JPH05329519A - 熱間圧延設備 - Google Patents
熱間圧延設備Info
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- JPH05329519A JPH05329519A JP4161916A JP16191692A JPH05329519A JP H05329519 A JPH05329519 A JP H05329519A JP 4161916 A JP4161916 A JP 4161916A JP 16191692 A JP16191692 A JP 16191692A JP H05329519 A JPH05329519 A JP H05329519A
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- Metal Rolling (AREA)
Abstract
の矯正制御装置に関するもので、板の先端反り量がエッ
ジヒータを通板不能となる迄大きくなった際、板の平坦
度不良を自動的に矯正し、鋼板のエッジヒータへの衝突
による損傷を防ぎ、保全コストを低減し、ヒータの加熱
効率の向上も図ることを目的としている。 【構成】 鋼板Sを粗圧延機10で圧延し、板先端部の
上反りや波打ち等の平坦度不良をローラレベラ1の入
側、出側に設けた板先端反り検出器40,40′で検出
し、その信号を演算装置41に送り、鋼板先端がエッジ
ヒータ20へ通板不能の反り量となった際に制御装置4
2を作動し、上キャリッジ3を圧下装置により傾動圧下
し、入側の上下ローラ4,6のインタメッシュを大きく
し、出側ではインタメッシュをゼロにして上下ローラ
4,6を駆動回転して鋼板Sを通板する。ローラレベラ
により平坦度の矯正された鋼板はついで両エッジ部をエ
ッジヒータ20によって加熱して幅方向の温度分布を均
等にしたのち仕上圧延機30によって所要の板厚に圧延
される。
Description
おける板先端の反り量の矯正制御装置に関する。
を示す側面概念図である。図において、粗圧延機10で
熱間圧延された鋼板Sは、仕上圧延機30によって所要
の板厚迄さらに熱間圧延される。
30との間の通板性を向上するために、その先端部S1
が図示のように上反り状になるように、粗圧延機10に
よって圧延されている。
30の直前で、エッジヒータ20によって加熱し、仕上
圧延機30迄の通板による両エッジ部の降温を防止して
いる。
0の鋼板S入側部に板反り検出器40を設けて検出して
いる。
おけるエッジヒータ20のヒータ部21は、鋼板Sの上
面及び下面との隙間gを10〜20mmに保持する必要
がある。
端部S1 の上反りや、鋼板Sの全長または部分的な波打
ちまたは鋼板後端部の上反り等によって、鋼板Sの上面
または下面がヒータ部21に当接して損傷させることが
ある。
に板先端反り検出器40を設置し、エッジヒータ20の
ヒータ部21の保護のため該検出器40により検出した
板反り量が大のときリトラクトさせてエッジヒータ20
が使用できない場合も起りうる不具合があった。
反り量がエッジヒータを通板不能の状態迄大きくなった
際に、板の平坦度不良を自動的に矯正することを可能と
すると共に、鋼板又はエッジヒータの損傷を防止するこ
とを目的としている。
の構成として本発明の熱間圧延設備は、粗圧延機と、仕
上圧延機と、この仕上圧延機の入側に配置したエッジヒ
ータとを具備した鋼板の熱間圧延設備において、前記エ
ッジヒータの入側に平坦度矯正装置を配置するととも
に、該平坦度矯正装置の入側及び出側にそれぞれ板先端
反り検出器を設置し、該検出器を、検出器からの信号を
演算する演算装置を介して、演算結果によりエッジヒー
タ通板不能の板反り量発生時前記平坦度矯正装置を作動
させる制御装置に接続したことを特徴としている。
延され、先端が上反り状や、全体または部分的に波打ち
状等になるなど平坦度が不良となった鋼板を平坦度矯正
装置の入側、出側に設けた板先端反り検出器により板反
り量を検出し、その信号を演算装置に送り、該演算装置
により、鋼板先端部の板反り量が大きく板先端が仕上圧
延機の入側に配置したエッジヒータへ通板不能の状態に
あるときは制御装置を作動させ、該制御装置の作動によ
りエッジヒータの直前で例えばローラレベラ等の平坦度
矯正装置を駆動してエッジヒータを通板できるようにそ
の平坦度を矯正する。
ヒータによってその両エッジ部を加熱して幅方向の温度
分布を均等にした後、仕上圧延機によって所要の板厚に
圧延される。
的に説明する。図1は熱間圧延設備の要部を示す側面概
念図である。
ハウジング2内で傾動する上キャリッジ3と、この上キ
ャリッジ3に軸着されて回転する上ロール4と、ハウジ
ング2内に固設された下キャリッジ5、この下キャリッ
ジ5に軸着されて上ロール4と同調して回転する下ロー
ル6と、圧下装置7とを主要部材としていて、エッジヒ
ータ20の入側に配設されている。
反り検出器(プリセット用)40及び板先端反り検出器
(フィードバック用)40′とが設置され、これら検出
器40,40′は演算装置41を介して制御装置42に
接続している。
装置7を制御するよう構成されている。
Sは鋼板、S1 は鋼板先端部、21はエッジヒータ20
内のヒータ部でヒータ20内において鋼板の上下に対向
配置されている。
Sを粗圧延機10によって圧延し、ローラレベラ1によ
ってエッジヒータ20のヒータ部21を通板できるよう
に、その先端部上反り、波打ち等の平坦度不良を矯正す
る。
よび出側に設けた板先端反り検出器40,40′により
鋼板Sの先端反り量を検出し、その信号を演算装置41
へ送り、その演算装置41により、鋼板先端がエッジヒ
ータ20へ通板不能な反り量のとき制御装置42を作動
させ上キャリッジ3を圧下装置7によって傾動圧下し、
入側の上下ローラ4,6のインタメッシュを大きくし、
出側ではインタメッシュをゼロにし、上下ローラ4,6
を駆動回転して鋼板Sを通板する。
がエッジヒータ部21の通板上の許容範囲にある場合は
ローラレベラ1で矯正することなくエッジヒータ20へ
通板させる。
矯正を必要としない状態の鋼板Sはついでその両エッジ
部を、エッジヒータ20によって加熱して幅方向の温度
分布を均等にした後、仕上圧延機30によって所要の板
厚に圧延される。
が、本発明は上記実施例に限定されるものでなく、本発
明の技術思想の範囲内において種々設計変更し得るもの
であり、それらは何れも本発明の技術的範囲に属するも
のである。
ヒータの入側に平坦度矯正装置を配設しその入側、出側
に板先端検出器を設けたことにより、粗圧延された鋼板
が、エッジヒータを通板できるように、板反り量が通板
不能のときその平坦度不良をローラレベラ等の平坦度矯
正装置により矯正することが可能になり、鋼板がエッジ
ヒータに当接して損傷させることがなくなり、保全コス
トを低減することができる。
り、エッジヒータの上下ヒータと鋼板の両面との間隔を
小さくすることが可能になり、ヒータの加熱効率を向上
させることができる。
を、エッジヒータに通板させる前にその平坦度を検出
し、エッジヒータをこの鋼板の平坦度に追従して上下動
させるような複雑な制御も不要になる。
示す概略側面図である。
ある。
Claims (1)
- 【請求項1】 粗圧延機と、仕上圧延機と、この仕上圧
延機の入側に配置したエッジヒータとを具備した鋼板の
熱間圧延設備において、前記エッジヒータの入側に平坦
度矯正装置を配置するとともに、該平坦度矯正装置の入
側及び出側にそれぞれ板先端反り検出器を設置し、該検
出器を、検出器からの信号を演算する演算装置を介し
て、演算結果によりエッジヒータ通板不能の板反り量発
生時前記平坦度矯正装置を作動させる制御装置に接続し
たことを特徴とする熱間圧延設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4161916A JP2792788B2 (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 熱間圧延設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4161916A JP2792788B2 (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 熱間圧延設備 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05329519A true JPH05329519A (ja) | 1993-12-14 |
JP2792788B2 JP2792788B2 (ja) | 1998-09-03 |
Family
ID=15744468
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4161916A Expired - Fee Related JP2792788B2 (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 熱間圧延設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2792788B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0810044A1 (en) * | 1996-05-28 | 1997-12-03 | Nkk Corporation | Method for making hot-rolled steel sheet and apparatus therefor |
JP2009250723A (ja) * | 2008-04-03 | 2009-10-29 | Nippon Steel Corp | 鋼板の反り検出システム及び方法 |
KR200447876Y1 (ko) * | 2008-03-17 | 2010-02-26 | 주식회사 제일테크노쎌 | 하드디스크 드라이브 케이스용 판재 교정장치 |
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CN104226720A (zh) * | 2014-08-15 | 2014-12-24 | 山西太钢不锈钢股份有限公司 | 消除装饰用宽厚不锈钢冷轧板板形缺陷的方法 |
CN110193519A (zh) * | 2019-04-25 | 2019-09-03 | 山西太钢不锈钢股份有限公司 | 一种保护边部加热器加热头的控制方法 |
CN110315619A (zh) * | 2019-08-07 | 2019-10-11 | 中国林业科学研究院木材工业研究所 | 一种木制品弯曲构件成型方法及其装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105032944B (zh) * | 2015-09-11 | 2017-03-08 | 首钢总公司 | 一种硅钢热轧板的边部优化方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0215814A (ja) * | 1988-07-01 | 1990-01-19 | Kobe Steel Ltd | 移送金属板の端部加熱装置 |
-
1992
- 1992-05-29 JP JP4161916A patent/JP2792788B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JP2792788B2 (ja) | 1998-09-03 |
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