JPH05338935A - エレベータの呼び登録装置 - Google Patents

エレベータの呼び登録装置

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JPH05338935A
JPH05338935A JP4147427A JP14742792A JPH05338935A JP H05338935 A JPH05338935 A JP H05338935A JP 4147427 A JP4147427 A JP 4147427A JP 14742792 A JP14742792 A JP 14742792A JP H05338935 A JPH05338935 A JP H05338935A
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JP
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destination floor
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JP4147427A
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Shoichi Okubo
正一 大窪
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 到着したエレベータかごがサービスできる登
録行先階のみを消去し、かつ、サービスできるエレベー
タかごの到着を乗場の乗客が知ることができるように
し、乗客の乗り間違いを防止する。 【構成】 乗場に設けられた乗場操作盤3の行先階ボタ
ン3a〜3dの操作に応じ、乗場の乗客の行先呼びをメ
モリ21〜24に登録行先階をセットする。到着したエ
レベータかごがサービスできる登録行先階に到着したと
きのみ、エレベータかごの停止決定信号5,6によりメ
モリ21〜24に記憶された登録行先階をリセットす
る。また、エレベータかごがサービスできる登録行先階
に到着する場合には、パルス発生器10の出力信号10
aに従って登録行先階に該当する登録灯3a1〜3d1を繰
返し点滅させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数台のエレベータを
群管理し、乗場に行先階ボタンが設置されたエレベータ
の呼び登録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のエレベータの呼び登録装
置として、特公昭57−24310号公報に掲載された
技術がある。前記公報に掲載の技術は、エレベータの乗
場で行先階を登録できるようにし、乗場の客の行先階を
も考慮したエレベータかごの運行を決定することによ
り、エレベータの乗場における待時間を短縮するエレベ
ータの群管理装置に関するものである。
【0003】このような従来のエレベータの呼び登録装
置は、複数台のエレベータを一群として管理する群管理
エレベータに用いられ、特に、近年の建物に広く採用さ
れるようになってきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のエレ
ベータの呼び登録装置は、サービス階を異にする階床を
運行するエレベータを前提としておらず、エレベータか
ごが行先階ボタンの設置階に到着する毎に行先階ボタン
で指定した登録行先階の全ての登録を消去するようにな
っている。
【0005】このため、エレベータの乗場の乗客が希望
する階にサービス(停止)できないエレベータかごが到
着した場合でも、それまでに登録された全ての登録行先
階を消去し、乗場でエレベータかごの到着を待つ乗客は
希望する階にサービスするエレベータかごが到着するま
で、幾度も行先階ボタンを操作し、行先階の登録を繰返
し行なう必要があった。
【0006】そこで、本発明は、到着したエレベータか
ごがサービスできる行先階として登録されている登録行
先階のみを消去し、かつ、エレベータ乗場の乗客が指定
した階床にサービスできるエレベータかごの到着を表示
できるエレベータの呼び登録装置の提供を課題とするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるエレベー
タの呼び登録装置は、行先階ボタンを操作した階に到着
したエレベータかごが、その昇降によって停止可能な階
を検出する停止階検出手段の出力に応じて、到着したエ
レベータかごの停止可能な階と、前記行先階ボタンで指
定した登録行先階とが一致したとき、行先階ボタンの操
作によって登録した該当する登録行先階を消去し、か
つ、消去される登録行先階に該当する表示中の登録灯を
所定の時間だけ繰返し点滅するものである。
【0008】
【作用】本発明においては、乗客が所定のエレベータの
乗場に設置されている行先階ボタンの操作によって行先
階を登録したとき、その登録行先階を登録灯で表示す
る。前記行先階ボタンを操作した階に到着したエレベー
タかごが、その昇降によって停止可能な階であるか否か
を停止階検出手段によって検出し、その検出結果によ
り、到着したエレベータかごの停止可能な階と前記行先
階ボタンで指定した登録行先階とが一致したとき、行先
階ボタンの操作によって行先階を登録した該当する登録
行先階の登録を消去し、そして、消去される登録行先階
に該当する表示中の登録灯を繰返し点滅して、指定され
たエレベータの到着を表示する。また、到着したエレベ
ータかごがサービスできない行先階の登録行先階は、サ
ービスできるエレベータかごが到着するまでその登録行
先階を保持する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例のエレベータの呼び
登録装置を図1及び図2に基づいて説明する。図1は本
発明の一実施例によるエレベータの呼び登録装置を1階
のエレベータの乗場に使用した事例の回路図である。ま
た、図2は本発明の一実施例によるエレベータの呼び登
録装置を5階建て建物に使用した事例を示す説明図であ
る。
【0010】図2において、1a〜1dはエレベータの
1号機の1階乃至4階の乗場の戸、2a〜2eはエレベ
ータの2号機の1階〜5階の乗場の戸を示すものであ
る。特に、エレベータの1号機は5階をサービス(停
止)しない。3は2階以上の階に対する行先階ボタン3
a〜3dが配設され、それぞれに対応する呼びを1号
機、2号機に登録するためにエレベータの乗場の乗客が
操作を行なう1階に設置された乗場操作盤である。4a
〜4dは2階以上の階のエレベータの乗場に設置された
昇りまたは降りのエレベータかごの呼びを1号機または
2号機に登録する乗場釦である。なお、1号機は1階〜
4階の乗場に停止でき、2号機は1階〜5階の乗場に停
止でき、それぞれのサービスを行なうものとする。
【0011】図1において、3a1は2階の行先階ボタン
3aに内蔵され、呼び登録した登録行先階を表示する登
録灯、同様に、3b1〜3d1はそれぞれ3階〜5階の登録
灯、5は1号機が1階以外の階から走行して1階に停止
するために減速を開始すると、信号が“L”から“H”
となる1号機の1階への停止決定信号、6は2号機の1
階への停止決定信号で、同様に、2号機が1階以外の階
から走行して1階に停止するために減速を開始すると信
号が“L”から“H”となる。10は“H”と“L”の
矩形波パルス信号を一定の周期で繰返し出力するパルス
発生器で、登録灯3a1〜3d1の繰返し点滅周期を決定す
る。11及び12は入力信号の“H”の立上りで即座に
出力信号が“H”となり、所定時間経過(本実施例では
「4秒」とする)すると出力信号を“L”になるタイマ
で、登録灯3a1〜3d1の繰返し点滅時間を特定するもの
である。21〜24はR−Sフリップフロップ(以下、
単に『メモリ』という)で、行先階ボタン3a〜3dが
操作されたとき、登録行先階を記憶するメモリとして使
用される。21a〜24aは各メモリ21〜24の出力
でそれぞれ2階〜5階の行先登録信号である。31〜3
4はANDゲート、35はORゲート、36〜38はイ
ンヒビットゲート、39はORゲート、41はNOTゲ
ートで、これら論理回路は、1号機及び2号機のサービ
スの内容によって回路構成が異になる。40は行先登録
信号が登録されるとその行先呼びに最も適した1号機ま
たは2号機のエレベータかごを選択し、行先階ボタン3
a〜3dが操作された階にそのエレベータかごを割当て
る公知のかご割当装置である。
【0012】次に、このように構成されたエレベータの
呼び登録装置の動作を説明する。今、仮に、1号機は4
階で待機しており、2号機は5階で待機しているとき、
1階から3階へ行く乗場の乗客(以下、『乗客A』とい
う)と1階から5階へ行く乗場の乗客(以下、『乗客
B』という)により、3階の行先階ボタン3bと5階の
行先階ボタン3dが押されたとする。
【0013】行先階ボタン3bが押されると、登録行先
階を記憶するメモリ22がセットされ、3階の行先登録
信号22aが“L”から“H”となり、3階の行先呼び
登録を表示する登録灯3b1が連続点灯する。また、行先
階ボタン3dが押されるとメモリ24がセットされ、5
階の行先登録信号24aが“L”から“H”となり、5
階の行先呼び登録を表示する登録灯3d1が連続点灯す
る。これにより、1階の乗客Aと乗客Bは各々の行先呼
び登録されたことを認知することができる。
【0014】また、3階の行先登録信号22aと5階の
行先登録信号24aが“H”となるとかご割当装置40
により、各々の行先呼びに最も適したエレベータかごが
選択され1階に割当られる。ここで、3階の行先呼びに
は3階にサービス可能な1号機が割当られ、5階の行先
呼びには5階にサービス可能な2号機が割当られ、1号
機と2号機の両号機のエレベータかごが1階に向って走
行を開始したとする。その後、1号機と2号機が1階に
到着する順番としては途中の階の乗場呼びの発生状況に
より異なる。即ち、1号機または2号機が途中の階に割
当てられて停止したり、停止しなかったりすることによ
り、 第一;1号機が2号機より先に到着する場合 第二;2号機が1号機より先に到着する場合 の場合に分けられる。以下、この二つの場合について説
明する。
【0015】 第一;1号機が2号機より先に到着する場合 1号機が1階に停止するために、1階より手前の所定の
距離で減速を開始すると、1号機の1階への停止決定信
号5が“L”から“H”となり、同時にORゲート35
の出力が“L”から“H”になり、タイマ11の出力が
所定時間の間(本実施例では4秒とする)だけ“H”と
なり、ANDゲート32の入力はメモリ22がセットさ
れているからそのゲートを開いており、その出力はパル
ス発生器10の出力に従って“H”と“L”を周期的に
繰返すためインヒビットゲート37の出力も“H”と
“L”を周期的に繰返す。その結果、3階の行先呼び登
録を表示する登録灯3b1はインヒビットゲート37の出
力に従って繰返し点滅を行なう。その後、所定時間(4
秒)経過するとタイマ11の出力が“L”になりNOT
ゲート41の出力は“L”から“H”になる立上りでメ
モリ22がリセットされる。これによってANDゲート
32のゲートを閉じ、その出力はインヒビットゲート3
7のゲートを開くがメモリ22がリセットされているの
で、その出力も“L”になり、3階の行先呼び登録灯3
b1は消灯する。
【0016】これにより、3階の行先呼び登録を表示す
る登録灯3b1が所定時間(4秒)だけ繰返し点滅するの
で、乗客Aは3階にサービスできるエレベータかごであ
る1号機が到着することを早期に認知することができ
る。その後、1号機は1階に到着し、1階の戸1aを開
く。乗客Aは3階にサービスできる1号機のエレベータ
かごに乗り込む。このとき、登録行先階として登録され
た5階の行先呼び登録は消去されないので、5階の行先
呼び登録を表示する登録灯3d1は点滅せず点灯のままと
なっているので、乗客Bは1号機が5階にサービスでき
ないことが認知でき、1号機のエレベータかごに乗り込
むことがない。
【0017】その後、2号機が1階に停止するために1
階より手前の所定の距離で減速を開始すると、2号機の
1階への停止決定信号6が“L”から“H”となり、メ
モリ24がリセットされ5階の登録行先階を消去すると
ともに、メモリ24の出力である5階の行先登録信号2
4aが“L”となり、ORゲート39の出力が“L”と
なるので5階の行先呼び登録を表示する登録灯3d1が消
灯する。一方、1階への停止決定信号6が“L”から
“H”になると、タイマ12の出力が所定時間(4秒)
だけ“H”となり、ANDゲート34の出力がパルス発
生器10の出力に従って“H”と“L”を周期的に繰返
すため、ORゲート39の出力も“H”と“L”を周期
的に繰返し、その結果、5階の行先呼び登録灯3d1はO
Rゲート39の出力に従って繰返し点滅を行なう。
【0018】所定時間(4秒)経過すると、タイマ12
の出力が“H”から“L”になりANDゲート34の出
力が“L”になりORゲート39の出力も“L”になる
ので5階の行先呼び登録灯3d1は消灯する。これによ
り、5階の行先呼び登録を表示する登録灯3d1が所定時
間(4秒)繰返し点滅するので、乗客Bは5階にサービ
スするエレベータかごである2号機が到着することを認
知することができる。その後、2号機は1階に到着し、
1階の乗場の戸2aを開くので、乗客Bは5階にサービ
スできる2号機のエレベータかごに乗り込むことができ
る。
【0019】 第二;2号機が1号機より先に到着する場合 2号機が1階に停止するために、1階より手前の所定の
距離で減速を開始すると2号機の1階への停止決定信号
6が“L”から“H”となり、メモリ24がリセットさ
れ5階の登録行先階を消去するとともにメモリ24の出
力である5階の行先呼び登録信号24aが“L”とな
り、ORゲート39の出力が“L”となるので、5階の
行先呼び登録を表示する登録灯3d1が消灯する。一方、
1階への停止決定信号6が“H”になると、タイマ12
の出力が所定時間(4秒)“H”となりANDゲート3
4の出力は、パルス発生器10の出力に従って“H”と
“L”を周期的に繰返すため、ORゲート39の出力も
“H”と“L”を周期的に繰返す。その結果、5階の登
録灯3d1はORゲート39の出力に従って4秒間繰返し
点滅を行なう。
【0020】また、同時に、2号機の1階への停止決定
信号6が“H”となることにより、ORゲート35の出
力が“H”になり、タイマ11の出力が所定時間(4
秒)だけ“H”となり、ANDゲート32の入力はメモ
リ22がセットされているからそのゲートを開いてお
り、その出力はパルス発生器10の出力に従って“H”
と“L”を周期的に繰返すためインヒビットゲート37
の出力も“H”と“L”を周期的に繰返す。その結果、
3階の行先呼び登録を表示する登録灯3b1はインヒビッ
トゲート37の出力に従って繰返し点滅を行なう。その
後、所定時間(4秒)経過するとタイマ11の出力が
“L”になりNOTゲート41の出力は“L”から
“H”になる立上りでメモリ22がリセットされる。こ
れによってANDゲート32のゲートを閉じ、その出力
はインヒビットゲート37のゲートを開くがメモリ22
がリセットされているので、その出力も“L”になり、
3階の行先呼び登録灯3b1は消灯する。同様に、所定時
間(4秒)経過するとタイマ12の出力が“L”になり
ANDゲート34の出力が“L”になりORゲート39
の出力も“L”になるので、5階の登録灯3d1は消灯す
る。
【0021】これにより、3階と5階の登録灯3b1及び
登録灯3d1が所定時間(4秒)だけ繰返し点滅するの
で、乗客Aと乗客Bは3階と5階にサービスできるかご
である2号機が到着することを早期に認知することがで
きる。その後、2号機は1階に到着し、1階の乗場の戸
2aを開くので乗客Aと乗客Bは共に3階と5階にサー
ビスできる2号機のエレベータかごに乗り込むことがで
きる。なお、この実施例では、1階の乗客Aと乗客Bに
より3階と5階の登録行先階が登録されたとき、それぞ
れ1号機と2号機が割当てられるものとしたが、3階と
5階を共にサービスできる2号機の1台のみに割当てら
れる場合もある。このときは、前述の第二の2号機が1
階に先に到着した場合と同様の動作となり、2号機の1
階への停止決定信号6が“H”となると3階の登録行先
階と5階の登録行先階が共に消去され、3階と5階の行
先呼び登録を表示する登録灯3b1及び3d1が所定時間繰
返し点滅し、2号機が1階に到着して1階の乗場の戸2
aを開けば乗客Aと乗客Bは共に3階と5階にサービス
できる2号機のかごに乗ることができる。
【0022】なお、上記実施例では、登録行先階を消去
するとき、タイマ11,12に設定された所定の時間、
登録行先階に該当する登録灯3a1〜3d1を繰返し点滅す
るものとしたが、登録行先階を消去した後、到着するエ
レベータかごの戸1aが開くまでの時間、登録行先階に
該当する登録灯3a1〜3d1を繰返し点滅するようにして
もよい。この場合にも、上記実施例と同様の効果を奏す
る。
【0023】また、上記実施例では、2台のエレベータ
を管理する事例で説明したが、エレベータの管理台数は
何台でもよく、上記実施例と同様の効果を奏する。そし
て、上記実施例では、1階の1階床のみに乗場操作盤3
が設置された場合について説明したが、乗場操作盤3の
設置階は何階でもよく、また、複数の階床に設置されて
もよく、上記実施例と同様の効果を奏する。
【0024】このように、上記実施例のエレベータの呼
び登録装置は、複数台並設されたエレベータと、前記エ
レベータの乗場に設置され、その操作によって行先階を
登録する行先階ボタン3a〜3dと、前記行先階ボタン
3a〜3dによってメモリ21〜24に行先階を登録し
たとき、その登録行先階を表示する登録灯3a1〜3d1
と、前記行先階ボタン3a〜3dを操作した階に到着し
たエレベータかごの昇降によって停止可能な階を検出す
る停止決定信号5,6を導入するORゲート35の入力
側のワイヤードORを含み、ORゲート35及びメモリ
21〜24、ANDゲート31〜34等からなる停止階
検出手段と、前記停止階検出手段の出力に応じて、論理
回路で構成した到着したエレベータかごの停止可能な階
と、前記行先階ボタン3a〜3dで指定した登録行先階
とが一致したとき、該当する前記登録行先階を消去する
ORゲート35及びメモリ21〜24からなる登録階消
去手段と、前記登録階消去手段によって消去される登録
行先階に該当する表示中の登録灯3a1〜3d1を繰返し点
滅するパルス発生器10及びANDゲート31〜34、
インヒビットゲート36〜38、ORゲート39からな
る点滅表示手段とを具備するものである。
【0025】したがって、乗客が所定のエレベータの乗
場に設置されている行先階ボタン3a〜3dの操作によ
ってメモリ21〜24に行先階を登録したとき、その登
録行先階を登録灯3a1〜3d1で表示する。そして、行先
階ボタン3a〜3dを操作した階に到着したエレベータ
かごが、その昇降によって停止可能な階であるか否かを
ORゲート35及びメモリ21〜24からなる停止階検
出手段によって検出し、その検出結果により、到着した
エレベータかごの停止可能な階と前記行先階ボタン3a
〜3dで指定した登録行先階とが一致したとき、行先階
ボタン3a〜3dの操作によって行先階を登録した該当
する登録行先階の登録を消去し、そして、消去される登
録行先階に該当する表示中の登録灯3a1〜3d1を繰返し
点滅して、指定されたエレベータの到着を表示する。ま
た、到着したエレベータかごがサービスできない行先階
の登録行先階は、サービスできるエレベータかごが到着
するまでメモリ21〜24にセットした登録行先階を保
持する。
【0026】このように、上記実施例の行先階ボタンを
操作した階に到着したエレベータかごの昇降によって停
止可能な階を検出する停止階検出手段、及び停止階検出
手段の出力に応じて、到着したエレベータかごの停止可
能な階と行先階ボタンで指定した登録行先階とが一致し
たとき、該当する前記登録行先階を消去する登録階消去
手段は、論理回路で構成しているが、本発明を実施する
場合には、マイクロコンピュータとすることができる。
この場合には、ソフトウェアで対応できるから、本実施
例のように、物理的にサービス範囲が決定されるもので
なく、その昇降の都度、サービスを変更するエレベータ
に好適である。
【0027】また、上記実施例の登録階消去手段によっ
て消去される登録行先階に該当する表示中の登録灯を繰
返し点滅する点滅表示手段は、所定のデューティ比で点
滅するものであるが、本発明を実施する場合には、タイ
マをセットした時間でパルス発生器を駆動する構成にす
れば、時間の関数でデューティ比を制御でき、エレベー
タかごの到来を点滅周期の変化で報知することもでき
る。
【0028】
【発明の効果】以上のように、本発明のエレベータの呼
び登録装置は、複数台並設されたエレベータの乗場に設
置され、乗客が操作することによって行先階を登録する
行先階ボタンと、その行先階ボタンの操作によって行先
階を登録したとき、その登録行先階を表示する登録灯
と、エレベータかごの昇降によって停止可能な階を検出
する停止階検出手段の出力に応じて、到着したエレベー
タかごの停止可能な階と、前記行先階ボタンで指定した
登録行先階とが一致したとき、該当する前記登録行先階
を消去する登録階消去手段とを具備し、前記登録階消去
手段によって消去される登録行先階に該当する表示中の
登録灯を繰返し点滅するものである。したがって、到着
するエレベータかごのサービス階に合わせて、行先呼び
として登録した行先階ボタンで指定した登録行先階を消
去するように構成したので、乗場の乗客の希望する階に
サービスできないエレベータかごが到着した場合は、行
先階ボタンで指定した登録行先階を消去されないので、
乗場の乗客の希望する階にサービスするエレベータかご
が到着するまで幾度も行先階ボタンを繰返し操作し、登
録行先階の登録を繰返し行なうといった乗場の乗客にと
って煩わしい操作を排除できる。
【0029】また、前記登録行先階の登録を消去する場
合には、消去する前記登録行先階に該当する登録灯を所
定の周期で繰返し点滅するようにしたので、到着したエ
レベータかごが乗場の乗客の希望する階にサービスする
エレベータかごか、サービスしないエレベータかごか
を、エレベータかごが到着して戸を開く以前に乗場の乗
客は知ることができるので、サービスしないエレベータ
かごに乗り込むといった乗り間違いを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例によるエレベータの呼
び登録装置を1階のエレベータの乗場に使用した事例の
回路図である。
【図2】図2は本発明の一実施例によるエレベータの呼
び登録装置を5階建て建物に使用した事例を示す説明図
である。
【符号の説明】
3a〜3d 行先階ボタン 3a1〜3d1 登録灯 10 パルス発生器 21〜24 メモリ 31〜34 ANDゲート 36〜38 インヒビットゲート 35,39 ORゲート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数台並設されたエレベータと、 前記エレベータの乗場に設置され、その操作によって行
    先階を登録する行先階ボタンと、 前記行先階ボタンによって行先階を登録したとき、その
    登録行先階を表示する登録灯と、 前記行先階ボタンを操作した階に到着したエレベータか
    ごの昇降によって停止可能な階を検出する停止階検出手
    段と、 前記停止階検出手段の出力に応じて、到着したエレベー
    タかごの停止可能な階と、前記行先階ボタンで指定した
    登録行先階とが一致したとき、該当する前記登録行先階
    を消去する登録階消去手段と、 前記登録階消去手段によって消去される登録行先階に該
    当する表示中の登録灯を所定の時間だけ繰返し点滅させ
    る点滅表示手段とを具備することを特徴とするエレベー
    タの呼び登録装置。
JP4147427A 1992-06-08 1992-06-08 エレベータの呼び登録装置 Pending JPH05338935A (ja)

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