JPH05342817A - ファイル管理方法及び情報記録再生装置 - Google Patents

ファイル管理方法及び情報記録再生装置

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JPH05342817A
JPH05342817A JP4175068A JP17506892A JPH05342817A JP H05342817 A JPH05342817 A JP H05342817A JP 4175068 A JP4175068 A JP 4175068A JP 17506892 A JP17506892 A JP 17506892A JP H05342817 A JPH05342817 A JP H05342817A
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JP4175068A
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Hideki Hosoya
英樹 細谷
Hiroshi Hara
廣志 原
Osamu Okuda
治 奥田
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Canon Inc
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  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 消去書換不可能な記録媒体上のファイルデー
タの更新を効率的に行えるようにする。 【構成】 ディレクトリ中にファイルデータの更新を示
すファイル番号を設け、既存のファイルのデータを更新
する時には、更新の対象となった記録単位の更新後のデ
ータ、及び該更新により新たに追加された記録単位のデ
ータを別ファイルとしてデータ部に記録すると共に、デ
ィレクトリ部に該別ファイルを管理するディレクトリを
ファイル番号を異なる番号として記録し、かつディレク
トリ中の情報または別のディレクトリとして更新による
記録単位の再配置情報、及びその連続記録単位数を記録
し、再生時にはファイル名が同名でファイル番号が異な
るファイルは、該ファイル番号の最小のファイルに対す
る更新部分を分割記録した別ファイルを有する1つのフ
ァイルとして管理し、前記再配置情報により更新された
ことの示される更新前の記録単位領域を無効な記録単位
領域として管理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報記録媒体のファイ
ル管理方法に係り、特に消去書換不可能な情報記録媒体
のファイルデータの更新時のファイル管理方法、及び情
報記録媒体に情報を記録あるいは再生する情報記録再生
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、情報記録媒体としては、磁気
を用いて記録・再生を行うフロッピーディスク、光を用
いて記録・再生を行う光学的情報記録媒体等が知られて
いる。光学的情報記録媒体の形態としては、ディスク
状、カード状、テープ状等各種のものが知られており、
目的、用途等により使い分けられている。そのうち、カ
ード状の光学的情報記録媒体(以下、光カードと称す
る)は、製造の容易さ、携帯性の良さ、アクセス性の良
さと云った特徴を生かし、今後、用途がますます広がっ
ていくと考えられている。情報記録媒体はその媒体の特
性により、消去書換の可能なものと、不可能なものがあ
るが、光カードは現状においては消去書換が不可能なも
のが一般的で、医療分野等書換ができないことが利点と
なる分野での応用が期待されている。
【0003】一般に、情報記録媒体の情報を管理するに
は大容量のデータを格納するためにデータをブロックご
とに管理する補助データ、いわゆるディレクトリが用い
られている。ディレクトリには通常、そのディレクトリ
が管理するファイル名、ファイル長、先頭データトラッ
ク番号等のファイル情報を書き込み、データ部のファイ
ル管理を行っている。上記光カード、特に消去書換が不
可能な光カードは、寸法がクレジットカード程度の大き
さであっても大容量の記録容量を持っており、その大容
量の情報を管理するためには、ディレクトリによる情報
の管理手法が必要となってくる。
【0004】図17はその光カードの一例を示した概略
平面図である。図17において、光カード1にはデータ
トラックからなるデータ部10(101 ,102 …10
n )とディレクトリ部20(201 ,202 …20n
とが設けられている。そして光カード1に情報を記録す
る場合は、その上部よりデータ部10にデータがE方向
に書き込まれ、その下部よりディレクトリ部20にデー
タ管理情報であるディレクトリ情報がD方向に書き込ま
れる。
【0005】一方、データをファイルとして管理するた
めには、ファイルを他のファイルと区別するための識別
情報であるディレクトリ情報以外にも、ファイルの格納
情報を示すマップ情報が必要である。即ち、そのファイ
ルが情報記録媒体のどのトラック、またはトラックをい
くつかの単位に分割したセクタ、またはセクタを複数個
まとめた管理単位であるクラスタから始まり、どのトラ
ック(以下、最小記録単位及び管理単位は1トラックで
あるものとして説明する)にどのような順序で配置され
ているかを示す情報が必要である。一般に、このマップ
情報はファイル・アロケーション・テーブル(FAT)
と呼ばれている。
【0006】図18はそのFATの概念を説明するため
の図である。図18において、FAT30には光カード
1上のデータトラックに対応した領域1,2,…,N
(一般に2500前後)が用意されており、各領域には
そのトラックに記録されている情報の続きの情報の記録
されているトラック番号が記録されている。例えば、図
18では領域1に始まるファイルは領域2、領域4と続
いており、領域3に始まるファイルは領域5、領域6、
領域7と続いていることを示している。なお、図18に
おいて、領域中に“FF”と記してあるのは、そのファ
イルは続きがないこと、即ちファイルの最終トラックで
あることを、また“0”と記してあるのはそのトラック
が未使用(データが記録されていない)のトラックであ
ることを示している。このようにディレクトリとFAT
を併用することにより、ディレクトリによりファイル名
等の識別情報及び先頭のトラック番号がわかり、FAT
によりその格納情報がわかるため、効率的なファイル管
理を行うことができる。
【0007】また、光カードにデータやディレクトリ情
報を記録、再生する情報記録再生装置(以下、ドライブ
という)は、上位制御装置であるホストコンピュータに
接続され、ホストコンピュータから送られるコマンドに
基づいて記録再生動作を実行する。例えば、ホストコン
ピュータからライトコマンド(記録命令)が発行された
場合、最終データの次からデータが書き込まれ、ディレ
クトリ情報のライトコマンドに対しては最終ディレクト
リの次からディレクトリ情報が書き込まれる。更に、デ
ータのリードコマンド(再生命令)が発行されると、ホ
ストコンピュータから指定されたデータトラックが存在
するか否かを確認し、存在すれば指定されたトラックの
データが読み出され、ホストコンピュータに転送され
る。ディレクトリ情報のリードコマンドに対しては、光
カードの全ディレクトリ情報が読み出され、ホストコン
ピュータに転送される。こうしたことから、ドライブで
はデータやディレクトリ情報を追記型の光カードに追記
録する場合は、現在記録されているデータの最終記録位
置(以下、EOBという)、ディレクトリ情報の最終記
録位置(以下、EODという)を検出する必要がある。
【0008】図19は従来例のEODの検出方法を示し
たフローチャートで、まず先頭のディレクトリ情報が読
み出される(S1)。次いで、全てのディレクトリ情報
が読み出されたか否かが判定され(S2)、残っていれ
ばディレクトリ情報の数をカウントするカウンタを+1
し(S3)、再びS1から同じ処理が実行される。即
ち、先頭のディレクトリ情報から順に読み出して読み出
したディレクトリの数をカウントし、全ディレクトリ情
報を読み出すことによって全ディレクトリ数と、次に記
録すべきディレクトリ情報の物理的位置が検出される。
また、EOBの検出方法としては、例えば特願昭62−
199167号に提案されているようにディレクトリに
EOBアドレスを記録し、データを追記録する際にはデ
ィレクトリ情報を読み出して記録されている最終ディレ
クトリ(以下、EODという)内のEOBアドレスによ
り検出する方法がある。この場合、EODが記録後の汚
れ、キズなどの外部要因により正常に再生できないこと
があるので、こうした問題点を解消したEOBの検出方
法も提案されている。即ち、特願昭62−199166
号に開示されているように正常に再生されたディレクト
リ内のEOBアドレスからデータを順次検索し、所定ブ
ロック数空白が連続したときにデータが記録されていた
最後のブロックをEOBとして検出する方法がある。
【0009】以上のようなEOBやEODの検出は、ホ
ストコンピュータのコマンドによりドライブで自動的に
行われている。例えば、光カードを交換してから一度も
EOB、EODの検出をしていないときにデータのライ
トコマンドが発行された場合は、ドライブ自身が自動的
に検出を行い、記録すべき物理的位置を確認してからデ
ータの書き込みが行われる。
【0010】
【発明が解決しようとしている課題】ところで、前述し
たFATは基本的には格納情報に変化があるごとに、即
ち新たなファイルが記録されたり、ファイルが更新され
るごとに書き換える必要がある。記録媒体が消去書換可
能であれば、FATの領域は媒体上に特定の領域を用意
して、格納情報が変化するごとにその領域を最新の情報
に書き換えればよい。しかし、光カードのように消去書
換不可能な媒体では、書き替えができないので格納情報
に変化があるごとに新たなFATを追加記録する必要が
あり、光カードの情報容量を有効に利用できないと云う
問題点があった。
【0011】そこで、本願出願人は先に上記問題点を解
決したファイル管理方法を特願平2−263774号と
して出願した。即ち、そのファイル管理方法は、データ
がデータ部の連続した所定記録単位毎に順次記録され、
ファイルデータを管理するディレクトリ中にファイルデ
ータの追加を示すフラグを設け、既存のファイルにデー
タを追加記録する時には、追加すべきデータを別ファイ
ルとしてデータ部に記録し、ディレクトリ部に追加デー
タファイルを管理するディレクトリを、前記フラグをイ
ンクリメントして記録し、再生時にファイル名が同名で
前記フラグが異なるファイルは該フラグの番号順に分割
記録された1つのファイルとして管理するファイル管理
方法において、追加データの記録時にデータの追加され
るファイルの最終記録情報に無効データ部があるときに
は、前記最終記録情報に記録されているデータをバッフ
ァメモリに読み取り、前記読み取ったデータの後部に新
たに追加すべきデータを追加して順次記録し、再生時に
ファイル名が同名で前記フラグが異なるファイルで前記
フラグが最大値以外のファイルは、最終記録単位領域が
無効な記録単位領域として管理するという方法である。
【0012】そして、このファイル管理方法によれば、
FATを媒体上に記録する必要がないため消去書換不可
能な媒体でも、媒体の情報容量を有効に利用できるばか
りでなく、データの追加されたファイルの再生トラック
本数が前記ファイル管理方法以前の従来のファイル管理
方法に比べて少なくて済み、再生時間が短縮されると云
った多くの優れた利点を有する。しかし、ファイルデー
タの更新が可能なのはファイルの最終記録トラックのみ
であるため、一般的なファイルデータの更新には対応し
ておらず、新たなファイル管理方法が望まれていた。
【0013】また、消去書換不可能な媒体上のファイル
データの更新、及びファイルの消去を実現する方法とし
て本願出願人は特願昭61−237033号としてファ
イルの消去を示すディレクトリを用いる方法を提案し
た。この方法によれば、実際には消去不可能なファイル
を該ファイルの消去を示すディレクトリをディレクトリ
部に追加記録することにより、該ファイルの論理的な消
去が可能で、さらにこの方法を応用し、一旦更新前のフ
ァイルを消去した後に、更新後のファイルを新ファイル
として記録することにより、ファイルデータの更新が可
能である。しかしこの方法では、更新後の全データの記
録が必要で、処理時間も多大となり、記録容量の利用効
率も低下すると云った問題点があった。
【0014】更に、消去書換不可能な媒体上のファイル
データの更新を実現する他の方法として以下の方法も知
られている。即ち、更新後のデータを別ファイルとして
データ部に記録し、ディレクトリ部に該別ファイルを管
理するディレクトリと、更新前の記録単位と更新後の記
録単位の関係、即ちどの記録単位がどの記録単位に置き
換えられたかを示す情報(ここでは再配置情報と呼ぶこ
とにする)を記録する方法である。この方法では、ファ
イルが例えば住所録のように大きさ一定のレコードの集
合の場合には有効である。即ち、ある人の住所に変更が
あった場合は、その人のレコードに相当する記録単位の
みを前記方法により更新すれば、ファイル全体の書換え
をする必要がなく、更新処理が短時間で終了するので、
媒体の記録容量も有効に利用できる。しかし、一般の文
書ファイルのように、ファイル全体がひとつの単位とし
て意味を持つ場合は、ファイルの一部にある文章が追
加、または削除された場合、追加、削除のあった記録単
位以降の全ての記録単位のデータは変化したことにな
り、追加、削除のあった記録単位以降の全ての記録単位
の更新処理が必要となり、情報としてみた場合、内容的
に変化していないデータを媒体上に再記録する必要があ
る。従って、この方法であっても、前記の消去を示すデ
ィレクトリを用いる方法と同様、処理時間も多大とな
り、記録容量の利用効率も低下すると云った問題点があ
った。
【0015】一方、従来の情報記録再生装置において
は、EODが正常に再生できない光カードを装着する
と、光カードにデータが追記録されない限り、光カード
を装置内に装着するごとにEOBの検出動作のために時
間が費やされるという問題があった。即ち、EODが正
常に再生できない場合は、例えば全データを読み出して
最後に記録された位置からEOBを検出しなければなら
ず、しかも光カードが装着されるごとにこのEOBの検
出のための処理が必要であった。
【0016】更に、前述したようにデータをディレクト
リ情報によって管理するシステムにおいては、光カード
が交換された場合、まず全ディレクトリ情報を読み出し
てデータの記録、再生に備えるのが一般的である。通
常、ホストコンピュータが全ディレクトリ情報を読み出
す場合、ホストコンピュータ内に全ディレクトリ情報を
記憶できるメモリを確保するために、まずドライブに対
して全ディレクトリ情報数要求コマンドを発行する。ホ
ストコンピュータでは全ディレクトリ情報数を得てから
ドライブにディレクトリ情報リードコマンドを発行し、
得られた全ディレクトリ情報をメモリに格納する。こう
したディレクトリ情報の読み出しを行う場合、従来はホ
ストコンピュータが全ディレクトリ数要求コマンドを発
行したときに、ドライブではそのディレクトリ情報数を
検出するために最終記録位置検出を行い、その位置検出
処理を実行するときに全ディレクトリ情報が読み出され
る。しかし、このディレクトリ情報はホストコンピュー
タに転送されず、その後に発行されるディレクトリ情報
リードコマンドによって再び読み出され、ホストコンピ
ュータに転送される。このように従来においては、全デ
ィレクトリ情報を読み出すのに全ディレクトリ情報が2
度読み出されており、ディレクトリ情報の読み出しに実
質的に読み出し時間以上の時間がかかるという問題があ
った。
【0017】本発明は、以上のような問題点に鑑みなさ
れたもので、その目的は内容的に変化していないデータ
を記録媒体上に再記録することなく、消去書換不可能な
記録媒体上のファイルデータの更新を効率的に行えるよ
うにしたファイル管理方法を提供することにある。
【0018】また、本発明はディレクトリ情報が正常に
再生できない場合に、正常に再生できたディレクトリ情
報をもとに最終記録位置を検出して新たにディレクトリ
情報を記録することにより、2度目以降に記録媒体を装
着したときの最終記録位置検出を不要にした情報記録再
生装置を提供することにある。
【0019】更に、本発明は記録媒体が交換されてから
コマンドを受信した場合に、ディレクトリ情報から最終
記録位置を検出し、ディレクトリ情報の全部または一部
を記憶手段に格納することにより、ディレクトリ情報の
読み出し要求があったときのディレクトリ情報の読み出
し時間を大幅に短縮することができる情報記録再生装置
を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、ファイ
ルデータをデータ部の連続した所定記録単位毎に順次記
録すると共に、該ファイルデータを管理するためのディ
レクトリをディレクトリ部に記録してファイルデータの
管理を行うファイル管理方法において、前記ディレクト
リ中にファイルデータの更新を示すファイル番号を設
け、既存のファイルのデータを更新する時には、更新の
対象となった記録単位の更新後のデータ、及び該更新に
より新たに追加された記録単位のデータを別ファイルと
してデータ部に記録すると共に、ディレクトリ部に該別
ファイルを管理するディレクトリを前記ファイル番号を
異なる番号として記録し、かつ前記ディレクトリ中の情
報、または別のディレクトリとして更新による記録単位
の再配置情報、及びその連続記録単位数を記録し、再生
時にはファイル名が同名で前記ファイル番号が異なるフ
ァイルは、該ファイル番号の最小のファイルに対する更
新部分を分割記録した別ファイルを有する1つのファイ
ルとして管理し、前記再配置情報により更新されたこと
の示される更新前の記録単位領域を無効な記録単位領域
として管理することを特徴としたファイル管理方法によ
って達成される。
【0021】また、本発明の目的は、情報記録媒体のデ
ータ部に所定の単位ブロックごとにデータを記録すると
共に、このデータを管理するためのディレクトリ情報を
ディレクトリ部に記録してデータの管理を行う情報記録
再生装置において、前記ディレクトリ部のディレクトリ
情報を正常に再生できない場合に、正常に再生できた最
後のディレクトリ部のディレクトリ情報から仮のデータ
の最終記録位置を決定すると共に、この仮の最終記録位
置から順次ブロックのデータを読み出して実際のデータ
の最終記録位置を検出し、得られた最終記録位置を基に
新たなディレクトリ情報を記録することを特徴とする情
報記録再生装置によって達成される。
【0022】更に、本発明の目的は、交換可能な情報記
録媒体に上位制御装置の指示に基づいてデータを記録ま
たは再生し、かつ前記記録媒体に所定のデータブロック
ごとにデータを管理するためのディレクトリ情報を記録
してデータの管理を行う情報記録再生装置において、前
記記録媒体が交換されたことを検出するための手段と、
前記記録媒体に記録されたディレクトリ情報を記憶する
ための手段とを設け、前記記録媒体が交換されてから最
初のコマンドを前記上位制御装置から受信した場合に
は、前記記録媒体からディレクトリ情報を読み出してそ
の最終記録位置を検出すると共に、ディレクトリ情報の
全部または一部を前記記憶手段に格納することを特徴と
する情報記録再生装置によって達成される。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
して詳細に説明する。初めに、本発明のファイル管理方
法の実施例を図1ないし図3に基づいて説明する。な
お、図1は更新により更新対象となった記録単位に情報
容量が増加した場合、即ち結果として情報の追加があっ
たときのデータ部、ディレクトリ部、FATの内容を示
した図、図2は更新により更新対象となった記録単位に
情報容量が減少した場合、即ち結果として情報の削除が
あったときのデータ部、ディレクトリ部、FATの内容
を示した図、図3は更新前のデータ部、ディレクトリ
部、FATの内容を示した図である。また、図1〜図3
において、(a)はデータ部、(b)はディレクトリ
部、(c)はFATの内容を示した図である。
【0024】まず、更新前の状態を図3に示しており、
ここでは図3(a)に示すようにデータ部に5個の記録
単位からなるファイルが記録され、また図3(b)に示
す如くディレクトリ部には上記ファイルを管理するため
のディレクトリ(A1)が記録されている。なお、本実
施例ではファイル名が“A”で、ファイル番号が“n”
のディレクトリをディレクトリA(n)として示すもの
とする。また、図3(c)に示すFATについては、領
域1に始まるファイルは領域2、領域3、領域4、領域
5と連続していることを示している。なお、図3(c)
のFATの領域中に“FF”と示してあるのはそのファ
イルに続きがないこと、即ちファイルの最終記録単位で
あることを、“0”と示してあるのはその記録単位が未
使用(データが記録されていない)の記録単位であるこ
とを表わしている。図3(c)には示していないが、
“FE”はその領域に対応した記録単位の情報が無効で
あることを示すものである。また、記録単位としては実
際には、トラック、セクタ、クラスタのいずれでもよい
が、ここでは記録単位をトラックとする。更に、本実施
例においては、FATは記録媒体上には記録せず、特願
平2−263774号に記載されたファイル管理方法と
同様に再生時に再生したディレクトリ情報から再構築す
るが、その具体的方法については詳しく後述する。
【0025】次に最初に更新により更新対象となった記
録単位に情報容量が増加した場合、即ち結果として情報
の追加のあったときの処理について説明する。例えば、
図1のトラック(記録単位)3にデータが追加されたと
すると、本来は追加されたデータ以降のトラック3のデ
ータの一部はトラック3から溢れることになり、順次ト
ラック4のデータの一部はトラック5上に、トラック5
上のデータの一部(最終部)は新たなトラックに記録さ
れなければならない。実際、消去書換可能な記録媒体上
のファイルデータの更新はこのようにしてなされるが、
先に説明したように、消去書換不可能な記録媒体で同じ
方法を用いたのでは、処理時間もかかり記録媒体の記録
容量の利用効率も低下して好ましくない。そこで、本実
施例ではデータが追加されたのはトラック3のみである
から、記録時には更新後のトラック3の情報を別ファイ
ルとしてデータ部に追加記録する。また、該別ファイル
を管理するディレクトリを新たにディレクトリ部に追加
記録すると共に、該ディレクトリ中、あるいは別ディレ
クトリ中の情報として更新の再配置情報、及びその連続
記録単位数を記録しておく。ところで、データの追加の
あった場合は、前述のデータの“溢れ”が発生し、トラ
ック3の更新後の情報は1トラックには記録できないこ
とになるため、ここでは溢れた分も含めて別ファイルと
して追加記録し、該別ファイルを管理するディレクトリ
中にトラックの連続本数を記録しておく。図1にこの様
子を示しており、トラック6,7からなる別ファイルA
(2)及びその別ファイルを管理するためのディレクト
リA(2)が追加記録されている。
【0026】図4はディレクトリA(2)の詳細を示す
ものである。図4において、FNMはファイル名を示
し、この場合は“A”が記録されている。FNOはファ
イル番号を示し、ここでは“2”が記録されている。O
LD、NEW、CNTは更新前と更新後のトラックの対
応関係を示す再配置情報で、この場合はトラック3の情
報がトラック6から始まる2本のトラックの情報に置き
換えられたことを示している。SIZEはディレクトリ
A(2)の管理する別ファイルA(2)のファイルサイ
ズを示しており、ここでは“S2”が記録されている。
なお、この場合、S2は必ず1トラックの情報容量より
大きく、CNT本のトラックの情報容量より少ない値で
ある。
【0027】次に、このようなデータの更新のあったフ
ァイルの再生について説明する。ファイル再生時には、
先ず記録媒体上の全てのディレクトリがホストコンピュ
ータのメモリ上に読み取られ、FATがメモリ上に構築
される。図6はディレクトリA(1)の詳細を示すもの
で、FNMは“A”、FNOは“1”、OLDには
“0”が、NEWには“1”が、CNTには“5”が、
SIZEには“S1”がそれぞれ示されている。これは
ファイル名“A”の最初のファイルであり、トラック1
から5本のトラックにそのファイルの実体が記録されて
いることを示している。即ち、OLDが“0”の場合に
は、OLD、NEWの対応を示すものではなく、NEW
はそのディレクトリの管理するファイルの先頭トラック
番号を示している。勿論、このような領域の共用をせず
に、ファイルの先頭トラック番号を記録する領域をディ
レクトリ中に設けても何等問題はない。
【0028】図6に示す最初のディレクトリA(1)が
読み取られると、領域1から領域4には次の領域番号が
書き込まれ、領域5にはファイルの終わりを示す“F
F”が書き込まれる(図3(c))。次に、図4に示す
A(2)が読み取られると、その内容よりディレクトリ
A(2)の管理するファイルの実体は、ファイルA
(1)の更新部であり、ファイルA(1)のトラック3
の情報は、ファイルA(2)のトラック6,7の2本の
トラックの情報に置き換えられたことがわかるので、図
1(c)に示すようにFATの領域3にその領域に対応
した記録単位の情報が無効であることを示す“FE”が
書き込まれる。更に、領域3のひとつ前に領域2に更新
後の情報の記録されている別ファイルA(2)の先頭ト
ラック番号6が書き込まれ、また領域6に次の領域番号
7が、領域7に無効となったトラック3の次のトラック
番号4が書き込まれる。こうして図1(c)に示すよう
にFATが構築される。FATが構築された後は、FA
Tに従って順次トラックの情報を再生すれば、更新後の
情報が誤り無く再生することができる。
【0029】次に、更新により更新対象となった記録単
位に情報容量が減少した場合、即ち結果として情報の削
除のあったときの処理について説明する。前記の例と同
様に更新前のファイルA(1)のトラック3のデータが
更新され、結果として更新後トラック3の一部に“空
き”が生じたとする。この場合、記録媒体が消去書換可
能なものであれば、トラック4のデータの一部がトラッ
ク3に、トラック5のデータの一部がトラック4に移動
すればよいが、本実施例では以下のような方法をとるも
のとする。即ち、更新後のトラック3のデータのみを別
ファイルA(2)としてデータ部に追加記録し、該別フ
ァイルA(2)を管理するディレクトリA(2)をディ
レクトリ部に追加記録する。図5はディレクトリA
(2)の詳細を示すもので、FNMには“A”が、FN
Oには“2”が、OLDには“3”が、NEWには
“6”が、CNTには“1”が、SIZEには“S3”
がそれぞれ記録される。なお、この場合には、S3は必
ず1トラックの記録容量より小さな値である。
【0030】このようなデータの更新のあったファイル
を再生する場合は、ディレクトリA(1)が読み取ら
れ、図3(c)に示すようにFATが構築される。この
過程は前記の追加の場合と同じである。図5のディレク
トリA(2)が読み取られるとその内容よりディレクト
リA(2)の管理するファイルの実体は、ファイルA
(1)の更新部であり、ファイルA(1)のトラック3
の情報は、ファイルA(2)のトラック6の情報で置き
換えられたことがわかるので、図2(c)に示すよう
に、FATの領域3にその領域に対応した記録単位の情
報が無効であることを示す“FE”が書き込まれ、更に
領域3のひとつ前に領域2に更新後の情報の記録されて
いる別ファイルA(2)の先頭トラック番号6が、領域
6に無効となったトラック3の次のトラック番号4が書
き込まれる。こうして図2(c)に示す如くFATが構
築される。FATが構築された後は、FATに従って順
次トラックの情報を再生すれば、更新後の情報を誤り無
く再生することができる。
【0031】このように本実施例にあっては、情報とし
てみた場合、内容的に変化していないデータを記録媒体
上に再記録する必要がなく、更新により必要最小限の変
化のみを記録媒体上に記録するために、更新処理が短時
間で終了するばかりでなく、記録媒体の記録容量も有効
に利用でき、消去書換不可能な記録媒体上のファイルデ
ータを効率よく更新することができる。
【0032】次に、本発明の情報記録再生装置の実施例
について説明する。初めに、本発明の情報記録再生装置
の一実施例の構成を図7に基づいて説明する。図7にお
いて31は追記式光カード1を情報記録媒体として情報
の記録、再生を行う記録再生装置(以下、ドライブと称
する)である。このドライブ31は上位制御装置である
ホストコンピュータ32に接続され、ホストコンピュー
タ32の指示に基づいて情報の記録、再生を行う。37
は不図示の搬送機構によって光カード1をドライブ内に
導入し、所定のドライブにてR方向に往復移動させ、更
に該装置外へと排出するためのモータである。38は光
源を含む光ビーム照射光学系であり、これにより情報記
録時および情報再生時には光カード1上に光ビームスポ
ットが形成される。39は光検出器で、上記光カード1
上の光ビームスポットの反射光を受光する。40は光ビ
ーム照射光学系38の一部を駆動して光カード1面上の
光ビームスポットのピント位置をZ方向、即ち光カード
面と垂直の方向に移動させてオートフォーカシング(A
F)を行うためのAFアクチュエータ、41は光ビーム
照射光学系38の一部を駆動して光カード面上の光ビー
ムスポットをY方向即ち、R方向とZ方向との双方に直
交する方向に移動させてオートトラッキング(AT)を
行うためのATアクチュエータである。そして、この光
ビーム照射光学系38、光検出器39、AFアクチュエ
ータ40及びATアクチュエータ41などを一体化して
光ヘッド50が構成されている。36はこの光ヘッド5
0をY方向に移動させて光ビームスポットを光カード1
上の所望のトラックへとアクセスさせるための駆動モー
タである。
【0033】33はROM、RAMを内蔵したMPUで
あり、カード送りモータ37、ヘッド送りモータ36を
制御し、またホストコンピュータ32の制御により、ホ
ストコンピュータ32とデータの通信、制御等を行う。
AT/AF制御回路34は光検出器39の信号を受け
て、AFアクチュエータ40、ATアクチュエータ41
を駆動し、フォーカシングやトラッキングを制御する。
この場合、光検出器39の出力はAT/AF制御回路3
4に入力され、これに基づいて制御回路34はAFアク
チュエータ40及びATアクチュエータ41を制御して
AF及びATを制御する。光検出器39の出力は変復調
回路35にも出力され、読み取り情報の復調が行われる
と共に、復調信号はMPU33へと送られる。変復調回
路35はMPU33から送られてくる情報信号を変調
し、変調信号に従い光ビーム照射光学系38を駆動して
情報記録を実行すると共に、再生時には光検出器39の
信号をもとにデータを復調する。ホストコンピュータ3
2はドライブ31とデータの送受信を行い、光カード1
へのデータトラックごとの情報の記録・再生を指示し、
ドライブ31ではこの指示に基づいて記録、再生動作を
実行する。
【0034】図8は上記情報記録再生装置の光カードが
装着されてから排出されるまでの動作を示したフローチ
ャートである。以下、図8を参照して本実施例の動作に
ついて説明する。図8において、まずドライブ31の図
示しないカード挿入口に光カード1が挿入されると、M
PU33はモータ37を制御して光カード1を装置内の
所定位置へ搬送し、その後各部を制御して図9に示すよ
うに光カード1の全ディレクトリ部201 〜20n+1
光ビームを走査してそこに記録されている全ディレクト
リ情報を再生する(S1)。この全ディレクトリ情報の
再生に際しては例えば特願昭62−199166号に開
示されているように所定ブロック数空白が連続している
ことを検出することによって、ディレクトリ情報の最終
記録位置であるEODを検出する。そして、MPU33
はEODとして検出したディレクトリが正常に再生でき
たかどうかを判定し(S2)、正常に再生できたときは
ホストコンピュータ32からの記録、再生命令を待つ待
期状態となり、ホストコンピュータ32の指示に基づい
て記録、再生を実行する(S3)。この後、光カード1
の排出命令が発行されると(S4)、MPU33はモー
タ37を制御して光カード1を機外へ排出させて処理を
終了する(S5)。
【0035】一方、例えばディレクトリ記録後の光カー
ド1の汚れやキズなどによってディレクトリ情報が正常
に再生できず、EODが再生できなかった場合は、MP
U33は正常に再生できた最後のディレクトリに記録さ
れたEOBアドレス、即ちデータの最終記録位置のアド
レスを一時的に仮のEOBアドレスとして決定する(S
6)。例えば、図9に示すようにディレクトリ部20
n-1 が正常に再生できた最後のディレクトリであったな
らば、そのディレクトリ20n-1 に記録されているEO
Bアドレスを仮のEOBアドレスとして決定する。次い
で、MPU33は決定した仮のEOBアドレスの位置か
ら光カード1のデータを順次読み取り、この読み取りの
際に所定数の空白のブロックが連続することを検出する
ことによって実際のEOBを検出する(S7)。もちろ
ん、このEOBの検出にあっては、所定数連続する空白
ブロックのうち一番最初のブロックの1つ手前のブロッ
クが最終記録位置として検出される。こうして実際のE
OBが検出されたところでホストコンピュータ32から
の記録、再生命令の待機状態となり、ドライブ31では
発行された命令に基づいて記録、再生を実行する(S
8)。
【0036】そして、ホストコンピュータ32から光カ
ードの排出命令が発行されると(S9)、MPU33は
新しくディレクトリが記録されたかどうかを判定する
(S10)。ここで、ディレクトリが新たに記録されて
いた場合、即ちS8で記録処理が行われ、その記録情報
を管理するためのディレクトリ情報が記録されていた場
合は、新たにディレクトリを記録する必要がないので、
光カード1を機外に排出して処理を終了する(S5)。
一方、ディレクトリが新たに記録されていなかった場
合、即ちS8で記録以外の再生処理などを行った場合
は、先に検索したEOBに基づいて新たにディレクトリ
を記録する(S11)。このとき、ディレクトリ情報は
先にディレクトリ情報を再生したときに正常に再生でき
なかったディレクトリ部の次のディレクトリ部に記録さ
れる。例えば、前述のように図9に示したディレクトリ
部20n-1 が正常に再生できた最後のディレクトリであ
るとすれば、その次のディレクトリ部20n は正常に再
生できず、欠陥であると考えられるので、更にその次の
ディレクトリ部20n+1 に記録される。その後、光カー
ド1を機外に排出して処理を終了する(S5)。
【0037】このように本実施例にあっては、ディレク
トリを正常に再生できなかった場合に、EOBを検索し
てそのEOBに基づいて新たにディレクトリを記録する
ために、それ以降に同じ光カードが装着されたときに再
度EOBの検索を行う必要がなく、従来のように光カー
ドが装着されるごとにEOBの検索のための無駄な時間
が費やされるという問題点を解決することができる。
【0038】図10は本発明の他の実施例を示したフロ
ーチャートである。なお、図10では図8と同じ処理の
ところは同じステップ番号を付してある。図8の実施例
では光カードの排出命令が発行される前に、例えば装置
の電源切断などによって強制的に処理が終了した場合、
ディレクトリの記録が行われず、再度光カードを装着し
たときはEOBの検索処理を実行しなければならない。
そこで、この実施例では、図10に示すように仮のEO
Bを決定し(S6)、その仮のEOBから順次ブロック
を読み取って実際のEOBを検出した際に(S7)、直
ちに得られたEOBに基づいて新たにディレクトリを記
録するものである(S11)。ディレクトリの記録位置
は、もちろん図8の実施例と同様に正常に再生できなか
ったディレクトリの次のディレクトリである。このよう
に本実施例では、光カードの排出命令以前に電源切断な
どにより処理が終了したとしてもディレクトリは必らず
記録されるために、2回目以降に光カードを装着しても
EOBの検索を実行する必要がなく、図8の実施例に比
べて更に確実にEOBの検索処理のための時間を節約す
ることができる。
【0039】次に、本発明の情報記録再生装置の他の実
施例について説明する。初めに、図11に基づいて本実
施例の情報記録再生装置の構成を説明する。図11にお
いて60は上位制御装置であるところのホストコンピュ
ータ、61はこのホストコンピュータ60に接続された
情報記録再生装置(ドライブ)である。ホストコンピュ
ータ60とドライブ61はバス62で接続され、このバ
ス62を介してホストコンピュータ60とドライブ61
間でコマンドやデータなどが送受される。ドライブ61
の具体的な構成は、以下の通りである。まず、63は装
置全体を統括的に制御するためのCPUで、プログラム
メモリ(ROM)64に格納された制御プログラムに従
って各部を制御し、情報の記録・再生動作を制御する。
65はCPU63が各種処理を実行する際に使用される
ワーキングエリア(RAM)である。ワーキングエリア
65はレジスタ類を含んでいる。また、66は情報記録
媒体である光カード1から読み出されたディレクトリ情
報を記憶するためのディレクトリバッファである。この
実施例では、図17で説明したように光カード1のデー
タを管理するためにディレクトリが使用されており、デ
ィレクトリバッファ66はそのディレクトリ情報を記憶
するためのメモリである。
【0040】67は光源である半導体レーザやそのレー
ザビームを微小光スポットに絞り込むための対物レン
ズ、光カード1から反射された光を検出するためのセン
サなど種々の光学素子から構成された光ヘッドである。
光ヘッド67はパルスモータ68の駆動によって光カー
ド1の情報トラックと直交方向に移動し、ホストコンピ
ュータ60から指示された情報トラック上に位置決めさ
れる。69はホストコンピュータ60から転送された記
録データを変調したり、あるいは光ヘッド67内のセン
サで検出された信号を処理して再生データを生成するた
めの記録再生回路である。情報記録時にはホストコンピ
ュータ60から転送された記録データは記録再生回路6
9で例えばMFM変調が施され、光ヘッド67の半導体
レーザのレーザビームをこの変調信号に従って強度変調
することで、光カード1の情報トラック上に一連の情報
がピットとして記録される。一方、情報再生時には光ヘ
ッド67のセンサで検出された信号は記録再生回路69
へ送られ、ここで所定の2値化処理や復調処理を施こす
ことで再生データが生成される。
【0041】70はドライブ61の図示しないカード挿
入口に挿入された光カードをドライブ61内の所定位置
に搬送したり、あるいは機内の光カードをカード挿入口
に排出するためのローディング部である。ローディング
部70では光カードが挿入されたときにフラグをセット
し、CPU63はこのフラグによって光カードが交換さ
れたことを検出する。CPU63がフラグを読み出した
後は、そのフラグはリセットされ、次回の光カードの交
換に備えられる。71は光カード1を情報トラック方向
に往復移動させるためのカード送り部である。光カード
1はこのカード送り部71の駆動により情報トラック方
向に往復移動し、このとき半導体レーザから射出された
光ビームは図示しないトラッキング制御回路のオートト
ラッキング制御によって情報トラックから逸脱しないよ
うに制御される。これにより、光ビームは情報トラック
上を走査し、前述のように情報トラック上に一連の情報
を記録したり、あるいは情報トラック上の情報が再生さ
れる。もちろん、オートトラッキング制御と同時に、図
示しないフォーカス制御回路によってオートフォーカス
制御が行われ、光ビームは光カード1の記録面に合焦し
つつ情報トラック上を走査される。
【0042】図12〜図16は本実施例の情報記録再生
装置の動作を示したフローチャートである。まず、図1
2に基づいてディレクトリ情報の最終記録位置の検出処
理について説明する。この検出処理は後述するように光
カードが交換されてから最初のコマンドを受信したとき
に行われる。図12において、まずCPU63は各部を
制御して光ヘッド67を光カード1のディレクトリ部に
移動させてディレクトリ情報を先頭から順に読み出して
いく(S1)。次いで、CPU63は全てのディレクト
リ情報を読み出したか否かを判断し(S2)、全ディレ
クトリ情報を読み出していれば処理を終了する。一方、
全ディレクトリ情報を読み出していなければ、不図示の
ディレクトリ情報をカウントするためのカウンタAに+
1し(S3)、ディレクトリバッファ66にディレクト
リ情報を記憶させるための空き領域があるか否かを判定
する(S4)。なお、全ディレクトリ情報を読み出した
か否かの判断は、例えばディレクトリ部を順次読み出し
ていく際に、未記録トラックを検出したときに全ディレ
クトリ情報を読み出したと判断する。ディレクトリバッ
ファ66に空き領域があれば、読み出したディレクトリ
情報をその空き領域に記憶させ(S5)、ディレクトリ
バッファ66に記憶したディレクトリ情報の数をカウン
トするためのカウンタBを+1して(S6)、再びS1
に戻る。そして、S1〜S6の処理を繰り返し実行し、
全てのディレクトリ情報を読み出したところで処理を終
了する。一方、ディレクトリバッファ66に空き領域が
なかった場合は、S1に戻ってS1〜S4の処理を全デ
ィレクトリ情報を読み出すまで繰り返し実行する。
【0043】以上により、全ディレクトリ情報の全部ま
たは一部がディレクトリバッファ66に格納されると共
に、カウンタAに全ディレクトリ情報の数が保持され、
カウンタBにはディレクトリバッファ66に格納された
ディレクトリ情報の数が保持される。従って、以上の情
報からディレクトリ情報の最終記録位置が検出でき、ま
たその後のホストコンピュータ60のディレクトリ情報
読み出しコマンドに対しては、ディレクトリバッファ6
6に格納されたディレクトリ情報については再度光カー
ド1から読み出すことなく、ディレクトリバッファ66
から直接ホストコンピュータ60に転送すればよいの
で、ディレクトリ情報読み出しコマンドの処理時間を大
幅に短縮することができる。また、ディレクトリ情報に
最終データトラックなどのデータの最終記録位置情報を
含めて記録しておくことにより、最終ディレクトリ情報
から最終データ記録位置を得ることができる。
【0044】図13は全ディレクトリ情報の読み出し処
理の流れを示したフローチャートである。この処理はホ
ストコンピュータの指示に基づいて行われる。なお、こ
こでは図11の処理で得られた全ディレクトリ情報の数
をN、ディレクトリバッファ66に格納されたディレク
トリ情報の数をMとする。図13において、まずCPU
63は以上のN,Mの数値をワーキングエリア65のレ
ジスタにセットし(S1)、ディレクトリバッファ66
に格納された先頭のディレクトリ情報から順にホストコ
ンピュータ60に転送する(S2)。次いで、CPU6
3はMとNが等しいか、即ち全ディレクトリ情報をホス
トコンピュータ60に転送したか否かを判断し(S
3)、M=Nであればホストコンピュータ60に転送し
たディレクトリバッファ66のディレクトリ情報の数M
と全ディレクトリ情報数Nが同じであるため、全てのデ
ィレクトリ情報を転送したと判断して処理を終了する。
一方、MとNが等しくなければ、CPU63はディレク
トリバッファ66に格納されなかった残りのディレクト
リ情報を光カード1から読み出すべく、次の処理を実行
する。まず、ディレクトリバッファ66に格納された最
後のディレクトリ情報の次のディレクトリ情報、即ちM
+1番目のディレクトリ情報を光カード1から読み出し
(S4)、その読み出したディレクトリ情報をホストコ
ンピュータ60へ転送する(S5)。次いで、CPU6
3はレジスタにセットされたMの値に+1し(S6)、
再びS3に戻って同じ処理を実行する。即ち、光カード
1からM+2番目、M+3番目というように光カード1
から順次ディレクトリ情報を読み出してホストコンピュ
ータ60に転送し、全てのディレクトリ情報を転送した
ところで処理を終了する。このようにディレクトリ情報
を読み出す際には、前述の如くディレクトリバッファ6
6に格納されていないディレクトリ情報のみを読み出せ
ばよいので、処理時間を短縮することができる。もちろ
ん、ディレクトリバッファ66の容量を大きくとってお
けば、光カード1から再度ディレクトリ情報を読み出す
必要はない。
【0045】図14は本実施例の情報記録再生装置のコ
マンド処理の一例を示したフローチャートである。図1
4において、まずホストコンピュータ60から発行され
たコマンドはドライブ61の図示しないインターフェー
ス部で受信され、CPU63に送られる(S1)。CP
U63は前述したようにローディング部70のフラグを
読み出して光カード1が交換されたか否かを判断する
(S2)。この場合、フラグがセットされていればCP
U63は光カード1が交換されたものと判断し、図12
に示した最終記録位置の検出処理を実行する(S3)。
この最終記録位置の検出処理においては、前述のように
光カード1からディレクトリ情報が読み出され、ディレ
クトリ情報の最終記録位置やデータの最終記録位置が検
出される。最終記録位置を検出すると、CPU63は受
信したコマンドの処理を実行し(S4)、例えば記録コ
マンドであれば前述した動作でホストコンピュータ60
から転送されたデータを光カードの最終記録位置の次か
ら記録し、またデータの読み出しコマンドであれば指定
された位置の情報を読み出してホストコンピュータ60
へ転送する。更に、ホストコンピュータ60のコマンド
が全ディレクトリ情報の読み出しコマンドであった場合
は、図13で説明したような全ディレクトリ情報の読み
出し処理を実行するのであるが、この場合は前述の如く
最終記録位置検出処理の際にディレクトリバッファ66
に格納されたディレクトリ情報は再度光カード1から読
み出すことなくホストコンピュータ60へ転送し、ディ
レクトリバッファ66にないディレクトリ情報のみ光カ
ード1から読み出して転送すればよい。一方、光カード
1が交換されていなければ、現在装着されている光カー
ドの最終記録位置の検出処理は既に済んでいるので、直
接コマンド処理を実行する(S4)。
【0046】図15は光カードの排出コマンドが発行さ
れたときの処理の流れを示したフローチャートである。
図15において、まずホストコンピュータ60からコマ
ンドを受信すると(S1)、CPU63は受信したコマ
ンドが光カード1の排出コマンドであるか否かを判定し
(S2)、排出コマンドであれば光カード1を機外に排
出して処理を終了する(S5)。一方、排出コマンドで
なければ、CPU63は前述のようにローディング部7
0のフラグを読み出して光カード1が交換されたか否か
を判定し(S3)、交換されていなければ受信したコマ
ンドの処理を実行する(S5)。また、交換されていれ
ば最終記録位置検出処理を実行し(S4)、その後受信
したコマンドの処理を実行する(S5)。このように、
光カードの排出コマンドが発行された場合は、光カード
交換後最初のコマンドであっても最終記録位置検出処理
を行うことなく光カードを排出することによって、誤操
作によって光カードを挿入してしまったときであって
も、無駄な処理を行うことなく、即座に排出することが
できる。
【0047】ここで、特願昭62−77959号に開示
されているように1枚の光カードの記録領域を複数のブ
ロック(パーティション)に分割し、それぞれのパーテ
ィションにデータとディレクトリ情報を記録して各パー
ティションを1枚の光カードとして扱う情報記録再生方
式がある。こうした方式では、パーティション移動コマ
ンドによって指示されたパーティションに移動して記録
や再生の処理が行われる。図16はそのパーティション
移動コマンドを受信したときの処理を示したフローチャ
ートである。図16において、まずホストコンピュータ
60からコマンドを受信すると(S1)、CPU63は
受信したコマンドがパーティション移動コマンドである
か否かを判定し(S2)、パーティション移動コマンド
であれば光ヘッド67を指示されたパーティションに移
動させる(S5)。一方、受信したコマンドがパーティ
ション移動コマンドでなければ、光カードが交換された
か否かを判定し(S3)、交換されていなければ受信し
たコマンドの処理を実行する(S5)。また、交換され
ていれば最終記録位置検出処理を実行し(S4)、その
後受信したコマンドの処理を実行する(S5)。このよ
うにパーティション移動コマンドを受信した場合には、
光カード交換後最初のコマンドであっても、最終記録位
置検出を行うことなく、パーティション移動を行うこと
によって無駄な処理を行うことなく、即座に指示された
パーティションに移動することができる。
【0048】このように本実施例にあっては、コマンド
を受信したときは光カードが交換されたか否かを検出
し、光カードが交換されたときはコマンドを実行する前
に、光カードから全ディレクトリ情報を読み出してディ
レクトリ情報やデータの最終記録位置を検出すると共
に、ディレクトリ情報の全部または一部をディレクトリ
バッファに格納することにより、ディレクトリ情報読み
出しコマンドが発行されたときのディレクトリ情報の読
み出し時間を従来に比べて大幅に短縮することができ
る。即ち、ディレクトリバッファに格納されたディレク
トリ情報をホストコンピュータに転送することによっ
て、従来のようにディレクトリ情報を光カードから2度
も読み出すことなく、効率的にディレクトリ情報の読み
出し処理時間を短縮でき、これによってデータの記録、
再生を行えるまでの時間を短縮することができる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明のファイル管
理方法は、内容的に変化していないデータを記録媒体上
に再記録する必要がなく、更新により生じた必要最小限
の変化のみを記録媒体上に記録すればよいため、更新処
理が短時間で終了するばかりでなく、記録媒体の容量も
有効に利用でき、消去書換不可能な記録媒体のファイル
データを効率よく更新できるという効果がある。また、
本発明の情報記録再生装置によれば、ディレクトリ情報
を正常に再生できない場合に、正常に再生できたディレ
クトリ情報をもとに実際の最終記録位置を検出し、得ら
れた最終記録位置に基づいて新たにディレクトリ情報を
記録することにより、それ以降の同じ記録媒体が挿入さ
れたときの最終記録位置の検出動作を省くことができ
る。更に、本発明の情報記録再生装置は、記録媒体が交
換されてからコマンドを受信した場合に、記録媒体のデ
ィレクトリ情報を読み出して最終記録位置を検出し、か
つディレクトリ情報の全部または一部を記憶手段に格納
することにより、上位制御装置からディレクトリ情報の
読み出しが要求されたときにディレクトリ情報の読み出
し処理時間を従来に比べて大幅に短縮でき、これによっ
て記録、再生を行えるまでの時間を短縮できるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファイル管理方法に基づく一実施例を
説明するための図で、データの増加を伴う更新のあった
ときのデータ、ディレクトリ、FATの状態を示した模
式図である。
【図2】データの減少を伴う更新のあったときのデー
タ、ディレクトリ、FATの状態を示した模式図であ
る。
【図3】更新前のデータ、ディレクトリ、FATの状態
を示した模式図である。
【図4】データの増加を伴う更新があったときに記録さ
れるディレクトリの内容を示した図である。
【図5】データの減少を伴う更新があったときに記録さ
れるディレクトリの内容を示した図である。
【図6】更新前のディレクトリの内容を示した図であ
る。
【図7】本発明の情報記録再生装置の一実施例を示した
構成図である。
【図8】図7の実施例の光カード装着時から排出時まで
の処理の流れを示したフローチャートである。
【図9】図7の実施例に使用される光カードの記録面を
示した図である。
【図10】図7の実施例の他の処理例を示したフローチ
ャートである。
【図11】本発明の情報記録再生装置の他の実施例を示
した構成図である。
【図12】図11の実施例における最終記録位置検出処
理の流れを示したフローチャートである。
【図13】図11の実施例のディレクトリ情報読み出し
処理の流れを示したフローチャートである。
【図14】図11の実施例におけるコマンド受信時の処
理の流れを示したフローチャートである。
【図15】図11の実施例の光カード排出コマンドを受
信したときの処理の流れを示したフローチャートであ
る。
【図16】図11の実施例のパーティション移動コマン
ドを受信したときの処理の流れを示したフローチャート
である。
【図17】一般的な光カードの記録面を示した図であ
る。
【図18】FATの概念を説明するための図である。
【図19】従来のディレクトリ情報の読み出し処理を示
したフローチャートである。
【符号の説明】
1 光カード 32,60 ホストコンピュータ 31,61 情報記録再生装置(ドライブ) 33 MPU 50,67 光ヘッド 63 CPU 66 ディレクトリバッファ 69 記録再生回路 70 ローディング部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファイルデータをデータ部の連続した所
    定記録単位毎に順次記録すると共に、該ファイルデータ
    を管理するためのディレクトリをディレクトリ部に記録
    してファイルデータの管理を行うファイル管理方法にお
    いて、前記ディレクトリ中にファイルデータの更新を示
    すファイル番号を設け、既存のファイルのデータを更新
    する時には、更新の対象となった記録単位の更新後のデ
    ータ、及び該更新により新たに追加された記録単位のデ
    ータを別ファイルとしてデータ部に記録すると共に、デ
    ィレクトリ部に該別ファイルを管理するディレクトリを
    前記ファイル番号を異なる番号として記録し、かつ前記
    ディレクトリ中の情報、または別のディレクトリとして
    更新による記録単位の再配置情報、及びその連続記録単
    位数を記録し、再生時にはファイル名が同名で前記ファ
    イル番号が異なるファイルは、該ファイル番号の最小の
    ファイルに対する更新部分を分割記録した別ファイルを
    有する1つのファイルとして管理し、前記再配置情報に
    より更新されたことの示される更新前の記録単位領域を
    無効な記録単位領域として管理することを特徴としたフ
    ァイル管理方法。
  2. 【請求項2】 情報記録媒体のデータ部に所定の単位ブ
    ロックごとにデータを記録すると共に、このデータを管
    理するためのディレクトリ情報をディレクトリ部に記録
    してデータの管理を行う情報記録再生装置において、前
    記ディレクトリ部のディレクトリ情報を正常に再生でき
    ない場合に、正常に再生できた最後のディレクトリ部の
    ディレクトリ情報から仮のデータの最終記録位置を決定
    すると共に、この仮の最終記録位置から順次ブロックの
    データを読み出して実際のデータの最終記録位置を検出
    し、得られた最終記録位置を基に新たなディレクトリ情
    報を記録することを特徴とする情報記録再生装置。
  3. 【請求項3】 交換可能な情報記録媒体に上位制御装置
    の指示に基づいてデータを記録または再生し、かつ前記
    記録媒体に所定のデータブロックごとにデータを管理す
    るためのディレクトリ情報を記録してデータの管理を行
    う情報記録再生装置において、前記記録媒体が交換され
    たことを検出するための手段と、前記記録媒体に記録さ
    れたディレクトリ情報を記憶するための手段とを設け、
    前記記録媒体が交換されてから最初のコマンドを前記上
    位制御装置から受信した場合には、前記記録媒体からデ
    ィレクトリ情報を読み出してその最終記録位置を検出す
    ると共に、ディレクトリ情報の全部または一部を前記記
    憶手段に格納することを特徴とする情報記録再生装置。
  4. 【請求項4】 上位制御装置から記録媒体の排出コマン
    ドを受信した場合は最終記録位置の検出をせずに記録媒
    体を機外に排出することを特徴とする請求項3の情報記
    録再生装置。
  5. 【請求項5】 上位制御装置からパーティション移動コ
    マンドを受信した場合は、最終記録位置の検出をせずに
    パーティションの移動を行うことを特徴とする請求項3
    の情報記録再生装置。
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JP4175068A Pending JPH05342817A (ja) 1992-06-10 1992-06-10 ファイル管理方法及び情報記録再生装置

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