JPH05329431A - ペーストの塗布方法 - Google Patents

ペーストの塗布方法

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JPH05329431A
JPH05329431A JP13686392A JP13686392A JPH05329431A JP H05329431 A JPH05329431 A JP H05329431A JP 13686392 A JP13686392 A JP 13686392A JP 13686392 A JP13686392 A JP 13686392A JP H05329431 A JPH05329431 A JP H05329431A
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JP
Japan
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paste
needle
coating
syringe
gel
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Pending
Application number
JP13686392A
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English (en)
Inventor
Takayuki Endo
遠藤  隆之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
Original Assignee
Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ペースト状物質を経時的粘度変化があっても
微小量塗布が高精度に出来る方法を提供する。 【構成】 シリンジ1の先端に接続されるニードル2の
周囲に導電性接着剤5を、塗布量制御用圧搾空気Fでニ
ードル2内に押し込み、冷却されてゲル状にした後ニー
ドル2の先端から吐出後、所要の長さでカッタ4で切断
する手段より構成される。 【効果】 経時的粘度変化かあるゾル状物質の微小量塗
布が、高精度で、かつ容易にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子部品の製造および
実装方法に関し、特にペースト塗布量の制御方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に電子部品の製造工程においては、
内部に収納する素子と外部に導出させる目的使用する電
極リードとを、電気的に接続させるために銀・銅等の導
電性金属を主成分とする導電性接着剤が用いられてい
る。また、電子部品とその実装基板を電気的に接続させ
る場合にも同様に用いられる。前記ペースト状の導電性
接着剤(以後ペースト剤と略す)の塗布にはディスペン
サ等のシリンジを用いる方法が一般的である。この場合
塗布量制御にシリンジ先端に取り付けられたニードルの
径と、シリンジに送り込まれる塗布量制御用圧搾空気
(以後塗布圧と略す)の調整により行われている。
【0003】従来の技術としては、例えば特開昭58−
15222号公報に記載のような塗布方法がある。
【0004】図4は、従来のペースト剤の塗布方法を示
す断面図であり、例えば、銀を導電成分とし、エポキシ
樹脂を接着成分とするペースト剤5をシリンジ1内に充
填し、シリンジ1に導入されている塗布圧Fの接続によ
り、シリンジ1の先端に取付けたニードル2から適量の
ペースト剤25aを被塗布材6の所定の塗布部位6a上
に吐出して付着塗布する。その後、接続する対象物をペ
ースト剤の上に設置し、硬化させる目的で加熱・UV照
射等を行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のペース
ト剤の塗布方法は、以下のような問題点がある。すなわ
ち(1)微小量のペースト剤を吐出させる場合、ニード
ル径と塗布圧Fを調整して行ってもゾル状のため吐出量
が不安定となり、十分な制御ができず、塗布量の偏差に
より、正確な塗布量管理ができない。(2)二液混合性
ペースト剤等は、ポットライフが短く、特に粘度が経時
的に高くなっていくような場合、微小量のペースト剤の
塗布量の制御が、上記以上に困難になり正確な塗布量管
理ができない。
【0006】本発明の目的はかかる従来の欠点を解決
し、粘度が経時的に変化するペースト剤の微小量塗布が
可能となるペーストの塗布方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のペースト塗布方
法は、電子部品の製造及び実装工程で使用される室温で
ペースト状の接着剤またはコート剤等のゾル状物質の塗
布方法において、前記ペースト状の接着剤またはコート
剤等を塗布前に一時低温に冷やしてゲル状にし、塗布時
に、カッタ等で切断後、電子部品の塗布部位に付着さ
せ、室温にもどして使用することを特徴とする。
【0008】
【作用】上記の構成によると、ペースト剤を一度ゲル化
するため、吐出されてくるペースト剤はゲル化して固体
状となり断面積が一定となりペースト剤の吐出量をペー
スト剤の吐出された厚さで制御することにより、ペース
ト剤の塗布量を安定させることができる。
【0009】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
【0010】図1は本発明の第4実施例を示す断面図で
ある。ずにおいて、1はシリンジ、2はシリンジ1の先
端のニードル、3はニードル2を囲繞する冷却ユニッ
ト、4は冷却ユニット3で冷却されてゲル化したペース
ト材を切断するカッタ、5は切断後のペースト状の導電
性接着剤である。
【0011】本発明によれば、シリンジ1の先端にニー
ドル2を接続し、次にニードル2の周囲にニードル2を
冷却するための半導体冷却素子(商品名サーモジュー
ル)等からなる冷却ユニット3を具備する。次にニード
ル2の先端部にカッタ4を装備して、本発明によるペー
スト塗布ユニットが構成される。
【0012】この実施例によれば、シリンジ1内に充填
されたペースト剤5はシリンジ1に導入された塗布圧F
により、ニードル2の中に押し込まれる。次にニードル
2の内部では、ニードル2の周囲にある冷却ユニット3
により冷却され、粘度が上昇し、ゲル化する。次にニー
ドル2の先端からゲル状のペースト剤5aが吐出され、
所定の量を吐出したところでカッタ4により切断し、被
塗布材6上の塗布部位6a上に落下して付着塗布する。
【0013】切断したゲル状のペースト剤5aは被塗布
材6上の塗布部位6a上で、周囲の熱を吸収して、解凍
し、ゾル状の初期の状態にもどる。
【0014】
【実施例2】図2は本発明の第2実施例の塗布ユニット
の側断面図である。第1の実施例では、ニードル2より
吐出されたゲル状のペースト材5aの量を感覚的にとら
えて、塗布圧Fの大きさと吐出時間、カッタ4のタイミ
ングを調整していたのに対し、本実施例では、図2に示
すように、冷却ユニット3で冷却されたニードル2の先
端から吐出したゲル状のペースト剤15aをカッタ4の
下部に設置したレーザ光による寸法センサ7等により、
所定の長さになった所でカッタ4を作動させ、より精度
の高いペースト剤5の塗布量の制御が可能となる。
【0015】
【実施例3】図3は本発明の第3の実施例の塗布ユニッ
トの側断面図である。
【0016】第1、第2の実施例では、ニードル2より
吐出されたゲル状のペースト材5a、15aは低温に冷
却されているため、被塗布材6上の塗布部位6aに付着
塗布すると、雰囲気中の水分を冷却してペースト剤5
a、15aの表面が結露してしまうのに対し、本実施例
では、図3に示す用に、ニードル2の下部にあるエアー
チューブ8から、室温またはペースト剤5の反応が進行
しない程度に加熱し、かつ除湿された空気を被塗布材6
上の塗布部位6aに吹き付け、ゲル状のペースト材15
aの結露を防止する一方、ゲル状のペースト剤の解凍が
促進され、短時間でゾル化させることが出来る。この
時、除湿された空気は、図3に示したように、対向して
配位された1対のエアーチューブ8により、空気の流れ
8aは、被塗布材6の塗布部位6a上で、ニードル2の
方向への上昇流となり、ニードル付近も乾燥され雰囲気
となって結露を防止する効果がある。
【0017】なお、本実施例では塗布量の制御を圧搾空
気によって行っているが、ピストンとアクチュエータを
組み合わせた機械的な機構を使用しても、同様の効果を
得られることは言うまでもない。
【0018】また、結露防止用のエアーチューブの配置
も、本実施例のように対向した1対のものに限るもので
はなく、一方のみから、もしくは三方、周囲一様等から
でも、同様の効果が得られることは勿論である。
【0019】さらに、本実施れでは、塗布されるペース
ト状物質を銀系のエポキシ接着剤で説明しているが、他
の絶縁性ペースト、コーティング材等にも、同様の効果
が得られることは勿論である。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明はペースト
剤を塗布するときに冷却ユニットでゲル状にするため、
以下のような効果がある。
【0021】(1)ペースト剤がゲル化して固体状とな
り断面積が一定となるため、ペースト剤の吐出量をニー
ドルかの吐出された長さのみで容易に制御でき、特に微
小量の吐出量の高精度制御が可能となる。
【0022】(2)二液混合性ペースト剤等ポットライ
フが短く、特に粘度が経時的に高くなっていくような場
合であっても、ニードルからの吐出量を上記のように吐
出長で管理し、かつ吐出長を寸法センサ等で実測しなが
ら塗布圧部カッタを制御することにより、極めて精度高
く一定量の吐出が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の侍史例を示す塗布ユニットの
側断面図である。
【図2】 本発明の第2の実施例を示す塗布ユニットの
側断面図である。
【図3】 本発明の第3の実施例を示す塗布ユニットの
側断面図である。
【図4】 従来のペースト剤の塗布方法を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 シリンジ 2 ニードル 3 冷却ユニット 4 カッタ 5 ペースト状の導電性接着剤 5a、15a ゲル状のペースと剤 25a 適量のペースト剤 6 被塗布材 6a 塗布部位 7 寸法センサ 8 エアーチューブ 8a 空気の流れ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子部品の製造及び実装工程で使用される
    室温でのペースト状の接着剤またはコート剤等のゾル状
    物質の塗布方法において、前期ペースト状の接着剤また
    はコート剤等を塗布前に一時低温に冷やしてゲル状に
    し、カッタ等で切断後、塗布部分に付着させ、室温にも
    どして使用することを特徴とするペーストの塗布方法。
  2. 【請求項2】前記室温でベースと状の接着剤またはコー
    ト剤等をシリンジ内に封入した後、シリンジの吐出部に
    冷凍機能を設けて低温に冷やすことを特徴とする請求項
    1記載のペーストの塗布方法。
  3. 【請求項3】前記室温でペースト状の接着剤またはコー
    ト剤等を塗布部分に設置する周囲の雰囲気を除湿した状
    態にして塗布をおこなうことを特徴とする請求項1記載
    のペースト塗布方法。
  4. 【請求項4】前記低温に冷やしてゲル状としたペースト
    をカッタ等で切断する工程において、吐出されたゲル状
    のペーストを、光センサ等による寸法測定を行い、所定
    の長さに達したところで、切断することを特徴とする請
    求項1記載のペーストの塗布方法。
JP13686392A 1992-05-28 1992-05-28 ペーストの塗布方法 Pending JPH05329431A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190043836A (ko) * 2017-10-19 2019-04-29 한국기초과학지원연구원 고점성도 유체 시료를 정량으로 공급하기 위한 장치

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190043836A (ko) * 2017-10-19 2019-04-29 한국기초과학지원연구원 고점성도 유체 시료를 정량으로 공급하기 위한 장치
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