JPH05334498A - 紙葉類の搬入出装置 - Google Patents

紙葉類の搬入出装置

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JPH05334498A
JPH05334498A JP16684092A JP16684092A JPH05334498A JP H05334498 A JPH05334498 A JP H05334498A JP 16684092 A JP16684092 A JP 16684092A JP 16684092 A JP16684092 A JP 16684092A JP H05334498 A JPH05334498 A JP H05334498A
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JP
Japan
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card
paper sheet
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Pending
Application number
JP16684092A
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English (en)
Inventor
Masayoshi Nunoki
雅義 布木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、挿入された紙葉類の返却時に、該
紙葉類が通過抵抗の大きい変形を有していても、挟持搬
送力を高めて装置外部に確実に返却することができる紙
葉類の搬入出装置を提供する。 【構成】この発明は、紙葉類挿脱口に挿入された紙葉類
を搬送回転体で挟持搬送して内部に取込み、データ処理
後に紙葉類を返却搬送して紙葉類挿脱口より返却する紙
葉類の搬入出装置であって、上記紙葉類の挿入時には、
搬送回転体の挟持圧を正規の挟持圧に設定し、紙葉類の
返却時には搬送回転体の挟持圧を正規の挟持圧より若干
高く設定する挟持圧調整手段を備えた紙葉類の搬入出装
置であることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばカード等の紙
葉類を取扱う自動取引機に内部構成されるような紙葉類
の搬入出装置に関し、さらに詳しくは紙葉類の返却性能
を高めた紙葉類の搬入出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、図8に示すように、カード搬入
出装置を例にとって説明すると、装置前面にカード挿脱
口81を備え、このカード挿脱口81に連通する内方に
カード検知センサ82と、カード取込み用の一定挟持圧
を付与するタッチローラ83と、そのローラ対応ベルト
84と、上下ベルト85,86からなる挟持搬送ライン
87を設け、このライン87上に読取り磁気ヘッド88
と、書込み磁気ヘッド89と、パンチ穴穿孔ユニット9
0とを配設して、ここに挿入されたカードCを内部に取
込み、データ処理後に、カードCを返却搬送してカード
挿脱口81より返却している。
【0003】この場合、図9および図10に示すよう
に、カードCに隅折れ、端折れ、曲り等の変形部分91
があると、一枚用の挿入隙間に設定されたカード挿脱口
81の部分で通過抵抗が大きくなり、この通過抵抗の関
係からカードCを挿入許容しても、カード返却時に返却
抵抗が大きくなって返却不能となることがあり、この場
合は装置がダウンしてしまう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明は、挿
入された紙葉類の返却時に、該紙葉類が通過抵抗の大き
い変形を有していても、挟持搬送力を高めて装置外部に
確実に返却することができる紙葉類の搬入出装置の提供
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、紙葉類挿脱
口に挿入された紙葉類を搬送回転体で挟持搬送して内部
に取込み、データ処理後に紙葉類を返却搬送して紙葉類
挿脱口より返却する紙葉類の搬入出装置であって、上記
紙葉類の挿入時には、搬送回転体の挟持圧を正規の挟持
圧に設定し、紙葉類の返却時には搬送回転体の挟持圧を
正規の挟持圧より若干高く設定する挟持圧調整手段を備
えた紙葉類の搬入出装置であることを特徴とする。
【0006】
【作用】この発明によれば、紙葉類の挿入時には、挟持
圧調整手段が搬送回転体の挟持圧を正規の挟持圧に設定
し、紙葉類の返却時には搬送回転体の挟持圧を正規の挟
持圧より若干高く設定する。
【0007】
【発明の効果】このため、紙葉類の返却時には、搬送回
転体が高挟持圧で紙葉類を搬送して紙葉類自体に高搬送
力を付与することになり、この高搬送力が付与された紙
葉類は仮に変形を有していても、紙葉類挿脱口の部分で
接触抵抗に抗して搬送され、確実に紙葉類挿脱口に返却
される。したがって、紙葉類の変形の有無に拘らず必ず
紙葉類を返却できるため、装置が不測にダウンせず、信
頼性の高い搬入出装置として利用できる。
【0008】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図1はカード搬入出装置11を示し、このカー
ド搬入出装置11は装置前面にカード挿脱口12を備
え、このカード挿脱口12に連通する内方にカード検知
センサSと挟持搬送ライン13とを装備して、該ライン
13上に、挟持圧調整機構14と、読取り磁気ヘッド1
5と、書込み磁気ヘッド16と、パンチ穴穿孔ユニット
17とを配設して構成される。
【0009】上述の挟持搬送ライン13は、前段に、カ
ード挿脱口12にカードCを搬入出させるタッチローラ
18とローラ対応ベルト19とを配設し、これに連設す
る後段に上ベルト20と下ベルト21とを配設して、水
平方向の挟持搬送面を構成している。
【0010】この場合、タッチローラ18は後述する挟
持圧調整機構14に支持され、ローラ対応ベルト19は
前後位置の第1,第2プーリP1 ,P2 間に張設支持さ
れている。また、上ベルト20は上側の第3〜第6プー
リP3 〜P6 間に張設支持され、下ベルト21は下側の
第2プーリP2 と、第7〜第9プーリP7 〜P9 間に張
設支持され、これらベルト19,20,21は第8プー
リP8 に接続した搬送モータMの正逆転駆動力を受け
て、カード取込み方向と返却方向とに進退駆動される。
【0011】上述の挟持圧調整機構14は、図2および
図3にも示すように、上ベルト20の前端側を張設支持
する第3プーリP3 の回転軸22上に、傾動レバー23
の中間部を傾動許容して枢着し、この傾動レバー23の
レバー先端部に既述したタッチローラ18を回転自由に
支持し、レバー基端部に引張りバネ24を接続してい
る。この引張りバネ24は上端をソレノイド25の進退
ロッド26に接続し、下端を傾動レバー23に接続し
て、これら上下の進退ロッド26と傾動レバー23とを
引寄せる如く引張り力を付与して待機している。
【0012】通常は図2に示すように、ソレノイド25
がOFFで、引張りバネ24の引張り力を受けた進退ロ
ッド26がストッパ27で下動規制されて引張りバネ2
4に一定の付勢力が働き、このときの付勢力が傾動レバ
ー23を介してタッチローラ18に下向きの一定の付勢
挟持圧を持たせている。このときの一定の付勢圧は、カ
ードCの取込みに適した挟持付勢圧になるようにストッ
パ27で進退ロッド26のストロークを位置決めしてい
る。
【0013】これに対し、ソレノイド25をONする
と、図3に示すように、進退ロッド26は吸引されて引
張りバネ24が正規の引張り力よりさらに引張られ、引
張りバネ24に高付勢力が発生し、これに基づいて傾動
レバー23の先端部に取付けられたタッチローラ18に
下向きの高付勢力がかかり、これがローラ対応ベルト1
9に対接して若干高めの付勢挟持圧が形成される。
【0014】このソレノイド25のON・OFF操作
は、カード挿入時に、顧客の押込み力を受けて容易に取
込み許容するため、一定の挟持圧で取込むOFFに設定
している。また、カード返却時に、カードCの通過抵抗
が高まっても必ず返却できるように、カードCの挟持搬
送力を高めるONに設定している。
【0015】図4はカード挿脱口12の挿入隙間12a
を示し、この挿入隙間12aは、図5に示すようにカー
ドCの1枚厚さtより広く、かつ2枚厚さより狭く設定
してカードの複数枚挿入を防止し、さらにカードCの変
形許容代を見込んだ挿入隙間12aに設定している。
【0016】このカード挿脱口12の近傍位置にカード
検知センサSを配設し、このセンサSでカードCの搬入
・搬出を検知し、また読取り磁気ヘッド15にパッドロ
ーラ28を対設して、ここに導かれたカードCの磁気デ
ータを読取り処理し、同じく書込み磁気ヘッド16にパ
ッドローラ29を対設して、ここに導かれたカードCに
磁気データを書込み処理する。さらに、パンチ穴穿孔ユ
ニット17で、カードデータに応じた目印用の小孔をカ
ードCの定位置に穿孔する。
【0017】図6はカード搬入出装置の制御回路ブロッ
ク図を示し、CPU61はROM62に格納されたプロ
グラムに沿って各回路装置を制御し、その制御データを
読出し可能でRAM63に記憶する。
【0018】CPU61はカードCの挿入・返却に応じ
て、搬送モータMを正転・逆転駆動し、また挟持圧調整
機構14のソレノイド25をOFF・ON制御する。ま
た、このときのカード挟持圧は、引張りバネ24の引張
り力により決定され、この挟持圧と、挟持されたカード
上下面の摩擦係数との積が、カードCの搬送力を決定す
る。
【0019】このように構成されたカード搬入出装置1
1の処理動作を図7のフローチャートを参照して説明す
る。今、カード挿脱口12にカードCが挿入されたこと
をカード検知センサSが検知すると(ステップn1 )、
CPU61は搬送モータMを正転駆動してカードCを装
置内方に取込み、この内方に取込まれたカードCは挟持
搬送ライン13上の読取り磁気ヘッド15と対応してカ
ードデータが読取られ(ステップn2 〜n3 )、続いて
顧客が購入商品あるいは購入券等を指定する購入ボタン
が押下されると、CPU61は搬送モータMを逆転駆動
してカードCをパンチ穴穿孔ユニット17の位置に対応
させ、ここでカードC面に残高データに応じた小孔を穿
孔処理する(ステップn4 〜n6 )。
【0020】さらに、書込み磁気ヘッド16と対応させ
て取引きデータを書込み、この書込んだデータを読取り
磁気ヘッド15で読取りチェックした後、カード挿脱口
12へと返却搬送する(ステップn7 〜n8 )。
【0021】このとき、CPU61は挟持圧調整機構1
4のソレノイド25をON動作させて、タッチローラ1
8の挟持付勢圧を高め、ここを通過するカードCに高搬
送力を持たせた状態でカード挿脱口12へと返却する。
この結果、仮にカードCに折れ、曲り等の変形を有して
カード挿脱口12の部分で通過抵抗が高まっても、カー
ドCは挟持搬送力が高いため、必ずカード挿脱口12へ
と返却することができる(ステップn9 〜n10)。
【0022】上述のように、カードの返却時には、搬送
回転体が高挟持圧でカードを搬送してカード自体に高搬
送力を付与することになり、この高搬送力が付与された
カードは仮に変形を有していても、カード挿脱口の部分
で接触抵抗に抗して搬送され、確実にカード挿脱口に返
却される。したがって、カードの変形の有無に拘らず必
ずカードを返却できるため、装置が不測にダウンせず、
信頼性の高い搬入出装置として利用できる。
【0023】この発明と、上述の一実施例の構成との対
応において、この発明の紙葉類の搬入出装置は、実施例
のカード搬入出装置11に対応し、以下同様に、紙葉類
挿脱口は、カード挿脱口12に対応し、挟持圧調整手段
は、挟持圧調整機構14とCPU61とに対応し、搬送
回転体は、タッチローラ18とローラ対応ベルト19と
に対応し、紙葉類は、カードCに対応するも、この発明
は上述の一実施例の構成のみに限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のカード搬入出装置を示す側面図。
【図2】この発明のカード挿入時の挟持圧調整機構を示
す要部側面図。
【図3】この発明のカード返却時の挟持圧調整機構を示
す要部側面図。
【図4】この発明のカード挿脱口の拡大断面図。
【図5】この発明のカードの外観斜視図。
【図6】この発明のカード搬入出装置の制御回路ブロッ
ク図。
【図7】この発明のカード搬入出装置の処理動作を示す
フローチャート。
【図8】従来のカード搬入出装置を示す側面図。
【図9】従来の変形したカードの一例を示す斜視図。
【図10】従来の変形したカードの一例を示す斜視図。
【符号の説明】 11…カード搬入出装置 12…カード挿脱口 14…挟持圧調整機構 18…タッチローラ 19…ローラ対応ベルト 61…CPU C…カード

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙葉類挿脱口に挿入された紙葉類を搬送回
    転体で挟持搬送して内部に取込み、データ処理後に紙葉
    類を返却搬送して紙葉類挿脱口より返却する紙葉類の搬
    入出装置であって、上記紙葉類の挿入時には、搬送回転
    体の挟持圧を正規の挟持圧に設定し、紙葉類の返却時に
    は搬送回転体の挟持圧を正規の挟持圧より若干高く設定
    する挟持圧調整手段を備えた紙葉類の搬入出装置。
JP16684092A 1992-06-01 1992-06-01 紙葉類の搬入出装置 Pending JPH05334498A (ja)

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JP16684092A JPH05334498A (ja) 1992-06-01 1992-06-01 紙葉類の搬入出装置

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JP16684092A JPH05334498A (ja) 1992-06-01 1992-06-01 紙葉類の搬入出装置

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JPH05334498A true JPH05334498A (ja) 1993-12-17

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ID=15838631

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JP16684092A Pending JPH05334498A (ja) 1992-06-01 1992-06-01 紙葉類の搬入出装置

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