JP3107028B2 - 円盤状記録媒体の記録制御装置及び光磁気ディスク装置のデータの記録方法 - Google Patents

円盤状記録媒体の記録制御装置及び光磁気ディスク装置のデータの記録方法

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JP3107028B2 JP10035593A JP3559398A JP3107028B2 JP 3107028 B2 JP3107028 B2 JP 3107028B2 JP 10035593 A JP10035593 A JP 10035593A JP 3559398 A JP3559398 A JP 3559398A JP 3107028 B2 JP3107028 B2 JP 3107028B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、円盤状記録媒体の
記録制御装置及び光磁気ディスク装置のデータの記録方
法に係わり、特に、高速の書込みを可能にした円盤状記
録媒体の記録制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光磁気ディスクは、外部から垂直磁界を
与え、レーザビームの熱により垂直磁界の方向を外部磁
界の方向へ変化させることによって、情報を記録するも
のである。光磁気ディスク上では、これらの記憶単位は
セクタ単位で管理されており、セクタ単位で読み書きが
おこなわれる。
【0003】従来の光磁気ディスクにおけるデータの扱
いについて図6を用いて説明する。データを書込む時は
(図6(a))、光磁気ディスクに記録されている垂直
磁界を一定方向にそろえ(消去)、次にそれとは反対方
向の磁界を加えて、情報を記録する(書込み)。さら
に、書込んだデータが正しく書込まれているかのチェッ
ク(ベリファイ)をおこなって、書込み時の信頼性を確
保している。
【0004】又、データを消去する時は(図6
(b))、そのセクタのデータを使用しなくなったとい
う印(図6では×印)を、管理領域に書込み、実際にデ
ータの書込まれている領域はそのままに残される。更
に、データを置き換える場合(図6(c))、書込みと
同じ手順でデータを置き換える。
【0005】しかし、上記した方法では、書込みの際、
必ず、消去動作を行うから書込みに時間がかかるという
欠点があった。こうした問題を解決するために、処理の
空き時間にデータの消去処理を行う方式が提案されてい
る。特開平3−147571号公報記載の第二の光磁気
ディスク記録装置では、処理の空き時間に不要となった
セクタのアドレスを調べ、その不要セクタに対しデータ
の消去処理を行い、それ以降の当該セクタへの書込みを
高速化する方式が提案されている。
【0006】上記と同様なものとして特開平7−216
00号公報が知られている。しかし、特開平3−147
571号公報や特開平7−21600号公報のものは、
未使用部分の消去プロセスを処理の空き時間に行うの
で、未使用部分に対する書込みが発生した場合には、消
去のプロセスを省略し「書込み」「ベリファイ」の2つ
の手順で書込み時間を短縮することが可能である。しか
し、すでに何等かのデータが書き込まれた領域に対する
書込み要求が発生した場合には、従来通り「消去」「書
込み」「ベリファイ」の手順を踏まなければならないと
いう欠点があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
した従来技術の欠点を改良し、特に、データが書込まれ
た領域に対するデータの書き換えをも高速化する新規な
円盤状記録媒体の記録制御装置及び光磁気ディスク装置
のデータの記録方法を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するため、基本的には、以下に記載されたような技
術構成を採用するものである。即ち、本発明に係わる円
盤状記録媒体の記録制御装置の第1態様は、データの書
込み可能な円盤状記録媒体の記録制御装置において、前
記円盤状記録媒体の各領域の記録状態を表示する第1の
管理テーブルと、前記第1の管理テーブルに対応してデ
ータを記録すべき領域を表示する第2の管理テーブル
と、データの書込み要求があった時で、要求された領域
にデータの書込みができない場合、書込み可能な代替領
域にデータを一時的に書き込む第1の手段と、データを
一時的に書き込んだ領域を示す前記第1の管理テーブル
の所定部分に、一時的に書き込んだ領域が代替使用であ
る旨の表示を行う第2の手段と、前記第1の管理テーブ
ルに対応する前記第2の管理テーブルの所定部分に、
規にデータを記録すべき領域を示すデータを書き込む
3の手段とからなり、データの書込み要求があった時、
前記第1の管理テーブルと第2の管理テーブルとに基づ
、前記書込み可能な代替領域にデータの書込みを直ち
に実行するように構成したことを特徴とするものであ
り、又、第2態様は、アイドル時間を監視するタイマ
と、代替領域に書き込んだデータを前記書込み要求があ
った所定の領域に書き込む第4の手段とを設け、前記タ
イマが所定のアイドル時間をカウントすると、前記第1
の管理テーブルと第2の管理テーブルとを用いて、前記
第4の手段が、代替領域に書き込んだデータを前記書込
み要求があった所定の領域に書き込むことを特徴とする
ものであり、又、第3態様は、前記第1の管理テーブル
の各領域の記録状態を示す部分には、消去済み領域、使
用中領域、未消去領域及び代替使用領域のいずれである
かを示す識別符号が記録されていることを特徴とするも
のであり、又、第4態様は、前記円盤状記録媒体は、光
磁気ディスクであることを特徴とするものである。
【0009】本発明に係わる光磁気ディスク装置のデー
タの記録方法の第1態様は、消去済みの領域にのみデー
タの書込みを可能にした光磁気ディスク装置のデータの
記録方法において、書込み要求があった時で、要求され
た領域にデータの書込みできない場合、書込み可能な代
替領域にデータを一時的に書き込むことで、データの書
込みを直ちに実行し、その後、処理要求のない空いた時
間に前記代替領域に書き込まれたデータを書込み要求の
領域に書き込むことでデータの記録を高速化したことを
特徴とするものであり、又、第2態様は、消去済みの領
域にのみデータの書込みを可能にした光磁気ディスク装
置のデータの記録方法において、前記光磁気ディスクの
セクタNへの書込みを要求する第1のステップと、セク
タNが消去状態にないとき、一時的な書込みを行うため
に消去済みセクタを検索する第2のステップと、前記光
磁気ディスクの各領域の記録状態を表示する第1の管理
テーブルのセクタNを示す部分に未消去セクタであるこ
とを示す識別符号を入れると共に、第1の管理テーブル
の前記第2ステップで見つけ出したセクタを示す部分に
代替使用を示す識別符号を入れる第3のステップと、前
記第1の管理テーブルの代替記録する領域を表示した部
分に対応する第2の管理テーブルの所定部分にセクタ番
号Nを記録する第4のステップと、前記第1及び第2の
管理テーブルを用いて前記代替記録する領域に一時的な
代替書込みを行う第5のステップと、からなることを特
徴とするものであり、又、第3態様は、セクタNを消去
処理する第6のステップと、前記第1の管理テーブルの
セクタNを示す部分にセクタNを消去処理したことを示
す識別符号を記録すると共に、前記第1の管理テーブル
の代替書込みセクタ部分に未消去を示す識別符号を記録
する第7のステップと、前記代替記録したセクタのデー
タをセクタNに記録する第8のステップと、からなるこ
とを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明に係わる円盤状記録媒体の
記録制御装置は、消去済みの領域にのみデータの書込み
を可能にした円盤状記録媒体の記録制御装置において、
前記円盤状記録媒体の各領域の記録状態を表示する第1
の管理テーブルと、前記第1の管理テーブルに対応して
データを記録すべき領域を表示する第2の管理テーブル
とを設け、データの書込み要求があった時で、要求され
た領域にデータの書込みができない場合、書込み可能な
代替領域にデータを一時的に書き込むと共に、データを
一時的に書き込んだ領域を示す前記第1の管理テーブル
の所定部分に、一時的に書き込んだ領域が代替使用であ
る旨の表示を行うと共に、前記第1の管理テーブルに対
応する前記第2の管理テーブルの所定部分には、正規に
データを記録すべき領域を示すデータを書き込むこと
で、データの書込み要求があった時、前記第1の管理テ
ーブルと第2の管理テーブルとに基づきデータの書込み
を直ちに実行するように構成したことを特徴とするもの
であるから、データが書込まれた領域に対するデータの
書き換えをも高速化することが可能になった。
【0011】従って、常に高速な記録動作を行うことが
出来る。
【0012】
【実施例】以下に、本発明に係わる円盤状記録媒体の記
録制御装置及び光磁気ディスク装置のデータの記録方法
の具体例を図面を参照しながら詳細に説明する。図1
は、本発明に係わる光磁気ディスク装置の具体例を示す
ブロック図、図2はデータの書込み時、データの削除時
及びデータの置換時の各テーブルの状態を説明する図、
図3、4、5は本発明の動作を示すフローチャートであ
って、これらの図には、消去済みの領域にのみデータの
書込みを可能にした円盤状記録媒体の記録制御装置にお
いて、前記円盤状記録媒体1の各領域の記録状態を表示
する第1の管理テーブル6と、前記第1の管理テーブル
6に対応してデータを記録すべき領域を表示する第2の
管理テーブル7とを設け、データの書込み要求があった
時で、要求された領域にデータの書込みができない場
合、書込み可能な代替領域にデータを一時的に書き込む
と共に、データを一時的に書き込んだ領域を示す前記第
1の管理テーブル6の所定部分に、一時的に書き込んだ
領域が代替使用である旨の表示を行うと共に、前記第1
の管理テーブル6に対応する前記第2の管理テーブル7
の所定部分には、正規にデータを記録すべき領域を示す
データを書き込むことで、データの書込み要求があった
時、前記第1の管理テーブル6と第2の管理テーブル7
とに基づきデータの書込みを直ちに実行するように構成
した円盤状記録媒体の記録制御装置が示されている。
【0013】次に、本発明の具体例について図面を参照
して詳細に説明する。図1において、本発明の光磁気デ
ィスク装置は光磁気ディスク1を回転させる為のスピン
ドルモータ4と、光磁気ディスク1よりデータの読み書
きをおこなうための光ピックアップ2と、光ピックアッ
プ2からの読み出された信号をディジタル信号として扱
えるようにするための波形整形回路3と、波形整形回路
3からの出力からディスクのセクタ番号と実際のデータ
との分離をおこなうセクタ検出/データ抽出回路14
と、光磁気ディスク1にデータを書込む際、磁界を発生
させる外部磁界発生装置11と、外部磁界発生装置11
及び光ピックアップ2をこの装置全体を制御するコント
ローラ5からの指令に基づき制御し光磁気ディスク1に
データを記録するデータ書込制御回路10と、コントロ
ーラ5からの指令により光ピックアップ2、スピンドル
モータ4の動作を制御する機構制御回路12と、ホスト
インターフェイス9とで構成している。
【0014】なお、ホストインターフェイス9はこの光
磁気ディスク装置と図示しないホストコンピュータとを
接続するために信号レベルおよびフォーマットを整合さ
せるものである。又、コントローラ5は、セクタ検出/
データ抽出回路14、及びホストインターフェイス9か
らのデータを光磁気ディスク1上で扱うための制御をお
こなう。
【0015】コントローラ5の制御下にある、第1の管
理テーブルであるセクタ状態テーブル6、第2の管理テ
ーブルであるセクタ代替テーブル7、アイドル監視タイ
マ8の動作は以下のように動作する。セクタ状態テーブ
ル6は、光磁気ディスク1のセクタの使用状態を「使用
中」、「消去済み」、「未使用且つ未消去」、「代替使
用中」に区分して、この状態を第1の管理テーブル6に
保持する。
【0016】セクタ代替テーブル7は、書込み要求発生
時に、書込むべきセクタが使用中であるため、一時的に
他のセクタを代替使用している場合、本来正規に書込む
べきセクタの値を保持している。アイドル監視タイマ8
は、ホストコンピュータとのやり取りがなくなってから
の時間を監視していて、予め設定した所定の時間ホスト
コンピュータとの間にやり取りがなければ、コントロー
ラ5は、空き時間にはいったと判断し、所定の処理を開
始する。
【0017】このように構成した本発明の光磁気ディス
ク装置の動作について図2〜図4を用いて説明する。以
下の説明では、図2におけるディスク上の2番目の位置
に対するデータの操作指令がなされたものとして説明す
る。図2(a)に示す通り、書込み時、ホストインター
フェイス9より、ホストコンピュータから書込みの指令
があたえられると、コントローラ5の制御下にあるセク
タ状態テーブル6を検索し、当該セクタが「消去済み
(図2ではEと表示した)」の場所に対する書き込みで
あればセクタ状態テーブル6の値を「使用中(図2では
Uと表示した)」に書き換え、データの書込みを行う。
【0018】次に、コントローラ5はデータ書込制御回
路10、機構制御回路12を介し光ピックアップ2に指
令を出し、ホストコンピュータからの書込みの指令を実
行する。その後、コントローラ5は機構制御回路12、
光ピックアップ2、波形整形回路3、セクタ検出/デー
タ抽出回路14を用いてデータを読み出すことにより
「ベリファイ」をおこない、正常ならば書込み完了をホ
ストインターフェイス9を通じてホストコンピュータに
通知する。
【0019】又、図2(b)に示すように、データの消
去時には、ホストインターフェイス9を介して、ホスト
コンピュータから消去の指令があたえられる。その際、
コントローラ5の制御下にあるセクタ状態テーブル6の
該当位置を「未使用かつ未消去(図2ではXと表示し
た)」に書き換えた後、その後、ホストコンピュータに
ホストインターフェイス9を介して消去の終了を通知す
る。
【0020】一方、空き時間時の処理を行うために、コ
ントローラ5の制御下にあるアイドル監視タイマ8は、
ホストインターフェイス9からの指令が終了してからの
時間を常に監視している。そして、所定の時間、ホスト
コンピュータとの間で情報のやり取りがない場合に、コ
ントローラ5は空き時間状態に入ったと判断して、以下
の空き時間時の処理を行う。
【0021】この処理は、まずセクタ状態テーブル6を
検索し「未使用かつ未消去(図2では×印のもの)」の
セクタを調査する。発見された場合、セクタ状態テーブ
ル6の値を「消去済み(Eと表示する)」にすると共
に、コントローラ5はデータ書込制御回路10、機構制
御回路12を介して光ピックアップ2に指令を出し消去
処理を行う。このようにして、セクタ状態テーブル6の
すべての検索を行い、「未使用かつ未消去(×)」セク
タを「消去済み(E)」セクタにする(図5参照)。
【0022】又、図2(c)に示すように、データの置
換を行う場合、コントローラ5が、光磁気ディスク1の
左から2番目(この領域をセクタNとする)のデータの
書込み要求を受信すると、セクタNが消去状態にないか
ら、(図2cでは、「使用中(Uと表示されてい
る)」)、一時的な書込みを行うために消去済みセクタ
を検索する。
【0023】このとき、光磁気ディスク1の各領域の記
録状態を管理するセクタ状態テーブル6のセクタNを示
す部分に「未消去セクタ」であることを示す識別符号X
を入れると共に、検索の結果得られた一時的に書込み可
能なセクタ(図2cでは左から3番目の領域)を示す部
分に「代替使用」セクタを示す識別符号Yを入れる。更
に、セクタ状態テーブル6に対応してデータを記録すべ
き代替領域を表示するセクタ代替テーブル7の所定部分
に記録すべきセクタ番号(図2cの場合、書込み要求の
あったセクタは左から2番目であるから2を入れる)を
記録し、代替領域に所定のデータを記録し、ベリファイ
の後記録動作を終了する。
【0024】この場合の空き時間処理としては、セクタ
状態テーブル6を検索し「代替使用(図2ではYと表
示)」セクタを調査する。発見された場合、セクタ代替
テーブル7のセクタ値を読み出し本来書込まれるべきセ
クタを検出する。そして、本来書込まれるべきセクタN
のセクタ状態テーブル6が、現在「未消去(×)」セク
タであるから、セクタ状態テーブル6の該当部分を「消
去済み(E)」セクタに書き直すと共にこのセクタの消
去処理を行う。
【0025】更に、代替セクタに記録したデータを所定
のセクタに記録するために、セクタ状態テーブル6の
「代替使用(Y)」セクタを「未使用且つ未消去
(×)」セクタの表示にし、代替使用中であったセクタ
のデータを要求のあったセクタに移すと共に、セクタ状
態テーブルの左から2番目のテーブルに「使用中」セク
タを示す識別符号(U)を入れる。
【0026】そして、セクタ代替テーブルを、正規に記
録されている状態に戻し、最後にベリファイを行って記
録動作を完了させる。このようにセクタ状態テーブル6
の(×)と表示されたセクタの消去動作と、代替記録を
正規なセクタに移す記録動作は、空き時間状態が続く限
り行われる。空き時間状態時の処理の途中でホストコン
ピュータからホストインターフェイス9を通しホストコ
ンピュータからの指令が来た場合には、コントローラ5
は光磁気ディスク1、セクタ状態テーブル6、セクタ代
替テーブル7間で不整合が生じないところまでの処理を
行った上で、上記空き時間時の処理を打ちきり、ホスト
コンピュータからの処理要求を実行する。
【0027】図3は書込み要求から、代替書込みまでの
流れを示したフローチャートであり、上記したように、
前記光磁気ディスク1のセクタNへの書込み要求が発生
すると(ステップS1)、セクタNが消去状態にないと
き、一時的な書込みを行うために消去済みセクタを検索
し(ステップS2〜S4)、前記光磁気ディスク1の各
領域の記録状態を管理するセクタ状態テーブル6のセク
タNを示す部分に未消去セクタであることを示す識別符
号(X)を入れると共に、前記ステップS2〜S4で検
索したセクタを示す部分に代替使用中を示す識別符号
(Y)を入れ(ステップS5)、前記セクタ状態テーブ
ル6に対応するセクタ代替テーブル7の所定部分に代替
使用のセクタ番号を記録し(ステップS6)、一時的な
代替書込みを行ない(ステップS7)、記録状態を確認
し代替記録を終了する(ステップS8)。
【0028】図4は代替書込みしたセクタのデータを所
定のセクタに書込む、空き時間処理のフローチャートで
あり、上記したように、始めに、セクタ状態テーブル6
のセクタNを示す部分に「消去済み」セクタを示す符号
(E)を入れると共に、セクタNの消去を行う(ステッ
プS11、S12)。次に、代替使用セクタに記録され
ているデータをセクタNに移すために、第2の管理テー
ブル上の「代替使用」セクタの識別符号(Y)を「未使
用且つ未消去」セクタの符号(X)に書き換えると共
に、セクタNの識別符号(E)を「使用中」セクタを示
す識別符号(U)に換え(ステップS13)、更に、セ
クタ代替テーブル7に記録されているセクタ番号を正規
な状態に戻し(ステップS14)、セクタNへのデータ
の移動を行う(ステップS15、S16)。
【0029】なお、上記説明では、セクタ状態テーブル
6、セクタ代替テーブル7、アイドル監視タイム8はコ
ントローラ5の内部にあるものとして説明されている
が、コントローラ5の制御下にあれば、コントローラ5
の外部に設けられていてもよい。上記具体例の構成で
は、セクタ状態テーブル6とセクタ代替テーブル7は別
々のものとして記述しているが、これらのデータを保持
することができる一つのテーブルとして実現することも
可能である。
【0030】また、データ置換時に「消去済み」セクタ
が見つからない時に空き時間時の処理を行わず、従来の
「消去」「書き込み」「ベリファイ」のプロセスを用い
て処理することも可能である。なお、上記した書込み処
理や置換処理で、第1及び第2の管理テーブル6、7の
データの書換えと記録媒体のデータの消去やデータの書
込みの順番は、正常な処理が行われれば、どのような順
番で処理を行っても良い。
【0031】
【発明の効果】本発明に係る円盤状記録媒体の記録制御
装置は、上述のように構成したので、書込み要求があっ
たとき、消去処理を実行せずに、直ちにデータの書込み
が行われるように構成したので、高速な書込み処理が可
能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光磁気ディスク装置のブロック図
である。
【図2】本発明に係るセクタ状態テーブルと、セクタ代
替テーブルの記録状態を示す図である。
【図3】本発明の代替記録を示すフローチャートであ
る。
【図4】空き時間処理の流れを示すフロチャートであ
る。
【図5】空き時間処理の流れを示すフロチャートであ
る。
【図6】従来のデータの書込み、削除、データの置換の
状態を説明する図である。
【符号の説明】
1 光磁気ディスク 2 光ピックアップ 3 波形整形回路 4 スピンドルモータ 5 コントローラ 6 セクタ状態テーブル 7 セクタ代替テーブル 8 アイドル監視タイマ 9 ホストインターフェイス 10 データ書込制御 11 外部磁界発生装置 12 機構制御回路 14 セクタ検出/抽出回路

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データの書込み可能な円盤状記録媒体の
    記録制御装置において、 前記円盤状記録媒体の各領域の記録状態を表示する第1
    の管理テーブルと、前記第1の管理テーブルに対応して
    データを記録すべき領域を表示する第2の管理テーブル
    と、データの書込み要求があった時で、要求された領域
    にデータの書込みができない場合、書込み可能な代替領
    域にデータを一時的に書き込む第1の手段と、データを
    一時的に書き込んだ領域を示す前記第1の管理テーブル
    の所定部分に、一時的に書き込んだ領域が代替使用であ
    る旨の表示を行う第2の手段と、前記第1の管理テーブ
    ルに対応する前記第2の管理テーブルの所定部分に、
    規にデータを記録すべき領域を示すデータを書き込む
    3の手段とからなり、データの書込み要求があった時、
    前記第1の管理テーブルと第2の管理テーブルとに基づ
    、前記書込み可能な代替領域にデータの書込みを直ち
    に実行するように構成したことを特徴とする円盤状記録
    媒体の記録制御装置。
  2. 【請求項2】 アイドル時間を監視するタイマと、代替
    領域に書き込んだデータを前記書込み要求があった所定
    の領域に書き込む第4の手段とを設け、前記タイマが所
    定のアイドル時間をカウントすると、前記第1の管理テ
    ーブルと第2の管理テーブルとを用いて、前記第4の手
    段が、代替領域に書き込んだデータを前記書込み要求が
    あった所定の領域に書き込むことを特徴とする請求項1
    記載の円盤状記録媒体の記録制御装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の管理テーブルの各領域の記録
    状態を示す部分には、消去済み領域、使用中領域、未消
    去領域及び代替使用領域のいずれであるかを示す識別符
    号が記録されていることを特徴とする請求項1又は2記
    載の円盤状記録媒体の記録制御装置。
  4. 【請求項4】 前記円盤状記録媒体は、光磁気ディスク
    であることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載
    の円盤状記録媒体の記録制御装置。
  5. 【請求項5】 消去済みの領域にのみデータの書込みを
    可能にした光磁気ディスク装置のデータの記録方法にお
    いて、 書込み要求があった時で、要求された領域にデータの書
    込みできない場合、書込み可能な代替領域にデータを一
    時的に書き込むことで、データの書込みを直ちに実行
    し、その後、処理要求のない空いた時間に前記代替領域
    に書き込まれたデータを書込み要求の領域に書き込むこ
    とでデータの記録を高速化したことを特徴とする光磁気
    ディスク装置のデータの記録方法。
  6. 【請求項6】 消去済みの領域にのみデータの書込みを
    可能にした光磁気ディスク装置のデータの記録方法にお
    いて、 前記光磁気ディスクのセクタNへの書込みを要求する第
    1のステップと、 セクタNが消去状態にないとき、一時的な書込みを行う
    ために消去済みセクタを検索する第2のステップと、 前記光磁気ディスクの各領域の記録状態を表示する第1
    の管理テーブルのセクタNを示す部分に未消去セクタで
    あることを示す識別符号を入れると共に、第1の管理テ
    ーブルの前記第2ステップで見つけ出したセクタを示す
    部分に代替使用を示す識別符号を入れる第3のステップ
    と、 前記第1の管理テーブルの代替記録する領域を表示した
    部分に対応する第2の管理テーブルの所定部分にセクタ
    番号Nを記録する第4のステップと、 前記第1及び第2の管理テーブルを用いて前記代替記録
    する領域に一時的な代替書込みを行う第5のステップ
    と、からなることを特徴とする光磁気ディスク装置のデ
    ータの記録方法。
  7. 【請求項7】 セクタNを消去処理する第6のステップ
    と、 前記第1の管理テーブルのセクタNを示す部分にセクタ
    Nを消去処理したことを示す識別符号を記録すると共
    に、前記第1の管理テーブルの代替書込みセクタ部分に
    未消去を示す識別符号を記録する第7のステップと、 前記代替記録したセクタのデータをセクタNに記録する
    第8のステップと、からなることを特徴とする請求項6
    記載の光磁気ディスク装置のデータの記録方法。
JP10035593A 1998-02-18 1998-02-18 円盤状記録媒体の記録制御装置及び光磁気ディスク装置のデータの記録方法 Expired - Fee Related JP3107028B2 (ja)

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