JPH0531Y2 - - Google Patents

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JPH0531Y2
JPH0531Y2 JP1988105839U JP10583988U JPH0531Y2 JP H0531 Y2 JPH0531 Y2 JP H0531Y2 JP 1988105839 U JP1988105839 U JP 1988105839U JP 10583988 U JP10583988 U JP 10583988U JP H0531 Y2 JPH0531 Y2 JP H0531Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は、水平姿勢から垂直姿勢へと起伏自
在に回動して折りたたみ式に設けたはね上げ折畳
み棚に関するものである。
「従来の技術」 従来周知のはね上げ式の折りたたみ棚は、例え
ば実公昭46−6625号公報に紹介された折りたたみ
棚があり、その折りたたみ棚においては、左右に
対設した両支柱間に架設する棚の両側体の各前端
から後方へ屈伸自在な支持片を延設し、該支持片
の後端と棚両側体の後端とに夫夫突設した突起を
夫夫両支柱の上下鉤状孔に掛止することにより、
前後方向へ折畳み引出し自在に架設したものであ
る。
「考案が解決しようとする課題」 ところで、前記折畳み棚においては、棚を後方
へ折畳む時には、両側支持片の中間屈曲部を押圧
した後に支持片を折曲げて棚を上方へ押上げねば
ならない煩わしさがあり、棚の折畳み操作に手間
取ると言う欠点があつた。
そこで、本考案においては、前述のような操作
上の煩雑さを省いて棚の起伏操作を能率的に行え
るあね上げ式の折畳み棚を提供しようとするもの
である。
「課題を解決するための手段」 前記課題解決のため、上端部に壁部横棧への挾
着具を備え、下端部に壁面との間隔保持具を備え
た支柱を左右一対設けて之等を挾着具により壁部
横棧へ挾着させて吊り下げるようにし、前記両支
柱の対向内側面にそれぞれ棚受腕の基板上部を回
動自在に軸支すると共に、同基板の下部から外側
方へ向つて支柱前面に当接係合する係止片を突設
した前記両棚受腕間に棚板を架渡して棚板両側端
部を棚受腕に固定することにより、両支柱の間へ
はね揚げて折畳むようにした折畳み棚を構成する
ものである。
「作用」 左右両支柱間に棚受腕を介して軸支された棚
は、その前端を押し上げることにより両棚受腕が
共に上方へ回動して容易に両支柱間に起立状に畳
みこまれて収納し、両棚受腕の外側面が両支柱内
側面の弾性突起に弾接することにより固定する。
又、棚前端を引き下げることにより容易に下方へ
回動して両支柱間から前方へ突出し、水平姿勢に
伏せた時点で棚受腕の基板下部の係止片が支柱前
面に当接係合することにより、棚受腕がそれ以上
の過度に回動することを阻止されて水平姿勢を保
持し、荷重にも対抗できる。
「実施例」 本考案の実施例を添付図面により説明する。
第1図に本考案折畳み棚の全容を示してあつ
て、図中、1は支柱でありその構成はリツプ溝形
材の開口面を背面として壁面に向けて立設し、上
端部には鴨居等の横棧を挾持するようにした挾着
具2が開口面の両側リツプ間に組込まれて固定さ
れてあり、下端部背面にはチエス駒形の間隔保持
具3が後向きに突設されてあり、前記挾着具によ
り横棧に挾みつけて左右一対の支柱を吊下げ、下
端の間隔保持具により壁面との間隔を一定に保持
させることにより両支柱が垂直姿勢を維持する。
前記両支柱1,1の対向内側面にそれぞれ棚受
腕4の基板4aの上部を回動自在に軸支してあつ
て、該両棚受腕4,4間にパイプ棚板5を架着す
ることにより、両支柱間に同種のパイプ棚板5を
上下二段に架設してある。
第2図には前記棚受腕4を支柱1の内側面に沿
わせて起立させた状態を図示し、第3図には同棚
受腕を支柱から前方へ水平状に突出させた状態を
図示してあるように、この棚受腕4は側面形状が
細長三角形状で基板4aが上下に長い矩形状を呈
し、基板4aの前端から前部を細く形成した腕部
を突設してあり、該腕部は基板4aから前方へ延
びる細長垂片4bの上端縁から水平片4cと、水
平片4cの内端縁から立上片4dとを階段状に曲
成すると共に、基板4aの前縁下端部に支柱前面
へ当接係合する外側向きの係止片4eと、基板4
a後端縁から内側向きのリブ4fとを曲成し、基
板上部を軸具6にて支柱内側面に回動自在に軸支
してあり、水平姿勢においては前記係止片4eが
支柱の前面に当接係合することにより下方への回
動を阻止されて水平姿勢を保持し、支柱内側面に
沿つて起立した姿勢においては垂片4bの前端部
が弾性突起7に弾接して固定し垂直姿勢を保持す
る。尚、第3図中の8は前記棚受腕4上に後述す
る棚板を締付け固定するための止めねじを示し、
この止めねじの挿通孔イを水平片4cの中央部に
設けてある。
第4図は前記折畳み棚の水平姿勢において一部
を断面で示した側面図であつて、支柱1の上端部
に備えた挾着具2は、鴨居9に嵌合するために側
面形をコ字形に形成した開口部の上端水平片2a
の後端に刺爪2bを設けて之を鴨居上面に刺しこ
み、垂片2cの下端かコ字形に折曲げて上部開口
と反対向きの凹部2dを曲成し、該凹部内に遊嵌
した回転ナツト10の中心部に螺挿して凹部を貫
通させた螺杆11の上端に摺動締付板12を直交
状に固着してなり、前記回転ナツト10を正逆方
向に捻回することにより、摺動締付板12を上下
方向に進退させて鴨居9を緊締または弛緩するよ
う構成したものである。
また、支柱下端部に備えた間隔保持具3は、壁
面Wに当接させたチエス駒形の台3aの中心部に
間隔調整ねじ3bを螺挿し、該ねじの前端頭部3
cを支柱1の前壁内面に溶着することにより支柱
下端部に固設してあり、台3aをねじ3bに沿つ
て捻回させて進退し壁面との間隔を調整するよう
構成している。
尚また、パイプ棚板5は等間隔に並べた七本の
パイプ5a……の端部を溝形側枠5b内に挿入
し、パイプ端の上側に波形押帯5cを被冠し、波
形押帯の凹部からビス5d……で締付け固定して
一面状棚板となしたものを左右両棚受腕間に架渡
し、棚受腕の下側から止ねじ8で側枠5bの下壁
に締付けることにより棚受腕上に固着してある。
第5図は第4図の状態を前面から見た正面図の
左側一部を示したものである。図中の13は支柱
下端に嵌め付けたキヤツプを示す。
「考案の効果」 左右両支柱の対向面に回動自在に軸支した両棚
受腕に棚板の両側端を固着しているから、棚板の
前端部を押し引きするだけの操作で容易に棚が起
伏回動し、その操作が軽快であるから引出し折畳
み操作が簡単迅速で能率的であり、煩わしさがな
い。そして棚を前方へ引き出して水平姿勢になつ
た時点において棚受腕の細長三角計状である垂片
に連設された係止片が支柱の前面に係合すること
によりそれ以上の回動を阻止して棚の水平姿勢を
保持し、棚上への載置物品の荷重に対しても垂片
および係止片が三角構造となつて支承力を保有す
る。そしてまた、棚を上方へ回動させて支柱の内
側に沿つて起立させた時点においては、支柱内側
面に突設した弾性突起に棚受腕の先端部の外側面
が弾接することにより、そして支点である回動軸
と作用天である弾性突起との間の長さを大とした
ことにより、腕がその位置にしつかりと固定され
て起立姿勢を保持し、棚板が前方へ倒れることを
阻止する。
このようであるから、棚の不要な場合には直ぐ
に棚をはね揚げて壁面に沿い畳みこみができ、必
要時には容易に之を引出して利用できる。
尚また、左右両支柱は各上端部を挾着具により
鴨居に挾着させ、下端部を間隔保持具により壁面
に当接しているから、上端部の挾着具の締付けを
緩めて鴨居から取外すことにより吊棚全体を容易
に他の位置へ移設することができ、任意場所へ移
設することが簡単容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る折畳み棚の全容を示す斜
視図、第2図及び第3図は同折畳み棚の左側支柱
と棚受腕との関連を示し、第2図は棚受腕を起立
させた状態を、第3図は同棚受腕を水平状にした
状態をそれぞれ示し、第4図は同折畳み棚の水平
姿勢における一部断面の側面図、第5図は前図状
態の正面図を示す。 1……支柱、2……挾着具、3……間隔保持
具、4……棚受腕、4a……基板、4e……係止
片、5……棚板、6……軸具、7……弾性突起、
8……止めねじ、9……鴨居、10……回転ナツ
ト、11……螺杆、12……摺動締付板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 支柱を左右対設し、該両支柱の対向側面に棚
    受腕の基板上部を回動自在に軸支すると共に棚
    受腕の細長三角形状である垂片から連接して同
    基板下部から外側方へ支柱前面に当接係合する
    係止片を突設し、前記左右両棚受腕間に棚板を
    架着してなるはね上げ折畳み棚。 (2) 両支柱の対向内側面であつて、棚受腕の先端
    部の外側面が摺接する範囲内に、弾性突起を設
    けた請求項第1記載のはね上げ折畳み棚。
JP1988105839U 1988-08-10 1988-08-10 Expired - Lifetime JPH0531Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988105839U JPH0531Y2 (ja) 1988-08-10 1988-08-10

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988105839U JPH0531Y2 (ja) 1988-08-10 1988-08-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0226541U JPH0226541U (ja) 1990-02-21
JPH0531Y2 true JPH0531Y2 (ja) 1993-01-05

Family

ID=31338816

Family Applications (1)

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JP1988105839U Expired - Lifetime JPH0531Y2 (ja) 1988-08-10 1988-08-10

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5643457B1 (ja) * 2014-05-13 2014-12-17 村山 哲夫 冷蔵庫用の跳ね上げ回動式冷気遮断装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5014726U (ja) * 1973-05-31 1975-02-17

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51142920U (ja) * 1975-05-12 1976-11-17
JPS59139139U (ja) * 1983-03-07 1984-09-17 新光ステンレス工業有限会社 起伏自在棚

Patent Citations (1)

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JPS5014726U (ja) * 1973-05-31 1975-02-17

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Publication number Publication date
JPH0226541U (ja) 1990-02-21

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