JPH0534212Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0534212Y2 JPH0534212Y2 JP1987148130U JP14813087U JPH0534212Y2 JP H0534212 Y2 JPH0534212 Y2 JP H0534212Y2 JP 1987148130 U JP1987148130 U JP 1987148130U JP 14813087 U JP14813087 U JP 14813087U JP H0534212 Y2 JPH0534212 Y2 JP H0534212Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brush
- fixed
- brush holder
- stator case
- motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Dc Machiner (AREA)
- Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、刷子をブラシホルダーとボンドマグ
ネツトとで挟持固定した直流モータの刷子装置に
関する。
ネツトとで挟持固定した直流モータの刷子装置に
関する。
従来通常の直流モータの刷子の固定構造はモー
タの軸方向に寸法の余裕があるので第７図のよう
に厚い合成樹脂製のブラシホルダー９に溝９ａと
孔９ｂを形成してこの溝の中に刷子５が入るよう
にターミナル部５ａが孔に圧入固定されていた。
偏平型モータでは寸法的制約があるので第８図の
ように薄い合成樹脂製のブラシホルダー１８の穴
１８ａにターミナル部６ｄを圧入固定したり、第
９図のように薄い合成樹脂製ブラシホルダー１８
に突部１８ｂを設けてターミナル部の孔を嵌めて
溶着する構造がとられている。何れも強度的に弱
いのでターミナル部を外部に突出すると、かなり
大きな力や熱が加わるため、刷子位置がズレた
り、整流子への摺接が不安定になつたりする可能
性がある。これを避けるため直接大きな力が加わ
らないようにターミナル部にリード線が接続され
て外部に引き出されてターミナル部に直接大きな
力や熱が加わらないようにしてきた。しかし、、
リード線を用いると長さの違い、線径の違い等で
種類が増え、又作業性も極端に落ちる欠点があ
る。
タの軸方向に寸法の余裕があるので第７図のよう
に厚い合成樹脂製のブラシホルダー９に溝９ａと
孔９ｂを形成してこの溝の中に刷子５が入るよう
にターミナル部５ａが孔に圧入固定されていた。
偏平型モータでは寸法的制約があるので第８図の
ように薄い合成樹脂製のブラシホルダー１８の穴
１８ａにターミナル部６ｄを圧入固定したり、第
９図のように薄い合成樹脂製ブラシホルダー１８
に突部１８ｂを設けてターミナル部の孔を嵌めて
溶着する構造がとられている。何れも強度的に弱
いのでターミナル部を外部に突出すると、かなり
大きな力や熱が加わるため、刷子位置がズレた
り、整流子への摺接が不安定になつたりする可能
性がある。これを避けるため直接大きな力が加わ
らないようにターミナル部にリード線が接続され
て外部に引き出されてターミナル部に直接大きな
力や熱が加わらないようにしてきた。しかし、、
リード線を用いると長さの違い、線径の違い等で
種類が増え、又作業性も極端に落ちる欠点があ
る。
本考案は上記欠点に鑑み、ステータケースに側
板をカシメ、圧入で固定する圧力を利用してター
ミナル部の固定強度を大きくすると共に作業性を
向上した直流モータの刷子装置を提案することで
ある。
板をカシメ、圧入で固定する圧力を利用してター
ミナル部の固定強度を大きくすると共に作業性を
向上した直流モータの刷子装置を提案することで
ある。
本考案は、ステータケースにボンドマグネツト
を配設してステータを構成し、上記ボンドマグネ
ツトに整流子を有する電機子を対抗させ、上記整
流子に摺接する刷子を上記ステータケースに取付
ける側板のブラシホルダーに固定してなる直流モ
ータにおいて、上記刷子のターミナル部を上記ブ
ラシホルダーと上記ボンドマグネツトとの間に挟
持固定してなることにある。
を配設してステータを構成し、上記ボンドマグネ
ツトに整流子を有する電機子を対抗させ、上記整
流子に摺接する刷子を上記ステータケースに取付
ける側板のブラシホルダーに固定してなる直流モ
ータにおいて、上記刷子のターミナル部を上記ブ
ラシホルダーと上記ボンドマグネツトとの間に挟
持固定してなることにある。
以下、図示の実施例で本考案を説明する。第１
図、第２図はステータを構成するマグネツト自身
が弾性を有する樹脂結合結合型の磁石であるボン
ドマグネツトを用いて弾性部材とし、ステータに
取付けられる側板に固定されたブラシホルダー自
身が弾性を有する合成樹脂材で形成し、刷子のタ
ーミナル部を側板に固定されたブラシホルダーと
ステータケースとの間に上記ボンドマグネツトを
介して挟持固定した第１実施例で、直流モータの
刷子装置はカツプ状のステータケース１の中に弾
性を有するボンドマグネツト２が嵌合固定される
と共にステータケース１の図示上側には側板３が
カシメや圧入で固定されている。側板３の内側に
は樹脂製のブラシホルダー４がネジ又は樹脂成形
で固定されている。ブラシホルダー４には突部４
ａが形成されて刷子５のターミナル部５ａの孔が
嵌められて突部４ａを熱変形した溶着で位置決め
固定されている。ステータケース１には窓孔１ａ
が形成れてターミナル部５ａが外部に突出されて
いる。
図、第２図はステータを構成するマグネツト自身
が弾性を有する樹脂結合結合型の磁石であるボン
ドマグネツトを用いて弾性部材とし、ステータに
取付けられる側板に固定されたブラシホルダー自
身が弾性を有する合成樹脂材で形成し、刷子のタ
ーミナル部を側板に固定されたブラシホルダーと
ステータケースとの間に上記ボンドマグネツトを
介して挟持固定した第１実施例で、直流モータの
刷子装置はカツプ状のステータケース１の中に弾
性を有するボンドマグネツト２が嵌合固定される
と共にステータケース１の図示上側には側板３が
カシメや圧入で固定されている。側板３の内側に
は樹脂製のブラシホルダー４がネジ又は樹脂成形
で固定されている。ブラシホルダー４には突部４
ａが形成されて刷子５のターミナル部５ａの孔が
嵌められて突部４ａを熱変形した溶着で位置決め
固定されている。ステータケース１には窓孔１ａ
が形成れてターミナル部５ａが外部に突出されて
いる。
ステータケース１の底面中心とブラシホルダー
４の中心には軸受１０，１１が固定されて電機子
６の回転軸１２が軸承されている。電機子６は回
転軸１２にコイル１３が巻回された電機子コア１
４と整流子ユニツト１５が嵌着されて構成されて
いる。整流子ユニツト１５には刷子５の摺接部５
ｂが摺接されている。電機子コア１４の下側の回
転軸１２にはカラー１６が嵌合されている。
４の中心には軸受１０，１１が固定されて電機子
６の回転軸１２が軸承されている。電機子６は回
転軸１２にコイル１３が巻回された電機子コア１
４と整流子ユニツト１５が嵌着されて構成されて
いる。整流子ユニツト１５には刷子５の摺接部５
ｂが摺接されている。電機子コア１４の下側の回
転軸１２にはカラー１６が嵌合されている。
直流モータの刷子装置が上記のように構成され
てブラシホルダー４と刷子５が固定された側板３
がステータケース１にカシメ又は圧入で固定され
ると、この固定圧力を利用してターミナル部５ａ
が弾性を有するボンドマグネツト２の上面に当た
ると共に押圧されて挟持固定される。
てブラシホルダー４と刷子５が固定された側板３
がステータケース１にカシメ又は圧入で固定され
ると、この固定圧力を利用してターミナル部５ａ
が弾性を有するボンドマグネツト２の上面に当た
ると共に押圧されて挟持固定される。
従つてターミナル部５ａにかなり大きな力や熱
が加わつても弾性部材のボンドマグネツト２とブ
ラシホルダー４で挟持固定されているので位置ズ
レすることがないのでモータの性能が低下するこ
とがない。更にターミナル部５ａが外部に突出し
ているので予めステータケース内部のターミナル
部にリード線を接続することがないので作業性が
改善される。
が加わつても弾性部材のボンドマグネツト２とブ
ラシホルダー４で挟持固定されているので位置ズ
レすることがないのでモータの性能が低下するこ
とがない。更にターミナル部５ａが外部に突出し
ているので予めステータケース内部のターミナル
部にリード線を接続することがないので作業性が
改善される。
第５図は弾性を有するブラシホルダー８にター
ミナル部５ａが位置決めされた変形例で、弾性を
有するブラシホルダー８にターミナル部５ａに形
成された尖状の折曲突起５ｃが圧入で差し込まれ
ている。他の方法で位置決めしてもよい。
ミナル部５ａが位置決めされた変形例で、弾性を
有するブラシホルダー８にターミナル部５ａに形
成された尖状の折曲突起５ｃが圧入で差し込まれ
ている。他の方法で位置決めしてもよい。
本考案は上述のようにステータケースに側板が
カシメ又は圧入で固定されると、この固定圧力を
利用して側板の内側にブラシホルダーを介して位
置決めされた刷子のターミナル部がボンドマグネ
ツトなどの弾性部材や弾性を有するブラシホルダ
ーなどの弾性部材を介して挟持固定され、ステー
タケースから外部に突出されたターミナル部に大
きな力や熱が加わつても位置ズレすることがない
から、モータの性能が低下することがなく、更に
ターミナル部は外部に突出しているので予めステ
ータケース内部のターミナル部にリード線を接続
することがないので作業性が改善される等実用上
優れた効果を奏する直流モータの刷子装置を提供
することが出来る。
カシメ又は圧入で固定されると、この固定圧力を
利用して側板の内側にブラシホルダーを介して位
置決めされた刷子のターミナル部がボンドマグネ
ツトなどの弾性部材や弾性を有するブラシホルダ
ーなどの弾性部材を介して挟持固定され、ステー
タケースから外部に突出されたターミナル部に大
きな力や熱が加わつても位置ズレすることがない
から、モータの性能が低下することがなく、更に
ターミナル部は外部に突出しているので予めステ
ータケース内部のターミナル部にリード線を接続
することがないので作業性が改善される等実用上
優れた効果を奏する直流モータの刷子装置を提供
することが出来る。
第１図から第６図は本考案直流モータの刷子装
置の実施例が示され、第１図、第２図は第１実施
例で第１図は直流モータの断面側面図、第２図は
同要部拡大断面側面図、第３図は第２実施例要部
拡大断面側面図、第４図は第３実施例要部拡大断
面側面図、第５図は刷子のターミナル部をブラシ
ホルダーに位置決めする変形例断面側面図、第６
図は第４実施例要部拡大断面側面図、第７図は従
来の通常のモータの刷子のターミナル部をブラシ
ホルダーに固定する構造を示す断面側面図ａと他
の断面側面図ｂ、第８図は従来の偏平型モータの
刷子のターミナル部をブラシホルダーに固定する
構造を示す要部断面側面図、第９図は同他の刷子
のターミナル部をブラシホルダーに固定する構造
を示す要部断面側面図である。 １……ステータケース、２，２′，２″……マグ
ネツト、２，７，８……弾性部材、３……側板、
５……刷子、４ａ……ターミナル部、６……電機
子、１５……整流子ユニツト。
置の実施例が示され、第１図、第２図は第１実施
例で第１図は直流モータの断面側面図、第２図は
同要部拡大断面側面図、第３図は第２実施例要部
拡大断面側面図、第４図は第３実施例要部拡大断
面側面図、第５図は刷子のターミナル部をブラシ
ホルダーに位置決めする変形例断面側面図、第６
図は第４実施例要部拡大断面側面図、第７図は従
来の通常のモータの刷子のターミナル部をブラシ
ホルダーに固定する構造を示す断面側面図ａと他
の断面側面図ｂ、第８図は従来の偏平型モータの
刷子のターミナル部をブラシホルダーに固定する
構造を示す要部断面側面図、第９図は同他の刷子
のターミナル部をブラシホルダーに固定する構造
を示す要部断面側面図である。 １……ステータケース、２，２′，２″……マグ
ネツト、２，７，８……弾性部材、３……側板、
５……刷子、４ａ……ターミナル部、６……電機
子、１５……整流子ユニツト。
Claims (1)
- ステータケースにボンドマグネツトを配設して
ステータを構成し、上記ボンドマグネツトに整流
子を有する電機子を対抗させ、上記整流子に摺接
する刷子を上記ステータケースに取付ける側板の
ブラシホルダーに固定してなる直流モータにおい
て、上記刷子のターミナル部を上記ブラシホルダ
ーと上記ボンドマグネツトとの間に挟持固定して
なる直流モータの刷子装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987148130U JPH0534212Y2 (ja) | 1987-09-30 | 1987-09-30 | |
| CN 88106913 CN1010157B (zh) | 1987-09-30 | 1988-09-21 | 直流电机的电刷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987148130U JPH0534212Y2 (ja) | 1987-09-30 | 1987-09-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6454754U JPS6454754U (ja) | 1989-04-04 |
| JPH0534212Y2 true JPH0534212Y2 (ja) | 1993-08-30 |
Family
ID=15445929
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987148130U Expired - Lifetime JPH0534212Y2 (ja) | 1987-09-30 | 1987-09-30 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0534212Y2 (ja) |
| CN (1) | CN1010157B (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7032290B2 (en) * | 2002-03-22 | 2006-04-25 | Asmo Co., Ltd. | Manufacturing method for brush holder |
| JP2019088086A (ja) * | 2017-11-06 | 2019-06-06 | 株式会社スタンダードモータジャパン | モータ |
| JP7182254B2 (ja) * | 2018-09-10 | 2022-12-02 | 東京パーツ工業株式会社 | モータアクチュエータ |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5936127U (ja) * | 1982-08-30 | 1984-03-07 | 株式会社日立製作所 | ア−ス装置 |
| JPS60206313A (ja) * | 1984-03-30 | 1985-10-17 | Nippon Ferrite Ltd | ラインフイルタ |
| JPS6251816B2 (ja) * | 1979-10-29 | 1987-11-02 | Etsuseruto Pendafuretsukusu Corp |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6251816U (ja) * | 1985-09-20 | 1987-03-31 |
-
1987
- 1987-09-30 JP JP1987148130U patent/JPH0534212Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1988
- 1988-09-21 CN CN 88106913 patent/CN1010157B/zh not_active Expired
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6251816B2 (ja) * | 1979-10-29 | 1987-11-02 | Etsuseruto Pendafuretsukusu Corp | |
| JPS5936127U (ja) * | 1982-08-30 | 1984-03-07 | 株式会社日立製作所 | ア−ス装置 |
| JPS60206313A (ja) * | 1984-03-30 | 1985-10-17 | Nippon Ferrite Ltd | ラインフイルタ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CN1010157B (zh) | 1990-10-24 |
| CN1032472A (zh) | 1989-04-19 |
| JPS6454754U (ja) | 1989-04-04 |
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