JP3014993U - 陳列ケースにおける引戸フレームの取付構造 - Google Patents

陳列ケースにおける引戸フレームの取付構造

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JP3014993U
JP3014993U JP1995002004U JP200495U JP3014993U JP 3014993 U JP3014993 U JP 3014993U JP 1995002004 U JP1995002004 U JP 1995002004U JP 200495 U JP200495 U JP 200495U JP 3014993 U JP3014993 U JP 3014993U
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JP1995002004U
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Inventor
敏 向井
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ハヤノ産業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 陳列ケースの引戸フレームを着脱自在にかつ
ワンタッチ的に取り付けられる構造。 【構成】 断面U字形状に屈曲して基板16aの左右両
側に弾発片部17a,17aを形成すると共に、中心部
にねじ孔19を穿設してビス20を螺通させ、そのビス
頭20bが当接片部17bの先端より突出するようにし
て取付金具16を形成し、引戸上レール13及び左右の
引戸戸当レール14a,14bの適所に開設しただるま
孔21に挿通してビス軸部をだるま孔21の小径部に臨
ませた状態でビス20を締め付けることにより引戸上レ
ール13及び左右の引戸戸当レール14a,14bにそ
れぞれ取付金具16を複数取り付け、これらの取付金具
16を陳列ケースAの天枠材1aの下面及び左右の柱枠
材3a,3bの対向側面に設けられたガラスを嵌め込む
溝6に押し付けて各弾発片部17a,17aをガラスを
嵌め込む溝6に圧接させて着脱自在に固定させるように
した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、陳列ケースのガラス引戸を開閉自在に支持させる、引戸上レールと 左右の引戸戸当レールの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、このような陳列ケースの引戸フレームで、ガラス引戸の上面と左右の側 面との三方を支持させる引戸上レール及び引戸戸当レールは、天枠材及び左右の 柱枠材に対してそれぞれ複数個所でビス止めして固定させ、さらに左右の引戸戸 当レールのガラス引戸の当たり面にクッションゴムを嵌め込むようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このような従来の引戸フレームの取付構造では、天枠材及び左右の柱枠材と引 戸上レール及び左右の引戸戸当レールとにそれぞれ複数個所に対向して設けてビ ス孔を合致させてビス止めすることが大変であるために施工現場で取り付けるこ とが複雑で手間がかかるため、予め製造工場で陳列ケースを組立てた状態で運搬 している。従って、運搬する場合に嵩張ることは勿論のこと取扱に細心の注意が 必要となる。 また、陳列ケースの大小、高さに応じて各柱枠材に各引戸戸当レールを取り付 けるビス孔の位置を変える必要があるため、その都度ビス孔をあけることが面倒 であるといった問題がある。 そこで本考案はこのような従来技術に見られる問題を解決して、施工現場にお いて上下の引戸レールや左右の引戸戸当レールがすべてワンタッチ的に、しかも 着脱自在に取り付けられる引戸フレームの取付構造を提供することを目的として いる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために本考案に係わる陳列ケースにおける引戸フレーム の取付構造は、弾発性を有する板片を断面U字形状に屈曲して基板の左右両側に 側板を立設すると共に、該各側板には長手方向で2個所に切り込みを設けて各側 板の各切り込みより外側の部分を水平方向で互いに外側に円弧状に膨出させて弾 発片部を形成すると共に、前記各切り込みの間で各側板の中央部を先端が各弾発 片部より若干突出する長さの当接片部となし、前記基板の中心部にねじ孔を穿設 してビスを螺通させ、そのビス頭が前記当接片部の先端より突出するようにして 取付金具を形成し、該取付金具のビスのビス頭を引戸上レール及び左右の引戸戸 当レールの適所に開設しただるま孔に挿通してビス軸部をだるま孔の小径部に臨 ませた状態でビスを締め付けることにより引戸上レール及び左右の引戸戸当レー ルにそれぞれ取付金具を複数取り付け、これらの取付金具を陳列ケースの天枠材 の下面及び左右の柱枠材の対向側面に設けられたガラスを嵌め込む溝に押し付け て各弾発片部をガラスを嵌め込む溝に圧接させて着脱自在に固定させるようにし た。
【0005】
【作用】
引戸上レール及び左右の引戸戸当レールは、それぞれに複数ずつ取り付けた取 付金具を、天枠材及び左右の柱枠材に設けられたガラスを嵌め込む溝に押し付け ることで、左右の側板がガラスを嵌め込む溝に嵌合し、各側板の中央部に各弾発 片部より長く形成した当接片部の先端が引戸上レールや引戸戸当レールの裏面に 当接して固定され、この状態で当接片部より長さが短かくて弾発フリーとなる各 弾発片部がガラスを嵌め込む溝の縁に圧接して抜脱することなく固定されるため に、引戸上レール及び左右の引戸戸当レールを天枠材及び左右の柱枠材に確実に 取り付け固定させる。
【0006】
【実施例】
以下に本考案の一実施例を図面と共に説明する。図1に示す陳列ケースAはそ れぞれ所定寸法長さに裁断された前後方向の天枠材1a,1b及び底枠材2a, 2bと、前後方向の天枠材1c,1d及び底枠材2c,2dと、これらの天枠材 1a〜1dと底枠材2a〜2dとがそれぞれ直交する隅角に直交させる垂直方向 の柱枠材3a〜3dを配し、三者が直交する各隅角を三方向に嵌入支柱を突出さ せた連結具4で結合して立方形をなす枠体に組み付けられ、さらに各柱枠材3a 〜3dの所要高さ位置に中間枠材5a〜5dを連結固定している。 そして、立方形をなす枠体の天部,左右の側面及び前面で、各天枠材1a〜1 d,柱枠材3a〜3d及び中間枠材5a〜5dの互いに対向する面に設けられた ガラスを嵌め込む溝6に対してそれぞれガラス板7の端縁を嵌め込み、前側面に 対して2枚の引戸ガラス8,8を開閉自在に装着する。これらの引戸ガラス8, 8の下側縁にはその下面にキャスターを備えた袴レール9,9を嵌着させている 。なお、底枠材2a〜2dの下面にキャスター10が取り付けられ、各柱枠材3 a〜3dに棚板11が高さ調節可能に支持される。
【0007】 そして、引戸ガラス8,8を装着させる前側面で中間枠材5a上に引戸下レー ル12を固定し、天枠材1aの下面に引戸上レール13を固定し、左右の柱枠材 3a,3bの互いに対向する側面に引戸戸当レール14a,14bを固定させる 。 前記引戸下レール12は下面に突出させた2条の突条15,15を中間枠材5 a上面に設けられたガラスを嵌め込む溝6′に嵌合させることで固定させる。
【0008】 前記引戸上レール13及び左右の引戸戸当レール14a,14bは図2及び図 3に示す取付金具16を介して固定させる。 この取付金具16は薄鋼板で弾発性を有する板片を断面U字形状に屈曲して、 基板16aの左右両側に側板17,17を対設させ、これらの両側板17,17 を図3に示すように長手方向で2個所に所要の深さの切り込み18,18を設け 、これらの切り込み18,18より外側に位置する部分に水平方向で互いに外側 に円弧状に膨出させた弾発片部17a,17aを形成すると共に、切り込み18 ,18の間を先端が各弾発片部17a,17aより若干突出する長さの当接片部 17bとしている。 そして、前記基板16aの中心部にねじ孔19を穿設している。このねじ孔1 9に図4に示すようにビス20を螺通させる。このビス20はビス軸部20aを ねじ孔19に螺合させた状態でビス頭20bが取付金具16の当接片部17bの 先端より突出する長さのものが選ばれる。
【0009】 一方、前記引戸レール13と左右の引戸戸当レール14a,14bには長手方 向の外壁面14a′,14b′の適宜位置図4に示すように複数のだるま孔21 が開設される。 そして、これらのだるま孔21の太径の丸孔21aに取付金具16に螺合させ たビス20のビス頭20bを挿通させた状態で、取付金具16を押し下げ、ビス 軸部20aをだるま孔21の小径孔21bに嵌合させ、この状態でビス20を締 め付けて、取付金具16の当接片部17a,17aを引戸上レール13又は引戸 戸当レール14a,14bの裏面に当接させて取付金具16を固定させる。 このように取り付け固定された状態で当接片部17a,17aより長さが短か い各弾発片部17aは弾発性がフリーの状態で固定される。
【0010】 このように取付金具16を複数取り付けた引戸上レール13を天枠材1aの下 面に当てがい、各取付金具16をガラスを嵌め込む溝6に押し付けて嵌合させ、 さらに、各引戸戸当レール14a,14bを同じ要領で左右の柱枠材3a,3b の互いに対向する側面に当てがい、各取付金具16をガラスを嵌め込む溝6に押 し付けて嵌合させる。 このようにしてそれぞれガラスを嵌め込む溝6に嵌合させた取付金具16は、 取付金具16の各弾発片部17aがそれぞれガラスを嵌め込む溝6の縁に圧接し て、板ばね状に作用し、その弾発力によって引戸上レール13及び左右の引戸戸 当レール14a,14bを固定させる。 このように取り付け固定された引戸戸当レール14a,14bの互いに対向す る面に断面ほぼコ字形状に形成した嵌挿部22に帯状に形成されたクッションゴ ム23を押し込んで保持させ、引戸ガラス8,8の当たり面としている。
【0011】 前記引戸上レール13及び左右の引戸戸当レール14a,14bは天枠材1a 及び左右の柱枠材3a,3bに着脱自在に取り付け固定させることができるから 、陳列ケースAの運搬に際してはガラス板7を天枠材1a〜1dで組み立てた天 板B、ガラス板7を柱枠材3a〜3dで組み立てた両側板C,C、底板D等すべ て分解された状態で施工現場へ運搬して、店舗などの所定位置に陳列ケースAを 位置決めした状態で、陳列ケースAを組み立て、最後に引戸上レール13及び左 右の引戸戸当レール14a,14bを各取付金具16を介してワンタッチ操作に て取り付け固定し、引戸ガラス8,8を装着して使用に供される。 また、引戸ガラス8,8を立てないで前側面を開放してオープンに使用すると きは、引戸上下レール12,13及び左右の引戸戸当てレール14a,14bを それぞれ取り外して、開口部をより広く開放できて使い勝手よく、また体裁よく 使うことができる。
【0012】
【考案の効果】
以上に述べたように本考案に係わる陳列ケースにおける引戸フレームの取付構 造は、引戸上レール及び左右の引戸戸当レールにそれぞれ複数取り付けた取付金 具を、天枠材及び左右の柱枠材に設けられたガラスを嵌め込む溝に押し付けて嵌 合させるワンタッチ操作で着脱自在に取り付け固定することができるので、陳列 ケースを店舗等の施工現場で組み立てた後、引戸フレームを作業性よく簡単に取 り付けることができる。また、引戸ガラスを装着しないでオープンで使用すると きにはワンタッチ的に取り外して広く開口した状態で使用することができ、極め て使い勝手のよいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】要部を分解して示す陳列ケースの斜視図。
【図2】取付金具の斜視図。
【図3】取付金具の側面図。
【図4】取付金具と、引戸戸当レールの一部を示す斜視
図。
【図5】取付金具を取り付けた引戸戸当レールと柱枠材
のそれぞれ一部を示す斜視図。
【図6】引戸戸当レールを柱枠材に固定した状態の一部
斜視図。
【符号の説明】
1a〜1d 天枠材 3a〜3d 柱枠材 6 ガラスを嵌め込む溝 13 引戸上レール 14a,14b 引戸戸当レール 16 取付金具 16a 基板 17,17 側板 17a,17a 弾発片部 17b,17b 当接片部 18,18 切り込み 19 ねじ孔 20 ビス 20a ビス頭 21 だるま孔 21a 小径孔 A 陳列ケース

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 陳列ケースの側面に開閉自在に引戸を装
    着する引戸フレームの取付構造において、弾発性を有す
    る板片を断面U字形状に屈曲して基板の左右両側に側板
    を立設すると共に、該各側板には長手方向で2個所に切
    り込みを設けて各側板の各切り込みより外側の部分を水
    平方向で互いに外側に円弧状に膨出させて弾発片部を形
    成すると共に、前記各切り込みの間で各側板の中央部を
    先端が各弾発片部より若干突出する長さの当接片部とな
    し、前記基板の中心部にねじ孔を穿設してビスを螺通さ
    せ、そのビス頭が前記当接片部の先端より突出するよう
    にして取付金具を形成し、該取付金具のビスのビス頭を
    引戸上レール及び左右の引戸戸当レールの適所に開設し
    ただるま孔に挿通してビス軸部をだるま孔の小径部に臨
    ませた状態でビスを締め付けることにより引戸上レール
    及び左右の引戸戸当レールにそれぞれ取付金具を複数取
    り付け、これらの取付金具を陳列ケースの天枠材の下面
    及び左右の柱枠材の対向側面に設けられたガラスを嵌め
    込む溝に押し付けて各弾発片部をガラスを嵌め込む溝に
    圧接させて着脱自在に固定させるようにしたことを特徴
    とする陳列ケースにおける引戸フレームの取付構造。
JP1995002004U 1995-02-21 1995-02-21 陳列ケースにおける引戸フレームの取付構造 Expired - Lifetime JP3014993U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014018339A (ja) * 2012-07-17 2014-02-03 Sankyotateyama Inc ショーケース
JP2014527444A (ja) * 2011-08-31 2014-10-16 ジェイティー インターナショナル エス.エイ.JT International S.A. 棚扉
JP2017029604A (ja) * 2015-08-05 2017-02-09 パナソニックIpマネジメント株式会社 低温ショーケース

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