JPH05321783A - エンジンの燃料供給装置 - Google Patents
エンジンの燃料供給装置Info
- Publication number
- JPH05321783A JPH05321783A JP12202992A JP12202992A JPH05321783A JP H05321783 A JPH05321783 A JP H05321783A JP 12202992 A JP12202992 A JP 12202992A JP 12202992 A JP12202992 A JP 12202992A JP H05321783 A JPH05321783 A JP H05321783A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- pressure regulator
- engine
- passage
- tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 燃料タンク内の燃料が加熱されて多量の燃料
蒸気が発生することを防止する。 【構成】 燃料タンク１は燃料導入通路２を介して圧力
調整器３に接続され、燃料導入通路２に燃料ポンプ４が
配置される。また、圧力調整器３は燃料返戻通路７を介
して燃料タンク１に接続される。燃料導入通路２、圧力
調整器３、および燃料返戻通路７はエンジンルーム８の
外部に配置される。燃料導入通路２に接続された燃料供
給通路９はエンジンルーム８内に延びて、デリバリパイ
プ１０に接続され、デリバリパイプ１０には燃料噴射弁
１１が接続される。
蒸気が発生することを防止する。 【構成】 燃料タンク１は燃料導入通路２を介して圧力
調整器３に接続され、燃料導入通路２に燃料ポンプ４が
配置される。また、圧力調整器３は燃料返戻通路７を介
して燃料タンク１に接続される。燃料導入通路２、圧力
調整器３、および燃料返戻通路７はエンジンルーム８の
外部に配置される。燃料導入通路２に接続された燃料供
給通路９はエンジンルーム８内に延びて、デリバリパイ
プ１０に接続され、デリバリパイプ１０には燃料噴射弁
１１が接続される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はエンジンの燃料供給装置
に関する。
に関する。
【０００２】
【従来の技術】エンジンの気筒内に燃料を噴射する燃料
噴射弁の後端をデリバリパイプに接続し、燃料ポンプに
よって燃料タンク内の燃料を燃料通路を介してデリバリ
パイプに供給し、デリバリパイプに圧力調整器を接続し
て余剰燃料を燃料返戻通路を介して燃料タンクに返戻
し、これによって燃料噴射弁に供給される燃料圧を調整
するようにしたエンジンの燃料供給装置が公知である
（特開平３−１０７５６９号公報参照）。
噴射弁の後端をデリバリパイプに接続し、燃料ポンプに
よって燃料タンク内の燃料を燃料通路を介してデリバリ
パイプに供給し、デリバリパイプに圧力調整器を接続し
て余剰燃料を燃料返戻通路を介して燃料タンクに返戻
し、これによって燃料噴射弁に供給される燃料圧を調整
するようにしたエンジンの燃料供給装置が公知である
（特開平３−１０７５６９号公報参照）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この燃料供給装置で
は、デリバリパイプ、圧力調整器、燃料通路の一部、お
よび燃料返戻通路の一部がエンジン近傍に配置されてい
るために、これらの内部の燃料が加熱され、高温となっ
た燃料が燃料返戻通路を介して燃料タンク内に返戻され
る。このため、燃料タンク内の燃料温度が上昇し、多量
の燃料蒸気が発生するという問題がある。
は、デリバリパイプ、圧力調整器、燃料通路の一部、お
よび燃料返戻通路の一部がエンジン近傍に配置されてい
るために、これらの内部の燃料が加熱され、高温となっ
た燃料が燃料返戻通路を介して燃料タンク内に返戻され
る。このため、燃料タンク内の燃料温度が上昇し、多量
の燃料蒸気が発生するという問題がある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め本発明によれば、エンジンが配置されたエンジンルー
ムの外部に燃料タンクを配置し、燃料タンク内の燃料を
ポンプによって加圧し、加圧された燃料を圧力調整器に
よって目標燃料圧に調整してエンジンに供給するように
した燃料供給装置において、燃料タンクから圧力調整器
に燃料を導くための燃料導入通路、圧力調整器から燃料
タンクに燃料を返戻するための燃料返戻通路、および圧
力調整器をエンジンルームの外部に配置している。
め本発明によれば、エンジンが配置されたエンジンルー
ムの外部に燃料タンクを配置し、燃料タンク内の燃料を
ポンプによって加圧し、加圧された燃料を圧力調整器に
よって目標燃料圧に調整してエンジンに供給するように
した燃料供給装置において、燃料タンクから圧力調整器
に燃料を導くための燃料導入通路、圧力調整器から燃料
タンクに燃料を返戻するための燃料返戻通路、および圧
力調整器をエンジンルームの外部に配置している。
【０００５】
【作用】燃料タンクから圧力調整器に燃料を導くための
燃料導入通路、圧力調整器から燃料タンクに燃料を返戻
するための燃料返戻通路、および圧力調整器をエンジン
ルームの外部に配置したために、燃料返戻通路を介して
燃料タンクに返戻される燃料は加熱されていないため高
温とならない。
燃料導入通路、圧力調整器から燃料タンクに燃料を返戻
するための燃料返戻通路、および圧力調整器をエンジン
ルームの外部に配置したために、燃料返戻通路を介して
燃料タンクに返戻される燃料は加熱されていないため高
温とならない。
【０００６】
【実施例】図１を参照すると、燃料タンク１は燃料導入
通路２を介して圧力調整器３に接続される。燃料導入通
路２には、燃料ポンプ４、フィルタ５、および燃料ポン
プ４によって発生する圧力脈動を除去するためのパルセ
ーションダンパ６が夫々設けられる。また、圧力調整器
３は燃料返戻通路７を介して燃料タンク１に接続され
る。以上の全ての構成要素は、エンジンが配置された部
屋であるエンジンルーム８の外部に配置される。
通路２を介して圧力調整器３に接続される。燃料導入通
路２には、燃料ポンプ４、フィルタ５、および燃料ポン
プ４によって発生する圧力脈動を除去するためのパルセ
ーションダンパ６が夫々設けられる。また、圧力調整器
３は燃料返戻通路７を介して燃料タンク１に接続され
る。以上の全ての構成要素は、エンジンが配置された部
屋であるエンジンルーム８の外部に配置される。
【０００７】圧力調整器３とパルセーションダンパ６の
間の燃料導入通路２は燃料供給通路９に接続され、燃料
供給通路９はエンジンルーム８内に延びてデリバリパイ
プ１０に接続される。デリバリパイプ１０にはエンジン
本体に取付けられた４つの燃料噴射弁１１が接続される
と共に、燃料噴射弁１１による圧力脈動を除去するため
のパルセーションダンパ１２が接続される。
間の燃料導入通路２は燃料供給通路９に接続され、燃料
供給通路９はエンジンルーム８内に延びてデリバリパイ
プ１０に接続される。デリバリパイプ１０にはエンジン
本体に取付けられた４つの燃料噴射弁１１が接続される
と共に、燃料噴射弁１１による圧力脈動を除去するため
のパルセーションダンパ１２が接続される。
【０００８】燃料ポンプ４から吐出される加圧燃料は、
燃料導入通路２および燃料供給通路９を介してデリバリ
パイプ１０に供給される。余分の加圧燃料は圧力調整器
３によって燃料返戻通路７を介して燃料タンク１に返戻
され、これによってデリバリパイプ１０内の燃料圧は設
定圧力に調整される。以上のように、燃料導入通路２、
圧力調整器３、および燃料返戻通路７は、エンジンルー
ム８の外部に配置されているために、燃料タンク１に返
戻される燃料はエンジンによって加熱されていない。こ
のため、燃料タンク１内の燃料は、返戻される燃料によ
って加熱されることがなく、燃料蒸気が発生することを
抑止することができる。
燃料導入通路２および燃料供給通路９を介してデリバリ
パイプ１０に供給される。余分の加圧燃料は圧力調整器
３によって燃料返戻通路７を介して燃料タンク１に返戻
され、これによってデリバリパイプ１０内の燃料圧は設
定圧力に調整される。以上のように、燃料導入通路２、
圧力調整器３、および燃料返戻通路７は、エンジンルー
ム８の外部に配置されているために、燃料タンク１に返
戻される燃料はエンジンによって加熱されていない。こ
のため、燃料タンク１内の燃料は、返戻される燃料によ
って加熱されることがなく、燃料蒸気が発生することを
抑止することができる。
【０００９】図２から図４には、圧力調整器３および燃
料返戻通路７等の具体的な配置例を示す。図２に示す例
では、側壁１３によってエンジンルーム８から仕切られ
たフェンダ内に圧力調整器３およびフィルタ５が配置さ
れ、燃料返戻通路７がフェンダ内を延びている。
料返戻通路７等の具体的な配置例を示す。図２に示す例
では、側壁１３によってエンジンルーム８から仕切られ
たフェンダ内に圧力調整器３およびフィルタ５が配置さ
れ、燃料返戻通路７がフェンダ内を延びている。
【００１０】図３に示す例では、圧力調整器３およびフ
ィルタ５をフェンダ内の前方に配置し冷却風によって強
制的に冷却されるようにしている。図４に示す例では、
サイドメンバ１４によってエンジンルーム８から仕切ら
れた部屋内に、圧力調整器３およびフィルタ５を配置し
ている。次に図５を参照して第２の実施例について説明
する。第２の実施例において第１の実施例と同一の構成
については同一の参照番号を付してその説明を省略す
る。エンジンルーム８内の燃料供給通路９にはダイヤフ
ラム式の高圧燃料ポンプ２０、および高圧燃料ポンプ２
０によって発生する圧力脈動を除去するためのパルセー
ションダンパ２１が配置される。デリバリパイプ１０に
はデリバリパイプ１０内の燃料圧が過大になったときに
だけ開弁するリリーフ弁２２が接続され、このリリーフ
弁２２はリリーフ通路２３を介して燃料返戻通路７に接
続される。第２の実施例においても第１の実施例と同様
の作用効果を奏することができる。
ィルタ５をフェンダ内の前方に配置し冷却風によって強
制的に冷却されるようにしている。図４に示す例では、
サイドメンバ１４によってエンジンルーム８から仕切ら
れた部屋内に、圧力調整器３およびフィルタ５を配置し
ている。次に図５を参照して第２の実施例について説明
する。第２の実施例において第１の実施例と同一の構成
については同一の参照番号を付してその説明を省略す
る。エンジンルーム８内の燃料供給通路９にはダイヤフ
ラム式の高圧燃料ポンプ２０、および高圧燃料ポンプ２
０によって発生する圧力脈動を除去するためのパルセー
ションダンパ２１が配置される。デリバリパイプ１０に
はデリバリパイプ１０内の燃料圧が過大になったときに
だけ開弁するリリーフ弁２２が接続され、このリリーフ
弁２２はリリーフ通路２３を介して燃料返戻通路７に接
続される。第２の実施例においても第１の実施例と同様
の作用効果を奏することができる。
【００１１】
【発明の効果】燃料タンクに返戻される燃料は加熱され
ていないために、燃料タンク内の燃料が加熱されて多量
の燃料蒸気が発生することを防止することができる。
ていないために、燃料タンク内の燃料が加熱されて多量
の燃料蒸気が発生することを防止することができる。
【図１】本発明の燃料供給装置の第１の実施例の全体図
である。
である。
【図２】圧力調整器等の具体的な配置例を示す斜視図で
ある。
ある。
【図３】圧力調整器等の別の配置例を示す斜視図であ
る。
る。
【図４】圧力調整器等のさらに別の配置例を示す斜視図
である。
である。
【図５】本発明の燃料供給装置の第２の実施例の全体図
である。
である。
１…燃料タンク ２…燃料導入通路 ３…圧力調整器 ４…燃料ポンプ ７…燃料返戻通路 ８…エンジンルーム
Claims (1)
- 【請求項１】 エンジンが配置されたエンジンルームの
外部に燃料タンクを配置し、燃料タンク内の燃料をポン
プによって加圧し、加圧された燃料を圧力調整器によっ
て目標燃料圧に調整してエンジンに供給するようにした
燃料供給装置において、燃料タンクから圧力調整器に燃
料を導くための燃料導入通路、圧力調整器から燃料タン
クに燃料を返戻するための燃料返戻通路、および圧力調
整器を前記エンジンルームの外部に配置したエンジンの
燃料供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12202992A JPH05321783A (ja) | 1992-05-14 | 1992-05-14 | エンジンの燃料供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12202992A JPH05321783A (ja) | 1992-05-14 | 1992-05-14 | エンジンの燃料供給装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05321783A true JPH05321783A (ja) | 1993-12-07 |
Family
ID=14825833
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12202992A Pending JPH05321783A (ja) | 1992-05-14 | 1992-05-14 | エンジンの燃料供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05321783A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0899442A2 (en) | 1997-08-28 | 1999-03-03 | Nissan Motor Co., Ltd. | Diagnostic system for the fuel system of an internal combustion engine |
| JP2000507328A (ja) * | 1997-01-17 | 2000-06-13 | キャタピラー インコーポレイテッド | 燃料再循環システム |
| US7458362B2 (en) | 2006-03-29 | 2008-12-02 | Denso Corporation | Fuel supply system for internal combustion engine |
-
1992
- 1992-05-14 JP JP12202992A patent/JPH05321783A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000507328A (ja) * | 1997-01-17 | 2000-06-13 | キャタピラー インコーポレイテッド | 燃料再循環システム |
| EP0899442A2 (en) | 1997-08-28 | 1999-03-03 | Nissan Motor Co., Ltd. | Diagnostic system for the fuel system of an internal combustion engine |
| US6032639A (en) * | 1997-08-28 | 2000-03-07 | Nissan Motor Co., Ltd. | Diagnosis for fuel system of internal combustion engine |
| US7458362B2 (en) | 2006-03-29 | 2008-12-02 | Denso Corporation | Fuel supply system for internal combustion engine |
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