JPH05332328A - 3位置動作型流体圧アクチユエータ - Google Patents

3位置動作型流体圧アクチユエータ

Info

Publication number
JPH05332328A
JPH05332328A JP16368492A JP16368492A JPH05332328A JP H05332328 A JPH05332328 A JP H05332328A JP 16368492 A JP16368492 A JP 16368492A JP 16368492 A JP16368492 A JP 16368492A JP H05332328 A JPH05332328 A JP H05332328A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
stepped
cylinder
rod
end wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16368492A
Other languages
English (en)
Inventor
Isamu Yamaguchi
勇 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Isuzu Motors Ltd filed Critical Isuzu Motors Ltd
Priority to JP16368492A priority Critical patent/JPH05332328A/ja
Publication of JPH05332328A publication Critical patent/JPH05332328A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Actuator (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 軸方向寸法が短く、所要の3位置でロツドを
停止できる、3位置動作型流体圧アクチユエータを得
る。 【構成】 段付シリンダ10に嵌挿した段付ピストン7
の内部に、段付ピストン7の小径端面へ開口するシリン
ダ17を形成する。シリンダ17に嵌挿したピストン1
9にロツド2を結合する。ロツド2を段付ピストン7の
端壁7aと段付シリンダ10の大径端壁4を貫通して外
部へ突出する。段付ピストン7の端壁7aとピストン1
9との間にばね16を介装する。段付シリンダ10の両
端室13,15へ加圧流体を供給すると、ピストン19
だけがシリンダ17の内部へ移動し中立位置で停止す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両のドラム型永久磁石
式リターダの磁石支持環の駆動や、変速機の変速操作に
好適な、3位置動作型流体圧アクチユエータに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】実開昭58-67105号公報に開示される変速
機用3位置動作型油圧アクチユエータでは、主アクチユ
エータのシリンダにピストンを嵌挿し、両端室の一方へ
圧油を供給し、ピストンに結合したロツドを往復動する
ようにし、ロツドを中間の中立位置で停止させるため
に、ロツドは副アクチユエータのシリンダに嵌挿した自
由ピストンに当接するようになつている。上述の油圧ア
クチユエータでは、ロツドの中立位置から片側へのスト
ロークをsとすると、主アクチユエータの長さ(軸方向
寸法)はピストンの寸法を無視しても2s、副アクチユ
エータの長さも2sとなり、全長は4s以上になる。
【0003】図3に示す3位置動作型油圧アクチユエー
タでも同様のことが言える。すなわち、小径シリンダ2
2に嵌挿したピストン23にロツド21を結合して外部
へ突出し、またピストン23と一体の小径ピストン23
aを大径シリンダ25へ突出し、かつ大径シリンダ25
に嵌挿した自由ピストン24に嵌挿してなる。両端室2
6,27へ圧油を供給すると、ロツド21は自由ピスト
ン24が段部28に当接する図示の中立位置で停止す
る。中立位置から室26へ圧油を供給し、室27の油を
解放すると、ピストン23によりピストン24が押さ
れ、小径ピストン23aが大径シリンダ25の端壁に当
接したところで停止する。逆に、室27へ圧油を供給
し、室26の油を解放すると、ピストン23a,23が
左方へ移動し、小径シリンダ22の端壁に当接したとこ
ろで停止する。
【0004】上述の油圧アクチユエータでも、ロツド2
1の中立位置からのストロークsに対して、各ピストン
23,23aの長さa,bはストロークsよりも長く、
自由ピストン24は小径ピストン23aよりも少し短く
しないと、ピストン23が小径シリンダ22から外れて
大径シリンダ25の内部へ突出したり、小径ピストン2
3aが自由ピストン24から外れたりし、動作の円滑性
を欠くことになる。要するに、図3に示す油圧アクチユ
エータでも、全長はロツド21のストロークsの4倍以
上になり、変速機に搭載するには種々の困難をもたら
す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は上述の
問題に鑑み、軸方向寸法が短く、所要の3位置でロツド
を停止できる、3位置動作型流体圧アクチユエータを提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の構成は段付シリンダに嵌挿した段付ピスト
ンの内部に、段付ピストンの小径端面へ開口するシリン
ダを形成し、該シリンダに嵌挿したピストンにロツドを
結合し、該ロツドを段付ピストンの端壁と段付シリンダ
の大径端壁を貫通して外部へ突出し、段付ピストンの端
壁とピストンとの間にばねを介装したものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、段付ピストンの内部にシリン
ダを形成し、該シリンダにピストンを嵌挿してなるか
ら、軸方向寸法を大幅に短縮でき、ロツドは段付ピスト
ンの内部のシリンダにおけるピストンの動作と、段付シ
リンダにおける段付ピストンの動作との組合せにより3
位置で停止する。
【0008】
【実施例】図1はロツド2が最右端位置にある時の、本
発明による3位置動作型流体圧アクチユエータの側面断
面図である。3位置動作型流体圧アクチユエータは段付
シリンダ10に、大径シリンダ6と小径シリンダ6aを
形成され、大径シリンダ6は端壁4により閉鎖される。
段付シリンダ10に嵌挿される段付ピストン7は、シー
ル9を外嵌された大径部と、シール9aを外嵌された小
径部とを備えている。
【0009】段付ピストン7は内部に、小径端面へ開口
するシリンダ17を形成される。シリンダ17はシール
18を外嵌されたピストン19を嵌挿される。シリンダ
17の内部は大気圧室20を区画され、シリンダ17の
端壁7aとピストン19との間にばね16を介装され
る。ばね16は大きなばね力をピストン19に及ぼし、
できるだけ短く縮むように、円錐形に巻かれたコイルば
ねからなる。ピストン19に一端を結合されたロツド2
は、段付ピストン7の端壁7aのシール8により封封さ
れた軸穴と、端壁4のシール3により軸封された軸穴と
を経て外部へ突出される。
【0010】こうして、大径シリンダ6の端壁4と段付
ピストン7との間に室13が区画され、小径シリンダ6
aの端壁12とピストン19との間に室15が区画され
る。室20は段付ピストン7に設けた径方向の通路14
aと、段付シリンダ10に設けた大気孔14を経て大気
へ開放可能である。
【0011】ポート13aから室13へ加圧流体を供給
し、室15の流体を解放すると、図1に示すように、ロ
ツド2のピストン19は段付ピストン7が段付シリンダ
10の段部6bに当接する位置S1で停止する。ここで、
ポート15aから室15へ加圧流体を供給すると、段付
ピストン7は図示の位置にあつて、ピストン19がばね
16の力に抗して左方へ移動する。したがつて、室15
への給油量に対応する位置S2で、ピストン19とロツド
2が停止する。シリンダ17にストツパを設けておけ
ば、ピストン19はストツパに当つたところで停止す
る。
【0012】次いで、室13の流体を解放し、室15へ
加圧流体を供給すると、段付ピストン7とピストン19
との相対位置は変らず、両者が一緒に左方へ移動し、ピ
ストン19とロツド2は段付ピストン7が緩衝部材5に
当接する位置S3で停止する。この時、段付ピストン7と
ピストン19はストロークsだけ作動する。ロツド2を
最左端位置S3から中立位置S2と最右端位置S1へ駆動する
には、上述の場合と逆の順に加圧流体を供給・排出す
る。位置S2から位置S1への動作はばね16の力により達
せられる。
【0013】
【発明の効果】本発明は上述のように、段付シリンダに
嵌挿した段付ピストンの内部に、段付ピストンの小径端
面へ開口するシリンダを形成し、該シリンダに嵌挿した
ピストンにロツドを結合し、該ロツドを段付ピストンの
端壁と段付シリンダの大径端壁を貫通して外部へ突出
し、段付ピストンの端壁とピストンとの間にばねを介装
したものであり、ロツドの動作位置は段付シリンダの内
部での段付ピストンの動作と、段付ピストンの内部での
ピストンの動作との組合せにより達せられるので、流体
圧アクチユエータの全長が従来例の約半分に短縮され、
重量を低減し、各ピストンを駆動する加圧流体の消費量
を節減できる。
【0014】2個の電磁弁により加圧流体を2つのポー
トに対し供給・排出するだけで、ロツドを3位置に停止
できるので、部品点数などの点でコスト節減に役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】ロツドが最右端位置にある時の、本発明に係る
3位置動作型流体圧アクチユエータの側面断面図であ
る。
【図2】同ロツドが最左端位置にある時の、3位置動作
型流体圧アクチユエータの側面断面図である。
【図3】従来の3位置動作型油圧アクチユエータの側面
断面図である。
【符号の説明】
2:ロツド 4,12:端壁 7:段付ピストン 1
0:段付シリンダ 16:ばね 17:シリンダ 1
9:ピストン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】段付シリンダに嵌挿した段付ピストンの内
    部に、段付ピストンの小径端面へ開口するシリンダを形
    成し、該シリンダに嵌挿したピストンにロツドを結合
    し、該ロツドを段付ピストンの端壁と段付シリンダの大
    径端壁を貫通して外部へ突出し、段付ピストンの端壁と
    ピストンとの間にばねを介装したことを特徴とする、3
    位置動作型流体圧アクチユエータ。
JP16368492A 1992-05-29 1992-05-29 3位置動作型流体圧アクチユエータ Pending JPH05332328A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16368492A JPH05332328A (ja) 1992-05-29 1992-05-29 3位置動作型流体圧アクチユエータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16368492A JPH05332328A (ja) 1992-05-29 1992-05-29 3位置動作型流体圧アクチユエータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05332328A true JPH05332328A (ja) 1993-12-14

Family

ID=15778638

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16368492A Pending JPH05332328A (ja) 1992-05-29 1992-05-29 3位置動作型流体圧アクチユエータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05332328A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014126087A1 (ja) 2013-02-12 2014-08-21 新日鐵住金株式会社 3位置動作型アクチュエータ及び永久磁石式の渦電流式減速装置
EP3037679A1 (de) * 2014-12-23 2016-06-29 Samson Aktiengesellschaft Fluidbetriebener stellantrieb

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014126087A1 (ja) 2013-02-12 2014-08-21 新日鐵住金株式会社 3位置動作型アクチュエータ及び永久磁石式の渦電流式減速装置
JP2014152877A (ja) * 2013-02-12 2014-08-25 Nippon Steel & Sumitomo Metal 3位置動作型アクチュエータ及び永久磁石式の渦電流式減速装置
KR20150038112A (ko) 2013-02-12 2015-04-08 신닛테츠스미킨 카부시키카이샤 3위치 동작형 액츄에이터 및 영구 자석식의 와전류식 감속 장치
US9476435B2 (en) 2013-02-12 2016-10-25 Nippon Steel & Sumitomo Metal Corporation 3-position operating actuator and permanent-magnet eddy-current deceleration device
EP3037679A1 (de) * 2014-12-23 2016-06-29 Samson Aktiengesellschaft Fluidbetriebener stellantrieb

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4245671A (en) Solenoid pilot operated valve
US5248123A (en) Pilot operated hydraulic valve actuator
KR100380039B1 (ko) 쿠션기구부착 공기압 실린더
JPH0610629A (ja) 電気制御液圧作動バルブアクチュエータ
US5334003A (en) Air valving mechanism, in combination with a double diaphragm pump subassembly
CN112392789B (zh) 液压控制阀及使用该液压控制阀的液压操动机构、断路器
US5165322A (en) Three position power cylinder
JP3739179B2 (ja) シリンダ装置
JPH05332328A (ja) 3位置動作型流体圧アクチユエータ
JP2001330008A (ja) 4位置アクチユエータ
JP4117636B2 (ja) 省エネルギ駆動用電磁弁
JP2002527296A (ja) 流体駆動式作動装置
JPS63172049A (ja) 変速機操作装置
JPH0450450B2 (ja)
JP3395793B2 (ja) 渦電流式減速装置のアクチユエータ
JPH0218804Y2 (ja)
JPS6150161B2 (ja)
WO2023234331A1 (ja) エア駆動式アクチュエータ及びエア駆動式アクチュエータの製造方法
JPH0743528Y2 (ja) 変速機操作装置
JPS6315659Y2 (ja)
JP2966827B2 (ja) パワーシフタ
JP2577748Y2 (ja) スプール弁
JPH09280406A (ja) ダブルソレノイド形電磁弁
JP2597933Y2 (ja) 変速機操作装置
JPH017901Y2 (ja)