JPH0531345Y2 - - Google Patents

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JPH0531345Y2
JPH0531345Y2 JP10303289U JP10303289U JPH0531345Y2 JP H0531345 Y2 JPH0531345 Y2 JP H0531345Y2 JP 10303289 U JP10303289 U JP 10303289U JP 10303289 U JP10303289 U JP 10303289U JP H0531345 Y2 JPH0531345 Y2 JP H0531345Y2
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JP
Japan
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hanging
nut
metal fitting
hole
washer
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JP10303289U
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JPH0343191U (ja
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  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、電気、空調、衛生、建築等の設備工
事において吊りボルトを吊り下げる際に使用され
る吊り金具の下部金具のナツト保持装置に関する
ものである。
(従来の技術) 従来の下部金具Bとしては、第4図に示すよう
に金具本体31の相対向する側板32に、吊りボ
ルトに吊りナツトを取付けた状態で挿入する十字
形状の挿入孔33を夫々穿設したものや、第5図
に示すように金具本体41の底板42に穿設され
た吊り孔43にバーリング44加工を施し、この
吊り孔43にネジ45を切つたものや、第6図に
示すように金具本体51の底板52にバカ穴状の
吊り孔53を穿設したもの等が提案されていた。
(考案が解決しようとする課題) ところが、金具本体31の各側板32に十字形
状の挿入孔33を夫々穿設したものは、材料取り
が大きくなつて材料費がかさむため、コストアツ
プの要因になつていた。また、金具本体41の底
板42の吊り孔43にバーリング44加工を施
し、この吊り孔43にネジ45を切つたものは、
ネジ切り工程時に末ネジやネジ不良等が発生した
り、或いはネジ切り工程によるコストアツプの要
因になつていた。更に、金具本体51の底板52
にバカ穴状の吊り孔53を穿設したものは、下部
金具Bの施工を高所で行う関係上、吊りナツトが
仮止めされていないため、作業性が著しく悪かつ
た。
そこで、本考案は、上述のような課題を解決す
るために案出されたもので、電気、空調、衛生、
建築等の設備工事において吊りボルトを吊り下げ
る際に、作業性が著しく良好で、しかも、コスト
ダウンを図れるような吊り金具の下部金具のナツ
ト保持装置を提供するものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は、上述のような目的を達成するため
に、金具本体の相対向する側板にナツト保持孔を
夫々設け、且つ金具本体の底板に吊り孔を穿設
し、この吊り孔上に座金付き吊りナツトを、座金
の相対向する外周縁部が前記各ナツト保持孔に保
持されるように載置したものである。
また、吊りナツトの座金底面にはローレツトを
設けることが好ましい。
(作用) そして、上述のような技術的手段により、電
気、空調、衛生、建築等の設備工事において吊り
ボルトを吊り下げる際に、座金付き吊りナツトを
金具本体の相対向する側板の各ナツト保持孔に仮
止めすると共に、金具本体の吊り孔上の吊りナツ
トに吊りボルトを、止めナツトを介して下方から
捩込む際に、吊りナツトの座金全体で受けるよう
にする。また、金具本体の底板の吊り孔上の吊り
ナツトに吊りボルトを、止めナツトを介して下方
から捩込んだ際に、底板の上面に座金底面のロー
レツトが係止されるようにする。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
本考案の下部金具Aは、第1図乃至第3図に示
すように、適宜長さの帯板の両端側を上方へ順次
折曲げて、水平状の底板1と、相対向する側板2
とからなる上向きコ字形状の金具本体3を成形
し、この金具本体3の相対向する一方の側板2の
上端部に締付ボルト4挿通用の挿通孔5を穿設
し、且つ金具本体3の相対向する他方の側板2の
上端部には締付ボルト4捩込み用のネジ孔6を穿
設する。また、金具本体3の相対向する側板2の
下端部には横方向へ長い長方形状のナツト保持孔
7を夫々穿設する。そして、金具本体3の底板1
の中心部には吊り孔8を穿設し、この吊り孔8上
に、底面にローレツト9が設けられた座金10付
き吊りナツト11を、座金10の相対向する外周
縁部が前記各ナツト保持孔7に保持されるように
載置したものである。
前記吊りナツト11は、この吊りナツト11の
底面に、底面にローレツト9が設けられた座金1
0を単なる付設するように説明されているが、吊
りナツト11の底面に座金10がかしめ加工され
ており、また、吊りナツト11と座金10との接
触面には互いにローレツト12が設けられてい
る。
尚、第1図乃至第3図において、符号13は本
考案の下部金具Aを吊下げるための吊り金具であ
つて、この吊り金具13は、アングル等の造営材
に挟持する挟持口14を有する側面コ字形状の金
具本体15の側面に締付ボルト4挿通用の挿通孔
16を適宜間隔に穿設し、且つ金具本体15の挟
持口14の下部両側縁には前記挟持口14を造営
材に挟んで金具本体15の上面のネジ孔17から
支持ボルト18にて圧止する圧止片19を両側方
へ夫々突設するように形成されている。
(考案の効果) 本考案は、上述のように、金具本体3の相対向
する側板2にナツト保持孔7を夫々設け、且つ金
具本体3の底板1に吊り孔8を穿設し、この吊り
孔8上に座金10付き吊りナツト11を、座金1
0の相対向する外周縁部が前記各ナツト保持孔7
に保持されるように載置したから、電気、空調、
衛生、建築等の設備工事において吊りボルト20
を吊り下げる際に、第1図乃至第3図に示すよう
に、座金10付き吊りナツト11が金具本体3の
相対向する側板2の各ナツト保持孔7に仮止めさ
れていることと、金具本体3の吊り孔8上の吊り
ナツト11に吊りボルト20を、止めナツト21
を介して下方から捩込む際に、吊りナツト11の
座金10全体で受けることができることとが相俟
つて、作業性が著しく良好である。
しかも、金具本体3の相対向する側板2の各ナ
ツト保持孔7に吊りナツト11の座金10の相対
向する外周縁部を保持したから、従来のように金
具本体31の各側板32に十字形状の挿入孔33
を夫々穿設したものや、金具本体41の底板42
の吊り孔43にバーリング44加工を施し、この
吊り孔43にネジ45を切つたもの等に比較し
て、材料費が少なく、且つネジ切り工程も省くこ
とができるため、コストダウンを図ることができ
る。
また、吊りナツト11の座金10底面にローレ
ツト9を設けたから、金具本体3の底板1の吊り
孔8上の吊りナツト11に吊りボルト20を、止
めナツト21を介して下方から捩込んだ際に、底
板1の上面に座金10底面のローレツト9が係止
されるため、止めナツト21がどんなナツトであ
ろうとも、緩み止め効果が大である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示すも
ので、第1図は分解斜視図、第2図は使用状態を
示す斜視図、第3図は要部横断平面図、第4図乃
至第6図は従来のナツト保持孔を示す斜視図で、
第4図は下部金具の相対向する側板に、吊りボル
トに吊りナツトを取付けた状態で挿入する十字形
状の挿入孔を穿設したもの、第5図は下部金具の
底板に穿設された吊り孔にバーリング加工を施
し、この吊り孔にネジを切つたもの、第6図は下
部金具の底板にバカ穴状の吊り孔を穿設したもの
である。 A……下部金具、1……底板、2……側板、3
……金具本体、4……締付ボルト、5……挿通
孔、6……ネジ孔、7……ナツト保持孔、8……
吊り孔、9……ローレツト、10……座金、11
……吊りナツト、12……ローレツト、13……
吊り金具、14……挟持口、15……金具本体、
16……挿通孔、17……ネジ孔、18……支持
ボルト、19……圧止片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 金具本体の相対向する側板にナツト保持孔を
    夫々設け、且つ金具本体の底板に吊り孔を穿設
    し、この吊り孔上に座金付き吊りナツトを、座
    金の相対向する外周縁部が前記各ナツト保持孔
    に保持されるように載置したことを特徴とする
    吊り金具の下部金具のナツト保持装置。 2 吊りナツトの座金底面にローレツトを設けた
    請求項1記載の吊り金具の下部金具のナツト保
    持装置。
JP10303289U 1989-09-01 1989-09-01 Expired - Lifetime JPH0531345Y2 (ja)

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JP10303289U JPH0531345Y2 (ja) 1989-09-01 1989-09-01

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JPH0343191U JPH0343191U (ja) 1991-04-23
JPH0531345Y2 true JPH0531345Y2 (ja) 1993-08-11

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JP10303289U Expired - Lifetime JPH0531345Y2 (ja) 1989-09-01 1989-09-01

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2961365B1 (ja) * 1998-06-16 1999-10-12 株式会社ブレスト工業研究所 吊り下げ支持装置及びその上部取付具、外れ防止具並びに斜め支持具

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Publication number Publication date
JPH0343191U (ja) 1991-04-23

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