JPH017901Y2 - - Google Patents

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JPH017901Y2
JPH017901Y2 JP1984105038U JP10503884U JPH017901Y2 JP H017901 Y2 JPH017901 Y2 JP H017901Y2 JP 1984105038 U JP1984105038 U JP 1984105038U JP 10503884 U JP10503884 U JP 10503884U JP H017901 Y2 JPH017901 Y2 JP H017901Y2
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JP
Japan
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main
valve
intermediate position
spring
main shaft
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JP1984105038U
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JPS6120976U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は電磁弁、特に、主弁が中間位置および
その両側位置の3位置間で切り換え動作を行う電
磁弁に関する。
〔背景技術〕
エアシリンダ等の流体圧作動機器においてピス
トンを中間位置で停止させたい場合、3位置型の
直動形またはパイロツト形電磁弁が使用される。
このような3位置型の電磁弁においては、主弁
を中間位置およびその両側位置の3位置間で動作
させるに際し、主弁を中間位置に復帰させるため
にコイルばねを使用し、そのばね力で主弁の中間
位置への復帰を行うのが通常である。
ところが、このようなばね力は主弁の位置によ
り大きさが変動するので、主弁の中間位置への復
帰動作が不安定となり、また復帰動作の速度が変
動して迅速な復帰が困難となる等の問題がある。
そこで、この問題を解決するために、主弁を中
間位置方向に復帰させる補助ピストンおよび該補
助ピストンに主軸復帰用の付勢力を与えるばねが
主弁の軸方向の両端側に夫々配設されている構造
の電磁弁がある(たとえば、特公昭57−59469号
公報記載)。
しかしながら、この電磁弁は、補助ピストンお
よびそのばねが主弁の軸方向の両端側に夫々配設
されているため、それらのスペースによつて軸方
向の寸法が大きくなる。
また、夫々の補助ピストンにばねを配設しなけ
ればならないため、少なくとも一対のばねが必要
とされ、また補助ピストンの作動用流体室も一対
形成する必要性がある。
〔考案の目的〕
本考案の目的は、主弁の中間位置への復帰が確
実に行われる電磁弁の小形化と構造の簡素化とを
図ることができる電磁弁を提供することにある。
〔考案の概要〕
本考案は、中間位置およびその両側位置の3位
置間で主弁の切り換え動作を行う電磁弁におい
て、主ピストンが両端側に配設されている主弁の
主軸を中間位置方向に復帰させる一対の補助ピス
トンが互いに対向して前記主ピストン間に夫々配
設され、またこの一対の補助ピストン間の空間
に、前記主軸の中間位置復帰動作用のばねが設け
られているとともに、該空間が補助ピストン作動
用の流体圧室とされ、前記主弁の中間位置への復
帰動作が前記ばねの付勢力および前記補助ピスト
ンへの流体圧力で行われる構造とすることによ
り、この種の電磁弁の小形化と構造の簡素化とを
図ることができるものである。
〔実施例〕
第1図は本考案の一実施例である電磁弁の断面
図を示す。
この実施例における電磁弁はいわゆる3位置型
のパイロツト形電磁弁で、主弁部1の両側にパイ
ロツト弁2,2(一方のみを断面図で示す)を備
えた構造よりなる。
主弁部1はいわゆるスプール弁型の構造を有
し、その本体3の内部の軸方向中心には主軸4が
軸方向に移動自在に設けられている。主軸4には
4ケ所にリツプシール5,6,7,8が嵌装さ
れ、また、主軸4の両端近傍と本体3との間には
V形のパツキン9,10が設けられている。さら
に、本体3には、与圧された空気を供給するため
の供給口11、出力口12,13およびエギゾー
スト用の排出口14,15が形成されている。出
力口12,13の各々はシリンダ16のピストン
の両側に形成された室の各々に連通されている。
一方、前記パイロツト弁2は、ボビン31の回
りに巻回されたソレノイド32、ボビン31内の
コア33、プランジヤ34、プランジヤばね3
5、シエーデイングコイル36、プランジヤ34
の先端の設けられて通路51を開閉し空間53に
連通する弁体37、プランジヤ34とピンPで連
動される可動弁体38、該可動弁体38を付勢す
るばね39、キヤツプ40を有している。
前記ピンPはパイロツト弁2の内部を貫通する
穴に、流体通路となるスキ間をもつて嵌装されて
いる。前記本体3の左端部には、アダプタキヤツ
プ17が結合され、また本体3の両端側には、排
出口26が形成されているハウジング部分17a
が夫々配設されている。このアダプタキヤツプ1
7においては、主軸4の左端部にばね43を介し
て摺動自在に嵌装された二つの補助ピストン4
1,42が配設されている。また、補助ピストン
41,42の各々の内周側と外周側にはそれぞれ
Oリング44、V形のシール45とOリング4
6、V形のシール47が嵌装されている。
さらに、主軸4の左右端面には主ピストン48
がボルト49で固定されている。また、この主ピ
ストン48の外周側にはV形のシール50が嵌装
されている。
本実施例の補助ピストン41と42の間には通
路51と52を介して供給口11からの空気圧が
常時供給されていて、補助ピストン41,42と
ばね43の付勢力によつて主軸4は第2図の中間
位置に保たれている。また、供給口11からの空
気圧は通路51からパイロツト弁2の切換制御に
よつて主ピストン48のパイロツト弁2側の空間
53に供給排出され、主軸4を中間位置から右側
または左側に移動する構造になつている。
本実施例の作用を説明すると、第1図は主軸4
を中間位置に保つている状態で、この状態から主
軸4を右側へ移動する場合は、左側のパイロツト
弁2に通電して切り換えると供給口11からの空
気圧は通路51を通りパイロツト弁2を介して空
間53に供給され、主ピストン48は補助ピスト
ン42の押圧力とばね43の付勢力に抗して主軸
4を右側へ移動する。このとき、補助ピストン4
2は主軸4と同時に右側へ移動する。
主軸4を中間位置へ戻す場合は、左側のパイロ
ツト弁2の通電を断つことによつてパイロツト弁
2が切り換わり、空間53に供給される空気圧を
排出すると、補助ピストン42の押圧力とばね4
3の付勢力によつて主軸4は中間位置に保たれ
る。
また、主軸4を左側へ移動する場合は、右側の
パイロツト弁2へ通電して切換制御を行い、中間
位置へ戻す場合は通電を断つことによつて行うこ
とができる。
本実施例においては、主ピストン48の空間5
3に供給口11からの空気圧をパイロツト弁2で
切り換え制御しながら供給、排出することによ
り、ばね43の付勢力と補助ピストン41,42
の押圧力とを併用して主弁部1の主軸4を第2図
の中間位置から左右に移動させたり中間位置に戻
したりすることが迅速かつ確実に行われる。
なお、実施例は主軸4の中間位置において、供
給口11と出力口12,13および該出力口1
2,13と排出口14,15が閉塞される、いわ
ゆるクローズドセンタ形の3位置型電磁弁である
が、本考案は主軸4の中間位置において供給口1
1と出力口12,13を閉塞し、出力口12,1
3と排出口14,15を連通する、いわゆるエギ
ゾーストセンタ形の3位置型電磁弁等にも実施で
きるものである。
また、実施例の主ピストン18,18は主軸4
の両端部に固定しないで当接するだけでもよく、
実施例2の右側の主ピストン48も同様に主軸4
に固定しないで当接するだけでよいことは明らか
である。
〔効果〕
一対の補助ピストンが互いに対向して主弁の主
軸の両端側の主ピストン間に夫々配設され、また
この一対の補助ピストン間の空間に、前記主軸の
中間位置復帰動作用のばねが設けられているとと
もに、該空間が補助ピストン作動用の流体圧室と
されている構造により、主軸の軸方向の短縮化
と、一対の補助ピストン作動用のばねと流体圧室
との共通化を図ることができるので、この種の電
磁弁の小形化と構造の簡素化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例である電磁弁の断面
図である。 1…主弁部、2…パイロツト弁、3…本体、4
…主軸、11…供給口、12,13…出力口、1
4,15…排出口、16…シリンダ、17…アダ
プタキヤツプ、18…主ピストン、20…ばね、
21…補助ピストン、25…通路、30…空間、
32…ソレノイド、34…プランジヤ、41,4
2…補助ピストン、43…ばね、48…主ピスト
ン、51,52…通路、53…空間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中間位置およびその両側位置の3位置間で主弁
    の切り換え動作を行う電磁弁において、主ピスト
    ンが両端側に配設されている主弁の主軸を中間位
    置方向に復帰させる一対の補助ピストンが互いに
    対向して前記主ピストン間に夫々配設され、また
    この一対の補助ピストン間の空間に、前記主軸の
    中間位置復帰動作用のばねが設けられているとと
    もに、該空間が補助ピストン作動用の流体圧室と
    され、前記主弁の中間位置への復帰動作が前記ば
    ねの付勢力および前記補助ピストンへの流体圧力
    で行われることを特徴とする電磁弁。
JP10503884U 1984-07-11 1984-07-11 電磁弁 Granted JPS6120976U (ja)

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JP10503884U JPS6120976U (ja) 1984-07-11 1984-07-11 電磁弁

Applications Claiming Priority (1)

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JP10503884U JPS6120976U (ja) 1984-07-11 1984-07-11 電磁弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6120976U JPS6120976U (ja) 1986-02-06
JPH017901Y2 true JPH017901Y2 (ja) 1989-03-02

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ID=30664374

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JP10503884U Granted JPS6120976U (ja) 1984-07-11 1984-07-11 電磁弁

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4915308U (ja) * 1972-05-17 1974-02-08
JPS5759469A (en) * 1980-09-24 1982-04-09 Hitachi Ltd Flat linear induction pump
JPS5911794A (ja) * 1982-07-13 1984-01-21 Mitsubishi Electric Corp 交流エレベ−タの制御装置

Patent Citations (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4915308U (ja) * 1972-05-17 1974-02-08
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JPS5911794A (ja) * 1982-07-13 1984-01-21 Mitsubishi Electric Corp 交流エレベ−タの制御装置

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Publication number Publication date
JPS6120976U (ja) 1986-02-06

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