bは、データAについて、記号処理を行うため
の関数、関数10cは、データAについて、数値演算処
理を行うための関数、関数10dは、以上の処理結果を
表示装置24に表示し、磁気記憶装置26に記憶するた
めの関数であるとする。第一のコンパイラ11はソース
プログラム10の各関数10a〜dに含まれる命令の種
類を分類し、各関数のリスト処理用命令数、数値計算用
の命令数およびI/O用の命令数をカウントする。ここ
で、関数10aはリスト処理用命令を3、数値計算用の
命令を10、I/O用の命令を50含み、関数10bは
リスト処理用命令を200、数値計算用の命令を40、
I/O用の命令を0含み、関数10cはリスト処理用命
令を20、数値計算用の命令を400、I/O用の命令
を0含み、関数10dはリスト処理用命令を10、数値
計算用の命令を10、I/O用の命令を500含んでい
るという結果が生じたものとする。
【0015】ステップ02(S02)において、第一の
コンパイラ11はS01の処理の結果求められた命令数
の結果に基づき順次、関数10aを、I/O操作に適し
たプログラム言語であるCに変換するためステップ03
に進む。関数10bを、リスト処理に適したプログラム
言語であるLISPに変換するためステップ04に進
む。関数10cを、数値演算処理に適したプログラム言
語であるFORTRANに変換するためステップ04に
進む。関数10dを、I/O操作に適したプログラム言
語であるCに変換するためステップ04に進む。という
処理を行う。
【0016】ステップ03(S03)においては、第一
のコンパイラ11がソースプログラム10より関数10
bの部分を切り出し、次段階プログラム12aを得る。
ここでは、ソースプログラム10がLISPで記述され
ているため、関数を切り出し、他の関数とのインターフ
ェースに関する処理を行うのみで、変換は行わない。ス
テップ04(S04)においては、第一のコンパイラ1
1がソースプログラム10より関数10cの部分を切り
出し、FORTRANへの変換を行い、第二の次段階プ
ログラム12bを得る。ステップ05(S05)におい
ては、第一のコンパイラ11がソースプログラム10の
関数10aおよび関数10dの部分を切り出し、Cへの
変換を行い、次段階プログラム12cを得る。ステップ
05(S05)において、全関数について処理を終わっ
たかを判断する。
【0017】以上の動作によって得られた次段階プログ
ラム12a〜cは、それぞれLISP用コンパイラ13
a、FORTRAN用コンパイラ13b、C用コンパイ
ラ13cにより、機械語プログラム14a〜cに変換さ
れる。以上により、ソースプログラム10の各関数10
a〜dについて最適化された、第一の計算機2用の次段
階プログラム12a、b、cおよび機械語プログラム
a、b、cが得られる。ここで、本実施例で使用される
高級プログラム言語、LISP、FORTRANおよび
Cの仕様は、情報処理の分野の標準的な規格に完全準拠
したものである。必要な場合、他の計算機に本実施例の
プログラム編集方法で生成された次段階プログラムを容
易に移植可能である。
【0018】以下、第二の実施例について述べる。図7
は本実施例が適用される、図2の計算機ネットワークの
要点を抜き出した図である。第二の計算機3は、図2の
EUに相当する。第二の計算機3は記号処理を高速に行
うための専用計算機として使用される。第二の計算機3
の構成は説明の簡略化のために、第一の計算機2と同様
のものであると仮定する。RM I/F30およびMM
I/F31は第一の計算機2と第二の計算機3を接続
し、各種情報を送受信するためのインターフェースであ
る。第一の計算機2と第二の計算機3は、このいずれか
を介して必要な情報の送受信を行う。
【0019】第一の計算機2および第二の計算機3は、
それぞれ第一の実施例に示した本発明に係るプログラム
編集方法を実施するための計算機環境を持っているもの
とする。ただし、第二の計算機3の第一のコンパイラ1
1、LISP用コンパイラ13aおよびFORTRAN
用コンパイラ13bは、第二の計算機3用に特化し、強
化された独特の命令に対応したものであるとする。上記
両計算機において、それぞれ第一の計算機2用に開発さ
れたソースプログラム10および第二の計算機3用に開
発されたソースプログラム10を第一の実施例と同様の
方法で機械語プログラム14a、b、cに変換する。以
上により、計算機の種類に応じて、最も最適化された機
械語プログラム14a、b、cを得ることができる。
【0020】以下、第三の実施例について述べる。本実
施例はいわゆるクロスコンパイル環境を提供するもので
ある。図8は本実施例のプログラム編集方法のプログラ
ム変換方法を示す図である。本実施例のプログラム編集
方法の動作計算機環境は、図7の第一の計算機2に設け
られる。ソースプログラム10は、LISPで記述さ
れ、第一の計算機2および第二の計算機3上で動作する
関数が混在し、その関数ごとに、一定のフォーマットで
前記いずれの計算機で動作するかを設定してあるものと
する。第一のコンパイラ11aは、ソースプログラム1
0の上記設定に基づき、ソースプログラム10の各部分
を第一の計算機2用と第二の計算機3用に分割する。ソ
ースプログラム10a、bは、それぞれ第一の計算機2
用、第二の計算機3用に分割されたソースプログラム1
0である。第一のコンパイラ11a、bは、それぞれ第
一の計算機2用、第二の計算機3用に特化した第一のコ
ンパイラ11である。第一のコンパイラ11bは第二の
計算機3用に強化した各プログラム言語の命令に対応し
ているのとする。次段階プログラム12a、b、cは第
一の計算機2用の次段階プログラムである。次段階プロ
グラム12d、e、fは第二の計算機3用の次段階プロ
グラムである。第二のコンパイラ13a、b、cは、第
一の計算機2用のLISP用、FORTRAN用、C用
コンパイラである。第二のコンパイラ13d、e、f
は、第二の計算機3用のLISP用、FORTRAN
用、C用コンパイラである。これらは、第二の計算機3
用に強化された命令に対応しているものとする。
【0021】次に動作を説明する。ソースプログラム1
0は、第一のコンパイラ11bにより、第一の計算機2
用および第二の計算機3用の各部分に分割される。この
際、第一のコンパイラ11bはソースプログラム10作
成時に挿入された上記区別に従い、関数ごとに分割する
ものとする。この結果、ソースプログラム10a、bが
生成される。このソースプログラム10a、bについ
て、第一の実施例と同様の手順により最終的な機械語プ
ログラム14a〜fが生成される。このうち機械語プロ
グラム14d〜fは第二の計算機3用のものである。機
械語プログラム14d〜fは第二の計算機3上に移さ
れ、動作する。本実施例では、予め上記区別をソースプ
ログラム10に挿入したが、第一のコンパイラ11aに
おいて、自動的に区別するように構成してもよい。ま
た、最初からソースプログラム10a、bを別々に開発
してもよい。
【0022】以下、第四の実施例を説明する。図8にお
いて、第一の計算機2には第二のコンパイラ13d〜f
を除いたプログラム編集方法計算機環境を、第二の計算
機3には第二のコンパイラ13d〜fのみを用意する。
第一の計算機2においては、第一の計算機2用の機械語
プログラム14a、b、cを第一の実施例と同様に作成
する。また、第三の実施例と同様の方法で第二の計算機
3用の次段階プログラム12d〜fを作成し、第二の計
算機3に移す。第二の計算機3上では、次段階プログラ
ム12d〜fを第二のコンパイラ13d〜fにかけ、最
終的な機械語プログラム14d〜fを作成する。
【0023】本発明のプログラム編集方法は、上記実施
例に限定位されず、他に種々の構成をとることができ
る。また、上記した計算機環境は例示である。特に、計
算機の数、種類、第一のコンパイラ11の生成する次段
階プログラム12に使用されるプログラム言語、ソース
プログラム10のプログラム言語はここで述べたものに
限らない。
【0024】
【発明の効果】以上述べたように本発明のプログラム編
集方法によれば、一種類の高級プログラミング言語で記
述されたソースプログラムについて、複数の高級プログ
ラム言語の編集機能を有し、上記ソースプログラムの部
分ごとの処理内容を分析し、その処理内容に応じて、上
記複数のプログラム言語の内、その部分について最適な
次段階のプログラム言語を選択し、上記部分ごとに、上
記ソースプログラムを選択されたプログラム言語に変換
することにより、処理内容に応じて最適な高級プログラ
ム言語を選択することを可能とし、また、変換後のプロ
グラムの計算機間のポータビティを実現したプログラム
編集方法を提供する。また、処理内容に応じた変換処理
が、適用される計算機の種類に応じて行われることによ
り、標準的な各高級プログラム言語から機械語への変換
用コンパイラより高度な機能および性能を持つ、上記計
算機専用に作成されたコンパイラの使うことができるプ
ログラム編集方法を提供する。
【0025】また、複数の計算機から構成され、上記処
理内容ごとに異なった計算機を使用する計算機ネットワ
ークにおいて、上記各計算機に対応した、上記次段階の
プログラム言語で記述されたプログラムを作成すること
により、上記計算機ネットワーク全体として最適なオブ
ジェクトプログラムを得ることができるプログラム編集
方法を提供する。また、一の計算機おいて、上記ソース
プログラムの部分ごとの処理内容を分析し、その処理内
容に応じて、上記複数のプログラム言語の内、その部分
について最適な次段階のプログラム言語を選択し、上記
部分ごとに、上記ソースプログラムを選択されたプログ
ラム言語に変換し、他の計算機において、さらに、上記
変換されたプログラムを機械語に変換することにより、
上記計算機ネットワーク全体としての計算機環境の有効
利用を図ることができるプログラム編集方法を提供す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される計算機ネットワークの接続
形態を示す図である。
【図2】本発明が適用される計算機ネットワークの構成
図である。
【図3】本発明が適用される計算機の構成図である。
【図4】本発明のプログラム編集方法のプログラム変換
方法を示す図である。
【図5】本発明のプログラム編集方法のプログラム変換
方法の処理のフローチャートである。
【図6】ソースプログラムの構成を示す図である。
【図7】本発明の第三実施例の計算機ネットワークの構
成を示す図である。
【図8】本発明の第三の実施例のプログラム編集方法の
プログラム変換方法を示す図である。
【図9】従来のプログラム編集方法を示す図である。
【符号の説明】
1・・・本発明のプログラム編集方法 2・・・本発明が適用される第一の計算機 3・・・本発明が適用される第二の計算機 10・・・ソースプログラム 11・・・第一のコンパイラ 12・・・次段階の高級プログラム言語によるプログラ
ム 13・・・第二のコンパイラ 14・・・最終的な機械語プログラム 20・・・CPU 21・・・バス 22・・・メモリ 23・・・I/O 24・・・表示装置 25・・・通信インターフェース 26・・・磁気記憶装置 30・・・RM I/F 31・・・MM I/F

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一種類の高級プログラミング言語で記述さ
    れたソースプログラムについて、 複数の高級プログラム言語の編集機能を有し、 上記ソースプログラムの部分ごとの処理内容を分析し、
    その処理内容に応じて、上記複数のプログラム言語の
    内、その部分について最適な次段階のプログラム言語を
    選択し、 上記部分ごとに、上記ソースプログラムを選択されたプ
    ログラム言語に変換し、 さらに、上記変換されたプログラムを機械語に変換する
    ことを特徴としたプログラム編集方法。
  2. 【請求項2】請求項1のプログラム編集方法において、 上記処理内容に応じた変換処理が、適用される計算機の
    種類に応じて行われることを特徴とするプログラム編集
    方法。
  3. 【請求項3】請求項2のプログラム編集方法において、 複数の計算機から構成され、上記処理内容ごとに異なっ
    た計算機を使用する計算機ネットワークにおいて、 上記各計算機に対応した、上記次段階のプログラム言語
    で記述されたプログラムを作成することを特徴とするプ
    ログラム編集方法。
  4. 【請求項4】請求項3のプログラム編集方法において、 一の計算機おいて、上記ソースプログラムの部分ごとの
    処理内容を分析し、その処理内容に応じて、上記複数の
    プログラム言語の内、その部分について最適な次段階の
    プログラム言語を選択し、 上記部分ごとに、上記ソースプログラムを選択されたプ
    ログラム言語に変換し、 他の計算機において、さらに、上記変換されたプログラ
    ムを機械語に変換することを特徴としたプログラム編集
    方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007524875A (ja) * 2003-01-10 2007-08-30 ネクサウェブ テクノロジーズ インコーポレイテッド ネットワーク・ベースの処理のためのシステムおよび方法
JP2018169887A (ja) * 2017-03-30 2018-11-01 東芝産業機器システム株式会社 プログラムの製造方法、及びコンピュータシステムのアップデート方法

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