JPH05324438A - データベース管理装置 - Google Patents
データベース管理装置Info
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- JPH05324438A JPH05324438A JP3101822A JP10182291A JPH05324438A JP H05324438 A JPH05324438 A JP H05324438A JP 3101822 A JP3101822 A JP 3101822A JP 10182291 A JP10182291 A JP 10182291A JP H05324438 A JPH05324438 A JP H05324438A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 元の文書から一部を変更して作成された複製
文書群、あるいは複製文書の内容を変更したために、こ
れに伴って内容を変更する必要性のある文書群、を容易
に知ることができると共に、文書廃棄判断の支援ができ
る。 【構成】 データべースには、複製により作成された新
たな文書と複製の元となった文書との間の複製の関係を
表すリンク情報テーブルが格納されており、当該リンク
情報テーブルの作成および登録は、リンク情報登録手段
によって処理される。そして、検索すべき文書の指定と
共に複製の履歴表示が指定されたとき、複製履歴表示処
理手段は、前記リンク情報テーブルを検索して、指定さ
れた文書にリンクする全ての文書とそれらの文書間のリ
ンク関係を表す情報を読み出し、表示装置に表示するよ
うな処理を行う。
文書群、あるいは複製文書の内容を変更したために、こ
れに伴って内容を変更する必要性のある文書群、を容易
に知ることができると共に、文書廃棄判断の支援ができ
る。 【構成】 データべースには、複製により作成された新
たな文書と複製の元となった文書との間の複製の関係を
表すリンク情報テーブルが格納されており、当該リンク
情報テーブルの作成および登録は、リンク情報登録手段
によって処理される。そして、検索すべき文書の指定と
共に複製の履歴表示が指定されたとき、複製履歴表示処
理手段は、前記リンク情報テーブルを検索して、指定さ
れた文書にリンクする全ての文書とそれらの文書間のリ
ンク関係を表す情報を読み出し、表示装置に表示するよ
うな処理を行う。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、元の文書から複製され
た文書までの順序を知ることができるデータベース管理
装置に関するものである。
た文書までの順序を知ることができるデータベース管理
装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の電子文書は、文書を階層構造で格
納すると共に、当該文書名を検索情報としてデータベー
スに格納されている。したがって、ユーザーが所望の文
書を検索したい場合には、文書名を検索情報として入力
すると、当該文書が検索された。
納すると共に、当該文書名を検索情報としてデータベー
スに格納されている。したがって、ユーザーが所望の文
書を検索したい場合には、文書名を検索情報として入力
すると、当該文書が検索された。
【０００３】また、ユーザーが所望の文書を検索し易い
ように、文書に対してユーザーの定義したアトリビュー
ト、あるいはリンク・アトリビュートを設けておくもの
がある（たとえば、特開昭６２−１６０５４９号公報、
特開昭６３−１５６２５６号公報）。
ように、文書に対してユーザーの定義したアトリビュー
ト、あるいはリンク・アトリビュートを設けておくもの
がある（たとえば、特開昭６２−１６０５４９号公報、
特開昭６３−１５６２５６号公報）。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】元の文書から複製文書
を作成した後に、当該複製文書の一部をさらに変更して
新しい別の文書を作成する場合がある。このように複製
文書から新しい文書を作成すると、文書作成効率が良く
なる。しかし、元の文書から複製が何回か行われると、
複製によって新しく作成された文書に対する元の文書を
特定して検索することが困難になる。また、複製を行い
ながら変更を重ねてきた一群の文書を全部検索により抽
出することができない。複製元の文書を検索する手段が
ないために、複製を行いながら変更を重ねてきた一群の
文書の全てについて内容の変更をしなければならない場
合、前記一群の文書をもれなく検索することはできず、
したがって、その文書内容の変更が容易にできない。さ
らに、元の文書の複製と内容の一部変更を重ねることに
より多くの類似した文書が作られたとき、途中の文書を
廃棄しても良い場合があるが、それらの類似文書をもれ
なく検索して利用者に表示するということができないた
め、廃棄すべき文書を特定できず、したがって廃棄され
ないまま残ってしまい、データベースに無駄が生じると
いう問題を有する。
を作成した後に、当該複製文書の一部をさらに変更して
新しい別の文書を作成する場合がある。このように複製
文書から新しい文書を作成すると、文書作成効率が良く
なる。しかし、元の文書から複製が何回か行われると、
複製によって新しく作成された文書に対する元の文書を
特定して検索することが困難になる。また、複製を行い
ながら変更を重ねてきた一群の文書を全部検索により抽
出することができない。複製元の文書を検索する手段が
ないために、複製を行いながら変更を重ねてきた一群の
文書の全てについて内容の変更をしなければならない場
合、前記一群の文書をもれなく検索することはできず、
したがって、その文書内容の変更が容易にできない。さ
らに、元の文書の複製と内容の一部変更を重ねることに
より多くの類似した文書が作られたとき、途中の文書を
廃棄しても良い場合があるが、それらの類似文書をもれ
なく検索して利用者に表示するということができないた
め、廃棄すべき文書を特定できず、したがって廃棄され
ないまま残ってしまい、データベースに無駄が生じると
いう問題を有する。
【０００５】本発明は、以上のような問題を解決するた
めのもので、元の文書から一部を変更して作成された複
製文書群、あるいは複製文書の内容を変更したために、
これに伴って内容を変更する必要性のある文書群、を容
易にもれなく検索することができるデータベース管理装
置を提供することを目的とする。また、本発明は、元の
文書から一部変更を加えられて作成された複製文書の派
生した順番を明らかにすることにより、文書廃棄判断の
支援ができるデータベース管理装置を提供することを目
的とする。
めのもので、元の文書から一部を変更して作成された複
製文書群、あるいは複製文書の内容を変更したために、
これに伴って内容を変更する必要性のある文書群、を容
易にもれなく検索することができるデータベース管理装
置を提供することを目的とする。また、本発明は、元の
文書から一部変更を加えられて作成された複製文書の派
生した順番を明らかにすることにより、文書廃棄判断の
支援ができるデータベース管理装置を提供することを目
的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明のデータベース処理装置は、複製により作成
された新たな文書と複製の元となった文書との間の複製
の関係を表すリンク情報を格納するリンク情報テーブル
（図１の１８１）と、複製により新たな文書が作成され
たとき、その複製の関係を表すリンク情報を前記リンク
情報テーブル（１８１）に登録するリンク情報登録手段
（図１の１９２）と、検索すべき文書の指定と共に複製
の履歴表示が指定されたとき、前記リンク情報テーブル
（１８１）を検索して、指定された文書にリンクする全
ての文書とそれらの文書間のリンク関係を表す情報を読
み出し、表示する複製履歴表示処理手段（図１の１９
３）とから構成される。
に、本発明のデータベース処理装置は、複製により作成
された新たな文書と複製の元となった文書との間の複製
の関係を表すリンク情報を格納するリンク情報テーブル
（図１の１８１）と、複製により新たな文書が作成され
たとき、その複製の関係を表すリンク情報を前記リンク
情報テーブル（１８１）に登録するリンク情報登録手段
（図１の１９２）と、検索すべき文書の指定と共に複製
の履歴表示が指定されたとき、前記リンク情報テーブル
（１８１）を検索して、指定された文書にリンクする全
ての文書とそれらの文書間のリンク関係を表す情報を読
み出し、表示する複製履歴表示処理手段（図１の１９
３）とから構成される。
【０００７】
【作 用】ユーザーが元の文書から複製文書を作成す
る際に、当該文書に付与される文書名等の文書属性情報
を入力すると共に、リンク関係の作成処理を指示する。
この指示により、リンク情報登録手段では、複製により
作成された新たな文書と複製の元となった文書との間の
複製の関係を表すリンク情報を作成する。また、リンク
情報登録手段では、複製により作成された新たな文書と
複製の元となった文書との間の複製の関係を表すリンク
情報がデータべースのリンク情報テーブルに登録するた
めの処理を行う。ユーザーが文書を複製した際に、当該
文書の履歴を知りたい場合、文書の履歴表示を指示す
る。この指示により、リンク情報検索手段は、データべ
ース内のリンク情報テーブルにおけるリンク情報を検索
すると共に、指定された文書にリンクする全ての文書と
それらの文書間のリンク関係を表す情報を読み出す。そ
して、複製履歴表示処理手段は、当該リンク情報に基づ
いて、複製により作成された新たな文書と複製の元とな
った文書との間の複製の関係を表示装置に表示するため
の処理を行う。表示装置には、前記複製履歴表示処理手
段の処理に基づいて、指示した文書全ての履歴情報が一
覧となって表示される。以上のように、元の文書から複
製された文書の関係が判るように表示装置等に表示され
るので、ユーザーは、これを見て、変更の必要な文書を
知ることができる。また、ユーザーは、元の文書と複製
された文書とのリンク関係が判ると、不要な文書の廃棄
判断を容易にすることができる。
る際に、当該文書に付与される文書名等の文書属性情報
を入力すると共に、リンク関係の作成処理を指示する。
この指示により、リンク情報登録手段では、複製により
作成された新たな文書と複製の元となった文書との間の
複製の関係を表すリンク情報を作成する。また、リンク
情報登録手段では、複製により作成された新たな文書と
複製の元となった文書との間の複製の関係を表すリンク
情報がデータべースのリンク情報テーブルに登録するた
めの処理を行う。ユーザーが文書を複製した際に、当該
文書の履歴を知りたい場合、文書の履歴表示を指示す
る。この指示により、リンク情報検索手段は、データべ
ース内のリンク情報テーブルにおけるリンク情報を検索
すると共に、指定された文書にリンクする全ての文書と
それらの文書間のリンク関係を表す情報を読み出す。そ
して、複製履歴表示処理手段は、当該リンク情報に基づ
いて、複製により作成された新たな文書と複製の元とな
った文書との間の複製の関係を表示装置に表示するため
の処理を行う。表示装置には、前記複製履歴表示処理手
段の処理に基づいて、指示した文書全ての履歴情報が一
覧となって表示される。以上のように、元の文書から複
製された文書の関係が判るように表示装置等に表示され
るので、ユーザーは、これを見て、変更の必要な文書を
知ることができる。また、ユーザーは、元の文書と複製
された文書とのリンク関係が判ると、不要な文書の廃棄
判断を容易にすることができる。
【０００８】
【実 施 例】図１は本発明の一例を示すブロック構成
図である。図１において、本発明のデータベース管理装
置は、当該データベース管理装置を制御するＣＰＵ１１
と、本装置を作動させるプログラムが格納されていると
共に、データベース内のデータを読み出しあるいは格納
等の処理を行うために一時的に格納する実メモリ１２
と、文書の内容あるいは文書を検索するために使用する
文書属性情報、たとえば、文書名、あるいは文書の履歴
情報の一覧等を表示する表示装置１３と、当該表示装置
１３を制御する表示制御部１４と、文字・コマンド等を
入力するマウス１５およびキーボード１６と、当該マウ
ス１５およびキーボード１６を制御するキーボード／マ
ウス制御部１７と、文書の内容、文書属性情報、および
リンク情報テーブル１８１を格納するデータべース１８
と、当該データベース１８に格納されている文書等の格
納／読み出しのための制御を行うデータベース制御部１
９とから構成されている。また、データべース制御部１
９は、データべース１８に格納されているリンク情報テ
ーブル１８１を検索するリンク情報検索手段１９１と、
文書を検索するための文書属性情報（文書名）と文書属
性情報に対応するＩＤとの関係を表すＩＤテーブル、お
よびコピー元とコピー先との対照表となるリンク情報テ
ーブル１８１等を作成すると共に、これらの各テーブル
をデータべース１８に登録するための処理を行うリンク
情報登録手段１９２と、ユーザーがコピーして文書を作
成した際、その文書の履歴を知るために、履歴の表示を
キーボード１６あるいはマウス１５のような入力装置に
よる指示で、前記リンク情報テーブル１８１とＩＤテー
ブルとから文書属性情報によりコピー元に対するコピー
先の関係を表示するための処理を行う複製履歴表示処理
手段１９３とから構成される。
図である。図１において、本発明のデータベース管理装
置は、当該データベース管理装置を制御するＣＰＵ１１
と、本装置を作動させるプログラムが格納されていると
共に、データベース内のデータを読み出しあるいは格納
等の処理を行うために一時的に格納する実メモリ１２
と、文書の内容あるいは文書を検索するために使用する
文書属性情報、たとえば、文書名、あるいは文書の履歴
情報の一覧等を表示する表示装置１３と、当該表示装置
１３を制御する表示制御部１４と、文字・コマンド等を
入力するマウス１５およびキーボード１６と、当該マウ
ス１５およびキーボード１６を制御するキーボード／マ
ウス制御部１７と、文書の内容、文書属性情報、および
リンク情報テーブル１８１を格納するデータべース１８
と、当該データベース１８に格納されている文書等の格
納／読み出しのための制御を行うデータベース制御部１
９とから構成されている。また、データべース制御部１
９は、データべース１８に格納されているリンク情報テ
ーブル１８１を検索するリンク情報検索手段１９１と、
文書を検索するための文書属性情報（文書名）と文書属
性情報に対応するＩＤとの関係を表すＩＤテーブル、お
よびコピー元とコピー先との対照表となるリンク情報テ
ーブル１８１等を作成すると共に、これらの各テーブル
をデータべース１８に登録するための処理を行うリンク
情報登録手段１９２と、ユーザーがコピーして文書を作
成した際、その文書の履歴を知るために、履歴の表示を
キーボード１６あるいはマウス１５のような入力装置に
よる指示で、前記リンク情報テーブル１８１とＩＤテー
ブルとから文書属性情報によりコピー元に対するコピー
先の関係を表示するための処理を行う複製履歴表示処理
手段１９３とから構成される。
【０００９】図２は表示装置１３に表示されたウインド
２０の一例を示すもので、ユーザーが文書データベース
のアイコンを指示すると、図示の如きデータベース１８
に格納されている文書名の一覧が表示される。そして、
ユーザーは、欄２１の「Ａ機能仕様書」をマウス１５で
選択し、キーボード１６からコピー操作を指示する。そ
うすると、マウスカーソル２５の形状が図２に示すよう
な特定の形になる。さらに、ユーザーが、ウインド２０
内のそのマウスカーソル２５を文書名一覧の空いた欄２
４に移動させ、マウスボタンを押し、新たな文書名、た
とえば、「Ｃ機能仕様書」をキーボードから入力するこ
とにより、「Ａ機能仕様書」の複製である「Ｃ機能仕様
書」が作成される。そして、上記選択された欄２４に文
書名「Ｃ機能仕様書」が表示さる。
２０の一例を示すもので、ユーザーが文書データベース
のアイコンを指示すると、図示の如きデータベース１８
に格納されている文書名の一覧が表示される。そして、
ユーザーは、欄２１の「Ａ機能仕様書」をマウス１５で
選択し、キーボード１６からコピー操作を指示する。そ
うすると、マウスカーソル２５の形状が図２に示すよう
な特定の形になる。さらに、ユーザーが、ウインド２０
内のそのマウスカーソル２５を文書名一覧の空いた欄２
４に移動させ、マウスボタンを押し、新たな文書名、た
とえば、「Ｃ機能仕様書」をキーボードから入力するこ
とにより、「Ａ機能仕様書」の複製である「Ｃ機能仕様
書」が作成される。そして、上記選択された欄２４に文
書名「Ｃ機能仕様書」が表示さる。
【００１０】図３および図４は本実施例におけるデータ
べース１８の管理に用いる管理テーブルの一例を示すも
のである。すなわち、図３に示されたＩＤテーブルは、
文書ＩＤと文書名との関係を表すものである。たとえ
ば、図３に示す例において、文書データベースにおける
「Ａ機能仕様書」のＩＤは「３」で、「Ａ内部仕様書」
のＩＤは「６」であることを表す。さらに、図３には、
「Ａ機能仕様書」をコピーして「Ｂ機能仕様書」を作成
し、このＩＤを「９」とし、「Ｂ機能仕様書」をコピー
して「Ｂ内部仕様書」を作成し、このＩＤを「１０」と
し、また、「Ａ機能仕様書」をコピーして「Ｃ機能仕様
書」を作成し、このＩＤを「１３」とした場合のＩＤと
文書名の対応が例示されている。そして、このＩＤテー
ブルは、ユーザーが文書を選択し、コピー操作を指示し
た際に、図１におけるリンク情報登録手段１９２により
作成される。
べース１８の管理に用いる管理テーブルの一例を示すも
のである。すなわち、図３に示されたＩＤテーブルは、
文書ＩＤと文書名との関係を表すものである。たとえ
ば、図３に示す例において、文書データベースにおける
「Ａ機能仕様書」のＩＤは「３」で、「Ａ内部仕様書」
のＩＤは「６」であることを表す。さらに、図３には、
「Ａ機能仕様書」をコピーして「Ｂ機能仕様書」を作成
し、このＩＤを「９」とし、「Ｂ機能仕様書」をコピー
して「Ｂ内部仕様書」を作成し、このＩＤを「１０」と
し、また、「Ａ機能仕様書」をコピーして「Ｃ機能仕様
書」を作成し、このＩＤを「１３」とした場合のＩＤと
文書名の対応が例示されている。そして、このＩＤテー
ブルは、ユーザーが文書を選択し、コピー操作を指示し
た際に、図１におけるリンク情報登録手段１９２により
作成される。
【００１１】図４に示されたリンク情報テーブルは、コ
ピー元とコピー先との関係をＩＤによって表したもので
ある。すなわち、当該リンク情報テーブルは、たとえ
ば、ＩＤ「３」の文書からコピーされて、ＩＤ「９」お
よびＩＤ「１３」の文書が作成され、またＩＤ「９」の
文書からコピーされてＩＤ「１０」の文書が作成された
ことを表している。そして、上記リンク情報テーブル
は、前述と同様にユーザーがコピー元の文書を選択し、
コピー操作を指示することにより、コピー先の文書が作
成された際に、図１におけるリンク情報登録手段１９２
により作成される。
ピー元とコピー先との関係をＩＤによって表したもので
ある。すなわち、当該リンク情報テーブルは、たとえ
ば、ＩＤ「３」の文書からコピーされて、ＩＤ「９」お
よびＩＤ「１３」の文書が作成され、またＩＤ「９」の
文書からコピーされてＩＤ「１０」の文書が作成された
ことを表している。そして、上記リンク情報テーブル
は、前述と同様にユーザーがコピー元の文書を選択し、
コピー操作を指示することにより、コピー先の文書が作
成された際に、図１におけるリンク情報登録手段１９２
により作成される。
【００１２】次に、図６を参照しつつコピー文書の履歴
を表示装置に表示する手順を説明する。先ず、ユーザー
は、キーボード１６により文書の履歴表示を指示する
（ステップ６１）。図２のウインド２０に「履歴表示」
を指定するためのアイコンが設けられており、これをマ
ウスで指示することにより、複製履歴表示処理手段１９
３の動作が開始する。次に、同じくユーザーは、キーボ
ード１６によりコピー元の文書名を入力する（ステップ
６２）。文書名が入力されると、複製履歴表示処理手段
１９３は、ＩＤテーブルに基づいて、入力された文書名
からそのＩＤ番号を求める処理をする（ステップ６
３）。さらに、複製履歴表示処理手段１９３は、ＩＤテ
ーブルから得たＩＤ番号に基づいて、リンク情報テーブ
ルからコピー先のＩＤ番号を得る処理をする。また、コ
ピー先のまたコピー先があればこのＩＤ番号も得るよう
にする（ステップ６４）。上記リンク情報テーブルおよ
びＩＤテーブルとにより、複製履歴表示処理手段１９３
が表示装置１３に図５のような文書の履歴を表示するた
めの処理を行う（ステップ６５）。すなわち、表示装置
１３には、表示制御部１４によって、「Ａ機能仕様書」
のコピー順が一覧表となって表示される。したがって、
ユーザーは、この表示を見て「Ａ機能仕様書」の履歴、
すなわち、得られたコピー先を知ると共に、必要に応じ
て文書の変更あるいは廃棄を容易に行える。
を表示装置に表示する手順を説明する。先ず、ユーザー
は、キーボード１６により文書の履歴表示を指示する
（ステップ６１）。図２のウインド２０に「履歴表示」
を指定するためのアイコンが設けられており、これをマ
ウスで指示することにより、複製履歴表示処理手段１９
３の動作が開始する。次に、同じくユーザーは、キーボ
ード１６によりコピー元の文書名を入力する（ステップ
６２）。文書名が入力されると、複製履歴表示処理手段
１９３は、ＩＤテーブルに基づいて、入力された文書名
からそのＩＤ番号を求める処理をする（ステップ６
３）。さらに、複製履歴表示処理手段１９３は、ＩＤテ
ーブルから得たＩＤ番号に基づいて、リンク情報テーブ
ルからコピー先のＩＤ番号を得る処理をする。また、コ
ピー先のまたコピー先があればこのＩＤ番号も得るよう
にする（ステップ６４）。上記リンク情報テーブルおよ
びＩＤテーブルとにより、複製履歴表示処理手段１９３
が表示装置１３に図５のような文書の履歴を表示するた
めの処理を行う（ステップ６５）。すなわち、表示装置
１３には、表示制御部１４によって、「Ａ機能仕様書」
のコピー順が一覧表となって表示される。したがって、
ユーザーは、この表示を見て「Ａ機能仕様書」の履歴、
すなわち、得られたコピー先を知ると共に、必要に応じ
て文書の変更あるいは廃棄を容易に行える。
【００１３】上記文書の履歴を見てユーザーが文書を廃
棄した場合について図７ないし図１０を参照しつつ説明
する。今、図７に示すごとく、文書Ａから文書Ｂをコピ
ーし、文書Ｂから文書Ｃおよび文書Ｄをコピーしたとす
る。文書Ａがコピーされた時に、リンク情報登録手段１
９２の処理により、図示されていないＩＤテーブルが作
成される。たとえば、文書ＡにはＩＤ「１」が、文書Ｂ
にはＩＤ「２」が、文書ＣにはＩＤ「３」、文書Ｄには
ＩＤ「４」がそれぞれ付与される。その後、前記ＩＤテ
ーブルを基にして、図９に示すようなリンク情報テーブ
ルがリンク情報登録手段１９２の処理により作成され
る。ユーザーによる文書Ａの履歴表示の指示により、複
製履歴表示処理手段１９３は、前記ＩＤテーブルとリン
ク情報テーブルとから図７に示すような関係を表示装置
１３に表示する。ユーザーは、この表示を見て不要な文
書、たとえば、文書Ｂを廃棄したとする。ユーザーの文
書Ｂに対する廃棄指示は、図９に示すリンク情報テーブ
ルを図１０に示すリンク情報テーブルに変換する。そし
て、このリンク情報テーブルとＩＤテーブルとにより図
８に示す文書Ａの履歴を表示装置１３に表示する。
棄した場合について図７ないし図１０を参照しつつ説明
する。今、図７に示すごとく、文書Ａから文書Ｂをコピ
ーし、文書Ｂから文書Ｃおよび文書Ｄをコピーしたとす
る。文書Ａがコピーされた時に、リンク情報登録手段１
９２の処理により、図示されていないＩＤテーブルが作
成される。たとえば、文書ＡにはＩＤ「１」が、文書Ｂ
にはＩＤ「２」が、文書ＣにはＩＤ「３」、文書Ｄには
ＩＤ「４」がそれぞれ付与される。その後、前記ＩＤテ
ーブルを基にして、図９に示すようなリンク情報テーブ
ルがリンク情報登録手段１９２の処理により作成され
る。ユーザーによる文書Ａの履歴表示の指示により、複
製履歴表示処理手段１９３は、前記ＩＤテーブルとリン
ク情報テーブルとから図７に示すような関係を表示装置
１３に表示する。ユーザーは、この表示を見て不要な文
書、たとえば、文書Ｂを廃棄したとする。ユーザーの文
書Ｂに対する廃棄指示は、図９に示すリンク情報テーブ
ルを図１０に示すリンク情報テーブルに変換する。そし
て、このリンク情報テーブルとＩＤテーブルとにより図
８に示す文書Ａの履歴を表示装置１３に表示する。
【００１４】
【発明の効果】本発明によれば、元の文書から複製され
た複製先の文書の履歴関係が複製順に全て判るように表
示装置に表示されるので、ユーザーは、これを見て、変
更の必要な文書を知ることや、不要な文書の廃棄判断を
容易にすることができる。
た複製先の文書の履歴関係が複製順に全て判るように表
示装置に表示されるので、ユーザーは、これを見て、変
更の必要な文書を知ることや、不要な文書の廃棄判断を
容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明の一例を示すブロック構成図である。
【図２】 本発明における表示装置のウインドを示す。
【図３】 本発明におけるＩＤテーブルを示す。
【図４】 本発明におけるリンク情報テーブルを示す。
【図５】 本発明におけるコピー元に対するコピー先関
係の表示を示す。
係の表示を示す。
【図６】 本発明における文書の履歴を表示するための
フローチャートを示す。
フローチャートを示す。
【図７】 本発明におけるコピー元に対するコピー先関
係の概略説明図を示す。
係の概略説明図を示す。
【図８】 本発明におけるコピー元に対するコピー先関
係の表示において文書を廃棄した際の説明図を示す。
係の表示において文書を廃棄した際の説明図を示す。
【図９】 図７におけるリンク情報テーブルを示す。
【図１０】 文書を廃棄した際のリンク情報テーブルを
示す。
示す。
１１・・・ＣＰＵ、１２・・・実メモリ、１３・・・表
示装置、１４・・・表示制御部、１５・・・マウス、１
６・・・キーボード、１７・・・キーボード／マウス制
御部、１８・・・データベース １８１・・リンク情報テーブル、１９・・・データベー
ス制御部、１９１・・リンク情報検索手段、１９２・・
リンク情報登録手段、１９３・・複製履歴表示処理手
段。
示装置、１４・・・表示制御部、１５・・・マウス、１
６・・・キーボード、１７・・・キーボード／マウス制
御部、１８・・・データベース １８１・・リンク情報テーブル、１９・・・データベー
ス制御部、１９１・・リンク情報検索手段、１９２・・
リンク情報登録手段、１９３・・複製履歴表示処理手
段。
Claims (1)
- 【請求項１】複製により作成された新たな文書と複製の
元となった文書との間の複製の関係を表すリンク情報を
格納するリンク情報テーブルと、 複製により新たな文書が作成されたとき、その複製の関
係を表すリンク情報を前記リンク情報テーブルに登録す
るリンク情報登録手段と、 検索すべき文書の指定と共に複製の履歴表示が指定され
たとき、前記リンク情報テーブルを検索して、指定され
た文書にリンクする全ての文書とそれらの文書間のリン
ク関係を表す情報を読み出し、表示する複製履歴表示処
理手段と、 を備えたことを特徴とするデータベース管理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3101822A JPH05324438A (ja) | 1991-04-08 | 1991-04-08 | データベース管理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3101822A JPH05324438A (ja) | 1991-04-08 | 1991-04-08 | データベース管理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05324438A true JPH05324438A (ja) | 1993-12-07 |
Family
ID=14310811
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3101822A Pending JPH05324438A (ja) | 1991-04-08 | 1991-04-08 | データベース管理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05324438A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08292961A (ja) * | 1995-04-20 | 1996-11-05 | Fuji Xerox Co Ltd | 文書複写関係管理システム |
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| US8874861B2 (en) | 2010-07-16 | 2014-10-28 | Fuji Xerox Co., Ltd. | System and method of copying electronic document and change history information |
-
1991
- 1991-04-08 JP JP3101822A patent/JPH05324438A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08292961A (ja) * | 1995-04-20 | 1996-11-05 | Fuji Xerox Co Ltd | 文書複写関係管理システム |
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