JPH05327371A - Fet増幅器 - Google Patents

Fet増幅器

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Publication number
JPH05327371A
JPH05327371A JP4123150A JP12315092A JPH05327371A JP H05327371 A JPH05327371 A JP H05327371A JP 4123150 A JP4123150 A JP 4123150A JP 12315092 A JP12315092 A JP 12315092A JP H05327371 A JPH05327371 A JP H05327371A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fet
circuit
capacitor
parallel resonance
inductor
Prior art date
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Pending
Application number
JP4123150A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyuki Ito
康之 伊藤
Mitsuru Mochizuki
満 望月
Sunao Takagi
直 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP4123150A priority Critical patent/JPH05327371A/ja
Publication of JPH05327371A publication Critical patent/JPH05327371A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 開放スタブ及び短絡スタブを必要とせず、小
型化を図れるFET増幅器を得る。 【構成】 半導体基板22上にバイパス用キャパシタ2
1と積層して並列共振用のキャパシタ20を形成し、両
者を接続するエアーブリッジ又は金ワイヤにより並列共
振用インダクタ19を形成した。並列共振回路とソース
接地FET1のドレイン及び出力回路5は、エアーブリ
ッジ又は金ワイヤからなるインダクタ17又は18によ
り接続する。 【効果】 スタブを用いないため、低周波化した場合に
回路を小型化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、マイクロ波帯で使用
されるFET増幅器に関し、特にソース接地FETを用
いたFET増幅器における出力インピーダンスの周波数
特性を抑制する手段の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、例えば、“Microwave Circuit
Design Using Linear and NonlinearTechniques”John
Wiley & Sons, pp.180-192,November 1989 に示された
従来の広帯域FET増幅器の構成を示すブロック図であ
る。このFET増幅器は、増幅素子としてソース接地F
ET1を備えており、入力端子2を介して入力されたマ
イクロ波をソース接地FET1により増幅し、出力端子
3を介して出力する構成である。
【0003】ソース接地FET1は、通常、伝送路のイ
ンピーダンスと異なる値の入出力インピーダンスを有し
ている。従って、好適に増幅を行うためには、インピー
ダンスの変換を行う必要がある。このため、ソース接地
FET1のゲートには入力回路4が前置されており、ソ
ース接地FET1のドレインには出力回路5が縦続接続
されている。入力回路4は、段階的にインピーダンスが
変化するよう互いにインピーダンスが異なる複数の伝送
線路をインピーダンスの順に縦続接続した構成であり、
図3においては3個の伝送線路6、7、8から構成され
ている。従って、ソース接地FET1のゲート入力のイ
ンピーダンスと伝送路のインピーダンスを整合させるこ
とができる。同様に、出力回路5も、段階的にインピー
ダンスが変化するよう互いにインピーダンスが異なる複
数の伝送線路をインピーダンスの順に縦続接続した構成
であり、図3においては4個の伝送線路9、10、1
1、12から構成されている。すなわち、ソース接地F
ET1のドレイン出力のインピーダンスと伝送路のイン
ピーダンスを整合させることができる。
【0004】また、ソース接地FET1の出力インピー
ダンスは、通常、ある周波数特性を有している。従っ
て、出力インピーダンスの周波数特性を抑制しより平坦
にすることが望ましい。このため、図3の回路は開放ス
タブ13及び短絡スタブ14を備えている。開放スタブ
13及び短絡スタブ14の電気長は、ソース接地FET
1の増幅中心周波数で1/8波長であり、これにより並
列共振回路が構成される。従来のFET増幅器において
は、このような並列共振回路を出力回路5に設けること
により、ソース接地FET1の出力インピーダンスの周
波数特性を少なくし、広帯域化を図っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、開放スタブ1
3及び短絡スタブ14の長さは周波数が低いほど長くな
り、回路が大きくなってしまう。
【0006】この発明は、上記のような課題を解消する
ためになされたもので、開放スタブ及び短絡スタブを用
いずに並列共振回路を構成しつつ、回路構成の小型化を
図ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るFET増
幅器は、FETのドレインに接続されFETにより増幅
された信号を後段の出力回路に瀘波して出力し、FET
の出力インピーダンスの周波数特性を抑制するフィルタ
が、並列共振回路、縦続接続用インダクタ及びバイパス
用キャパシタを含み、並列共振回路が並列共振用キャパ
シタ及び並列共振用インダクタを含み、さらに、一端が
接地されたバイパス用キャパシタを半導体基板上に形成
し、このバイパス用キャパシタの他端とその一端とが接
続するよう並列共振用キャパシタをバイパス用キャパシ
タに積層形成し、バイパス用キャパシタの非接地端を並
列共振用インダクタたるエアーブリッジ又は金ワイヤに
より並列共振用キャパシタの他端と接続し、当該他端を
縦続接続用インダクタたるエアーブリッジ又は金ワイヤ
によりFETのドレイン及び出力回路に接続したことを
特徴とする。
【0008】
【作用】この発明においては、並列共振回路が並列共振
用キャパシタ及び並列共振用インダクタを含む構成とさ
れる。さらに、並列共振回路を接地するバイパス用キャ
パシタ及びFETのドレインと並列共振回路とを接続す
る縦続接続用インダクタが用いられる。また、バイパス
用キャパシタ及び並列共振用キャパシタは、半導体基板
上に積層形成される。さらに、並列共振用インダクタ及
び縦続接続用インダクタは、共にエアーブリッジ又は金
ワイヤとして構成される。従って、低周波化に伴うスタ
ブ長の増大は生じないため、ソース接地FETの出力イ
ンピーダンスの周波数特性を小さくし広帯域化を図りつ
つ、回路構成の小型化を実現できる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の好適な実施例を図を用いて
説明する。なお、図3に示される従来例と同様の構成に
は同一の符号を付し、説明を省略する。
【0010】図1及び図2には、本発明の一実施例に係
るFET増幅器の構成が示されている。図1は特にその
回路構成を示し、図2は実体構成を概略的に示してい
る。
【0011】この実施例が特徴とするところは、第1
に、並列共振回路をスタブではなくインダクタ19及び
キャパシタ20から構成したこと、第2に、キャパシタ
20をバイパス用キャパシタ21と積層して半導体基板
22上に形成し、インダクタ19をエアーブリッジ又は
金ワイヤとして構成したこと、第3に、ソース接地FE
T1のドレインとキャパシタ20の間及びキャパシタ2
0と出力回路5の間を共にエアーブリッジ又は金ワイヤ
であるインダクタ17及び18により接続したこと、で
ある。
【0012】すなわち、回路構成としては、図1に示さ
れるように、インダクタ19及びキャパシタ20から構
成される並列共振回路をバイパス用キャパシタ21を介
して接地し、並列共振回路の非接地端をインダクタ17
を介してソース接地FET1のドレインに接続し、また
インダクタ18を介して出力回路5の伝送線路10に接
続したフィルタ構成となる。並列共振用のスタブは設け
られておらず、従って、低周波化に伴う顕著な回路構成
肥大は生じない。
【0013】また、実体構造としては、図2に示される
ように、半導体基板22上にバイパス用キャパシタ21
を形成し、さらにその上にキャパシタ20を形成した構
成を有している。バイパス用キャパシタ21はキャパシ
タ20に比べて大きい静電容量値を有しており、その一
端は接地され、他端はキャパシタ20に接続されてい
る。バイパス用キャパシタ21の非接地端は、エアーブ
リッジ又は金ワイヤで構成したインダクタ19によりキ
ャパシタ20の一端と接続されている。また、キャパシ
タ20の一端は、さらに、エアーブリッジ又は金ワイヤ
で構成したインダクタ17によりソース接地FET1の
ドレインと、エアーブリッジ又は金ワイヤで構成したイ
ンダクタ18により伝送線路10と、それぞれ接続され
ている。
【0014】従って、本実施例によれば、並列共振回路
が低周波化に伴い顕著に大きくなることがなく、回路構
成が小型になる。無論、ソース接地FET1の出力イン
ピーダンスの周波数特性を小さくし、広帯域化を実現で
きる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、半導体基板上にバイパス用キャパシタと積層形成し
たキャパシタを並列共振用キャパシタとして用い、両者
を接続するエアーブリッジ又は金ワイヤを並列共振用イ
ンダクタとして用い、並列共振回路をソース接地FET
のドレイン及び出力回路にエアーブリッジ又は金ワイヤ
で接続するようにしたため、低周波化に伴う開放スタブ
及び短絡スタブの肥大、ひいては増幅器の回路構成の肥
大を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るFET増幅器の構成を
示す回路図である。
【図2】この実施例の構造図である。
【図3】従来のFET増幅器の構成を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
1 ソース接地FET 4 入力回路 5 出力回路 17,18,19 インダクタ 20 キャパシタ 21 バイパス用キャパシタ 22 半導体基板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力される信号を増幅するソース接地F
    ETと、並列共振回路を含みFETにより増幅された信
    号を後段の出力回路に瀘波して出力するようFETのド
    レインに接続されたフィルタと、を備え、フィルタによ
    りFETの出力インピーダンスの周波数特性を抑制する
    FET増幅器において、フィルタがさらに縦続接続用イ
    ンダクタ及びバイパス用キャパシタを含み、並列共振回
    路が並列共振用キャパシタ及び並列共振用インダクタを
    含み、一端が接地されたバイパス用キャパシタを半導体
    基板上に形成し、このバイパス用キャパシタの他端とそ
    の一端とが接続するよう並列共振用キャパシタをバイパ
    ス用キャパシタに積層形成し、バイパス用キャパシタの
    非接地端を並列共振用インダクタたるエアーブリッジ又
    は金ワイヤにより並列共振用キャパシタの他端と接続
    し、当該他端を縦続接続用インダクタたるエアーブリッ
    ジ又は金ワイヤによりFETのドレイン及び出力回路に
    接続したことを特徴とするFET増幅器。
JP4123150A 1992-05-15 1992-05-15 Fet増幅器 Pending JPH05327371A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014150462A (ja) * 2013-02-01 2014-08-21 Fujitsu Ltd 増幅器

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54134976A (en) * 1978-04-12 1979-10-19 Nec Corp High-frequency transistor
JPS6187406A (ja) * 1984-10-03 1986-05-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 高周波増幅装置
JPS6392106A (ja) * 1986-10-06 1988-04-22 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 高周波増幅器
JPH05243873A (ja) * 1992-02-26 1993-09-21 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 高効率増幅器

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