JPH05342021A - マルチタスク計算機 - Google Patents

マルチタスク計算機

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Publication number
JPH05342021A
JPH05342021A JP15226392A JP15226392A JPH05342021A JP H05342021 A JPH05342021 A JP H05342021A JP 15226392 A JP15226392 A JP 15226392A JP 15226392 A JP15226392 A JP 15226392A JP H05342021 A JPH05342021 A JP H05342021A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
task
request
interrupt
execution
auxiliary card
Prior art date
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Pending
Application number
JP15226392A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuichi Nakada
隆一 仲田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP15226392A priority Critical patent/JPH05342021A/ja
Publication of JPH05342021A publication Critical patent/JPH05342021A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明はマルチタスク計算機における割込み応
答時間の短縮化を図る。 【構成】本発明は、割込み要求から実行タスクを決定す
るタスク決定手段2〜4と、そこで決定したタスクに実
行タスクを切換えるタスク切換え手段17と、特定のタ
スクを実行する補助カード13とを備え、タスク決定手
段2〜5からタスク切換え手段17に対して特定タスク
の切換え要求が出されたならば、タスク切換え手段17
から補助カード13に特定タスク実行要求を出し、当該
補助カード13が特定タスクを実行するものとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リアルタイムで各種の
制御を実行する制御コンピュータに用いることができ、
マルチタスキングのときのタスク切換え機能の改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の制御用計算機は、一般に、制御対
象となる各種のプロセスに対応して所定のタスクを実行
する各種のプログラムを備えている。そして外部からあ
るいは内部から割込み要求を発生させて、複数のタスク
を切換えている。
【0003】一方、最近では複数のプログラムの実行
(マルチタスキング)を管理するものとしてUNIX等
の汎用OSがあり、ソフトウエアの開発効率を考慮して
この汎用OSを制御用計算機に搭載するようになってき
た。図4には、汎用OSを搭載した制御用計算機の割込
み処理に関する機能ブロックが示されている。
【0004】この制御用計算機では、割込み要求を汎用
OS(以下、「カーネル部」と呼ぶ)1の割込み受付部
2で受け付ける。割込み受付部2に割込み要求が入力す
ると、カーネル部1での処理中に他の割込みが多重に入
力されるなくするために、制御用計算機を割込み禁止状
態にする。その一方で、割込み要因判別部3が、割込み
要因テーブル4(割込み要求とそれに対応する処理プロ
セスとが対で記載されている)を参照して割込み要求に
応じた処理(実行プロセス)を決定する。
【0005】そしてタスク切換部5が、割込み要因判別
部3で決定した実行プロセスに切換える。例えば、プロ
セスAを実行中にプロセスBの実行要求が出されたとき
には、実行中のプロセスAを停止し、再開に備えてレジ
スタ等のデータを退避部6にセーブする。次に、プロセ
スBの実行環境を整える。具体的には、リソースをプロ
セスBに割り付ける。またはプロセスBを補助記憶装置
から主記憶装置にローディングする。このような実行環
境を整えた後にプロセスBを実行する。
【0006】上記制御用計算機は、図5に示すように、
プロセスAの実行中に時刻t1で割込み要求が入力する
と、割込み要求判別処理(t1〜t2)と、プロセスA
の退避処理(t2〜t3)と、プロセスBの環境整備処
理(t3〜t4)とを経た後に時刻t4からプロセスB
の実行が開始される。このため、上記制御用計算機で
は、プロセスBの仕事を開始するまでの時間すなわち割
込み応答時間が長くなり、リアルタイム制御用の計算機
などで要求される高速応答性を実現できい可能性があっ
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のマ
ルチタスキング機能を備えた計算機は、割込み要求の出
されたタスクを実行するまでの割込み応答時間が長く、
そのために割込み応答時間の短縮化が望まれていた。
【0008】本発明は以上のような実情に鑑みてなされ
たもので、高速応答性が要求されるような特定のタスク
を他のタスクと並列に実行することができ、割込み応答
時間の短縮化を図り得るマルチタスク計算機を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のマルチタスク計算機は、割込み要求を受け付
けて実行タスクを決定するタスク決定手段及びこのタス
ク決定手段で決定したタスクに実行タスクを切換えるタ
スク切換え手段を有する主制御部と、この主制御部に所
定のデータ伝送路を介して接続され特定のタスクを実行
する補助カードとを備え、前記タスク決定手段から前記
タスク切換え手段に対して前記補助カードに割付けられ
ている特定タスクの切換え要求が出されたならば、前記
タスク切換え手段はその時に実行しているタスクの切換
えを行うことなく、補助カードに特定タスク実行要求を
出し、当該補助カードは特定タスク実行要求を受けて前
記特定タスクを実行するようにした。
【0010】
【作用】本発明のマルチタスク計算機では、割込み要求
がタスク決定手段で受け付けられて実行タスクが決定さ
れる。そしてタスク決定手段からタスク切換え手段に対
して補助カードに割付けられている特定タスクの切換え
要求が出されると、その時に実行しているタスクを停止
させることなく、補助カードに対して特定タスク実行要
求が出される。その特定タスク実行要求を受け付けた補
助カードで特定タスクが実行されるものとなる。よっ
て、従来の割込み処理からプロセス退避処理や環境準備
処理が削減され、割込み応答時間が短縮されることにな
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1には本発明の一実施例に係る制御用計算機の概略的な
システム構成が示されている。
【0012】本実施例の制御用計算機は、汎用OSの管
理下で動作して数種類のタスク処理を実行するCPU1
0が、データ伝送路となるバス11を介して割込み信号
入力機構12、補助カード13に接続されている。
【0013】上記CPU10は、主記憶装置14に予め
格納されているプロセスAを実行するためのプログラム
を、システムに搭載されている汎用OSで管理されたタ
イミングで実行するものである。なお、同図にはCPU
10が実行するプロセスとしてプロセスAしか示されて
いないが、実際にはCPU10は複数のプロセスを切換
えながらマルチタスキング処理している。
【0014】上記補助カード13は、CPU10からの
指示により特定タスクとしてのプロセスBを実行するC
PU15と、そのプロセスBを実行するためのプログラ
ムが格納された主記憶装置16とからなる。この補助カ
ード13には、イニシャライズ時にCPU10によりプ
ロセスBの実行環境を設定する。
【0015】図2には、CPU10内の主制御部として
のカーネル部10′の機能ブロックが示されている。こ
のカーネル部10′は、割込み信号入力機構12からバ
ス11を介して入力された割込み要求を割込み受付部2
で受ける。この割込み受付部2は、割込み処理の間だけ
制御用計算機を割込み禁止状態にするものである。また
割込み受付部2で受付処理された割込み要求が割込み要
因判別部3に入力される。その割込み要因判別部3は、
割込み要因テーブル4を参照して割込み要求に応じたプ
ロセスを実行プロセスとして決定する。これら割込み受
付部2、割込み要因判別部3、割込み要因テーブル4か
らタスク決定手段を構成している。割込み要因テーブル
4を参照して決定された実行プロセスに関する情報はタ
スク切換部17へ与えられる。
【0016】タスク切換部17は、決定された実行プロ
セスが補助カード13で実行されるプロセスBであるか
否かを判断する機能と、実行プロセスがプロセスBのと
きには補助カード13に対して特定タスク実行要求を出
力する機能と、実行プロセスがプロセスB以外のときに
前述した従来同様の切換え処理を行う機能とを有してい
る。次に、以上のように構成された本実施例の動作につ
いて説明する。今、CPU10でプロセスAの実行中
に、図3における時刻t1でプロセスBの実行を求める
割込み要求が割込み信号入力機構12から入力されたと
する。
【0017】割込み要求が入力すると、割込み受付部2
が制御用計算機を割込み禁止状態にする。一方で、割込
み要因判定部3では割込み要因テーブル4を参照して、
割込み要求されたプロセスを特定し、その決定プロセス
情報をタスク切換部17へ出力する。
【0018】タスク切換部17では、割込み要因判定部
3から入力した決定プロセスが、プロセスBであること
から、補助カード13に対して特定タスク実行要求を出
力する。この時に実行されているプロセスAはそのまま
実行が継続される。
【0019】そして、タスク切換部17から出力された
特定タスク実行要求がバス11を介して入力した補助カ
ード13では、予めプロセスBの実行環境は整えられて
いるので、直ちにプロセスBの実行が開始される。
【0020】この様に本実施例によれば、特定のプロセ
スBの実行を補助カード13で実行して、CPU10で
のプロセスAの実行と並列実行可能にしたので、特定の
プロセスBについては割込み要求判別を終了した後に直
ちにプロセスBを実行することができる。従って、プロ
セスAの停止及び退避を行う必要がなくなるのでタスク
切換えの処理を簡素化でき、しかもプロセスAの退避処
理、及びプロセスBの環境整備処理に要する時間を削除
でき、割込み要求応答時間を短縮できる。なお、本発明
は上記一実施例に限定されるものでなく本発明の要旨を
逸脱しない範囲で変形実施可能である。
【0021】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、高
速応答性が要求されるような特定のタスクを他のタスク
と並列に実行することができ、割込み応答時間の短縮化
を図り得るマルチタスク計算機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る制御用計算機のシステ
ム構成図。
【図2】一実施例の制御用計算機に備えられたCPUの
機能ブロック図。
【図3】一実施例の制御用計算機における割込み処理動
作を説明するための図。
【図4】従来の制御用計算機に備えられたCPUの機能
ブロック図。
【図5】図4に示す制御用計算機における割込み処理動
作を説明するための図。
【符号の説明】
2…割込み受付部、3…割込み要因判別部、4…割込み
要因テーブル、10,15…CPU、10′…カーネル
部、11…バス、12…割込み信号入力機構、13…補
助カード、14,16…主記憶装置、17…タスク切換
部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 汎用オペレーティングシステムの管理下
    で、割込み要求に応じたマルチタスキングを実行するマ
    ルチタスク計算機において、 割込み要求を受け付けて実行タスクを決定するタスク決
    定手段及びこのタスク決定手段で決定したタスクに実行
    タスクを切換えるタスク切換え手段を有する主制御部
    と、この主制御部に所定のデータ伝送路を介して接続さ
    れ特定のタスクを実行する補助カードとを備え、 前記タスク決定手段から前記タスク切換え手段に対して
    前記補助カードに割付けられている特定タスクの切換え
    要求が出されたならば、前記タスク切換え手段はその時
    に実行しているタスクの切換えを行うことなく、補助カ
    ードに特定タスク実行要求を出し、当該補助カードは特
    定タスク実行要求を受けて前記特定タスクを実行するこ
    とを特徴とするマルチタスク計算機。
JP15226392A 1992-06-11 1992-06-11 マルチタスク計算機 Pending JPH05342021A (ja)

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JP15226392A JPH05342021A (ja) 1992-06-11 1992-06-11 マルチタスク計算機

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7269677B2 (en) * 2002-10-29 2007-09-11 Renesas Technology Corp. Power consumption reduction and quicker interruption response in an information processing device utilizing a first timer and a second timer wherein the second timer is only conditionally activated

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7269677B2 (en) * 2002-10-29 2007-09-11 Renesas Technology Corp. Power consumption reduction and quicker interruption response in an information processing device utilizing a first timer and a second timer wherein the second timer is only conditionally activated
US7836325B2 (en) 2002-10-29 2010-11-16 Renesas Electronics Corporation Power consumption reduction and quicker interruption response in an information processing device utilizing a first timer and a second timer wherein the second timer is only conditionally activated
US8458508B2 (en) 2002-10-29 2013-06-04 Renesas Electronics Corporation Information processing device which specifies a waiting time until execution of a given event and makes a system call

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