JPS59118216A - 板キヤンバ制御方法 - Google Patents
板キヤンバ制御方法Info
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- JPS59118216A JPS59118216A JP57228836A JP22883682A JPS59118216A JP S59118216 A JPS59118216 A JP S59118216A JP 57228836 A JP57228836 A JP 57228836A JP 22883682 A JP22883682 A JP 22883682A JP S59118216 A JPS59118216 A JP S59118216A
- Authority
- JP
- Japan
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- rolled
- rolling
- rolls
- width direction
- centering means
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B37/00—Control devices or methods specially adapted for metal-rolling mills or the work produced thereby
- B21B37/68—Camber or steering control for strip, sheets or plates, e.g. preventing meandering
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control Of Metal Rolling (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は板厚廷に際して、板が圧延方向と交叉する左、
右方向に曲がる、所謂板キャン）＜の発生ヲ抑ＩＩする
板キヤンバ制御方法に関するものである。
右方向に曲がる、所謂板キャン）＜の発生ヲ抑ＩＩする
板キヤンバ制御方法に関するものである。
一般に被圧延材が偏加熱さ力、でいる場合、或いは圧延
ロールの軸方向におけるロールギャップ差が不適切な場
合、或いは左、右の板厚が大きく異なっている場合等に
は板キャンバが発生し、通板不能、製品歩留り低下等の
不都合を生ずる。このような板キャンバ、更にはその結
果としての板蛇行等の抑制方法として従来はオペレータ
が圧延された鋼板を目視観察し、同じ条件のもとでは次
の鋼板にも同様な板キャンバが発生するであろうとの予
測の下に、圧延ロール両端側のロールギャップを経験的
に調節する方法、或いは被圧延材の左。
ロールの軸方向におけるロールギャップ差が不適切な場
合、或いは左、右の板厚が大きく異なっている場合等に
は板キャンバが発生し、通板不能、製品歩留り低下等の
不都合を生ずる。このような板キャンバ、更にはその結
果としての板蛇行等の抑制方法として従来はオペレータ
が圧延された鋼板を目視観察し、同じ条件のもとでは次
の鋼板にも同様な板キャンバが発生するであろうとの予
測の下に、圧延ロール両端側のロールギャップを経験的
に調節する方法、或いは被圧延材の左。
右ＳｔＯ域に臨ませて荷重計を配設し、板キャンパ等に
よって生ずる荷重差を検出し、荷重差が零となるよう圧
延ロールの左右端部のギャップ差を自動調節する方法が
採られていた。
よって生ずる荷重差を検出し、荷重差が零となるよう圧
延ロールの左右端部のギャップ差を自動調節する方法が
採られていた。
しかし前者にあっては個人差が大きく十分々精度が期待
出来ないし、また後者にあっては被圧延材の板厚にばら
つきが存すると、この板厚偏差を板キャンバと誤認する
ことがあるなどの欠点があった。
出来ないし、また後者にあっては被圧延材の板厚にばら
つきが存すると、この板厚偏差を板キャンバと誤認する
ことがあるなどの欠点があった。
本発明はかかる事情に鑑みなされたものであって、その
目的とするところは圧延機の入側及び／又は出側の２点
又は所要長にわたって被圧延材の移動方向を圧延方向と
平行となるよう規制するセンタリング手段を配置するこ
とによって、被圧延材は少なくともセンタリング手段に
よる規制部位で−はその移動方向が圧延方向と一致せし
められることを利用して、この規制部位と他の部分にお
ける両側エツジ部の幅方向位置の偏差を捉え、板キヤン
バ量を正確に検出し、制御し得るようにしだ板キヤンバ
制御方法を提供するにある。
目的とするところは圧延機の入側及び／又は出側の２点
又は所要長にわたって被圧延材の移動方向を圧延方向と
平行となるよう規制するセンタリング手段を配置するこ
とによって、被圧延材は少なくともセンタリング手段に
よる規制部位で−はその移動方向が圧延方向と一致せし
められることを利用して、この規制部位と他の部分にお
ける両側エツジ部の幅方向位置の偏差を捉え、板キヤン
バ量を正確に検出し、制御し得るようにしだ板キヤンバ
制御方法を提供するにある。
本発明に係る板キヤンバ制御方法は被圧延材の幅方向位
置を整えるセンタリング手段を入側及び／又は出側に備
えだ圧延機にて圧延を行う過程で、前記両センタリング
手段の間、又はセンタリング手段の圧延機側にて被圧延
材の両側エツジ部の幅方向位置を測定し、この測定値と
前記センタリング手段にて規制された両側エツジ部の幅
方向位置との偏差を算出し、この偏差を解消すべく前記
圧延ロールの両端部のギャップ差を設定制御することを
特徴とする。
置を整えるセンタリング手段を入側及び／又は出側に備
えだ圧延機にて圧延を行う過程で、前記両センタリング
手段の間、又はセンタリング手段の圧延機側にて被圧延
材の両側エツジ部の幅方向位置を測定し、この測定値と
前記センタリング手段にて規制された両側エツジ部の幅
方向位置との偏差を算出し、この偏差を解消すべく前記
圧延ロールの両端部のギャップ差を設定制御することを
特徴とする。
以下本発明方法をそのセンタリング手段としてのエツジ
ヤ（垂直圧延機）とガイドロールとを用いて実施してい
る状態を示す図面に基づき具体的に説明する。第１図は
本発明方法の実施状態を示す模式的平面図であり、図中
Ｍは被圧延材、１は水平圧延機、２は垂直圧延機を示し
ている。被圧延材Ｍは白抜矢符方向から先ず垂直圧延機
２に通された後、水平圧延機１に通されるようにしてあ
り、これを適数回反復して所望の寸法仕様に仕上げられ
る。水平圧延機１の圧延ロール１１の両軸端部を枢支す
るチョック１２ａ、１２ｂには夫々圧下装置１３ａ、１
３ｂが装着されておシ、これら圧下装置１３ａ、１３ｂ
の操作によって上、下圧延ロールにおける左、右軸端部
同士のロールギャップの差（以下単にギャップ差という
）が設定制御されるようになっている。この水平圧延機
１の入側にセンタリング手段としての垂直圧延機２が、
また出側に同じくセンタリング手段としてのガイドロー
ル３ａ、３１）が夫々圧延ロール１１がら等距離（Ｌ／
２）隔てて配設され、更に前記ガイドロール３ａ、３ｂ
と水平圧延機１との中間にはコンタクトロール４ａ、４
ｂ及び前記両ガイドロール３ａ、３ｂ間の略中央部に狙
いを定めて被圧延材Ｍの検出器５が配設されている。
ヤ（垂直圧延機）とガイドロールとを用いて実施してい
る状態を示す図面に基づき具体的に説明する。第１図は
本発明方法の実施状態を示す模式的平面図であり、図中
Ｍは被圧延材、１は水平圧延機、２は垂直圧延機を示し
ている。被圧延材Ｍは白抜矢符方向から先ず垂直圧延機
２に通された後、水平圧延機１に通されるようにしてあ
り、これを適数回反復して所望の寸法仕様に仕上げられ
る。水平圧延機１の圧延ロール１１の両軸端部を枢支す
るチョック１２ａ、１２ｂには夫々圧下装置１３ａ、１
３ｂが装着されておシ、これら圧下装置１３ａ、１３ｂ
の操作によって上、下圧延ロールにおける左、右軸端部
同士のロールギャップの差（以下単にギャップ差という
）が設定制御されるようになっている。この水平圧延機
１の入側にセンタリング手段としての垂直圧延機２が、
また出側に同じくセンタリング手段としてのガイドロー
ル３ａ、３１）が夫々圧延ロール１１がら等距離（Ｌ／
２）隔てて配設され、更に前記ガイドロール３ａ、３ｂ
と水平圧延機１との中間にはコンタクトロール４ａ、４
ｂ及び前記両ガイドロール３ａ、３ｂ間の略中央部に狙
いを定めて被圧延材Ｍの検出器５が配設されている。
垂直圧延機２は被圧延材Ｍの両側エツジ部に圧接するエ
ツジロール２１ａ、２１ｂを備えておシ、その軸中心を
結ぶ線の中点Ａ及び被圧延材Ｍの両側エツジ部位置を規
制するガイドロール３ａ、 ３ｂの軸中心を結ぶ線の中
点Ｂはいずれも平面視で水平圧延機１における圧延ロー
ル１１の軸心線の中点Ｏを通ってこれと直交する水平線
（以下これを中心線という）ｙｏ ＹＯの線上に位置
するよう設定されている。
ツジロール２１ａ、２１ｂを備えておシ、その軸中心を
結ぶ線の中点Ａ及び被圧延材Ｍの両側エツジ部位置を規
制するガイドロール３ａ、 ３ｂの軸中心を結ぶ線の中
点Ｂはいずれも平面視で水平圧延機１における圧延ロー
ル１１の軸心線の中点Ｏを通ってこれと直交する水平線
（以下これを中心線という）ｙｏ ＹＯの線上に位置
するよう設定されている。
コンタクトロール４ａ、４ｂは前記中心線Ｙ。−Ｙｏと
距離Ｚを隔てた平行線（以下基準線という）Ｙ−Ｙから
各コンタクトロール４ａ、４ｂが転接する被圧延材Ｍの
エツジ部位置迄の離隔寸法Ｘａ。
距離Ｚを隔てた平行線（以下基準線という）Ｙ−Ｙから
各コンタクトロール４ａ、４ｂが転接する被圧延材Ｍの
エツジ部位置迄の離隔寸法Ｘａ。
Ｘｂを検出して演算制御部６へ入力するよう構成されて
おり、常時は想像線で示す如く被圧延材Ｍの移動域から
後退して位置し、被圧延材Ｍの先端部がガイドロール３
ａ、３ｂ間に達して検出器５がこれを検出したとき、演
算制御部６から入力される指令信号に基づき被圧延材Ｍ
の移動域に向けて前進せしめられ、その両側エツジ部に
転接保持せしめられるようになっている。
おり、常時は想像線で示す如く被圧延材Ｍの移動域から
後退して位置し、被圧延材Ｍの先端部がガイドロール３
ａ、３ｂ間に達して検出器５がこれを検出したとき、演
算制御部６から入力される指令信号に基づき被圧延材Ｍ
の移動域に向けて前進せしめられ、その両側エツジ部に
転接保持せしめられるようになっている。
演算制御部６は両コンタクトロール４，４から入力され
る被圧延材Ｍの両側エツジ部の幅方向位置Ｘａ、Ｘｂに
基づいて（ｌ１式に従いその平均値マ（被圧延材Ｍの幅
方向中点Ｃ位置を示す）を算出する。
る被圧延材Ｍの両側エツジ部の幅方向位置Ｘａ、Ｘｂに
基づいて（ｌ１式に従いその平均値マ（被圧延材Ｍの幅
方向中点Ｃ位置を示す）を算出する。
ｘａ ＋ ｘｂ
ニー□ ・・・ｉｌ＋被圧延材Ｍは圧
延機１の入側においては垂直圧延機２のエツジロール２
１ａ、２１ｂによって、また出イ則においてはガイドロ
ール３ａ、３ｂによって夫々その幅方向位置、換言すれ
ば幅方向中央部が夫々Ａ、Ｂ点上に位置するよう規制さ
れており、従ってエツジロール２１ａ、２１ｂとガイド
ロール３ａ、３ｂとの中間におけるコンタクトロール４
ａ ＋ ４ ｂ設置位置において、被圧延材Ｍの幅方
向中点Ｃ位置が中心線Ｙ。−Ｙｏ上に存する場合、換言
すれば基準線Ｙ−Ｙからの離隔寸法７がＺと等しいとき
は板キャンバの発生がないことが、またＸ４Ｚのときは
板キャンバが発生していることが推定される。い１説明
を簡単にするため被圧延材ＭにＡ、Ｂ点間で単向線の板
キャンバが発生しているものとすると、点Ａ、Ｃ，Ｂは
同一の円弧上に位置し、曲線ＡＣＢと中心線Ｙ。−Ｙｏ
との最大離隔寸法はＡ、Ｂ点間の中点である圧延ロール
１１の軸心線上においてである。この最大離隔寸法ΔＸ
ＴＴＩａＸ１即ち板キヤンバ量は下記（２）式で与えら
れる。
延機１の入側においては垂直圧延機２のエツジロール２
１ａ、２１ｂによって、また出イ則においてはガイドロ
ール３ａ、３ｂによって夫々その幅方向位置、換言すれ
ば幅方向中央部が夫々Ａ、Ｂ点上に位置するよう規制さ
れており、従ってエツジロール２１ａ、２１ｂとガイド
ロール３ａ、３ｂとの中間におけるコンタクトロール４
ａ ＋ ４ ｂ設置位置において、被圧延材Ｍの幅方
向中点Ｃ位置が中心線Ｙ。−Ｙｏ上に存する場合、換言
すれば基準線Ｙ−Ｙからの離隔寸法７がＺと等しいとき
は板キャンバの発生がないことが、またＸ４Ｚのときは
板キャンバが発生していることが推定される。い１説明
を簡単にするため被圧延材ＭにＡ、Ｂ点間で単向線の板
キャンバが発生しているものとすると、点Ａ、Ｃ，Ｂは
同一の円弧上に位置し、曲線ＡＣＢと中心線Ｙ。−Ｙｏ
との最大離隔寸法はＡ、Ｂ点間の中点である圧延ロール
１１の軸心線上においてである。この最大離隔寸法ΔＸ
ＴＴＩａＸ１即ち板キヤンバ量は下記（２）式で与えら
れる。
但し、Ｌ：垂直圧延機とガイドロールとの離隔寸法
ＬＩ：圧ＫＯ−ルとコンタクトロールトノ離隔寸法
このような板キャンバΔＸｒｒｌａＫを解消するに必要
なロールギャップ差は（３）式で与えられる。
なロールギャップ差は（３）式で与えられる。
ΔＳ−一 ・Δｈ ・・・（３）但し、Ｗ
：被圧延材の板幅 Ｂ：圧延ロールの軸長寸法 Δｈ：圧延機出側の被圧延材の両側エツジ部板厚差 なお＋３１式におけるΔｈは下記（４）式で与えられ、
また（４）式における圧延機１の左、右端の圧下率差Δ
εは下記（５）式で与えられる。
：被圧延材の板幅 Ｂ：圧延ロールの軸長寸法 Δｈ：圧延機出側の被圧延材の両側エツジ部板厚差 なお＋３１式におけるΔｈは下記（４）式で与えられ、
また（４）式における圧延機１の左、右端の圧下率差Δ
εは下記（５）式で与えられる。
Δｈ＝Ｈ−Δε ・・・（４）（Ｌ／２
） （Ｌ／２） 但し、Ｈ：圧延機入側の被圧延材の板厚法に演算制御部
６による制御を第２図に示すフローチャートに基づき説
明する。いま被圧延材Ｍが白抜矢符方向に移送されて水
平圧延機１を経、その出側でガイドロール３ａ、３ｂに
達して検出器５がこれを検知すると（ステップ２）、演
算制御部６からの制御信号によって両コンタクトロール
４ａ、４ｂが被圧延材Ｍの両側エツジ部に転接せしめら
れ、両コンタクトロール４ａ、４ｂが発する基準線Ｙ−
Ｙとエツジ部との離隔寸法を所定のタイミングで読み込
み、前記（１）式に従って平均値１１即ち被圧延材Ｍの
幅方向中点と基準線Ｙ−Ｙとの離隔寸法を算出し、次い
で（２）式に従って圧延ロール１１の軸上における軸中
心Ｏと被圧延材Ｍの幅方向中点ＯＭとの離隔寸法ΔＸｒ
ｒｒａｘを算出し、Δ−えが零か否かを判別する（ステ
ップ３）。ΔＸｒｒ）あが零の場合には演算制御部６内
蔵のタイマーによって所定時間経過後（ステップ４）、
被圧延材Ｍが未だ圧延中か否かを判別する（ステップ５
）。またΔＸｍａＸが零でない場合には前記（３）〜（
５）式に従ってΔＸｍａ□を零とするに必要なギャップ
差ΔＳを演算し、これを達成すべく圧下装置１３ａ、１
３ｂに制御信号を出力する（ステップ４）。タイマーに
よって所定時間経過後（ステップ５）、被圧延材Ｍが未
だ圧延中か否かを判別しくステップ６）、被圧延材Ｍが
存在しないときは圧延が完了しくステップ７）、圧延中
のときは再びコンタクトロール４ａ。
） （Ｌ／２） 但し、Ｈ：圧延機入側の被圧延材の板厚法に演算制御部
６による制御を第２図に示すフローチャートに基づき説
明する。いま被圧延材Ｍが白抜矢符方向に移送されて水
平圧延機１を経、その出側でガイドロール３ａ、３ｂに
達して検出器５がこれを検知すると（ステップ２）、演
算制御部６からの制御信号によって両コンタクトロール
４ａ、４ｂが被圧延材Ｍの両側エツジ部に転接せしめら
れ、両コンタクトロール４ａ、４ｂが発する基準線Ｙ−
Ｙとエツジ部との離隔寸法を所定のタイミングで読み込
み、前記（１）式に従って平均値１１即ち被圧延材Ｍの
幅方向中点と基準線Ｙ−Ｙとの離隔寸法を算出し、次い
で（２）式に従って圧延ロール１１の軸上における軸中
心Ｏと被圧延材Ｍの幅方向中点ＯＭとの離隔寸法ΔＸｒ
ｒｒａｘを算出し、Δ−えが零か否かを判別する（ステ
ップ３）。ΔＸｒｒ）あが零の場合には演算制御部６内
蔵のタイマーによって所定時間経過後（ステップ４）、
被圧延材Ｍが未だ圧延中か否かを判別する（ステップ５
）。またΔＸｍａＸが零でない場合には前記（３）〜（
５）式に従ってΔＸｍａ□を零とするに必要なギャップ
差ΔＳを演算し、これを達成すべく圧下装置１３ａ、１
３ｂに制御信号を出力する（ステップ４）。タイマーに
よって所定時間経過後（ステップ５）、被圧延材Ｍが未
だ圧延中か否かを判別しくステップ６）、被圧延材Ｍが
存在しないときは圧延が完了しくステップ７）、圧延中
のときは再びコンタクトロール４ａ。
４ｂから両側エツジ部位置を読み込み、上述した過程を
反復し、被圧延材Ｍが通過終了するまで続行する。
反復し、被圧延材Ｍが通過終了するまで続行する。
次に本発明の実施例について説明する。被圧延材として
は板厚１０８、板幅２５００ｍｍのものを用い、これに
前記第１〜２図に示した如き本発明方法を適用して圧延
を行った。その結果及び制御条件は第３図（イ）、（ロ
）に示すとおりである。なお参照用として板キヤンバ制
御を全く施さないで圧延し′た場合の結果を破線で示し
である。第３図（イ）、（ロ）はいずれも横軸に時間（
秒）を、また縦軸には第３図（イ）においては圧延機出
側における両側エツジ部位置の平均値マを、まだ第３図
（ロ）においてはギャップ差ΔＳをとって示しである。
は板厚１０８、板幅２５００ｍｍのものを用い、これに
前記第１〜２図に示した如き本発明方法を適用して圧延
を行った。その結果及び制御条件は第３図（イ）、（ロ
）に示すとおりである。なお参照用として板キヤンバ制
御を全く施さないで圧延し′た場合の結果を破線で示し
である。第３図（イ）、（ロ）はいずれも横軸に時間（
秒）を、また縦軸には第３図（イ）においては圧延機出
側における両側エツジ部位置の平均値マを、まだ第３図
（ロ）においてはギャップ差ΔＳをとって示しである。
第３図（イ）のグラフから明らかな如く本発明方法を適
用した場合には実線で示す如く、板キャンバがその発生
初期において修正され、正常な圧延状態に復帰せしめら
れていることが解る。なお参照例の場合には圧延機出側
における左、右の板厚偏差は５ ｆｆ１ｍとなった。壕
だ本発明方法を適用した場合にはクロップ化が平均２５
關短縮出来、０．９７％の歩留向上を図り得ることが確
認された。
用した場合には実線で示す如く、板キャンバがその発生
初期において修正され、正常な圧延状態に復帰せしめら
れていることが解る。なお参照例の場合には圧延機出側
における左、右の板厚偏差は５ ｆｆ１ｍとなった。壕
だ本発明方法を適用した場合にはクロップ化が平均２５
關短縮出来、０．９７％の歩留向上を図り得ることが確
認された。
第４図は本発明の他の実施状態を示す模式的平面図であ
り、圧延機１の入側にはエツジヤロールに代えてサイド
ガイド７ａ、７ｂが配設され、また圧延機１の出側にガ
イドロールがない点を除いて前記第１図に示す装置と同
様の構成となっており、対応する部位には同じ番号を付
しである。即ち被圧延材Ｍは白抜矢符方向から両側をサ
イドガイド７ａ、７ｂに案内されて圧延機１の上部圧延
ロール１１と図示しない下部圧延ロールとの間を通され
るようになっており、圧延ロール１１の左。
り、圧延機１の入側にはエツジヤロールに代えてサイド
ガイド７ａ、７ｂが配設され、また圧延機１の出側にガ
イドロールがない点を除いて前記第１図に示す装置と同
様の構成となっており、対応する部位には同じ番号を付
しである。即ち被圧延材Ｍは白抜矢符方向から両側をサ
イドガイド７ａ、７ｂに案内されて圧延機１の上部圧延
ロール１１と図示しない下部圧延ロールとの間を通され
るようになっており、圧延ロール１１の左。
右軸端部を枢支するチョック１２ａ、１２ｂには夫々圧
下装置１３ａ、１３ｂが装備され、また圧延機１の出側
には被圧延材Ｍの両側エツジ部に転接するコンタクトロ
ール４ａ、４ｂ及び被圧延材Ｍがコンタクトロール４ａ
、４ｂに達したときこれを検出し、コンタクトロール４
ａ＋ ４ｂを想像線で示す退避位ｆ４から被圧延材Ｍの
両側エツジ部に転接する実線で示す位置に移動せしめる
べく信号を発する検出器５が配設されている。
下装置１３ａ、１３ｂが装備され、また圧延機１の出側
には被圧延材Ｍの両側エツジ部に転接するコンタクトロ
ール４ａ、４ｂ及び被圧延材Ｍがコンタクトロール４ａ
、４ｂに達したときこれを検出し、コンタクトロール４
ａ＋ ４ｂを想像線で示す退避位ｆ４から被圧延材Ｍの
両側エツジ部に転接する実線で示す位置に移動せしめる
べく信号を発する検出器５が配設されている。
両コンタクトロール４ａ、４ｂは圧延ロール１１の中心
を通って平面視でこれと直交する直線、即ち中心線Ｙ０
−Ｙｏと所定距離Ｚを隔ててこれと平行に設定した基準
線Ｙ−Ｙから被圧延材Ｍの両側エツジ部迄の離隔寸法Ｘ
ａ ＋ ＸＢを検出し、これを演算制御部６に出力する
ようにしである。演算制御部６は前記したのと同様に両
コンタクトロール４ａ。
を通って平面視でこれと直交する直線、即ち中心線Ｙ０
−Ｙｏと所定距離Ｚを隔ててこれと平行に設定した基準
線Ｙ−Ｙから被圧延材Ｍの両側エツジ部迄の離隔寸法Ｘ
ａ ＋ ＸＢを検出し、これを演算制御部６に出力する
ようにしである。演算制御部６は前記したのと同様に両
コンタクトロール４ａ。
４ｂから入力される寸−法Ｘａ ＋ Ｘｂに関するデー
タに基づきその平均値マを前記田式に従って算出し、こ
の平均値ｉに基づいて中心線Ｙ。−Ｙｏからの離隔寸法
ΔＸを算出し、ΔＸが零のときは板キャンバの発生がな
いことが判断され、まだΔＸが零でないときはこれを解
消すべく圧延ロール１１のチョック１２ａ、１２ｂに付
設された圧下装置１３ａ。
タに基づきその平均値マを前記田式に従って算出し、こ
の平均値ｉに基づいて中心線Ｙ。−Ｙｏからの離隔寸法
ΔＸを算出し、ΔＸが零のときは板キャンバの発生がな
いことが判断され、まだΔＸが零でないときはこれを解
消すべく圧延ロール１１のチョック１２ａ、１２ｂに付
設された圧下装置１３ａ。
１３ｂを調節操作し、上、下圧延ロールにおける軸端部
間のギャップ差ΔＳを下記（６）〜（８）式に従って算
出する。
間のギャップ差ΔＳを下記（６）〜（８）式に従って算
出する。
ΔＳニーΔｈ ・・・（６）但し Δ
ｈ−Ｈ・Δε ・・・（７）このような本発
明方法にあってはコンタクトロールは一組で済み、構成
が簡略化され、設備費も安価に済む利点がある。
ｈ−Ｈ・Δε ・・・（７）このような本発
明方法にあってはコンタクトロールは一組で済み、構成
が簡略化され、設備費も安価に済む利点がある。
なお上述の第４図に示す実施状態においてはコンタクト
ロール４ ａ ’、 ４ ｂを圧延機１の出側に配置し
た構成を示したが、入側に配置してもよいことは勿論で
ある。また上述の実施状態においてはセンタリング手段
たるサイドガイド７ａ、７ｂを圧延機１の入側に配置す
る構成を示したが、出側に配置してもよく、この場合に
はコンタクトロール４ａ、４ｂはサイドガイド７ａ、７
ｂと圧延機１との間又は圧延機１の入側に配置する。
ロール４ ａ ’、 ４ ｂを圧延機１の出側に配置し
た構成を示したが、入側に配置してもよいことは勿論で
ある。また上述の実施状態においてはセンタリング手段
たるサイドガイド７ａ、７ｂを圧延機１の入側に配置す
る構成を示したが、出側に配置してもよく、この場合に
はコンタクトロール４ａ、４ｂはサイドガイド７ａ、７
ｂと圧延機１との間又は圧延機１の入側に配置する。
以上の如く本発明方法にあっては、被圧延材の幅方向位
置を整えるセンタリング手段を備えた圧延機で板圧延を
行う過程で、前記センタリング手段設置位置を除く他の
位置で被圧延材の両側エツジ部位置を検出し、これに基
づいて圧延機のギヤーツブ差を制御することとしている
から、板キャンバの発生を正確に検出出来、その板キャ
ンバの程度に応じギャップ差を正確に制御出来て、板キ
ャンバの発生を防止し、大幅な歩留り向上を図り得るな
ど本発明は優れた効果を奏するものである。
置を整えるセンタリング手段を備えた圧延機で板圧延を
行う過程で、前記センタリング手段設置位置を除く他の
位置で被圧延材の両側エツジ部位置を検出し、これに基
づいて圧延機のギヤーツブ差を制御することとしている
から、板キャンバの発生を正確に検出出来、その板キャ
ンバの程度に応じギャップ差を正確に制御出来て、板キ
ャンバの発生を防止し、大幅な歩留り向上を図り得るな
ど本発明は優れた効果を奏するものである。
第１図は本発明方法の実施状態を示す模式的平面図、第
２図は本発明方法の制御過程を示すフローチャート、第
３図（イ）、（ロ）は本発明の実施例の結果及び制御条
件を示すグラフ、第４図は本発明の他の実施状態を示す
模式的平面図である。 １・・・水平圧延機 ２・・・垂直圧延機３ａ、３ｂ・
・・ガイトロール ４ａ、４ｂ・・・コンタクトロール
５・・・検出器 ６・・・演算制御部７ａ、７ｂ・・
サイドガイド Ｍ・・・被圧延材特許出願人 住友金
属工業株式会社 代理人弁理士 河 野 登 夫 も２図 ０ １０ ２
０日ｍｆ 間 （十す） 第、５呪
２図は本発明方法の制御過程を示すフローチャート、第
３図（イ）、（ロ）は本発明の実施例の結果及び制御条
件を示すグラフ、第４図は本発明の他の実施状態を示す
模式的平面図である。 １・・・水平圧延機 ２・・・垂直圧延機３ａ、３ｂ・
・・ガイトロール ４ａ、４ｂ・・・コンタクトロール
５・・・検出器 ６・・・演算制御部７ａ、７ｂ・・
サイドガイド Ｍ・・・被圧延材特許出願人 住友金
属工業株式会社 代理人弁理士 河 野 登 夫 も２図 ０ １０ ２
０日ｍｆ 間 （十す） 第、５呪
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、被圧延材の幅方向位置を整えるセンタリング手段を
入側及び出側に備えた圧延材にて圧延を行う過程で、前
記両センタリング手段の間にて被圧延材の両側エツジ都
の幅方向位置を測定し、この測定値とＵＩ記センタリン
グ手段にて規制された部分における両側エツジ都のＩ幅
方向位置との偏差を算出し、この偏差を解消すべく前記
圧延ロールの両端部のギャップ差を設定制御することを
特徴とする板キヤンバ制御方法。 ２、被圧延材の幅方向位置を整えるセンタリング手段を
入側又は出側に備えた圧延機にて圧延を行う過程で、前
記センタリング手段の圧延機側にて被圧延材の両側エツ
ジ都の幅方向位置を測定し、この測定値と前記センタリ
ング手段にて規制された部分における両側エツジ部の幅
方向位置との偏差を算出し、この偏差を解消すべく Ｍ
ｉ前記圧延ロールの両１４１部のギャップ差を設定制御
することを特徴とする板キヤンバ制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57228836A JPS59118216A (ja) | 1982-12-25 | 1982-12-25 | 板キヤンバ制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57228836A JPS59118216A (ja) | 1982-12-25 | 1982-12-25 | 板キヤンバ制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59118216A true JPS59118216A (ja) | 1984-07-07 |
Family
ID=16882616
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57228836A Pending JPS59118216A (ja) | 1982-12-25 | 1982-12-25 | 板キヤンバ制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59118216A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60238024A (ja) * | 1984-05-10 | 1985-11-26 | Mitsubishi Electric Corp | 圧延材のキヤンバ−制御による蛇行制御方法 |
| EP1261440A1 (en) * | 2000-02-07 | 2002-12-04 | Castrip, LLC | Rolling strip material |
| WO2006027238A1 (de) * | 2004-09-08 | 2006-03-16 | Betriebsforschungsinstitut VDEh - Institut für angewandte Forschung GmbH | Verfahren und vorrichtung zum walzen eines metallbands |
| JP2009028772A (ja) * | 2007-07-30 | 2009-02-12 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 圧延中鋼板のキャンバー量の算出方法及び鋼板の製造方法 |
-
1982
- 1982-12-25 JP JP57228836A patent/JPS59118216A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60238024A (ja) * | 1984-05-10 | 1985-11-26 | Mitsubishi Electric Corp | 圧延材のキヤンバ−制御による蛇行制御方法 |
| EP1261440A1 (en) * | 2000-02-07 | 2002-12-04 | Castrip, LLC | Rolling strip material |
| EP1261440A4 (en) * | 2000-02-07 | 2003-07-09 | Castrip Llc | ROLLING OF BELT MATERIAL |
| US6766934B2 (en) | 2000-02-07 | 2004-07-27 | Castrip, Llc | Method and apparatus for steering strip material |
| WO2006027238A1 (de) * | 2004-09-08 | 2006-03-16 | Betriebsforschungsinstitut VDEh - Institut für angewandte Forschung GmbH | Verfahren und vorrichtung zum walzen eines metallbands |
| JP2009028772A (ja) * | 2007-07-30 | 2009-02-12 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 圧延中鋼板のキャンバー量の算出方法及び鋼板の製造方法 |
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