JPH0532518Y2 - - Google Patents

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JPH0532518Y2
JPH0532518Y2 JP10339688U JP10339688U JPH0532518Y2 JP H0532518 Y2 JPH0532518 Y2 JP H0532518Y2 JP 10339688 U JP10339688 U JP 10339688U JP 10339688 U JP10339688 U JP 10339688U JP H0532518 Y2 JPH0532518 Y2 JP H0532518Y2
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fuel
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carbide
solid fuel
filled
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E50/00Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
    • Y02E50/30Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel

Landscapes

  • Solid Fuels And Fuel-Associated Substances (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は固形燃料に関し、特に、バーベキユー
等に使用して火付けが容易であるとともに安定し
た火力が長時間にわたつて維持できる固形燃料に
関するものである。
〔従来技術および解決しようとする課題〕
近年、アウトドアライフの流行に伴つてバーベ
キユー等の野外料理をする機会が増えている。
そして、このバーベキユーに用いられる燃料と
しては、薪、炭等の従来からある燃料に代わつ
て、携帯に便利であるとともに、火付けが容易な
第6図〜第8図に示すような固形燃料が知られて
いる。
すなわち、第6図には従来の固形燃料の一部の
斜視図、第7図には第6図のC−C線矢視方向断
面図、第8図には第6図のD−D線矢視方向断面
図がそれぞれ示されていて、この従来の固形燃料
は、パラフイン類に浸漬して燃焼力を強化した厚
紙からなる上容器本体11aに、縦横に複数個の
独立した凹部区画12a,12a,……を形成す
るとともに、隣接する4つの凹部区画12a,1
2a,12a,12aの対角線の交点に上下に貫
通する孔13aを形成し、この凹部区画12a,
12a,……および孔13aを有する上容器本体
11aと動径で面対称に形成された凹部区画12
b,12b,……および孔13bを有する下容器
本体11bとを用意し、この上下の容器本体11
a,11bの凹部区画12a,12bおよび孔1
3a,13bとが互いに面するように重ね合わせ
るとともに前記凹部区画12a,12b内に炭化
物燃料14を充填して構成したものである。
しかしながら、上記の構成となる従来の固形燃
料にあつては、その一部にマツチ等により火を付
けることにより、容器本体11a,11bの全体
に火が回るが、炭化物燃料14への火付きが遅
く、全体の炭化物燃料14に均一に着火するまで
に時間がかかり、また、着火材となるパラフイン
類に浸漬した厚紙からなる容器本体11a,11
bが表面を覆つているため、燃焼初期から炭化物
燃料14の表面に灰が堆積し、この灰が調理中の
食物に付着する場合があり、さらに、その全体形
状から燃焼が進むにつれて燃料の表面形状がくず
れ、火面の高さが一定しないという問題点を有し
ていた。
また、固形燃料全体の容積に対し炭化物燃料1
4の容積が少なく、長時間の火力を維持するため
の炭化物燃料14を充填する場合には、固形燃料
として全体の嵩が大きくなつてしまうという問題
点を有していた。
本考案は前記のような従来のもののもつ問題点
を解決したものであつて、火付けが容易であると
ともに、全体の炭化物燃料に均一に着火するまで
の時間が短時間ですみ、調理中の食物への灰の付
着する恐れが少なく、燃焼の終期まで火面の高さ
をほぼ一定に保つことができ、安定した火力を維
持でき、さらに全体の固形燃料に対する炭化物燃
料の容積率を高めて小型にすることできる固形燃
料を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために本考案は、燃焼助
剤に浸漬して燃焼力を強化した可燃性材料からな
る容器本体内に炭化物燃料を充填した固形燃料で
あつて、前記容器本体は、縦横に複数個連続して
形成した凹部区画を有するとともに、隣接する凹
部区画間を切溝で接続し、さらに、互いに隣接す
る4つの凹部区画の対角線の交点に上下に貫通す
る孔を形成し、この容器本体の前記切溝を含む各
凹部区画内に炭化物燃料を充填した構成を有して
いる。
〔作用〕
本考案は上記の構成を採用したことにより、火
付けが容易であるとともに、火付け後、全体の炭
化物燃料への着火が均一に、かつ、短時間で確実
にでき、燃焼の初期から終期まで火面の高さがほ
ぼ一定で安定した火力を維持できることとなる。
〔実施例〕
以下、図面に示す本考案の実施例について説明
する。
第1図〜第5図には本考案による固形燃料の一
実施例が示されていて、第1図には固形燃料の容
器本体の斜視図、第2図には第1図のA−A線矢
視方向断面図、第3図には第1図のB−B線矢視
方向断面図、第4図には第1図の容器本体に炭化
物燃料を充填した状態の第2図と同様のA−A線
矢視方向断面図、第5図には第1図の容器本体に
炭化物燃料を充填した状態の第3図と同様のB−
B線矢視方向断面図がそれぞれ示されている。
本考案による固形燃料の容器本体1は、パラフ
イン類、ワツクス等の燃焼助剤に浸漬して燃焼力
を強化した厚紙、布等の可燃性材料からなるとと
もに、この可燃性材料をプレス等により押圧成形
して、先端に向かつて径を小さくした凹部区画2
を縦横に複数個連続して形成するとともに、隣接
する凹部区画2,2,……間の境界にV字状の切
溝3を設けて凹部区画2,2,……間を接続し、
さらに、互いに隣接する4つの凹部区画2,2,
2,2の対角線の交点に上下に貫通する孔4を形
成して、上下方向に空気の流通路を形成してい
る。
そして、上記のように構成した可燃性材料から
なる容器本体1の前記切溝3を含む各凹部区画2
内に炭化物燃料5を充填して本考案による固形燃
料を構成する。この時、前記炭化物燃料5を前記
凹部区画2よりも上方に盛り上げて充填してもよ
く、その場合、第4図に示すように前記孔4の上
方には炭化物燃料5を充填せず、上下方向への空
気の流通路を確保するようにする。
前記炭化物燃料5としては、炭、木炭、石炭、
チヤー、コークス等を砕いて粉末状にしたものを
それぞれ単独でまたは組み合わせて用いることが
でき、この炭化物粉末状物に火力および燃焼速度
の調節と成形性の向上効果を有する粘土等の無機
系充填物の必要量を添加し、前記容器本体1への
充填前に糊等の固着剤を混合し、圧縮充填の後に
乾燥する。
上記のように構成した本考案による固形燃料に
着火するには、マツチまたはライター等によりそ
の容器本体1を構成する燃焼助剤に浸漬して燃料
力を強化した可燃性材料の一部に火を着けるのみ
で、可燃性材料の全体に速やかに火が回るととも
に、中央付近にある凹部区画2においても、1つ
の凹部区画2についてみると、周囲の4箇所に、
炭化物燃料5の最下部から最上部へ貫通する円錐
台形状の空気の流通路が形成されているので、効
率のよい煙突効果が得られ、凹部区画2内に充填
された炭化物燃料5への火付きが早く、空気の供
給量が多い外側に位置する凹部区画2内の炭化物
燃料5と、中央付近に位置する凹部区画2内の炭
化物燃料5への着火がほとんど同時に行われ、全
体の炭化物燃料5への着火が均一に、かつ、短時
間で確実に行われることとなる。
また、従来の固形燃料に比較して、前記各凹部
区画2が切溝3で接続されているので、その内部
に充填される炭化物燃料5は全体が連続した一体
となり、その一体となつた炭化物燃料5の燃焼は
空気の流通路を中心に炎が燃え拡がる形となり、
燃焼の終期まで炭化物燃料5の原形を保つことが
でき、火面をほぼ一定の高さに保持できるので、
安定した燃焼効果を得ることができ、しかも灰が
上部に堆積することがないので調理中の食物に灰
が付着する恐れが少なく、さらに、全体の固形燃
料容積に対する炭化物燃料5の容積率が高いの
で、同じ容積の固形燃料に比較して長時間にわた
つて火力を維持できることとなる。
上記のように構成した本考案による固形燃料
は、そのままの状態で使用することができるが、
長期間保存したり、携帯時に周囲を汚さないよう
にするために、全体を可燃性の樹脂フイルム等の
包装材料で被覆することにより、さらに携帯に便
利な固形燃料とすることができ、その場合、被覆
した包装材料も燃やすことができるので廃棄物を
出さない簡便な携帯用の固形燃料として利用でき
る。
〔考案の効果〕
本考案は上記のように構成したので、火付けが
容易であるとともに、短時間で全体の炭化物燃料
に均一に、かつ確実に着火することができ、調理
中の食物に灰が付着する恐れが少なく、しかも燃
焼の全期間にわたり安定した火力を保持すること
ができ、さらに、長時間火力を維持するものであ
つても全体を小型にすることができるなどのすぐ
れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による固形燃料の容器本体の斜
視図、第2図は第1図のA−A線矢視方向断面
図、第3図は第1図のB−B線矢視方向断面図、
第4図は第1図の容器本体内に炭化物燃料を充填
した状態の第2図と同様のA−A線矢視方向断面
図、第5図は第1図の容器本体内に炭化物燃料を
充填した状態の第3図と同様のB−B線矢視方向
断面図、第6図〜第8図は従来の固形燃料を示
し、第6図は固形燃料の容器本体の斜視図、第7
図は第6図のC−C線矢視方向断面図、第8図は
第6図のD−D線矢視方向断面図である。 1……容器本体、2,12a,12b……凹部
区画、3……切溝、4,13a,13b……孔、
5,14……炭化物燃料、11a……上容器本
体、11b……下容器本体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 燃焼助剤に浸漬して燃焼力を強化した可燃性材
    料からなる容器本体内に炭化物燃料を充填した固
    形燃料であつて、前記容器本体は、縦横に複数個
    連続して形成した凹部区画を有するとともに、隣
    接する凹部区画間を切溝で接続し、さらに、互い
    に隣接する4つの凹部区画の対角線の交点に上下
    に貫通する孔を形成し、この容器本体の前記切溝
    を含む各凹部区画内に炭化物燃料を充填したこと
    を特徴とする固形燃料。
JP10339688U 1988-08-04 1988-08-04 Expired - Lifetime JPH0532518Y2 (ja)

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JP10339688U JPH0532518Y2 (ja) 1988-08-04 1988-08-04

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Publication Number Publication Date
JPH0225551U JPH0225551U (ja) 1990-02-20
JPH0532518Y2 true JPH0532518Y2 (ja) 1993-08-19

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