JPH05318366A - 把持装置 - Google Patents

把持装置

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JPH05318366A
JPH05318366A JP14986992A JP14986992A JPH05318366A JP H05318366 A JPH05318366 A JP H05318366A JP 14986992 A JP14986992 A JP 14986992A JP 14986992 A JP14986992 A JP 14986992A JP H05318366 A JPH05318366 A JP H05318366A
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JP
Japan
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movable piece
cap
gripping
movable pieces
caps
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Pending
Application number
JP14986992A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Watanabe
洋之 渡辺
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】把持片の交換作業を簡略化することができる把
持装置を提供すること。 【構成】可動片12A,12Bの先端部分を覆うように
キャップ14A,14Bを形成し、キャップを弾性変形
させて可動片を差し込んだ後、その弾性変形の復元力に
より可動片を着脱自在に保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は電子機器の組立等に使用
する組立部品の把持装置に関するものである。
【0001】
【従来の技術】従来、電子機器の組立作業においては、
所定の把持装置を用いて組立部品を把持して所定の作業
を実行するようになっている。
【0002】図3に示すように、例えばチップ部品を配
線基板に搭載する把持装置1においては、エアー等で駆
動するアクチエータ2の先端に可動片4A及び4Bがね
じ留めされ、この可動片4A及び4Bの先端内側の互い
に対向する面に、ゴム製の把持片6A及び6Bが接着さ
れて保持されるようになっている。これにより把持装置
1は、アクチユータ2を駆動して、把持片6A及び6B
間でチップ部品等を把持することにより、チップ部品等
を傷めることなく確実に把持し得るようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のゴ
ム性の把持片6A及び6Bは、所定期間使用すると、磨
耗等により形状が変化する。このため従来の把持装置に
おいては、所定期間使用すると把持片6A及び6Bを交
換するようになっている。すなわちこの交換作業におい
ては、古くなつた把持片6A及び6Bを可動片4A及び
4Bから剥がした後、新しい把持片6A及び6Bを接着
剤で接着するようにされ、この交換作業が煩雑であると
いう問題があつた。
【0004】特にこの種の把持装置においては、把持片
6A及び6Bを正しい取付け位置に接着する必要があ
り、このため把持片6A及び6Bを接着する際には、可
動片4A及び4Bのねじ留め位置を基準にして接着位置
を調整する必要がある。ところがこの種の把持装置にお
いては、このように単に接着剤を使用して把持片6A及
び6Bを接着することにより、この接着位置の位置決め
作業も煩雑となるという欠点がある。また接着剤の厚さ
により、把持部分の位置も微妙に変化する。これに対し
て接着力の弱い接着剤を使用することにより、交換作業
を簡略化する方法も考えられるが、接着力の弱い接着剤
を使用した場合、周囲の温度変化、接着剤の劣化、外部
からの衝撃等により、把持片6A及び6Bが使用中に脱
落する恐れがある。
【0005】本発明は上記課題に鑑みてされたもので、
把持片の交換作業を簡略化することができる把持装置を
提案することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、第1の発明
にあつては、所定のアクチュエータで把持部を開閉して
把持部で所望の組立部品を把持する把持装置において、
把持部は、アクチュエータの駆動力で可動する可動片
と、可動片を差し込んで、可動片の先端部分を覆うよう
に、可動片に着脱自在に保持されたキャップ部とを備
え、キャップ部で組立部品を把持するることにより達成
される。
【0007】さらに第2の発明にあつては、キャップ部
は、可僥性の部材で形成され、可動片を差し込んだ際に
弾性変形した後復元し、弾性変形の復元力で可動片に着
脱自在に保持されることにより達成される。
【0008】さらに第3の発明にあつては、把持部は、
脱落防止用の保持部を有し、キャップ部は、可僥性の部
材で形成され、可動片を差し込んだ際に弾性変形した後
復元し、弾性変形の復元力で把持部に形成された保持部
にキャップ側の脱落防止用の保持部が嵌合して、着脱自
在に保持されることにより達成される。
【0009】さらになお第4の発明にあつては、把持部
の脱落防止用の保持部は、キャップ部に差し込む方向と
ほぼ直交する方向に延長する溝でなり、キャップ部の保
持部は、溝に勘合するつばでなることにより達成され
る。
【0010】さらに第5の発明においては、キャップ部
は、可動片を差し込んで復元した際、組立部品を把持す
る部分及び先端部分の内側面が可動片に密着して、可動
片の所定の基準位置に対して、組立部品を把持する部分
及び先端部分が一定位置に保持されることにより達成さ
れる。
【0011】
【作用】上述した構成によれば、キャップ部に可動片を
差し込むだけで、キャップ部を交換できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の好適な一実施例を添付図面に
基づいて詳細に説明する。尚、以下に述べる実施例は、
本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種
々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説
明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、
これらの態様の限られるものではない。
【0013】図1は、本発明に係る把持装置の一実施例
を示す正面図である。図において、把持装置10の構成
中、上記従来例と同一の符号を付した箇所はこれと同様
の構成でなることから、重複した説明は省略する。
【0014】すなわち把持装置10は、アクチュエータ
2で矢印aに示すように可動片12A及び12Bを可動
して所望のチップ部品を把持する。このため、この可動
片12A及び12Bの先端をキャップ14A及び14B
で覆うようになっている。ここで可動片12A及び12
Bは、好ましくはステンレス製で、キャップ14A及び
14Bで覆われる部分の形状がこのキャップ14A及び
14Bの分だけ小型に形成され、根本部分に溝16A及
び16Bが形成されている。
【0015】図2の断面図に示すように、キャップ14
A及び14Bは、ウレタンゴム製で、内側形状が可動片
12A及び12Bと密着するように、この可動片12A
及び12Bの外形形状に対して微小寸法だけ小さくなる
ように形成され、これにより可動片12A及び12Bを
差し込んだ際に弾性変形した後復元し、このときキャッ
プ14A及び14Bの内面が可動片12A及び12Bに
密着するようになっている。
【0016】さらにキャップ14A及び14Bは、先端
部分の肉厚A2と、チップ部品を把持する部分の肉厚A
1とが所定の肉厚になるように、高い精度で仕上げ加工
され、これにより可動片12A及び12Bを差し込んだ
だけで、把持部全体として先端部分とチップ部品を把持
する部分とが、可動片12A及び12Bのねじ留め部分
に対して、所定位置に保持されるようになっている。こ
れにより把持装置10においては、キャップ14A及び
14Bに可動片12A及び12Bを差し込むだけの簡易
な交換作業で把持部分をメンテナンスでき、その分交換
作業を簡略化することができる。
【0017】さらに差し込むだけで先端部分とチップ部
品を把持する部分とが、可動片12A及び12Bのねじ
留め部分に対して、所定位置に保持されることにより、
従来の取付け位置調整を省略し得、その分交換作業を簡
略化することができる。
【0018】さらにキャップ14A及び14Bにおいて
は、好ましくは根本部分につば18が形成され、可動片
12A及び12Bを差し込んだ際、溝16A及び16B
につば18が嵌合することにより、可動片12A及び1
2Bからの脱落を防止するようになっている。
【0019】かくして把持装置10においては、キャッ
プ14A及び14Bを弾性変形させて可動片12A及び
12Bを差し込んだ後、その弾性変形の復元力によりキ
ャップ14A及び14Bを着脱自在に保持し得るように
され、これにより交換作業時の接着作業を省略してその
分交換作業を簡略化することができる。
【0020】本実施例は以上のように構成されており、
可動片12A及び12Bの先端部分を覆うようにキャッ
プ14A及び14Bを形成し、キャップ14A及び14
Bを弾性変形させて可動片12A及び12Bを差し込ん
だ後、その弾性変形の復元力によりキャップ14A及び
14Bを着脱自在に保持することにより、把持片に代わ
るキャップ14A及び14Bの交換作業を簡略化するこ
とができる。
【0021】なお上述の実施例においては、キャップ1
4A及び14Bをウレタンゴムで形成した場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、可僥性を有する樹脂
等、種々の材料を広く適用することができる。さらに上
述の実施例においては、可動片をステンレスで形成する
場合について述べたが、本発明はこれに限らず、しんち
ゅう等の種々の金属材料で形成する場合、さらには樹脂
等で形成する場合に広く適用することができる。また、
上述の実施例では、アクチュエータにより可動せしめら
れる一対の可動片12A,12Bにて把持する構成を示
したが、これに限らず、固定片に対して可動するひとつ
の可動片で把持する構成としてもよい。あるいはまた、
可動部材に対して可動するひとつの可動片により把持す
るように構成してもよい。
【0022】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、可動片の
先端部分を覆うようにキャップを形成し、キャップを弾
性変形させて可動片を差し込んだ後、その弾性変形の復
元力によりキャップを着脱自在に保持することにより、
キャップの交換作業を簡略化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の把持装置の一実施例を示す概略正面図
である。
【図2】そのキャップを示す縦断面図である。
【図3】従来の把持装置を示す概略正面図である。
【符号の説明】
1,10 把持装置 4A,4B,12A,12B 可動片 14A,14B キャップ 16 溝 18 つば

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アクチュエータで把持部を開閉して上記把
    持部で所望の組立部品を把持する把持装置において、 上記把持部は、上記アクチュエータの駆動力で可動する
    可動片と、 上記可動片を差し込んで、上記可動片の先端部分を覆う
    ように、上記可動片に着脱自在に保持されたキャップ部
    とを備え、 上記キャップ部で上記組立部品を把持することを特徴と
    する、把持装置。
  2. 【請求項2】前記キャップ部は、可僥性の部材で形成さ
    れ、 可動片を差し込んだ際に弾性変形した後復元し、この弾
    性変形の復元力で上記可動片に着脱自在に保持されるこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の把持装置。
  3. 【請求項3】前記把持部は、脱落防止用の保持部を有
    し、 前記キャップ部は、可僥性の部材で形成され、 前記可動片を差し込んだ際に弾性変形した後復元し、こ
    の弾性変形の復元力で前記把持部の上記保持部にキャッ
    プ側に形成された脱落防止用の保持部が嵌合して、着脱
    自在に保持されることを特徴とする、請求項1に記載の
    把持装置。
  4. 【請求項4】前記把持部の脱落防止用の保持部は、キャ
    ップ部に差し込む方向とほぼ直交する方向に延長する溝
    でなり、 上記キャップ部の保持部は、上記溝に勘合するつばでな
    ることを特徴とする、請求項3に記載の把持装置。
  5. 【請求項5】前記キャップ部は、上記可動片を差し込ん
    で復元した際、上記組立部品を把持する部分及び先端部
    分の内側面が上記可動片に密着して、上記可動片の所定
    の基準位置に対して、上記組立部品を把持する部分及び
    上記先端部分が一定位置に保持されることを特徴とす
    る、請求項1乃至4のいずれかに記載の把持装置。
JP14986992A 1992-05-18 1992-05-18 把持装置 Pending JPH05318366A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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